日記
2009. 3/ 5




090101(木)
 ビジネスホテルの朝食なんだけど。
手作りの小さいおにぎりが、なかなかよい。
胃袋が塞がっている人間には、特に嬉しい。
 そんな感じで始まった、2009年の初日。
本来ならば、盛岡でゆったりすべきだけど。
正月早々、移動に次ぐ移動はナニだけど。
でも、そこは貧乏性。今日も南下する。
 お世話になったホテルを抜けて、盛岡駅へ。
駅ビルには、初売り狙いの列がちらほらと。
なにを買うのやら。買わないのやら。
それを横目に改札に向かい、ハンコを貰う。
今日からは、18きっぷを使うことになる。
自動改札を通れないって、けっこう不便よね。
 2009年の初乗りは、東北本線。
一ノ関行の電車は、両数も多くて閑散としていた。
天気のよさと、こののどかさ。地味に正月っぽい。
途中、平泉で下車する人がちらほらといた。
確かに、中尊寺で初詣は、魅力的だったけれど。
ボクとしては、やはり、温泉に行きたいので。
 一ノ関からは、小牛田行に乗り換える。
車両に変化がないので、単調ではあるけれど。
車窓の雪が減っているのも、なんとも寂しい限り。
それが嫌で、山形経由も考えた位だし。
ただ、往路とかぶるのも嫌だったし。悩ましい。
 車両の変化は、小牛田からの陸羽東線で。
大好きな、軽快な気動車で、鳴子温泉へと向かう。
消えていた雪も、この車窓では復活していく。
やはり、山に近くなると雪は普通にあるらしい。
 列車での鳴子温泉は、これが二度目。
温泉巡りを始めた頃に来て以来なので、久方ぶり。
 ここに来た理由は、よい湯に浸かりたいから。
それと、宿の日帰りなら、正月も営業していそうだから。
これが日帰り施設だと、ちと微妙な感じだったので。
 うきうきとしていたけれど、その前に。
駅の窓口で、帰りのリゾートみのりの指定席を確認。
帰りに乗るには、ちょうどよい時間だったので。
けれども、さすがに今日は満席。正月パスの影響ね。
 鳴子の温泉街は、単純に、狭い。
温泉ではないけれど、大歩危の駅前を思い出す。
記憶を頼りに坂を下り下り、まずは、姥の湯旅館へ。
どちらかといえば民宿風の、そんな外見だった。
中に入り、日帰りの可否を尋ねると、可とのこと。
宿泊客が多くて、と断られなくてよかった。
 玄関からの廊下を進むと、4つの浴室の入口が。
それぞれ泉質が違うのだから、なかなかにすごい。
日帰りで浸かれるのは、そのうちの3つとのこと。
 最初に入ったのは、鳴子らしく、硫黄泉。
全体的に、質素な浴室で、共同浴場っぽかった。
4、5人が限界の湯船には、白濁のお湯でいっぱい。
硫黄の臭いと味は当然ながら、微かにすっぱみも。
しかも、これでぬるめ。なんともよい温泉だわ。
 二番手は、混浴となる露天風呂。
直前まで、ばあちゃんとちびっ子がいたらしい。
しかも、浮き輪まで用意して遊んでいたらしい。
けれども、そんなに広くも深くもないんだけど。
 露天とはいっても、展望がよいわけではない。
庭っぽい雰囲気の中で湯浴みを楽しむ程度のもの。
こちらのお湯は、微かに濁っていて、湯の華がふわふわ。
硫黄泉と比べると、特徴という意味では薄いかも。
それと、案外と熱めで、この季節には微妙に辛い。
入れば熱いし、出れば寒いし。適温って難しいのね。
 最後に入ったのが、上がり湯らしく、単純泉。
湯張りがちょうど終わったそうで、一番風呂を盗る。
旅館の浴室というよりは、やっぱり共同湯っぽい。
単純泉ということで、激しい自己主張は特になし。
露天風呂と同じように、若干の濁りと、さび味程度。
ただ、ぬるめというのは、とても嬉しかった。
 旅館を出ると、身体から硫黄臭がぷんぷんと。
こうでなくちゃと思うけれど、電車なんだよね。
他の人の迷惑にならないとよいけれど、と思いつつ。
もうひとつ、面白そうな宿におじゃまさせてもらった。
 姥の湯旅館から、R47を西に3分程度。
日帰り入浴の旗をぱたぱたさせているのが、農民の家。
家といっても、けっこう広い、大きな湯治宿だった。
増改築を繰り返しているのか、中は迷路みたいな感じ。
しかも新旧が極端なので、つぎはぎちぐはぐすぎる。
これでいて、お客さんが多いというのが面白い。
老若男女問わず、出入りが激しいのがすごかった。
 公営系っぽいフロントで、まずは手続き。
名前などを書かされるのは、普通にチェックインっぽい。
そして、館内図を渡されて、お風呂の場所の説明を受ける。
浴室は、全部で4ヶ所。その内、混浴が2ヶ所。
離れているので、移動の際の脱ぎ着が面倒だった。
湯治で浴衣が前提だろうから、これは仕方がないけれど。
 近場から、時計回りに順繰りに。一番は、やすらぎの湯。
ここは、改装はしたけれど、少し古くなってきた感じの浴室。
普通の宿の大浴場的な感覚で、特に良くも悪くもない。
みんな、のんびりぼんやりと、お湯と戯れていた。
こちらは、薄っすらと塩味のする硫黄泉。やっぱり普通だ。
 二番手は、地図でいうと真上になる、硫黄泉。
やすらぎの湯も硫黄泉なのに、わざわざ断る理由は不明。
ただ、こちらの方が濃厚な白さで、濃厚な熱さだった。
浴室と脱衣所は、老朽化の進む共同浴場的な雰囲気。
しかも混浴で、ばあちゃんたちの遠慮のなさが凄まじい。
湯気に煙る、垂れた乳を見ていたら、パトレイバー3を思い出した。
そういう面を含めて、マニヤには受ける浴室だろう。
 次に待ち構えていたのは、炭酸泉の浴室。
硫黄泉と比べると、かなり綺麗というか、改装直後っぽい。
このちぐはぐさが、この施設の魅力のひとつなのかも。
 脱衣所の扉を開けると、脱衣中のばあちゃんが、ひとり。
間違えたかと思いきや、ここは、脱衣所兼用の混浴だった。
大丈夫だよ、と、ばあちゃんは、気にする風でもない。
いやでもやっぱり、こちらとしては気にしてしまう。
兼用は嫌、という女性は多いけれど、男でも困惑するわ。
 先客も、ばあちゃんばかり、3人。
そろり侵入させていただいたが、やっぱり気にしてない。
それって、男として魅力がないってことなのかしらん。
つかまぁ、おっさんだしなぁ。そんなもんだよね。
 ここには、湯船がふたつ。
左側にあるのが、正方形な4人限界っぽい湯船。
緑色の濁り湯は、まさに適温。普通の人にはぬるいかも。
こちらで、さんざんと身体を温めてから、右側の浴槽へ。
 左側と比べると、十分に広いけれども。けれども。
炭酸泉の源泉らしく、これが冷たい。ひやっこい。寒い。
つまりは、右で冷えて、左で温める、交互浴な浴室らしい。
ただ、炭酸泉というほどに、炭酸を感じることはなし。
口に含めば炭酸の感覚はあるけれど、そこ止まりだった。
 しばらく右左と繰り返していると、ようやく男が来た。
いかにも兄弟なちびっこふたりは、身体が完全な大関級。
まったく遠慮のない入浴に、ばあちゃんたちも大はしゃぎ。
やっぱり、若い男の方がよいらしい。おっさん、敗北。
 その後、普通に若い男女がやって来た。
さらに、ばあちゃんが数人、やって来た。
さすがにこれではと、ボクはそそくさと退散。
若い男性は、ものすごく所在無さげにしていた。
やっぱりそうなるよなぁ、と、とても納得した。
混浴だから男天下というわけではないのですよ。
 最後は、その名も大浴場。
炭酸泉浴室の、ほぼ真横に位置する浴場だった。
こちらも、炭酸泉と同時に改装したっぽい。
最近できた、日帰り系のような綺麗さだった。
けれども、浴室が。これがえらくいびつな形。
混浴だったものを、男女別にしたのはわかった。
ただ、なぜに斜めで区切ったのか、理解に苦しむ。
素直に、正方形なり長方形なりにしてほしかった。
これだと、あまり大浴場感がないと思う。
 お湯は、炭酸泉の左側と同じっぽい。
緑色のお湯に、ごましおみたいな湯の華が混在中。
出来上がった身体には、もう、長湯は無理。
あっさりと退出し、農民の家の完全制覇、終了。
 大浴場前で休んでいると、じいちゃんに。
いつからこーなった、と聞かれた。大浴場のことらしい。
というか、女湯でも、そんな話が多かったらしい。
どうも、あまり好まれない改装だったんじゃないのかしら。
ここの雰囲気だと、混浴でも問題なさそうだったしね。
 濃厚なお湯にやられ、ぐったりとして駅に戻る。
来た道を引き返し、小牛田で乗り換えて、仙台へ向かった。
時間的には、東京行の最終に間に合いそうだけれども。
急ぐ必要もないので、仙台で一泊することにした。
なので、携帯電話で宿を確保。なんとも便利な時代だわ。
 さすがは、東北で一番の都市。賑やかすぎ。
商店街を抜けてみると、あちこちで初売りの予告が。
仙台の初売りは有名だけれども、あれって2日なのね。
てっきり元日だと思っていたので、ちと楽しみができた。
 宿までの道のりは完璧のはずなのに、普通に迷う。
あの手この手で推測して、どうにかこうにか、辿り着いた。
今夜は、スーパーホテル広瀬通りにお泊りさせてもらう。
選んだ理由は、安くて、朝食付きで、温泉もあるから。
 チェックインが独特で、入金を機械で行う方式。
レシートに記載されている暗証番号が、部屋の鍵になるらしい。
出入りの際に、フロントに声をかけなくて済むのは楽。
でも、記憶力を要求されるのは、ボクには酷だわ。
つか、防犯という面でも、ちょっとどうかとも思うけど。
 ホテルを出て、夕食は商店街のびっくりドンキー。
仙台で牛タンを喰らう機会って、なにげにないのね。
それにしても、アレだ。明日は早朝からの営業らしい。
初売り狙いらしいけれど、開店時間を前倒しとは。
どんだけすごいのか、めちゃくちゃ気になるところ。
 食後、商店街を歩いたら、微妙に列ができていた。
有名なお茶屋さんや、若い子向けの服ビルなどなど。
ついうっかり、並んでしまいそうになったけれど。
特に欲しいものがないし、寒いのでやめておいた。
 ホテルに戻って、今日、最後の温泉に。
けれども、最初に搬入だと聞いてがっかり。
栃木の今市から運んできているお湯らしい。
別に、掛け流しを期待はしていないけれども。
運び湯と聞くと、がっかり度も強まってしまう。
 お風呂場は、一階にあるひとつのみ。
なので、男女入れ替え制で利用していた。
ここがまた、小さい共同浴場ぐらいの狭さ。
脱衣所はともかく、浴室まで狭いのには驚いた。
洗い場が3つで、浴槽は3人ぐらいがちょうどよい程度。
しかも、今日に限って絶賛大混雑中。たまらない。
9人もいると、居場所がまったく確保できないし。
お湯の特徴のなさもあり、個人的には低評価。
せめて、空いていれば評価も変わっただろうけれど。
あくまでも、温泉はおまけのおまけなのね。
 部屋に戻ると、なにやら臭い。
原因は体臭。鳴子から連れてきた硫黄だろう。
濃いお湯は、そう簡単には落ちてくれないのね。

500、鳴子温泉姥の湯旅館。
500、鳴子温泉農民の家。
336、仙台駅。ずんだもちプチ。
5980、仙台スーパーホテル広瀬通。
1400、仙台びっくりドンキ。
100、仙台コンビニ。ヨーグルト。

盛岡 *0808
(1530M)
一ノ関 0935
*0942
(528M)
小牛田 1028
*1036
(1727D)
鳴子温 1158
*1503
(1740D)
小牛田 1603
*1612
(1574M)
仙台 1659


090102(金)
 仙台の初売りは、とにかく賑やかだった。
店頭に並べた福袋と、それを求める老若男女。
しかも、あちこちで買うのか、手には福袋の束。
不景気っぽさが微塵もないのが、なんともよかった。
 温泉はダメだったスーパーホテルだけど。
朝食は、案外とよい感じ。少なくとも、ボクは満足。
ただ、やっぱり混雑気味で、落ち着くことはない。
泊まった日が悪かったと、初売りの様を見て思った。
 仙台には、数度、訪れているけれども。
なにげに立ち寄ったことがないのが、青葉城。
独眼流にご挨拶していないのは、さすがにまずい。
ので、せっかくの機会だからと行ってみることにした。
 歩くには、ちとあるので、るーぷる仙台に乗る。
市内の観光地を回る巡回バスで、ひとり250円なり。
小さいチョロQ型なので、混雑気味なのはご愛嬌。
地元の人が普通に利用しているのは意外だった。
 青葉城への山道が、案外と狭くて驚く。
中央線があるとはいえ、普通にはみ出す感じ。
自分の車で来ていたら、泣いていただろう。
 お初となる青葉城。城跡だけどもさ。
鎮座している独眼流の銅像は、写真そのもの。
しかし、近づくのは、とてもとても困難だった。
周囲の凍結っぷりたるや、ほとんどスケート場。
特に、ちびっ子たちが転ぶ転ぶ。わかって転ぶ。
どうしてこんなことになっているのやら。
まったく、すごい罠をしかけてくれる。
 初詣は、近くの青葉神社にて。
普通にお参りののち、絵馬を見ていて気がつく。
妙に、それっぽい絵の描いてあるものが多い。
そして、ここがそのゲームの聖地だと理解した。
BASARAという、独眼流が出てくるアクションもの?
中身は知らないけれど、こちらは女子向けっぽい。
それっぽい人、いなかったんだけどね。
 るーぶる仙台で山を下り、駅に戻る。
あとはもう、常磐線を乗り継いで帰るだけ。
福袋を抱えた子たちと列に並び、席に着く。
その中身ではしゃぐ姿が、なんとも微笑ましい。
 最初の乗り換えは、原ノ町。
ここで、4両から2両かと思いきや、普通に5両編成。
それなりにいる南下組も、これなら席にあぶれない。
結局、これ以降も、5両より短くなることはなかった。
ぎすぎすする席盗りなんて、したくはないのです。
東北本線経由だと、こうはいかなかったと思う。
 この旅、最後の温泉は、湯本にて。
常磐線沿線では屈指の温泉地。いわき湯本温泉。
駅前に共同浴場ができたらしいので、立ち寄ってみた。
 改札を抜け、右側の道を進んで1分程度。
どことなく公民館風の新しい建物が、みゆきの湯だった。
今日は無料開放とのことで、大絶賛大盛況中。
けれども、有料のさはこの湯の方が酷かったらしいし。
単純に、正月で人が多かったのだろう。観光地だし。
 そんなわけで、脱衣所も浴室も混雑気味。
けれども、人で溢れるほどの状況ではなかった。
220円の共同浴場としては、広めなのが幸いした。
浴槽はふたつあり、広めのぬるめと、狭めの熱め。
ぬるめの方は、15人ぐらいが縁に座れる程度の大きさ。
普通、こちらを狭くしそうなのに。この設計は素敵。
白く濁った感じのお湯は、けっこう温まった。
というか、最後まで体温低下には悩まされた。
もう、冬場の移動は無理なのかもしれない。
 湯本まで来れば、終点は見えたようなもの。
水戸で最後の乗り換えを済ませ、上野には定時着。
淡々と到着し、同行人を送り、寄り道せずに帰宅した。
この無感動っぷりは、一体なんなのかしら。
慣れたというか、擦れてしまったのかしらん。
うーん。

250、るーぷる仙台。青葉城まで。
250、るーぷる仙台。仙台駅まで。
1470、仙台駅売店。萩の月。
420、いわき駅売店。ままどーる。
420、湯本駅えちごそば。ざる。
300、水戸駅そば。

仙台 *1213
(238M)
原ノ町 1329
*1340
(672M)
いわき 1501
*1512
(2768M)
湯本 1520
1615
(574M)
水戸 1742
*1820
(1450M)
上野 2031


090103(土)
 荷物の受け渡しもあったので、車を出す。
久しぶりの運転が、とても楽しい。よい感じ。
なので、鷲宮神社へ行ってみることにした。
 おやつすぎに辿り着いたのに、臨時駐車場は満杯。
参道も行列ができていて、神社とは思えない人気っぷり。
列を見れば、1/3ぐらいが、ボクと同じような雰囲気。
中には、女装した巫女もいて、有明のようだった。
前に並んでいた若い夫婦の旦那さんも。出店を見て。
物販ブースみたいだな、って。旦那さん、お前もか。
 1時間ほど並んで並んで、ようやくとお参り。
お賽銭箱の前に、ふたりしか並ばせないんだもの。
そりゃ、時間がかかるわ。もうちょっと考えないと。
 それにしても、面白い景色だと思った。
一般の人と有明の人とが、案外と調和しているし。
商店街が絡んでいるのも馴染んでいる感じだし。
このまま続くことを、じわじわと祈っておいた。
 帰り道は、R16を千葉の方へ、ふらふらと走る。
いつものように、穴川の宇佐美で燃料を入れておく。
R95円。まさか2桁で入れられる日が来るなんて。
こうなると、夏の暴騰はなんだったんだろう、と。
いずれまた、値上がりするのだろうけれど。
今はただ、ありがたく入れておきたい。
つか、夜間移動できない時期になぁ。


090104(日)
 なんだかんだと疲れているので。
家でごろごろ、だらだらと寝ていた。
こんな状態なのに、また移動なんて。
そんなことを考えるボクはどうかと。
20kmの徒歩移動は、さすがに無理だろ。
無理だろうけれど。やってみたい。
あとは、切符を確保できれば。


090105(月)
 連休明けの仕事は嫌だな、と。
さらっと消えてしまいたくなる。
動き出せば、いつもどおりだけど。
いつまで踏ん張れるのやら。
 仕事後、歯医者さんへ。
この様子だと、まだかかりそう。
治してもらうのに文句はいえないけど。
できれば、さっくりやってほしい。
予約を盗るのがめんどうだもの。


090106(火)
 自動車保険の継続を申し込んだ。
自分以外は運転しない契約にしてみた。
4000円ほど安くなった。けっこう助かる。
 万が一のJAFも振込みをしておく。
安くなった分が、そのまま流れた感じ。
にしても、コンビニの振込みって微妙に怖い。
会員証が来るまで、ちょいとどきどきする。
 ほったらかしの競馬のページの更新もした。
想像よりは、酷いことにはなっていない。
けれど、良化する気配もないのが切ない。
ブエナには、あとふたつ、ぶっこ抜かれそうだし。
どうにかこうにかならんのかしらん。


090107(水)
 ちびちびと、温泉ページの手入れをば。
リンク切れやら休業やら、地図の修正やら。
やるたびに、マピオン上の温泉が増えているのが。
温泉担当の人でもいるのかしらん。


090108(木)
 来週、年休を頂戴した。
これで、心置きなく4連休を堪能できる。
目指すは、四国。の予定なんだけれども。
予定は、4番から11番までの攻略。のみ。
書けば簡単。調べると、35kmの徒歩移動。
列車の時刻も絡んでくるし、微妙なところ。
冬場は、明るい時間帯が短いし。
でも、やりたい自分がいるわけで。
どうしよう。


090109(金)
 みんなでぴりぴり。


090110(土)
 どうしよう、どうしよう、と。
前日だというのに、決められないボク。
そんな自分が、とてもかあいいとニッコリ。
このニッコリが、どうにも気持ち悪い。
しかも、こびりついて離れないし。
 いやつか、そうじゃなくて。
本気でどうするか考えないと。時間が。
イクのかイカないのか。どうしよう。
ああ、ランパブに行ってみたい。
という煩悩を満たすためにも。
やっぱり行かないとダメだよなぁ。
せめて、あと1日。あれば。


090111(日)
 ネットで空席を調べていると。
夕方過ぎから、払い戻し分がぞろぞろと。
転売の人が、キャンセルで戻しているのだろう。
それで、ついうっかり、指定席を購入してしまう。
大慌てで、最低限の下調べをして、荷物を作り。
夜行列車に飛び乗ったのが、昨日のお話。
 定期ながらに乗るのも、これが最後。
でも、臨時の方が早いから、ボクは歓迎なんだけども。
しかも、定期はデッキに仕切りがないから、すごく寒い。
名古屋か大垣まで、乗降させる必要はないと思った。
中途半端な車両というのは、とにかく辛いとも思った。
でも、案外と足を伸ばせたのは意外。こんなだっけ?
 早朝着の名古屋から、微妙に雪が見えてきた。
関ヶ原前後は、完全な雪景色。ここは峠だからね。
米原も、降雪地帯だとは聞いているので納得。
 新快速待ちの間に小水と、行ってみたら大行列。
そりゃ、この寒さだもの。だって人間だもの。
結局、新快速のトイレの方が早かった。
 雪の方は、京都で消滅したけれど。
寒さの方は続くというか。扉が開くたびに冷える。
それでなくても、寒冷地装備でないわけで。
特に、とびうおを履いてこなかったことは後悔した。
足先の凍結っぷりたるや、まるで凍傷のようで。
 なので、朝食よりも大阪詣でよりも、お風呂。
神戸で普通に乗り換えて、新長田という駅で降りた。
駅前は再開発もあり、いかにもこちらの新都市風味。
整理された区画と、大型店舗と、マンションと。
けれども、ちょっと歩くと、昔からの商店街も存命。
 目指す温泉までは、徒歩で約20分ほどかかった。
普通なら、10分程度で辿り着ける距離だけれども。
横断歩道で、じいちゃんに呼び止められたら仕方がない。
R2の6車線を渡るのを手伝って欲しいと言われたら。
手を取られてしまっては、断れないわけで。
渡り切ると、1000円札を差し出されてしまうし。
さすがにそれは受け取れなかったけれども。
それなら、タクシーを呼んだ方が、とは思った。
 そんな試験を突破して、ようやくとお風呂に着いた。
やって来たのは、あぐろの湯。スーパー銭湯型の日帰り施設。
地下鉄ならば、徒歩1分。同じ敷地には、ホームセンターもある。
そんな便利さだけでなく、お湯の実力も伴っているらしい。
 1階が駐車場で、入口などは2階にある形態。
典型的な和風風風味な作りで、入浴料は850円。
連休中日の昼間。混雑を覚悟していたけれど。
それほどではなかったのは、よいことをしたからか。
 全体的には、ごくごく普通の広さのスーパー銭湯。
内湯は白湯で、温泉利用は露天だけ、というのも典型的。
ただ、その温泉に関しては、かなりの特徴を発揮していた。
薄緑色で、ゴムのような油のような匂いで、十分に濃いのに。
甘い出汁のような、塩のような、油っぽいような味まで。
湯の華だってぷかぷかで、壷湯のそれは、えげつなさすぎ。
茶黒なでかい湯の華を、指で押さえれば、油っぽく散った。
 それを、テレビ付き浴槽から、個人向け壷湯まで。
惜しみなく使っているのは、なかなかにすごいと思った。
温度差もつけていて、自分の好みを選べるのは嬉しい。
岩釜風呂という、小さめの浴槽がぬるめで素敵だった。
競争の激しい阪神間でも、これなら十分に戦えそうだった。
弱点は、やはり値段かしらん。銭湯価格の2倍強だし。
 お風呂で身体を温めたら、今度はお腹を満たしたい。
新長田から戻り、兵庫、で下車。発音が、標語、なのね。
ここで降りた理由は、車窓から見えた出店の賑わいっぷり。
どうやら、柳原のえびす様への初詣で、お祭り状態らしい。
 ここでなにかを食べられれば、と、歩いてみる。
ワンタンとか佐世保バーガーとかあんまきとか。
現役時代には見慣れない屋台がけっこう多い。
どこも人気があるようで、それなりに列が。
逆に、大好きなあんずあめは、一軒もなし。
この凋落っぷりは、いったいなんなのよ。
 結局、食べたいモノは出てこなかった。
そのまま帰るのもナニなので、えびす様へご挨拶。
でかい魚を飾ってあったり、巫女さんが踊ったり。
お祈りの鐘を、壊す勢いでがつがつと叩いたり。
なんとも賑やかで、活気のある初詣だった。
 それにしても、帰りの新長田駅。
きっぷを買う人で、行列気味だったのは意外。
そんなにICOCAって普及してないのかしらん。
 兵庫からも地味に戻り、神戸へ。
ユニクロ、モザイク経由で元町中華街へ抜ける。
久しぶりに歩いたけれど、ひとりは寂しいの。
でも、この寂しさこそが、ボクの生きる道なの。
 新長田では快晴も、中華街では降雪に。
雪は好きですけど、いくらなんでも、降りすぎです。
だからなのか、屋台ラーメンは、どこも混雑気味。
安いから、ここでと考えていたのに。混雑嫌なの。
というか、昼間にここに来たの、初めてか。
 三ノ宮の商店街を歩き、そのまま電車に乗る。
こうなったら、西明石でなにか食べるしかない。
なにかというか、明石焼きが前提なんだけど。
新快速でびゅんびゅん飛ばし、明石大橋を眺め。
あっという間に、新幹線との接続駅まで来た。
 西口に降り立つと、なんとも寂しい駅前。
一応、新幹線との接続口なのに、なによ、これ。
大きくぐるっと、南口に回ると、これがまた。
なんとも下町っぽい、平凡な商店街があった。
新幹線の駅とは思えない、地味な町だった。
 そんな状態では、食は無理。
仕方がないので、そのまま温泉を目指した。
思い込みで歩いていくと、普通に道に迷う。
それで慌てて地図を取り出して確認したら。
踏み切りは渡らないし、ぜんぜん手前だし。
いい加減に、このやり方は改めるべきだと。
思ってはいるけれど、地図を出すのが面倒だしね。
 本来の最寄り駅は、山陽電鉄の林崎松江海岸駅。
ここまでくれば、あとはもう、迷いはしないけど。
林崎松江海岸駅なのに、裏には団地がにょきにょき。
というより、そんなに海岸が近い印象もないのに。
海岸駅というのも、なんとも変な感じがした。
 西明石から、迷って遠回りをして、徒歩約35分。
恵美寿湯もまた、住宅地と工場のすき間にあった。
しかも、裏道。知らないと着けない場所だわね。
 開店前だったので、ちょいと待機した。
並んでいた人がはけてから、ボクも侵入。
番台こそないものの、中身は普通な銭湯だった。
内湯は、もちろん白湯。底のタイルは鮮やかな青。
その色に、鳥取の吉岡温泉を思い出した。
 売りである温泉は、内湯の奥の別区画で。
おそらく、温泉用に新しく増築した部分のはず。
天井が色つきガラスなので、なんとなく明るい。
ただ、青緑系統の中に、ぽつんと桃があるのは。
見栄えが悪いわけではないけれど。気になるね。
 気になるのは、お湯の色もそうだった。
ふたつに分かれた湯船は、右が茶褐色で左が白濁。
ずいぶんと違うけれど、元となる源泉はいっしょ。
右は沸かし湯で、左が本物の源泉、らしい。
その、色の変化のすさまじさに、ちと感動する。
 源泉マニヤとしては、まずは源泉へ。
足を浸けてみて、一瞬で引っこ抜いてみた。
夏場であっても、ざっぽんできない冷たさだった。
 なので、沸かし湯の方で身体を温める。
けれども、これがまた、銭湯らしくないぬるさ。
ゆっくりできるのは、とてもとても嬉しいけれど。
氷風呂のような源泉との戦いには、ちと足りない。
 しかも、狭くないようで狭い、変形浴槽。
5人ぐらいが精一杯なので、気をつかわないといけない。
入れ替わりの機会に、温まりきる前に、突入してみた。
が、16秒が限界。これ以上だと、身体が壊れるわ。
一応、10数えられたので、勝利したんだと思う。
というか、どうしてそこまでして入るのかしらん。
 お湯に関しては、沸かし湯が、薄っすらと塩味。
源泉は、錆塩辛い味。沸かすとなにかが消えるの?
 そんな感じでお風呂を終えて、また移動の人に。
姫路に出て、ようやくと朝兼昼食の、えきそばを。
通常350円を期間限定で280円なぞをやっていたので。
えっらい混雑っぷり。食べる場所の確保に苦労する。
しかも、大盛りは限定外。巻き込まれただけだった。
 混雑しているのは、えきそばだけではなくて。
姫路から岡山までの区間の電車も、混雑気味。
混雑だけならともかく、ダイヤが混沌しすぎ。
つか、なんだ。いつからこんなに酷くなったのよ。
ちょっと行って、相生で乗り換えは嬉しくないし。
ここは改良が必要でないのかしら、と思った。
 岡山では、4分接続でマリンに移動。
こちらも混雑していたけれど、途中駅で降りていく。
外はもう暗くて、瀬戸大橋も寝ているうちに過ぎた。
 そんなわけで、あっさりと高松に到着。
駅前の工事も完了して、ずいぶんとまとまっていた。
その先に、見慣れぬセルフうどん屋さんを発見。
19時でも営業中みたいなので、そろそろと侵入。
はなまるうどんよりは質素な、普通のセルフ店だった。
ぶっかけを食べると、ちょいと甘めなつゆが美味。
一般的な印象の、こしもしっかりとして、これまたよい。
ある程度は観光客向けだろうけれど、よいと思った。
 食後、瓦町まで歩き、今夜の宿の下調べ。
どうやら、以前、久留米で使った系列らしい。
会員券が使えると、その分、安くてよいのだけど。
なんにしても、ナイトパック開始までは時間があるので。
ちょいと、温泉でも入っておくことにした。
 なので、琴電に乗ろうときっぷを買い、改札へ。
すると、恐ろしいことに、すべてがIC専用。
あまりの徹底っぷりに、ぞぞけがしてしまった。
この方が、安上がりなんだろうけどね。
 よく揺れる電車で、10分ちょっとで空港通り駅へ。
地図で見ると、駅から出られないような感じで。
どこに道が繋がっているのか不安だったけれども。
普通に、上を越えている国道の側道に出られた。
 幅は広いけれど、人通りはまったくない歩道を行く。
この、ひとりぼっち感がなんとも楽しく切ない。
それも15分ほどで終わり。大きな施設が見えてきたから。
 今日、最後の温泉は、高松クレーターの湯きらら。
公営の、やっちゃった系っぽい作りだけど、人、いっぱい。
ずいぶんと人気があるというか。選択肢が少ないからね。
券売機で入浴券を買う仕組みは、ごくごく普通だけど。
宿泊の場合も、ここできっぷを買うらしい。変なの。
 お風呂場は、立派というには、やっぱり平凡。
あれこれ種類のある内湯と、壁に囲まれた露天と。
お湯自体に特徴もないので、ただの温浴施設っぽい。
名前にあったクレーターの湯は、露天にあるそうだけど。
今日は女子側らしいので、ご対面できなかった。
これなら仏生山温泉の方がよいかな、と思うけど。
ここの、みんなの憩いの場、な雰囲気も悪くはない。
 琴電で瓦町まで戻り、ボクもようやく宿へ。
プラネットというネットカフェで、とても普通。
読んでいない、頭文字やら湾岸やらをだらだらと読む。
本当は、とっとと寝て、少しでも回復するべきだけど。
こういう時でないと読めないし。読まないし。
結局、それでずるずると夜更かししちゃうのよね。
明日が大変だというのに、だ。

850、新長田あぐろの湯。
380、西明石恵美寿湯。
400、姫路駅。えきそば大盛り。
380、高松めりけんや。ぶっかけ大。
310、瓦町駅。空港通りまで。
600、高松クレーターの湯。
310、空港通り駅。瓦町まで。

東京 *2310
(391M/MLながら/\1450/\510)
大垣 0652
*0657
(3207F)
米原 0731
*0748
(3213M/新快速)
大阪 0913
0930
(3215M/新快速)
神戸 0955
0958
(4465B)
新長田 1003
1151
(164B)
兵庫 1153
1224
(168B)
神戸 1226
三ノ宮 1337
(3245M/新快速)
西明石 1356
1558
(3261M/新快速)
姫路 1616
*1636
(969M)
相生 1655
*1659
(1329M)
岡山 1808
*1812
(3153M/マリンライナー53)
高松 1906
瓦町 1949
(ことでん/\310)
空港通 2003
2123
(ことでん/\310)
瓦町 2136


090112(月)
 今日の初移動は、高松から徳島まで。
もちろん、各駅停車でちんたらだけど。
駅での停車時間が、恐ろしく長すぎる。
単線なので、交換は仕方ないにしても。
もうちょっとなんとかならんのかい。
一駅ごとに、7、8分停まってた気が。
 そんなこんなで、徳島は板野に到着。
峠の雪は、今は小雨。風がかなり強い。
これで気持ちが折れたけれども、だ。
行ける所まで、と歩き出してみた。
 そんなわけで、歩き遍路。ですが。
前回が、1番から3番までの5.5km。
今回は、4番から10番までの30km。
この、一気の距離延長はどうなのかと。
しかも、未経験、初体験な長距離移動。
おまけに、途中に駅はないので逃げ道なし。
計算上は、明るいうちに巡回できるけれど。
体力、肉体、精神が維持できるのかどうか。
不安だらけのお遍路さんとなった。
 板野から4番までは、4.5km。
折れた気持ちを引きずって、県道を歩く。
小雨が終わると、今度は小雪。風は、強め。
遮蔽物があまりないので、直接、襲われる。
 こんな日でも、歩きの人はいるようで。
途中、3人ほど、白装束とすれ違った。
あの人たちは逆打ちでもしていたの?
 徳島自動車道をくぐると、快晴に。
ここで、歩き遍路用の道案内石碑と合流。
けれどもそれに従わず、自動車道の側道へ。
行ってみたら、高低差の激しい管理道路だった。
かなりめげたけれど、どうにか攻略。
山場を越えた感じで、あとはさくさく進めた。
 4番は、大日寺。こじんまりとしたお寺さん。
本来ならば、お札やら記帳やらあるけれども。
ボクは、正式でも水曜式でもないので、祈るのみ。
いつもよりも具体的に、煩悩絡みで祈り倒しておく。
その祈りが、自分を動かす原動力になればよい。
 板野から大日寺まで4.5kmで、45分。
計算していたよりも、ずっと速く歩けている。
ただ、それもいつまで続くのか。わからない。
 ここから5番の地蔵寺までは1.7km。
これはもう、近所ともいえる距離。
お遍路道の石碑に従い、20分ほどで到着。
したと思ったら、別のお寺だったらしい。
お地蔵さまに囲まれた階段を下った先が、本家。
裏側から侵入したようで、ちとすっきりしない。
お寺よりも、空海さんの立派な銅像が印象的。
 地蔵寺から、次の安楽寺まで、5.3km。
道程としては、迷いようのない、県道一直線。
多少、ランナーズハイな状態になってきたのか。
疲れを感じることもなく、さくさくと歩ける。
つくづくマゾなんだと悟りを開いた。空海さんもか?
 が、楽しかったのも上板町の役場まで。
空が急に曇りだし、白い悪魔が落ちてきた。
雪は好きだよ。好きだけど、融けるのは嫌い。
つか、気温が高いので、外套上で水になるわけで。
しかも、だんだんと吹雪化するからたまらない。
 6番の安楽寺に着くと、ぐっちょりびちょびちょ。
ご挨拶の前に、軒下を借りて、濡れを拭き取る。
幸い、染み込むほどではなかったけれど。めげる。
 本堂に上がると、なんと、ストーブがあった。
空海さんの粋な計らいで、ひとまず生き返った。
お寺の人の話だと、ここまで降るのは珍しい、って。
雪とお寺というのは、静かで幻想的だけど。
歩き遍路からしてみると、地獄すぎて困るわ。
 20分ほど暖を頂き、次の寺へと向かうことに。
ちなみに、安楽寺さんは、ちょっと中華風味。
隣にあるお土産屋さんも含めると、こじゃれ風味。
俗っぽいけれど、小綺麗でよいとも思った。
 外に出ると、あっさりと吹雪消滅。
雲も流れて、あっという間に快晴。冬晴れ。
これ以降、雨雪と遭遇しなかったけれど。
山でもないのに、ちょいと変化しすぎだろ。
 安楽寺から十楽寺は、1.3km。
こういうボーナスステージは嬉しいけれど。
お願いするために、階段を登るのが辛い。
なんだかんだと、足にきているのね。
十楽寺さんは、安楽寺さんっぽい雰囲気。
なんだけど、ちょっと素っ気ないかな。
あまり印象に残る感じではなかった。
そんなわけで、すぐさま出発した。
 晴れてはいるけれど、風が冷たい。
懸念していた足先も、ずいぶんと凍っている。
ここは、厚手の靴下を用意しておくべきだった。
というか、実は地味に初日からの問題点で。
素直に100円均一店で買えばよかったのです。
 熊谷寺までは、4.1km。近くはない。
その途中、お遍路さんの休憩所、を発見。
ちょっと入りにくそうだけど、これは嬉しい。
というか、この先でもちょくちょく見かけた。
工場の敷地に、ちょこんと作ってあるような。
そういう優しさが、四国遍路のよいところ。かな。
 この道程の中間地点は、R318との交差点。
このお遍路では、初めての国道との遭遇になる。
このお遍路を中断するなら、このR318を南下することに。
けど、それでも5kmぐらいあるのには苦笑い。
 この交差点の角っこに、道の駅風味な施設があった。
ちょいと休憩と立ち寄ってみると、なんと温泉。
御所の郷、という、日帰り温泉施設らしい。
それなりにできたてなのか、綺麗な施設だった。
 想定外の遭遇に、どうするか悩んでみる。
時間の面からいえば、とっとと進むべきだけど。
卓上よりは速いので、1時間なら問題なし、と。
ただ、入った途端に気持ちが萎える可能性もあるし。
温泉としては、たぶん、クレーター系かな、と。
面白みはないけれど、足の冷えの解消はできるし。
 そんなことを考えているうちに下駄箱へ。
靴を抜き、お金を払い、気が付けば脱衣所へ。
身体が欲しているらしい。ならば仕方がない。
 設備としては、内湯と露天のふたつ。
面白いことに、ここは、内湯のみが温泉らしい。
人の分散を考えると、確かに正解なのかもしれない。
ちなみに、内湯は10人程度で適正だと思う。
 浸かってみて、あれれと驚く。
ぬるっときた。普通に、ぬるっとする。
強烈ではないものの、これは確かに美人の湯。
 ただ、味を酸っぱく感じたのは、ボクが異常。
旭川でも、しょうゆを酸っぱく判別したし。
おそらくは、塩っぽいんだと思うけれど。
疲れていると、どうもこうなるらしい。
 身体が温まると、気持ちも持ち直した。
どうやら、R318を南下する必要はないらしい。
勢いだけでさくさく進み、8番熊谷寺に到着。
 着いたー、と喜んだのもつかの間。
十楽寺さんよりも、長い長い階段が隠れていた。
こういういじめはよくないと思うけれども。
いじめよくないと帰るわけにもいかず、登る。
前にいる夫婦というか、奥さんのおしりを見ながら。
どうにかこうにか登りきり、ようやく、ご対面。
奥さんがいなければ、辿り着けたか怪しかった。
 熊谷寺さんは、なんとも静かな山寺だった。
しばし休憩しながら、所要時間の計算をしておく。
十楽寺からの計算で、4.1kmを45分で走破。
案外と足色が落ちていないことがわかった。
これならば、太陽がいるうちに逃げ切れそう。
とはいえ油断は禁物だけれども。
 熊谷寺さんからは、田んぼの中の道。
ずいぶんと人口も減ったような気がする。
2.4kmなので、それほど遠くはないけれど。
道としては、ちょいとわかりにくい感じ。
それだけに、案内石碑が、とても助かる。
車道の方にも、9番札所の矢印が書いてあって。
迷う人が多いのかしら、と思った。
 そんなわけで、あっさりと9番法輪寺。
納経堂がえらく立派すぎて、ちと浮きすぎ。
全体的には、とてもこじんまりとしたお寺だった。
せみの声が似合いそうな、夏に来たい雰囲気。
でも、夏場にこの距離を歩くのは地獄だわ。
 つか。つか、だ。
若い恋人同士で、車遍路はどうかと。
何組か見かけたけど、正直、どうかと。
もっとやること、あるだろうに。なぜに遍路。
そんなんだから、今どきの若者は。と言いたい。
ただの僻みなんだけどさ。僻みだけど。
 無事に9番まで終えたけれど。
問題となるのは、実は、この先の区間。
次の、10番切幡寺までが4.2km。はよいけど。
切幡寺から最寄り駅までが7.1km。ここが厳しい。
行くのはよいけど、暗くなるのは嫌だなと。
けれども、残せば残したで、次回が大変なので。
がんばって、切幡寺経由で帰ることにした。
ちなみに、法輪寺からなら、5kmぐらいで駅のはず。
 ここからのお遍路道は、住宅街の細い道。
ものすごく四国っぽくて、変に気分が高揚する。
さらに、それっぽいのが山肌に見えてきた。
見たくもなかった、長い長い階段が見えてきた。
これには、さすがに興奮せざるを得なかった。
この状態で、あんな階段を登らせるつもりかよ、と。
けれども、実際には、ただの秋月城跡だった。
 実際の切幡寺への入口は、もっと過酷。
車遍路の人には、特に厳しい狭い道と急勾配。
その先に待ち構えていたのが、長い長い険しい階段。
階段はよいとして、険しいのは本気で辛い。
しかも、今回は奥さんがいない。にんじんがない。
それでも登りきったボクはえらいと思った。
 4.2kmを50分。疲労、階段を考えると良い成績。
おかげで、ご挨拶の際に、なにも考えられなかった。
脳みそまで、酸素が巡っていないような気がした。
 熊谷寺さんと比べると、標高が段違い。
なので、ずいぶんと見晴らしというか、景色がよい。
特に、さらに上にある五重塔まで行くと。絶景。
これはもう、山登りの感動と同じ種類のもの。
涼しい風に吹かれて、十分に休んで、いよいよ帰路へ。
時間を考えれば、明るいうちに駅に着くはず。
 厳しかった階段は、下りでもまた厳しい。
しかも、ここから7km。地味に、今回の最長区間。
道がわかりにくいので、11番へと向かう標識を辿る。
街中の、あのくねくね区間は、ないと迷うわ。
 途中、幅の広い吉野川を、ふたつの橋で渡河する。
わけだけど、この橋が沈降橋で、幅がまた狭い。
軽トラとのすれ違いでさえ、避けないといけない。
ちょっと走ればR318の橋があるけど、徒歩には遠い。
 ひとつめを渡ると、大きな中州に入る。
田園の広がりに、あまり中洲だと感じさせない。
同時に、次への橋までが、やたらと遠くて辛い。
今回のお遍路で、なにげに厳しい区間だった。
 長めの沈降橋を渡り切れば、駅はすぐそば。
堤防を登ると、お遍路用の仮眠所があった。
吹きさらしのバスの待合所に、ふとんがひとつ。
一泊ならいいとのことだけど。冬場はきついでしょ。
 お遍路石碑とお別れをして、阿波川島駅へ。
城を眺め、国道を渡り、狭い住宅街を抜ければ到着。
ここまできて、ようやく、今回のお遍路も終わり。
想像していた以上に、身体がもってくれたのが嬉しい。
ボクでも30kmを歩ける、というのも意外だった。
残りまだ70寺ぐらいあるけれど。
死ぬまでには。
 お遍路が終わって、また悩む。
徳島、高知、高松、岡山。どこに出るか。
当初の予定だと、高知のつもりでいたけれど。
これが案外と遠いので、どうかなぁ、と。
なら、帰りやすい場所がよいのでは、と。
思っていたけれど、停車中のアンパンマンを見て。
どうやら団体さんの臨時列車らしいけれど。
アンパンマンというか、ドキンチャンを見て。
理由はないけど、高知か高松岡山にしようと。
そんなわけで、阿波池田行に乗ってみた。
 2両編成の列車は、普通に座ることができた。
一駅も進まないうちに、またもや雪が降り出した。
こうして眺められる雪ならば、ボクは大歓迎。
なんだけど、気がついたら眠ってしまった。
 起きたのは、まさに阿波池田に着いてから。
ここで、高知と高松岡山の選択を強いられる。
最初、高松岡山方面の列車に乗り込んだけど。
やっぱり高知と、あっさりと乗り換えた。
 ここからは、1両の気動車で山中を進む。
大歩危の絶景は、さすがに暗くて見られない。
というか、車窓を楽しむ時間では、もうないし。
さりとて、眠れるかというと、これがまた。
 車内がとてもとてもとても寒くて。
この車両が、半自動のできない、バス型の扉で。
交換の際に、開けっ放しなぞにするものだから。
しかも、外は山の中。冷気、入りすぎ。
途中で運転手さんが気がついてくれたけれど。
長時間停車の際には閉めてくれたけれど。
暖房自体が弱いので、暖かくはならなかった。
四国に来て、寒くて死ぬぜを経験するとは。
 そんなわけで、高知の手前、薊野で途中下車。
駅の裏手の住宅街の路地を、迷いかけつつ。
も、なんとか抜けて、大きな橋を見てみれば。
対岸にあるのは、高知ぽかぽか温泉、の看板。
列車で冷えた身体は、温泉で温めてもらう。
 薊野、あぞうの、からは、約10分。
マンションの裏、横に、ぽかぽか温泉があった。
設備的には、スーパー銭湯といえばそうなんだけれども。
どちらかといえば、銭湯を広くした、という感じ。
その点は、青森のゆーぽっぽと、ちょっと似ているかも。
 カランに椅子がなかったり、内湯の入りが独特だったり。
やっぱり、スーパー銭湯というには、ちと違う気がする。
温泉を利用しているのが露天のみというのは、一緒かも。
 露天といっても、屋外なだけで、展望はなし。
ただ、扉を開けた途端に感じた、海の潮の匂い。
一瞬、なんの匂いなのかわからず、戸惑ってしまった。
お湯に特徴はないだろう、と、勝手に想像していたし。
 実際には、傷にしみるほどの、しょっぱい温泉だった。
傷だけでなく、肌が痛いのは、あの日が近いからなのか。
今期の冬は、とにかく乾燥肌が厳しくて、辛い辛い。
漂う匂いは、まるっきり海で、沸かし海水かとも思ったほど。
これがまた、じわじわぽかぽかと温まるお湯で。
こういう、寒い冬の日にはぴったりの温泉だった。
 ぽかぽかしたまま駅に戻る。
と、ちょうど列車が発車してしまった。
時間は確認したはずなのに、と。
よくよく見たら、回送だった。
乗るべき列車は、すぐに来てくれた。
 人生、二度目の高知駅。
高架工事も終わり、ずいぶんすっきり。
けれども、今度は駅前の工事で混沌中。
市電乗り場も、少し不便そうな感じ。
 今夜、高知で行うことは。
ご飯を食べて、宿に泊まる事。
そして、明日の行程を考えること。
なので、まず最初にご飯と宿の調査。
 はりやま橋にご挨拶を済ませて。
宿を調べてみると、驚愕の事実が。
考えていたネットカフェさん、撤退。
前回、利用したネットカフェさん、撤退。
そして、ボクの知りうるお店、全滅。
 こりゃいかんと、慌ててココイチへ。
カレーライスを食べながら、携帯操作。
探すべきは、安いビジネスホテル。
なんだけど、電池残量が、残りひとつ。
最悪、電源を借りるつもりだったけれど。
 もうひとつの問題は、予約の締め切り。
こちらばかりは、借りるわけにはいかない。
安くなければ、いくらでもあるだろうけれど。
この旅行で、贅沢はしたくない。
変な汗をかきながら、どうにかこうにか。
はりやま橋近くに、3300円で確保できた。
 それならば、食後、すぐに宿に向かう。
アベスト高知は、ちょっと裏手にあるホテル。
フロントは綺麗で丁寧で、部屋はちと広い。
30kmのあとなので、ベッドの方がよかったかも。
惜しむらくは、自由に使えるパソコンが。
それさえあれば、大絶賛だったのに。
 仕方ないので、携帯で列車だけ調べる。
阿波池田接続で琴平までわかればよい。
あとはもう、適当になんとかなるはずだし。
他は、明日また、どうにかこうにかしよう。
ということで、あっさりと眠った。

1980、高松プラネット。ナイト9h。
711、高松コンビニ。朝昼食。
600、徳島御所の郷。
350、切幡寺おみやげ屋。キーホルダ。
600、薊野高知ぽかぽか温泉。
680、高知ココイチ。ロースカレー。
3300、高知ホテルアベスト高知。

高松 *0556
(311D)
板野 0807

板野 0805
4.5km/ 45min
大日寺 0850/0905 0925/0930
1.7km/ 20min
地蔵寺 0925/0935 0955/1000
5.3km/ 55min
安楽寺 1030/1050 1115/1120
1.3km/ 20min
十楽寺 1110/1115 1135/1140
2.4km/ 25min
御所の湯 1150/1230
1.7km/ 20min
熊谷寺 1250/1255 1245/1250
2.4km/ 30min
法輪寺 1325/1325 1325/1330
4.2km/ 50min
切幡寺 1415/1430 1435/1440
7.1km/ 75min
阿波川島 1555/1607
30.6km/340min(5h40m)

阿波川 1607
(463D)
阿波池 1733
*1742
(4271D)
薊野 2021
2131
(4887D)
高知 2134


090113(火)
 高知の朝は、マクドナルド。
食べてみると、案外と美味しくなかった。
期待していたのは、どうやら刺身系統。
先に、ひらめ市場をのぞいておけばよかった。
ちょっと早めに開いている店もあったのね。
本命のお土産は買えたので、問題はない。
つか、おかげで袋がぱんぱんぱん。閉まらん。
この無印袋は限界か。ボストン小を買うか。
 高知城や神社を散歩して、高知とお別れ。
本当はね。本当は、土佐くろしお鉄道のね。
沿線にある温泉にでも行こうかとね。
でもね、片道1000円以上を支払うのもね。
どうかと思って、やめたわけですよ。
 そんなわけで、高知発は1045と遅め。
昨日と似た車両も、今日の車内は暖かい。
長椅子が埋まらない程度の乗車率で出発。
平地区間で大半が降りれば、あとは、うん。
いかにもな人たちばかりで、山に向かう。
 昨日は暗くて見えなかったけれど。
昼間に見ると、けっこう、雪景色だった。
地味に人を乗降させながら、阿波池田着。
 ここからは、多度津行に乗り換える。
ので降りて改札を出て、待ってみたら。
なんてことはない。同じ車両だった。
だったら、そのまま乗っていたのに。
 阿波池田と琴平間は、初体験。
なんというか、えげつない山越えなのね。
見せ場の坪尻が通過だったのは残念だけど。
下り列車が交換で停まっていれば仕方ない。
そこを終えると、いつの間にか眠っていた。
 起きると琴平で、衝動的に降車する。
別に、こんぴらさんとの対決ではなく。
うどんも喰らわないで帰りたくないので。
そのお店を、ネットで調べたかったのに。
こうなると、記憶力勝負になるわけで。
 最初に立ち寄ったのは、おがわ。
大きな看板で目立っていたので、まずは。
ここは普通の店舗型。そんなに広くはないかな。
お店の売りは、細切りの讃岐うどん、とのこと。
なので、細切りの冷たいぶっかけを注文。
 出てきたものは、なるほど、細いうどん。
けれども、しっかりとしたコシがあっておいしい。
味付けがちょっと薄めなのが、労働者には残念。
あとは、讃岐うどんとしては、値段が高め。
普通のうどん屋としてなら、まったく文句なしだった。
 次は、路地裏にひっそりとある、井上。
以前、印は打っていたけれど、その人気のなさに。
ただの民家っぽい佇まいに、回避したお店。
 それが、今日は、のぼりがはためき中。
のれんもしっかりしていて、これなら入りやすい。
とはいえ、時間帯もあって、お客は誰もいなかった。
新聞を読んでいたおばちゃんに、生しょうゆを注文。
すると、さっくりと作って出してくれた。
 こちらのうどんは、ものすごくもちもち。
同じ讃岐うどんなのに、この方向性の違い。
これがとても楽しい。そして、もちろん、おいしい。
本当は、まだ挑戦したいところだけれども。
ボクの情報ではここが限界。ネットがあればなぁ。
 うどんが終われば、あとは帰るだけ。
なのに、なぜか、どうしてか、どういうわけか。
当たり前のように、こんぴらさんへと向かってしまう。
あの階段地獄に、なぜに立ち向かうのか。
昨日の今日で、どうしてまた、足を笑わせたいのか。
わからない。わからないままに、ボクは戦ってしまった。
 品揃えに特徴がないのが特徴な、参道のお土産屋さん。
その真ん中を、急な階段を、ずんずんと突き進んでいく。
ミニスカートの女子を見上げながら、ずんずん登っていく。
途中から、案の定という感じに、変に高揚してくる。
そういう時って、どんな表情しているのだろう。気味悪そう。
 思ったよりも足は大丈夫なまま。
無事、こんぴらさんの登頂に成功。
ご挨拶をする前に、まずは息を整える。
そして、展望台から高松方面を眺める。
絶景を眺めつつ、しばしの休憩。
数年ぶりの景色の、変化はわからなかった。
 でも、こんぴらさんは変化していた。
金色のお守りセットを限定販売って。
その俗っぽさが、なんとも身近でよい。
それとも毎年、やっているのかしら。
 琴平駅に戻ると、始発列車が待っていた。
中は、高校生でびっちり埋まっている状態。
高校生電車は久しぶりで、ちとびびってしまう。
それでも、4両ぐらいだったので、席には座れた。
ここからはもう、淡々と乗り継いでいくだけ。
 そんなわけで、坂出でマリンに乗り換え。
夕方の、瀬戸内海の美しさを満喫し、四国とお別れ。
やることをやったような、なにもしていないような。
地味にすっきりとしないまま、本州に戻ってしまった。
 岡山での30分待ちは、とてもとても寒くて死にかける。
しかも、やってきた電車は始発ではなく、直通電車。
幸い、人の入れ替えが多かったので座席は確保。
にしても、夕方ぐらいは本数を増やしてもよいのでは。
 立ち席の人を大量に乗せ、姫路へと進む。
ちょこまかと降りたり乗ったりで、空くことはない。
そんな中、携帯電話を駆使して、温泉を調べておく。
 本音でいえば、今夜中に東海地方まで。
名古屋まで行きたかったけれど、無理なので。
素直に三ノ宮辺りで寝床を探すことにして。
そうなると、その近辺の温泉に行けるかな、と。
ところが、情報を引き出す手段がなさすぎて。
四苦八苦しながらも、二件ほど抽出してみた。
パケット代、嫌なことになりそうだわ。
 姫路では、接続の新快速を一本、落とす。
それで食べたのが、またもや、えきそば。
はまっているわけじゃあないんだけれど。
当たり前のように食券を買う自分がおかしい。
 お腹を膨らませ、新快速に乗り込む。
芦屋まで飛ばしてもらい、芦屋からは普通電車。
たった一駅、さくら夙川で下車してみた。
ちなみに、夙川はしゅくがわ。読めなかった。
 ここから温泉までは、R2とR171を歩く。
県道でも行けるけれど、地図がないんだもん。
往路に関しては、安全策の遠回りを決め込む。
そのおかげなのか、10分程度で辿り着けた。
 今日、最初の温泉は、双葉温泉。
外見はこじんまりと、ちょっとハイカラ。
中身は、番台こそないけれど、普通に銭湯だった。
温泉を利用しているのは、内湯にひとつと、露天のみ。
この形態も、よくある温泉後付けな銭湯っぽい。
 が、双葉温泉が素晴らしいのは、その露天風呂。
銭湯らしからぬ、10人は収容できそうな、その広さ。
周囲が壁とはいえ、その空間から圧迫感も薄かった。
お湯は、多少濁った、薄っすらと塩とさびの味がするもの。
しっかりと温泉しており、これが銭湯価格なら安い。
こういう温泉があちこちにあるのだから、阪神間は素晴らしい。
 さくら夙川からは、各駅停車で尼崎まで。
つか、夙川の入線音楽って、コブクロだったのね。
一瞬、誰かの携帯電話の音かと思った。
 尼崎からは、福知山線に乗り換えだけど。
次の電車は快速。その次の電車も快速、って。
たった二駅を進むために、17分も待つなんて。
そりゃ、地方に比べたら、たかだか、なんだけど。
本数を考えると、この待ち時間はありえんだろうと。
意味もなく、わけもわからず、ひとりでぷんぷん。
 けれども、尼崎駅前を探索できたから、ね。
ここに、適当な宿泊所があれば、とほのかにね。
期待していたけれども、それらしきものはなかった。
 17分後、待ち焦がれていた普通が登場。
大半が通勤客の中、ひとり、温泉を目指す感覚。
この感覚も、ずいぶんと久しぶりのものだわ。
アウエーの中、ひとりぼっちの寂しさ。
 猪名寺も、案外と読みにくい駅名。いなでら。
ここから、グンゼ製作らしいショッピングモールへ。
線路沿いの裏道に誘導され、工場と集合住宅の合間を抜け。
正面に見えてきたのが、つかしん。そういう名前。
 ここまではよかったものの、温泉がね。
施設がどこにあるのか、さっぱりとわからない。
どうやら、歩いてくる人を前提としていないらしい。
センター内も営業が終わっているらしく、通り抜けもしにくい。
結局、うろうろとしてしまい、15分もかかってしまった。
もうちょっと、なんとかならんのかしらん。
 ようやくとご対面したのが、湯の華廊。
デザイナーズ旅館のような表玄関で、足湯まであった。
おそらく、この足湯だけなら無料なはず。太っ腹ね。
中に入れば、結局は、スーパー銭湯なわけだけど。
浴室というか、露天の空間が広い点は好印象。
壁が多少低いのもあるのか、空が広く感じられた。
しかも、中心となる岩風呂も、なかなかに大きい。
 夜の照明で、あまりはっきりとはしないけれど。
おそらくは茶褐色で、塩辛いお湯は、ずっしりと来る。
気がつけば、額には汗びっちょり。自分で驚いた。
けっこう成分が濃いんじゃないかしら、と思った。
 面白いのは、個人浴槽のつぼ湯。
こちらは、味は同じなのに、色が薄い。
多少の濁り感はあるものの、透明といえば透明っぽい。
酸化なりなんなりすると、あういう色になるのかも。
どうも、こちらが源泉ママらしいので、元はこうなのかも。
 帰り道は、またもや遠回り。
あとで地図で調べたら、裏に公道があったみたい。
無理してつかしん敷地内を歩く必要はなかったのね。
 猪名寺から尼崎に戻り、最終の新快速で三ノ宮へ。
下車が0時を過ぎているので、どうなのかなと。
多少、緊張して改札を抜けたけれど、特になし。
ここも、終電まで区間だったのかしらん。
ダメならダメで、はんこをもらうだけだけど。
 平日だというのに、三ノ宮は大賑わい。
今夜の宿は、駅から近くにあった、ポパイを選択。
6時間パックで870円は安いというか、異常すぎる。
しかも、会員証が不要って。大丈夫なのかしらん。
手軽なのはよいけれど、価格勝負しすぎると。
 あてがわれたのは、ごくごく普通のフラット席。
明日の乗り継ぎを、ある程度まで調べてしまえば。
あとはもう、寝るだけ。
慌しいなぁ。

370、高知マクド。ソーセージエッグマフィン。
1300、高知ひらめ市場。おみや。
180、高知駅キオスク。かつお。
600、琴平おがわうどん。細麺ぶっかけ。
350、琴平うどん井上。生しょうゆ。
350、姫路駅。えきそば。
380、さくら夙川双葉温泉。
750、猪名寺つかしん天然温泉湯の華廊。

高知 *1045
(4242D)
阿波池 1316
*1337
(246D)
琴平 1428
*1612
(1270M/サンポート)
坂出 1642
1653
(3148M/マリンライナー48)
岡山 1733
1801
(1330M)
姫路 1926
1942
(3528M/新快速)
芦屋 2029
2030
(244C)
さくら 2032
2140
(254C)
尼崎 2150
2207
(1241C)
猪名寺 2213
2325
(4654M)
尼崎 2331
2346
(3543M/新快速)
三ノ宮 0001


090114(水)
 昨日、最終の新快速に乗ったので。
今日は、始発の新快速に乗ってみた。
通勤時間帯だもの。混雑は仕方なし。
でも、大阪止まりはどうなのかしら。
そのまま米原まで行ってくれれば、と。
普通の人にも便利だろうに、と。
 15分接続で、始発の新快速へ。
この列を見ると、ますます、そう思う。
つか、おっちゃん。割り込み仕掛けるな。
車内も、彦根まで常に混雑気味すぎ。
やっぱり、始発を延長運転すべきでしょ。
 米原での乗り換えも、人、多すぎ。
平日なのに、18組ばかりな気がする。
待っていたのは、373x3。ながらの車両。
もう、ここからは東海地方なのよね。
 大垣で受けるのは、長い新快速。
なのに、すべての席が埋まっていた。
ずいぶんと需要があるものだと驚いた。
名古屋で降りるので、立席でもよいけれど。
その先まで行く人は大変だろうなぁ、と。
人事のように感じた。まぁ、人事だし。
 そんなわけで、名古屋で下車。
ホームのきしめん屋で、きつねを喰らい。
下のキオスクで、赤福やらあんまきやらを買い。
やることをやったので、またもや車上の人に。
 10時ともなれば、さすがに混雑もなし。
なのに、遅れてやってくる新快速。なぜ。
おかげで、豊橋では0分接続。いなりを逃す。
 あとはもう、淡々とした乗り換え移動。
18組も少なく、始発を待つ必要もないくらい。
着席の心配をしなくて済むのはありがたい。
 沼津、三島で混雑するのは、いつものこと。
ここと熱海の流動の多さには、いつも驚く。
敦賀と福井のような感じなのかもしれない。
 熱海まで来れば、電車の心配もなく。
せっかくだからと、温泉に立ち寄ってみた。
 駅前から、R135まで降りる坂道。
そこを転げ落ちていくこと10分程度。
坂の途中にあるのが、福島屋旅館だった。
いかにも旅館、という感じの建物で。
けれども、立ち入りにくい雰囲気ではない。
今は、共同浴場化しているからかもしれない。
 木造の脱衣所と、タイル併用の浴室と。
それを照らす電球とで、雰囲気は抜群。
まったく女子が好きそうな、そんな佇まい。
この辺は、旅館としての意地なのかも。
 浴槽はふたつあり、小さい方は空っぽ。
なので、必然的に大きい方しか入れない。
ちと熱めのお湯は、薄っすらと塩味がした。
これをひとりで楽しめたのは贅沢だった。
 熱海にも、こういう場所があるんだと。
地味に熱海を見直すきっかけにもなった。
もうちょっと、掘ってみてもよいかな、と。
 駅に戻ると、始発のアクティが待っていた。
快速なんだけど、通過するのはたった4駅。
関西や東海の速さを知ると、どうなのかと。
けれども、文句を言える立場にもなく。
大人しく乗せていただくことにした。
 ぐっすりと眠り、起きた横浜で乗り換え。
JR最後は、湘南新宿ラインで、池袋まで。
どうにかこうにか、無事に帰宅することができた。

870、三ノ宮ポパイ。ナイト5h。
350、名古屋駅きしめん屋。きつね。
3650、名古屋駅キオスク。おみや。
400、熱海福島屋旅館。
980、熱海駅キオスク。押寿司。

三ノ宮 0626
(3402M/新快速)
大阪 0648
*0703
(3404M/新快速)
米原 0827
*0833
(202F)
大垣 0906
*0910
(2316F/新快速)
名古屋 0941
1013
(2318F/新快速)
豊橋 1100
*1106
(942M)
浜松 1139
*1151
(778M)
島田 1234
*1244
(780M)
富士 1348
*1402
(1458M)
熱海 1443
*1600
(3764M/アクティー)
横浜 1711
1716
(2730E/快速)
池袋 1754


090115(木)
 10日ぶりに歯医者さんに行った。
去年の2月に、同じ場所を治療していたらしい。
そして、1年以内の再治療は保険が利かないらしい。
そこで、ぽにょぽにょするとかしないとか。
つか、そんな制度があるとは知らなんだ。
つか、つまりは3月ぐらいまでかかるのね。
ずいぶんと優雅な治療だと思った。


090116(金)
 今週は、2日間も働いた。
ので、とてもとても疲れた。
あまり働きすぎもよくないわね。


090117(土)
 ぶらりドライブでも。
なんて考えていたけれど。
ずいぶんとお疲れみたいで。
結局、家でだらだらしてました。
 だから、なのかしらん。
治療中の歯が。歯が痛むのです。
熱いものを当てると、あてててて、と。
なにがあったのか。怖い怖い。
月曜日までは放置なのも辛いのです。
大事にならなければよいのですが。


090118(日)
 18きっぷが1日分、余った。
貧乏なので、残すようなことはできない。
さりとて、そんなに遠くに行く気もしない。
なので、熱海と伊東を攻めてみることにした。
ここならば、東京から2時間程度で着くし。
電車の本数も多いので、下調べも不要だし。
温泉という点で、気にもなりだしたので。
ちょうどよいかな、と、人を連れて行ってみた。
 東京始発の伊東行に乗り、まずは網代へ。
前回、ここに電車で来たのは、小学生の時かも。
ホームは覚えているのに、駅前の狭さは記憶にない。
あの時は、確か海水浴に来たような気がする。
海草が多くて、投げ合って遊んだはず。
 そんなことを思い出しながら、R135沿いの平鶴へ。
ここは、自遊人の無料パスの使える観光旅館。
玄関で、その旨を伝えると、ずいぶんと慣れた対応。
見ていた範囲でも、パス利用の人が多かった。
 全体的に、昭和の設計な雰囲気がぷんぷん。
お風呂場は、大浴場風味な内湯と、海に面した露天。
売りとしては、やはり、露天風呂なんだと思う。
海に平行ではなく、垂直なのが残念だけれども。
波の音を聞きながら浸かる温泉は、気持ちがいい。
 お湯は、適温で塩味。そして、けっこう効く。
気がつくと、かなり温まってしまい、のぼせかけた。
冬場には、うってつけの温泉だと思った。
 網代駅に戻ると、黒潮電車がやって来た。
とても豪華な普通列車で、運賃だけで乗れてしまう。
多少の贅沢感を味わい、あっという間に伊東に到着。
電車は下田まで行くけれど、この先は、別料金なので。
 こちらも、電車で来るのは久方ぶり。
観光客がずいぶんと多いのは、近いからかしら。
駅前の観光案内所で地図を貰い、共同湯を調べる。
伊東の場合、きちんと掲載されているのが嬉しい。
ただ、営業開始が14時頃からが基本なのが悲しい。
 そんなわけで、先に食事と、回転すし屋へ。
皿色別価格はよいとして、ずいぶんと設定が細かい。
もうちょっと統合してもよいのでは、とは思った。
味の方は、特に不満はなく、感動もなかった。
 食後、散歩をしていると14時を過ぎていた。
さっそく、駅前にある子持湯へと行ってみた。
ここは、雑居ビルの地下にある、古ぼけた共同浴場。
一応、看板らしきものはあるにはあるけれど。
ここにあると知らないと、ちと気がつけなさそう。
そして、慣れてない人には、敷居の高そうな雰囲気。
実際、階段を降りていくのは地元のご老人ばかりだった。
 家族風呂が安いので、それにしようと思ったら。
とっくに満室らしく、ちょっと待つよ、とばあちゃん。
どう考えても、ちょっと、では済まなそうなので。
他の共同浴場をあたってみることにして、子持湯を出た。
 そんなわけで、伊東の住宅街を歩いてみる。
時々、普通に宿があるのが、いかにも観光地っぽい。
そんな風景の中を10分ほど歩くと、岡布袋の湯とご対面。
岡温泉会館、という名前があるくらいで、地味にでかい。
普通の共同浴場を想像していたので、ちと驚いた。
ひなび方に関しては、まったくの想像どおりだった。
 入ってみると、銭湯のような番台があった。
家族風呂の空きを聞くと、こちらは大丈夫とのこと。
料金は部屋単位で、700円のと800円のがあるらしい。
その差は部屋の広さで、ふたりなら800円がお勧め。
なのはよいとして、つまり、700円ってひとり用なの?
 それを聞くことはせず、券売機できっぷを買う。
選んだのは、800円。それを渡すと、鍵をくれた。
制限時間は1時間。でも、厳密ではなさそうだった。
 家族風呂があるのは、正面右側の別棟。
古びたコンクリと狭い廊下が、怪しげすぎる。
あてがわれた5番のお部屋は、まるで家庭のお風呂。
ユニットバスではなく、昔ながらの一軒家のそれ。
 ぱっと見の広さも、そんな感じだけれども。
湯船は案外と深くて広くて、ふたりでも大丈夫。
ここにちびっ子だと、ちと苦しい感じかしらん。
 お湯は、普通に蛇口から注がれているので。
当然ながら、自分で管理可能。地味に贅沢。
ただ、白湯と言われても疑わない、ぬるめの湯で。
つまらないと不満に思っていたら、汗がどばどば。
油断しているとやられてしまう、恐ろしいお湯だった。
これでひとり400円なら、十分に安い。
というか、貸切って、基本的に高いからね。
 伊東駅に戻ると、ちょうど、東京行がいた。
先発の踊り子ではなく、こちらを選ぶ人も多い。
特に急ぐわけでもなければ、普通でもよいのか。
 せっかくの東京行だけど、熱海で下車する。
駅から続く土産屋商店街を眺めて、ひものを選ぶ、
特に決め手がなかったので、適当なお店で買った。
これで、頼まれ物は終了。あとは、お風呂。
 先週の福島屋旅館からなら、3分程度。
わかりにくくはないけれど、わかりやすくもない。
上宿新宿共同浴場は、そんな場所にあった。
温泉に慣れている人なら、匂いを嗅ぎつけられそう。
上宿新宿共同浴場は、そんな建物でもあった。
外はコンクリ、中は木造。配置は、銭湯風。
 浴室の奥に、ふたつの湯船がぽつんとあって。
右側が上がり湯らしい。左側の説明は、特になし。
ただ、源泉不足中に付き節約を、ということが書いてあった。
古くからの温泉だけに、量も減ってきているのかも。
 右側が多少、温かいけれど、それでもぬるい。
この程度の温度差だと、分ける意味があまりないかも。
どちらも、薄い塩味なので、お湯は同じなはずだし。
 それにしても。この雰囲気は熱海っぽくない。
他の共同湯も面白そうだし、もう少し、通ってみたい。
 熱海からは、始発電車で優雅に帰る。
が、普通電車組で、発車時点で席が埋まってしまう。
18きっぷで東上してきた組だっているだろうし。
それでも立ちまでいないのは、さすがに10両編成。
 起きると川崎なので、ここで途中下車。
ヨドバシカメラでVAR-A2を探し、あっさりと購入。
そしてラゾーナに向かい、あれやこれやとお買い物。
ついでに夕食も済ませて、ラゾーナを堪能した。
 こうなると、旅行してきた感がなくなる。
つかまぁ、伊東までしか行ってないわけだし。
18きっぷとしても元を取ったし、まぁ、よいかなと。
こういう使い方が、無理がなくてよいと思うしね。

2000、伊東回転すし。
400、伊東岡布袋の湯。
400、熱海上宿新宿共同浴場。
1008、川崎ヨドバシカメラ。VAR-A2。
1980、川崎ラゾーナユニクロ。靴下。
1050、川崎ラゾーナぴょんぴょん舎。冷麺大。
480、川崎ラゾーナコールドストーン。クッキーロード。

東京 *0921
(523M)
網代 1125
1224
(5643M)
伊東 1234
*1607
(526M)
熱海 1634
*1748
(922M)
川崎 1921
2105
(2008B)
田端 2145
2147
(2112G)
池袋 2156


090119(月)
 とってもだるいのです。
とっても眠たいのです。
なーんもしたくないのです。
が、仕事があるので仕事します。
 これがまた、動きっぱなしで。
他にもやることがあったりあったり。
週末まで持つのかどうか、不安です。
つかまぁ、持つんだけどさ。
それまでに、ばったりしたら。


090120(火)
 近所の給油所が値上がりしていた。
R99円がR105円。この時期に、6円って。
R120円ぐらいでよいと思ってはいたけれど。
実際に上がると、なんというか、嫌な感じ。
 つか、2桁の時に、もう少し走っておきたかった。
けど、この季節は仕方がないんだよなぁ。
夏タイヤだと、100kmの壁を越えられないし。
春先に、また値下がりを期待しよう。


090121(水)
 日曜日に買った、VAR-A2の雄を切断。
実際にCG65に挿入してみると、さっくりとはまった。
ただ、対応しているアダプターがないので。ないので。
きちんと動くのかどうかまでは判断できない。
まぁでも、難しいことをしたわけではないし。
たぶんきっとおそらく大丈夫だろう。
 問題は、KD-3。
店頭にはあまりないらしい。
ドンキにあるとかないとか。
でも、秋葉原なら。秋葉原なら。
あると期待して、行ってみよう。


090122(木)
 今週は、肉体的に辛い。
ずいぶんと走りまわった。
秋葉原でなくとも、だ。
池袋くらい行けるかと。
思っていたら、ダメだった。
電車に乗ったら寝てしまった。
明日が最終日ではあるけれど。
もう、へろへろだろうね。


090123(金)
 相当にくたびれていたけれど。
気になるコトは、とっとと解決。
秋葉原へと行ってみた。探してみた。
到着が夕方なので、時間はない。
ので、怪しげな店を中心に巡回。
 KD-3の類似品はあるけれど。
値段もだいたいいっしょだけど。
DC5Vを採れないのでは、ちと苦しい。
4.5Vでも大丈夫そうだけどさ。
 結局、そのものはなし。
代用品はあったので、なければ。
あとは、日曜日にあちこち回ろう。
動く理由ができてよかった。


090124(土)
 まだまだ探索するつもりも。
体力と気力が衰えたので、中止。
そのまま帰宅して、すぐにごろごろ。
夜のお誘いもありはしましたが。
さすがに今日は無理なのでした。
もう、無理はできない身体なのです。


090125(日)
 KD-3を探す旅に出かけてみた。
ホームセンターにあるとの情報もあり。
そこら辺を含めて、探索してみようと。
 まずは、困った時の美女木へ。
そして、あっさりとありやがりやがって。
先週だったら1000円引きだったのが悔しい。
とはいえ、あってよかったKD-3。
 車に戻り、さっそく試験をしてみる。
CG65にVAR-A2を挿入し、VAR-A2とKD-3を接続。
電圧は、先人の知恵を拝借して、4.5Vにした。
そして、約1時間ほど走ってみたけれど、問題なし。
動画の方も、もちろん、きちんと記録されていた。
 こうなると、メディア側ががっかりな感じになる。
手持ちの2GBだと、75分程度しか記録できないわけで。
秋葉原で、安くて早くて大容量なSDを探してこないと。
8時間程度、記録できると嬉しいのだけれども。
 他にも、いろいろと買い物があったので。
R298やらR4やらR463やらR17やらR16やらR464やら。
R296やらR51やらR126やらR357やらを走ってみた。
ずいぶんと、壮大に無駄に走ったけれども、だ。
いつもの穴川宇佐美で、R97円で入れられたので。
買い物の方も、コラボブルゾン以外は入手できたので。
だいたい、問題なかったと思いたい。
 つかまぁ、KD-3が手元に来たことが、なにより。
あとは、雪が融けて峠を越えられるようになったら。
いっぱい使ってみたいと思った。


090126(月)
 午前中に、歯医者とクリーニング屋へ。
帰宅すると、なーんにもやる気がおきないので。
本当は、あれこれやろうかと思っていたけれど。
本当に、あれこれやる気力がなかったので。
大人しく昼寝しました。よく眠りました。
が、あれだけ寝たのに、寝不足気味で。
もう、自分のことがわかりません。
なにがどうなっているのかしらん。


090127(火)
 気持ちがね、まったく前を向かなくて。
職場や仕事が、とてもとても煩わしくて。
こりゃダメだと思いつつ、どうにかして。
こうして毎日を終えているのがダメだと。
終わった途端に終わってくれればな、と。
それこそが、究極的な望みなんだよねと。
希望が叶えばよいなと、願ってやまない。


090128(水)
 強烈な眠気と、右太ももの筋肉痛。
眠気はよいです。遊んでいたから。
でも、なぜに筋肉痛になりますか。
多少、覚えもありはしますが。
あの程度で、こんなになるとは。
それとも、お遍路の分かしら。
おっさんだし、遅れてくるし。
そんなわけないと信じたいけれど。


090129(木)
 つか、なんというか。
国会の野次のように声を荒げて。
上司との話に割り込んできて。
なので相手にしなかったら。
無視された、って。
バカかよ。
 それで、仕事にケチつけてきて。
当然、適当にあしらっておいたら。
それはそれで不満だったらしく。
勝手にいらいらしだして。
どうしてほしかったのよ。
 大したことはしていないのに。
ずいぶんと、どっと疲れさせられた。
まったくもって、無駄な消耗だった。
感情を処理できるようにしないと。


090130(金)
 そんな先輩と、今日はふたりきり。
やっぱり勝手にいらいらしている。
臆病なボクには、まったく辛いけど。
どうして、自分が中心だと思えるのだろう。
どうして、自分に原因があると思えないのだろう。
なんというか、いろいろと羨ましい。
なりたくないけど、なれれば楽だよね。
 夕方からは、気分一新。
まずは、秋葉原でお買い物。
欲しいものは、4GBのSDカード。
調べてみると、普通に600円を切っていた。
理由はないけれど、6枚ほど買ってみた。
これで、12時間は録画できるはず。
 その後、徒歩移動で上野広小路へ。
大変、大変に久しぶりの麻雀をした。
どうかと思っていたけれども。だ。
やってみると、案外とできるもので。
人間ってすごいものだと思った。
+28。勝てたのも珍しい。
 そんなわけで、終電気味で帰宅。
金曜日のそんな時間だもの。
大混雑を予想していたけれど。
なんか、むしろ、空いていた。
これが不景気というものかしらん。


090131(土)
 休みらしく、家でごろごろ。
しながら、マイベストカセットを作る。
車は未だにCDなので、700MBが限界。
その中に、いかに詰め込めるか。
自分に気持ちよいモノを作れるかどうか。
今までの経験を生かしてみた。
どうにかこうにか、形にはなった。と思う。
明日にでも、実際に聴いて走ってみよう。





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