日記
2011.12/ 6




2011.08/01(月)
 なんとなく、なんとなく。
プラグを確認してみようかな、と。
ディーラーでは見てないみたいだし。
力不足も、それが原因な気もするし。
というか、自分でできるのはそれくらい。
つっても、工具を揃えないとダメだけど。
 もうひとつは、ECUのリセット。
効果があるかどうかはわからない。
でも、これもまた、さっくりできそう。
なきゃないで、それはそれで問題ないし。
 素人考えだけど、なんとかなれば。
少しでも改善されるなら、ありかな、と。
やるにしても、週末になっちゃうけどね。


2011.08/02(火)
 ボケ老人と仕事をするって大変。
つかまぁ、アレにしてみりゃ、散歩?
だから、見張りだったり介護だったり。
なんか、そーゆー仕事をしている気分。
 いつかは自分もそうなるにしても。
実際に、今、それで被害を受けるとね。
ただただ、とにかく、腹が立つ。
長も、薄々、気がつきだしているので。
きちんとした対処がされるのを祈るのみ。
 というか、前も同じ。
この職種の、どうしようもない部分。
今だったら、若いのを安く採れるでしょうに。
入れ替えられる時にやっておかないと。
ここで書いても仕方ないんだけどさ。


2011.08/03(水)
 私の戦場はここではない。
だからといって、あそこなのかと。
一応、結果は出してはいるけれど。
それだって、求めたものではなかったし。
なにより、かなり、今さら感。
 でもまぁ、ぐだぐだ言うよりも。
ひとまずやってみようと、過去に戻る。
あの懐かしの戦場は、そこにあって。
だけど、やっぱり、変化もしていて。
時代の移ろいを感じてみもした。
老兵が、ついていけるのかどうか。
ゆるゆるとやっていくしかないか。


2011.08/04(木)
 時々、IS01をネットにつないで。
アプリのアップデートをするけれど。
時々、なんでよ、ってなることがあって。
勝手に実行するのも、問題はあるなと思った。
 全方位型のミサイルコマンダーがあって。
弾数制限がないのが、すごく楽しかったのにのに。
アップデートしたら、普通に制限付きになってた。
せめて、どこかで切替できるとよかったのに。
 それよりも、orux map。
これが4.0になったら、アイコンが一新。
それでなくても、日本語の説明書はなく。
他の人の記述が頼りだというのに、酷いよ。
 使い勝手も悪くなった気がするし。
というか、慣れの問題なんだろうけれど。
仕方がないので、古いのに戻しておいた。
 お試しができるとよいのにね。
そこまでは、なかなかできないのね。


2011.08/05(金)
 忙しくない予定が忙しく。
想像以上に体力消耗してしまう。
 夕方、渋谷、池袋。
ジャンクカメラに収穫はなし。
液晶テレビは、とても悔しいことに。
正直、やっちまった感がものすごい。
メモリといい、無駄に早すぎたね。
 待ち合わせをして、夕食へ。
区役所近くの狸穴、というつけ麺屋。
行列のできる、ありがちなこじゃれ系。
どろり濃厚つけ汁は、行列しなくても。
これならば、代用はいくらでも。
 相方の、ざる中華は、普通に美味。
つか、欲していたのは、さっぱり、なのね。
いやー、もたれるわ。


2011.08/06(土)
 今日は出勤日。
昼食は、新橋の吉そばで。
まぁ、ただの立ち喰いだけど。
味も、ただの立ち喰いだけど。
大盛り無料が、なにより嬉しい。
290円で、十分、満足できた。
 夕方は、朝霞の花火大会。
町をあげての一大行事っぽく。
駅前から、ほどよく混雑気味。
 下調べせずに来たけれど。
花火が上がれば、これが立派で。
開放中の競技場からの眺めは見事。
しかも、座って見られるのが素敵。
よい催し物を、近所でやっていたのね。
 帰り道、あんずあめを欲する。
が、どういうわけか、絶賛大人気。
3件ある屋台、すべてに行列があった。
なんだろ、いったいなにがあったんだろ。
 そのまま旧道を抜けて、徒歩で帰宅。
時間はかかったけれど、これが正解のはず。
あの人数だと、朝霞駅は規制だろうしね。


2011.08/07(日)
 ぐでーっと過ごす。
昼前に、ちょっとだけ散歩。
洗濯物を出し、バーガーを買い。
バスで戻って、やっぱりぐでー。
暑くて、なにをする気にも。
 夕食のち、車で送迎。
今日は車を信じて運転しようと。
そう心に誓ったのに、ばたばたする。
こうなると、不安だらけの1時間。
無事に着いたけれど、怖すぎるわ。
これでもたぶん、異常なしだろうなぁ。


2011.08/08(月)
 ディーラーを探しつつの帰り道。
トヨタ系は、月曜日が定休日なのかしら。
どこもかしこもお休みで、まったくがっかり。
 仕方がないので、光ヶ丘のジェームスへ。
見たら、普通にプラグと工具が売っていた。
それなら自分でもできるじゃんか、と。
それらを買い込み、家に戻って、少し休憩。
だって、暑いし眠たかったんだもん。
 ネットでやり方を復習し、実行。
エンジンカバーを外し、コイルを引き抜き。
いよいよプラグと、レンチをぶち込んでみた。
 が、これがなんだか、すごく固い。
よくわからないけど、これっておかしくね?
締め付けは、手締めののち、1/2回転、って。
それなら、こんなに固くはならんでしょ。
いわゆる固着しちゃってる、ってこと。
 無理をすれば、たぶん、できるけれど。
無理をしてはいけない部品でもあるらしく。
気持ちも折れたので、ここでやめておく。
この程度のこともできないとは情けない。
 夜、のこのこと出ていって、お泊り。
今週は、たぶん、水曜日までお世話になる。
なにもできないけど、まぁ、よいよね。


2011.08/09(火)
 プラグをどーにかしようと。
ディーラーさんに電話をしてみた。
ら、持ち込み交換をしてくれるらしい。
お値段は、4本で2100円、とのこと。
それならば、まったく文句はない。
 ただ、週末は夏休みらしく。
しかも、作業の空きは、木金の夕方のみ。
それってつまり、有給を使え、と。
有意義なんだか、無意義なんだか。
でもまぁ、それもありな気もして。
やることやって、はっきりさせたいしね。
まだ、悩んでいるけれども。


2011.08/10(水)
 金曜日に有給を貰うことにして。
でも、車屋さんの予約は、夕方なので。
昼間、まるまる、空いてしまうなと。
ごろごろするにしたって、暑いだろうなと。
どうしようかと考えていたら、気がついた。
今週末って、コミケがあったのね。
 初日なので、たぶん、女子向けで。
そういう意味では、見所がないけれど。
時間があるなら、行ってもよいかなと。
なんとなく、そんなことを考えた。
今、行ってなにがあるとも思えないけど。
暇つぶし。


2011.08/11(木)
 1週間くらい泊まったのかしら。
早起きしての料理は大変だったと思う。
まったくもって、お世話になった。
本当にありがとうございました。
ここに書いても、仕方ないけれど。
 昨日も帰宅したけれど。
家で寝るのが、なんだか不思議な感じ。
そして、意外とやることがあるなと。
しばらくいないと、ちと、面倒だわね。


2011.08/12(金)
 車の部品交換のための有給だけど。
夕方からなので、日中は、ほぼ、暇。
そこで、有明にでも行ってみるかな、と。
家を0900に出て、西館列には1030着。
 当然、しばらく待機なわけだけど。
幸運なことに、木陰にいることができた。
申し訳なく思う反面、とってもありがたい。
 1100に動き出し、普通に入場できた。
もちろん、なにがあるわけでもないので。
ぶらぶらして、きょろきょろとして。
なんとなく満足したので、1400に出発。
1600には、無事に家に辿り着けた。
 ディーラーには、定時に。
不調の原因がプラグでありますようにと。
祈ってみたけれど、プラグは問題なさげ。
まったく問題ないですね、とのことだった。
これでまた、悩む日々が続くわけね。
 夜、試しに走ってみるとみると。
変速に関しては、少し元に戻った気がする。
ただ、突然のばたつきが、また発生。
 流れの速いバイパスの、緩い坂道。
アクセルをふんわり踏むと、回転数が。
上がるはずなのに、2000回転で制限発動。
おまけに、一瞬、1800回転に下がってしまう。
なので、がくがくと、ノッキングな状態に。
平坦部になると、何事もなかったかのよう。
まったくもって、なにが原因なのかしら。
現象としては、渋峠とまったく同じっぽい。
異常の原因よ、とっとと出てきてよ。


2011.08/13(土)
 車がそんな状態なので、今日は、バス。
東京・河口湖5号という、JRの高速バスに乗る。
関東発の高速バスって、何気に初体験かしら。
 乗客は、なんだかとても個性的。
指定席なのに、自由席している米兵たち。
カレーヌードルを車内ですする、インド人夫婦。
安いし、乗換えないし、楽なのかもしれない。
 ただ、お盆だけあって、高速道路は大渋滞。
用賀から厚木まで、面白いほどに動かなかった。
3車線もあるのに、どーしてこんなに混むのよ。
自分が運転していたら、発狂していたかもね。
 休憩予定は足柄SAも、前倒しで鮎川PAで。
といっても、それすら1時間10分ほどの遅延。
うわさの、ニコニコどっ君が食べられたのは嬉しい。
焼印の入った、ただのアメリカンドックだけど。
 御殿場駅で降りると、世界はどしゃぶり。
持っているのは、日傘兼用の小さい折り畳みのみ。
会場は大丈夫なことを祈って、送迎バスに乗る。
 東富士ハイウェイパーク2011。
という名前の催し物は、第二東名の開放祭り。
よくある、開通前に歩きませんか、なもの。
相方が、そーゆーのに行ってみたい、と言い。
たまたま情報があったこれに来てみた。
 幸い、会場に雨粒は落ちてきてなくて。
ただ、どこかしらで雷が鳴っている状態。
そういう意味では、落ち着かなかったかも。
 開放していたのは、いわゆる上り線。
そこを、好き勝手に歩ける部分もあるけれど。
基本、お店やらイベントブースが置かれていて。
食べたり遊んだりもできるようにもなっていた。
 入ってしまえば、ただの、未完成道。
思い入れもない道なので、少し物足りない。
これが、上武国道の前橋以北なら違ったかも。
 にしても、ずいぶんと人が多くて驚く。
近くでは、すその夏まつり、も開催中。
こっちは地元の子供がはしゃぐような雰囲気。
ローカルな祭りを堪能して、御殿場に戻った。
 往路はともかく、復路は考えてなくて。
御殿場線も、2両だから混みそうで嫌だなと。
思っていたら、箱根湯本行のバスを発見。
 これが、1日2本しかない路線バスで。
運転手さんに料金を聞くと、1000円位、とのこと。
たまにしか乗らないので、よくわからないらしい。
R138経由だとしても、なんだか面白そうなので。
湯元まで出れば、小田原始発で座れそうなので。
とりあえず、乗ってみることにした。
 去年下った乙女峠を、静岡側からバスで登る。
わかってはいたけれど、これがまぁ、ぐいぐい攻める。
それでも、後ろからすると遅いんだよね。
 峠の茶屋から、山ガール3人が乗り込む。
トンネルで県境を越えると、さらに若い山屋さんたちが。
御殿場駅の富士山行バスも、若い子が多くいたし。
うわさには聞いていたけれど、本当に人気なのね。
 地味に酔いつつ、湯元手前で渋滞しつつ。
でも、とりあえず、地味な路線バスを完乗。
料金は、1240円だった。
 箱根湯元を通過することは多いけれど。
こうして歩くのは、小学生の頃以来なのかな。
つか、もしかしたら、初めてなのかもしれない。
 立ち並ぶお土産屋さんで、試食しまくり。
店員さんが、案外としつこくなくて、食べやすい。
気がつけば、なぜか普通に買ってしまってもいる。
そして、なぜか、ロマンスカーの指定も確保。
旅行気分の勢いって、ものすごく恐ろしいわ。
 はこね38号は、白いロマンスカー。
箱根湯元を1748に出て、新宿着は1919。
乗っていて、本当にあっという間だった。
なるほどそりゃ、箱根は人気だなとも思った。
 一駅、新宿三丁目まで歩いて副都心線。
そのまま戻って、夕食にして、そろりと帰宅。
近距離の日帰りなのに、あれこれ堪能した感じ。


東京*0840
(東京・河口湖5号/JRバス/\1580)
御殿場駅1035
*1525
(箱根登山バス/\1240)
箱根湯元1640?
*1748
(はこね38号/VSE/\2020)
新宿1919


2011.08/14(日)
 だらだらと寝て、だらだらと起きて。
戸田公園のコメダで昼を食べ、買い物をして。
それなりに遊んでもらって、送っていく。
 少し遠回りをして、車の状態を確認。
今度は、ただの平坦区間でノッキング。
3速から4速に、上がる手前で起こるだなんて。
回転数が高くなると、出やすいっぽい。
あとは、1時間以上、走っている状態ね。
でもまだ、ダメなんだろうなぁ、修理。


2011.08/15(月)
 朝帰り、のち、仕事。
感覚的には、お盆は終わり。
世間的には、まだまだお盆。
人が少ないのは、たぶん、それ。
これが続くと、嬉しいけれど。
週の半ばには、たぶん、戻るのね。


2011.08/16(火)
 今週、唯一の遭遇日。
今日さえ乗り切れば、だけど。
その、たった1日が、すごく厳しい。
本格的に嫌なのよ、居るのが。
 常に、独り言をぶつぶつ。
突然、物を叩きつけてばんばん。
好き勝手に放浪して、遊んで。
あれで給与が出るのが素晴らしい。
しかも、似たような金額って。
 とっとと消えて欲しいなと。
その前に、自分が消えればよいなと。
結局、それは、繰り返しなんだよね。
 つか、どうにもダメなのよ。
まともな人に当たらない確立が高すぎ。
こここそ、運を集中させたいのに。
できないから、諦めるしかないと。
仙人にでもなるしかないわな。


2011.08/17(水)
 危うく残業になりかけたけど。
どうにか回避して、青山のマンダラへ。
平日、仕事終わりのライブは久しぶり。
それでも、人が集まるのだからすごいわ。
 今回は、上田禎が鍵盤担当。
前列3人のこの並び、ものすごく懐かしい。
だからなのか、導入も、ナイトクラブから。
その先は、ある種の熱以降の曲がほとんど。
それはつまり、望んでいた内容なわけで。
今、聴きたいのは、やはり今だと再認識。
故に、新しいアルバムが欲しいとも思った。
 公演後、Tシャツ付きCDの抽選販売会。
CDの中身は、昔のライブ音源だとのこと。
どうせなら、最近のにしてくれればいいのに。
その点が、なんだかちょっと悲しい。


2011.08/18(木)
 夕方、池袋をぶらぶら。
といっても、いつもの流れ。
目新しさもなく、買うものもなく。
まぁ、買いたいものはあるけれど。
お金がなければ、仕方がないね。
 合流に失敗し、夕食に悩み。
これまた、目新しさのない、玄八へ。
肉そばを喰らい、それなりに満足。
冒険しないと。


2011.08/19(金)
 ミニストップのイタダキスマイルフェア。
その応募券が4枚あったので、申し込んでみる。
コンビニのフェアといえば、携帯でさっくり。
そう思い込んでいたら、普通に郵送だった。
 今どき郵送って、と、サイトで確認すると。
申し込み封筒がpdfで用意されていて驚いた。
昔は、はがきに応募券を貼って出したのに。
なんとも優しいというか、丁寧だと思った。
 PSPを下さい、とお願いしたけど。
どうだろうなぁ、当たるといいんだけどなぁ。


2011.08/20(土)
 明日から3連休。
どうしようかと考えてみる。
車が使えるなら、車がよいけど。
現状では、不安ありまくりで却下。
 そうなると、電車かな、と。
安いきっぷの季節なのも助かるし。
ただ、行き先には悩まされるわけ。
夜行が使えないと、近場になるし。
 そんなわけで、帰りに渋谷へ。
窓口で確認すると、信州が空いていた。
ひとまず押さえて、連絡をして。
無計画に行動してみることにした。
といっても、限界はあるんだけどね。


2011.08/21(日)
 白馬行の夜行は、山屋さんばかり。
もともと、そういう列車ではあるけれど。
若い人ばかりだと、流行なんだな、とも思う。
 だから、というわけではないけれど。
常に車内がわさわさしているような感じで。
たぶん、ほとんど眠れなかった気がする。
 松本で目が覚め、夜明けを眺めて白馬着。
久しぶりに降りたら、駅前マクドが消えていた。
新庄のコムサでさえ、がんばっているのに。
 その代わり、駅横に足湯ができていた。
さっそく浸かってみると、これがなにげに熱い。
相方は適温だというけれど、そうなの?
八方らしく、お湯はしっかりつるつるしていた。
 乗り継ぎの電車は、1時間後に到着。
2両編成で、きっちりと席が埋まる程度。
その乗客が、小さい気動車1両に乗り換えたら。
当然ながら、そこそこにぎゅうぎゅうになるわな。
南小谷から糸魚川は、そんな区間だった。
 糸魚川から、新潟組と北陸組に分離。
電車も3両になれば、ひとまずは座れもする。
親不知を抜けて、定時に富山に到着した。
 富山に来たら、富山ブラックを食べたい。
けど、開店前なので、時間を潰さないといけない。
そしてなにより、相方とふたり、空腹が厳しい。
 なので、キオスクにて、駅弁を購入。
ますとぶり小箱なる、ます寿司とぶり寿司のセット。
空腹もあってか、これがまた、とてもおいしい。
ただ、ぶりに関しては、ちょっと主張が薄いかと。
もうちょっと、味を訴えてもよいかとも思った。
 それでも時間が余り、ライトレールで岩瀬浜へ。
前にも来た道で、なんとなく、案内係な気分。
つか、ここが白えびの町だとは、知らなんだ。
 最初の観光地は、岩瀬カナル会館。
白えびの直売でもあるのかと期待したのに。
そーゆーものはなく、ありきたりなお土産ばかり。
賑わいも薄く、なんだかちょっと、残念な感じ。
 そこから、古い町並みへと抜ける途中。
期間限定の飛びだんごを売っている、七福亭へ。
だんごというよりは、あんころもち、かしら。
どうして期間限定なんだろう、とは思った。
 いわゆる川越風な町を抜け、東岩瀬駅。
ここからライトレールに乗ると、制服姉さんがいた。
どうやらアテンダントらしく、駅の案内をしている。
えちぜん鉄道といい、北陸は、こういうのが好きなの?
 富山駅に戻れば、ちょうどお昼。
駅の近くにある、大喜という富山ブラックへ。
行ってみたら、休業日は日曜日、だった。
幸い、他店舗の地図があり、どうせならと本店へ。
 歩いてみれば、これが、なかなか遠い。
そのおかげで、富山の繁華街を発見できたけど。
電停がわかるなら、路面電車を使うべきだったかも。
 富山ブラック、大喜の本店は、とても地味。
そして、入っていいのかちょっとためらう雰囲気。
中は細長くて、両側の壁に向かって椅子が並んでいた。
 メニューは、麺の大小と、生たまごの有無のみ。
空腹だったので、量は大にして、たまごも入れてみた。
 しばらくして出てきたラーメンは、いかにも凶暴。
汁の黒さは、まさしく、ブラックの名にふさわしい黒。
 駅前店の経験から、色ほど味は濃くないはずと。
食べてみたら、すさまじい塩辛さに襲われる羽目に。
味がどうとかこうとかではなく、塩辛い塩辛い塩辛い。
チャーシューやメンマに逃げても、これまた、塩辛い。
特にメンマの塩辛さたるや、今まで経験がないほど。
これはいかんと、生たまごを溶かしてみるものの。
そんなものは焼け石に水で、まったくもって効果なし。
 食べ終わってみれば、舌がひりひり。
以前、駅前店で食べたのは、観光客向けだったか。
つか、これはなんか、とにかく身体に悪い気がする。
お客さんは多かったけれど、どんな感想なんだろ。
 壮絶にやられながら店を出て、総曲輪へ。
総曲輪と書いて、そうがわ、って読めないわ。
デパートのある商店街で、ここがたぶん、中心部。
24時間テレビの集金や、路上ライブで賑わっていた。
こういう繁華街は、歩くだけでも十分に楽しい。
 西町の電停から路面電車に乗り、駅に戻る。
金沢行の電車には、ぎりぎりで間に合った。
無事に座席も確保して、1時間ほど胃を休める。
その合間に宿の予約を済ませ、金沢泊が確定した。
 電車で来る金沢は、これが2回目。
宿も、前回と同じく、駅近くのドーミイン。
温泉付きで、そこそこ綺麗で6000円なら安い。
だからなのか、チェックインの行列に引っかかる。
このあとの予定があるだけに、これは痛かった。
 荷物を捨てて身軽になり、駅前へとんぼ返り。
香林坊まで行きたいけれど、どのバスが早いのか。
路線が多すぎると、こういう時に悩まされるね。
 急いだ理由は、21世紀美術館。
営業時間が1800までで、美術館着は1630。
1時間30分あれば、まぁ、見られるかな、と。
 開催中は、イェッペ・ハインの360度。
360度と聞くと、セガのR360を思い出すけど。
こっちの360度も、体験型という意味では同じ?
ぐるぐると回る、鏡面のピラミッド。
誰かが漕ぐと動く、地球に厳しい電球使用な電飾。
扇風機に押されて、地味に動いている壁。
道を間違えると、こめかみぐりぐり迷路。
そうした展示物を堪能してから、お目当てへ。
つかまぁ、見たがっていたのは相方なんだけど。
 水の壁があるプールを、中と外から眺める。
そんな感じの展示物が気になっていたそうで。
実際に見てみると、これが、なかなか楽しい。
 プールの表面のみ、水が張ってあって。
その中に入って見上げたり、外から見下げたり。
お客さん同士を見合って、手を振り合って。
こういうのって面白いなぁ、と思った。
 閉館まで堪能し、宿題も終了。
バスで駅に戻れば、時間的には夕食。
だけども、富山ブラックの影響は絶大。
もう少し時間が欲しいので、夜の東茶屋町へ。
 これがまた、行き方がわからない。
車ならば簡単だし、徒歩でも行ける。
けど、バスになると、けっこう難しい。
 どうやら、橋場町に出ればよいらしく。
そこを通るバスに乗り込み、無事、到着。
どうやら、日曜日は休みが多いらしく。
暖色な明かりが少ないのが残念だけれども。
この雰囲気は、やっぱり素敵だな、と思った。
 なにより、お土産屋さんが営業中だったのが。
それが地味に感動的というか、嬉しかった。
普段は、遅くに来るからやってないのよね。
 夕食は、駅に戻って、フォーラスで。
もりもり寿司は、まさかの待ち時間あり。
時間も遅いし、観光客も少ないだろうなと。
そう思っていたのに、そんなことはなかった。
もっとも、そんなに待たされなかったけれど。
 定番の白えびやら、その他あれこれ。
特に美味だったのが、のど黒のあぶり。
前に食べた、普通ののど黒は、とても普通で。
あぶるだけでも、ずいぶんと違うんだな、と。
もしかしたら、今が時期だったのかしらん。
なんにしても、高い理由がわかった気がした。
 食べるだけ食べて、宿に戻って、お片付け。
温泉に行く余力もなく、明日のことを調べて。
しばらくしたら、いつの間にか、寝ていた。
ほとんど徹夜みたいなものだしね。


新宿*2354
(8421M/ML信州81)
白馬 0540
0656
(5321M)
南小谷 0715
*0751
(423D)
糸魚川 0846
0852
(538M)
富山 1003
富山駅北*1030
(ライトレール/\200)
岩瀬浜 1054
東岩瀬 1133
(ライトレール/\200)
富山駅北 1155
西町 1357
(市電1系統/\200)
富山駅前 1405
富山*1413
(436M)
金沢 1529
金沢駅前*1610
(JRバス/農業総合研究センター/\200)
香林坊 1624
広坂 1820
(金沢周遊バス/\200)
金沢駅前 1845
*1850
(JRバス/東長江/\200)
橋場町 1901
1942
(北鉄バス/12/\200)
金沢駅前 1949


2011.08/22(月)
 朝風呂は、宿の大浴場にて。
黒湯、塩味、つるつるは、前と同じはず。
いかにも金沢なお湯で、ひとまず、落ち着く。
 朝食と観光のため、徒歩で近江町市場へ。
0900に着くと、大半の店が、準備完了直前な感じ。
適当にぶらぶら歩いて、魚だ野菜だを眺める。
極端な観光市場でないので、雰囲気は悪くない。
 途中の出店で、地元名物、ささげ餅を買う。
小豆まみれの餅で、味付けは、小豆のみ。
あんこ入りだと思っていたので、ちと悲しい。
つか、あまりにも味がなさすぎて食べずらい。
 朝食は、入口の近くにある、いきいき亭。
1000までなら、700円の海鮮丼があるらしい。
しばらく待って、ようやくと、狭い店内へ。
 目の前で、その海鮮丼を調理中。
ここからがまた、ずいぶんと時間がかかった。
時間がない人だと、かなりやきもきするかも。
 700円の海鮮丼は、値段相応の小ささ。
それでも、ご飯のお替り自由なのは嬉しい。
ささげ餅にやられた身としては、これで十分。
 面白いのが、ご飯とネタが、別皿なところ。
実際問題、この方が食べやすいのでありがたい。
ありきたりのネタでも、十分においしかった。
 せっかくなので、白えびと、まちこ巻きを別注文。
まちこ巻きは、はまちと大葉を巻物にしたもの。
物珍しさもあるけれど、これがなかなかの味。
もちろん、白えびも外れなく、朝から海鮮を堪能した。
 宿に戻って荷物を回収し、移動開始。
旅のお供に、キオスクにて圓八のあんころ餅をば。
あんこと餅だと、赤福っぽいのを想像するけれど。
こちらは、あんこの中に餅が埋まっている感じ。
 金沢からの電車は、新型の2両。
時間ぎりぎりだったので、当然、立ち席。
地元の人が多いので、途中で座れたけれど。
つか、お友達はそんなにいなさそうに見えた。
 福井では、30分の接続待ち。
久しぶりに降りると、駅前がこざっぱり。
路面には、殺人事件の現場検証や、パズル風迷路が。
それがなんなのか、考える暇もなく、店を探す。
 食べたかったのは、越前そば。
入ったお店は、駅前にある、小川家さん。
ソースカツも扱う、ものすごい普通のチェーン店。
中もそんなに綺麗でなく、いかにもファーストフード。
 味もファーストフードらしく、とても平均点。
名物をさらりと食べられるのは、ありがたいこと。
数少ないお友達も、ここでソースカツを味わっていた。
 2日目の目的地は、福井から15分ほどの鯖江。
めがねの町だそうだけど、探すのは、肉屋さん。
昨日、ネットで調べた記憶を頼りに、町を歩き。
思ったよりもあっさりと、商店街の角っこに発見。
 探していたのは、ミート&デリカササキ。
見た目も中身も、とてもとても普通っぽいお肉屋さん。
ここの名物は、サバエドッグなる、食べ歩き用カツ丼。
米に肉を巻いた、串揚げのような食べ物だそうで。
さっそく注文してみると、その場で揚げてくれた。
 渡されたサバエドッグは、紙コップに入った状態。
中を見れば、たっぷりつけたソースが底にたまっていた。
食べる前からわかっていたけれど、これは当たり。
近所にあれば、週に2、3回は食べてしまいそう。
実際、地元の人がひっきりなしに買いに来ていたし。
まったくもって、うらやましい限り。
 もうひとつ、とんむすび、も名物とのこと。
梅おにぎりに、豚肉を巻いた、いわゆる肉巻き。
豚肉のたれの甘さと、梅の酸味が、とても絶妙。
まったくもって、鯖江の人が羨ましい限りだわ。
 お腹をたっぷり膨らませ、移動の続き。
この先をどうするか、考えてはいなかったけれど。
大阪に出るには、明日がちょっと面倒なので。
素直に、名古屋辺りまで出ることにした。
 敦賀からは、おなじみの新快速。
もっとも、湖西線経由なので、塩津で乗り換え。
琵琶湖をさらりと眺め、米原で、もう一度。
 普段なら、ここからは立ち席なんだけど。
西からの新快速が来てなくて、すんなり座れた。
しかも、豊橋までの直通というのは珍しい。
 つか、この接続で東京まで帰れないかしら。
と、思いついて、適当に考えて、悩んでみる。
たぶん、明日、品川に着く乗り継ぎなのかなと。
あとで調べてみたら、今日中に品川まで着けた。
きっぷを考えると、それが正解だったのかも。
 ひとまず金山まで乗り、宿を探索。
平日ならば、連れ込み宿の方が安いだろうと。
駅近くを調べてみたら、そんなことはなかった。
 なので、ダイエーで食料品を買い込み。
名古屋に戻る電車の中で、栄の宿を携帯でぴぴっ。
1000円のクオカード付きで、1部屋5600円は格安。
しかも、チサンインという安心感もあるし。
 今日、最後の外食は、名古屋駅のきしめん。
いつもは上りホームだけど、今日は下りホーム。
夏らしく、冷やしを食べれば、もちもちで美味。
やっぱりこれは、季節限定を解除すべきでしょ。
 地下鉄で栄に出て、少しだけ散歩。
テレビ塔は電飾がきらきらで、かなり綺麗。
そして、世界のコスプレ広場を初めて見学。
つか、その屋根の上に登れるとは知らなんだ。
いかにも雰囲気満点の、いやらしいデートコース。
下を覗き込めるのは、21世紀美術館みたいだった。
 夜遊びを終えて、ようやくとチサンイン。
全体的にせせこましいのと、廊下が少し変則的で。
だけど、金額を考えたら、十分すぎる部屋だった。
旅情がないと言われると、そうかもしれないけどね。


金沢*1105
(340M)
福井 1231
*1302
(234M)
鯖江 1317
1422
(236M)
敦賀 1458
*1523
(3189M/新快速)
近江塩津 1539
*1605
(3495M/新快速)
米原 1642
*1659
(2106F/特別快速)
金山 1812
*1915
(2543F/快速)
名古屋 1919
1943
(地下鉄東山線/\200)
栄 1948


2011.08/23(火)
 栄から、基幹1に乗って、鶴舞公園へ。
昨日、調べた経路ではそうだったのに。
バスターミナルに行くと、基幹1がいない。
たぶん、違う乗り場なんだろうなとは思った。
 路線図を見れば、栄26でも大丈夫らしい。
発車2分前に気がつき、1分前に飛び乗った。
田舎もんには、他地区のバスはわかりにくい。
 鶴舞といえば、もちろん、ラディッシュ。
当然のように観光客席を陣取り、モーニング。
今日は、トーストとオムレツという組み合わせ。
サンドイッチとピザトーストだけではないのね。
 文久三年時計を遊び、お腹を満たして、出発。
最終日を、どうやって帰るのかは、実は問題で。
もう1枚、きっぷを買うと、4回分、余るし。
5800円でバスも魅力だけど、飽きそうだし。
10000円で新幹線は、金額的には論外だし。
 結局のところは、18きっぷ。
名古屋に戻り、今日、数少ない観光をする。
ナナちゃん人形、とやらが駅の近くにあるそうで。
ずいぶんと有名らしいので、ご挨拶に伺う。
 たぶん、以前、見たことがあるはずで。
その時は、針金ののっぽ人形な気がしたけど。
今は、かなり細身の、やっぱりのっぽな人形。
よさこい風の白い衣装が、とても涼しげだった。
 名古屋観光を終え、いつものように、おみやげ。
どこに行っても、帰りに買えるのは、名古屋もの。
適当に袋に詰めて、あとは、東海道を下るだけ。
 よい時間に、ホームライナーがあって。
でも、豊橋までなら、乗る価値はないと、見送り。
静岡か、せめて浜松まで行ってくれたらね。
18組の需要もあるだろうし、期間内だけでもやれば。
 新快速で豊橋に出て、相方の希望でいなりを購入。
その間に、接続の浜松行は行ってしまった。
が、待ち時間を使って、このあとの接続を調べたり。
甘いいなりを堪能したり、やることはある。
つか、食べ物の補給は、次は熱海になるっぽい。
 その熱海までは、いつものような乗り継ぎ。
お友達は、想像よりも少なくて、席の確保も楽。
早い時間帯だと、実は、そんなに混雑しないのかも。
 おやつ前に熱海に着き、ようやくの昼食。
駅前のおみやげ街を歩き回り、こじゃれカフェへ。
というか、生しらす丼を食べられるのが、そこなだけ。
明らかに浮いた雰囲気だけど、まぁ、仕方ない。
 こじゃれなだけに、かわいく、それなりに少量。
もうちょっと多くてもよくね、とは思うんだけど。
そうしちゃうと、カフェでなくなっちゃうんだろうね。
 最後のおみやに、干物を購入。
あとは、始発の東京行で帰るだけ。
異常も問題もなく、定時きっかりに着いた。
帰宅時間帯だけに、駅は、とても混雑中。
東京って人が多いなと、つくづく感じる。
 帰り道におじゃまして、清算等をして。
家に着いたのは、結局、2230過ぎだった。
疲れた、というより、眠たいわ。


栄(オアシス)*0743
(名古屋市営/栄26/\200)
鶴舞公園前 0754
鶴舞 0855
(110M)
名古屋 0859
0914
(2127M)
0947
(2316F/新快速)
豊橋 1036
*1104
(938M)
浜松 1139
*1150
(778M)
島田 1235
*1244
(780M)
富士 1347
*1402
(1454M)
熱海 1443
*1600
(9764M)
東京 1752


2011.08/24(水)
 カメラのデータをパソコンに。
そう思い、HDDの容量を確認したらたら。
2GBも残っていなくて、かなり驚いた。
 CG65の動画データも同じ所にあって。
それが場所を喰っているのもわかっていて。
ならば、休眠中の外付けHDDに移してしまえと。
クリックアンドドロップしたら、4時間30分。
そう言われてしまったので、仕方ないなと。
納得して、そのまま寝ることにした。
だって、すごく眠たかったんだもん。
大きな片づけは、明日やればよいや。


2011.08/25(木)
 週末は、池袋のビックカメラへ。
ジャンク箱を漁ると、鮎のデジカメが。
SDカード対応、単三対応で、動きそう。
1050円は高いけれど、ついつい購入。
 買ってきたのは、DMC-LC20。
調べると、200万画素のライカレンズ機。
まだ、試行錯誤している時代の代物らしく。
その形は、一眼っぽく、近未来的かくかくっぽく。
 電池を入れると、動いてはくれた。
全体的にもっさりなのは、仕方がないとして。
画面というか、画像が暗いのが気になる。
ホワイトバランスも、なんだか安定しないし。
そういう機種なのかしら、故障なのかしら。
なんにしても、昼間限定機なんだろうけどね。


2011.08/26(金)
 18きっぷを、どう消化するか。
4回分なので、ひとりなら4日分。
相方と使うなら、2日分ということ。
 ただ、遠くに行くのは面倒で。
なにより、行きたい場所が特になく。
どうしようかと、ひとり、悩む。
 ふと、群馬が浮かび上がり。
SLに乗って、水上泊にするかなと。
2食付きの宿で、だらだらとして。
そーゆー、普通のも悪くないなと。
 ところが、当然ながら、SLは満席。
水上も、温泉街の宿に関しては全滅。
それならば、伊香保や四万や草津だと。
ひとまず、宿があることは確認できた。
 ただ、その辺の温泉ってね。
バス代がかかるから、お徳感が薄くて。
どうも、18きっぷ向けではないなと。
 でも、近場でだらける、とゆー。
それをぜひともやってみたくてたくて。
四万温泉の民宿を確保してみた。
たっぷりとだらけられると最高だけど。


2011.08/27(土)
 上野発の快速で、ゆっくり出発。
関東平野の車窓は平坦で、とても退屈。
終点に着いた時の開放感たるや、もう。
 その高崎では、SLの運転準備中。
乗る人と撮る人とで、ごっちゃりしていた。
入線まで時間があるようなので、先に昼食。
 1番線のたかべんで、少し悩んで。
立ち喰いには珍しい、冷やし中華にした。
ちょっと酸味の強い、でも、普通の冷やし。
相方のラーメンも、それはもう、とても普通。
平凡なモノが食べたい時にはありがたい。
 食べ終わる頃に、ホームにSLが来た。
熱さと匂いと音と混雑を堪能し、お見送り。
ついでに、やまどりも見送って、移動再開。
 水上行の普通に乗って、渋川で下車。
すると、先行したはずのSLが停まっている。
快速なのに、普通を待つのが、変な感じ。
再度、お見送りを済ませて、次の電車に乗る。
 次に来るのは、吾妻線。
中之条までは、そんなに遠くもない。
旅行客も多く、それなりの下車があった。
 バスに乗る彼らを見送り、うめまつへ。
焼きそばを喰らい、かき氷で身体を冷やし。
つか、店舗内で食べたの初めてなんだけど。
のんびりしていて、いい雰囲気だった。
 駅に戻ると、四万温泉行のバスがいた。
ものすごく発車直前で、待ってくれたみたい。
自分たちで、ぴったりと席も埋まり、出発。
 軽い山道を40分ほど走ると、四万温泉。
宿の場所がわからず、現地の地図で確認する。
どうやら、手前のバス停の目の前だったらしい。
もっとも、歩いたところで、数分なんだけどね。
 お世話になるのは、民宿やまの旅館。
民宿でもあり、旅館でもあり、写真屋さんでもあり。
ずいぶんと、多角経営しているなぁ、と思った。
 民宿らしく、お母さんが、表の対応。
綺麗な方で、丁寧で、むしろ申し訳なるくらい。
部屋は、川側の6畳で、綺麗で過ごしやすい感じ。
驚いたのが、テレビが、32インチ液晶だったこと。
部屋数が少ないとはいえ、お金はかかるよね。
 荷物を置いて、温泉街の探索へ。
町自体は、以前、来た時と変化は少ないけれど。
中之条ビエンナーレの効果か、人が多い気がした。
これは、空き家などを利用した、町ぐるみの芸術祭。
 嬉しいのは、おそらく、すべて無料な点。
さっくりと入って、げーじゅつだねぇ、と。
そんなことをつぶやいて出て行けるのが気軽でいい。
相方は、古い家を見られるのが楽しいとも言っていた。
 写真だったり、空間だったり、絵だったり。
表現らしきものにさんざんと触れて、宿に戻る。
涼しいとはいえ汗をかき、食事前に流そうかなと。
半地下にある浴室で、四万温泉を堪能してみた。
 男女に分かれているけれど、どちらも狭め。
特に女子は、知らない人とふたりは厳しい大きさ。
男子にしても、3人いたら嫌だなぁ、という規模。
もっとも、部屋数が少ないから、これでいいのかも。
 熱さが特徴のお湯は、当然ながら、かけ流し。
かき回してかき回して、かけ湯してかけ湯して。
それでようやく、どうにか浸かることができた。
浸かってみると、実はそこまで熱くなくて。
それなりに堪能して、汗を洗い流せた。
 夕食は、部屋で1800から。
基本的に山のもので、マグロやイカの刺身はなし。
小鉢がたくさん、という作り方は、けっこう好き。
お約束の鍋は、豚肉のしゃぶしゃぶで、これもよい。
質素だけど、突出はしてないけれど、全体的に美味。
なにより、部屋食というのが贅沢だな、と。
 夜、もう一度、温泉街をぶらりぶらり。
ビエンナーレは、夜型の展示物も少しだけあって。
ただ、ライトアップというには、モノが少ないかも。
 テレビを見つつ、布団にだらけ、適当に寝る。
ほんとうにたまには、こーゆーのもありかなと思う。
移動に次ぐ移動は、なんだかんだと疲れるのよ。


上野*0929
(3923M/アーバン)
高崎 1114
SLレトロ水上3号 1150
リゾート草津 1221
*1225
(735M)
渋川 1248
1315
(535M)
中之条 1340
*1412
(関越交通/\900)
四万温泉 1452


2011.08/28(日)
 だらっと起きて、朝風呂に入って。
朝食は、質素だけど、とても満腹になって。
準備を終えて、宿を出たのが、0945くらい。
 1泊2食で7800円が、高いか安いか。
普段の宿換算だと、2泊から3泊分。
そう考えれば、ずいぶんな贅沢をした。
ただ、それに見合うだけの宿だとは思った。
つか、普通の人って、これでも安いだろうし。
 バスに乗り、中之条駅の手前で降車。
中之条ビエンナーレの中心、つむじに立ち寄る。
こじゃれ風の建物に、カフェからおみやげ屋から。
夜なら綺麗そうな作品もあって、いかにもな感じ。
 ここから駅までの合間にも、作品がいくつか。
面白かったのは、パチンコ屋を使った展示物。
床いっぱいに泥人形を飾っているだけの作品で。
だけど、泥人形を作って、置けるのが面白い。
こういう参加型の作品は、いいなぁ、と思った。
管理人が小学生の男の子だったのも素敵。
 蔵の中の精液と卵子、木材屋の加工品。
暗い倉庫の中に咲く、ぼんやりとした蓮。
歩ける範囲で拾っていくだけでも、満足できた。
車があれば、沢渡や六合にも行っていたかも。
 駅に戻って時間を調べれば、90分待ち。
ちょうどお昼だったので、駅前で食べることに。
相方が選んだのは、とんかつ屋さんの、ほずみ。
見た目と違い、中が狭いことに、まず驚かされて。
意外と品目が多いことに、もう一度、驚かされた。
 注文は、半ソースカツ丼とラーメンのセット。
これがまた、丁寧に作っているのか、実にゆっくり。
ちょうどよい時間つぶしになり助かったけれど。
 食べてみれば、どちらも、とても普通で美味。
相方のミックスフライ定食も、なかなかのもの。
というか、セットで600円は、かなり安いなと。
こういうお店はありがたいな、と思った。
 中之条からは、高崎行の普通電車。
座る場所には困らない程度の混雑率。
常に、それなりの需要がある路線なのね。
 高崎で降りると、浴衣姿が目立つ。
どうやら、花火大会があるらしいみたいなような。
それは観ていきたいけれど、遅くなるのも嫌だし。
というか、今回の移動に反するので諦めておく。
 その代わり、ではないけれど、おやつを購入。
アイスまんじゅうというから、どんなものかと。
皮の中に、アイスでも入っているのかと。
どきどきしながら袋を開けたら、普通の棒アイス。
先っぽがあずきで、それ以外がミルクなもの。
どっちにしても、甘くて十分美味だったけどね。
 この移動の最終電車は、上野行。
往復ともに211だったのは、お尻に優しい。
ただ、景色としては相変わらずで、ちと厳しい。
いつもだと、えちごで抜けちゃう区間だしね。
 1700に到着し、そのまま家におじゃまして。
夕食をごちそうになり、夜寝をして、帰宅。
疲労が残らないはずなのに、普通に疲れた。
思い通りには、なかなかいかないのね。


四万温泉*1020
(関越交通/\900)
資料館入口 1052
中之条 1344
(534M)
高崎 1440
*1458
(936M)
上野 1647


2011.08/29(月)
 職場に洗い物を持ち込んで。
帰り道で、クリーニング屋に出す。
効率が悪いけれど、仕方ないのよね。
 おかげで、ぱんぱんのバッグ。
それをさらに膨らませたのが、文庫本。
ローマ人の物語も、いよいよ最終巻。
生きているうちに終わってくれてよかった。
 このあと、十字軍物語もあるんだけど。
文庫化は当然として、待っているわけで。
それもなんとか、生きているうちに。
いやまぁ、読めなくても悔いはないけど。


2011.08/30(火)
 思い出したように、紙芝居をば。
去年の夏の、ちょうど今頃のやつ。
作ってみて、ああ、いつもの展開だと。
同人の頃から、まったく同じなんだと。
 要するに、手を抜いてしまうのね。
知らない、わからない人に向けて作る。
地味に重要な部分なのに、そこを省く。
それなら、この日記でよいわけで。
理解しているのに、楽な方へ楽な方へ。
もっとも、それ以前の問題なんだけどね。
面白いというか、楽しませないと。
そればっかりはねぇ。


2011.08/31(水)
 作ってみれば、時間がかかるし。
集中力も欠けば、他のことをするし。
なにより、眠たいのはどうしようもなく。
初日分を終わらせることもできず、寝た。
 この流れだと、1日分を作るのに3日間。
7日分、だったはずなので、全部で21日。
半月以上もかかるとは、すごいもんだね。
それで、あの程度なのだから、恐れ入る。
面白く作れる秘訣、みたいのが知りたいわ。
つかまぁ、自分で探せって話だけどさ。





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