日記
2010. 2/17




091201(火)
 休みの日に、疲れるまで遊んで。
仕事の日も、無駄に消耗だけして。
回復することもなく、その繰り返しで。
なので、ものすごく眠たいわけですね。
 だから、早くに寝ればよいのに。
なんか、眠るのがもったいない病で。
前は、そんなこともなかったんだけど。
意味もなく起きてないと気が済まなくて。
いろいろと病んでいるのかしらね。


091202(水)
 年末の計画を、しこしこと練る。
参考に、去年の日記を読み直して。
その、早出遅着っぷりに驚かされた。
余裕があったように思っていたけれど。
ただの記憶違いだったみたいね。
そりゃ、辛かっただろうね。
 だからといって、反省するわけもなく。
というか、安いきっぷだから仕方なくて。
今回も、同じことをやらざるをえないと。
つまりは、今回も辛いんだよ、と。
たぶん、もうちょっと辛いんだよ、と。
教えてあげるのは、当日でよいかね。


091203(木)
 帰宅して、溜まっていた温泉を片付けて。
でもまぁ、片付けただけとでもいえばいいのか。
 本格的な手直しは、ここから、という状態で。
リンク、地図、その他の修正が待っていて。
これがとてもとても面倒なものなので。
やる気がある時に、ちまちまやるしかないわな。


091204(金)
 夕方、秋葉原に行き、ジャンク屋さんをぶらぶら。
旧型ノート用の128MBが300円だったので、2枚、入手。
自分用ではなく、人様のノートで遊ぶためのもの。
これくらいの値段だったら、外しても仕方ないし。
 いっしょに、メディアをじろじろ眺める。
すると、SDの2GBが4枚くらい欲しくなってくる。
特に安いわけでもないのに、欲しくなってくる。
どう考えても必要ないのに、欲しくなってくる。
 現実問題として、デジカメに4GBは広すぎて。
2GBぐらいが、ちょうどいい気もするのよね。
だからといって、4GBが余っている現状だと。
 夜は、神楽坂のちゃんこ屋で、ナニ会。
区分けをすると、たぶん、同窓会なのかしら。
つか、皆さんが大人すぎて、まぶしすぎる。
なんであんなに落ち着きがあるのかしらん。
 食事の中心は、当然ながら、ちゃんこ鍋。
でも、そこに行き着くまでが大変というか。
沖縄や九州の、あの地獄を思い出す量攻めで。
ようやくと鍋が出てきた時には、ほぼ満腹、と。
やられた感がとっても強かった。
 散会後、ノートを引き取りに行く。
そのまま帰るつもりが、そのまま眠ってしまう。
ちょっとだけ嘗めた日本酒にやられた感じ。


091205(土)
 帰宅して、ノートパソコンをいじりだす。
懐かしい、ソーテックのe-note 645Hというモノ。
CPUがK6-2という時点で、歴史を感じるけれども。
メモリを256MBにすれば、98ぐらいは動くはず。
別に、ビスタやセブンで使うわけでもないし。
 そんなわけで、とりあえず起動させてみる。
と、内蔵電池が切れていて、CD-ROMも認識しない。
幸い、解体新書的ページがあったので、それを見て。
あれこれしていると、CD-ROMも認識してくれた。
 電池とメモリもいじって、OSをぶち込んで。
立ち上げてみると、なにやら変な赤い壁が出てきた。
サスペンド領域がないぞボケ、と言っているらしい。
実用には問題ないので、これは知らんぷりしておく。
ほおっておけば、勝手に消えてくれるしね。
 動いてしまえば、これが、案外と快適で。
まぁ、なにも動かしていないから当然だけど。
ソリティアできればよいというので、これで。
 つか、古いパソコンは楽しいねぇ。
セブンなんか、使い方自体がよくわからんし。
こうやって、おじいちゃんになるんだね。


091206(日)
 東海道新幹線に最後に乗ったのは、高校の時。
修学旅行で長崎に行った時の往復がそうだった。
あれ以来、たぶん、乗ってないんじゃないかしら。
名古屋だ大阪だと行ってはいるのに、乗ってない。
時間を買わない移動ばかりしちゃっているのね。
それに慣れちゃっているのもどうかと思うけど。
 なので、東海道新幹線に縁はないけれど。
なんとなく、ただなんとなく、500系を見たくて。
お昼時に、東京駅に行ってみちゃったわけですよ。
来春には、東京圏から消えるって聞いちゃうと。
まぁ、暇だしよいかな、なんてね。
 撤退まで時間があるから、そう多くないけれど。
でもやっぱり、それなりに人がいらっしゃるわけで。
普通に家族連れなんかがいるのが、またおかしくて。
そんな中に混じって、ぱしぱしと撮ってみた。
 0-100-300までは、理解できる進化というか。
でも、500になると、急にカモノハシだし、青だし。
感覚的に、ちょっとなんか変な感じだったけれど。
間近で見れば、それなりにカッコよいものと思った。
 見送ったあとに待ち合わせをして錦糸町へ。
そこから歩いて、タワーツリーの建築現場に行く。
途中を見る物好きなんざ、そーそーいないだろうと。
思っていたら、これが、不思議なくらいに人がいて。
路駐なんかもばりばりされていて、笑っちゃった。
どうせなら、屋台を出しちゃえば、とも思った。
 けっこう高く見えて、でも、まだ250mくらい。
どれくらいまで積み上げていくのか知らないけれど。
ボクが死ぬまでに完成するのかどうか、ちと楽しみ。
 押上から浅草まで歩き、ちょうどよい時間。
いやまぁ、本当は、よくない時間だったんだけど。
素直に、絹の複にできなかった時点でダメだね。
また、岡田くんとの熱い夜が遠ざかってしまった。
 意気消沈のまま、浅草から上野駅まで移動。
正月の指定席を確認すると、個室のみだそうで。
個室なのに、相席の可能性があるのが変だけど。
わざわざ選択する人もいないだろうから、と。
なんにしても、海側に空きはないわけで、即購入。
これで、最終日の移動が厳しいこと、確定だね。
 帰りにちょっとお邪魔して、夜遅くに帰宅。
眠たいのに、すぐに眠れない、困った展開。
というか、秋になってからずっとなんですが。
これで、来週も寝不足確定なわけですな。

阪神11R、単12\1300。馬複02-04-12-16BOX各\300。3連複02-04-12-16BOX各\100。


091207(月)
 家に帰って、浴びるように飲みまして。
やってられるか、こんちくショー、とね。
それはもう、自分でも驚くくらいに、ぐびぐびと。
 気がついたら、部屋中が酷いことになってて。
全裸で寝ちゃったせいか、かぜも引きましてね。
やっぱり、やってられなくて、どぼどぼと。
そーしたら、すべてが余計に悪化しまして。
なんかもう、厭世感に満たされまして。
案外と満足して寝ました。
そんな日もあるのかな。


091208(火)
 自分で買ってきたのに、HDDの容量を勘違い。
車載DVDのすべてが収容できないと知り、がっかり。
でも、1TBの方が空きまくりなので、そちらに移設。
してみたら、たかだか250GBのデータの転送に、に。
6時間近くもかかりやがりまして、ただただ驚くばかり。
寝る前からやらせておいてよかったよかった。
 というか、やはりこれはUSBtoUSBだから?
自分の機材が古すぎるのもいけないのかしら。
内蔵系なら、もっと早かったのかしらん。
なんにしても、ひとつ、宿題が終了した。


091209(水)
 終点に着いても眠ったままで。
駅員さんに起こされてしまった。
そんなこと、ものすごく久しぶり。
実際問題として、眠たくて眠たくて。
このまま冬眠してしまいたいくらい。
賞与もいつものごとくだし、ねぇ。


091210(木)
 案外と気にかけてくれる人がいるので。
とてもありがたいというか、嬉しいというか。
いや、本当に、感謝するのみであります。
 夜、宿を調べていたら、格安部屋の残数が1。
限定10室とはいえ、前日でも大丈夫だろうなと。
時期的にも方角的にも、行く奴なんざいるめぇと。
甘く考えていたら、まさかの埋まりっぷりに戦慄。
 それから考えると、やっぱりそうなんだよね。
普通の旅行って、1ヶ月ぐらい前には準備するよね。
宿は当日でよいや、ってゆーふーにはならないよね。
 でもね、18日も先の予約なんて怖くてねぇ。
そんな先のことは、当日にだってわからないのに。
とはいえ、格安のさらに1000円引きは大きいわけで。
恐怖心に負けそうになりつつも、予約しました。
なんとしても、無理しても、辿り着かないと。


091211(金)
 この、物欲が止まらない感じはなんなのよ。
衝動買いにまでは、至っていないんだけども。
デジタルカメラが欲しくて欲しくてあーんで。
WX1とかCG11とか、まぁ、本体はわかるのよ。
暗所に強いのとか、CG65の置き換え用だから。
 ただ、2GBのメモリが4枚っていうのが、ね。
他にも、予備バッテリーが4つほど欲しいって。
使用頻度が高いモノでもないのに、なぜよ、と。
自分でもよくわからないから困ってしまうと。
日曜日に大きく当てて、買ってあげたいけど。


091212(土)
 静かで楽なはずの週末が、ちとうるさくて。
これが春先まで続くのかと思うと、げんなりする。
それでも、ずっと楽なんだけどね、いないから。
 帰りに、街でも寄っていこうかと。
そんな気分だったけれど、身体がもたずに断念。
今週は、ずっとずっと眠たくて仕方がなかったし。
まぁ、ずっとずっとこんな感じが続いているし。
明日、あさってで少しでも回復できたらよいなと。
大一番があるだけに、静かにはできないけれど。


091213(日)
 来年のカレンダーを貰うために、水道橋へ。
ジャニ運動会もあるらしく、やたらと女子が多い。
ゲーセンもデニーズも、怖いくらいの大混雑。
でも、場外はがらがらで、カレンダーも無事入手。
 混雑を嫌って新宿に流れ、ようやくと、茶。
そこで、今日の競馬の予想を、あれこれとして。
馬券を買って、アルタのモニタで観戦してみた。
 そしたら、指名した馬が突き抜けてくれて。
それはもう、ひとりで騒ぎまくってしまった。
アルタの場合、みんな、静かに観戦するので。
さぞかし目立っていたことでしょうが。
この局面で静かになんて無理なのよ。
ゲーム的にも、岡田くん的にも。
 遅い昼食と早い夕食は、両国で。
塩ちゃんこが、これがなかなかのお味で。
感覚的には、完全に、塩らーめんの汁。
しめに、中華麺がなかったのが残念すぎ。
同じ麺でも、うどんじゃあ、足りんよ。
 食後、六本木と表参道の電飾観覧。
ミッドタウンの公園は、ずいぶんと綺麗で。
動きがあるので、見ていて楽しかった。
本当は、ここで岡田くんなんだけどね。
 表参道の方は、ちと物足りない。
昔ながらの電球色にしても、なんだろ。
むしろ、デオールさんちの不気味な赤が。
なにか不味げなあの赤の方が印象的。
いったいなにがあったんだろう。
 さんざんと歩き回って、外泊。
ちょっと動くだけで、すごく疲れる。
こんなんで大丈夫なのかしらん。

中山11R、馬複04-07\1000→\9700。
阪神 9R、馬複03-05\1000。
阪神11R、単18\10000→、\46000。3連複02、10、15、16、18BOX各\200\2000。


091214(月)
 クリーニング屋にだけ行って。
あとは、ごろごろだらだらと過ごした。
 一応、競馬の収支だけは記入して。
今年分は、今のところ、勝ち越し、と。
 過去を含めると、-50万円だそうで。
ずいぶんと負けたもんだと感心してしまう。
年間に換算すると、3万円くらいなのかしら。
そう考えると、小さいような気もするけれど。
負けは負けだし、なんとかしないとね。


091215(火)
 甘いモノが止められなくて困る。
あればあるだけ食べてしまうというか。
どうにもこうにも、ばくばくしてしまう。
老化して、熱量もそんなに必要でないし。
運動だって足りないから、明らかに過剰で。
と、わかっていたって、食べちゃうのです。
知らぬ間に、白髪もずいぶんと増えたし。
まぁ、たぶん、負荷が大きいんだろうね。
自分が動かないとダメなのもわかるけど。
ちょっとでも、理屈で考えてくれれば。


091216(水)
 冬将軍さまが、ようやく、来日したそうで。
各地で、雪をおみまいされているとのこと。
映像で見ていないので、状況はわからないけれど。
かなり激しいモノだったらしいそうですな。
 住人にしてみれば、迷惑千万な話で。
でも、雪目当てなボクには、嬉しい話で。
ただ、できれば、27日は休業してほしいなと。
今から思うわけだけど、たぶん、たぶん。
おみまいされちゃうんだろうなぁ。


091217(木)
 レーザプリンタで、地図を打ち出し打ち出し。
紙の左側に、天の川のような、黒い筋が付いていて。
でももう限界だし仕方がないよな、と、諦めてみる。
 給紙機能もいかれて、印刷毎のリセットが必要で。
1枚を打ち出すのに、とにかく、手間がかかって。
普通の人なら、とっくに故障と判断する非常事態。
これが常態になると、そんなものと思っちゃうのよ。
 前に、ちょこっとだけ、置き換えを考えて。
だけど、今さらパソコンモノに2万円って、と。
特に常用するモノでもないと、特に、そう思う。
最悪、インクジェットがあるのもあるけれど。
人並みに給料があれば、すぐにでも買うんだろうな。
あればあったで、とても便利なものだから。
 実は、同時期に買ったスキャナーも壊れて。
これこそ、年に2、3回しか使わなかったもので。
なきゃないで、さほど困らないものなんだけど。
なきゃないで、とても不安になる性格が、また。
自力で直すか、ジャンクを漁るか。


091218(金)
 年金のお知らせ、みたいなものが届いて。
貰える金額の、あまりの少なさに、嘆き悲しむ。
いやまぁ、よく読んでないんだけれどもさ。
あれってたぶん、今現在だと、ってことでしょ。
このまま積み立てれば、多少は増えるンでしょ。
増えたところで、大差はないんだろうけれど。
 つか、あの金額では、とても生きていけない。
つか、その頃って、世界ってどーなってるのかね。
やはり、モヒカンヤッホーな時代なのかしらん。
そんな時代でも、きちんと年金を貰えるような。
そんな社会になっているとよいなぁ、と思った。
ここのところの、政治を見ていると、特に。


091219(土)
 夕方前に家を出て、新宿にて馬券を換金。
ついでに、前日売りの競走を購入してしまう。
いやね、買うつもりはなかったんだけど。
なんか、ついうっかりと塗り絵しちゃって。
換金分もあるからよいか、なんて、ね。
単が正解だったのか、枠複で正解だったのか。
なんにしても、答えは、明日。
 その後、池袋で待ち合わせをして、買い物。
ビタミンだの、ヒートテックだの、なんだの。
 ずいぶんぶりに、丸井なんかも寄ってみて。
誕生日月だからと、赤いカードを使ったら。
今はもう、誕生日月割引ってないみたいね。
そうしたら、カードの意味、ないじゃんか。
ちょっと無駄だったなぁ、と思った。
 にしても、お金を使うのは楽しいねぇ。
これで、多少はいらいらも解消されれば。


091220(日)
 アバクロを見たくて、銀座に行ってみた。
行列ができていたので、すんなりと諦めた。
しかも、前室があるので、中がよくわからない。
秘密な方が、できたての頃は楽しいもんね。
まぁ、筋肉兄ちゃんを見たので、よいのかな。
つか、来るならやっぱり夜だったわ。
 新宿に出て、アルタビジョンで競馬。
単か枠複か悩んで枠複にしたけれど、正解。
しかも、馬複よりもついたので、大正解すぎ。
こんなに競馬が当たるなんて、反動が怖すぎる。
 なんにしても、これで踏ん切りがついたので。
その足で、ヨドバシカメラに行って、岡田くん。
25000円の20%だけど、ポイント引きで22000円に。
いっしょに、MSと保護膜を入手しておいた。
使ってみないとわからないけれど、どーだろ。
戦力になってくれればよいのだけれども。

中山11R、枠複04-06\3000→18600。


091221(月)
 岡田くんに、アレとソレを挿入して。
きちんと動作することを確認できて、一安心。
初期不良で持っていくの、面倒くさいしね。
 ソニーのデジカメは、ほぼ、初体験で。
ここの流儀が、よくわからないんだけど。
いろいろ、練り込み不足じゃないかしら、と。
メニューの使い勝手とか、ボタン配置とか。
最初から取り付けられているストラップとか。
岡田くんだからなのか、ソニーだからなのか。
世の中、わからないことだらけなのね。
 あとは、カメラとしてどうなのか、と。
ゆーか、暗い所でどこまでヤレるのかと。
そのための岡田くんだけに、なんとかね。
よい結果を出してもらいたいんだけどね。
実行するのは、水曜日あたりかしら。


091222(火)
 インターネッツバンキングに接続してみたら。
合言葉を挿れやがれやがれ、と言われたので。
記憶を頼りに、でも適当にぷちぷちしてみたらら。
間違いだったらしく、手当たり次第にやってみたの。
したっけ、回数制限に引っかかって、ご利用不可、って。
 直後にメールも届いて、お客様カードを用意しろと。
どっかにあったけど、どこにあったかなぁ、とね。
部屋を探して探して、ようやくと見つかったので。
電話して、解除の手続きをしてみたわけさ。
 したら、最初は女人が対応してくれるんだけど。
本人確認の番号その他の時は、電子人の対応で。
ボタンからの入力というのも、なんか意外で。
ちょっとハイテクでサイバーだなぁ、と思った。
今どき、そんなん当たり前なんだろうけれど。
 にしても、このご利用不可。
PCからダメでも、ケータイからはダイジョウブで。
中途半端なご利用不可なんだなぁ、とも思った。
本来だったら、どっちからも停止が正解なんじゃね。


091223(水)
 下北沢にて、高橋徹也のライブを観覧。
50番台では、さすがに着席の機会もなく、立ち見。
でも、男ラインの最前列で、場所としては悪くない。
 というか、いい加減、モナはやめてほしい。
あまりにも、収容人数が少なすぎると思うんだけど。
もちろん、もろもろの事情があるのも理解してるけど。
 今回は、いつ以来だかのバンド編成。
ドラムの人が変わったのと、鹿島さんが老けたのが。
 1stで初めて、前半は、ある種の熱以前の曲だけ。
求めるものが違うので、楽しいけれど、物足りない。
懐かしかったのは雨宿りで、ずいぶんとポップに。
 後半戦は、ある種の熱以降の、求める世界。
観たかったモノなので、ここはかなり楽しめた。
特に、新曲らしい、コヨーテの歌が素晴らしい。
できれば、早く家でも聴けるようにしてほしい。
 最後の最後で1stに戻って、ライブ終了。
アンコールは、用意していないとのことだけど。
即興で、たぶん、5月にやった新曲らしきものを。
のりのりで、締めにふさわしいと思った。
 終演後、大混乱させながら、CD-Rの販売。
入手を諦めていたけれど、さっくりと買えた。
中身は、今ではなく、昔、なんだけど。
前々から気になっていた歌が入っていて嬉しい。
次はぜひ、今のを作ってほしい。
ほしい、ばっかり。


091224(木)
 夕方から、吉祥寺で飲み会。
沖縄料理屋に行ってみたら、これがまた。
クリスマスだけに、店員さんに女子が不在。
それゆえ、やる気がないのか、なんなのか。
料理の出てくる速度が、面白いほどに、遅い。
それでいて、飲み物の催促だけは、えらく速くて。
沖縄時間と言ってしまえばそれまでだけど。
いろいろと、ダメなお店だなぁ、とは思った。
飲み会自体は楽しかったんだけど。
 帰りは、バスではなく、電車で都心経由。
武蔵野は、この帰り道がめんどくさいのよね。
一度、都心部に突っ込んで、また、離れるとゆー。
いい加減に、井の頭線を北進させてほしいところ。
環八の下でもいいから、作ってもらいたいなぁ。


091225(金)
 寝不足と疲労で、それはもう、くたくたで。
仕事の時間が、普段よりも長く感じられてしまうほど。
あったら嫌だった、忘年会はどうにか回避の方向で。
これで、ずいぶんと楽になったような気がする。
 でも、移動前の恒例になっている、熱発。
地味に体温が上がっているので、薬を買って飲む。
いつものように、漢方系の、液体なかぜ薬。
正直なところ、効いている気はまったくしないけど。
ないよりはマシだろうかと、飲んでおいた。
 そんなことよりも。
こんな準備で大丈夫なのかしらん。
絶対に、なにか足りてない気がするんだけど。
考える頭がない状態では、仕方がないか。
あとはもう、なるようになるだけ。


091226(土)
 今年最後の出勤日。
自分の仕事自体は、大したことはないけれど。
立会いの部分が、それなりに大したことだったので。
それはもう、十分にくたくたにならせていただいた。
 そのわりには、昼休みに馬券を買いに行き。
今年はもう買わないぞ、なんて言っていたのにね。
まったく、制御ができないダメ人間だと再認識。
ただ、金額を抑えることができたから、微かに進化。
 一度、帰宅してから再出発。
久しぶりのボストンバッグが、ずいぶんと重たい。
こんな状態で大丈夫なのかしら、と、不安になる。
今回は、徒歩移動が少ないので、なんとかなるかな。
 池袋できっぷを買い、合流し、新宿から、開始。
予定としては、去年とまったく同じなんだけれども。
去年と違って、強風の心配はなさそうなんだけど。
どうなるかは、行ってみないとわからないわけで。
 ずいぶんと静かなえちごで、北へ北へ。
水上あたりで雪が見えて、清水峠は雪まみれ。
長岡でも、少しは残っている状態だった。
 こんなことを書けるということは。
結局、ほとんど眠らなかったということで。
こうやって、どんどんやられていくのよね。
もう、夜間移動できる年齢ではないのかも。

中京10R、単15\1000、複15\500。
前日中山10R。馬複02-09\500→3700、02-14\500、09-14\500。


091227(日)
 新潟から青森まで、日本海を撫でていく。
計画だけならば、去年とまったく同一経路。
違うのは、今のところ、強風運休がないところ。
どうにかこのまま進ませてほしいものだけど。
 新潟からの快速は、朝帰りと旅行者と。
大きな荷物の人たちは、ほとんどが村上まで。
この中の何割が、いっしょの行程なんだろ。
 同一番線の乗り換えを済ませ、笹川流れへ。
少しづつ、空も明らんできて、朝になってきた。
この列車といえば、高校生が多いはずだけど。
さすがに年末、わんさかってほどではなかった。
つか、こんな時期まで部活しなくても、と。
 先日、雪がすごかったらしい鶴岡。
景色を見ていると、実際、田畑は白かった。
が、隣町の酒田に着くと、これが、ぜーんぜん。
除雪跡のみで、道はただの舗装路だった。
なにより、笑ってしまうほどの快晴っぷり。
これなら、強風による運休もないと思いたい。
 次の電車まで時間があるので、ここで朝食。
選択肢は、駅横の座り喰いそば屋、一択。
と考える人が多いのか、ずいぶんと混んでいて。
甘いお汁の肉そばを、さっくりと食べて退出。
 時間まで、本当に近場をぶらぶらとして。
駅併設のお土産屋さんで、ばりばり試食して。
いつの間にかいた、次の電車に乗っておく。
 この、酒田から秋田までが、強風区間。
酒田の快晴も、気がつけば、どんより空で。
でも、風があるような感じでもなくて。
日本海も、笹川よりも大人しいような気が。
結局、何事もなく秋田まで抜けることができた。
 この、新潟から青森までの乗り継ぎのよい点。
それは、長く乗って、長く休める、という点で。
秋田では、昼食時間帯に1時間40分の接続待ち。
 なので、駅から遠くない市民市場へ行ってみる。
年末らしく、場内は、ずいぶんと活気があって。
でも、相棒に聞くと、値段は別に普通とのこと。
 昼食は、この移動、唯一になりそうな、開店寿司。
そんなに食べまくるつもりはなかったんだけど。
ずいぶんと、贅沢に皿を取ってしまったような。
一人旅なら節制しまくりなんだけどね。
 おやつということで、お惣菜屋で腸詰を買い。
駅横のヨーカドーで、おはぎまで買ってしまう。
さらに、秋田名物らしい、寒天にまで手を出して。
 つか、これがまた、けっこう大きな代物で。
なのに、半額の100円という、嘘みたいな値段で。
でも、まさか1本まるまるってことないよね、と。
思っていたら、そのまさかだったので驚いた。
 秋田から青森までは、地味に辛い区間で。
初体験の時は、その退屈っぷりに泣いたもの。
一昨年の逆走では、案外と平気だったので。
それが、経験というものなのかしら、と。
思ったり思わなかったりもしたりしたりした。
今回は、果たしてどうなのかしら、と。
結果からいえば、やっぱり辛かった。
泣くほどではないけれど、なんだろうね。
 秋田出発時は、そこそこの乗車率も。
能代を過ぎれば、明らかに、お仲間ばかり。
秋田では少なかった、雪もだんだんと増えてきて。
おやつも近くなれば、空のどんよりも増してくる。
 そんな中、りんご寒天を食べてみて。
その、圧倒的な質量感に、お腹を痛めさせられる。
つかね、お昼、これだけでよかったヨ。
なんなら、他の味を2本で満腹でもよかったヨ。
次があるなら、そうしようと思った。
 中間地点の大館で、20分の休憩停車。
初体験の時に見た、味わい深い映画館はなくて。
バス会社の建物が、どどんと建っているだけ。
あれが幻だったような、そんな錯覚に襲われた。
 待合室に戻ると、テレビでNHKを放映中。
ちょうど有馬記念の発走で、きっちりと見てしまう。
出遅れた時にはどうかと思っていたけれど。
終わってみれば、きっちりと当たっていた。
3週連続で当たるなんて、なんか、気持ち悪い。
この移動で、悪いことが起きなければよいけれど。
 大館から、R7でもお馴染みの、矢立峠越え。
ここを越えれば青森だけど、外はもう、暗め。
弘前に入れば、さすがに景色も見えなくなった。
 どっちにしても、弘前からは混雑。
窓も曇ってしまえば、どうにもならなくなるし。
あとはもう、終点に着いてくれるのを待つのみ。
 新青森駅の様子を伺うこともできず。
でも無事に、何事もなく、青森駅に定時到着。
身体が温まっていたので、外はけっこう寒い。
 今夜の宿の列を、真っ先に確認して。
列どころか、荷物もないので、それならばと。
荷物を持ったまま、改札を抜けて所定の作業を。
 まずは、とりあえずという感じでアウガ地下へ。
一応、市場なわけで、17時という時間は遅かった。
ほとんどが、片付けの最中で、目ぼしいものはなし。
 次に向かうのは、去年はなかった温泉施設。
無印のR7沿いにある、駅からも5分程度にある。
駐車場とホテルに併設している、まちなかおんせんへ。
 ここがまた、さすがに新設らしく綺麗な設備で。
銭湯料金で入れるというのが、悪いなと思うくらい。
立地もよいのか、けっこう、お客さんも多い感じ。
でも、中もそこそこ広いので、窮屈さはなかった。
 感覚としては、東青森のゆーぽっぽ、系統。
スーパー銭湯ではなく、拡張版銭湯というべきか。
たぶん、普段使いの雰囲気が似ているんだと思う。
 基本的に、湯は熱めで、甘塩な味と温泉臭。
ちょっと緑っぽく見えたのは、タイルの色かな。
 子供向けの円形浴槽があって、そこは掛け流し。
浸かってみると、いかにも長湯できそうなぬるさ。
水中めがねの子供が泳いでいたのでアレだけど。
できれば、大人向けの浴槽も作って欲しいなと。
それだけが、ない物ねだりというか、残念な点。
 むしろ、駅から近くて、安くて、せっけん付きで。
これで文句を言うのは贅沢なんだと思えてしまう。
よい温泉ができたものだと、つくづく、感じた。
 その、まちなかおんせんの近くにあるのが。
味噌カレー牛乳らーめん、味の札幌大西。
夕食は、ここと決めていたので迷わずに入る。
もちろん、その名物を注文するに決まっていて。
 最初は、なんというか、カレーラーメンで。
乗せてあるバターを溶かすと、クリーミーで。
最終的には、スパイシーなラーメンになるという。
味の変化が楽しい、意外に美味な代物だった。
たぶん、青森に来た時には、また食べる気が。
 駅に戻り、ホームに向かうけれど、列はまだなし。
ただ、待合室には、それっぽい人がちろちろいたし。
頃合いかしらと、荷物で導線を作ってみてみた。
 しばらくすると、ぽつぽつと、荷物が置かれて。
でも、とてもとても寒いので、さすがに人はいなくて。
ボクらも、待合室にいたり、ドトールにいたり。
そんなこんなで時間をつぶして、入線を待った。
 東北本線組が到着して、列も本格化。
とはいえ、長さだけなら、去年とそう変わらない。
15人程度なので、座るに困ることはなくて。
実際、列車に乗ってみても、満席にはならなかった。
 昨日のえちごで、まともに寝ていないので。
乗ったらさすがに眠ってしまうだろうなぁ、と。
思っていたけれど、思っていたとおりで。
検札後の記憶は、まったくなかった。

新宿 *2310
(快MLえちご/\510)
新潟 0451
*0454
村上 0550
*0556
酒田 0818
*0938
秋田 1131
*1312
青森 1710
*2242
(急はまなす)

380、酒田駅そば。肉そば。
1450、秋田市民市場。いちばん寿司。
240、秋田市民市場。ソーセージ。
338、秋田イトーヨーカドー。おやつ。
100、秋田イトーヨーカドー。りんご寒天。
390、青森まちなか温泉。
780、青森味の札幌大西。味噌カレー牛乳らーめん。
360、青森駅ドトール。


091228(月)
 函館にて目が覚める。
1時すぎだというのに、そこそこの乗降。
降りる方はよいけれど、乗る方がね。
微妙な乗車具合だと、相席って難しいしね。
 がったんこと、客車独特の振動で発進。
起きていたような、眠っていたような。
記憶というか、意識も曖昧なまま札幌着。
 理由はわからないけれど、5分遅延で。
乗り換えが9分しかないので微妙だったけど。
やっと着いたのに、乗り換えることで精一杯で。
感慨に浸る間もなくなっちゃったけれど。
問題なく接続してくれたので、なにより。
たった1駅、桑園に行くだけなんだけど。
早朝は、本数が少なすぎるので、1本が大きい。
 改札を抜ければ、そこは希望の雪国。
まだ暗い中、さらさらの雪の中を歩く。
これがもう、楽しくてしかたがない。
なにせ、このために来たようなものだし。
寝不足の冷静さを欠いた状況もあるにしても。
来てよかったと、つくづく、思ってしまう。
 駅から歩いて10分程度で、自由市場へ。
目的は、お土産と、朝食の確保で。
どちらにも都合がよいお店が、佐藤水産で。
市場らしく、早朝から営業なのがありがたい。
さらに、試食もたっぷりあるし、接客は緩いし。
相棒にも手伝ってもらい、お土産はここで送った。
 朝食にと考えていたばくだんおにぎり。
こちらは、残念ながら年内終了だったみたい。
まぁ、昨日、秋田で買い込んだ食糧があるから。
 雪歩きを楽しみつつ、急ぎつつ、駅に戻り。
でも、この桑園の駅が、行き先方向別でなくて。
列車の時間を読み間違えて、逃しそうになった。
 通勤客に混じって、札幌駅で降車。
大好きな大都市なのに、今回は乗り換えのみ。
北海道に来て札幌に寄らないって、ちと寂しい。
 で、乗り換えるのは、電車ではなく、バス。
行けるのであれば、追加料金なしの電車がよいけど。
岩見沢まではともかく、その先につながるのがなく。
特急に別料金を払うなら、バスでもよくね、と。
待ち時間もないし、なにより、バス好きだし。
 そんなわけで、高速あさひかわ号へ。
自由席なので、下手をすると乗れないわけで。
列を見た限りは、なんだがらがらじゃんかと。
思っていたら、発車間際に、わんさか乗って。
結局、ほぼ満席状態だったのだから恐ろしい。
おかげで、荷物の置き場が確保できず。
なぜか、正座して旭川まで行くことになった。
 それでも、やはりそれなりに楽しい移動で。
特に雪の高速というのが、とても新鮮だった。
バス側は、法定速度で走っているけれど。
追い抜く側は、気にせずに、がつがつ抜くし。
よくもまぁ、あんなので走れるもんだなと。
雪国の人ってすげーなと、つくづく思わされた。
 ただ、途中でふたつの規制がかかって、どっきり。
ひとつは、降雪のための、50km/h規制。
深川からの帰りも、これを喰らって遅れたし。
 もうひとつは、動物侵入による通行止め。
掲示板を見た時に、なにそれ、って思った。
そんな理由の通行止め、初めてみたわ、と。
結局、なにが立ち入っていたのかはわからず。
規制も、そこに着く前に解除になったので一安心。
 ダメだった場合、下道経由になっていたそうで。
それはそれで体験してみたかったんだけど。
旭川での接続がダメになるのは致命的なので。
結果的には、これでよかったんだと思う。
 旭川の手前らしき場所から下道に降り。
札幌以上の雪っぷりが、これまた楽しい。
このふたつの都市も近いようで遠いのね。
 旭山動物園へ向かう人のため、ビル前まで運転。
こちらの方が駅にも近いので、便乗して乗っておく。
動物園行の列は、思ったよりも長くなくて。
それもこれも、状態を見て増発しているからかと。
地味なことだけど、冬だと辛いしね。
 結局、旭川には定時到着という恐ろしさ。
いやまぁ、北国バスのすごさは、わかっているけど。
遅れを前提としていたのが、ちょっと恥ずかしい。
 おかげで、キオスクやらコンビニやらでお買い物。
昼食は、駅そばを考えているけれど、営業が微妙。
なので、最後の機会を逃すわけにもいかないのよ。
 食料品を両手に、快速なよろに乗り込んで。
いきなりの満席状態に、さすがにちょっと呻く。
旭川と名寄は、確かにそこそこ本数はあるから。
流動があるというのは、わかりはするんだけど。
まさかこんなに混雑するとは、予想もなくて。
 でもまぁ、地元か帰省の近距離中心だろうね、と。
そんな予想すらしていたけれど、これは外れて。
案外と、名寄手前ぐらいまで乗り潰す人が多かった。
 とはいえ、空間のある立ち席なので、まだ楽。
むしろ、途中、鹿との追いかけっこを見られたし。
つか、急ブレーキって案外と効かないものなのねと。
鹿も、追いかけられる方向にひたすら逃げるのねと。
なにより、轢かれる直前で止まってよかったねと。
あれ、轢いてたら、心理的に後が厳しかったね。
 名寄での乗り換えは、必死で駆けっこ。
この先、4時間以上も乗るのに、座席なしは辛い。
結局、座る分には、走らなくても大丈夫だったけど。
大人気ないところを見せられたので満足できた。
 あとはもう、ひたすらに、ただひたすらに。
雪景色を眺めているだけの、単純な時間になる。
でも、案外と雪景色って飽きないから不思議だわ。
 1時間ほどで、昼食の待つ音威子府へ。
音威子府といえば、そばで有名らしくて。
駅そばでも、その名産品を味わえるとのこと。
乗ってきた列車は、上手い具合に14分停車。
これを生かさない手はないわけで。
 前回は、営業時間外だったので食べられず。
今回は、年末年始で休みの可能性が怖かったけど。
営業中だとしても、混雑がとても怖かったけれど。
改札を抜けてみると、なんら問題なくやっていて。
先客も、同じ列車に乗っていた男性のみ。
 なぜか、注文してしまった天ぷらそば。
出てきたものは、丸い天ぷらの載った、黒いそば。
この黒さが、音威子府そばのそばたるゆえんで。
麺としては、なんというか、もぞもぞな食感。
愛宕のみなとやのそれと、親戚関係風味。
汁が甘めなのは、こちらでは、しごく普通かも。
そして、天ぷらがどんべいなのも、普通っぽい。
食べているうちに、どんどん分解していくのが。
駅そばにしては、特徴が多いのが面白かった。
なにより、無事に食べられたことに、大満足。
あと、改札を抜ける時の、駅員さんの優しい眼差しが。
どういうわけか、みょーに忘れられないのです。
 次の長時間停車駅は、幌延。
前回、豊富温泉と天塩温泉に行く時に降りた駅。
その時に乗った、沿岸バスに、今回も用があり。
駅中にある営業所で、明日のためのきっぷを買う。
本当は、明日、買えばよいやと思っていたけど。
買える時に買っておけと、相棒のささやきがあり。
それもそうだな、と、萌えっ子フリーパスを購入。
 冗談みたいな名前だけど、これが正式名称で。
きっぷには、きちんと萌えっ子が描かれているし。
これで、大きなお友達を釣り上げてきたそうで。
でもまぁ、免疫のない人には辛いだろうなぁ。
 幌延までくれば、稚内も見えてくる。
でも、車窓は見えなくなってきて、ちと残念。
1駅手前、南稚内で、特急待ちの10分ほどの停車。
稚内駅が1線しかないので、行き違いが必要らしい。
その手前で時間調整しておけよ、とも思うけど。
いろいろと、事情もあってのことなのだろう。
 なんにしても、定時に、稚内に到着。
降りてみると、駅前に、なにやら工事現場が。
どうやら、新しい駅舎を作るような雰囲気。
もし次があるならば、その時にはできてるかな。
 前回は、滞在時間30分ぐらいだったけれど。
今回は、お泊りなので、まずはチェックイン。
駅からすぐにある、ドーミインなんだけど。
歩いてみると、風が強くて、雪が痛い痛い。
叩きつけ方が半端なくて、地味にやられた。
 全国チェーンのビジネスホテルなので。
問題のないというか、中はとても綺麗だった。
温泉も付いているけれど、それは、あとの楽しみ。
荷物を放置して、稚内観光をしておく。
 宿からすぐ近くの、夕食のお店を確認し。
それが営業中だとわかったので、次に、バス停へ。
ここで、バスの時間を確認して、ドームに行ってみた。
 風雪の強さ、すさまじさは相変わらずで。
道路上の粉雪が、煙のように流されていく。
それは美しいけれど、痛くて痛くてたまらなくて。
 なのに、ドームに入ってみれば、風も雪もなし。
ここにこれを作った先人は、まったく正しいのねと。
そんなことを思った。
 にしても、地元の人は、というか、なんだ。
ここって、車の乗り入れしちゃってよい場所なの?
普通に入ってきて、犬の散歩してたんだけど。
まぁ、散歩するには、悪くない場所なんだろうね。
 稚内、唯一の観光を終えて、夕食屋さんへ。
以前、もじゃテレビで取り上げられた、ボリューム亭。
相棒が、どうしてもここに来たかった、というので。
ある意味、連れ込まれるような感じで同伴してみた。
 洋食屋さんなのに、中身は、こじゃれバー風。
案内されたのは、ポーカーができそうな、半円形机。
ハンバーグとえびフライを注文して、待つこと数分。
出てきたモノは、なるほど、ボリューム亭だと納得。
 いやつかね、テレビで見た時は、そうでもなくて。
ふつーの洋食屋さんじゃん、と思ったんだけど。
出てきたモノは、最大級ではないにしても、だ。
それなりの大きさの、えびフライとハンバーグ。
きちんとした夕食だったので、苦労はしなかった。
つか、大きいけれど完食できる大きさって、いいなと。
いろいろな意味で、満足感が高いなぁ、と思った。
 食後、バスターミナルに向かい、次の目的地へ。
夕食が相棒の希望であるならば、夕風呂はボクの希望。
稚内温泉まで、バスで15分、270円の移動となる。
 ノシャップを通過した先に、ラブホテルを発見。
これが最北のラブホテルなのかと、地味に感心。
どこにも、そんなこと、書いてはいなかったけれど。
それならそれで、ちと泊まってみたい気にはなった。
 稚内温泉の入口に、直接乗り込んでくれて。
さあ降りようと、運賃表を見てみたら、ちと高い。
下調べが間違っていたと、最初は思ったけれど。
よくよく考えたら、運賃表の見方が間違っていた。
整理券の番号をきちんと確認しなかったボクの失敗。
迷惑かけちゃったけど、気がついてよかった。
 稚内温泉は、最北の温泉、らしい。
典型的な、公共系の大きな大きな建物で。
脱衣所もお風呂場も、それなりに広かった。
露天もあって、熱い寒い感がすごく楽しかった。
 お湯は、微かに色のある、微かに油臭のするもの。
味も微かにするけれど、その正体には辿り着けず。
微かにつるぬるする感じで、すべてが薄い特徴で。
ちょっとだけ、残念なような気がしなくもない。
特に、もうちょっと、油臭があるかと思ったのに。
 特徴という意味では、むしろ、張り紙の方で。
北らしく、あちこちにロシア語の表記があった。
けれども、実際にロシア人はいなかったけどね。
 最終バスで、稚内市街へと戻ってみる。
反対車線に、ずいぶんとダンプが多いなぁ、と。
思っていたら、先の方で、除雪作業をしていた。
なるほどと納得しつつ、にしても台数が多くて。
それだけ質量が多いんだろうと想像もできた。
 帰りは、手前のバス停である、神社前で降車。
北門神社へ、夜のお参りに押しかけてみることに。
痛い雪は、いつの間にか止んでいて。
参道の階段には、踏み跡のない新雪が積もっていて。
足跡をつけながら、ゆっくりと登っていった。
 正直、山の上だったらどうしようと思ったけど。
神社自体は、案外と低いところにあった。
さすがにお社は隠れていたけれど、しっかりとお祈り。
明日からの帰り道、無事に抜けられますようにと。
 ホテルに帰る前に、駅前のコンビニに寄り道。
北海道らしい、セイコーマートで、ヨーグルトを。
暴飲暴食になりがちなので、お腹を整えないとね。
 ホテルでは、らーめんの無料サービスをやっていた。
夜食らしく、量は少ないけれど、ちょうどよい程度。
にんにくの効いた醤油味で、けっこう美味しかった。
つか、ホテルなのににんにく味って意外な感じ。
 部屋というか、ベッドに辿り着いて。
荷物の整理をしてしまうと、さすがにもうダメ。
それはもう、記憶がないほど、ぐっすり眠ったわ。

札幌 0607
*0616
桑園 0619
0735
札幌 0738
*0800
(高速あさひかわ号/\2000)
旭川 1025
*1115
名寄 1235
*1240
音威子府 1341
-1355
幌延 1514
-1549
稚内 1659
ターミナ 1926
(宗谷バス/\270)
稚内温泉 1942
2058
(宗谷バス/\270)
ターミナ 2113

10575、札幌自由市場。佐藤水産。
2000、札幌駅。高速あさひかわ号。
660、旭川コンビニ。朝食。
440、旭川駅キオスク。おやつ。
450、音威子府駅そば。天ぷらそば。
2300、幌延駅沿岸バス営業所。萌えパス。
7000、稚内ドーミイン。
1400、稚内ボリューム亭。ハンバーグ。
270、宗谷バス。温泉まで。
600、稚内温泉童夢。
270、宗谷バス。稚内駅まで。
68、稚内コンビニ。ヨーグルト。


091229(火)
 0630頃に目を覚まし、そのままだらだら。
早朝発、深夜着が、ボクの移動の大原則だけど。
今日は、稚内発1051なので、余裕、ありまくり。
 8時すぎに、朝風呂へと向かう。
ここを選んだ理由のひとつが、温泉。
大浴場があるので、部屋にはシャワーのみ。
この作り方は、個人的には悪くないと思う。
 10階にある大浴場は、天北の湯、という名称。
いかにも今どきの作りで、落ち着いた和風風味。
それほど広くはないけれど、露天もあるのは立派。
 ただ、残念なことに、内湯はただの白湯。
露天だけが温泉というのは、なんだかスパ銭っぽい。
その露天が、当然のことながら、とても寒い。
北端の屋上なぞ、北風びゅーびゅーが当たり前。
浸かれば温かいけれど、しばらくすれば熱くなるし。
でも、この、極端な感じが、冬の露天の楽しみ。
これから礼文に向かうという、男性と会話なぞして。
朝風呂を気持ちよく終えることができた。
 お湯は、薄い黄色の塩味で、意外とつるつる系。
そして、この季節にはありがたい、暖まる湯だった。
 0915という、早い時間にホテルを出発。
まず最初に、駅の裏側にある、北市場に侵入。
典型的な観光市場で、場の空気がまだまだ寒い。
札幌で、お土産は解決しているので、ぴんと来ず。
ただちょっと、冷やかしただけで終わった。
 つか、こういう市場に来ると痛感する。
佐藤水産のほったらかしって、ありがたいなと。
喰いつかれても、迷惑なだけなんだよなぁ、と。
 お次のお店は、昨日も寄ったセイコーマート。
朝なので、夜とは違い、品物もそれなりに豊富。
朝食用に、パンと牛乳を買って、準備万端。
 そして、駅前の商店街へと入っていく。
よくよく見ると、ここも、ロシア語がたっぷり。
人生で、ここまでこれを見たことって、たぶんない。
 その中にある、香花堂というお菓子屋さん。
ここの、どら焼が有名だとテレビでやっていて。
ただ、ナニどら焼かを思い出せないまま、入店。
うろうろして、その写真を見て、辿り着けた。
その、どら焼ソフトを注文したら、冬季中止とのこと。
さすがに、この寒さで食べる人はいないのだろう。
仕方ないので、生どらと、クリームどらを買う。
見ていたら、美味しそうだったから、それはそれで。
 最後は、すぐ近くにある、地元スーパー、あいざわ。
地元の人向けのお店で、朝から客がいっぱいいた。
そんな中、隅っこにある鮮魚店に相棒が魅かれる。
つぶ貝やらえびやらを物色し、お土産に送るらしい。
後日談でいえば、これがまた、美味だったそうな。
選ぶ目があるのか、地元客向けがよいのか。
 買い物を終えて駅に向かうと、まだ改札前。
待合室に荷物を置いて、時間でもつぶそうかと。
だらっとしていたら、駅そばの匂いにやられてしまう。
 普通にかけそばを注文して、ずるずるすする。
ちょっと甘くてしょっぱい汁が、とても美味しい。
つか、なんでこんなにそばばかり食べているのかしら。
 稚内まで来るのは、まぁ、よいとして。
鉄道の場合、来た道を戻らないといけないのが辛い。
というのも、旭川まで、他線との接続などはなく。
同じ経路の長時間乗車は、さすがに気も滅入るもの。
きっぷを考えたら、それが正解ではあるんだけど。
 ひとり二席を確保できる程度の乗車率で。
というか、ほぼ9割が、同じような属性の人で。
なんでか、ちと、あまり、よい気分にはなれないけど。
それはたぶん、お互い様なので、気にせずに。
 なにより、豊富でお別れなので、よいかな、と。
下車したのは、数少ない地元の若い男の子のみ。
彼は、迎えの車に乗って、すぐに去っていったけど。
ボクらが乗るバスは、どこにも見えないのが不安。
運休なのかしら、それとも時間を間違えたかしら。
あるいは、もう出発しちゃったのかしら、と。
 だから、バスが見えた時には、ほっとした。
乗る時に、一応、萌えっ子フリーきっぷを提示。
使用日は、運転手さんに書いて貰うものらしい。
けれども、特に反応もなく、そのまま乗車。
結局、最後まで、日付が書かれることはなかった。
それってつまり、悪用できるってことだけど。
たぶん、利用客から、そういう要望が多いのかと。
使いたいけど、綺麗なまま、記念に持ち帰りたいと。
限定のハンコでも作れば、解決しそうだけどね。
 乗客は、結局のところ、ボクらだけ。
多い時でも4人というのは、どうなんだろ。
年末だからなのか、普段からこうなのか。
学校がある時期ならば、多少は変わるだろうけど。
 豊富から幌延、天塩までは、ちと経験済み。
小さい峠を、制限速度で攻める姿は相変わらず。
雪も凍結も関係ないぜ、って感じが素晴らしい。
 それにしても、前回、記憶がないんだけど。
車内は、常にラジオがつけっ放しになっていた。
事前に知っていても、けっこう、衝撃的で。
だとしたら、記憶に残っていそうなのに。
吹雪対応の無線連絡で、それどころでなかったのかも。
 なんにしても、この、路線バスで聞くラジオ。
これがまぁ、けっこう、いい味を出していたなと。
なにを聞いたのかなんて、覚えていないけれどね。
 幌延の先から、R232を走る。
地図で見ると、海が近い国道なんだけど。
乗っている限りは、そんなに海を感じられない。
 というか、世界があまりにも白すぎる。
雪こそ降っていないけれど、空は白い曇りだし。
ここまで単調だと、さすがに眠たくもなるわな。
 天塩の次の町、遠別にて、運転手さんの休憩。
待合室に行って、たばこを軽くぷかぷかさせて。
すぐに戻ってくるのが、ちょっと律儀な気がした。
というか、長距離なのに、交代、ないっぽい。
けっこう大変な仕事だよなぁ、とは思った。
 遠別営業所を過ぎると、海と併走。
重たい鉛色に、泡だった波の白が映えなくもない。
というか、波と雪がの区切りが曖昧にも見える。
 この辺りで、羽幌線の廃線跡も浮かんできて。
右に左に、きょろきょろと、挙動不審な動作をする。
そんなことができるのも、乗客数が少ないから。
まぁ、いたとしても、やっていたと思うけど。
 そんなこんなしているうちに、車内放送。
岬センターに行く人は、今、ボタンを押せ、と。
乗降客がいない場合は、中まで行かない仕組みらしい。
で、ボタンを押したあと、またもや車内放送が。
次が岬センターだというので、降りますボタン。
すると、運ちゃんに、押さんでええよ、と怒られた。
まぁ、手前で押しているから、降りるのはわかると。
理屈はわかるけど、押したってええやないかと。
 ほぼ定時で到着した、岬センター。
小さい道の駅に併設している、宿泊施設で。
そこのお風呂が、日帰り施設も兼ねているという。
こちらのこっち側では、よくある公共施設だった。
 バス停の目の前が入口だったので。
そこから入ったら、どうやら宿の入口だったみたい。
日帰り受付は廊下の奥で、その手前に玄関もあった。
まぁ、雰囲気的には、どっちでもよさそうだけど。
 中は、とにもかくにも、普通の公共系統。
円形の浴室に、カランがあって内湯があって。
ちんまりとした露天風呂、というのも、定番で。
ただ、この露天風呂から見える海が綺麗すぎて。
いかにも、北国の海、という白さがよかった。
もっとも、見ると寒いし、浸かると熱いし。
 お湯は、甘塩味と思ったけれど。
疲れると、すぐ甘く感じるので、ちと微妙。
ちょっと黄色で、ちょっと油っぽい匂い。
塩のせいか、出るとちょっとべたべたした。
 バスの時間まで、休憩所で、だらだら。
岬センターなんだから、岬に行けよ、と。
道の駅も探索してみろよ、と思うけど。
外は寒いし、疲れているので、大人しく。
というか、動こうとする気すらなかった。
 やって来たバスは、乗客、ひとり。
乗り込んだのは、地元の家族連れが3人。
明らかに、同じ種族なお兄ちゃんがひとり。
彼にマニヤ席を盗られてしまい、がっかり。
でも、運転手後部が空いているから、いいかと。
ハイデッカー型なので、こっちでも問題ないし。
 羽幌で吹雪を喰らい、家族連れは降車し。
じわじわと、外が暗くなりかけてきて。
大きな風車街を抜け、海岸線に沿って走り。
そんな景色は、決してつまらなくはないけれど。
気がついたら、寝ちゃってたとさ。
 留萌に入って、R232をそれてしまう。
あとちょっとで完走なのに、もったいない。
なんて思う人間は、ボクぐらいなものだろう。
 市街地で、ちょろちょろと人を拾い。
留萌駅前で、お兄ちゃんも降りてしまった。
ここが終点ならば、ボクも降りたいところ。
でも、豊富留萌線の完乗のため、まだ降りない。
 バスは、商店街のど真ん中を突き抜けて。
留萌十字街、という終点にてボクらを降ろした。
感覚的に言うと、商店街、中心部のはずれで。
特になにもない、交差点があるだけの場所だった。
 留萌十字街から、留萌駅まで、約1km。
夕方の、浮かび上がった商店街を歩いていく。
想像よりも、全然、人気のある街だったのが意外。
不思議と、洋服屋さんが多かった印象が強い。
 駅まで辿り着き、作戦会議を行う。
本来であれば、ここから列車で旭川、だけど。
乗り継ぎが最悪で、到着が遅くなってしまう。
選択肢がそれしかなければ、諦めもつくけど。
直行バスが、ちょうどよい時間にあるのがね。
 結局、お金で時間を買うことになり。
留萌から旭川まで、またまた、路線バスの旅。
外は暗くて、どこを走っているのかもわからなくて。
いやつか、深川までは、なんとなくでもわかって。
でも、その先に関しては、ただ運ばれていくだけ。
途中、神威、という地名だけは覚えているけれど。
気がつけば、旭川駅前に着いていた、という感じ。
 今夜の宿は、駅から7分ほどの、ロワジール。
2009円という、冗談みたいなお値段に魅かれてみた。
ホテルとしては、立派で豪華なビジネスホテルで。
2009円とは思えぬ、しっかりとしたものだった。
 ロビーの無料パソコンで、ぽちぽちやって。
旭川ラーメンの、悪くなさそうな店を探してみた。
すると、ホテルの近くにあることが判明。
 3分も歩かない、雑居ビルの中。
すがわら、というラーメン屋さんは営業中。
地元の人のラーメン屋さん、という雰囲気で。
カウンターで、餃子とビールをやりたくなる。
案内されたのは、奥のお座敷席だったけれど。
 旭川ラーメンといえば、確か、醤油。
でも、美味しいのは塩だと、ネットで見た。
品書きを見ると、左から、味噌、醤油、塩。
自信があるのは味噌なのかと、この時は思った。
けど、考えてみたら、真ん中の醤油なのかもね。
 結局、ボクは味噌を頼み、相棒は塩野菜を頼み。
食べてみて、どちらも当たりだったから、いいかと。
味噌は、ちょっと甘い味付けで、ばさばさの麺。
味噌なのに、もやしがないのが新鮮だった。
 食後、旭川の町をぶらぶらと歩く。
買い物どおりは、薄い電飾がずいぶんと綺麗で。
表通りに出れば、立派なつららを発見し。
ロータリーの温度計の、-1.4度に温暖化を感じ。
さすがに疲れたので、ホテルに戻った。
 夜食ということで、稚内のどら焼を食べる。
生どらも、チーズどらも、濃厚で美味しかった。
こんな食べ方しているから、太るんだよなぁ。

稚内 *1051
豊富 1135
*1140
(沿岸バス/\2300/萌えっ子フリーきっぷ)
岬センタ 1331
1448
留萌十字 1648
留萌駅前 1741
(沿岸バス/\1600)
旭川駅前 1945

259、稚内コンビニ。朝食。
75、稚内アイザワ。牛乳。
210、稚内香花堂。生どらやき。
240、稚内駅そば。
400、岬センター。
120、留萌大判焼屋。
1600、留萌沿岸バス。旭川まで。
700、旭川すがわら。みそ大。


091230(水)
 始発に乗るわけでもないのに、0530に起床。
うだうだと身支度をして、0700に宿を出発する。
気の抜けた繁華街を、水っぽい人が歩いていく。
その、ヒールの高さに感激しながら、旭川駅へ。
 コンビニで朝食を買い、明日からのきっぷも買い。
富良野線のホームに向かうと、列車は入線済み。
2両編成の快速だけど、終点までは、前の1両のみ。
当然ながら、そちらの方に席を確保しておいた。
3時間を越える乗車だけに、ないのは辛すぎる。
出発時点では、乗車率は8割程度、かな。
 今日は快晴で、世界がずいぶんと軽い。
北側は、曇り空もあって、どんよりだけど。
この、白銀っぷりは、見ていて気持ちがいい。
ただ、座席を間違えて、ちょっとがっかり。
進行方向左側こそが、大正解だったっぽい。
美瑛の丘も、その先も、右ではつまらんかった。
 富良野線の終点、富良野にて、切り離し作業。
その間、駅を出て、ちょっとだけぶらぶらとする。
富良野といえば、北の国から、なんだけど。
普通の駅前なので、特に観光するようなこともなし。
 1両になった快速に戻ると、列車は混雑気味。
せめて、昔の長い車両ならば、と思わなくもない。
軽量の短い車では、多客時には不向きかしらと。
 富良野から先は、初体験の区間。
ダム湖が見えたり、ぽっぽ屋が見えたり。
でも、それが見えるのは左側なのが、とても悲しい。
 落合から新得までが、長い長い峠区間。
途中、いくつかの信号所を抜けて、山を下って。
新得まで来ると、ここで、乗客がちょっと入れ替わる。
一昨日からいっしょだったおじさんともお別れ。
 混雑自体は、新得からが酷くなっていく。
中心都市の、帯広に行く人が多いということで。
やっぱりここは、2両でもよいような気がする。
 お昼前に、帯広に到着。
非電化の立派な高架駅は、どうも馴染めない。
非電化つまりはローカル線、なんだろうね。
 ここに来たのは、食と湯。
まずは、名物のぶた丼を食べるために探索。
とりあえず、駅下にある、はげ天の営業は確認。
それから、印を打ったお店に行ってみるけれども。
さすがは年末だけあって、休業のお店ばかり。
 結局、はげ天の本店以外に選択肢もなく。
でも、これがまた、小綺麗な、上品風な店舗で。
よれた観光客には、ちょっと敷居が高い感じ。
勝手に、こちら側が思っているだけなんだけどね。
実際問題、同じ列車の人も、ちらほら見かけたし。
 年末だけど、ランチがあったので、それを注文。
豚丼に、冷やし稲庭うどんがついて、840円はお得。
ちょっと焦げた感じの、濃い味の豚丼は、やはり美味。
稲庭うどんもよかったし、昼間に来てよかった。
 このあとは、お風呂のつもりだったけど。
もうひとつの食が、営業中なのかを確認しにいく。
向かった先は、お菓子屋さんの、六花亭本店。
 幸いなことに、こちらも店が開いていた。
はげ天と同じく、ちょいとばかり敷居が高い。
デパート地下のお菓子区画ぐらいなんだけどね。
 ただ、値段を見てみると、これが安い。
ケーキが100円台というのは、すごすぎる。
格式と値段の落差が、なんともおかしかった。
 ここに来たのは、本店限定品のため。
そして、2階にある喫茶室でおやつするため。
なので、お風呂後でよいと思っていたけれど。
喫茶室が、けっこうな人気っぽい雰囲気で。
でも、今なら待ち時間も短そうなので。
お腹がいっぱいなのに、おやつの時間にした。
 喫茶室は、なんというか、完全敵地。
カヘほどのおしゃれ感、こじゃれ感はないけれど。
ほぼ10割に近いお客が、きちんとした女性ばかり。
防寒装備だと、ずいぶんと浮いちゃっていたかなと。
 注文したのは、ワッフルとホットケーキ。
元から甘いモノ好きなので、文句もなく食べる。
特にワッフルの、ふわっとしたさくさく感が素敵。
ホットケーキも美味だけど、ここでは重たかった。
 食、食と続いてしまい、苦しい限り。
でも、温泉へと行かねばならぬ身なので、歩く。
駅のロッカーに荷物を置いてきたので、移動が楽。
1.5kmの町中の雪道を、だらだらと進んで20分。
 交差点の向こう側、ローマノ福の湯、登場。
名前はローマでも、建物自体は、なんだろう。
1階が駐車場で、2階にお風呂場、という。
建築系の営業所、みたいなような気な感じ。
 駐車場区画には、いかにもな大衆食堂。
そして、その隣のでかい建物が、ローマの湯。
こちらは、サウナと家族風呂が中心らしい。
ローマノ福の湯は、ここの公衆浴場、なのかな。
 広くない階段を上ると、そこが休憩所。
男女別の入口をくぐれば、番台という銭湯形式。
というか、中だけ見れば、ほぼ銭湯な雰囲気。
実際問題、銭湯価格だから、銭湯なんだけど。
 お湯は、帯広らしい、黒湯。
色合いとしては、紅茶っぽい感じだった。
微かに泡泡で、微かに温泉の匂いがした。
こういう地域にしては、意外にもぬるめで。
こりゃいいわ長湯できるわと、のんびりしてたら。
出てみたら、これが、かなり温まっていて。
というか、身体が熱くて熱くてたまらないくらい。
油断しているとやられる、恐ろしい温泉だった。
 温泉帰りに、またもや六花亭に。
相棒のお土産と、本店限定商品を買うのが目的。
その間、端っこにある、無料コーヒーで一息。
こんなサービスまであるのだから、たまらない。
 本店限定品は、ふたつ。
さくさくロールという、名前どおりのモノと。
雪んこチーズダブル、というクッキーサンド。
特に、後者の方は、作るのにお時間を、という代物。
たったひとつなのに、150円くらいなのに。
裏に行って、それを作るという手間をかけてもらって。
なんだか申し訳なくなってしまった。
 帯広を終えて、ここからは、移動の人になる。
今回は、もう帰路なので、朝、来た道を戻る感じ。
1両でちょうどいいくらいの客を乗せて新得へ。
 約1時間の待ち時間があるので、まずは、駅そば。
もちろん、お腹はいっぱいなんだけど、けどけど。
音威子府ほどではないけれど、新得のそばも名産品。
 行ってみると、やっていそうなんだけど。
営業時間を見ると、17時まで、って書いてあって。
入口で、同業風のお兄ちゃんも戸惑っていた。
中のおばちゃんに聞いてみると、大丈夫、とのこと。
どうやら、あの営業時間は、ただの目安っぽい。
それで安心したのか、お兄ちゃんも入ってきた。
 そばとしては、ぼそぼその田舎そば、風味。
見た目の印象も、味も、そんなでもないかな、と。
つか、この駅そば屋さんの本店が、駅前にあって。
普通に開いていたので、そっちでもよかったと。
あとになって、ちょっとだけ反省もしてみた。
まぁ、本当は、駅横の温泉に行くつもりで。
それだと、普通のそばだと時間がないかな、と。
でも結局、疲れて温泉回避してしまったわけで。
このぐだぐだは、いつものことなんだけどね。
 新得からは、特急で新夕張まで。
自由席は前の方で、ホームの屋根がない部分。
雪にまみれながら、寒さに震えながら待つ。
この時期の自由席って座れるものなのかしら。
そう思っていたけれど、特に困ることもなかった。
 恐ろしい音を奏でて、恐ろしい速度で走る。
今まで乗ってきたのはなんだったんだろう、と。
特急ってやっぱりすげーなー、と思わせられた。
 新夕張で降りたのは、ボクらと同業者ひとり。
外の雪は、新得よりも激しくて、なんとも楽しい。
でも、除雪をする人たちにしてみたら、迷惑なモノ。
ここで生活をしていないから言えることだよね。
 乗り継ぎは、追分行の普通列車。
夕張から来た1両編成に、乗客は、ゼロ。
少しは乗っているかと思ったのに、意外だった。
結局、新夕張で乗った5人だけで、終点まで。
乗客が少ないだろうと思っていたけれど、うん。
 今回の移動では珍しい、細々とした乗り継ぎ。
それも、追分で終わりというか、最後だった。
単頭式ホームに到着したのはよいとして、して。
次の列車がどこに来るのか、いまいち、不明。
無人駅だから、特に説明もなくて、うろうろ。
別のホームだったらどうしよう、と不安になった。
けど、来てしまえば、なんの問題もなかった。
 本日の最後は、苫小牧行。
がらがらの2両編成は、とてもローカル線。
見えない車窓を眺めていると、ちと違和感。
窓の雪が、なんとなく、雨っぽく見えるなと。
太平洋側だから、可能性はあるけれどと。
 苫小牧に降りてみたら、春すぎて驚いた。
寒くないというか、びっくりするくらいに暖か。
夜食のためにと、長崎屋へ出てみたら、たら。
普通に雨が降っているので、ますます驚いた。
 地元の人は、あまり傘をさしてない。
地面の雪も、あまり融けている雰囲気でない。
ということは、降りたてだったのかしらん。
 長崎屋もヨーカドーも、21時で閉店済み。
仕方がないので、宿に行ってしまおうかと。
反対側になる、ドーミインまで、雨の中を歩く。
まさか北海道で雨を喰らうとは想定してなくて。
なんだかちょっと、悲しいというか、切なかった。
やっぱり世界は温暖化しちゃっているんだよね。
 途中、コンビニでヨーグルトなどを買い。
宿に着くと、それなりに濡れちゃった感じ。
チェックインして、外套、その他を片付けて。
一息はついたけれど、なんか、やっぱり切ない。
雪ならば、ちょっとだけ散歩するつもりだったのに。
 仕方がないので、ロビーまで、お散歩。
稚内と同じく、無料のラーメンサービスがあって。
ただ、ここのは、とてもとても普通の、しょうゆ味。
それはそれで美味しくて、何気に満足してしまう。
 部屋に戻って、今度は、六花亭。
さくさくロールは、さくさくしたパイ生地のお菓子。
中のクリームの関係なのか、3時間で喰え、と。
でも、5時間後でも、十分においしかったけどね。
 雪んこは、チーズケーキサンドクッキー。
チーズケーキの関係で、こちらは2時間制限。
でも、5時間後でも、もちろん、おいしかったけどね。
というか、10度以下保存の時点でダメなんだけど。
きちんと守ったら、もっと美味しかったのかしらん。

旭川 *0742
(快狩勝)
帯広 1128
1550
新得 1708
1815
(特Sおおぞら12)
新夕張 1913
1947
追分 2016
2024
苫小牧 2059

4018、旭川ロワジール。
10000、旭川駅。北東パス。
485、旭川コンビニ。朝食。
100、帯広駅ロッカー。
840、帯広はげ天本店。ランチ。
550、帯広六花亭本店。ワッフル。
420、帯広ローマノ福の湯。
290、帯広六花亭。さくさくロール。
320、新得駅そば。
110、苫小牧コンビニ。ヨーグルト。
6000、苫小牧ドーミイン。


091231(木)
 苫小牧のキャンプ地に、ドーミインを選んだ理由。
それは、別に、ドーミインが好きだから、ではなく。
ここもまた、稚内のように温泉が付いているから。
その代わり、部屋にはシャワーしかないんだけども。
 そんなわけで、早起きをして、朝風呂へ。
印象としては、稚内と同じ、とでも言うのかな。
新しめのビジネスホテルの温泉設備、という感じ。
和風っぽい、こじゃれっぽい、中浴場な広さで。
露天もしっかりとあるのも、いかにもだし。
特筆すべきことはないけれど、けなす要素もない。
 お湯は、内湯がちょい濁りで、露天は透明。
同じモノのはずなので、内湯のは、垢な気がする。
緩い塩味で、ちょっとぬるめなのは、いっしょ。
温泉臭っぽいなにかがあったような気もした。
 身支度を終えて、0540にはチェックアウト。
今回の移動では珍しい、早朝の出発の日なので。
雨はやんでいたけれど、残したモノが悪すぎで。
道の雪と氷が、中途半端に融かされた格好で。
歩くたびに、ぐちょぐちょべちゃべちゃで。
北海道でこんな目にあうのよ、と、頬が膨れる。
 コンビニで朝食を買いこんだのち、列車へ。
長万部行の始発に乗るのは、片手で足りる程度。
つか、さっき宿で見たお兄ちゃんも乗っていた。
どこに行っても、お仲間はいるってことだね。
 外はまだまだ暗くて、車窓は楽しめない。
白老あたりで、無理矢理に馬を探してみたけど。
さすがに昼夜放牧なぞ、していないみたいだね。
 しばらくもすると明るくなり、海も見える。
積雪は少ないけれど、ちょうと降りもしていた。
昨日、雨に泣かされた身としては、雪はありがたい。
 このまま、長万部に行くのもよいけれど。
せっかくの早起きなので、洞爺湖に寄ってみた。
洞爺湖近辺って、行ったことなかったからね。
 そんなわけで、洞爺で下車。
サミット開催記念の椅子なんかが置いてあって。
有珠山の噴火よりも、そっちなのかな、と。
 洞爺湖までは、路線バス。
韓国人の若い兄ちゃんふたりと、ボクらふたり。
大晦日の朝っぱらから、洞爺湖は行かないわな。
 山の上というか、中というか。
十和田湖のような湖なので、道程は、山登り。
住宅街をちょっとだけ走ると、あとは、くねくね。
噴火の影響で廃道になった国道などを眺めつつ。
峠を越えた坂の下に、湖が見えてきた。
 バスターミナルを過ぎ、温泉街の真ん中あたり。
桜町というバス停で、ひとまず、降車してみた。
ここで降りたのは、朝風呂があるらしいから。
 目の前にある、洞爺観光ホテルがそれ。
繁盛期なので、どうなのかはわからないけれど。
一応、入浴可とあるので、大丈夫なんだと思う。
 でもその前に、洞爺湖を見ておこうと。
ホテルの裏側の、大きな水溜りまで行ってみた。
気になるのは、サミットの舞台になったホテル。
それを覗くための、有料双眼鏡が設置されていて。
その方向に、それがあるということなのだろう。
 が、そちら側は、とても綺麗にもやもや中。
とてもじゃないけれど、らしきモノすら見えなかった。
そうなると、結局のところ、ふつーの湖だわね。
ぶらぶらっと、ちょっと湖畔を散歩なんぞして。
 沿って建てられているホテルを眺めて。
あーゆー所に泊まってこそ、旅行だよなぁ、と。
湖を眺めながら朝食を食べるべきだよなぁ、と。
まぁ、移動だからいいんですけどね、ね。
 歩いているうちに、普通に雪が降り出す。
それでなくても、けっこう寒いので、温泉へ。
 観光ホテルに入ってみると、なかなかに立派。
典型的な、バスツアー型の昭和ホテル風な感じ。
入口の、女将っぽい人に、可不可を尋ねると。
うーん、と、ちょっと渋い顔をなさる。
が、フロントにいたお父さんは、可、とのこと。
しかも、清掃中の浴室もあるので、値引きする、と。
朝っぱらから、なんともありがたいと思った。
 広いホテルだけど、やはり、昭和な感じ。
電源の入っていない、ゲームコーナーを抜けて。
階段を下っていくと、男風呂の入口が。
中国語の説明文があるのが、現代風かも。
 広い脱衣所は、浴衣で来たくなる雰囲気。
そこから続く浴室は、広々とした、昭和の内湯。
奥の方に、洞窟風呂があったけれど、清掃中らしい。
この分、いくらか安くして貰えたみたい。
 この規模からすると、露天はちょっと狭め。
湯船がふたつあるけれど、どちらも3人が快適人数。
変な時間帯なので、独占できたのでよかった。
展望はほとんどないけど、雪見風呂だからね。
笹色のお湯に浸かりながら、吹雪を楽しんだ。
つか、まさかの吹雪っぷりに驚かされた。
 お風呂を終えて、外に出ても、吹雪。
目の前の、裸のバス停で待つような状況でもなく。
少し歩いた先にある、バスターミナルに向かう。
たぶん、1kmもなかったような気がするけれど。
着いてみたら、全身、雪まみれになっていた。
 ターミナルは、けっこう立派な建物で。
時間が近づくにつれて、観光客がぞろぞろと。
言葉を聞くと、どうやら、東南アジアな人ばかり。
ずいぶんと人気のある観光地なのね。
 満席のバスは、来た道を戻るけれど。
朝とは違って、ずいぶんと雪深くなっていた。
よくまぁ、こんな道を普通に走れるもんだと感心。
山を越えると、雪はずいぶんと軽くなったけど。
 洞爺駅からは、2両編成。
なんだけど、後ろ1両は、次で切り離しらしい。
前が混んでいたから、後ろに来たというのに。
それじゃあ、座れないんじゃないかしら。
と思っていたけれど、次の駅で大量降車。
なんとも適正な運営だと感心してしまう。
 小幌などを眺めつつ、1時間で長万部。
ちょうど、お昼休みなので、駅前の合田へ。
大晦日だけど、大晦日だから、絶賛営業中で。
持ち帰りの人たちが、次から次へとやって来て。
店内も、意外なほどに混雑していて、地味に修羅場。
だからなのか、去年よりも、コシがないそばが登場。
どうにも安定しないお店だと思った。
 時間が余ったので、町をぶらぶら。
コンビニだけかと思ったら、住宅街のど真ん中。
まさかのスーパーを発見して、ちょっと冷やかす。
途中下車の際には、かなり便利な気がする。
 長万部からは、例によって1両。
去年は、ずいぶんと席が余っていたはずで。
それと比べると、今年は少し、人が多いような。
もちろん、同じような移動の人ばかりなんだけど。
 海沿いは、どんよりとした空模様の下で。
森から山に入っていくと、少しだけ、晴れた。
とはいえ、時間的には、日暮れが近くて。
大沼を抜けると、なんとなく、夕方な雰囲気。
乗客も増えてくると、函館を感じさせられる。
 定時に着いた函館は、けっこうな吹雪。
年末年始は大荒れと聞いていたけれど、なかなか。
宿は、駅のすぐ近くにある、コンフォート函館。
でも、チェックインは、用事を済ませたあと。
 相棒が、市民市場でおみやげを買いたいと。
大晦日の夕方前だけに、実に微妙な感じかと。
とはいえ、行ってみないとわからないわけで。
ならば、直行してみよう、という流れになり。
雪にもみくちゃにされながら、市場へ。
 基本的に、どこのお店も、鏡餅ばかり。
数軒、開いてはいたけれど、品物が、ね。
自分用のえびを買うのが精一杯といったところ。
まぁ、市場ごと休みでなかっただけでも。
 用事を終えて、駅前の宿へ。
ちょっと小さいけれど、部屋はまぁまぁ。
というか、とにかく普通のビジネスホテル。
ただ、安いし、朝食付きだしで、悪くはない。
その点は、さすがに世界チェーンかと。
つか、函館の宿の安さは異常だと思う。
 荷物を整理して、ものすごくぐったりして。
気持ちを落ち着けてから、夕食のために部屋を出る。
大晦日の夕食は、ラッキーピエロと決めていて。
宿の裏にあるので、そこで買うつもりだったのに。
なんと、大晦日は全店休業、という張り紙が。
だって、ネットに無休って書いてあったのに。
これには、さすがにがっかりとさせられる。
だけど、明日は営業とのことなので。
ラッキーピエロは、明日に回すことにして。
さて、どうしようかと、作戦会議。
 ひとまず、朝市へと行ってみた。
けど、まともに営業中なお店はなくて。
ならば、ハセガワストア、という流れになり。
雪も弱くなったので、ベイエリアまで徒歩移動。
 この裏道を歩くのは初めてだけど。
でっかいホテルがあったり、飲食店街があったり。
つか、この区画もベイエリアなので、電飾も賑やか。
正直、それなりに歩くかと覚悟していたのに。
そんなこんなで楽しんでしまい、あっさりだった。
 函館は4回目だけど、ハセガワストアは初。
というか、ハセガワストア名物は、初めて。
豚のヤキトリ弁当が、ここの売り、なので。
注文してみたら、そこから焼きだす念の入れよう。
これは、コンビニではなく、弁当屋じゃないの。
 イートイン区画もあるので、そこで食べてみる。
ボクが注文したのは、たれのヤキトリ弁当。
肉がどう、ではなく、やはり、たれが旨い。
この、甘いねっとりとしたたれだけで、十分。
 相棒の塩は、やはりというか、さっぱり。
薄味な相棒にはぴったりだけど、物足りないかも。
でも、なるほど人気商品だと、納得できる味。
できれば、函館駅前に開店してくれればなぁ、と。
 満足して店を出て、函館山ロープウェイに。
行くつもりだったけれど、この天気では辛い。
ので、ひとまず、宿の方へと戻ってみる。
 道中、函館ラーメンを食べてみたい、と。
相棒が言いだすので、駅の方で探してみる。
黒門横町という、屋台村があるのを思い出し。
そこで営業していた、たつみ、を訪ねてみた。
 4人が精一杯の、とても小さなお店で。
相棒が塩なので、しょうゆを頼んでみると。
塩を喰わねぇと損するぞ、と言われたので。
というか、意地でも塩しか作らなそうなので。
ふたりとも、塩らーめんになってしまった。
 こういう展開だと、味は、まぁ。
観光客向けのお店だけに、限界はあるなと。
むしろこれで、自信満々な理由がわからない。
はったりでごまかしてナンボなのかもね。
 釈然としないまま、宿に戻って。
テレビをぐるぐる回しながら、気がつけば。
気がつけば、寝てしまっていた2009年12月31日。
去年末に比べれば、まだマシなのかもしれないけど。

苫小牧 *0607
洞爺 0808
洞爺駅前 0820
(道南バス/\320)
桜町 0840
洞爺湖温 1021
(道南バス/\320)
洞爺駅前 1042
1051
長万部 1153
*1324
函館 1612

359、苫小牧コンビニ。朝食。
320、道南バス。洞爺湖まで。
500、洞爺湖観光ホテル。
320、道南バス。洞爺駅まで。
650、長万部合田。ざる大。
4000、函館コンフォート。
630、函館駅キオスク。メロンゼリー。
180、函館ハセガワストア。から揚げ。
399、函館ハセガワストア。やきとり弁当小。
650、函館屋台村たつみ。塩らーめん。
105、函館コンビニ。ヨーグルト。





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