日記 |
2009.12/ 2 |
091001(木) 背中のおできの痛さといったら、そりゃもう。 だって、背もたれに寄りかかれないし、寝られないし。 どうすりゃよいのかと、ちょっと調べてみたわけです。 すると、たこの吸出し、なる薬に辿り着いて。 どうやら、肌をふやけさせて、うみを出す仕組み。 ただ、問題なのが、そんなのどこで売っているのと。 ないだろうなと、職場近くの薬局で聞いたら、一発。 1200円もするけれど、これで対応できるのならば。 さっそく、職場に戻って、こっそりと治療。 ガーゼに薬を塗りつけて、それを背中に貼る、と。 それはよいとして、この薬が、色がまた、すごい。 緑黄色野菜というか、緑色野菜のような緑色。 独特の異臭もまた、なんとも変な感じがする。 あとは、明日の朝、どうなっているのかと。 091002(金) ガーゼを外してみると、そこには、血と膿が。 鏡で見てみたら、おできの頭に白い体液がぶくりと。 ティッシュで拾ってみると、けっこうな量だった。 一晩で、ここまでやるとは、さすが、たこの吸出し。 ただ、おできとしては、まだまだ健在で。 今回、放出したのは、たぶん、前衛部隊な雰囲気。 後方の本陣を攻めるために、新たに、たこをする。 この様子ならば、たぶん、明日には壊滅できそう。 というか、壊滅してくれないと、明日から困るし。 旅の予定の方は、少しづつ、形が見えてきた。 つか、明日の夜から出発なのに、こんな状態って。 積み残すにしても、納得の積み残しをするように。 できるだけ、調べて調べて、なんとかしたい。 091003(土) 膿は出尽くした感じで、血ばかりがどくどくと。 なので、たこの吸出しはここで終えて、様子を見る。 いると思っていた本隊は、どうやらいないみたい。 でも、まだ、なんとなく痛いのが気になるところ。 つか、おしりのおできも復調気配なのが、またまた。 激しい寝不足もあるし、身体、大丈夫なのかしらと。 準備の方は、終わったようで、まったく。 あれこれと残してしまうのは、仕方がない、と。 なんにしたって、行き当たりばったりになるし。 あとはもう、とにかく、無事に、無事に。 きちんと帰ってこられさえすれば、よいなと。 そう祈りつつ、出発。 091004(日) 最後の長旅は、未開の地、九州へ。 ただ、東京から車で行くには、ちと遠くて。 贅沢にも、東京ICから東名に乗ってみた。 夜間帯だけあって、交通量は少なめ。 変に慣れた感のある道を、だらだらと走っていく。 東名をこんなに走るとは、想像もしなかった。 休憩は、牧の原SAと御在所SAでの2回。 御在所では、本当の意味での仮眠も取ったし。 これで大津ICが0600なら、悪くない数字かと。 つか、九州なんだから、そのまま乗れよと。 ボク自身も思ったけれど、ひたすら高速も辛い。 それに、姫路城を見たいと言われちゃったし。 この機会に寄っておきたい温泉もあったし。 大津ICで流出してR1、京都からR9で亀岡へ。 途中、給油をしてみると、燃費がよくない。 それでなくても、車の状態に不安があるのに。 数字で出ちゃうと、ちょっとやっぱりびびる。 マクドナルドで朝食後、R372へ左折。 のんびりとした国道を、だらだらと西へ走る。 途中、R176から県道に流れて、よかたんへ向かう。 が、さすがに20万分の1の地図しか持たない男。 普通に迷って、ずいぶんと狭い道に突っ込む。 おなじみの展開すぎて、どうにも笑ってしまう。 それでも、どうにかこうにか到着できた。 ここは、去年、入浴できなかった温泉施設。 今日は、どうやら営業するようなので、一安心。 ただ、営業開始前に着いてしまい、しばし待機。 つか、1000からというのは、ちょっと遅いって。 土休日ぐらい、0900から始めろよ、と思った。 もちろん、自分の都合からくるわがままだけど。 直売所と足湯で時間をつぶし、いよいよ侵入。 町営施設というよりは、よくあるスーパー銭湯風。 小綺麗でこじゃれていて、雰囲気はよい感じ。 設備的にも、そこそこ広い内湯と露天で平均的。 ただ、源泉風呂以外は、プールの臭いがひどすぎ。 きっちりろ過されていて、特徴も抜けていた。 そうなると、源泉風呂が気になるけれど。 内露、それぞれのそこは、驚くほどの混雑っぷり。 ようやくと、空いた隙間に埋もれてみて、なるほど。 長湯できるというか、してしまう、ぬるい湯なのね。 けれども、空間としては、それぞれ5人程度分。 なかなか空かないわけだと、納得もできた。 お湯は笹色で、甘い塩のような味。 炭酸泉と聞いていたけれど、その感覚はなかった。 女湯側の人は、炭酸の匂いを感じたらしいけれど。 でも、ずいぶんと攻めてくるというか、強い湯で。 上がってみると、かなりぐったり、へとへとだった。 徹夜明けの朝風呂を終えて、県道を走る。 もう10月だというのに、外気温は、かなり高い。 普通に、窓を全開にして走るハメになるとは。 東と西では、気候もずいぶんと違うのね。 加古川沿いの堤防を走り、R2の加古川BPへ。 乗ってしまえば、姫路まではあっという間。 事故渋滞に巻き込まれかけたけれど、かけただけ。 お城近くの地下駐車場に車を停めて、観光開始。 しらさぎジョーと言われるだけあって。 白くて綺麗なお城だった、としかいえない。 中に入るのに600円と聞いてやめたほどだし。 見た、という事実だけが必要だったらしい。 いやまぁボクも、それで満足だったけれど。 さすがにそれだけだとつまらないので。 姫路駅まで歩いて、駅そばを食べておくことに。 てっきり、改札外にもあると思っていたら。 ホームにしかないと聞いて、ちょっとがっかり。 そこであきらめるのが、いつもの展開だけど。 なぜか、入場券を買ってまで食べに行ってしまった。 そこまでのモノではないんだけど、けどけど。 特に食べたい昼食もなければ、それでよいかなと。 姫路を出て、本当は、中国道に出るつもりが。 あまりの暑さとめんどくささで、山陽道へ流入。 も、眠気が強烈すぎて、福石PAで休むことにした。 だだっ広い駐車場に、ちんまりとした施設。 影となる部分もなく、眠るには、あまりにも最悪。 それでもと、横になってはみたけれど、暑い。 意地にならないで、とっとと秋になってくれと。 思ったところで、どうにもなりゃしないわけで。 けど、この休養でなんとか復活できて。 あとはもう、淡々と、本当に淡々と走るのみ。 いやはや、まったくもって、退屈な走行すぎる。 岡山前後で多少の混雑に巻き込まれた程度。 九州にほど近い、玉司SAで、念のための給油。 R129円は、ちょっと高いけれど、精神的には落ち着く。 そして、出てすぐの、壇ノ浦PAで観光をしておく。 壇ノ浦といえば、俺たち眠れないんだよ、なPA。 その現場を探して、ちょっとうろうろしてみたり。 向こう岸の、門司港の電飾をうっとりと眺めたり。 空間は狭いけれど、それなりに楽しむことができた。 関門橋で、あっさりと九州に上陸。 そのまま、九州道で福岡を目指すのはよいとして。 気分的に、どうにも、なんか、すっきりとしない。 福岡に入るのに、R3を使わないのは邪道な感じ。 いやまぁ、そんなの、ボクだけなんだけど。 でもなんだろうね、この、もにょもにょしたのは。 7時間ぶりの下道は、高速直下の国道。 福岡さんと走るのは、当然ながら、初体験。 どきどきしたけれど、とても普通の都市部な感じ。 遅くても煽られないのは、他県と若葉のおかげ。 ここまで来て、この先の計画はなかったけれど。 急に、天神と中州に行きたい、との希望が届く。 そっちの方向に走っていたから、特に問題はなく。 天神の駐車場に車を停めて、夜の街の探索をする。 好きな音楽家が、福岡出身だったそうで。 その原点のライブハウスと、屋台が見たい、と。 なので、まずは中州に行って、屋台を探す。 けど、日曜日はお休みなので、お店はなし。 天神のライブハウスも、今日は興行なし。 閉められたシャッターの前で、写真だけ撮った。 夕食は、天神の方で営業していた、あほたれーの。 名前はアレだけど、ごくごく普通の屋台だと思う。 注文したらーめんは、これまた普通のとんこつ。 絶賛はしないけれど、けなす要素のない味だった。 焼らーめんは、おでん汁を使うのね。 それがちょっと意外だったけれど、よいお味。 いっしょに頼んだおでんが、けっこう美味だった。 中洲と天神を堪能し、ようやくと、宿に向かう。 とはいっても、特に予約なぞをしているわけでなく。 さりとて、予約ができる宿でもないので。 向かったのは、港湾地区にある、福岡ベイホテル。 名前だけだと普通だけど、もちろん、連れ込み宿。 ここを選んだ理由は、当然のことながら、お風呂。 温泉利用と聞けば、それはもう、行くしかないと。 建物を囲むように駐車場がある形態で。 ちょっとだけ、駐車場がいびつなのが嫌な感じ。 中に入ると、けれどもこれが、なかなかの広さ。 部屋も十分に広いし、なにより、夜景が綺麗。 海側ではなかったけれど、十分に色っぽかった。 そんな感じなので、お風呂場も広め。 温泉は、この手の施設の場合、ナニだけど。 というか、案内によると、搬入、とのことで。 それはもう、かなりがっかりしたわけさ。 でもまぁ、おまけみたいなものだしね。 と、お湯を溜め、身体を洗い、浸かってみて。 どうにも、身体がぬるぬるってするわけで。 洗剤を流し切ってなかったかしら、と。 そうも考えたけれど、これってやっぱり。 温泉の成分だよなと、ついついにやける。 搬入で、この感覚は素晴らしい。 だとしたら、源泉ってどーなってるのよと。 思いはしたけれど、思っただけで終わった。 いやはや、バカにして申し訳なかった。 これで、平日5560円なら安いかも。 まぁ、土休日だったら、また別だろうけど。 そうそう、使うこともないだろうし。 今日はさすがに走りっぱなしで。 さすがにお疲れだったらしく、とっとと寝た。 2220、出発。 2300、合流。 0000、用賀マクド。 0016、東京IC。 0220、牧の原SA。 0235、発。 0340、豊田JCT。 0415、御在所SA。 0510、発。 0600、大津IC。 0650、亀岡マクド。 0725、発。 0840、広野コンビニ。 0850、発。 0925、吉川よかたん。 1115、発。 1240、姫路。 1355、発。 1425、山陽姫路西IC。 1445、福石PA。 1530、発。 1705、小谷SA。 1720、発。 1945、玉司PA。 2000、壇ノ浦PA。 2030、発。 2125、福岡IC。 2200、天神。 2340、発。 2355、福岡BAY HOTEL。 120、用賀マクド。コーヒー。 1550、大津IC。東京から。 6150、亀岡エクスプレス。給油。 330、亀岡マクド。 139、三田コンビニ。牛乳。 600、吉川よかたん。 140、姫路駅。入場券。 400、姫路駅そば。大。 600、姫路駐車場。 126、小谷SA。ガム。 6300、玉司SAコスモ石油。 1000、福岡IC。山陽姫路西ICから。 380、天神駐車場。 1650、天神あほたれーの。焼らーめん。 600、天神駐車場。 594、博多コンビニ。 091005(月) たっぷりと寝たような、寝てないような。 なんにしても、体調的には大丈夫な気がする。 下道のみなら、これでも問題はないはずだし。 ホテルを出ると、そこにタンク車がいた。 たぶん、あれで温泉を運んでいるのだろう。 源泉地の近くにも、ホテルがあるとよいのに。 できても、おいそれとは使えないけれど。 外は、平日の朝8時、という時間帯。 それでなくても都心部なので、人も車も多い。 そんな中、R202に出ようと、うろうろとして。 結局、迷ってしまって、大幅な時間の損失。 青看を頼りすぎたというか、バカというか。 無事に出てみれば、都市高速の側道。 よくある快適な道のはずなのに、信号がね。 変に信号が多くて、しんなりと走れない。 もうちょっと少なくてもよいかと思うのに。 道としては続いていたけれど。 バイパスとしては、途中で終わっていた。 ので、広くない県道経由で、現道に復帰。 変に覚えているのは、電車で併走していたから? 典型的な、街中を走る国道は、のんびり。 お腹が空いてきた頃に、牧のうどん、を発見。 朝食に、軽くうどんも悪くないなと、寄り道。 このお店がまた、大きいというか、広い。 ただ、構えている感じではなく、庶民的で。 言ってみれば、街道沿いの讃岐うどん屋さん。 中もまた、製麺所と兼用で、讃岐すぎ。 客席も多めで、こんなに人が来るのかと思った。 というか、営業中かどうか調べてなかったけど。 注文を聞きに来てくれたので、大丈夫だったみたい。 頼んだのは、丸天うどんで、麺は柔らかめ。 400円という値段から、軽いのを想像していたら。 やってきたのは、つい、うぐっ、となる丼。 見た目からして、どう考えても、軽くないし。 面白いのが、追加汁のやかんがついてきたこと。 汁が減ったら、お好みで加えるそうな。 食べてみると、たぶん、博多うどん。 口に含むと、表面がふわっとして、中にコシが少々。 この食感は、うどんというくくりでは、初体験。 あとから来た地元の人も、基本、柔らかめだし。 この感覚で間違いないものだと思いたい。 博多うどんに感動しつつ、ばくばく喰らう。 喰らうけれど、これがまた、量が全然、減らない。 減っていくのは、汁ばかり、というか、減りすぎ。 どうやら、麺がめちゃくちゃに汁を吸っているっぽい。 そりゃ、追加汁も必要だよと、ものすごく納得。 完食し、店を出て、やっちまったなぁ、と。 もう、今日はご飯いらない、くらいの満腹度。 こんな日に限って、食が中心なんだから、ねぇ。 でも、対費用効果を考えると、お得なんだけど。 膨れた腹を撫でながら、国道を西へ。 海沿いの絶景の途中の、ドライブインの看板。 貝汁、ってあるんだけど、どんなんなのよ。 気になるけれど、勇気は持ち合わせていなくて。 唐津の手前から、県道で虹の松原へ。 ひたすらに松並木、という道で、これがまた。 ちょっとだけかと思いきや、案外と長いのよ。 ここまでやれば、立派な名所だと思った。 唐津からは北に上がり、呼子を目指す。 海沿いにR203があるけれど、青看誘導は県道。 ということは、国道は狭いんだろうなぁ、と。 帰りに走ればよいやと、素直に県道を行く。 とはいえ、こちらもけっこう険しい道。 小さいけれども半島だし、仕方ないけど。 そうこうしているうちに、呼子に到着。 ここは、いかで有名な土地、らしい。 相棒が食べたいというので来てみたけれど。 お店の地図も、一応は持ってきたけれども。 その地図が読み取れず、やはり、うろうろ。 まずもって、町の中心がわからない。 おまけに橋を渡って、島に出てしまったし。 なので、そこにあった、いか道楽、にした。 無理して決めないと食べられなさそうだから。 観光客が多くて、それなりに賑やか。 みなさん、定食系を注文していたけれど。 牧のうどんから、まだ立ち直っていなくて。 いか刺を2人前と、いかしゅうまいにした。 出てきたいかは、目が動き、血が動き。 まもなく死にますけどまだですよ、な状態。 想像よりも硬くて、まず、それに驚く。 聞けば、そういう品種とのことで、残念。 口に入れた途端に溶けるのを期待してたので。 でも、甘くて美味だった。 残ったゲソは、てんぷらとなって再登場。 これも、けっしてまずくはないし、美味だけど。 ただ、さっぱりのあとのこってりは、ちょっと。 しかも、案外と量があるのには苦笑いしちゃう。 妙齢の方たちは、みなさん、残されてたし。 ひとまず満足したので、呼子を出発。 する前に、経路を確認してみたらみたら。 半島の西側を走るのを想定していたようで。 まぁ、自分ででっちあげた計画なんですけど。 それなら、R203を走っておけばよかったなと。 ちょっとだけ、後悔したようなしてないような。 ここからは、R204で佐世保、が予定らしい。 激しくはないけれど、決して平坦ではない道。 途中、棚田の看板があったけれど、うーん。 あれって、整備されてなんぼだなと感じた。 30分ほど走ると、寺浦温泉の看板を発見。 それに従い国道をそれれば、ほぼ目の前。 ちょっとヨレたビルのような建物があった。 駐車空間らしき場所に車を置いて。 玄関を抜けると、やはりヨレた受付が。 旅館というよりは、ホテル、なのかな。 ひとまずお金を払うと、温泉は下とのこと。 崖側に建てられているので、そんな構造らしい。 狭くてゆっくりなエレベータで降下して。 出ればそこは、やはり年季を感じる廊下が。 手前には、部屋をそのまま使っている休憩所。 その先に浴室があって、奥は宴会場らしい。 しかも、やたらと賑やかな声が聞こえてくる。 見た目はともかく、利用者は多いのかも。 肝心のお風呂は、昭和の大浴場風。 長方形のその先には、玄界灘がずばばーん。 と、いかないのは、手前にある、元露天風呂。 今は、中に松の木が植えられていて、ちと残念。 つか、これが生きていたら、最高だったのに。 そんなわけで、お風呂は内湯のみ。 適温の、肌つるつる系の温泉で、下調べどおり。 本音はね、もっともっとつるりん希望なんだけど。 言ってしまえば、ローション風呂が理想なんだけど。 なかなかそこまでのお湯というのはないらしい。 ここでも、十分なつるつる感だし、贅沢だわな。 佐賀県の温泉を終え、またもやR204に戻る。 町になったら、そこが伊万里で、ここで乗り換え。 R498という、強烈な番号の国道で峠を越えていく。 手持ちの地図だと、峠区間は有料道路だけど。 マピオンで見た限りは、無料化されているらしい。 有料なら有料で、厳しい峠越えもいいかな、と。 そう思っていたけれど、いきなりからして険しい。 くねくねはともかく、信じられないほどの勾配っぷり。 そこを隊列を組みながら、ゆっくりと登っていく。 天気がよければ、たぶん、絶景なんだろうけれど。 雲ともやで、その点はあまり望めなかった。 つか、この区間の旧道は、厳しかったかも。 トンネルを抜ければ、当然ながら、下り坂。 これもまた急勾配で、アクセル不要な感じ。 その傾斜が緩くなると、民家が増え、車が増え。 気がつけば、佐世保に侵入していたらしい。 真っ先に、親和銀行さんの本店へ向かう。 前回、電車の旅の時には、時間切れだったけど。 今回は、ぎりぎりなので大丈夫だと安心したら。 そこは本店ではなく、支店だったので、がっかり。 どこまでも、下調べをしてこないからこーなる。 ちなみに、筆書が見たかっただけなんだけど。 がっかりしたまま、佐世保駅前の駐車場へ。 佐世保に来たのに、食べないでどうするのよと。 持ってきたバーガー地図から、店を考えてもらい。 選んだのは、駅中にある、ログキット、というお店。 ただ、まだまだ牧のうどんの影響は強くて。 ボクは素直に、一番、簡素なバーガーを注文した。 10分ほどで出来上がり、港で、海を見ながら食べる。 100円とは違うだけあって、特にソースが美味で。 やっぱり佐世保バーガーはよいなぁ、と思った。 商店街などをぶらついて、車を出して。 向かうは長崎だけど、でも、その前に、と。 軍港が見えそうな、高台の方へと坂を登って。 ちらっとだけ、空母が見えたので、満足できた。 というか、めちゃくちゃでっかいのね。 間近で見たら、どれくらいなのかしらん。 混雑気味の佐世保市街を抜けて。 大村湾の西側を走る、R206で南下していく。 地図よりも、案外と大村湾沿いを走る道。 そして、想像以上に快走路で走りやすかった。 夕方の帰宅な時間帯に、長崎侵入。 さすがに混んでいるけど、仕方がない。 路面電車とのんびりと走り、町中の駐車場へ。 車でうろうろするよりも、路面電車でしょ、と。 停留所近くのホテルで、1日券を買って移動する。 というか、車内じゃ販売してないのには驚いた。 でも、もうちょっと強調してもよいのに。 街歩きも楽しいけれど、まずは、食事。 いやいやまだまだ、牧のうどんは終わってないのに。 けれど、長崎に来たのに、ちゃんぽんは外せないし。 なにより、発祥の店があるなら、そこでしょう、と。 路面電車に乗り、大浦天主堂下で下車。 降りて1分も歩かないうちに、四海楼、登場。 発祥のお店っていうと、質素だったりなんたり。 そーゆー感覚でずーっといたわけですけども。 この四海楼さんの建物たるや、立派で絢爛で。 これだけで、観光名所になりそうな、成金な風貌。 エレベータで上がってみれば、開いた途端に、食事室。 この規模で受付がない、というのは、逆に衝撃的。 さすがに平日の閉店1時間前だけあって、がらがら。 案内されたのも、夜景ばっちりな、海側のエロい席。 土休日だと、こうはいかなかったんだろうなぁ。 頼んだのは、ちゃんぽんと皿うどんの細麺。 皿うどんというよりは、細めんのあんかけ焼きそばか。 出てきたものは、ちんまりと、豪華なお店風だけど。 食べてみると、案外と量があって驚かされた。 味は、想像よりは、さっぱりとしている感じ。 にしても、あの裏の味はなんなんだろう。 相棒をしてもわからないのだから、わからない。 なんにしても、これも美味だった。 食事を終えて、路面電車でぶらぶら。 繁華街である、観光通の屋根下をだらだら歩き。 長崎駅に行き、白いかもめを望遠で盗撮し。 というか、白い子が長崎にも来てたなんて。 九州新幹線ができたら、銀の子が南に行くのかしら。 そうなると、赤い子は全廃なんだろうな。 港の方に向かい、日本一エロいリンガーハットを見。 ぶらぶらと海沿いを歩き、長崎の夜をたっぷりと堪能。 観光を終え、駐車場に戻り、車を出す。 今日の宿は、今さっき、携帯で予約したロワジール。 沖縄なら、温泉付きだけど、ここはただの宿。 でも、さすがは当日限定なプランだけあって。 ツインの他に、和室が6畳ぐらい付いてきて。 歯ブラシの数などから、4人を想定していたようで。 それをふたりで使うのは、なんとも贅沢だと思った。 海側の夜景も、これまた綺麗で素晴らしくて。 これで6500円なら、十分に安いなぁ、と思った。 一応、駐車場代も含まれているし、国道沿いだし。 ありがたいありがたい。 0600、起床。 0820、発。 0945、加布里牧のうどん。 1005、発。 1120、呼子。 1205、発。 1230、寺浦温泉。 1305、発。 1505、佐世保。 1615、発。 1850、長崎駐車場。 2155、発。 2205、ロワジール。 5560、福岡BAY HOTEL。 400、加布里牧のうどん。丸天うどん。 1260、呼子いか道楽。いかさし。 500、寺浦温泉。 545、佐世保ログキット。バーガー。 300、佐世保駐車場。 500、長崎市電。1日券。 1000、長崎四海楼。ちゃんぽん。 700、長崎駐車場。 175、長崎コンビニ。茶。 6500、長崎ロワジール。 091006(火) ロワジールを出て、長崎市街で迷って。 つか、本格的に生活道路に流れこんじゃって。 しかも、0830という、人が活発に動き出す時間。 車が多いのに、急激な坂と、ちょっと狭い道で。 なんか、楽しくて楽しくて仕方なかったワ。 残念なのは、その時の動画が撮れなかったこと。 気がついたら、CG65が固まっていちゃったので。 止まったり消えたり、車からの給電は不安定だね。 そんな生活道路に迷い込んだ理由は、給油。 活動するには足りる程度には残っていたけれど。 安ければ、長崎で挿れていっちゃえば、と。 一応、昨日もちらちらとは見ていたんだけど。 もしかしたら、見逃しがあるかもしれないしと。 でも、結局、値段の折り合いがつかず、断念。 長崎を脱出して、向かうは、雲仙。 ちょっとだけR34を走り、諫早回避でR251へ。 道中のコンビニで朝ごはんは、こういう旅の定番。 どこに行ってもパンと牛乳なのも、ボクの定番。 長崎を抜けてから降りだした雨は、R251で本番。 なにげに台風が来ているし、天気の悪さは仕方ない。 フェリーが動く程度の悪天候なら、よしとしたい。 くびれ部分を抜けて、急坂を下り、小浜温泉へ。 ここは、海沿いの温泉街で、激しい湯船がお出迎え。 立ち寄ってみたのは、海沿いの共同浴場、波の湯茜。 共同浴場とはいうけれど、なんというか、堤防。 受付も、駐車場の管理小屋のような雰囲気だった。 代金を支払おうとすると、女湯がダメらしい。 波がざっぱんざっぱんで、温度が低いとかなんとか。 でも、確認してもらったら、大丈夫だったっぽい。 ので、そのまま入浴させてもらうことにした。 堤防の切れ目に扉を作り、階段、脱衣所を作り。 テトラポットの前に、開放型の浴槽を作りました。 とゆー、おおらかというか、のんびりした温泉で。 でも、荒い海を眺めながら浸かっていると、酔った。 波ばかり見ていないで、遠くを見ないとダメっぽい。 というか、天気がよければ、最高だったのに。 お湯は、かなり熱い、泣きそうなもの。 かき回して、ようやくと浸かれる程度にはなった。 時おり飛び込んでくる海水も、源泉には叶わない。 受付のお姉ちゃんも、熱いって言ってたしね。 薄い塩味がしたのは、もしかしたら、海の味かも。 お風呂あがりは、やはり、温泉たまご。 近くのお土産屋さんで買ってきて、堤防で食べる。 贅沢なのかそうでないのか、いまいち、わからない。 ただ、十分に味が付いていて、普通に美味だった。 島原半島を、ぐるり一周も悪くはないけど。 時間もないので、R57で横断してしまうことに。 半島の中心部ということは、当然ながら、山。 そこを走る道ということは、当然ながら、山道。 車線は確保されているけれど、かなりの急勾配。 えっちらおっちら登って、雲仙温泉に到着。 箱根のような雰囲気の温泉街で、小綺麗な感じ。 共同浴場もあるけれど、駐車場が有料っぽくて。 温泉自体は回避したけれど、観光案内所には寄る。 だって、どれが雲仙岳かわからないんだもん。 地図をもらって、なるほど、と納得。 そして車を出そうとすると、エンジンがかからない。 この旅の初めから、なにげにかかりが悪い状態で。 特に、標高が高い地点では前科があっただけに。 これにはひやりとしたけれど、どうにかぶるるん。 不安を抱いての旅は、やっぱり楽しくない。 ここから島原に抜けて多比良まで、記憶が薄いし。 雲仙岳も、運転していたら案外と見えなくて残念。 まぁ、助手席が見えていたなら、それでよいけど。 多比良からは、熊本までフェリーで移動。 乗船手続きは、ドライブスルー形式であっさり。 車検証を用意したのに、見てもくれなかったヨ。 楽なので、悪くはないんだけど、ちと寂しい。 時間があったので、多比良駅まで行ってみた。 たしか、国見高校サッカー部グッズがあったなと。 あれば買いたいなと、立ち寄ってみたけれど。 夢だったのか、売り切れなのか、今回はなかった。 駅員さんのお姉さんが健在だったから、まぁ。 ただ、グッズ自体は、フェリー乗り場にあって。 携帯用のストラップを入手して、満足できた。 つか、高校のグッズってどうなんだろうね。 フェリーに乗る時、エンジン、大丈夫かと。 そりゃもう、不安だったけれど、乗下船とも大丈夫。 船旅自体は40分程度で、酔いの方も大丈夫だった。 ある意味、内海みたいなものだし、穏やかだわな。 長崎県とお別れをして、熊本県は長州へ。 渡ってみると、こちらはなんとも快晴すぎ。 涼しければよいけれど、ちょっと暑いぐらい。 そりゃ、車だって駄々をこねるわ、とは思った。 今日は、熊本の北側の温泉地帯を攻める日。 なんだけど、安い給油所を目指して、一度、北上。 R389を突き進み、荒尾を抜けて、福岡県の大牟田へ。 ここでR208に流れて、今度は玉名へと南下していく。 一応は幹線道路だし、多少は安いかと思いきや。 どうにもこうにも高いというか、折り合えない感じ。 120円後半の設定は、前半以下を見慣れたボクには。 けど、玉名の手前の、とてもとても怪しい給油所。 セルフで、狭くて、どこのガソリンか不明で。 でも、R123円というのは、とびっきり安くて。 よくある、おつりはプリペイドカードに返金で。 でも、払い戻し可だったので、ここで挿れてみた。 多少、燃費が悪いかもしれないけれど、それはね。 車の食事が終わったら、人間の食事の番。 とはいえ、適当なお店もなく、スーパーへ。 ここで、地の物の刺身を買い、白飯を買い、車中食。 本当は、せめて公園あたりで食べたかったけれども。 これはこれで美味だったので、よかった、と思う。 つか、こっちの方は、醤油が甘いのね。 そういう違いがあるとは知らなくて、ちと驚いた。 いやまぁ、全然、甘くて大丈夫なんだけれども。 食事を終えて、温泉へと向かうわけだけど。 まずは、県道で北に向かい、R443へと合流する。 当然ながら、県道というか、玉名で迷い右往左往。 20万分の1の地図では、町中はとてもとても辛いの。 それでもなんとか、予定線に乗り、R443へ。 ただ、目指す温泉がまた、想像よりも遠くて。 山の中を走りつつ、間違えたかと不安にもなった。 ゆるいカーブの先、右側に大きな施設が登場。 そして、左側にコンビニが見えて、これで一安心。 熊本最初の立ち寄り湯は、三加和温泉、美感遊創。 どんな温泉なのかといえば、コンビニの家族風呂。 そんな奇天烈は面白そうだと、来てみたわけ。 が、まさかの休業日で、これには面食らう。 だって、コンビニに休みがあるなんて思わないし。 いやまぁ、休みのあるコンビニもあるけれども。 まさかここがそれだとは、考えもしなかった。 しかも、家族風呂のみ休みの日も設定されていて。 遠路の人は、要事前連絡だわね。 がっかりはしたけれど、仕方のないこと。 気を取り直して、次の温泉へと向かって走る。 R443から、青看板に従って、細めの県道に突っ込み。 ホテルの敷地内っぽい、裏道っぽい所を走り。 気がつくと、平山温泉の元湯に到着してしまった。 うん、いや、ここも入るつもりなんだけど。 ここが先に出てくるってどーゆーことかしら、と。 打ち出してきた地図を見ながら、真剣に悩む。 現在位置を把握して、また車を走らせてみる。 平山では、もうひとつ、寄りたい温泉があって。 できれば、明るい内に探したいので優先させてみた。 交通量の多いけど、見通しの悪い交差点を左折して。 ちょっと細い道を、がたがたと突き進む。 道中、家族湯、家族風呂の文字をたくさん見る。 このあたりも、平山温泉ということらしいけれど。 つかまぁ、このあとの山鹿でもそうだったけれど。 熊本は、家族湯、家族風呂がたくさんあると思った。 そういう文化の土地なのかもしれない。 平山阿蘇神社を発見し、車を停める。 この近くにあるらしいので、うろうろしてみる。 そして、目の前の白い民家風が、それだと気がつく。 事前情報がなければ、共同浴場だとわからないって。 正式名称は、たぶん、平小城温泉、城山公衆浴場。 その建物は、どっからどー見ても、ただの一軒家。 普通に玄関があるし、休憩室も普通の部屋だし。 脱衣所も、なんというか、普通のお家のそれ。 だから、浴室をぱっと見て、狭くても納得した。 3人以上だと、ちょっと居場所に悩む程度の狭さ。 でも、実は壁に隠れた部分があって、そこも浴槽。 これならば、6人程度でも大丈夫な気がした。 一応、熱めとぬるめに区切られていて。 ぬるめに浸かると、これがまた、絶品のぬるさ。 もーいくらでもいられちゃうよ、というぬるさ。 しかも、お肌がつるつるする、好みの泉質だし。 微かに泡泡している感じだし、微かに硫黄臭だし。 これで交互浴なんぞした日には、最高に気持ちよい。 確かに、マニヤが絶賛する温泉だと理解した。 ただ、ただ、なんというか、なんというか。 地元の人は、普通にタオルを湯船にぶち込むし。 しかも、それで身体をこすっているし。 お湯が微妙に白濁なのは、もしかして、と。 まぁでも、部外者なので、なにも言えないけれど。 ひとつ仕事を終えて、元湯へと戻る途中。 あきら、というお肉屋さんにより道をしてみた。 というか、熊本だったら馬刺しでしょ、らしい。 聞いてみると、切り分けてくれるらしい。 しかも、50g単位でも大丈夫、とのこと。 なので、レバーやら高いヤツやらばらばら購入。 駐車場に椅子と机があったので、そこで食べようと。 したら、付けダレやお皿までおまけしてくれた。 これはとてもありがたいサービスだった。 味の方も、上品で生臭くなくて、さくさくと。 これで満足してくれたようなので、よかったよかった。 おやつのあとは、平山温泉の元湯へ。 こちらは、新しく建てた共同浴場、らしい。 なので、全体的に新しくて綺麗、なんだけど。 隙だらけというか、鄙びた時の準備というか。 そっち方面は万全なのかしら、という感じ。 浴室は、今のところは、岩風呂風味な内湯のみ。 扉から外に出てみると、露天の準備はしてあって。 でも、この構造が、どうにもいまいち、わからない。 変なところに仕切りがあって、男でふたつ使うの? そうだとしても、なんであすこで仕分けるの? 他にも、使われなさそうな廊下や扉があって。 このまま鄙びていくと、ものすごく怪しい感じで。 ボクみたいなマニヤが喜びそうな雰囲気になりそう。 建て直しの前も、マニヤ向けだったそうだし。 そこまで考えてのことなら、すごいとは思った。 お湯の方は、肌がつるつるきゅっきゅな系統。 ちょっと白く濁っていて、弱い硫黄の匂いがした。 最初に城山だったので、多少の残念感もあるけれど。 念願というか、宿題を終えられたので、満足した。 平山温泉を出発したのが、1820。 暗い県道をちょいと走り、R3へと降り立つ。 一桁の主要道、というだけで、なぜか安心する。 行き先がはっきりしているし、なぞりやすいし。 いつも迷っている身としては、ありがたい存在だし。 でも、今回の旅では、あまり走らないのよね。 植木を過ぎてから、またもや県道の人に。 次なる温泉は、コンクリート屋さんの温泉。 工場の敷地内にあると聞いたら、そりゃ、ね。 ところが、これがまた、見つかりやしない。 道というか、外は暗いし、でも、交通量は多いし。 そんな中で、運転しながら探索するのは苦しすぎ。 とっかかりの看板は、木々に埋もれすぎで。 当然、照らされてもいないので、わかりにくいし。 よくまぁ見えたもんだと、自画自賛してしまうほど。 ここまでくれば、あとは楽かと思いきや。 その先も、侵入してよいのか悩むような道。 工場の敷地、という雰囲気ではないんだけれど。 なんとも、妙ちくりんな壁を感じてしまった。 そんな直線の奥に、煌々と輝くのが不二の湯。 ネットで調べたものよりも、ずいぶんと立派で。 どうやら、けっこう前に建て直されたらしい。 ボクの集めた情報が、かなり古かったのね。 駐車場に車を停めると、パジャマな子供が。 温泉が生活の一部なんだなぁ、としみじみ思う。 そういう生活にあこがれるかと聞かれると、と。 この施設の面白さは、なんといっても、入口。 ゲートが、100円を入れてバーを押す形式という。 遊園地や動物園ではあるけれど、温泉では唯一? しかも、この空間がずいぶんと狭いのがおかしい。 中に入ってしまうと、十分な空間があった。 浴室は、左右の壁にカランがあり、奥に浴槽があり。 簡素なだけに、それなりに広いように思えた。 つか、温泉施設、というよりは、お風呂場、って感じ。 お湯は、意外なことに、ぬるめでぬるぬる。 工場という言葉から、勝手に熱めを想像していたし。 よくよく見れば、身体には、泡が付着していたし。 ある意味、想像が外れてよかったかも。 これで100円なら、かなり安い。 あとは、ご飯を食べて、寝るだけ。 なんだけど、特に食べたいモノもないし。 だったら、持ち込んで食べればよいや、と。 道の駅泗水の隣のスーパーでお買い物をする。 ひとりだったら、そのまま、道の駅泊確定な流れ。 でも、ふたりだったら、宿に泊まるっしょ。 この山鹿、菊水周辺は、温泉ホテルが多い地域。 大雑把に調べた地図を元に、うろうろっとする。 最初に見つけたのが、ローレルとトマトハウス。 ただ、宿泊の時間も値段も、きちんと書いていない。 なので、奥の事務室で聞いてみると、2200から、と。 さすがに1時間も待ちたくないので、他を探す。 次に見つかったのが、丘の上にある、ブルージュ。 こちらは2000からだし、値段も5000円台っぽいし。 ということで、ガレージに車を停めて、部屋へ。 電球色すぎる明かりが、ちょっと嫌だけど。 でもまぁ、狭くもないし、広くもないし、綺麗だし。 なにより、部屋にパソコンがあるのが嬉しい限り。 でも、調子が悪くて使い物にならなかったのは残念。 残念といえば、料金表が、かなり見難いのも。 結局、宿泊で5439円だったので、文句はないけれど。 あの表は、もうちょっとなんとかならんのかしら。 お風呂場は、部屋を考えると広いぐらい。 ちょっと熱めのお湯なのが、あまり嬉しくない感じ。 特徴はそれくらいかと思っていたら、これがまた。 最初、ぬるぬるするのはリンスのせいかしらと。 でも実は、温泉由来だと気がついて驚いた。 しかも、けっこうなぬるぬるっぷりじゃあないの。 この手のホテルで、ここまで特徴ありは珍しい。 温泉を堪能しつつ、ご飯を喰らい。 テレビを見ていたら、台風が微妙な雰囲気。 明日は、その台風の方へと突っ込んでいくわけで。 おっちゃんとしては、ちょいと心配にもなった。 どうなることやら。 0600、起床。 0830、発。 0940、長崎東町コンビニ。 0950、発。 1040、小浜温泉波の湯茜。 1125、発。 1150、雲仙。 1155、発。 1245、多比良フェリー。 1320、発。 1405、長洲。 1500、玉名給油所。 1515、玉名スーパー。 1555、発。 1655、平小城温泉。 1720、発。 1725、平山あきら。 1740、発。 1745、平山温泉元湯。 1820、発。 1920、山鹿不二の湯。 1955、発。 2005、泗水スーパー。 2035、発。 2115、山鹿ブルージュ。 510、長崎東町コンビニ。朝食。 300、小浜波の湯茜。 100、小浜みやげ屋。たまご。 400、多比良フェリー乗り場。国見ストラップ。 2550、多比良フェリー。長洲まで。 5462、玉名木下石油。 800、玉名まるみや。刺身。 100、平山平小城温泉。 200、平山温泉元湯。 730、平山あきら。馬刺。 100、山鹿不二の湯。 620、泗水マルシュク。夕食。 091007(水) ひどくも激しくもないけれど、雨模様。 予報だと、台風さんとはお会いせずに済みそう。 とはいえ、多少は絡みがありそうで怖いけれど。 ホテルを出て、ひとまずR3を目指してみる。 が、どーゆーわけか、県道を迷いまくる。 今回の旅の朝は、この展開が多すぎて嫌。 まぁ、ボクが適当に走るからいけないんだけど。 霹靂する頃に、R325に出会えて落ち着く。 あとはもう、青看板に従って進むだけだし。 山鹿でR3に左折し、熊本へと南下していく。 平凡な1車線道は、交通量が多め。 乗用車とトラックに囲まれて、だらだらと。 途中、九州のうどんチェーン店、ウエスト発見。 牧のうどんと違い、量がわかっているので、朝食。 普通に丸天うどんを食べ、おでんを食べ、満腹。 食後は、おはぎまで食べてしまい、ああ贅沢。 相棒が、熊本城を見たい、というので。 看板に従ってR3を外れ、駐車場に車を停める。 あいにくの雨だというのに、観光バスが多い。 出てきたのは、おそらくは、高校生っぽい集団。 こんな天気に修学旅行とは、ついてないわね。 彼ら彼女らは、ずらずらと城内へ。 当然、お金を盗られるので、ボクらは外だけ見学。 つくづく、こういうことにお金を使わない人だわ。 市街地で、またまた迷うかと思いきや。 あっさりとR3に復帰できたので一安心。 でも、もうちょっと路面電車と走りたかったかも。 KKTのテレビたんを横目に、淡々と南下。 交通量は減ってきたけれど、2車線区間が長い。 こちら側の整備より、北側を整備すりゃいいのに。 たぶん、市街地化しちゃって難しいんだろうね。 気がつけば1車線で、気がつけば雨も増量中。 そんな中、新八代駅に寄り道をしていくことに。 せっかくだから、九州新幹線ぐらい見てかないと。 入場券を買い、エスカレータでホームへ。 黒いつばめと白いつばめが同居する、この違和感。 黒い方は、やっぱり変態的な作りなんだけど。 白い方は、案外と常識的なような気がした。 でも、車体のあちこちにちまちまと書いてある文字。 プラモのデカールのような、マニヤ好きな文字。 そこに、やっぱり九州なんだなぁ、と思った。 この同居もあと1、2年なのかしら。 八代からが、ちょっと悩んだところで。 台風は、四国の方へと向かっていったそうだけど。 予定通りに、山の中へ突っ込んでいってよいのか。 予定変更して、海沿いを走っていくべきでないのか。 と、うだうだと考えていたわけだけれども。 気がつけば、予定通りにR219に左折していた。 R219は、球磨川に沿って人吉へと抜ける道。 併走する肥薩線と共に、狭い土地を分け合って走る。 ゆるーくうねくねだけど、走りにくくはない。 だって、前にゆっくりなトラックがいてくれたし。 海沿いのR3ではなく、こちらを選択した理由。 それはもちろん、道中にある温泉が目当てだけど。 そこに行くには、どこかで対岸に渡る必要があった。 けど、さすがは急流で名前を知られている球磨川。 橋らしい橋なんて、そう簡単にあってはくれない。 どうしようかと思っていたら、温泉の看板が。 そして、水門らしき手前で、右折の指示が出てた。 その上が、道というか、橋になっていた。 渡ってみれば、当然ながら、1.5車線道。 山の中とはいえ、川沿いの見通しのよい道。 交通量も少なければ、走りにくいこともなく。 さっくりと、吉尾の駅へと到着することができた。 ここから温泉までは、山側へ1km程度。 普通なら、車でさくさくと行くべきだけど。 ただ、どうにも駐車場がないという情報で。 路駐する空間もなさそうな雰囲気だったので。 まだ空間がある、駅の近くに車を放置して徒歩移動。 雨の中、駅から集落へと向かう道をてくてく。 狭いと思っていた道も、きっちりと2車線だった。 それも、吉尾温泉の旅館があるところまで。 目指す共同浴場は、斜め前に見えているけど。 車を停める場所なんて、どこにもない感じ。 共同浴場、とは言っているけれど。 川向こうにあるそれは、ただの民家っぽい。 橋を渡り、そこに向かう道は、ただの路地だし。 まぁ、地元の人向けの施設だからいいのだろう。 階段を登り玄関の扉を開けると、正面は、お部屋。 休憩所というよりは、アパートの一室、な感じ。 入浴料は170円だけど、細かいのがないので、200円。 つか、無人なので、おつりなんて貰いようがない。 浴室は右手にある、螺旋階段で降りていくらしい。 階段の照明スイッチに気がつかず。 暗いままで降りていくと、これがけっこう怖い。 しかも、想像よりは降りていくので、増し増し。 階段を降り切ると、そこで男女に分離。 先には、ちんまい脱衣所と、奥に浴室があった。 雰囲気としては、天井のやたらと高い、農家のお風呂。 湯船は3人は嫌だなぁ、という程度の大きさで。 でも、先客がいなければ、気持ちのよい大きさだった。 適温よりはぬるめのお湯で、典型的な長湯系。 薄っすらと硫黄臭、ゆるーくぬるぬるする感じ。 これって、真冬だとちょっと寒いんじゃないの? と思ったけれど、家が近ければ大丈夫なのか。 お風呂を終えて駅に戻ると、ちょうど列車が。 九州横断特急が、ゆっくりと抜けていくところ。 人影が珍しいのか、ずいぶん警笛を鳴らされた。 車を出して、またもや1.5車線を走る。 この先、行き止まりというのは考えにくく。 でも、橋がなかったらおしまいだなぁ、と。 そんなことを思いながら、1.5車線道を進む。 幸いなことに、橋があったので、R219へ復帰。 トラックに挟まれる格好で、人吉へと向かっていく。 途中、対向のトラックが、ぷっぷと鳴らしてくる。 あるいは、パッシングをするトラックもいた。 なんだろうと思っていたら、挨拶だったらしい。 後ろのトラックも、ぷっぷ、ぱしぱししていた。 紛らわしすぎるって。 30分ほどで人吉に到着も、停車はせず。 そのまま素通りして、えびの方面のR221に乗る。 吉尾からお友達だった、後ろのトラックを行かせると。 挨拶のあと、ものすごい加速で視界から消えていった。 重たいだろうに、大丈夫なのかしらん。 名物らしいループ橋を越え、トンネルを抜け。 気がつけば、宮崎県に入っていてしまったらしい。 福岡、長崎、熊本のあとが宮崎は、美しくないなぁ。 やはり、鹿児島、宮崎、大分と来てほしかった。 まぁ、文句を言うようなことではないんだけど。 急坂を転げ落ちれば、京町温泉に到着。 吉尾温泉の次は、ここの温泉が目当てなんだけど。 曲がるべき道を失して、京町温泉を抜けてしまい。 そしたら、鹿児島県さんとお会いしてしまった。 こーゆー形での越境は、まったく嬉しくない。 大慌てで引き返して、地図を頼りに探してみる。 行きたいのは、城山温泉、というところ。 R447から、細い道に入る、というのはわかる。 が、この細い道というのが、わからなくて。 やっぱり、一度は素通りしてしまっていた。 目星をつけて突っ込んでしばらく。 小さい看板が出てきたので、安心しつつ右折。 すると、道というより、敷地のような空間が。 舗装というよりは、もはやダートのようだし。 さらにその奥右手の、不安を煽る細い登り坂。 それを上がっていくと、あひるが3匹、いた。 それはまさに、ネットで調べたままの光景。 駐車場らしき所に車を停め、ようやくと一息。 星山温泉ばりの、迷路系の温泉だった。 でも、建物自体はこちらの方が立派。 というか、吉尾以上に、普通の民家なんだけど。 タオルを片手に降りてみて、でも。 なんと、しばらく休業します、の小さい張り紙が。 それで人の気がしなかったのかと、すごく納得。 同時に、ものすごくがっかり、残念至極。 あひるは逃げてしまったけれど、今度は猫。 外が寒いからか、車の下に入られて、右往左往。 しばらく遊んでいるうちに、出てくれてよかった。 城山温泉と遊べず、失意のうちに出発。 それで気持ちが切れたのか、ちょっと悩む。 ぐだぐだせずに、このまま鹿児島に行っちゃうか。 でもやっぱり、当初の予定どおりに進んでみるか。 台風の影響は、雨はあるけれど激しくないし。 さりとて、計画ママだと、完全な山越だし、と。 考えてみたところで、結論は出ているのにね。 そんなわけで、えびの高原を越えることに。 どう考えても、途中で真っ暗になるというのに、だ。 それでもここを進もうとする自分がバカで好き。 高度を稼ぐために、普通に険しい山道で。 こんな日のこんな時間では、交通量も少なめ。 頂上まで登りきり、あとはゆっくりと下っていく。 と、鹿児島の方は、ずいぶんと綺麗に夕焼け。 こっちはまだ雨だというのに、なんなのよ。 先に進めば晴れる、ってことなんだろうけれど。 下りに転じてしばらく走り、霧島ホテルを発見。 今日はここで打ち止めと、立ち寄ることにした。 霧島ホテルは、山の中にある、立派な観光ホテル。 駐車場に車を停めると、迎えの人が出てくるし。 立ち寄りを伝えると、どーぞどーぞ、とのこと。 フロントで料金を支払い、浴室へと向かった。 脱衣場は、典型的な観光ホテルの大浴場な感じ。 ロッカーではなく、棚とかごがずらっと並ぶ、アレ。 でも、抜けた先にある、最初の浴室は中浴場だった。 洗い場があって、特徴のない明礬泉の浴槽があって。 ただ、これも、あくまでも前座に過ぎなくて。 その続きにある大浴場こそ、霧島ホテルの本命。 扉を抜けると、本当の意味での大浴場がそこにあった。 屋内プールを浅くして、岩風呂にして、飾りつけして。 大量の源泉を落としてみたり、吹き上げてみたり。 全体的な触感は、昭和の匂いのする大日本。 そこに、白濁な硫黄泉をどばどばぶちこんで。 はいどーですか、という感じの、凄まじい浴室。 当然ながら、これを男女別に用意はできず、混浴。 でも、先客はバスツアーのおじちゃんばかりだった。 にしても、これはもう、なんか、すごいの一言。 この広さもそうだし、設計した人の感覚もそうだし。 飽きないというか、口を開けてぽかーんとしちゃう。 あまりの広さに、そこかしこに温度差があるし。 熱いところとぬるいところの差が、けっこう大きい。 かき回すと、沈殿していた湯の華がもわもわしてくる。 最初、1000円はどうなのかしら、と思ったけれど。 入浴してみると、その価値は十分にあると感じた。 ちなみに、一応、露天風呂もあるけれども。 普段だったら、全然、平均点なんだろうけれども。 内湯を見てしまうと、とてもとても物足りない。 ただの露天風呂では、さすがにかすんでしまう。 ある意味、暴力的な大浴場だった。 本当は、このあと、ふたつほど入るつもりで。 でも、どちらも無料の野天風呂なので、暗いとね。 しかも、雨はまだまだ降り続いている状況。 大人しく、鹿児島へと向かうことにした。 県道を終え、R223と合流し、山を下る。 真っ暗かつ、くねくねな道だと行き足は遅い。 後ろから来る車を、行かせて行かせて進む。 平地に出て、隼人からはR10。 博多に高速で入るとは思わなかったけれど。 鹿児島に、R10で入るとは思ってもいなかった。 姶良を抜けて、海沿いの道に入る。 快晴の昼間だったら、ずいぶんとよい道っぽい。 夜に通る分には、そんなに楽しくもないかも。 しかも、鹿児島まであと少し、で大渋滞。 たまたまあった案内板によると、事故らしい。 海と山に挟まれた、狭い土地の1車線区間。 処理をするにも手間がかかるのだろう。 鹿児島市街の明かりは、もう見えているのに。 たまーに、じりじり動くのが、ちと辛い。 でも、この渋滞の最中に、雨が上がってくれた。 動き出すと、その先は早かった。 というか、どこが事故現場だったんだろ。 鹿児島市街に入り、天文館を目指して一直線。 急いでいるのは、お店が2100までだったから。 適当な駐車場に車を置いて、店探し。 いやまぁ、前に行ったことはあるんだけど。 おっさんになると、記憶なんて残ってなくて。 断片的なあいまいなそれで、どうにか発見した。 鹿児島天文館といえば、当然、むじゃき。 特大かき氷の、しろくま、の方が早いかも。 相方が、ぜひ食べたい、というので来てみた。 涼しい夜だというのに、物好きはいて。 でも、恋人どおしでひとつ、でよいと思う。 ボクらはなぜか、ひとつづつ、注文して。 しかも、なんとなく、ソフトしろくまにして。 それって、ソフトクリーム載せなんだけど。 食べたら、まー、寒くて寒くて寒くて寒くて。 いやつか、前回も、真夏に食って冷えまくりだし。 そりゃ、外気温が20度前後じゃあ、寒いって。 震えながら車に戻り、ふたつ、探索を行う。 ひとつは、いい加減に少なくなった燃料の補給。 もうひとつは、適当な値段の寝床の探索。 同時に行うために、R225を指宿方面へ向かう。 こっちに進めばなにかある、ということでもなく。 どこに行けばなにがあるか、わかっていないから。 ところが、恐ろしいことに、値段がないの。 なにがって、それなりに給油所はあるんだけど。 値段の書いてあるそれが、まったくないんだもの。 セルフに行けば、機械に書いてあるんだけど。 これには驚いたというか、怖くてたまらなかった。 唯一、表記してあったのが、谷山港の宇佐美。 明日、他になければ、ということで場所だけ覚えた。 もうひとつの寝床も、こちらもけっこう秘密主義。 宿泊の値段と時間を、素直に書いてくれればいいのに。 鹿児島さんは、どーしてそんなに隠したがりますか。 もうちょっと、開放的でもよいかと思いますが。 宿といったらインター近くでしょ。 ということで、鹿児島ICまで行ってみて。 当然のようになにもなくて、とてもがっかり。 ひとまずコンビニに停めて、作戦会議を行う。 つか、鹿児島ICといえば、インターホテル。 温泉付きの兼用ホテルがあったはず、と。 楽天で調べてみたら、田上インターホテル、発見。 値段も妥当だったので、さくさくと携帯で予約。 コンビニで食料を買い込み、ホテルへと向かった。 ビジネスというよりは、出張旅館、というか。 質実剛健な家族経営な雰囲気のするお宿だった。 停めてある車も、事業用車ばかりだったし。 観光客は、ちょっと浮いているような気もした。 出迎えてくれたのは、フロントのおばあちゃん。 こんな時間に予約が来たのは初めてと驚いていた。 予約したのが2240頃だから、そりゃそうかも。 でも、普通に対応してくれたのでほっとした。 部屋の方は、広い、とは言えない感じ。 全体的に、ちょっとせせこましく思えてしまう。 圧迫感のある狭っ苦しさまで、ぎりぎりぐらい。 まぁ、都内ならば、全然、普通の広さなんだけど。 手作りのような雰囲気が、なんとも不思議と楽しい。 兼用と書いたのは、休憩の設定があるから。 フロントにも、無人チェックインの機械があるし。 確かに、昼間も回した方が利益は出るだろうしね。 部屋もまた、どちらでも使えるようになっているし。 温泉の方は、吉尾と同じく、農家のお風呂。 面白いのが、43度と60度を混ぜて入れられる点。 さすがに、60度のみで使う人はいないと思うけど。 できれば、45度と35度ぐらいにしてくれればね。 とりあえず、60度を半分くらい溜めて寝た。 というか、なんだかずいぶんと疲れたのです。 暗い山道は、いろいろと削られちゃうのよね。 0700、起床。 0825、発。 0920、熊本ウエスト。 0940、発。 1005、熊本城。 1040、発。 1155、新八代駅。 1235、発。 1320、吉尾温泉。 1420、発。 1455、人吉。 1555、城山温泉。 1605、発。 1700、霧島ホテル。 1750、発。 2000、鹿児島天文館。 2050、発。 2235、田上コンビニ。 2250、田上インターホテル。 5439、山鹿ブルージュ。 780、熊本ウエスト。うどん、おでん。 200、熊本駐車場。 100、新八代駅駐車場。 160、新八代駅入場券。 200、吉尾温泉共同浴場。 1000、霧島ホテル。 780、鹿児島むじゃき。ソフト白熊。 200、鹿児島駐車場。 650、田上コンビニ。 091008(木) 田上インターホテルの温泉について。 60度を溜め湯して、朝、43度を混ぜて入浴。 それでも、案外と冷めずに驚かされる。 というか、普通に適温での入浴になった。 肌が、きゅっきゅっとする感じで。 さっぱりして出てみたら、身体が熱い。 ずいぶんと火照って仕方のないお湯だった。 そんな感じで朝風呂を楽しみ。 0820に、支払いを済ませて宿を出発。 朝の渋滞に巻き込まれつつ、給油所を探す。 けれどもやっぱり、どこにも値段表記なし。 結局は、谷山港宇佐美での給油となった。 市電といっしょに中心部に戻り。 観光客らしく、照国神社の駐車場に侵入。 お参りをして、西郷どんの銅像とお写真をば。 鹿児島まで来て、これだけでよいのかね。 この日は、ずいぶんと暖かいというか。 まるで夏のような日差しで、暑くて仕方がない。 南国だものとは思うんだけど、だけどけど。 車には、あまり嬉しくないだろうなぁ、と。 エンジンをかけるたびに、ひとり、ひやひや。 西郷どんに別れを告げて、桜島フェリーへ。 下手な鉄道よりも本数の多い変態フェリーで。 昼間なら、10分から15分に1本は出ているし。 24時間営業で、真夜中だって1時間に1本だもの。 それだけ、需要があるってことなんだろうね。 で、車のままフェリー乗り場に流れてみると。 所要時間15分に、無駄な作業はいらぬとばかり。 乗船手続きもなく、そのまま船に載せられてしまう。 いやなんか、ターミナルをぶらぶらするかな、と。 朝食もまだだし、お土産だって見たいし、と。 思っていたけれど、思うだけで終わってしまった。 乗ったら乗ったで、恐ろしくあっさりと出港。 天気がよいので、目の前の桜島が、くっきりと見える。 (外)さんとはしゃぎつつ、短い航海を楽しんでみた。 つか、地元の人たちは、車から降りようともしない。 それって本当はダメなんじゃないかしら、と思うけど。 感覚としては、有料道路みたいなもんだろうしね。 まぁ、面倒だよね、いちいち。 船を降りてすぐ、高速道路のような料金所が。 1630円という小銭は、ちょいと面倒なんですがね。 こーゆー所こそ、ETCだと楽だと思うんですがね。 人数で運賃も変わるから、難しいんだろうね。 この先、なにがあるかわからないので。 フェリー乗り場近くの、道の駅桜島で一休み。 お昼も近かったので、鹿児島らーめんを食べてみた。 ごくごく普通に平凡なとんこつらーめんだった。 空腹であれば、それでも十二分に美味なんだけど。 乾き物のお土産も買い、走行再開。 R224で、桜島の縁をなぞるように進んでいき。 途中、コンクリ製の避難所を見るに、活火山だなと。 溶岩が流れたのか、ごつごつな肌に、活火山だなと。 よくよく見れば、白い蒸気ももくもくと上がり中。 この近くに生きるって、ちょっと怖いなぁ、とね。 桜島のくびれの部分から、大隈半島、なのかね。 R220を、海沿いをだらだらと南下して、温泉に到着。 小さい橋には、きちんと看板が立ててあるけれど。 知っていなければ、探すのに苦労させられそう。 なにせ、駐車場からして、廃屋の廃庭部分だし。 温泉施設自体は、その横の、完全完璧な路地の奥で。 わかっていても、進むのに、ちょっと戸惑わされる。 路地を抜ければ、よれた看板と建物があって。 それでようやく、ここが江之島温泉なんだな、と。 写真で見たとおりの光景に、ちょっと落ち着いた。 中の作りは、平べったい銭湯といった感じ。 案外と広いというか、ずいぶんと開放感があって。 なんとなく、硫黄の匂いがしたような気がした。 真ん中に、ずでんと浴槽があるのは共同浴場風。 さらりと触れてみると、これがまぁ、熱い熱い。 それでなくても、今日は、外気温が暑いってのに。 というか、南の国で、この温度ってのはどーなの。 それでも、掛け湯して掛け湯して、身体を慣らし。 強引に浸かってみるけれど、短時間しかいられない。 その時の感想としては、多少、つるつる感があるなと。 脱衣所にはあった、硫黄臭はなかったな、と。 脱衣所に戻ると、番台に、じいちゃんがいた。 どうやら、ここの管理の人らしく、やたらと元気。 礼を述べて出ると、大きな声で挨拶してくれた。 Tシャツを脱いだまま外に出て、堤防で一休み。 桜島を眺めつつ、でも、今って10月だよねと。 半身裸の自分を意識しながら、そんなことを思った。 鹿児島の温泉は、これにて終了。 本音としては、このあと、鹿屋に行きたかったけど。 というか、知覧にだって行くべきだったんだけど。 そんな時間はどこにもなくて、あっさりと諦めた。 今日こそが、移動の本番である以上、進まないと。 来た道を戻るけれど、桜島には上陸せず。 海沿いのR220を北上し、左側には、常に桜島。 快晴ということもあり、とってもよいドライブ。 これで、外気温が20度くらいだと嬉しいのにね。 国分でR10と合流し、北九州方面に右折する。 計画だと、そこまでは行かないけれど、けれど。 目的地の大分には、どうにかして着きたい。 ざっとした計算で、たぶん、300km程度。 単純計算でも、10時間はかかってしまうかな、と。 今が13時なので、23時までには着ければな、と。 交通量は、嘆くほどに多くはなくて。 山を越えて都城に入っても、そんなに増えなかった。 ここでR10とお別れをして、R269に流れ込む。 どちらを選択しても、行き着く先は、宮崎市外。 ただ、途中の温泉に立ち寄りたいがための、R269。 基本、日豊本線と併走していく国道で。 ただ、山の中なので、併走感はあまりない。 快走路ではあるので、周囲はみんな速いけれど。 青井岳温泉は、そんな、山の中の温泉。 山の中といえば、鄙びた一軒宿っぽいけれど。 公営系らしく、無駄に大きくて広い施設だった。 駐車場が広いのは、いいことなんだけどね。 中には、直売所があり、広い休憩所があり。 お風呂場は、ちょっと奥まった所にある感じ。 券売機で切符を買い、受付にそれを渡して。 脱衣所だって広々で、浴室だって広々で。 この感じは、笠置のいこいの館っぽい。 公営系は、そーゆー作りになるってことかな。 肝心のお湯に触れてみると、まさに適温。 浸かってみると、これがまさに、絶品の湯。 肌のぬるぬる感が、どうしようもないくらい凄い。 ここまで、ぬるっときたぜ、は、琢秀以来? ひとり、肌をこすりまくり、さすりまくり。 いやはや、ここまでだとは思いもしなかった。 循環らしいけれど、ずいぶんと溢れていて。 ある意味、かけ流しっぽく見えるのも悪くない。 一応、ぬるぬるの他に、塩味という特徴もあった。 残念なのは、内湯は基本、泡泡風呂だという点。 もっと静かな浴槽があってもよいのでは、と。 露天もあるけれど、こちらはちと狭い。 山側なので、展望はまったく期待できないけど。 紅葉の季節ならば、ずいぶんと綺麗っぽいし。 電車も見えなくはないので、ありといえばあり。 つか、ここは来てよかったと思った。 さて、これにてお楽しみは終了。 ここからは、本格的な移動移動移動の連続。 R269を先に進み、山を抜けて宮崎市街へ。 宮崎県庁やシーガイアにはわき目もふらず。 R10と再会し、合流し、淡々と北へ北へと進む。 今にして思えば、シーガイアぐらい見ておけと。 もちろん、外周道路を走る程度なんだけどね。 都農の小休止を挟み、延岡でちと渋滞。 時間的にも暗くなり、峠越えには嬉しくない状態。 でも、宗太郎を越えないことには、大分は無理で。 覚悟を決めて、山岳ステージに切り込んでいく。 延岡を出てすぐは、交通量も少なめ。 とはいえ、隊列ができているのが嬉しくない。 それを嫌って、道の駅北川はゆまにて離脱。 真っ暗な峠道も、ここからが本番なわけで。 それを考えると、ちょっとどんよりともする。 意を決して、R10本線に復帰。 後続が来たら、そそくさと譲ってやろうと。 思いつつ、山登りをしていったわけだけど。 その前に、大分県になり、宗太郎の表示が出て。 せっかくだからと、宗太郎駅に寄ってみた。 集落があり、旧道があるのはわかった。 けれど、駅への道が、この暗さでは判明しない。 邪魔にならない所に車を放置して、坂を登り。 無事に、宗太郎駅と遭遇することができた。 たしかここも、秘境駅扱いだったはず。 それで、気になって寄ってみたけれども。 山間の集落にある駅、というだけだった。 電車で通る時とは、やはり違うわな。 あとはもう、ひたすらに山の道。 幹線道路らしく、しっかり整備されているし。 交通量も少ないしで、走りにくいことはなく。 ほんの時々の、速い車に気をつけさえすれば。 いつ頃からか、山も終わった感じになり。 交通量も増えてきて、R57との合流からは2車線。 その途中に宇佐美があったので、当然、給油。 いつものお店があるって、本当にありがたい。 家も店も増えてきて、大分市街に侵入。 繁華街近くに車を停めて、夕食へと向かう。 さすがに疲弊しているので、冷麺でいいやと。 夏にも立ち寄った、らーめん一番に向かう。 入口には、背広姿の男性がふたり。 入ってよいのかどうか、悩んでいる雰囲気。 ボクらが入ると、釣られるように入ってきた。 今日の冷麺は、コシがちょっとやわい。 けど、ずいぶんと醤油が前面に出ている味。 案外と、味が安定しないお店なのかしらん。 あとから来たふたりも、冷麺だった。 なにをためらっていたのか、ちとわからんけど。 なんにしても、今回の味は味でおいしかった。 食後、商店街を歩き、駅を眺め。 大分名物の鳥天を買い求め、車に戻った。 今日の宿は、コンフォートホテル、という宿。 全国どころか、全世界チェーン、らしい。 R197沿いなので、すぐに見つかるよね。 などと思っていたら、あまりにもすぐ過ぎて。 当たり前のように通り過ぎてしまうほど。 行ったら行ったで、駐車場がいっぱい。 別の駐車場は、R197の向かい側で、移動に四苦八苦。 さすがは全世界チェーンだと思った。 宿としては、多少は綺麗なビジネスホテル。 上の階だったので、夜景がそこそこに綺麗だった。 でも、それを満喫するような体調でもなくて。 それはもう、すぐにぐったりして寝たさ。 さすがに疲れだって蓄積されちゃっているもの。 0700、起床。 0820、発。 0910、谷山港宇佐美。 0915、発。 0945、鹿児島市街。 1020、発。 1035、鹿児島フェリー。 1100、道の駅桜島。 1140、発。 1205、海潟温泉江之島温泉。 1235、発。 1430、青井岳荘。 1535、発。 1735、都農コンビニ。 1740、発。 1900、道の駅北川はゆま。 1905、発。 1925、宗太郎駅。 1940、発。 2050、大分宇佐美。 2055、発。 2125、大分市街。 2255、発。 2315、大分コンフォートホテル 5500、田上インターホテル。 10000、谷山港宇佐美。入金。 1630、鹿児島フェリー。桜島まで。 630、道の駅桜島。鹿児島らーめん。 2105、道の駅桜島。おみや。 200、海潟江之島温泉。 120、海潟自販機。アクエリアス。 400、青井岳青井岳荘。 1100、青井岳青井岳荘。おみや。 5000、大分宇佐美。入金。 600、大分らーめん一番。冷麺。 180、大分コンビニ。お茶。 200、大分駐車場。 5100、大分コンフォートホテル。 091009(金) 今回の旅で、唯一、朝食付きだった宿。 それが、全世界チェーンの、コンフォートホテル。 お客さんの中に、普通に(外)さんが混じってて。 ビジネスホテルで、この光景は珍しいのかな、と。 いやまぁ、たまにしか使わないからわからんけど。 宿を出て、どうにかこうにかR10に流れて。 昨日、走ってきた方向へと向かっていった。 今日の目的は、阿蘇方面の観光と温泉巡り。 宇佐美を過ぎて、R57の無料高速区間に入った。 山の中の高速道路なので、とにかく、淡々と。 それでなくても、相棒の調子が悪くて、ひやひや。 疲れもあるだろうし、ストレスもあるだろうし。 つか、あちこちの山道では大丈夫だったのに。 市街地で車に酔うんだから、相当なんだろうなと。 大野で高速は終わり、ここからは、普通のR57。 竹田まで、ごくごく普通の山間な国道な感じ。 トラックといっしょに、ちんたらと走っていく。 竹田といったら、やはり、姫だるま。 駅で実物は見たけれど、工房まで行かないと。 ということで、県道にそれて、そちらへと向かう。 看板というか、案内があったので、迷わなかった。 つか、どうやらそこも、マニヤポイントらしく。 ここここと、急に声をあげられて、ちと驚いた。 農村の広くない道を進んでいくと、と。 どこかで見たことあるような家があった。 のはよいけれど、これがまぁ、普通の農家風で。 その敷地に車を停めてよいのか悩んでしまうほど。 結果的には、そこが駐車場なので大丈夫だけど。 ずかずかと停めるには、図太さが必要かも。 車を停めると、後藤さんが出迎えてくれた。 と書くと、ものすごく知り合いな感じだけど。 当然ながら初対面で、面識だってまったくない。 なのに、自然に、当たり前に工房に入れてくれた。 仕事場は、そんなに広くはなくて。 でも、ボクらのような客のための空間はあって。 座る場所と、そして、どうでしょう関連の棚。 そこには、県別の訪問ノートも置いてあった。 後藤さんは、その棚を見ながら、でしょ、と。 どうでしょうで来たんでしょ、という意味で。 まったくその通りなので、はい、と答えた。 職人の工房なだけに、どうなのかな、と。 そういう訪問に迷惑しているんじゃないかな、と。 だから、ちょっと見せてもらうだけでよいのに、と。 そう思っていたのに、後藤さんときたら。 じゃあ、特に説明はいらないかしら、と。 屈託のない笑みのあと、どうでしょう客の話をした。 それによると、後藤さんたちが驚いたらしい。 番組を見た人が、全国からわらわらとやって来るし。 そして、そういう人たちは、みんないい人だった、と。 その人たちの笑顔が、だるまには必要なんだと。 なぜなら、だるまは縁起物だから。 その話を聞いて、地味に泣いてしまう。 実際には、嫌な人もいただろうに、と。 でも、それでもこの人なら、受け入れてしまうなと。 それくらい、垣根のない人、壁のない人だった。 途中、お仕事の都合で、工房を離れることに。 お奨めされた、近くの白水ダムへと行ってみた。 ダムというには、ずいぶんと小さいけれど。 水の落ち方が、その構造のおかげで美しく。 なるほどお奨めだと、納得できるものだった。 適当な時間に戻り、訪問ノートに書き込み。 本当に、いろいろな人がいろいろに来ているなと。 でも、工房に対する感覚は、たぶんいっしょなんだと。 そう思うと、また、ちょっと涙が出てきた。 姫だるまを終えて、R57を阿蘇へと向かう。 が、どうにも気持ちが落ち着かず、道の駅波野で停車。 よい時間なので、手打ちそばを喰らい、波を治めた。 人に慣れていないせいか、そーゆーのには弱いの。 食後、R57は面白いほどの急坂を下って下って。 その途中、左手に、ちらりと阿蘇山が見えもして。 お懐かしい、宮地の市街地へと入っていった。 このまま、くるりと阿蘇山を一周する。 のが当初の予定も、時間的に厳しそうなので。 そのまま、黒川温泉方面へと向かうことにした。 宮地駅前の道を右折して、r11へと流れて。 せっかくだからと、阿蘇神社でお参りしていく。 今回は、あまり神様にお会いしていない旅なので。 無事に帰れますようにと、丁寧に丁寧に祈っておく。 そして、美味しい湧き水を、たっぷりと汲んでおく。 人に言わせると甘いらしいけれど、感知できず。 味覚がない人間だから、仕方ないんだけれどもさ。 復帰したr11は、山をがつがつと登り。 それが終わると、急に高原な所を抜けていく。 この見晴らしというか、景観のよさは素晴らしい。 普通の人のドライブには、最適な道だと思った。 黒川温泉に行くには、途中でR442だけど。 もうひとつの観光を先にすべく、r11を直進。 九重夢吊大橋、の看板が出てくれば、従うのみ。 ちょっと道の細い区間などもあったけれど。 そこは平日だもの、離合に困ることもなくて。 すんなり無事に、吊橋まで辿り着けた。 ここは、日本一の吊橋だそうで。 そのために、駐車場はしっかりと完備されていて。 雰囲気が、なんとなく、大内宿を彷彿とさせる。 吊橋も、橋の手前で写真サービスまであって。 自前のカメラで撮ってくれるのは、もちろんのこと。 でかいので、綺麗なやつを引き伸ばしてくれて。 橋を渡って戻ってくると、出来上がっている、と。 もし必要であれば、売ってやらなくもないぞと。 遊園地のようなことまでしているのには驚いた。 吊橋自体は、どうがんばっても吊橋で。 500円の価値があるかどうかは、とても微妙。 紅葉の季節には、大混雑する、というのはわかる。 けど、今の時期には、ただの吊橋、だった。 こういうのも、来てみないとわからんのよね。 姫だるま、阿蘇山、吊橋と、観光は終了。 ここからは、温泉巡りに目的を変更してみる。 時間はあまりないけれど、行ける範囲でね。 そんなわけで、来た道を戻ってR442へ。 そして、ちょっとも走れば黒川温泉じゃん。 などと思っていたら、入口を間違えて時間損失。 黒川温泉って、R442の旧道にあるんじゃないの? だとしたら、先にも入口があるんじゃないの? なんて考えていたのが、この失敗を生んだわけ。 地図を見ると、先からでも入れたようだけどね。 結局、引き返して、温泉街へと車を入れて。 奥まった所にある、共用の駐車場に停めてみた。 ここがこじゃれ温泉街の黒川かと。 ぶらぶらと歩いてみて、なるほどなぁ、と。 木造、黒塗りの建物と、歩くにはほどよい狭い土地。 路地っぽい道がまた、散歩には悪くないのかも。 別に、温泉街探索に来たわけではなく。 実際に、浸かってみなけりゃわからないわけで。 ならば、湯巡り手形を買うべきなんだろうけれど。 3湯も浸かれなさそうなので、今回は未使用だった。 あとで考えると、買ってもよかったかな、と。 最初にお邪魔したのは、ちょいと奥の黒川荘。 車で行くなら、R442からの方が近い、こじゃれ旅館。 木々に囲まれた、静けさがもてなしてくれる癒し空間。 とでも書けばよいのか、作られたクラシック旅館で。 嫌がる人はいないであろう高級感が漂っていた。 受付から、お風呂場までの廊下、階段から。 脱衣所から、浴室から、それはもう、高そうな感じ。 木造で電球色なら、そう見えちゃうんだけどね。 ただ、黒川荘が素敵だと思ったのは、浴槽。 左手にカランがあって、右手にそれがあって。 変な区切りや、ぶくぶくもなく、でかいのひとつ。 この思い切った作りは、よいなぁ、と思った。 当然ながら露天もあるけれど、これがまた。 庭にある池のような露天風呂で、こちらも広い。 これが紅葉の季節ならば、さらに絶品のはず。 薄く青白いお湯は、源泉部分は熱いけど。 広さのおかげで温度差があり、ぬるくもあり。 ある意味、好みで選べるのが嬉しい限り。 黒川温泉は、基本的に、日帰りは500円。 正直、これはずいぶんと思い切った値段設定かなと。 この黒川荘にしても、他の地区なら平気で4桁級で。 それを500円ならば、十二分に安いと思った。 せっかくの黒川温泉なので、もう1湯。 温泉街からは外れているので、車で移動する。 看板に従って道に入ると、これがけっこう狭い。 絶望的ではないけれど、嫌だなぁ、とは思う程度。 そこを抜けた先に、山みずきの駐車場があった。 奥は宿泊客用っぽいので、手前の空間に放置。 宿らしき建物はあるけれど、日帰り客は、別口から。 従業員用の道っぽい所を抜けて、ログハウスへ。 ここが受付で、さっくりと500円を支払う。 男脱衣所は、ログハウスからちょっと先にあった。 無料野天系の脱衣所を、立派にしたような印象で。 もちろん、清潔で綺麗なんだけど、なんでだろ。 それを出た先には、川べりに広がる露天風呂が。 黒川荘もそうだけど、こちらもなかなかに広い。 木々に囲まれているので、展望はないけれど。 その点は、よくある露天風呂ともいえるけど。 この広さだけは、あまりないと思う。 お湯は、微かに硫黄の匂いがするもの。 けっこう熱めだけど、やはり温度差はあり。 好みの温度のところで浸かれるのは嬉しい。 残念だったのは、女子がいなかった点。 せっかくの混浴なのに、しかも、黒川なのに。 でもまぁ、確かにちょっと入りづらい雰囲気だった。 女子専用は、ずいぶんと奥まった所にあるらしく。 混浴への道も、よくわからなかったということだし。 まぁ、仕方ないといえば仕方がないのかもしれない。 念願の黒川温泉を終えて、次は無料系をふたつ。 R442から県道にそれて、最初は、満願寺温泉へ。 これは、小さい川沿いにある村の、その川べりの温泉。 写真で見ていたのよりも、ちょっと立派で。 きちんとコンクリで浴槽は作ってあるけれどもども。 一応、屋根だって設置されているんだけれどもども。 いかんせん、川の反対側からは、丸々見えてしまって。 まぁ、そんなに人通りが激しいわけではないけれど。 おまけに、脱衣所が公道なのも、敷居が高そうで。 ここまで来て諦める人も、多そうな雰囲気だった。 でも、露出好きなボクには、特に問題のない条件で。 さっくりと服を脱ぎ、ざっぱんと湯に浸かってみた。 外から見ると川べりだけど、入ってみると、川の中。 だからなのか、湯船の底には砂がざらざらしていて。 ちょっと見上げれば、県道と民家というのがおかしい。 時おり、地元の人が歩いていくけれど、気にもしない。 3つある湯船の他に、洗い場もあって。 おばちゃんが、野菜を洗いに来たけれど、もちろん。 なんか、そのほったらされ方が、とても気持ちよい。 お湯も適温で、ぼけっとしていたくなる感じだった。 管理費200円を払っただけの価値はある温泉だった。 ちなみに、日帰り可の民宿と共同浴場もあるので。 開放がダメな人でも、普通に温泉には浸かれる。 けどでもやっぱり、ここはこれこそが面白いかと。 温泉と露出を堪能し、次は杖立温泉へ。 R212に進出後、小国経由で北へ北へと進む。 整備はされているけれど、緩い山道になっていて。 しかも、外はもう暗くて、とても苦手な展開。 隊列に喰らいつき、邪魔にならないように走った。 しばらく走ると、左側にみやげ物屋が登場。 広い川を挟んだ反対側には、24時間営業の風呂屋も。 看板に従って橋を渡ると、そこが杖立温泉街。 温泉たまご場と、噴出地の近くが駐車場らしい。 そこに車を停めて、杖立温泉の元湯を探して歩く。 けれども、街とはいえ、それなりに外は暗くて。 特に地図もないので、それはもう、右往左往する。 ようやく見つけたその場所は、温泉街の奥の方。 川岸に、まるでなにかの祠のように作られていた。 整備された河原に、岩風呂をさっくりと作り。 そこに、装飾した竹の壁で囲いをつけた感じで。 満願寺と比べたら、いくらかは入りやすいけど。 元湯ということで、ただ見に来る人もいるので。 実際、家族連れが見物していた最中だったし。 そういう点で、こちらも浸かりにくい人もいるかも。 幸か不幸か、彼らはすぐに立ち去ってしまい。 なのでボクは、ちょっとがっかりしながら脱ぎ脱ぎ。 湯船は、見た目よりは広いというか、狭くなくて。 ただ、ここはさすがに元湯らしく、お湯が熱い。 こいつは、一筋縄ではいかないぞ、と覚悟を決めた。 けど、かき回してみたら、ものすごく適温になった。 独特の雰囲気のある、竹の壁と電球色が色っぽく。 これを独り占めできるのは幸せだなぁ、と思った。 ちょっとつるつるするお湯もまた、悪くないし。 元湯をこうして開放してくれることに感謝感謝。 満願寺、杖立と堪能したら、1800。 まだまだ温泉巡りはできる時間だけど。 そんなにがっつりする気力も体力も少なくて。 帰り道に、あと1湯だけ寄ってみることで決定。 R212で小国に戻り、山道のR387で大分県へ。 この国道沿いに、魅力的な温泉がわらわらで。 それに寄れないのは、なんとも残念な限り。 そんな中、選択したのは奴留湯温泉。 この漢字で、ぬるゆ、って読めないってば。 しかも、真っ暗なので頼りの看板も頼りなく。 さらにいえば、R387沿いではないとも知らず。 地味に迷ったものの、看板を見つけて一安心。 R387の旧道、集落の中にあるとは思わなかった。 建物は、なんというか、ちょっと変な感じ。 丸っこいというのか、でも垢抜けないというか。 階段を下り、無人の料金箱にお金を投入。 ちょっと狭い脱衣所の先に、意外と広い浴室があった。 外の垢抜けなさを考えると、中はこじゃれっぽく。 観光地の共同浴場のような、そんな雰囲気だった。 ぬるゆ、の名前どおり、お湯は、ぬるめ。 夏場であれば、絶品すぎるような、そんな温度。 けれども、身体にまとわりつく泡泡は、秋だって絶品。 タオルの糸くずかと思っていたのは、実は、湯の華。 浴槽の底には、なぜか石が敷き詰められていて。 それを転がして遊びながら、だらだらと浸かる、と。 名前が変だから選んでみたけれど、これはよい温泉。 時間と体力がある時ならば、ずいぶんと長湯しそう。 今日、最後の温泉を終えて、いよいよ宿泊地へ。 R212を北上し、粟野からは、R210で東へ進む。 と書くと、なんだかすんなり行ったようだけど。 地図も見ず、青看だけを頼りにしたので、不安満載。 時間も時間だし、迷いたくはないなぁ、と。 そんな時に、湯布院という文字が出てきてほっとした。 というか、そういう時だからこそ、確認しろよ、と。 本当は、その湯布院も観光したかったけれど。 さすがにそんな時間でもなく、さっくりと通過する。 自衛隊基地下からは、青看通りにr11に乗ってみた。 ら、これがまた、ずいぶんと険しい山道で。 下りとばっかり思っていたら、登って登って登って。 いやなんか、まったく想像と違う道に戸惑いまくり。 久大本線って、大分まで下りっぱでなかったかい、と。 ひとり思ってみても、道がそうなのだから仕方がない。 つか、道はそれでよくても、真っ暗なのが辛い。 幸い、後ろにつかれる頃には、前も詰まりだして。 坂も下りに転じ、気がつけば、明らかに別府だった。 あとは、ひたすら海側へと走るのみ。 でも、さすがに休憩が欲しくなり、給油所へ。 こっちに来るといっぱいある、ソラトさん家。 セルフだったので、人がいないのもありがたい。 トイレと、タイヤ圧の確認と、窓拭きと。 そして、今夜の宿があるのかないのかを確認して。 駐車場無料の、R10沿いのホテルに予約を入れる。 あとは、そこに向かうだけなので、r52を下り。 R10に合流後、別府タワーやネオンを流しながら。 ホテルを探してみたら、見事に反対車線だった。 途中で戻って、駐車場に、無事、到着。 今夜は、ホテルニューツルタという宿にしてみた。 もちろん温泉だし、なにより、そんなに高くない。 つか、今回の旅は、ひとり3000円前後ばかりだけど。 豪華ではないけれど、立派なホテルで。 でも、ついさっき予約したばかりで、ちとばたばた。 あてがわれた部屋も、なんかよくわからない名前。 なんにしても、これで、寝床の確保はできたので。 部屋に行くのはあとにして、そのまま街へと出た。 この前も来たばかり、というのが変な感じで。 歓楽街をぶらぶらしたら、冷麺を押しているお店が。 普通のラーメン屋さんっぽいけれど、気になるし。 そこでよいというので、のれんをくぐってみた。 壱丁目、という名前のお店で、なんだろう。 気難しい板前さんと、女将さんと、見習いと。 なんか、そんな感じでやっているような雰囲気で。 でも、板前さんは、実は気さくな人、みたいな。 そんなべたべたな設定なのかよ、という店内だった。 冷麺の方は、ずいぶんと手間をかけた感じの味。 たぶん、らーめんのスープと同じ考え方なんだろう。 味を多層化していくというか、しっかりしていて。 それが大変だと、店主が笑っていたけれど。 とても美味しい冷麺に満足できた。 駅に向かい、ドーナッツを買い、牛乳を買い。 それでようやくと宿に戻り、部屋へともぐりこむ。 これがまた、10畳くらいの海側のお部屋で。 空室よりは、ということなんだろうけれども。 ふたりだと、ちょっといかにも広いのよね。 狭いよりは、いいんだけれどもさ。 おやつを食べて、荷物の片づけをして。 それで眠たくなったので、ボクは、そそくさと寝た。 相棒は、大浴場へと行ってみたそうだけれども。 合宿なのか、女子中学生の大群で大変だったそうで。 そういう使われ方もするホテルなのね、と。 つか、合宿で温泉って羨ましいなぁ、と思った。 今どきの子供って。 0600、起床。 0745、発。 0855、道の駅あさじ。 0900、発。 0920、竹田姫だるま。 1105、発。 1130、道の駅波野。 1205、発。 1220、阿蘇神社。 1230、発。 1330、九重つり橋。 1415、発。 1505、黒川温泉黒川荘。 1605、発。 1615、黒川温泉山みずき。 1655、発。 1705、満願寺温泉。 1730、発。 1755、杖立温泉。 1815、発。 1845、奴留湯温泉。 1910、発。 2050、別府ニューツルタ。 650、道の駅波野。そば。 500、九重つり橋。 350、九重つり橋。ブルーベリーソフト。 500、黒川温泉黒川荘。 500、黒川温泉山みずき。 100、満願寺共同浴場。 200、奴留湯温泉共同浴場。 730、別府壱丁目。冷麺。 200、別府ミスド。 95、別府ダイエー。牛乳。 091010(土) 九州旅行も、残り2日。 さすがに今日から帰らないと届かないので。 経路を選択してもらったら、案の定という感じ。 それもあって、早めの起床となった。 ボクは朝風呂と決め込んで、大浴場へと。 これがまた、特に印象に残らないお風呂場で。 どこまでもどこまでも、平凡な大浴場だった。 一応、上の階にあるので、展望はあるけど。 露天風呂から、海は見えたと思ったけれど。 いやいやこれが、本当に記憶に薄くてですな。 覚えているのは、やっぱり適温なんだ、と。 駅前のビジネスホテルもそうだったけれど。 共同浴場の、あの熱量がうそのようで。 まぁ、あの温度だと、明らかに熱すぎるし。 そこは調整しているのかもしれない。 宿を出て、R10を大分へと南下する。 ここは2車線以上のバイパスで、左手には海。 実に気持ちのよい道だけど、それも短時間だけ。 西大分からは、r22という直線道路を走る。 が、市街地らしく、ちょいと信号が多すぎ。 整備された道なのに、これはまったく惜しい。 そのまま進むと、有料橋なので、迂回。 併走するR197に流れて、東へ東へと進んでいった。 交通量は多いのに、1車線なので、流れは遅い。 しかも、車がなかなか減ってくれないのはなぜ? 道中、コンビニでも、と思っていたけれど。 このままだと、どうなるかわからないので、断念。 そのおかげで、予定どおりに佐賀関に着けた。 ここに来たのは、ここからフェリーに乗るため。 ところが、停まっている車の数を見てびっくり。 予約してないけど大丈夫なのかしらと、どきどき。 手続きにも行列ができていて、ばくばくしちゃう。 幸いなことに、最近の便に乗れることになり。 まぁ、1時間に1本あるので、被害は少ないけれど。 それにしても、なんでこんなに人気なのかねと。 がらがらのフェリーしか乗ってない身には新鮮だった。 残念だったのは、お店らしきものがまったくない点。 売店でパンは売っていたけれど、菓子パンでは。 乗船時間になり、車を動かし、案内に従い定位置に。 ぎゅうぎゅう詰め前提なので、隙間がかなり狭い。 あとで見てみたら、よく詰め込んだ、という車両数。 ただ、客室の方は、そこまで詰め込みでなく。 カーペットに寝転がる程度の空間は確保できた。 ここまでぎゅうぎゅうだったら、泣いていたかも。 船旅は、1時間程度で終了。 空腹が辛いけれど、走らないとどうにも。 とりあえず、目の前のR197で八幡浜方面へ。 半島の、高台側を走っていく道で。 フェリー組が、隊列を作って淡々と進んでいく。 もう四国なんだけど、四国な感じはほとんどなし。 まぁ、前後が九州系の車だし、土地のモノもないし。 途中、道の駅で何か食べるかと。 そう思っていたけれど、あっさりと素通り。 いい流れだったので、抜けたくなかったのよ。 トンネルをくぐり坂を下り、R378との交差点。 大半というか、ボク以外は直進を選択していた。 いやつか、ホント、どこに行く人たちなのかしら。 連休で四国旅行というのはわからなくはないけれど。 左折するとR378で、伊予灘沿いの道だった。 海を眺めつつのドライブは、車も少なくて快適。 あの人たちも、こっちに来ればよいのになぁ、と。 余計なことを考えていると、じゃこ天の看板が。 さすがにそこでは停まれず、先で引き返した。 行ってみると、コンテナを改造したような屋台で。 おっちゃんが、揚げたて揚げ物を売っている店で。 海賊厨房という名前からするに、漁師さんかも。 目の前は、ちょうど漁港だったし。 そこで、じゃこ天とから揚げを買って朝食。 朝っぱらから油はどうだと思ったけれど、これが。 揚げたてだからなのか、空腹だからなのか。 いやいや元が美味だから美味しいんだろうけど。 もうちょっと買ってもよかったと後悔した。 海岸線の道から離れる頃には、伊予市。 R56に合流し、急増した車とともに、松山へ。 駅を見て、城を見て、路面電車と道後温泉に入る。 駐車場を探していると、公営のが高台にあった。 幸い、空きもあったので、そこにすんなりと停めた。 道後温泉に来たのは、もちろん、相棒の意向。 あの建物を撮り、商店街を歩き、坊ちゃん列車を見て。 普通の観光客のように、というか、そうなんだけど。 でも、とても平凡な動きっぷりが、ちとおかしい。 しかも、ここで風呂に入らないという選択だしね。 あっさりと道後温泉観光が終了。 あとはもう、R11で香川を目指して東進するのみ。 途中には宇佐美もあって、燃料問題も解決。 まぁ、多少は高いけれど、仕方のないこと。 というか、今回の旅は、給油には恵まれなかった。 1車線になる頃には、交通量も少なくなり。 トラックを先頭にして、のんびりと山を越えていく。 平地になると、石鎚山も近くなり、神社へ寄り道。 お遍路さんも見かけるようになり、四国感が高まった。 コンビニで、軽くパンなどを喰らい。 ひたすらに、ひたすらに、R11を走って走って。 でも、この道がまた、生活道路も兼ねている状態で。 都市部の1車線国道が延々と続いているようで。 信号も多くて、なかなか前に進まないのが辛い。 他に道がないから、仕方ないのだろうけれど。 さりとて、高速もすんごい坂があるようだし。 どっちを選んだとしても、あまり楽しくないかも。 香川というか、高松には用事があって。 それはもちろん、讃岐うどんを喰らう、というもの。 行くならば、車だし、遅くまで営業の山田屋さん。 ただ、遅くまでとはいっても、2000まで。 距離から計算すると、1900には着けそうだけど。 こんな進み具合では、不安にもなるというもの。 それでも、丸亀あたりからは2車線になり。 交通量が増えたとはいえ、流れもよくなった。 高松市街は、高速下のバイパスを適当なところまで。 そこから県道の縦パスで、目安となる八栗に出た。 あとは、看板もあり、だいたい予定時間に到着。 そんな時間なのに、駐車場には車がたくさん。 というか、こんなに立派なうどん屋だったのね。 客の出入りが少なければ、料亭っぽくも見えるし。 中も、そこそこに落ち着いた作りの和食屋風だし。 でも、そこにある活気は、間違いなく庶民的なもの。 そして、適度なほったらかし感は、うどん屋だった。 食べたのは、ざるぶっかけと、ざるうどん。 北海道組ほどに大絶賛はしないけど、いや、美味い。 讃岐うどんらしく、しっかりつるしこなのがよい。 こうして食べちゃうと、巡りたくなっちゃうなと。 ここに来て、ようやく四国な感覚を得た気すらした。 そんな四国さんと、どうやって別れるか。 というか、この先をまったく考えていなかったので。 さてどうしようかと、真剣に、真面目に悩んでみた。 まず、大前提として、明日中に帰らないとダメで。 なので、名古屋あたりで泊まれればよいかな、と。 ただ、今日は連休の真っ最中で、宿も高そうだし。 名古屋に着くのが何時なのか、さっぱりだし。 だったら大阪かしらとも思ったけれど、値段は同じ。 なんにしても、四国脱出はしておくべきだと。 R11に戻り、徳島は鳴門へと進むことは決定した。 まだ20時とはいえ、交通量はずいぶんと少なくて。 かなり快適、快調に、気持ちよく走って進めた。 実は、徳島で徳島ラーメン、と考えていたけど。 うどんでお腹が膨れていたので、それは回避して。 鳴門ICから、淡路島経由で明石大橋へ。 高速バスでは通っているけど、自前では初。 淡路島が退屈なのはわかっていたけれど、いやいや。 元々、高速自体が退屈なんだと、ここで気がついた。 明石大橋の手前、淡路SAで作戦会議。 途中で降りるのも面倒だし、直進して山陰道へ。 そのまま名神に流れて、あとはまた考える、と。 つか、混雑しそうな吹田だけは抜けたい、と。 それが決まったので、SAを探索して。 裏に、夜景地点があることに気がつき、うっとり。 目の前が神戸だと思うと、なんか、楽勝気分で。 だって、あと600kmぐらいなわけでしょう、と。 全然、楽勝でない距離をそう思える自分を笑った。 渡ると面白くない明石大橋を抜けて。 気がつくと、なぜか、第二神明経由で阪神高速へ。 湾岸線の夜景が綺麗だったはず、と思い出して。 そのまま本能的に乗ってしまったわけだけど。 考えてみたら、首都高だって嫌なわけで。 いやでもね、阪神高速はそんなでもないって。 高速バスで乗った時には、そう思ってたのよ。 だから、ついうっかり入っちゃったんだけど。 夜というか、夜中なんて、荒くて当然じゃない。 久しぶりに、本格的に冷や汗かきまくり。 途中、下道に降ろされて、湾岸線へと入って。 ここから車が減って、本気でほっとしたけれど。 期待したほどの夜景はなくて、心底、がっかり。 しかも、道がわかっていないので、途中から大混乱。 環状線ってなによどれよどこよそこ、と。 ありえないテンパリっぷりに、天王寺で流出。 降りてしまえば、どうにでもなる、と。 そして、R171を走りたくなったので、北上してみた。 途中、大阪城を眺めるあたりまではよくて。 ホテル街が出てきた時には、ちょっと眺めて。 でも、折り合えなさそうなので、諦めて。 しばらく走っていくと、案の定、現在位置不明に。 豊中だ千里だと、それはもう、ぐるぐるうろうろ。 それでも、どうにかこうにか、R171に出たのは僥倖。 ここまで派手に迷ったのは、ちょっと記憶にない。 途中のホテルを見て、5桁と知って、吹っ切れて。 こうなったら、行ける所まで行ってしまおう、と。 高速に乗るのも、1000円区間の大津からでよいやと。 そのまま、R171で京都方面へと向かっていった。 大山崎の宇佐美にて、安く給油を済ませ。 京都からはR1で山を越えて、大津へと向かう。 道中、なんかこのままR1もありかしら、と。 そう思った自分もいたけれど、さすがにそれは、と。 大津ICで名神に乗って、草津からは新名神。 で、高速に乗った途端に襲ってくるのが、眠気。 下道だったら、これが案外と踏ん張れるんだけど。 どうにもこうにも、眠くて眠くて死ぬぜなので。 一番近い、甲南PAにて、車を停めた。 今回は、車中泊は想定していなかったけれど。 これはまぁ、仮眠だからいいのかしら、なんて。 思ってすぐに、眠りについてしまったらしい。 0530、起床。 0720、発。 0825、佐賀関フェリー。 0900、発。 1025、三崎。 1125、伊予長浜海賊厨房。 1140、発。 1300、道後温泉。 1350、発。 1415、松山宇佐美。 1515、石鎚山神社。 1535、発。 1555、伊予西条コンビニ。 1605、発。 1920、山田屋。 2005、発。 2125、鳴門IC。 2215、淡路SA。 2245、発。 2332、天王寺IC。 0155、大山崎宇佐美。 0247、大津IC。 0315、甲南PA。 5600、別府ニューツルタ。 9500、佐賀関フェリー。三崎まで。 600、伊予長浜海賊厨房。 200、道後駐車場。 5000、松山宇佐美。入金。 350、伊予西条コンビニ。パン。 1500、高松山田屋。ざるぶっかけ、ざるうどん、てんぷら。 1000、鳴門IC。垂水ICまで。 200、第二神明。 300、阪神高速。 500、阪神高速。天王寺まで。 091011(日) 目を覚ましたのが、0535ぐらい。 外は、ちょっとだけ明るくなってきた。 思ったよりも、窓ガラスは曇ってなくて。 身体を少し動かしてから、出発。 SAやPAでの仮眠は、ちと怖くて。 身体が慣れてないのに、特に目が慣れてないのに。 高速移動を強要されるのが、なにげに嫌。 でもまぁ、朝だし、新名神だし。 迷惑にならない程度ののんびりはできる。 伊勢湾岸に入って、刈谷SAにて、早くも休憩。 このSAは、いつも深夜早朝の利用で。 豪華なトイレとやらを使ったことがなくて。 この時間ならと寄ってみたら、今回は使えた。 でも、そんなに印象に残ってないのよね。 本当に豪華だったのかしらん。 ついでに朝食を喰らい、本格的な帰路へ。 東名に入ってからも、渋滞らしい渋滞はなく。 車間が詰まった高速移動も、そんなになくて。 面白いように快適、快調に進むことができた。 富士山が綺麗に見えたので、富士川SAで休憩。 同じような人が多いのか、駐車場は大混乱。 幸いにしてすぐに停められたけれど、渋滞は嫌だなぁ。 にしても、ここまで綺麗な富士山は久しぶり。 というか、東海道でくっきりって、初めてかも。 最後の最後に、富士山が気を利かせてくれたのかな。 ここで休んでしまえば、厚木まで、無停車。 反対車線は、御殿場ICから醜い状態だったけれど。 こちら側は、信じられないくらいに順調な流れ。 厚木ICで流出して、もちろん、料金は1000円。 R246の宇佐美で給油して、大和のゴルフに行ってみた。 いわゆるフレックスタイムなので、使いやすいかと。 土日は、2000までに出れば、5900円なのも嬉しい。 そこでぐっすりと眠り、2000にホテルを出発。 清算その他がまだだったので、用賀スタバにてお茶。 ざっと計算したら3700kmほど走ってきたらしい。 さらりと書くと、そんなもんなのかなぁ、と。 でも、普通に考えたら、ずいぶんな距離だなぁ、と。 走行距離な保険の1年分を、1週間、だもんなぁ。 そりゃ、車だってあちこち痛むってもんだよね。 なんにしても、無事に帰ってこられてよかった。 そのままR246で送っていって、なぜか泊まる。 というか、なんだかんだと疲れているのですよ。 距離なんて計算したから、余計になのかもね。 0555、発。 0655、刈谷SA。 0745、発。 0950、富士川SA。 1020、発。 1126、厚木IC。 1140、厚木宇佐美。 1215、大和ゴルフ。 2000、発。 2045、用賀スタバ。 2155、発。 2300、到着。 0930、発。 1145、到着。 980、刈谷SA。朝ごはん。 345、富士SA。コーヒー。 1000、厚木IC。大津ICから。 10000、厚木宇佐美。入金。 550、大和コンビニ。 5900、大和ゴルフ。 800、用賀スタバ。 091012(月) 朝食をご馳走になり、出発。 休日の、車の少ない都内を走り。 職場まで送って、ボクも家へと帰る。 なんてことのないドライブだけど。 なんてことのないのが楽しくて楽しくて。 でも、これも、今月末までだと思うと。 それはもう、とてもとても悲しかった。 自分で選択することとはいえ。 帰宅後、片づけをして寝た。 起きて、夕食を食べて、パソコンを立ち上げ。 たら、画面が乱れて、止まってしまった。 なので、古いボードと入れ替えてみた。 ら、なんの問題もなく、きちんと動いてくれた。 修理というか、復旧させることができてよかった。 つか、そろそろ寿命なのかしらん。 091013(火) 起きた時は、そうでもないんだけどね。 動き出すと、ああ、だるいなぁ、と感じるわけ。 仕事だって、これっぽっちも行きたくないし。 このまま消えてしまえば、ずいぶんと楽なのに。 それでも、どうにかこうにか時間を浪費して。 帰り道に、歯医者さんに寄って治療をしてもらう。 神経のない歯の、被せ物が破損しただけなので。 その場で、しゃきしゃきと対応して、それで終了。 いっつも、1日で終わってくれるとよいのに。 帰宅してから、あれこれと整理を済ませて。 眠たくなったので、とっとと眠ってしまった。 このまま永遠に眠れてしまえば幸せなんだけど。 091014(水) お昼におそばを食べに行ったら。 注文する前に、いつもの、が用意されていた。 そりゃ、いっつも同じモノしか頼まないからね。 だけどなぜか、ちょっとだけ恥ずかしかった。 そんなの、ボクだけかと思ったから、だと思う。 でも、次の人も、いつもの、だった。 それで、ちょっとだけ、恥ずかしくなくなった。 案外と、そーゆー人も多いのかもしれない。 091015(木) 猛烈に眠りたいのです。 091016(金) 負荷がかかるようなことはしていないのに。 ただ、ただちょっと画像が多いだけなのに。 古いグラフィックボードには、苦しいらしい。 処理が遅れるというか、全体的に重たくなるし。 下手すると、なんか、止まっちゃうしさ。 さすがにこれは我慢できないので、ので。 中古の安いのを買って挿入してやろう、と思った。 ついでに、ハードディスクも買ってしまおう。 いい加減、残量も少ないし、データ退避もしたいし。 500GBぐらいのを買い、外付けのUSBケースでも買い。 できるだけ、安くでっちあげられるとよいな、と。 明日の仕事帰りにでも、寄り道、できれば。 091017(土) 面倒な作業だったけれど、無事に終了。 4月とは違い、こちらの時間で動けるのが大きい。 あとは、週明けになにもなければよいのだけれど。 軽い打ち上げがあり、秋葉原は断念する。 その代わり、池袋で待ち合わせをして、探索。 わかってはいたけれど、自分は古いのね、と。 今どき、AGPもATAPIも懐かしい規格だもの。 当然ながら、そっちの方が安いしさ。 つか、PCIEのだと、新品で2500円。 なんというか、全然、それでよいのに。 よいけれど、挿入できないから仕方ない。 HDDも、どうにもピンとこないというか。 どちらも、明日に持ち越してしまうことにした。 夕食は、池袋の定番となった、梅もと。 満腹気味なので、珍しく、浜塩めんを注文。 塩味だけど、思ったよりも、油っこい。 感覚としては、塩バターが近い気がする。 不味くはないけれど、つけ麺の方がよいかも。 つか、試すなら、味噌だったなぁ、と思った。 091018(日) 山手線100周年の、記念切符が発売中で。 山手線内1日乗り降りし放題で、480円だった。 つか、そんな企画があるとは知らなかった。 さっそく買い求めて、ぐるぐるしてみた。 というか、欲しい廃盤のCDがあったり。 古本で安くあると嬉しい本があったり。 その他、パソコン用品も欲しかったり。 池袋を起点として、内回りでぐるり。 まぁ、ただのブックオフ巡りなわけですが。 これがまた、乗ったり降りたりが大変で。 しかも、代々木で抑止を喰らい、一時、足止め。 さすがに面倒なので、総武線で水道橋へ。 そこから、神保町、秋葉原と歩いてみた。 グラフィックボードに関しては、ソフマップで。 2880円の中古品、ジーホースの6200のを買ってみた。 ハードディスクは、想像よりも、ちと高くて。 ヨドバシのポイントを使うのが吉、という判定に。 こちらは、バッファローの1TBな外付けUSBを。 正直、USB接続なHDDというのは、信用度が低いけど。 もう、そーゆー時代でもないんじゃないかな、と。 こちらは、12200円が、ポイント利用で7600円に。 つか、1TBってなんなんだよ、って言うのが本音。 そこから、外回りの山手線で五反田へ。 なかなか見つからなかったけれど、けれど。 渋谷のレコファンで、廃盤CDの方は入手できた。 The Changという、軽い感じのギターポップバンド。 最初、Changeだと思っていたので、面食らった。 なので、買う時も、なにげにどきどきしたけれど。 検索したら間違いなく、無駄にはならなかった。 西日暮里まで人を送り、池袋駅に戻る。 夕食は、とてもとても久しぶりの流星らーめん。 味噌つけ麺を食べたけれど、なんというか、残念。 なぜか、屯ちんのつけ麺を食べているような感覚。 まぁ、素直に味噌を喰っておけ、ということだね。 残る買い物は、本だけ。 郊外のブックオフを漁らないとダメかしら。 091019(月) 印鑑証明書を貰い、これで書類は揃った。 あとは、車内を片付けるだけだけど、これがね。 そーゆー気分でもなかったので、なにもしなかった。 というか、パソコンの方をなんとかしたくて。 グラフィックボードは、無事に動いてくれたみたい。 つか、壊れたヤツと、核の部分はいっしょだった。 メモリが128MBほど少ないけれど、それくらいは。 ハードディスクは、ちょっとだけ手間くった。 附属のソフトで、FAT32からNTFSの変換ができず。 結局、手動で変換するハメになっちゃったから。 まぁ、どっちにしても、区切るつもりだったし。 でも、500GBに2時間もかかるとは、予想してない。 準備を終えてから、データをコピーしてみる。 思ったよりも速いし、思ったよりも大丈夫そう。 でも、しばらくは様子を見ないと怖いけれども。 問題は、急に使えなくなったカードリーダ。 認識はしているけれど、ドライブになってくれない。 まぁ、もうひとつのが使えたのでよいけれども。 パソコンって、ホント、よくわかんないわ。 091020(火) なーんにもできない、できてないくせに。 主導権だけ握ろうっていうのが、まったく。 はいはい、と、言ってあげることすらしなかった。 もうなんか、めんどくさくてめんどくさくて。 というか、昨日は十分に寝たはずなのに。 恐ろしく眠たくて仕方がなくて仕方がない。 夏の疲労が、今頃になって出てきている感じ。 今週は、あと3日も出れば休み、なんだけど。 そこで解消できるのかしら、できるとよいな。 091021(水) とても眠たい理由は、アレだ。 昨夜、だらだらと紙芝居を作っていたから。 3日目は、どうにも手間取って、時間がかかって。 だから、とりあえずできたことが嬉しくて。 でも、気がついたら日付が変わっていて。 やっぱり時間がかかるものだと、つくづく思った。 そんな状態なので、今日は、ファイルの整理だけ。 素直に、1TBにぶちこんでおけばよいだけだけど。 なんか、どうにも、信用しきれないんだよね。 中身がぐちゃぐちゃになってしまいそうな。 いやまぁ、再生可能なファイルならよいけど。 mp3なんて、もう1度、CDから抜くだけだし。 ただ、デジカメのデータともなるとねぇ。 そうもいかない部分が、多分にありすぎて。 はてさて、そこら辺を、どのようにするべきか。 までは辿り着かずに眠ってしまいました、とさ。 眠い。 091022(木) CRCエラーが出たのでへこむ。 いやまぁ、そのDVD-R自体は惜しくないんだけど。 他のDVD-R、特に車載系のそれが大丈夫なのかしらと。 そら、不安になるけど、確認するのも大変だし。 つか、焼いて2、3ヶ月しか経ってないってのに。 しかも、メーカー物だから安心していたのに。 それでもやっぱり、出ちゃうものは出ちゃう、と。 まぁ、データなんてそんなモノなんだけどさ。 どこに保存しようと、消える時は消えるし。 とはいえ。 091023(金) 今週は、4日間しか働いていないけれど。 この4日間が、ずいぶんと長いように感じて。 ようやくと、金曜日なんだなぁ、と。 明日から休みなんだなぁ、と。 素直に嬉しく思った。 これ以降も休みだけでよいよ。 めんどくさい、めんどくさい。 091024(土) お休みということで、車のお片づけ。 まずは、後部に詰まれた生活用品を片付ける。 そして、モニタやナビやETCやファミコンを外す。 この配線が、迷路のようで難儀したけれども。 どうにかこうにか、綺麗に片付けられた。 明日、一応、最後の運用がある予定なので。 ヘッドユニットだけは、そのままにしておいた。 音楽もないのは、ちょっと、寂しいなぁ、と。 取り外しが面倒なことになりそうだけれども。 にしても、片付けてみると、アレだわ。 ずいぶんと軽くて広い車になってしまったわ。 というか、生活用品が多すぎたんだと思う。 この反省を生かせる機会が得られると嬉しい。 片付けた部品の中で、ETCは。 ちょうど来ていた妹に献上することにした。 再セットアップを取付でお金はかかるけれど。 それくらいは、なんとか払っていただきたい。 にしても、やっぱり寂しい。 091025(日) 最後の運用は、幕張のモーターショウ行。 都内で人を拾い、有明経由でR357で幕張へ。 ららぽーと手前からの渋滞は、当然と諦める。 それでも、都内から90分なら悪くない数字。 駐車場は、ちょっと奥になったけれど。 でも、なんというか、空いているという印象。 会場に行ってみても、なんか、ちょっと、寂しい。 今回の売りは、公道を使った試乗会。 列に並んでみたけれど、今日の分は終わり、と。 11時に並べば、なんか、乗れたっぽい感じ。 にしても、はっきりと人気がわかって。 スバルやレクサスは、すぐに満席。 逆に、インサイト、ビイアンテ、D5は不人気。 まぁ、こういう時は高い車に乗りたくなるわな。 仕方がないので、会場をうろうろぶらぶら。 話には聞いていたけれど、お姉ちゃん、少ない。 しかも、なんか、とてもとても大人しい衣装ばかり。 車も、平均点狙いなものばかりで、ちと寂しい。 というか、人は多いけれど、活気がないような。 次回はなくてもよくなくね、とは、正直なところ。 おやつすぎに幕張を出て、ぶらりドライブ。 その選択肢がR16なのだから、なんというか。 本当は、横浜辺りまで行くつもりだったけれど。 時間の関係で、入間からR463で所沢へと抜けた。 河童寿司ののち、小金井街道、新青梅街道。 なんか、この道を走るのも久しぶりなんだよね。 いろいろと懐かしくて、ちょっぴり感傷的に。 そのまま無事に人を送って、いつもの経路で帰宅。 0130から、ヘッドユニットの取り外し。 暗い駐車場で、懐中電灯の明かりを頼りに作業。 これ、見られたら通報されるなと、緊張しまくり。 それでも、どうにかこうにか、無事に回収できた。 あとは、正真正銘、最後のドライブのみ。 水曜日あたりに持っていけたらな、と思う。 本当は、その時に、車検お願いって言えればね。 言えたら、ずいぶんと楽なんだろうけれど。 091026(月) 目を覚ますと、外は激しい雨だった。 台風が来ているだなんて、知らなかったよ。 さすがに寝不足だし、お腹もしくしくするし。 なんかもう、すべてが嫌な感じになってくる。 変に大人びた小学生が隣に座り、ますます。 もう、とっとと帰って眠って消えてしまいたい。 あーもー全部が全部、面倒なんだってば。 091027(火) 元から、甘いモノは大好きらしいけれど。 今は、やたらとそれを欲しがっているのは、なぜ? 単純に、疲れているからだとしても、異常なほどで。 この欲しまり感といったら、薬中毒ばりだと思う。 ひたすらに、ただただそれを食べたくて食べたくて。 でも、手元にないから、食べられないんだけど。 休みの日はそうでもないんだけど。 休みでない日は、無駄遣いをしたくないので。 欲しいからといって、買ってあげはしないので。 それで、余計にそおゆう症状になるのかもしれない。 貧乏がとにかく憎たらしいわ。 0910028(水) 仕事帰りに、髪を切りに神保町へ行く。 古本祭りらしく、ずいぶんと賑やかだった。 それはよいけど、歩きにくくてかなわない。 ばっさりとさっぱりしてぶらぶらして。 本を買い、薬を買い、税金を支払って。 こういう時間の使い方が久しぶりだよね、と。 つくづく、引きこもりしていたんだと思った。 かといって、出まくりたいわけでもなく。 帰ったら、案の定、ぐったりしちゃったし。 この体力のなさが、すべての元凶なのよね。 走りこみでもしないとどうにもならんわ。 091029(木) 夕方というか、夜というか。 車を車屋さんに持っていく。 最後に駄々をこねるかしら、と。 不安だったものの、無事に動いた。 が、途中で自転車のおっちゃんに絡まれる。 なにを言っているのか、さっぱりわからない。 車屋さんの敷地まで入ってきたので、ああ、と。 面倒なので謝ったら、満面の笑みで帰った。 最後に、なんでこんなのに当たるのよ。 手続きの方は、とても簡単、あっさり。 用意した書類を提出して、記入をして。 あとはもう、お願いします、で終了。 いやはや、なんとも切ないものだわ。 車屋さんでの測定は、169066km。 部品さえ換えれば、まだまだ走れるけど。 その経費を考えると、たぶん、正解。 見えない部分の劣化もあるわけだし。 まぁ、うん。 091030(金) 朝、車屋さんの前を通ってみたら。 どうやら、夜中にドナドナされたらしい。 その迅速さっぷりに驚いてしまった。 それで終わりと思いきや。 お昼過ぎに、車屋さんから電話があった。 どうも、書類にハンコが必要だったらしい。 なので、帰路に寄っていく。 前に、池袋で途中下車して、お買い物。 三越跡に侵入した、山田さんでぶらぶらして。 つか、人は多いけれど、すかすかというか。 なんか盛り上がらないのよね、山田さんは。 パソコン部品が多いのは悪くはないけれど。 そうそう、使用頻度も高くはなさそうだし。 とりあえず、USB2.0対応のハブを500円で。 それから、車屋さん。 ハンコを押して店を出て、そして。 なんか、ここですごく悲しくなってきた。 いなくなるって、そーゆーもんだよね。 ああ。 091031(土) そうなのよ、パケホーダイにしたのよ。 旅先での、宿やら温泉やらの検索で使うからって。 実際に、九州旅行が終わったら、上限なんだもん。 だったら、ばりばり使ってみてもいいんじゃない、と。 ありえないほどに、パケットを出し入れしてみた。 ああ、みんな、こんなことしていたんだと。 遅ればせながら体験することができて、ちと楽しい。 ただ、やっぱり上が4000円台ってのは高いよなぁ。 半額にしてくれれば、とっても素敵なんだけど。 |
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