日記
2004. 3/25




040116(金)
 昨日、安売りで買ったかばんをぶら下げていく。
なんつーか、これがまた、かわいいかばんでお気に入り。
なんて、女の子みたいなことも書いてみる。
いやでもだけど、実際にかわいいから買ったわけだし。
そんなことだけで、ちょっと浮かれてみもする。
 職場近くのコンビニで、久しぶりにサラダを買う。
去年末あたりから、なかなか手に入りにくくなっている。
サラダが入手困難なのは、かなり嫌だけど仕方がない。
ちなみにだいこんサラダ。ドレッシングは職場駐在中。
 夕方上がりだったので、宿題だった展示会を見に行く。
写真美術館でやっていたファミコン展で、正式な題名は、レベルX。
製造中止になったファミコンの歴史を、ソフト側から眺めていくといった内容。
1200本のソフトが、年代順に並べられている姿は壮観で、おまけに、すごく懐かしい。
箱を眺めているだけで、いくらでもにやにやできちゃうし、いくらでも突っ込めてしまう。
同年代のファミコン野郎やファミコン娘と行ったら、かなり盛り上がれてしまいそう。
当然ながら、実際に遊ぶこともできて、グラディウスとかマリオブラザースとかがあった。
高速かめをブルーハワイとか、高速かにをピンクパンサーとか、そんなあだ名を思い出した。
PCエンジンやメガドライブ、3DOの本体なども展示されていて、これまた!!
 自分の中のゲーム黄金期を懐かしめることが、すごく幸せだった。
似たような感じで、PC98x1展をやってくれたら、ますます幸せになれそうだけど。
こちらは18禁にして、そういうゲームも展示されたら、マジ泣きしそう。嬉しくて。
 明日の予定が立つと同時に、天気が雪だと聞かされる。
寒いのは嫌だけど、雪が降ったらロマンティックでよいんじゃない、とも思った。
革靴だから、つるつると滑って弱りそうだけれども。


040117(土)
 わけありなので、背広で出勤。
ぎりぎりまで防寒対策をしたけれど、足が冷える。
 夕方、新宿のスタバで待ち合わせ。
驚いたような、嬉しそうな顔をしてくれた。よかった。
空腹を、大久保寄りの讃岐うどん屋でごまかして、御茶ノ水へと移動。
自分にとっては懐かしい、湯島経由で上野まで出る。
正直、こういうのはどうかと心配だったけれど、楽しんでくれているみたい。
 豆腐屋で食事をして、外に出てみれば、雪が降っていた。
積もりそうもないけれど、こういう状況も、いいと思う。
吹き荒ぶ雪の中を、一駅分、とことこと歩いてみた。
散歩には、ちょうどいい距離だった。寒くなければ最高だったのに。


040118(日)
 昨日の雪が、なかったかのような暖かさ。
上野公園、不忍池、アメ横と、さくさくと案内する。
ここをこういう形で歩くことになるなんて、想像もできなかった。
ていうか、ねぇ。世の中、ホント、わけわからん。
 末広町のファミレスで、朝兼昼食。
少しだれてから、純然たる我が故郷を披露した。
いつもどおりの秋葉原だけど、いつもとは、少し違う秋葉原。
いつものパソコン屋にあいさつに行くのも、やっぱり違う。
だけど、メイド喫茶には寄らず、山手線で有楽町まで移動。
 銀座の歩行者天国のど真ん中で、赤面するような対談。
日比谷公園では、噴水と鳩と、のどかで切ないおやつを過ごした。
ひたすらに眠たいこともあったけれど、失言の連発に、重度の後悔。
それを流してくれたことには、ひたすらに感謝。
 頬に赤みを取り戻したのは、丸ビル観光。
こうしてみると、はとバスみたいな経路だね。笑ってしまう。
お別れは、神田駅にて。新聞の影で、泣いてみたり、すねてみたり。
 浜松町からモノレールで、流通センターのなんたらホール。
年に数回となった女子プロレス観戦。前回のお台場に引き続いてのBPM。
 レフリーとしての広田と、レスラーとしての広田。
1興行で2回も観られたのは最高だった。今日も十分に面白かった。
セミファイナルなのに、三本締めを強制させちゃうあたりもさすが。
GAEA主催だからか、進行もさくさくと進んで、観ていてとても楽しかった。
にしても、里村と元気のシングルは気になる。4月の大きな大会でやらんかね。
 遅くなった夜ご飯は、新宿の麺通団。
酒も飲まないのに、それなりに深いことを語った気がする。
ていうか、こういうことに付き合ってくれることに、本当に感謝感激。
いい友達を持ったなぁ、と実感した。


040119(月)
 昼過ぎに家を出て、他の現場の応援。
1時間ちょっと働いて、新宿まで出る。
髪切るつもりが、髪切り屋さんの位置が不明。
思い付きで来ただけだから、こんなもんかもしれん。
 仕方なく、下北沢へ早めの移動。
だらだらだらだら時間をつぶして、駅前劇場へ。
ラブリーヨーヨーのMOTHER2を観劇。すっげー面白かった。
となるはずが、開始時間を間違えていて、とっくに始まっていた。
最終日の最終公演は、時間が早いものなのですね。ちょーがっかり。
 昨日、今日と、鳥のふん攻撃を喰らうし、時間を間違えるし。
その他、細々と運がないところを見せつけられている感じ。というか。
典型的な、つきが落ち始めている状況のような気がする。やべ。


040120(火)
 すんごく眠たいので、なにもやる気がない。
仕事も適当にまとめて、今日はとにかくお休みなさい。


040121(水)
 髪を切ってみた。
地元の髪切り屋さん。初体験。
かなりがっかりした。すべてが適当。
明らかに、左右の均衡がおかしいし、その他もろもろも。
いつもの所と、これで500円差なら、いつもの所に行きますわ。
移動をめんどくさがってはダメだということらしい。学習。
 夜、チケットぴあに連続で電話しまくる。
PHSと自宅の電話と弟のケータイ。総勢3台で攻めまくる。
狙うは、RIP SLIMEのお台場ライブ。今日は先行発売の日。
かけてかけてかけまくって、10分後にようやくつながる。
そして、とっくに売り切れました、とのお返事。
こいつは厳しい戦いだ。盗れんのかな。心配だ。


040122(木)
 岩原スキー場に連れていってもらった。
広々とした緩い斜面も、平日とあって、がらがらな感じ。
スキー教室らしい、中学生ばかりが目立っていた。
ていうか、ボード教室の方がいいのに、と思う。理由は。
 ボードのくせに、こぶコースばかり突っ込んで、半日で上がり。
なんつーか、単調なスキー場だなぁ、と、今ごろになって気がついた。
ハイクしないで済むパークというか、飛び台があるゲレンデに行きたい。
次に行けるのは、いつだかわからないけれども。
 お早い帰宅後、謝罪の電話。
気がついたら2時間ほどの長電話。明日、大丈夫かよ。


040123(金)
 ダメでした。体調、悪いね。
職場は職場で、無断欠勤するバカまでいて、頭が痛い。
それでも首にしない本社連中を皆殺しにしたいところであります。
なんつって、中学生のネット日記みたいだな。俺、若すぎ。
 仕事を終えてから、おみやげを渡しに行く。
越後湯沢駅前より、笹団子を一箱ほど。うちでは評判の一品。
待ち合わせ駅の、変な所で待たれてしまって、驚かされてしまった。
なんつーか、悔しい。今度、きっちりと反撃してやる。


040124(土)
 川越のはなまるうどんで朝食を、と思ったら。
10時からだったので、ロッテリアで寂しく食べた。9時からやれや。
どうせなら、24時間営業せいや。お客さん、いないだろうけれども。
 はなまるうどんが開店した10時から、電話電話電話。ひたすら電話。
3/16のRIP SLIMEのライブのチケット争奪戦。3戦目ともなると必死よ。
PHSではつながらない回線だったので、今回は、一般回線のみでの戦い。
2時間ほどねばって、当然のように負けた。痛い。痛いけど、相手が強かった。
 昼を過ぎた頃に家を出る。
池袋から、山手線経由で御徒町。川越で食べられなかったうどんを喰らう。
そこから徒歩で、湯島天神へ。学業系のお守りを頼まれていたので、それを購入。
接客していた巫女さんたちは、なんつーか、違う。俺の巫女さんじゃない。
本当の巫女さんってのは、もっとかわいいもんだと思う。こう、こんな感じで。
 自分の足で飯田橋も考えたが、待ち合わせに遅れそうなので、御茶ノ水からJR。
御徒町じゃなくて、御茶ノ水ってのがミソ。元、地元の人間のなせる技。ってほどでもない。
 飯田橋での麻雀は、中途半端な取り決めが幸いして、勝つことができた。
なしなしだったら、絶対に負けていたと思う。インフレ麻雀、ばんざい。
 6時間ほど打ち込んだ後は、渋谷で小さな同窓会。
下ネタばかり振っていたのは、考えるのがめんどっちいからです。
精神が高揚していたのは、ろくに眠っていないからです。マジ眠い。
そのおかげで、帰りの電車で一駅ほど寝過ごして、歩いて帰ることになりました。
二駅よりは近かったけれど、今日の体調だと厳しかったです。ふらふらさ。

+146、-2。


040125(日)
 昼過ぎに起きて、とりあえずは新宿へ。
東京麺通団で昼ご飯の予定が、大行列で素直にあきらめる。
歌舞伎町にできたらしい、大阪のラーメン屋さんも大行列。
仕方なく、博多ラーメン。替え玉が無料だったから、よしとしますか。
 おみやを地下で買い、初経路で遊びに行く。
ずいぶんと、通い慣れた道になった気がする。気のせいかな。
なんだかんだと終電まで遊んで、とても充実しつつ、とても疲れた。
あれに付き合っていくのは、この俺でも厳しいと思った。すごすぎだわ。


040126(月)
 全休日。とにかくだらだらとしていた。
ら、職場から電話がかかってきた。お世話になりました電話。
やっと辞めてくれるのかと、内心、うきうきしながら、今後のことを指示。
人の手配やらなにやらで、実際には2週間はかかるだろう。
それでも、いなくなってくれるのかと思うと、すっごく嬉しい。
なんつーか、この人が来てからというもの、運にすっかり見放されていたし。
辞めてくれれば、流れがまた、もどってくるかもしれないし。
実にいい日だ。赤飯だ。


040127(火)
 職場に、本社の偉い人がやってきた。
入札が近いので、そこら辺の情報収集が目的らしい。
当然ながら、辞める人についても話があった。
 3月末までは現行のままでいく、とのこと。
はぁ? と心の中で、すごい顔をしてしまった。
昨日、辞める人との話し合いで、そうなったそうな。
ていうか、明らかに本社の都合だけじゃないか。
なんつーか、死ねって感じですわ。やっと、なのに。
がっかりもいいところ。一日中、脱力してましたわ。


040128(水)
 あんたはうそつきだ、と言われた。
職場で。朝一番に。辞める人に。ものすごい醜い顔で。
なにがうそなのか説明してよ、と尋ねると、意味不明な事を言われた。
無断欠勤した日に、俺は本社に行こうと思ったんだ、って。
それと、俺がうそつきなのと、どう関連があるの?
その答えは、当然なかった。わからければいいよ、との捨て台詞で終了。
だから、バカだって、いつもいつでも言っていたのよ、55才。
 本当に本気で辞めたかったら、説得なんてされるなよ。
辞表を叩きつけて、2週間後に辞めますって言えば、それで済むことだろうに。
精神的に厳しい状況だから、これ以上、続けたら死にます、ぐらい言ってさ。
それができなかったからって、そんな顔して逆切れされても、って感じ。
辞めてくれなくて悲しくて切なくて痛いのは、俺もいっしょなんだからさ。
今夜はやけ酒だ。


040129(木)
 やられましたよ、あんたのうそに。
って、今日も言われた。なのに、説明はなし。
それでいて、わかりました? なんて聞いてくる。
わかるわけないっての。だから聞いてるわけでしょ。
仕方ないので、ひとつづつひとつづつ、掘っていこうとするわけだ。
なにをどうして、うそだと思ったのか。たったそれだけのこと。
すると、表層の部分で、もういいよ、みたいなことを言ってくる。
対人能力が、ここまで不足している人間は、初めて見た。なにが言いたいんだろう。
不気味で不気味で、すごく怖い。気持ち悪いし、なにしでかすかわからない。
うそ、という単語を口にする時の、歪みすぎた顔を見ていると、ホント、嫌な気分になれる。
こういう55才には、絶対になりたくない。つか、なれない。ある種の才能だね。


040130(金)
 映画を見ることにした。
でも、なにも見るかは決めずにいた。
現地に着いて、選択肢が、それほどないことに気がついた。
競馬映画のシービスケットが、色物濃厚なラストサムライか。
結局、ラストサムライを見ることにした。決定打は、真田弘之。
 まったく期待していなかったが、だからかもしれないけれど、面白かった。
判官贔屓に葉隠魂、義理人情と最後のxxx系。わかりやすいオチ。難しいことも一切なし。
めちゃくちゃ日本人向けの邦画、だと思った。外国人にはわかるのかしらん。
ケチをつけるなら、小雪は乳ぐらい見せとけってことと、接吻なぞするな、ってこと。


040131(土)
 服を見てうろうろしたり、ファミレスで時間をつぶしたり。
そんな、大学生みたいな休日の過ごし方をしてみた。大台近いのに。
ていうか、ファミレスに行ったら、高校生だらけでびびったヨ。
 まるまる1日を消費してみると、やっぱりなぁ、と納得させられた。
すべてにおいて、今までとは違う。なんというか、これだ!! という感じ。
長く長く続くように、ものすごく努力しよう。
具体的には、磨く、ってことですか。
自分のためにも。



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