日記
2008.10/ 7




200701(火)
 100円のカレーに文句は言えないけれど。
いかにも減量してます、という見た目はどうかしら。
文句のある奴は、2皿、注文しろってことだろうけれど。
できれば。できれば、もうちょっとだけ、多いと嬉しいのに。
というか、定期メニューにしてくれると、もっと嬉しいかも。


200702(水)
 所沢での人身事故で、有楽町線も副都心線も大混乱。
帰り道だったので、もろに影響を受けて、帰宅が遅れてしまった。
いやまぁ、それはよくないけれど、仕方のないことだとして、だ。
振り替えをしているのならば、もっとはっきり言ってくれないと。
それならそれで、動くかどうかわからないモノには乗らないのに。
みんながみんな、混乱しているのはわかるけども。


200703(木)
 お手紙が届いた。
まさか、届くとは思っていなかったので、驚いた。
届かないと届かないで、普通にへっこむんだけれども。
なんとかして、路線変更したいところ。
人間に戻りたい。


200704(金)
 届いたお手紙は、間違えだったそうで。むぅ。


200705(土)
 池袋に行ってみたら、安売り祭だった。
若い子たちに紛れて、ちょこまかうろうろしてみた。
Tシャツを買ったのはいいけれど、結局、ユニクロって。
でも、メタルギアTシャツだったからなぁ。仕方ない。
それにしても暑かった。もう夏なのね。


080706(日)
 多摩境にある、コストコへ連れて行ってもらった。
ここの売りは、年会費を払わないと入店できない、という点。
それだけに安いのかと思いきや、案外と安くないのに驚く。
せっかくだからおみやげでも、と考えていたけれど。残念。
 店内の作りとしては、イケアの物販区画風味。
大きな棚を、商品棚と倉庫で兼用していたり、軽食が安かったり。
あの系統が好きな人には、けっこう、たまらないと思った。
 残念だったのが、駐車場を出るのに1時間ぐらいかかったこと。
導線の作り方が下手だし、右折を認めちゃっているし。
もうちょっと、なんとかならんのかと思った。

福島11R。単11\1000。枠複01-06\500。


080707(月)
 ウメミンツがうめーんだよ、ウメミンツが。
大人買いしてくりゃよかったと思ったね。
でも、そんなに食べたら、絶対に飽きるけどね。
足りない程度でちょうどいいんだけどもさ。
ウメミンツはうめーんだよなぁ。


080708(火)
 おしりというか、太ももというか。
その辺にできたデキモノがイタイイタイ。
恐ろしい大きさになっているので心配。
はしてないけれども。旅行の時にもできてたし。
疲労と寝不足が重なると、こおゆうものが作られるらしい。
つか、無駄遣いできるような、栄養状況でもなかろうに。
まったく、ボクの体は無駄ばかり。


080709(水)
 久しぶりに大井に行こうかなぁ、と思っていたけど。
ユキちゃんが止めたので、ボクもやめておくことにした。
というか、帰りに、人の新聞を盗み見て知ったんだけど。
それで、ネット中継で代用してみたら、案外と見られた。
もうちょっと、画面が大きいといいのだけれども。
中央競馬も、無料のネット中継をしていただきたい。


080710(木)
 ふと確認したら、きちんと入金されていた。
払いすぎていた年金が、ボクの口座に戻っていた。
なんだよ、やればできるじゃん。最初からやれよ。


080711(金)
 楽しんで仕事している人たちと、今日でお別れ。
あーゆー風になれれば、人生も楽しくなりそうだなぁ、と。
来年、1月に点検はあるけれど、どうなりますか。
 それにしても、9800円でモナは安いなぁ。
それでよければ、ボクだって。がんばっちゃうのに。


080712(土)
 昼休みに馬券を買いに行くのが、習性になりそうな予感が。
意外なことに、100円単位で買えてしまうので、ついついやらかしそうな。
にしても、土曜日の新橋場外は、作業服の人ばかり。
土日の、人が少ない時に作業している業者さんが多いんだろうなぁ。

阪神10R。馬複01-04\100、01-12\100、04-12\100。


080713(日)
 買い物に出かけてみた。
気がついたら、R122を北上していた。
途中、新規バイパスが開通していて、ちと驚く。
もうちょっとかかるかと思っていたのに。
なんにしても、これで使える道に近づいた。
あとは、岩槻R16の北側。ここが2車線になれば。
 むさしのむらを横切って、R17へ、上武国道へ。
途中のスーパーで買い物を済ませ、ここからはドライブを。
上武国道の終点付近まで走ったあとは、県道、R353でR17へ復帰。
ようやくと完成した鯉沢バイパスを、思う存分に走っておく。
十分に走りやすいけど、無印R17の方が楽しい気がするのはなぜかしら。
 このまま帰るのももったいないので、R353をそのまま行く。
道の駅おのこでの昼食は、そばセット。ざるそばに、小ライスに漬物。
なかなかに満足できる量で700円は安いかな。味は普通だと思うけど。
 長野原からはR292。とりあえず、渋峠まで走っておく。
天気が悪いというか、霧で見晴らしは悪いけれど、絶景っぷりは相変わらず。
国道最高標高地点で折り返そうとすると、エンジンのかかりが悪い。
もう12年128000km選手。オルタネータも危なっかしかろううて。
 冷や冷やしながら草津に戻り、もちろん、立ち寄っておく。
西の河原露天風呂は、前にもつかったので、新鮮味はなし。
けれども、すっぱいくて、ちくちくするお湯に、懐かしさを感じた。
 新規開拓は、湯畑の近くにある白旗の湯。なかなかに立派な共同浴場。
当然のように無料で、観光客向けな雰囲気だけれども、地元の人もいたらしい。
狭くも広くもない脱衣所と、大小ふたつの湯船があるのは、共同浴場っぽくない感じ。
大きい湯船は、白いお湯が。小さい湯船は透明なお湯。鮮度の関係なのかしらん。
どちらも、酸っぱくて鉄のような味がしたので、たぶん、同じお湯だとは思う。
そこまではよいとして、どちらの湯船も、半端なく熱くて、入るのは断念。
このお湯と戦ってしまったら、帰りの運転ができなくなること必至だったので。
 駐車場に戻り、祈るような気持ちでエンジンをかけると、普通にぶるぶる。
これ以降も、特に異常なし。なんだろ。渋峠は、どうも、なにかあるのね。
 いつもどおり、六合側R292で長野原に戻り、今日はR406に挑戦してみた。
入口に、薬師温泉の旗があり、導入部分で迷わなくて済むのには助かったけれど。
いきなりの急坂。しかも集落内。知らないで入り込んだ人がかわいそう。
でも、記憶していたほどに狭くなく、離合も特に問題なさそうに思えた。
自分の覚えていることなんて、それほどまでに適当だってことだわ。
 導入部分さえ抜けてしまえば、あとは、それほど狭い区間もなく、むしろ快適。
交通量の多いR145に比べれば、いくらでも走りやすい道っぽく感じられた。
高崎からはR17。バイパスを走ることなく、淡々と東京に戻り、ドライブ終了。
たいしたことないはずなのに、ずいぶんと疲れている自分に驚く。
歳かしら。


080714(月)
 あまりの暑さに昼寝もできない日。
定期券があるので、雑司が谷、鬼子母神の梅もとへと行ってみた。
相変わらずの癒され空間っぷり。この居心地のよさはなんだろう。
ただ、味が薄くなっているような。量も、450gが厳しくなっていたし。
営業時間が21時までになっていたので、また、確認しに行かなくては。
 夜、久しぶりにネットオークションのサイトをのぞく。
せっかくの連休なので、悪巧みをしようかなぁ、と。うろうろ。
それほど高値にはなっていないけれど、そこまでするほどかなぁ、とは思う。
様子を見て、どうしようか考えることにしよう。
というか、悪巧みの前提条件を超えられるのかしらん。


080715(火)
 前提条件を超えるのが、ちょっと厳しくなったような。
つか、そんなに急ぐことではないのだから、土曜日にしなくなって。
それでも、無理やりはできるんだけれども、それはそれでしたくないし。
最悪、R1もあるけれど、ひとりで動くには、あまりにも高値になりすぎるし。
どうするか、よく考えないと。


080716(水)
 夜の暑さがたまらない。眠れない。
活力先生もどこかに消えて、普通に死にたくなる。
というか、あまりに普通に考えすぎていて楽しい。
でも、楽なのがいいなぁ。痛いのは嫌だなぁ。


080717(木)
 駅に着いてみると、電車がいない。
発車時刻なので、出発したかと思いきや。
放送を聞くと、人身事故の影響で運休になったらしい。
それはいいとして、副都心線は、すべて取りやめって。
 仕方がないので、池袋まで有楽町線。
小竹向原で接続があるのかどうか、車内放送もない状態。
池袋に到着して、ようやく、池袋渋谷折り返しとの情報を得られた。
それで、副都心線のホームに行ってみると、運転しているのかどうかわからない。
直後、振り替えの放送があり、いらいらしながら切符を貰って埼京線へと流れた。
 どうしてメトロは、まともな案内ができないのだろう。
しかも朝の混雑時間帯。西武の事故を副都心線で調整するのは、いいとして。
その利用者にきちんとした情報を与えるのは、かなり重要だと思うのだけれども。
渋谷方面へ流れる人間が少数だから適当なのかしらん。


080718(金)
 LBP320とゆうレーザプリンタを使いつづけて10年くらい。
ちょっと打ち出そうとしたら、いよいよをもって、仕事放棄。
だんだんと、ぐずっ子になってはきていたけれども、だ。
完全に仕事をしなくなったのは、これが初めて。そして最後。
インクジェットで打ち出したけれど、水や汗で滲むのが嫌なのよね。
新しいのも15000円ぐらいで買えるみたいだし、お給金が入ったら。
買うのかしらん。


080719(土)
2230、出発。
 家を出発。今回は都内に立ち寄る必要がないので、環八で一気に南下。
R246に右折してからは、ただひたすらに、ひたすらに、沼津を目指して走る。
 山岳1車線区間を終えて、2車線区間になって時点で、前回と同じ不安を抱く。
こんなペースで、明け方に名古屋に着くのかしらん、と。

0200、沼津着。
 走っても走っても終わらないR246も、どうにかこうにか終点に到着。
ここからはR1。トラック達に紛れて、西へ西へと登っていく。
1車線バイパスは、やっぱりあまり楽しくない。速いペースが辛い。
特に、磐田バイパスは、完全に苦手な道として認識するようになった。
なんだろうね。それほど距離はないけれど、どうにもこうにも、走りにくい。
 浜松まで出てしまえば、1車線区間はほとんどないも同じ。
しかも、時間的に交通量が少ないので、自分のペースでだらだらできる。
R1静岡だと、この浜松区間が一番、好きかもしれない。

0440、豊橋着。
 前回よりも40分ほど遅れて、豊橋に到着。
休憩する時間もないまま、今回は、R23で北上していく。
R1の場合、ここからが信号地獄な印象。ならば、R23の方が速そう。
今、製作中のバイパスが全通したら、もっともっと楽になるのだろうけれど。
 豊橋市街地区間は初体験だったけれども、あとは、多少は知っている道。
幸田からのバイパスが、ちょいとびびっていたけれども、前にも後にも、車はなし。
安城の宇佐美にて給油を済ませて、名古屋までの快適な道を、淡々だらだらと走った。

0630、名古屋着。
 渋滞することもなく、気がつけば、無事に名古屋に到着。
なんだかんだと、8時前に着けたのはよいとして、無休憩だったのは辛かった。
結局、トイレ休憩は、御殿場のコンビニと安城の宇佐美だけ。あとは走りっぱなし。
待ち合わせまで、市街地にあるコンビニの駐車場で一休み。
はいいけれど、朝っぱらから暑い。せこさからくるエアコンオフが、身体に辛い。
 8時に名古屋駅で待ち合わせなので、駅前へと車を進める。
ターミナルに入れることを知らず、さらに接触の機会を逃し、駅前をぐるぐる。
Uターンは禁止だし、一通ばかりだしで、20分ほど遅刻してしまった。
 人を乗せて向かう先は、喫茶店。ラディッシュ。
朝っぱらから、普通に、どうでしょう野郎どもが来ていた。
にしても、みんな、静かなんだよね。ミーハー的にはしゃがない、というか。
高校生ぐらいの女子が、家族連れで来ていて、えらく楽しそうだったのが印象的だった。
ちなみに、今日のモーニングはサンドウィッチ。飲み物付で360円なら安い。
ミックスジュースだと、+100円。当然のように頼んだ小倉トーストは350円なり。

1000、名古屋発。
 名駅で人を降ろした途端に、空調を切り、窓は全開。苦行すぎる。
四日市方面へと南下するのに、前回はR23だったので、今回はR1を選択。
わかっていはいたけれど、覚悟はしていたけれども、普通に渋滞中。
さりとて、R23を選んだところで変化はなかっただろうと思う。

1200、四日市着。
 まさかの、所要時間2時間。げんなりしつつ、サイドチェンジ。
鈴鹿峠を越えるつもりはなく、松阪まではR23。その後は、R42に乗る。
浜松から海を越えてやってきたR42こそが、今回の旅で、一番、お世話になる道。
仲良くしたいところだけれど、どうにもこうにも、走りにくい。
多気あたりから交通量も減り、自分のペースになってはいるんだけれども。
というか、単純に、走りっぱなしで面倒くさくなっているだけのような。
 海とお会いするのは、紀伊長島あたりから。
それに感動することもなく、走っても走っても、目的地につかない感にだれる。
去年の夏、電車で紀伊半島をぐるりとした時にも、この区間の長さにやられていた気がする。
何のために走っているのか、どうしたいのか。自問自答しながらのドライブだった。

1700、新宮着。
 こんなに遠かったっけ、と、呆けてしまうような感じで新宮着。
中華公園に立ち寄る気もせず、交通量の増えた新宮市外を抜けていく。
しばらく走るとバイパスができているけれど、緑看板。有料なのかしらん。
それが怖くて、無印へ。あとで地図を見た限りでは、無料っぽかったけれども。
 那智駅前からは、R42をいったん外れて、県道を走っていく。
片側1車線だけれども、案外と狭くて、ちょっといやらしい道だった。
カーブの手前で、目的地の看板を発見。ようやくと、ようやくとたどり着けた。

1720、那智天然温泉着。
 狭めの橋を渡ると、駐車場というよりは、草の刈られた原っぱが登場。
そこに車を止める。先客は、地元ナンバーばかり、5、6台。よそ者はボクだけか。
公衆便所の横というか、裏の道を入ってすぐの場所に、なんともいえない建物があった。
 開放的な休憩所で、じいちゃんふたりが将棋中。普通にお客さんらしい。
受付のような場所にいるじいちゃんは、睡眠中。お金は、手前の料金筒に入れる模様。
休憩所の真横に扉があって、そこが脱衣所の入口。ごくごく普通の脱衣所だった。
 お風呂の方は、内湯がひとつに露天がひとつ。あと、露天プールがひとつ。
別料金のプールに誰が入るのかと思っていたら、おじいちゃんが歩いていた。
露天からの景色は、そのプールと、やしの木。プールを見ながらというのは不思議な体験だった。
 肝心のお湯は、硫黄の匂いのする、ぬるめのお湯。疲れた身体に心地よいお湯。
こんな季節だというのに、出ると寒いので、どうにもこうにも長湯になってしまう。
地元のじいさまたちが、永田んとこの息子がとか、松田んとこの娘がとか、そんな話をしていた。
それをぼんやりと聞きながら浸かる温泉。見えるのは、やしの木。変なの。
けれども、居心地はよく、アウェー感もなく、お湯も気持ちよくて、素敵な温泉だと思った。
さすがに冬場は厳しそうだけれども、多少は加温するのかしらん。
出てしばらくしたら、けっこう、ぽかぽかしちゃっていたけれども。
ちなみに、内湯は、肌につかない泡があり、露天は、白い湯の華が浮いていた。

1800、那智天然温泉発。
 夏場とはいえ、そろそろ外は暗くなってくる頃。
次の温泉は、明るいうちでないと発見が厳しそうなので、微妙に心が急く。
R42を南下して、紀伊勝浦、湯川と通過。まさか車できよもん湯を通るとは。
 古座の交差点らしくない交差点から狭い県道に入り、今度は北上。
町中を通る道は、狭いなりに交通量があり、それなりに離合で忙しい。
譲ったり、譲ってもらったりしながら、とにもかくにも、急ぐ急ぐ急ぐ。
 センターラインが出てきた辺りから、探索を開始。
左側が川なので、探すのは右側。それっぽい民家ばかりで、不安になる。
川沿いにある、キャンプ場の駐車場の先。小さいながらも、温泉の看板を発見。
ちょっとも走らないうちに、湯治場ゆうやを、無事に発見することができた。

1840、湯治場ゆうや着。
 ここは、民家の庭に湧き出たものを、一般に無料開放して下さっている温泉。
ただ、駐車場がなく、路駐できる空間には、先客らしい車が2台、停まっていた。
なので、迷うことなく、先ほどのキャンプ場の駐車場まで戻り、そこからは徒歩。
 コンクリートブロックで作られた浴室は2つ。
男女での区分ではなく、家族風呂のような状態で使用しているらしい。
川遊びを終えた家族と、ばあちゃん組とで埋まっていたので、しばらく、外で待つ。
それにしても、なんとか明るいうちにたどり着けてよかった。
場所がわかっている人ならともかく、そうでないと、暗いとかなり厳しそう。
 先に入浴が終わったのは、家族連れ。
半分開放の扉の中にはすだれが下がっていて、一応、中は見られないようになっていた。
脱衣所と浴室がまとまっている、共同浴場のような作りで、岩風呂は端っこにあった。
 那智天然温泉に続いて、こちらもぬるめのお湯。これはまた、当たりだわ。
照明がないのではっきりはしないけれども、たぶん透明で、泡が多少はあったような。
特徴的だったのは、その匂い。食べるのりの匂い。少なくとも、ボクはそう感じた。
 薄暗い浴室で味わう、ぬるめのお湯はとっても気持ちがよかった。
そして、那智と同じように、やっぱりぽかぽかしてくる。温泉って不思議だわ。
 駐車場に戻ると、キャンプ野郎共は、楽しそうに肉や魚を焼いている。
なんたる優雅さなんだろう。憧れはしないけれど、美味しそうなのは悔しかった。

1920、湯治場ゆうや発。
 ひとりで車旅をする時は、あまり、厳密な計画は立てないけれども。
一応、今日は3つの温泉を巡る、ぐらいのことは考えて行動している。
が、しかし。いよいよこの時間ともなると、3つ目は無理だと判断。
それこそ、ここをキャンプ地としてもよいけれども、だ。
まともに食料も調達できなさそうな雰囲気なので、移動することにした。
 狭い県道を避けるように橋を渡ると、立派な中央線付の県道が続いていた。
が、それも線路の手前までで、民家が出てくると、急に狭くなるのがおかしい。
 R42の南下も、古座の少し下、串本で終わり。ここからは、北上していく。
さすがに外は暗く、もともと、人口の多くない地域なので、車も少なめ。
時々、後ろからやってくる車は先に行かせつつ、暗い海岸線を走る。
 今日、最後の温泉の予定だったリヴァージュスパひきがわを通過。
四日市の渋滞がなければ、なんの問題もなく入浴できたのだけれども。
ぐだぐだ言っても仕方なく、白浜の東側を通り抜け、紀伊田辺にたどり着いた。

2120、紀伊田辺着。
 今夜の寝床を考えた時、真っ先に浮かんだのが、ここのネットカフェ。
車中泊もよいけれど、気温を考えると、涼しい場所がよいかなぁ、と。
けれども、いざ行ってみたら、駐車場は満杯。ちょっとの隙間もなかった。
さりとて、普通の町である田辺で車中泊をする気になれず、引き返すことにした。
 その前に食事をと、うろうろしていると、セルフの給油所を発見。
R166円の看板に、目を疑う。安城だってR171円だったのに。和歌山県でR166円。
正直、R180円ぐらいを覚悟していたので、この安さには、かなり驚かされた。
ちょっと田辺を走ってみたら、同じ値段設定のお店がけっこうあって、それもびっくり。
なにがあったんだろ。ちょっとどきどきしながら、R166円でお腹を満たしておいた。
 自分の食事は、めぼしいものがなかったので、コンビニでパンを買って食べた。
こういう時に、食事にこだわりのない自分がよいと思える。ひもじいけれどもね。

2300、日置川着。
 寝床をどこにするかで悩み、無難に道の駅だろう、と日置川まで引き返した。
志原海岸なる道の駅を選択したけれども、どうにもこうにも、車が多い。
お仲間もいるようだけれども、どうにもこうにも、危険な香りが漂っている。
静かな環境で眠れなさそうだったので、立ち寄るつもりの、リヴァージュスパひきがわの駐車場へ。
あまり褒められたものではないけれども、危険が危ないと判断しては、仕方がない。
少し窓を開けてみると、案外と涼しい。疲労もあるし、これならば眠れそう。
と、身体を無理やりに寝かせた途端に、気を失っていた。


080720(日)
0500、起床。
 目が覚めた。外はもう明るい。今日も晴れ、らしい。
このままここに居座って、日帰り開始と同時に入浴、と考えていたけれど。
せっかくの早起きを生かさないのはもったいない、ということで。
 車を出して、田辺まで戻り、看板の指示どおりに県道に入る。
これが、いかにも頼りない道で、いつ狭くなるのか、細くなるのかどきどき。
集落でそうなりかけて、やっぱりなぁ、と苦笑いしていたら、普通の道に戻った。
というか、それ以降、きちんと整備されたセンターライン付の道になった。
峠付近は、なかなかの絶景っプリで気持ちよかったけれど、越えてからが好きでない。
狭めの急坂くねくね道。どうにもこうにも走りにくくて、ちょいと難儀させられた。
 R425との交差点が龍神村。けれども、目指す龍神温泉は、さらに10kmほど先らしい。
途中でR371に乗っ取られた道は、気持ちのよい快走路。飛ばす人は飛ばしそうな道だった。

0620、龍神温泉元湯着。
 トンネルの手前に、龍神温泉元湯別館があり、その駐車場に車を停める。
日帰りできる元湯までは、そこから階段を下り、小さな橋を渡り、階段を登っていく。
すると、すぐ目の前に元湯が現れた。というか、普通に車で侵入できたらしい。
ただ、この道が、いかにも山間の温泉街の道らしく、けっこう細くなっているので。うん。
 龍神温泉といえば、日本三大美人湯のうちのひとつ、らしい。
古くからある温泉だけれども、元湯の建物は、なかなかに立派で、なかなかに小綺麗。
最近、改築した旅館の大浴場のような雰囲気で、普通の人にも入りやすい元湯だと思う。
 広めの内湯と、広くない露天がひとつで、これも標準的な旅館っぽい。
美人湯だけに、ぬるっと来るのかとわくわくしていたけれど、白を引いた感じはなし。
どちらかというと、じんわりとつるつるする感じで、効果はのちほど、という印象を受けた。
たぶん、毎日浸かっていると、肌が相当によい状態になるんじゃないかしら。

0710、龍神温泉元湯発。
 朝風呂でさっぱりしたあとは、日置川というか、白浜へと戻る。
帰り道は、途中まではいっしょ。途中から、R311へと抜ける県道を走ってみた。
田辺からの県道も悪くはないけれども、こちらは、常に中央線がある県道。
一般の観光客は、むしろ、こちらへ誘導した方がよいと思うけれども。
 R311は、熊野本宮へとつながる道で、以前、バスで通っている。
もっとも、逆向きに走っているので、あれこれと新鮮な感じではあった。
それにしても、R42から白浜駅へと抜ける道は、どうして整備しないのだろう。
普通に観光バスが通るのに、あの狭さはないと思う。無理ではなさそうなのに。

0820、白浜オークワ着。
 白浜の駅を横目に、ちょっとも走るとオークワ登場。
和歌山のスーパーといえばオークワで、ここは24時間営業らしい。
いなり寿司などを買い、駐車場にて朝食にする。
この時間の、来客のほとんどが白浜の海水浴客っぽい。
他県ナンバーも目立っていたけれども、さすがに西側ばかり。
しかもみんな、窓を閉めているし。エアコン、羨ましいなぁ。
 食後、デザートが欲しくなったので、すぐ近くのとれとれ市場へ。
9時でも営業していて、ちと感心。てっきり10時位からだと思っていたのに。
冷房の効いた涼しい店内で、梅干やら梅干やら饅頭やらを、しこたま試食。
個人的には、試食用のご飯セットが欲しいなぁ、と思ったり思わなかったり。
要冷凍品は無理なので、常温で問題のないお土産を購入し、いよいよ白浜へ。
 白浜に流れてきたのは、前回、立ち寄れなかった崎の湯に浸かるため。
渋滞気味の海岸線をちんたらと走ると、女子の水着姿が、とてもとてもとてもよい。
やはり白浜最高。それにしても、最近の若い子は。
崎の湯の入口が見えてきたものの、どうも、駐車場がなさそうな雰囲気。
あっても、海水浴客の車で埋まっていそうなので、どうしたものかと考える。
公営にしても民営にしても、駐車場相場が2000円では、ちょいと停めにくい。
仕方がないので、千畳敷まで行き、そこの駐車場から歩くことにした。
 さすがに、海水浴場からは遠いので、駐車場も空いていた。
正直、この灼熱地獄の中を歩くのは遠慮したかったけれども、仕方がない。
薄汚い格好をした怪しい野郎がひとり、リゾート地の坂道を下っていく。
坂を下りきった所で270度ターンをかまし、狭い道を、ちんたらと進む。
突き当たりにあるのが、崎の湯。つか、駐車場。普通に空いていてがっかり。
 入浴券を買い、建物のような、門のようなものをくぐり、脱衣所へ。
ここから浴槽へと続く道の先には、普通に太平洋が見えるから素敵なもの。
完全露天風呂で、浴槽は高い場所と、低い場所に、それぞれひとつづつ。
まずは、低い方。やけにぬるい。そして、しょっぱい。こりゃ、海水っぽい。
海岸線が近いので、満潮時には沈むんじゃないかしら。これはその、名残っぽい。
注ぎ込まれているお湯は、えらく熱いし。でも、海水浴と考えれば気持ちがよいかも。
 高い浴槽の方は、海水よりも温泉が大半を占めているのか、塩味は薄い。
その分、熱くなっていて、温泉らしいといえば温泉らしいけれど、熱い、熱いよ。
実際、源泉は熱くて熱くて熱くて死ぬので、ホースでちょこっと加水していたけれどもさ。
逆に、そのホースの水が冷たくて美味だったけれども。あまり浸かることはできなかった。
それでも、なんとなくつるつるした感じがしたのは、気のせいなのか、本当なのか。
それにしても、源泉口。白肌に青い筋が、なんともいえない気持ち悪さで、夢に出てきそうだった。

1020、白浜出発。
 崎の湯を出て、千畳敷まで戻る。
書くと簡単だけど、炎天下でやると厳しい。
とても気持ちよく熱せられた車を走らせて、いよいよ、日置川へと向かう。
別に、水着の女子を見るためではないけれども、せっかくだからと遠回り。
そうしたら、田辺のバイパス入口まで戻ってしまい、めちゃくちゃ無駄走りになった。
 日置川までの道は、昨日の夜から、やたらと走っている感があり、飽きた。
変に峠道っぽくて、遅いボクとしては、走りにくいというのもあるけれども。

1120、リヴァージュスパひきがわ着。
 普通のホテルらしいけれども、雰囲気は、まったくの日帰り温泉。
あまりホテル感がないのは、最近の日帰り温泉が豪勢すぎるからなのかしらん。
けれども、日帰り温泉に負けない魅力があるのが、ここの源泉浴槽。
露天の出入り口の横に、ちょこんとあるそれこそが、この施設のすべて。
 かなりぬるめ、つるつる感。そして、包まれるほどの、白い湯の華。
とにかく気持ちがいい。いつまでも入っていられそうな温度がまたいい。
そして、ろ過されているのが残念だけれども、普通の浴槽との交互浴は最高。
なるほど、これを評価しているマニヤが多いのかと、ひとり、とても納得。
火照った身体を、思う存分に冷やしまくり、このあとの運転に備えておいた。

1205、リヴァージュスパひきがわ発。
 この旅の折り返しがあるとしたら、たぶん、ここ。
けれども、引き返すわけではなく、紀伊半島を北上していく。
経由地である田辺で給油を済ませて、あとは名古屋まで無給油の予定。
海水浴が終わる頃には混雑しそうなR42を、北へ大阪へと走っていく。
が。

1350、御坊着。
 御坊といえば、紀州鉄道。
R42沿いのコンビニに車を停めて、歩いて探索することに。
ちょうど裏側が廃線跡になっていて、草に埋もれた線路ににやり。
まずは、廃線区間の終端まで行ってみた。すると、先客が写真を撮っている。
彼がいる場所は、ホームのようになっているので、おそらく、そうなのだろう。
住宅街の真っ只中。利用者もありそうだけれども、やはり鉄道はだめなのか。
 ここから、西御坊の駅までは、一応、線路の上を歩くことができる。
が、歩いてみると、どこぞの家の裏庭のような使われっぷりで、ちと、不安になる。
本来なら、紀州鉄道に怒られる立場だけれども、家の人に怒られそうで。
ひまわりやら野菜やらを避けつつ、ちょっとも進めば、西御坊の駅に到着。
 たまたま、出発待ちの車両がいたからわかったけれども、いなかったら。
廃線側からホームへ入るには、それこそ、人様の家の狭い軒下を通るわけで。
かといって、反対側が立派かといえば、案外、そんなこともないわけで。
そこに停まっていた気動車は、非冷房の、古ぼけた車両。アイドリングで壊れそう。
こういう状態を見ると、1日に3本くらいかと思いきや、1時間に2本はあるのが驚き。
がんばって走らせているんだろうなぁ、と、よそ者は、勝手に想像してしまうけれども。
実際、発車寸前のその車両に、お客さんはいなかったし。
なにより、普通の駅の場合、国道に、xx駅→、みたいな看板があるものだけれども。
それがなかったのは、なんというか、忘れ去られた存在のようで。
逆に、そういう存在は面白いなぁ、と思う。

1530、和歌山着。
 鉄道探索を終えて、あとはまた、国道の、R42の人となる。
少しづつ和歌山に近づいていくと、少しづつ人が増え、車が増えてくる気がする。
紀三井寺辺りからは、地方都市らしい雰囲気で、紀ノ川大橋を渡ると、大きな店舗が。
ここらでお昼と思っていたのに、立ち寄るような雰囲気でもなく、そのまま直進。
気がつくと、R42との付き合いは終わっていて、今度はR26がお友達になった。
 大阪と和歌山を結ぶ国道だけに、それはもう、立派な道かと想像していたのに。
和歌山を出てすぐの峠道は、まるでR20の大垂水峠のようで、かなりがっかりする。
案外と道幅が狭いし、急だし、それでいて交通量はあるし。よく持ってるなぁ、と。
 それを抜けると、いよいよ大阪。交通戦争、生きるか死ぬかの大阪府。
名古屋よりも評判の悪い大阪地獄を、無事に抜けられるのかどうか、かなり不安だった。
ちょっと信号でもたついている車に、ぷっぷーしているのを見て、ますます胃が痛くなった。
 が、みさき公園を過ぎた辺りで、大大大渋滞に突入してしまい、別の地獄を味わう羽目に。
とにかくこれが動かない。どうにもこうにも動かない。2、3分で1mぐらい。どういう渋滞なのよ。
家に帰って地図を見て、なるほど、とは思った。この地域、本当の本当に、R26しかないのね。
いかにも地元の人たちも、ただただもう、巻き込まれるだけ。抜け道へ入る車が存在しない。
これほどの弱点を、なぜに、今の今まで放置してきたのか。まったくもってわからない。
 どれくらい待ったのかはわからないけれども、ようやくと、R26バイパス交差点に到着。
どうやら、ここが詰まり処になっていたっぽいけれども、それにしては動かなすぎだ。
バイパスに入ってしまえば快適なんだけど、とっとと延長してしまうべきだと思った。

1720、泉佐野着。
 それ以降のR26は、とてもとても快適な道で、とてもとても走りやすい。
なにより、延々と続くロードサイド店が楽しい。マニヤとしては、気持ちいい。
恐怖で怯えていた、和泉さんとの走行も、特に問題なく、ごくごく普通に走ることができた。
ただ、ちょっと右寄りを走りすぎのような気が。幅寄せ状態で走るのはどうかと。
たぶん、ロードサイド店へ入る車を、最初から避けるためなんだろうけれども。
あと、右側が速い車、左側が遅い車、という空気があまりないような気もした。
とりあえず、和泉さんは、案外とおとなしいのかな、という印象だった。
 特に狙っていたわけではないけれど、R26をなぞるため、住吉でくねくねする。
難波が近づいてくると、今までのおとなしさが、だんだんと消えていくのがわかった。
全体的に、荒っぽいというか、東京の夜中のタクシー集団風味の危うさというか。
猛加速、猛停止。隙間があれば、縫ってすいすい。世紀末救世主のいない世紀末な雰囲気。
 だから、というわけではないけれども、難波の入口を間違えて、R26を降りてしまった。
まったくもって悔しい限り。ただの四つ橋筋には興味はないけれども、仕方がないのね。

1900、梅田着。
 左がR2、右がR1の交差点へたどり着くはずが、どちらもR2な交差点。がっかり。
ちょっと走ってR1。日本橋までは500kmぐらいかしらん。そう考えると、気持ちが萎える。
でも、走らないことには帰れないわけで。嫌とか駄目とか、言っていられる状況ではない。
 広かった道も、京橋に出る頃には、まるで銀座のような狭さ。
どちらも、起点終点からすぐの地域はこんなものなのかと、ちょっと笑ってしまった。
けれども、基本的には、走りやすい都市部の道で、嫌らしいのは守口のへんてこ左右折だけ。
その先になると整備されたバイパス区間。横浜と比べると、ずいぶんとずいぶんだと思った。

2000、京都八幡着。
 地図で見ると峠らしいけれども、現地では、ただの坂。
そこが、大阪と京都の国境で、いきなり京都に入ってしまって、けっこう面食らってしまった。
だからというわけではないけれども、いかにもチェーン店らしいうどん屋さんで小休止。
得得というお店で、玉数が選べるのは嬉しいんだけれども、重さも書いておかないとわからんて。
味の方は、チェーン店らしく、特に感動するようなものはなし。空腹は、十分に満たされた。
 併設のコンビニで、日帰り温泉を調べる。
日置川で入って以来、汗だくで塩を吹いたTシャツやらを着替えて、さっぱりしたかったので。
特に、京都に入ってしまうと温泉がないので、どうしても、大阪寄りの地点で探す必要があった。
それで選んだのが、上方温泉一休。ここから少しあるけれど、他にめぼしい温泉もなかった。
 R307沿いということを覚えて、いざ、出発。
が、ここでナビというか電子地図が不調となり、頼れるものは、25万分の1の地図と勘だけに。
しかも、よくわからない県道に突っ込んでしまったあとだけに、かなり不安になった。
こういうアナログ的な探索をするのは久しぶりで、正直、迷うだけの可能性もあったわけで。
そういう意味では、よくぞまぁ、京田辺でR307を捕まえられたというか、捕まえてくれたというか。
この道にさえ出てしまえば、あとは道なりなんだけれども、これがまた。
いかにも山に登ります、その前段階です的な道で、看板すら出てきてくれない。
うーん、間違えたかなと、このまま峠越えかと思った頃に、ようやくと一休さんが現れた。

2115、上方温泉一休着。
 全体的には、典型的な、最近の和風日帰り温泉施設、といった感じ。
逆にいえば、どこにでもある施設っぽくて、それなのに、1200円という料金は。
正直、かなり高いなぁ、という印象。せめてタオル付きならば、とは思った。
けれども、温泉の少ない京都だからか、駐車場はいっぱいで、人気は高いみたい。
 内湯は白湯で、温泉を利用しているのは露天部分のみ。
見た目は特徴がないものの、浸かってみると、ぬるっときて驚いた。
しっかりと温泉しているんだなぁ、と。これも人気の理由のひとつなのかも。
これで、寝湯でもあればいいのに、そういう寝転がり系の設備はなかった。
1200円。ある意味、地元専用な気がした。
とりあえず、着替えられてさっぱりできたので、よしとすべきか。

2315、上方温泉一休発。
 当初の予定だと、休憩所なり駐車場なりで、営業終了まで仮眠。
その後、R1に復帰して東上、と考えていたけれど、予定変更することに。
どうも興奮気味で眠れないので、行けるとこまで行ってしまおうと。
R1に戻るのも面倒なので、このままR307で甲賀まで行ってしまおうと。
 決めたら即行動できるのが、車旅のよいところ。
時間の割に、案外と交通量が多く、先に行かせつつ、ちんたら走る。
それも途中で激減し、ここがどこだかわからぬまま、闇を進んでいった。
地図にあった狭い区間も、R256に比べたら、まだまだ全然、普通の道。
 気がつくと信楽。こんな所につながるのかと、変に関心する。
ちょっとした山を越えてみれば、あっという間にR1に復帰できた。
昼間の京都を迂回するには、案外と使える道のような気がしたけれど。
信楽があるということは、やっぱり混雑する道なんだろうな、とも思った。
 戻ったR1は、特に感想のない1車線区間。
交通量も少なければ、走るのに苦労することもなく、疲労も少ない。
西の峠の鈴鹿峠も、R26の和歌山国境に比べたら、どおってことはなかった。
世界の亀山を抜け、四日市からはR23に浮気して、快適な2車線ドライブ。
名古屋もさっくりと素通りし、給油地点の安城に戻ってくることができた。

0235、安城着。
 給油しながら、キャンプ地をどうしようかと悩んでみる。
結果、1車線区間は走破してしまうことにして、R23を走り出す。
バイパス区間で、ボクより遅い車に詰まり、後方、大渋滞。
でも、速すぎるよりは楽だったので、けっこう助かったけれども。
 バイパス以降は、蒲郡の市街地のみが1車線。
そこを抜けた、ラグーナ正面にあるコンビニで小休止をすることに。

0330、蒲郡着。
 駐車場が広く、仮眠するにも邪魔にはならなそう。
それにしても、さすがに疲労感がすさまじいことに。
でも、ここまで来てしまえば、明日は楽なはず。
後部座席で横になると、あっという間に落ちてしまった。


080721(月)
0515、蒲郡発。
 外は明るいけれども、まだまだ5時。夏ってやつは。
眠気解消とまではいかなかったものの、運転には支障のない状態。
一泊の恩、というわけではないけれど、コンビニでパンを買って出発。
 豊橋でR1に流れる予定も、どうせならばとR23バイパスを走ってみる。
けっこう高規格な道なので、とっととR1にくっつけて頂きたい。
が、今は未完成なので、途中、県道経由で、さんざん走ったR42へと出る。
前に走った時にわかっている、狭めなくねくね道。大型が走るには不向きだよなぁ
けれども、これはこれで使い勝手がよいかも。また使う機会があれば、だけれども。
 浜松からは、静岡バイパス区間を抜けていく。
苦手な磐田バイパスは、早朝だというのに、やっぱり流れが速い。
けれども、その他の区間は、増えてきた交通量のせいで、速度は遅めになってきた。
まったく自分向きの流れで、トラック野郎には不満だろうけれども、とても助かった。

0800、道の駅富士着。
 大好きな由比バイパスも終わり、道の駅富士にて小休止。
いつも通過している駅で、立ち寄ったのは初めて。案外と狭いというか。
それにしても、この時間に帰路というのは、なんとも変な気分。
時間からすれば、まったく余裕だけれども、体力からすれば、まったく余裕なし。
とっとと家に帰って、眠らないと。明日に障る。

0855、三島極楽湯着。
 なので、寄り道をするつもりはなかったけれどもさ。
さっぱりしてから帰りたいので、温泉に立ち寄る方向で車を走らせる。
行くなら伊豆の方だけど、伊豆に行くということは、R135ということ。
混雑必至だし、真鶴は通りたくないしで、うだうだと悩んでいると。
9時から営業という極楽湯の看板を発見。位置的にも、ちょっと脇に入るだけ。
チェーン店好きだし、汗を流したいだけなので、それでいいかと妥協する。
 駐車場に停まっていたのは、5、6台。案外と少ない印象。
伊豆や箱根が近ければ、積極的に極楽湯、という選択肢はないのかも。
設備は、最近、できたかのような綺麗さで、がらがらということもあり、いい雰囲気。
内湯が白湯、露天が温泉というのは、一休も同じで、一般的な湯の使い方だった。
ただ、まったく特徴がなく、どう接してよいのか、微妙に悩まされる感じ。
一応、pH値は高めなので、その辺が表に出てきていてもおかしくないはずなのに。
逆に、極楽湯だし、ということで納得できてしまう自分がおかしい。
元々、その点では期待していなかったし、寝湯で眠れたので、案外と満足できた。

1010、三島極楽湯発。
 帰り道をどうするか、静岡あたりから、ずっと悩んでいたけれど。
R246で秦野から詰まるか、R1で戸塚から詰まるか、R135で湘南で詰まるか。
どれを選んだところで渋滞必至。ならばと、素直にR1で箱根を越えてみた。
 こんな時間だというのに、案外と交通量が多い。
考えてみたら、午前中に箱根を越えるというのは初体験。
厳しい峠道であっても、天下のR1ともなれば、それなりの流動はあるのだろう。
ただ、大半の車は箱根新道へと流れ、そのまま抜ける組は少なかったような。
これなら気楽だと、右に左にハンドルを切っていると、急に渋滞発生。
時々、反対車線の車がまとまってやってくるので、工事なのかと、最初は思った。
それにしては、車が進まない時は、まったく進まない状態で、ちょいと変かな、と。
牛歩以下の速度で、ようやくと箱根湯本の駅前に着いて、ようやくと原因解明。
どうやら、信号のない横断歩道で詰まっていたっぽい。さすがは観光地。
ここを抜けてしまえば、あとはもう、とてもとてもとても快適なR1だった。

1300、原宿着。
 結局、戸塚だ平塚だで渋滞することもなく、原宿まで快調に来られた。
ここで詰まるのは、もう、どうしようもないことなので、幸楽苑にて昼食。
冷房というものが、大変に心地よいと感じる。なんてよいモノなのだろうか。
車に戻ると、サウナのように暑い。でも、これもダイエットのため。
朝っぱらの極楽湯のさっぱり感は、もう、とっくに消え去っていた。
 原宿地獄を抜けて、またもや快調R1。
環八まで淡々と走り、渋滞覚悟で左折してみる。
所々、予定どおりに渋滞はしていたけれど、動かないほどではなかった。
ただ、そんな中で教習していた東急バスの、マナーの悪いこと悪いこと。
あーゆー進路変更はどーだ。いやまぁ、バスなりの事情はわかるけれど。
ヤンキーがバスに乗って走っているような、そんな走りはいただけない。

1600、谷原着。
 ここで最後の給油をしておく。
塩でべったりしている車体も、自動装置で洗っておく。
これで片付けは終了。20分後には、無事に家に着くことができた。
そして、シャワーを浴びて、すぐに寝た。


080722(火)
 走行距離を出してみたら、1700kmぐらい。
岡崎あたりへ、3日間連続で往復した程度なのかしらん。
その割に、今日の疲労が少なかったのは、帰ってすぐ寝たから。
17時に寝て、6時に起きて。これだけ眠れれば、さすがに大丈夫。
だと思っていたら、仕事中、案外と眠たいし、だるい。
そりゃそうだろうなぁ。


080723(水)
 連休中に安売りをしていた、ユニクロのショーツが欲しい。
欲しくて欲しくてたまらなくなって、池袋をうろうろしたけれども。
Mがない。Lを試してみたけれども、まったくもって、余裕ありまくり。
年齢を考えると、先々、Lでも足りるようになるかもしれないけれども。
今を考えるとM。もう、どこにも残ってないのかしらん。
そうなると、いるいらない、ではなくて、単純に手に入れたくなる。
まったく難儀な性格だと思った。


080724(木)
 というわけで、今日は新宿に出向いてショーツ探し。
三丁目のに行ってみると、色違いのMサイズが普通にあった。
緑色より肌色が欲しいので、ぺぺのにも行ってみたら、いっぱいあった。
が、すべてL。ひとつぐらい紛れていたっていいのに。がっかり。
仕方がないので、三丁目に戻って、緑色を購入。
お金を払った時点で、とても晴れ晴れしい気持ちになった。
帰宅して試してみると、けっこうゆるい。
Mって、こんなに大きかったっけ?


080725(金)
 欲しいものといえば、化粧水。
いつもダイソーのを使っていたけれど、どうやら廃盤のようで。
売れ線商品のはずなのに、ダイソーはなにを考えているのやら。
仕方がないので、コスメサイトで、代用品を探してみることに。
でも、体験談が本格的すぎて、逆に参考にならないというか。
もうちょっと、これいいよ、的な簡単な評価がほしいなぁ、と思った。


080726(土)
 無駄にびんびん。なんなのよ。
いやまぁ、わからなくはないけども。
ここ数ヶ月では、非常に珍しいというか。
もっともっと、常にそうありたいのだけれども。
やはり、余裕がないと駄目なのかしらん。
駄目なんだろうなぁ。


080727(日)
 岩槻も、ずいぶんと久しぶりというか。
時間配分ができない自分に、ちょいと驚いた。
帰り道が雷雨で、エアコンなしだと、窓が曇る曇る。
油膜もあって、見えにくい。対策、練らないと。


080728(月)
 油膜だけでなく、エンジンオイルも交換したい年頃。
なので、困った時の美女木に行ってみた。安売り祭に期待して。
が、生意気なことに、オイル祭りは非開催中。まったく困った。
が、タイヤローテーションが無料なことを思い出し、やってもらう。
車検の時が前後だったので、今度は左右でお願いしてみた。
ら、少し左によれ気味だったのが、直ったような気がしないこともない。
これで、次の車検までタイヤがもってくれるとよいのだけれども。
 宿題のオイル交換をしていないので、R298で三郷へ。
オートバックスに行ってみると、10W30が1980円。工賃525円。
オイル会員なるものもあったけれども、1年間で1050円。うーん。
オートバックスで、3回以上、交換しないと得ではないのね。
なので、今回は工賃を支払うことにした。
ついでに、ワンコインサービスの、曇り止めをやってもらう。
曇りが止まらなくても、油膜さえ落としてもらえればよいので。
 作業途中、担当の人がやってきて、ETCの配線を直してもよいか、との話が。
宙ぶらりんだった線を、パッキン内に入れてくれるらしい。
自動車部品屋さんなんて、と思っていたけれども、こういう人もいるのね。
無料なので、当然、お願いしておく。意外なサービスは嬉しいものね。
 終了後、車を走らせてみる。もちろん、曇り止めの効果は不明。
オイル交換の効能もはっきりしないけれど、多少は、車も楽になったはず。
なにより、ETCの配線がなくなり、なんともすっきりしすぎ。
しばらくは落ち着かなさそう。


080729(火)
 強烈な眠気に負けそうな雰囲気。
でもだけど、睡眠時間は9時間、確保しているのよ。
まったくもって、原因不明。ボクの身体は。


080730(水)
 案外とお金に余裕がないことに気がついた。
レーザプリンタどころでないことに気がついた。
どう考えても、和歌山の影響なんだけれども。
微妙に、昼食を贅沢にしているのがよろしくないなと。
今日だって、ついつい、鳥からあげをつけちゃったし。
400円前後にする、という取り決めは、どうしたのだろうか。
引き締めないと、引き締めないと。
贅肉ばかりがついてくる。
ああ。

080731(木)
 社会復帰してから、時間が走ってる気がする。
職場の時間はのんびりなのに、なんなんだろ。
三十路以降は新幹線だと聞いていたけれども。
これはもう、ジェット機並みじゃないかな、と。
だらだらでもこれだから、目標のある人なんかは。
まぁでも、暑い季節は、早い方が嬉しいかも。
昼間移動が辛いし、夜も暑いと苦しいし。
なので、時間が夏バテしないことを祈る。





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