日記
2012. 7/ 4




120101(日)
 家にいて、だらだらと過ごす。
正月らしい正月だけど、なんかね。
ちょっともったいないとも思ってみた。


120102(月)
 外出の案は、あれこれあったけど。
結局は、吉祥寺の動物園ということに。
道の混雑を懸念はしてみたけれども。
意外なほどにすいすいで快適だった。
 ただ、街には人がとても多く。
昼食にしようにも、店も混雑気味。
幸いにして、軽食屋が空いていたけど。
さすがに、7人ともなると別れるわな。
 食べてみたのは、チョコバナナワッフル。
この甘さが、これまた、なかなかに凄まじく。
しばらく、甘いものはいらないと思った。
 公園経由で、初めての井の頭動物園。
大きな動物は、象だけという簡素な施設で。
でも、あれこれと努力は感じられた。
期間限定の催し物も、なかなかよかったし。
小さい子供には、ちょうどよかったかも。
 帰宅後、夕食、のち、給油。
R17、R16、新奥多摩街道、立川通り。
ちょっと小腹が空いたので、幸楽苑。
塩らーめんは、想像できる普通の味。
よくも悪くもないのは、ほめ言葉かも。
 日付が変わる前に帰宅し、就寝。
明日が終わると仕事、だなんて。
永遠に休みであってもよいのに。


120103(火)
 今日は、戸田のイオンまで。
昼前に付き、はなまるを食べ、ぶらぶら。
午後には店を出て、買い物のため、指扇へ。
 週末に使う、安い切符を買うため。
降りたこともない駅で、券売機を叩く。
発売が明日までだから、忘れないうちに。
ないと、移動ができなくなっちゃうしね。
 夕方前に帰宅して、昼寝。
なにもしてないのに、眠気はたっぷり。
まったく、どうしてなのか不思議不思議。
 夜、送っていって、そのまま泊まる。
片付けられた部屋の綺麗さに、ちと驚く。
というか、見た目は変わってないけど。
あちこちに感じるすき間が素敵かなと。


120104(水)
 1週間ぶりの仕事。
とはいえ、今日と明日だけ。
気分的には、楽なはずなんだけど。
 見ると、やっぱり嫌だな、と。
本当に気持ち悪くて、しかめっぱなし。
午後、いなくなってくれて幸いだけど。
明日もあると思うと、どんよりするわ。
 帰宅後、IS01の電池問題を考える。
SDを32GBにしてから、消耗が早くて。
検索してみると、似た症状がちらほらと。
 OSの問題かな、と思っていたら。
どうも、SDカードの問題っぽい気が。
そこで、16GBに戻してみることにする。
 北海道にも持っていく予定で。
それだけに、どうにか解決しないと。
ないと、あれこれと不便なのよね。


120105(木)
 腰痛が痛いとの連絡があり。
明日からの移動はキャンセルすると。
そう言われると、困ってしまうなと。
 確保してあるのは、きっぷだけで。
キャンセル等は、難しくないけれど。
1週間の有給をどう使えばいいのかと。
 行程そのままで、ひとりで行くか。
ただ、明らかに自分向けではなくて。
組み立てなおさないとダメかな、と。
 動かないのもつまらないし。
あれこれ考えて、一応、結論。
治るまで待ってみるかな、と。
なんにしても、明日は。


120106(金)
 お見舞いを兼ねて送迎。
一応、動けはするんだけど。
それ以上は、さすがに無理そう。
北海道なんて行ったら、寒さでね。
 帰り間際に、使用済みのを貰い。
行って来い、ということと思い込む。
治るまで待つつもりだったけど、うん。
 夜、慌てて計画を練り直す。
明日、動けたら、という計画があって。
それを下地に、ひとり用に調整していく。
 食べ物中心というよりは、温泉中心で。
観光地も、ほとんど寄らないような感じ。
そして、極力、交通費を削る方向で。
 そんなことをしていたら、2500。
早朝出発なのに、大丈夫なのかしらん。
といっても、出るしかないんだけど。


120107(土)
 0430に起きて、0445には出発。
ヒートテック、ロングTシャツ、外套。
起きたてなので、身体はまだまだ寒いけど。
行程を考えると、こんなものでよいかとも思う。
 駅前のコンビニで、朝食とはがきを購入。
ここで買わないと、暇がないのが、今日の乗継。
 池袋から青森まで、約17時間。
途中、ちょっとは休憩時間があるけれど。
計算上は、昼の仙台までは、ひたすら電車内。
しかも、席取り合戦ばかりなので、ちと緊張。
 宇都宮まで15両、黒磯までが10両。
当然のように座れるけれど、問題は、その先。
 黒磯での乗り換えは、まさかの最後尾。
先頭車両にいる身としては、とてもがっかり。
この乗継が初めてで、情報がないのが辛い。
 もっとも、受けが4両なので、空席あり。
このままずっと、4両だと嬉しいけれど。
次の郡山から福島までは、2両編成。
ずらっと並ぶお仲間に、げんなりとする。
ここでも、どうにかこうにか着席できた。
意外と、どうとでもなるような気もする。
 福島からは、快速らしく4両編成。
それはともかく、車内が暑くてたまらない。
なのに、脱げる状態でもなくて、だらだら。
ひたすら我慢で、昼休みの仙台に到着。
 空腹だし、そばでも食べたいけど。
まずは、みどりの窓口にて、購入と払い戻し。
買ったのは、今夜の宿、はまなすの指定席券。
あてがわれたのは、ドリームカーの窓側。
そんなに混雑していない、ってことかしらん。
 払い戻しは、未使用の北東パス。
210円の手数料も、金額を考えると安いもの。
本当は、相方に使ってもらいたかったけどね。
 そんなことをしていたら、時間切れ。
食事をすることもできず、小牛田行に乗る。
4両なら座れるだろうと想像していたらたら。
意外と混んでいて、先頭車両でかぶりつき。
松島を眺めるころに、ようやくと座って、寝た。
今回は、意外とちょこまかと寝てる気がする。
 小牛田からは、ひたすらの2両攻め。
ただ、人も減ってきたので、席の確保もしやすい。
 代わりに増えたのが、外の雪。
じわじわと高くなり、降る量も増えてきた。
外も暗くなり、いよいよ、退屈な時間の始まり。
 その前の一息で、盛岡で途中下車。
夕食に近い昼食は、じゃじゃ麺がよかったけど。
持ち時間を考えると、駅前の冷麺という結論。
 去年と同じく、盛楼閣にて別辛で。
少ない先客の中に、背広姿の女子がいて。
ひとりで冷麺というのも、勇気があるなと思った。
 お腹も膨れて、ちょっと落ち着く。
盛岡からのIGRは、時間的に混雑気味。
座ることもできず、先頭車両にてかぶりつき。
 好摩あたりで降りるだろうと予想したら。
意外と普通に峠を越えるようで、そこそこ盛況。
いわて宮古内で、ようやくと席を戴くことができた。
 八戸での乗り換えは、大湊行の快速へ。
今日、唯一のクロスシートは、ちょっと快適。
だけど、乗っていられる時間は、15分ちょっと。
 初めて降りた上北町は、静かな駅。
駅前に商店街はあるけれど、さすがに終了。
目的の玉勝温泉までは、だらだら歩いて5分以内。
 意外と大きな平屋で、中身もゆったりめ。
構造としては、ものすごく、とても普通の銭湯で。
両側に並ぶカランは数多く、湯船は浴室のど真ん中。
時間が遅めだからか、先客はそんなに多くなかった。
 薄い黄色に、薄い硫黄臭のするお湯で。
肌が、つるつるきゅっきゅとなる、よいもの。
東北にしては、意外とそこまでは熱くなく。
でも、すぐにぽかぽかしてくるのが、いかにも。
つか、これで210円というお値段は、実にお得かと。
 身体を冷ましながら、てくてく駅へ。
電車で遠くまで行って、地元の温泉に浸かる。
前は、こんなことばかりしていたのかと、ふと。
懐かしいというか、楽しいというか。
 今日、最後の電車は、青い森鉄道。
時間帯からがらがらかと思いきやきや。
大荷物の方たちが、けっこう多くて驚いた。
一本遅い同行者だと、勝手に判断してみたら。
野辺地で降りる人が多くて、検討違いと判明。
八戸で、新幹線から乗り換えた人が多いのね。
 特に大きな遅れもなく、青森に到着。
早朝から乗り続けると、感動もないというか。
でも、まだできるんだと、変な自信はついた。
 夜行列車の発車まで、あと1時間ちょっと。
変な時間の冷麺では、ちょっと物足りなくて。
せっかくの青森だから、青森らーめんでしょ、と。
下調べをしていたお店に行くも、今日はおしまい。
それならばと、もう一軒、行ってみたら本日休業。
 こうなると、どうしたらよいかわからず。
そうこうしているうちに、列車の時間も迫ってきて。
結局は、駅前のコンビニにて、おにぎりをふたつ。
ちょっと物悲しいけれど、こればかりは仕方がない。
 夜行列車のはまなすは、定時の入線。
あてがわれた指定席は、いわゆるドリームカー。
座席がびにょーんと反り返る、要するに、良い座席。
とはいえ、寝やすいかと聞かれると、とても微妙。
なんにしても、横にならないとダメなのよ。
 出発時刻前に、車掌さんが登場。
日本海組が遅れているので、ちょっと待つらしい。
そのついでの検札は、まともに切符を見やしない。
人によっては、行き先だけ確認というのは。
 40分ほど待って、ようやく特急が到着。
乗り込む人が、どれくらいいたのかは不明。
さらに普通列車を待つという話だったけど。
そちらは取り止めて、ようやくと、はまなす発車。
 しばらく進んだ先に、その普通が止まっていた。
見てしまうと、待ってあげれば、とも思うけど。
青函トンネルも、貨物がいっぱいだし。
冬の日本海回りは、とにかく鬼門だね。


池袋 0530
*0539
(503K)
赤羽 0547
0557
(525M)
宇都宮 0729
*0737
(1533M)
黒磯 0828
*0837
(2129M)
郡山 0952
*1009
福島 1055
*1100
(3573M/仙台シティラピット3)
仙台 1216
*1245
(2551M)
小牛田 1330
*1346
(535M)
一ノ関 1432
*1437
(1541M)
盛岡 1614
*1704
(4537M)
八戸 1851
*1906
(3737D/しもきた)
上北町 1930
2040
(585M)
青森 2142


120108(日)
 はまなすは、客車なので、振動が独特。
というか、止まるたびに、がったんばったん。
今夜の運転手さんは、そんなに上手でないかも。
 隣が来ないので、二席、使うけれど。
どうにも、寝たり起きたりの繰り返し。
まどろんだまま、早朝の苫小牧にて下車。
空腹なので、一昨年、覚えたコンビニまで。
 これがまた、起き立てもあって、寒い。
中にフリースを着込んで、ようやくと。
まぁ、北海道に来たのだから当然なんだけど。
 今日の予定は、釧路まで。
普通だけで進むと、ちょこちょこ乗り換え。
まずは、岩見沢行の列車に乗って、追分。
 ここで、20分の接続待ちが、極寒すぎ。
駅前を歩いてみても、とてもとても寒い。
数年前に来た時も、確か、同じ感想だったはず。
息の白さが、とにかく、半端ない。
 しかも、こんな日に限って、遅延。
朝っぱらから、特急が遅れているそうな。
ようやく来た列車には、同行者が3人ほど。
少なくとも、新得まではいっしょのはず。
 新夕張から夕張までは、初めての乗車。
山間のくねくね道を、ゆっくりと進む。
途中で乗ってきた若い子は、スノーボード付。
友達との話によると、スキー場のアルバイトで。
今日は、人が足りないので指導員をするそうな。
 終点の夕張で、彼らと降車。
といっても折り返しなので、荷物はそのまま。
駅の真横に建つのが、ホテルマウントレースイ。
これが、なかなかに大きく立派な建物で。
感覚的には、湯沢なんかにありそうに思える。
ロビーにお邪魔すると、意外と人が多かった。
ガラスの向こうには、たぶん、ゲレンデで。
立地条件的には、悪くなさそうなのに。
これでも、黒字にはならないのかしらん。
 時間がないので、探索、終了。
ほぼ同じ顔ぶれで新夕張に戻り、乗り換え。
ここから新得までは、おなじみの特急列車。
 が、これまた7分遅延とのこと。
しかも、指定席は1両というのが恐ろしい。
もっとも、心配無用で、当たり前に空席があった。
 この特急といえば、前面展望。
でも、今日は封鎖されていて、とても残念。
車窓から、新規開通の道東道を見られて満足。
というか、あまり通ってないように見えたけど。
 山を越えて、新得に到着。
相変わらず、出迎えの賑やかな駅。
ちょっと歩いてみるかと、駅前通りを直進。
食べてみたかったそば屋を抜けて、国道へ。
近いようで遠いというか、荷物が重たい。
にしても、心地いい広さの街な気がする。
 旭川からの快速は、案の定、満席。
運転席かぶりつきも、ワンマンだと邪魔よね。
さりとて、他に空間もないのが辛いところ。
つか、いい加減に大型車にしてほしいわ。
 そんなこんなで、お昼前に帯広着。
当然、ご飯にするわけで、お店まで移動。
青空の下は歩きやすいけど、雪がまぶしい。
普通に、色付きメガネが欲しくなるところ。
 おまけに、今回は手持ちの地図がなくて。
IS01に入れた、大雑把な地図だけでの探索。
碁盤の目な街には、これが意外と不便だった。
 最初に立ち寄ったのは、春香楼。
住宅街の隅っこにある、本格風の中華屋さん。
全体的に、落ち着いたこじゃれ感が強い気が。
もっとも、来るお客さんは、地元の人だけど。
 ここで食べたかったのは、中華ちらし。
これがどーゆーものか、ほとんど知識がなくて。
出てきた料理を見ても、ぴんとはこなかった。
 端的に言ってしまえば、野菜炒め丼。
ただ、野菜は細切りで、味付けも、いかにも中華。
そして、意外と自己主張してくるのが、卵。
それらとご飯をいっしょに食べると、うん、美味。
しかも、丼も大きめで、ご飯の量も多い。
人の麺類が美味しそうに見えたけど、併食は無理。
つか、他の料理も美味しそうに見えた。
 最後にお茶を頂いて、大満足。
ここまで美味しいものだとは思わなんだ。
北海道だと、そこそこあるみたいだけど。
関東だと、食べる機会はまずなさそう。
 食事のあとは、もちろん、温泉。
近くにある、朋の湯、という施設へ行ってみた。
中身は、とてもよくある、温泉銭湯。
窓側の壁にカランが並び、反対側に浴槽。
身体を流そうとお湯を出すと、これがひんやり。
開店直後だからなのか、かぜをひくかと思った。
 お湯は、帯広らしい黒湯で、紅茶色。
つるつる感や匂いはなく、それがちょっと残念。
でも、適温なのは、なによりよいこと。
 身体を温めつくし、脱衣所にて休憩。
なんだかんだと、それはもう、ぽかぽか。
冷ましてからでないと、汗が引かないのよ。
 そろそろ時間と、朋の湯を出て。
最後に、どうしても見たかったモノを探す。
一応、帰り道だし、すぐに見つかるよね、と。
楽観視していたら、そんなことはなくて。
これがもう、なかなかどうして見つからない。
 半分、あきらめかけた頃に、ようやく発見。
オプティマ、というラブホテルがそれで。
青い印象だったのに、実際には、白と黒。
他のホテルと比べると、ずいぶんと静か。
いやつか、ここって、お風呂が温泉だそうで。
機会があれば、と思っていたんだけどね。
今回の行程は、その機会ではなかったわ。
 帯広観光の次は、池田観光。
30分ほどだから、帯広の生活圏内。
短区間の列車にも、そこそこ人が乗っていた。
 池田といえば、ワイン城。
駅からも、観覧車と城が見えるほど。
でも、歩いてみると、これが意外と遠い。
 長万部のような、さびさびの歩道橋を渡り。
山の斜面を登っていくと、まずは、DCT美術館。
いったいなんなのか、まったくわからなくて。
窓から中を覗いて、なるほどなぁ、と納得。
ドリームスカムトゥルー、の略だったのね。
その衣装なんかが飾られているっぽいみたい。
興味がなかったので、さらに山を登って登って。
 ようやくと正面に現れたのが、ワイン城。
その中を見学できるというので、矢印に従う。
大きさからすると、見られるのは、ほんの一部。
寝かせたワインとか、貯蔵につかう樽とか。
そうしたものを眺めつつ歩いても、5分程度。
すぐに、物販に着いてしまうのが悲しいところ。
つか、実際に、中って使っているのかしらん。
 駐車場を渡った先には、ワイン工場。
これまた見学自由だけど、歩けば1分程度。
しかも、稼動していないから、なんか寂しい。
やっぱり、おみやげ屋さんが中心なのかしらん。
 池田の街を眺めつつ、次の目的地へ。
地図だと、北へ北へと歩いていくだけで。
距離にして、1.5kmはないはずだったんだけど。
公園内のこの道が、なかなかに遠くて。
荷物がぶら下がっているにしても、足が重たい。
つか、地図上の計算よりも、絶対に遠かった。
 それでも、どうにか池田清見温泉に到着。
ちょっと古くなりかけている、公共系の施設で。
温泉の質が、途中で変化したのがウリ、らしい。
噴火とか地震とかなくても、そうなるのね。
 そこそこに広い浴室で、内湯のみが残念。
笹色、塩味、温度は高めで、嫌でもぽかぽか。
これが、一時、モール泉だったというのが面白い。
できれば、どちらも入れればよかったけど。
こればっかりは、仕方がない。
 帰り道は、表の舗装道。
坂を下って、駅への道をだらだら進み。
ふと見ると、大きめの神社が山側にあって。
そういえば、初詣もしていないなと。
ちょっと寄り道をして、ご挨拶をしておく。
とにかく、無事に帰れますように、と。
 駅に戻って、池田、最後の観光。
銘菓、バナナ饅頭とやらを食べてみたく。
よねくらという、洋食屋さんに寄ってみた。
 確認すると、最低単位が6個から。
さすがにそんなに食べたくはないな、と。
あっさりとあきらめて、池田観光が終わった。
 今日、最後の列車は、釧路行。
1700にもなれば、外はもう、真っ暗さん。
2時間を耐えられるのか、自信はなくて。
ちょっとどきどきしながら、ただただ乗る。
 途中、先行の特急が、鹿をひいたとの連絡が。
しかも2回もやらかしたらしく、遅延気味らしい。
しばらくすると、こちらの列車も、汽笛連発。
どうやら、鹿の群れの中に突っ込んだみたい。
たぶん、この辺りでひいたっぽい。
 それ以外には何事もなく、釧路に到着。
逆浦島にもならず、さくさく進んだ気がする。
今夜の宿は、駅から5分程度にある、スーパーホテル。
までの道が、中途半端に凍っていて、歩くのが恐ろしい。
以前に来た時と、それは、まったく同じ印象だった。
 黄色い看板を発見し、チェックインも完了。
広くも狭くもない部屋に荷物を置いて、身軽に変身。
夕食の確保も兼ねて、さっそく、町歩きをしてみた。
 なにを食べるかは、一応、決めていて。
最近、急に出てきた、釧路らーめんにしようと。
歓楽街に行ってみたらたら、なんと、定休日。
別の店も閉まっていて、青森の二の舞すぎ。
 考えつつ、釧路の町をぶらぶらと歩き。
橋を渡って、国道ロータリーを見て引き返す。
つか、これって、旭川だけじゃあなかったのね。
 繁華街に戻ってうろつくと、鳥善を発見。
釧路といえばザンギだそうで、ここは有名店。
ただ、飲酒できない身としては、敷居が高すぎる。
いかにも、お酒前提な店構えだけに躊躇してしまう。
 とはいえ、食事が決まらないのも困るので。
持ち帰りの可不可だけでもと、どきどき暖簾をくぐった。
カウンターが数席と、お座敷がひとつの小さい店で。
店主らしいおっちゃんは、やっぱり、居酒屋な風体。
先客は男女のみで、テレビの音が大きく感じた。
 持ち帰りを聞いてみると、大丈夫、とのこと。
そこで、骨付きザンギとから揚げを頼んでみた。
10分ぐらいの調理ののち、熱々の揚げ物を入手。
1200円が高いか安いかは、ホテルに戻ってから。
 セーブオンで、おにぎりなどなどを買い。
宿に戻れば、ようやくと、今日の夕食の時間。
包みを開ければ、四角い揚げ物と、小さい揚げ物が。
これって、どっちがから揚げで、どっちがザンギ?
相方がいれば、瞬時に判断してくれるけど。
こういう時に、ひとりって弱いなぁ、と思った。
 小さい方は、なんとなく、から揚げ。
四角い方は、まるで、ケンタッキーのような感じ。
ただ、味としては、こちらの方が、はるかに美味。
ほくほくで、柔らかくて、塩握りによく合う。
 付録のソースは、市販のソースを薄めた感じ。
これがまた、薄く甘くて、揚げ物にちょうどいい。
店舗で食べなくても、これならば、十分。
 唯一、残念だったのは、量が多いこと。
ザンギかから揚げか、どちらかで満足だった。
こればかりは、食べてみないとわからないからね。
 荷物を片付け、これにて就寝。
明日はゆっくりめなので、たっぷり眠れるかしらん。


青森*2242
(201/はまなす)
苫小牧 0501
*0612
(1463D)
追分 0648
*0708
(2623D)
夕張 0816
*0830
(2626D)
新夕張 0852
0858
(31D/SPとかち1)
新得 1005
1048
(725D/狩勝)
帯広 1128
*1357
(2549D)
池田 1426
1659
(2529D)
釧路 1916


120109(月)
 ゆっくり眠るつもりが、普通に起床。
疲れているのに眠れないって、とても悲しい。
もっとも、予定はあるので、問題はないけれど。
 まずは、身だしなみのため、朝風呂。
スーパーホテルといえば、温泉浴室。
それも、だいたいが、外からの搬入で。
ここのも、茅沼温泉という、別の地域の湯。
 相変わらず狭い浴室で、カランは3つ。
浴槽にしても、4人以上は勘弁な広さ。
無色無臭は、循環なので仕方がないけど。
意外にも、塩味なのには驚いた。
ひとつでも特徴があると嬉しいもの。
誰もいない朝風呂なのも、よかった。
 身軽なまま、朝の釧路を歩き出す。
快晴とはいえ、外は寒いし、氷はすべるし。
それでも、朝食のために、2kmほどを歩く。
 途中、ヤムヤムという弁当屋を発見。
というか、看板を見ると、ピザ屋っぽい。
ここのザンギ弁当が、美味しいらしいけど。
やってなければ、買うこともできないし。
 微妙に道に迷いつつ、港湾地区に入り。
その一角にある、駐車場の広い、鮭番屋へ。
店舗としては、魚などを売っている建物と。
仮設っぽい、それを焼ける食堂のふたつ。
 まずは、売店の方で魚などを買う。
んだけど、安くないし、焼きたくないし。
なので、鮭の親子丼だけを注文してみた。
 渡された食券を持って、今度は食堂へ。
それだけを提示すると、おばちゃん、不機嫌。
しばらくして出てきたのは、いくらと鮭の刺身丼。
そんなに量が多くもないし、味はとても普通だし。
1000円を考えると、なんというか、がっかり。
評判のお店なんだけど、たぶん、焼いてなんぼ。
ひとりでぶらりと来る店ではないかな、と思った。
 ぐだぐだと宿に戻って、チェックアウト。
列車の時間まで余裕があるので、和尚市場に寄る。
函館朝市みたいな、観光市場と想像していたら。
意外と、地元の人も使っているような雰囲気だった。
これなら、たぶん、相方も好きだろうなと思った。
 有名な勝手丼を食べている人も、ちらほら。
勝手できる余裕があるのが、なんとも羨ましい。
もっとも、興味としては、甘味の方が魅力的。
買って食べようかと、なんども負けそうになった。
別に、負けてもいいんだけど、なんだかね。
 駅に戻って、今日の予定を再確認。
これから厚岸に行き、お土産を済ませてしまう。
その後、釧路、網走経由で北見まで進むつもり。
 そんなわけで、花咲線に乗り込む。
札幌からの特急から、乗り換える人も多い。
末端のローカル線とはいえ、意外と需要がある。
 厚岸までは、40分ほどの移動。
自然ばかりの山間を、くねくねと進んでいく。
当然、あちらこちらで、鹿がご挨拶に来るわけで。
そのたびに、ファンファンファンファン、急停止。
3回くらい、車窓からも鹿を見ることができた。
 厚岸は、小さくはない駅で。
そこそこに降りる人に混じって下車。
快晴、かつ、路面は絶妙な転びやすさ。
こっちの方は、どこに行ってもこんな感じ。
 そしてなにより、太陽が眩しくて仕方ない。
港に出てみても、照り付けが厳しく、辛い。
色付メガネでも買わないとダメかもしれない。
 そんなこんなで到着したのが、厚岸漁協直売所。
漁協の直売所にしては、意外と立派な建物で。
中も、綺麗というか清潔で、雰囲気はよかった。
 厚岸とえいば、夏でも生食可で有名な、かき。
これをお土産にと考えていたので、ここまで来て。
ただ、実際に買うとなると、これがまた、難しい。
 店員さんは、たぶん、漁師の奥さん連中で。
相談にのってくれる、という雰囲気でもなく。
さりとて、聞かないとわからないことだらけで。
ちょっと、やり取りが、楽しくはなかった。
なので、相方のお土産だけにして、実家は別で。
 せっかくなので、生かきを食べてみようと。
一番大きな、3Lのかきをふたつ、買ってみた。
もちろん、皮を被ったままなので、要むきむき。
 これがまた、なんというか、スパルタで。
直売所の端っこに、ナイフ等が用意されていて。
それ以外、特に説明もないというのが素晴らしい。
 こりゃ、どーするかなぁ、と思っていたら。
隣の若夫婦が、他の人に聞いていたのを盗み聞き。
要は、ナイフをぶち込んで、貝柱を剥離しろ、と。
 なるほどなと、なんとなくわかったぞ、と。
やってはみるけれど、これがまた、とても難しい。
そして、できた時には、貝がずいぶんぼろぼろに。
 大きな身を食べてみると、貝の破片がじゃりじゃり。
しかも、なんだかとても、生臭く感じてしまう。
そういえば、そんなに、かきって好きじゃない。
食べながら、ふと、思い出してみた。
 もしかしたら、割り方が悪いからかも。
そう思い、2個目は少し丁寧にがんばってみた。
ら、意外とさっくりできて、コツがわかった気が。
ただ、味はやっぱり、海のミルクではなかった。
こういうモノなのか、食べ方の問題なのか。
 直売所での作業は終わり、次は、道の駅へ。
位置的には、鉄道の駅の、ちょうど裏側の山の中。
重たい荷物を担ぎながらでは、なかなかに面倒。
 道の駅としては、駐車場が少し狭いかも。
夏場でも、これで足りるのかもしれないけれど。
建物としては、なんというか、とても、道の駅。
 鮭番屋のように、自分で焼ける食堂があって。
その食材を見ていたら、お土産にもできるみたい。
店員さんも、なんだか、とてもとても親切で。
実家へのお土産は、ここで買うことにした。
というか、ホタテもあったので、それが決め手。
 しばらく休憩しながら、ちと悩む。
今日、網走に抜けるより、根室に行かね、と。
釧網本線も、夜よりは昼の方がよかろう、と。
 時刻表を確認すると、問題はなさそう。
あるとしたら、今夜もまた、釧路泊な点。
だったら、荷物、置いてくればよかったのに。
 道の駅から鉄道の駅までは、3分程度。
歩道橋が完備されていて、すごく助かった。
遠回りなら、10分以上はかかるわけだし。
 そんなわけで、乗り込むのは、根室行。
相変わらずの混雑も、ロングシートに空席あり。
根室に近づくに連れて、ボックスも空いてきて。
海を眺めつつ、暗くなりつつ、根室に到着。
 来たはいいけど、持ち時間は、3時間近く。
特に調べてもいない町には、ちょっと多すぎる。
納沙布岬にでも行けば別だろうけど、外は夕暮れ。
今から行っても、寒くて暗くてダメだろうしね。
 そんなわけで、いつものように、町をぶらぶら。
歩いてみると、意外と坂が多いと気がついた。
釧路、厚岸と同じように、路面は凍結気味で。
そういう意味だと、車にも人にも優しくないなと。
 ひとまず出てみた港で、夕暮れを確認。
寒さと、冷たい海と、ぼんやりした橙色と。
なんとも言えない物悲しさが、とてもいい気分。
 つか、港の東側に、小さい半島があって。
そこに、ぽつんと立っている祠がすごく気になる。
行ってみたいと調べたら、弁天島という島で。
泳いでいくしかないらしいので、すんなりと諦めた。
 お腹も空いてきたので、ここは、名物を。
なのに、ニューモンブランも貴族もお休みで。
どりあんが開いていなかったらどうしようと。
不安満々で行ってみたら、無事、開店していた。
 中は、現役の暖炉付の、こじゃれ喫茶店で。
ここで食べられるのは、根室名物、エスカロップ。
中華ちらし同様、その正体をきちんと知らなくて。
お品書きを見て、これならば、と思った次第。
 厨房は、なにやら出前品で忙しそうで。
これならば、時間がつぶせそうだと、にやり。
なのに、意外とさっくり出てきて、がっかり。
 デミグラスソース味のカツ丼、かな。
ただ、サラダを含めて、いわゆるワンプレート。
類別としては、洋食になるんだと思う。
 秘伝のデミグラスソースは、ちと薄味。
というか、全体的に自己主張が薄い気がする。
カツな時点で、たいがい、間違いはなくて。
量も意外と多めで、十分に満足できる内容だった。
 食後にだらだら、というのができなくて。
皿も下げられてしまったので、抵抗もせず、退出。
もちろん、時間は余っているので、向かいのイオンへ。
 全国チェーンとはいえ、地の物はあって。
オランダせんべいなんかが、特価で売っていた。
2階に上がれば、時計とメガネのお店があって。
安くはなかったけれど、サングラスを買ってみた。
これで、快晴の雪道も快適に歩けるはず。
 ぶらぶら歩けば、疲労もするわけで。
1時間を残して、根室の町歩きは終了。
駅の待合室には、同行者が、やはり時間つぶし中。
やっぱり、3時間というのは、なかなかに厳しい。
温泉でもあれば、また、別なんだけどもね。
 ふと思い出して、荷物を放置して、駅前へ。
すぐ近くの、一炉庵というお菓子屋さんに行く。
調べた時に、ここのココチーズが美味しい、と。
そんな話があったので、それをひとつ、購入。
それと、同じ棚にあった、風和里も買ってみた。
帰り道にしたって、2時間40分ほどの、暗闇移動。
これくらいのおやつがないと、間が持たない。
 ついでに、近くのスーパー、クリエへ。
夜食のヨーグルトやら、お供の牛乳やらを買う。
地元で作られた和菓子にも興味が沸くけれども。
お菓子は買ってしまったので、ここは我慢。
 夜間帯は無人駅。
でも、列車が入ってくる頃に、係員が来て。
改札の扉を開けて、しっかり対応をしていた。
 そこで、急に、タイエーの事を思い出す。
そこの焼き鳥弁当を、明日の朝食にするつもりで。
そのことを、すっかりと忘れていて、絶望。
つか、けっこう近くまで行ったのに。
踏み切りの手前で引き返したのは大失敗。
時間に余裕があったのに、なんてこったい。
 がっかりしながら、釧路行に乗車。
車窓は黒く、民家の明かりもほぼ、なし。
寝たり起きたり、今夜の宿の予約をしたり。
そんなことをしながら、だらだら過ごす。
 夜の厚岸を過ぎてから、おやつ、投入。
まずは、千歳でも売られているらしい、ココチーズ。
タルトの中に、冷たいチーズケーキという一品。
溶けるまで待ってね、というのが面白い。
味としては、冷たいチーズケーキに外れなし。
 もうひとつは、風和里。
ふわふわスポンジの中身は、冷たいカスタード。
牛乳とよく合って、これまた美味しかった。
というか、甘いものって、いつでも美味しい。
 そうこうしているうちに、釧路着。
根室から乗ってきたお姉ちゃんは、とても熟睡。
清掃のおじさんに起こされて、恥ずかしそう。
いやでも、それくらいぐっすりできるよね。
 今夜の宿は、またもやスーパーホテル。
ただ、駅横なので、昨日よりははるかに近い。
明日は始発なので、駅に近い方がありがたいし。
 チェックインを済ませ、荷物を放置し。
今日もまた、夕食のために、歓楽街に繰り出す。
食べたかったらーめん屋さんは休みだけど。
ちらっと調べたら、他もそんなに悪くはなくて。
なので、釧路港町ラーメン、を選んでみた。
 入口の派手な看板が、ちと難しいけど。
中は、ちょっと狭い、昔の中華料理屋さん風。
おっちゃんひとりで切り盛りしているようで。
先客がいなかったからか、新聞を読んでいた。
 鹿肉らーめんや、辛いらーめんもあるけれど。
ここは、無難に、釧路らしく、醤油を選択。
出てきたのは、あっさりと甘い醤油らーめん。
麺は、細いのが釧路だそうで、ここも細め。
コシもあって、これが意外と美味しかった。
というか、釧路らーめんもありかと思った。
 最後は、ローソンにて朝食を購入。
根室で弁当を買っておけば、と、また後悔。
メモを見直さなかったばっかりに。
まったくもって、残念無念。


釧路*1101
(3631D/ノサップ)
厚岸 1147
1400
(5635D)
根室 1528
*1900
(5640D)
釧路 2138


120110(火)
 始発前に、朝風呂。
すべて、昨日のスーパーホテルと同じ。
そりゃ、系列店だし、同じ温泉だし。
誰もいないのも同じで、それがよかった。
 網走行の始発列車は、0606発。
釧路湿原を考えれば、左側の座席で。
オホーツク海を考えると、右側の座席。
がらがらなので、最初は左側を確保する。
 といっても、外はもちろん、真っ暗。
視界が確保できる状態になると、湿原終了。
というか、どこが湿原か、よくわからんし。
 標茶に着く頃には、外も明るめ。
対向の釧路行を待つ人が、とても多い。
通勤というか、通学客がほとんどだけど。
 この辺りから、雪が降り始め。
川湯温泉の峠を越える頃には、本降り。
この後、1.7kmの徒歩移動があるのに、と。
不安になりつつも、知床斜里に到着。
 ここから、人がわんさかと乗車。
地元の人が大半で、立ち人が出るほど。
ここからは、オホーツク海と併走だけど。
なんというか、気になるのは、雪。
 網走で降りると、外はまぁ、雪。
歩いたことがないので、ひとまず駅舎を出て。
ぶらりと10分ほど歩いてみたけれどれど。
とにかく雪雪雪で、なにも遊べなかった。
というか、おみやげ屋さんもなかった。
町の中心が隣の駅だから、仕方ないのかも。
 それでも、1時間はあっという間。
次の列車は遠軽行で、贅沢にも2両編成。
10人くらいが乗って、内、6人が同行者。
乗り継ぎも、たぶん、同じなんだと思う。
 車窓から、網走湖のわかさぎテントを見。
今日の天候じゃあ、寒いだろうなぁ、と。
美幌から、わいのわいのと大量乗車で。
天気もまた、大雪がうその様な快晴っぷり。
 乗ってきた大半は、北見にて降りていく。
つか、北見もすごく気になる町で。
歩いてみたかったけれど、縁がなし。
焼肉の町らしいので、次があれば。
 峠越えの手前、留辺蕊にて途中下車。
これで、るべしべ、と読むのがわからない。
根本的に、蕊という漢字を知らないし。
 ホームは広いけど、駅はちんまり。
駅前も、駅舎と同じように、こじんまり。
ここから、目指すポンユまでは、1km。
と、駅の看板には書いてあるんだけど。
地図で測ってみたら、1.7kmほどもある。
これを往復するのが、今日、一番の仕事。
 迷うような道ではないのが救いで。
ただ、国道を歩くのが、ちょっと恐怖。
昨日、買ったばかりの色付眼鏡を装着し。
重たい荷物を抱えながら、雪道の1.7km。
 道は、圧雪状態なので、酷くはない。
時々、ぐしゃぐしゃなのが、辛いだけ。
緩い曲線と橋とラブホテルと、オーバーパス。
その手前にある、大きな看板が、ポンユ。
駅からここまで、どうやら30分はかかった。
 ホテルというか、旅館みたいで。
玄関で靴を脱ごうとすると、そのままで、と。
少しでも脱げる時間がある方が嬉しいんだけど。
 温泉旅館というには、大きな浴室で。
スーパーホテルもこれくらいにしろと言いたい。
ここでも先客はおらず、独占できるのが嬉しい。
 特に、お湯の下調べはしていなくて。
源泉が2つ、というのは、ここで初めて知った。
ひとつは、38度という、この地では寒そうな湯。
徒歩移動で、身体の中心部は暑いくらいだけど。
冷え冷えしている末端には、やはり、寒い。
 けど、入っていれば、だんだんと、ほんわか。
よく見れば、身体に小さい泡泡がついてくる。
今もよいけど、夏場だと最高の湯じゃないかしら。
 もうひとつは、42度の湯。
でも、42度というには、ちょっとぬるい。
熱いよりは、入りやすいので文句はない。
こちらは、硫黄臭のする、つるつるの湯。
38度といい、42度といい、どちらもよい感じ。
これを交互に浸かるのが、とてもとても幸せ。
 なのに、楽しんでいる時間は短め。
留辺蕊では、もうひとつ、やることがあって。
そこから計算すると、20分しかいられない。
よい湯に限って、こうなんだから、まったく。
 着替えていると、じいちゃん、登場。
そして、若いモンは、パッチをはかんのかの、と。
こちらの服装を見ながら、つぶやいた。
 これ、裏が暖かい素材なんですよ、と。
そう返事をしたけど、信じられない、という顔。
いやまぁ、実際のところ、冷えるんだけどね。
 駅までの帰り道は、とにかくがんばって。
どういうわけか、20分で着くことができた。
この10分差は、いったいなんだったんだろ。
 留辺蕊の名物かどうかはわからないけど。
駅前通りにあるのが、加根志め、というそば屋。
開放的なカウンターと、お座敷席のある店で。
天丼がすさまじい、という評判を聞いていた。
誰かが頼んでいれば、ぜひ見たかったけど。
残念ながら、先客は、ただのカツ丼だった。
 自分で頼む気はなくて、とりあえず、天ざる。
列車まで20分あるので、たぶん、大丈夫なはず。
だったんだけど、どうも、なにか、もたもた。
乗り遅れると、特急を使うハメになるわけで。
 10分ほどで、天ざる登場。
確かに、天ぷらは普通に比べると多め。
だけど、揚げ置きなので、ほぼ、常温。
そばもゆるゆるで、あまり好きでない状態。
これで1300円は、いくらなんでもありえない。
量はあるので、お腹は満たされたけどね。
 大急ぎで駅に戻ると、ちょうど、入線。
ただ、特急との交換で、すぐには発車せず。
なんだか無駄に急いでしまった気がする。
 ここから遠軽までは、列車がゆっくり。
勾配が厳しいのか、うなっているけど進まない。
快速だと、すんすんと進んでいくのかしらん。
 遠軽到着は、おやつ前。
ここで、約1時間ほど、列車待ち。
網走で見た顔もいて、やっぱりな、と。
 せっかくなので、町をぶらぶら。
駅のすぐそばを国道が走っていて。
そのおかげなのか、意外と大きな町。
前回、手袋を買った生協も健在だった。
 ここの名物は、駅そば。
鴨そばが、実は有名だそうで。
食べてみたかったけれど、お腹が。
知っていれば、こっちを選んだのに。
 今日の最終列車は、旭川行。
遠軽から上川までは、本数が少なくて。
手持ちの切符で乗れるのは、たったの2本。
なので、そういう切符の人ばかりになると。
 前回は、白滝から先は、ひとりぼっち。
今回は、5人ほどいるので、ちょっとなんだか。
外もだんだんと暗くなり、車窓もなくなり。
信号所での長時間停車も、まったく退屈。
 なんだけど、一度、経験しているからか。
池田から釧路と同じく、意外とさくさく。
あっという間でないけれど、上川に着いた。
 駅舎がずいぶんと綺麗になっていて。
時間もあるので、町をちょっとだけ歩く。
同行者が飛び込んだのは、名物のらーめん屋。
理由はわからないけど、らーめん日本一の町で。
実際、食べてみたかったけれど40分は短すぎる。
 列車に戻って、発車を待っていると。
飛び込んだ同行者も、発車3分前には戻ってきた。
よくまぁ、食べきったものだと、ひとり、関心。
 ここからは、多少は外灯も増えてきて。
ちょっぴり、景色も見られなくもなくて。
乗客も増えて賑やかで、街を感じてしまう。
 終点の旭川は、とても立派な高架駅。
1年、来なかっただけなのに、ずいぶんとまぁ。
なんだけど、帯広と同じで、ちょっと不似合い。
大きさに対しての、列車の短さが、なんかね。
 エスカレータへの扉を開けると、木の香り。
この駅舎、木が前面に押し出されているのね。
だから、なんとなく明るくて、優しく見える。
でも、ちょっと改札までが遠い気がする。
 今夜の宿は、まさに駅前の、藤田ワシントン。
こんな時間でも、チェックインする人が多くて。
待たされたのは、なんとも意外な気がする。
あてがわれた部屋は、やっぱり普通のビジネス。
 荷物を片付けて、夕食と買い出しと。
旭川も、意外と名物が多い土地なのでので。
少し悩みもしたけれど、普通に、旭川らーめん。
時間的に、有名どころが選べないので、歓楽街へ。
 雑居ビルの1階にあるのが、味特。
改装でもしたのか、壁が白くて明るい。
でも、雰囲気は、飲み屋街のらーめん屋。
 旭川らーめんは、醤油が基本だそうで。
ここも無難に、醤油らーめんを選択してみた。
スープの色は濃い目で、味はそこまで濃くなく。
にんにくの味が、少し前にあるような気がした。
麺は、あまり好きでない、ぼそぼそ風。
というか、山頭火も同じなので、そういうものかも。
全体的には、よくまとまっているなと思った。
 夕食を終えて、ちょっとぶらぶら。
そこそこ降る雪の中、身軽に歩くのは楽しい。
国道に沿って歩けば、おなじみのコープ発見。
コンビニで買うよりは安いだけにありがたい。
 見慣れぬヨーグルトと、半額パインを買い。
道の駅まで行ってみようと、橋を渡ってみる。
旭川駅の裏側、反対側は、歩くのは初めてで。
表通りには、チェーン店が多いのが驚きだった。
 つか、道の駅が意外と遠くて。
さほど大きくないことに、なによりびっくり。
夏場なんかは、これじゃあ、混雑しそうだわ。
 そこからホテルまでの道が、遠い。
地図で見ると、橋があるはずなのに。
絶賛工事中なのが、まったくもって酷い。
結局、遠回りをして、どうにかこうにか。
すぐに風呂に湯を張り、身体を温めることに。
なんだかんだと、旭川って寒い街だわ。
 さっき、コープで買ってきたヨーグルト。
おこっぺヨーグルト、なんだけどけど。
容器が、液洗剤の詰め替え用みたいなモノ。
切り口から、ちゅうちゅうと飲むのが面白い。
まぁ、普通はお皿に移すんだろうけどね。
これが、意外と甘くて美味しかった。
あのコープでも、最後のひとつだっし。
人気商品だったんだろうね。


釧路*0606
(4726D)
網走 0918
*1019
(4658D)
留辺蕊 1208
1359
(4662D)
遠軽 1453
*1612
(4626D)
旭川 2005


120111(水)
 北東パスも、昨日で終了。
今日からは、お得きっぷのない身。
縛りがなくなるようで、非常に厄介で。
練ってきた計画も、ここからは、とても適当。
 もうひとつ、やっかいなのが、天候。
なんでも今日から大寒波だとかなんとか。
寒いのはよいとして、交通障害はやめて。
北海道の鉄道の強さは、一応、信じているけど。
 駅前、ということで、朝食は、旭川駅へ。
キオスクへ行き、名物のジュンドッグを買う。
お支払いの際、温めますか、がありがたい。
というか、たぶん、冷たいと食べられないし。
 水戸納豆のような形をしていて。
中身は、具をご飯で巻いた、変形おにぎり。
今回、買ってみたのは、エビとソーセージ。
 まず、エビに関しては、エビフライ。
熱々のご飯に、薄く乗ってくる、ソース味。
エビはぷりぷりで、これはとても美味い。
ここまでだとは思わず、地味に感動する。
そして、なかなかの量で、エビだけで9分目。
 もう一本のソーセージも、実は揚げ物。
ただ、エビほどにソーセージの補助もなく。
この2本でいえば、完全に、エビの方が好き。
普段なら、絶対にソーセージなんだけど。
 キオスクには、チキンも売っていて。
けど、1回で3本を食べる余裕は、ちとないわ。
工場にいけば、他にもあるみたいだけどね。
 宿に戻って、少し休んで。
チェックインを済ませて、移動、開始。
普通に券売機で切符を買うのが、馴染めない。
 今日の予定は、寄り道しつつ、札幌。
こういう日こそ、乗り降り自由な切符なのに。
昔みたいに、1/20まで使えると嬉しいのにね。
 真新しいホームにて、列車を待つ。
けれども、待てど暮らせど、入線しない。
しばらくして、思い出したように、放送が。
どうやら、車輪が凍って動けなかったらしい。
確かに、今日は寒いけど、凍るってなによ。
 幸い、動けるようになったそうで、来た。
電車かと思ったら、昨日からお馴染みの気動車。
そこそこの乗客と共に、遅延して出発。
 車窓は、常に、吹雪のような雪雪雪。
雪好きだけど、これはちょっと激しすぎる。
滝川手前の江部乙で、特急を2本、やり過ごす。
これが、予定通りかどうかも、よくわからない。
 退避が終わって、エンジンがうなりだす。
のに、列車はまったくもって、進まない。
もしかして、停まっている間に雪が積もったの?
 どうするのかと思ったら、いったん、後退。
そして、勢いをつけたら、どうやら進みだした。
今日という日は、とてもすごい日なのかも。
 一駅隣、滝川にて乗り換え、なんだけど。
遅れたために、15分の待ち時間はまったくなし。
で、接続の岩見沢行に乗ろうとして、とても迷う。
赤い電車が停まっているけど、滝川行の方向幕。
奥に停まっているのは、旭川行って書いてあるし。
 車掌さんに確認すると、滝川行が乗るべき電車。
どうも、方向幕が凍って動かないという話。
そんな所が凍り付くって、どーゆーことよ。
 3両編成の電車で、美唄までは、すぐ。
厚岸、北見と同じで、この町も来てみたかった。
改札はこじんまりなのに、橋上駅舎はかなり大きめ。
この均衡感の悪さって、いったいなんなのよ。
 外に出れば、それはもう、大雪。
目の前を走るR12の歩道と車道の間には、高い壁。
この地域って、実はなにげに、豪雪地帯なのかね。
 最初の目的地は、国道沿いにある、エーコープ。
よくあるただのスーパーだけど、美唄名物を販売中。
中村のとりめし、という、炊き込みご飯のお弁当で。
なにが中村なのかはわからないけど、かごへ落とす。
 もうひとつ、焼き鳥が名物だということで。
お惣菜コーナーに、普通にその焼き鳥が売っていた。
ただ、これが、焼いてあるのかどうかがわからず。
でも、見た目は焼いてあるっぽいので、これも。
 最後に、ようかんパン、という菓子パン。
これはたぶん、札幌なんかだと普通、なのかな?
ひとまず、見たことがなかったので買ってみた。
 買い物を終えて、これ以降を考える。
予定としては、バスに乗って、美術館、だけど。
屋外型だそうなので、この雪では、どうかな、と。
 なので、札幌近くの温泉にしようと思った。
が、地図がないのと、歩くのが面倒なので、中止。
他になにかときょろきょろすると、ゆーりん館。
 美術館の手前にある、たぶん、市営の温泉で。
バスで乗り付けられるのが、とても楽でありがたい。
そのバスにしても、200円均一なので優しいし。
問題があるとすれば、ゆーりん館のお湯、くらい。
それは期待しないことにして、時間を調べた。
 少し町をぶらぶらしてから、バスに乗る。
市民バス、という名前が、ちょっとかわいい。
町中をぐるぐると回りながら、温泉に進むけど。
壁のできた道は狭いし、大雪だから視界もないし。
しかも、大型バスなのだから、運転も大変そう。
というほど、大変ではなさそうだったけど。
 山をちょっと登った先で、ゆーりん館、登場。
これがまた立派な施設で、どうも宿があるみたい。
中身も、ずいぶんとお金のかかった雰囲気だった。
入浴料は600円で、施設からすると、妥当かな。
 嬉しかったのは、脱衣所のロッカーの大きさ。
生活道具を抱えている身としては、とてもありがたい。
お客さんの大半は、どうにも、地元の人っぽいけど。
 狭くも広くもない浴室に、温度差のある内湯。
これが、40度と43度という設定なのも、よい感じ。
そして、冬季閉鎖をしていない、洞窟風呂と露天風呂。
今回、露天風呂は初めてなので、何気に嬉しい。
さすがに、豪雪中に入っているのは自分だけだけど。
 洞窟風呂は、かまくら風の岩の中に浴槽があって。
露天風呂の隣にあって、そこまで洞窟感はない。
どうも、これが、この施設の売りっぽいけどね。
 お湯は、たぶん、微かに黄色っぽくて。
つるつるだったのが、意外というか、読み間違い。
もちろん、循環塩素でも、特徴が出ていれば。
 褒めてばかりの、ゆーりん館。
でも、休憩室が持ち込み禁止なのはがっかり。
いやまぁ、とても普通の設定なんだけどもさ。
おかげで、いまだに、とりめしにありつけず。
 帰りもバスでも、天候は変わらず。
駅舎に入ってしまえば、それも問題なし。
ただ、狭い待合室には、人がぎゅうぎゅう。
どうも、旭川行の普通が遅延しているみたい。
なので、連絡通路のベンチにて、遅い昼食。
というか、とてもとても寒かったんだけど。
 まずは、中村のとりめしから。
これはもう、とても普通の炊き込みごはん。
冷えても美味しいというのが弁当っぽい。
というか、温かいのを想像できない。
 もうひとつは、美唄の焼き鳥。
福よし、という、ここで有名なお店のもの。
途中にたまごが入っているのが特徴、なの?
こちらは、冷たいだけに、固いかな、と。
それ以上に、5本はさすがに量が多すぎ。
3本だけ食べて、あとは車内のおやつにする。
 旭川行が、けっこう遅れていたけれど。
岩見沢行は、特に遅れることもなくやってきた。
女子に囲まれて、数駅だけの天国を堪能する。
 ここまでくれば本数が増える、岩見沢。
この駅も、一度、降りてみたい駅なんだけど。
札幌までの切符が回収されるのは、痛い。
普通の切符って、つくづく、不便だわ。
 ここからは、ごっつい顔の電車。
編成が長くなり、ロングシートでデッキなし。
札幌が近くなるにつれて、乗る人も増えてくる。
そして、口々に、今日は寒い、と言っていた。
地元の人が寒いんだから、すごく寒いのね。
 札幌までは、あっという間で。
多くの人に揉まれながら、改札を抜ける。
外に出てみれば、美唄と同じく、絶賛大雪中。
温度計だと、-6度くらいみたいな雰囲気。
つか、けっこう指針が違うので正解がわからない。
 向かう先は、もちろん、宿。
時計台近くのチサンインまで、遠くないけど。
交差点ごとに、雪と風がすごくて、ちと参る。
 やっと着いたら、フロントが6階。
ビジネスホテルって、全館、客室。
そんな印象なので、ちょっと驚かされた。
雑居ビルの中にホテルがある、って感じだし。
 フロントは丁寧で、部屋はとても普通。
荷物を片付けて、夜のすすきのへと繰り出す前に。
ネットで、明日とあさっての帰り道を調べる。
 相方がいた場合、明日はまるまる札幌で。
あさっては、北斗、白鳥、はやての予定だった。
けど、ひとりとなると、特に札幌に用もないし。
びゅんびゅん飛ばして帰る必要もないわけで。
なにより、お金的に、そこは節約したいところ。
 となると格安飛行機だけど、寄り道ができない。
それで、あれこれと考えて、調べて、予約して。
コンビニ発券なので、散歩途中に買うことにした。
 夜の時計台、夜のテレビ塔、夜の大通り公園。
風は弱まったけれど、雪は、まったく相変わらず。
すすきののネオンというか、ウイスキーにご挨拶。
ラーメン横丁を抜けて、さらに南へ歩いていく。
 途中のローソンで、先ほどの発券を。
と思ったら、1つがローソン不可だった。
仕方がないので、近くのファミマにて対応。
こちらは両方、大丈夫だったので、これにて解消。
つか、そういう不便はなくして欲しいと思った。
 中島公園までは、そこそこあって。
ただ、札幌駅からここまで直線道路はすごいわ。
ここまで来たのは、折り返し地点が欲しいのと。
ラブホテル街があるという噂を聞いたから。
それを見て、どうするのと言われても困るけど。
まぁ、ただ、見てみたかったから、うん。
 とはいえ、街、というほどの規模もなく。
どちらかといえば、点在しているような感じ。
もうちょっと、ぐぐっとまとまっていて欲しかった。
 そんなことをしていたら、歩道で転倒。
氷面の上の柔らかい雪に、足を取られたらしい。
気がついたら真横で、やった本人がびっくり。
幸い、ちょっと痛かっただけで済んでよかった。
 その後、絶妙に方位を失い。
すすきのを、それこそうろちょろして。
誘惑に負けたというか、妥協というか。
これで3回目となる、スープカレーのお店へ。
 本当は、札幌らーめんかな、と。
そしたら、函館で食べて4大らーめん制覇と。
だけど、どうしてもらーめんは嫌だったの。
無理して食べることもできたんだけど。
 ショーリンは、相変わらず、こじゃれ気味。
だけど、ごはんのお替り自由が廃止されていた。
なにげに、これはちょっと悲しいお知らせ。
 注文したラムカレーは、癖を感じず。
ただ、なんだろ、以前ほどに褒められない。
まずくはないんだけど、なんだか普通で。
美唄の影響が残っていたからかもしれない。
 狸小路を歩き、専務の面影を追い。
宿には戻らず、札幌駅の反対側に出る。
この時、地下道があることを思い出して。
その道の快適さに、早く気がつけばと悔やむ。
 北口から、さらにてくてくと歩き。
こちら側は、住宅街なので、それは静かで。
その一角、国道沿いのエーコープでお買い物。
 美唄と同じく、少しくたびれた感じで。
観光客っぽい人は、誰もいない、地元のスーパー。
ヨーグルトと、朝食と、その他、ちょろっと。
必要なモノを手に入れて、宿へと戻った。
 最初にやったのは、お風呂のお湯張り。
とにかく全身の冷えっぷりが半端ないわけで。
聞くと、明日も寒波さんが居座るそうで。
まぁ、冬だから仕方ないんだけどね。


旭川*1024
(924D)
滝川 1124
*1140
(2174M)
美唄 1204
美唄駅*1315
(美唄市民バス/\200)
ゆーりん館 1335
1505
(美唄市民バス/\200)
美唄駅 1526
美唄 1605
(2222M)
岩見沢 1622
*1635
(3450M/いしかりライナー)
札幌 1718


120112(木)
 札幌から東京まで、安く、寄り道しつつ。
この条件を満たすのが、北東パスなわけだけど。
春まで待つわけにもいかず、あれこれ調べて。
結局のところ、高速バス以外に選択肢はなし。
なので、昨日、必要な切符を買っておいた。
 今朝は快晴の大通りを抜けて。
端っこのバスセンターからが、帰路の始まり。
バスセンターだけど、センター内にバスはなく。
路駐している観光バスが、お世話になるバス。
 ニュースター号は、函館まで4200円。
乗車時間は約5時間30分だから、普通よりは早い。
なにより、ひとり二席絶対確保、なのが嬉しい。
他社の函館行が3列車なので、対抗策だろうけど。
高速バスで、見知らぬ人が隣というのは辛いしね。
 大通りで4人、札幌駅前でふたり。
6人を乗せて、皆目わからぬ道を行く。
さらりと寝たり、変わらぬ車窓を眺めたり。
隣がいないこともあって、好き勝手し放題。
これで、最前列だったら最高だったのに。
 約2時間ほどで、有珠山SAに到着。
ここで最初の休憩だけど、なんだか小さい。
都市圏近くのSAと比べると、PA級。
一応、食堂もあることはあるけれど。
交通量を考えると、こんなものなのかも。
 10分ほどで、さくさく出発。
お腹が空いたので、ようかんぱんを食べる。
コッペパンの中にあるのが、生クリームで。
その表面に、薄く塗ってあるのが、ようかん。
 要するに、小倉トーストなわけで。
これがまずいわけもなく、とても美味。
たぶん、これは、本州にはないはず。
 道路状況は、進むと変化して。
吹雪いてみたり、完全な雪道だったり。
いつの間にかの1車線に、進みも遅くなる。
 お昼過ぎに、八雲PAへ。
ずいぶんと綺麗なのは、最近、できたから。
PAなので、基本はトイレだけみたいだけど。
 子供を遊ばせられる、大きな建物と。
丘の駅なる、小さい物産館がひとつあって。
これが、ハイウェイオアシス、なのかな。
子供の方は、長距離移動にはありがたそう。
こういうのが、関東にもあるといいのにね。
 初めての、除雪による隊列を味わい。
しばらくも進むと、森ICで、高速流出。
まだ函館までつながっていないのが面白い。
正直、こっちの方が嬉しいんだけど。
 いわゆる国道5号で、札幌から函館まで。
バスが走る区間は、大沼付近の、山岳地帯。
線形改良済みとはいえ、軽く、うねくね。
なんだかちょっと、酔ったような気になる。
気持ち悪くなる、まではいかないけど。
少しふわふわしているような、そんな感じ。
 山を越えると、交通量も増えだして。
函館新道を抜け、駅の近くは信号地獄。
一般車も多いから、進みがとてもそろそろ。
 少し遅れて、函館駅に到着。
ここで、自分以外の全員が降りた。
このバスは、一応、湯の川温泉行で。
そこがまた、都合がよくて選んでみた。
 路面電車と違い、バスは海沿いの道。
晴れていたはずの空も、どんよりと重たい。
バス停で降ろされれば、雪も降りだした。
 したかった寄り道のひとつが、函館。
まずは、湯の川温泉にある喫茶店のきくち。
対決列島の合戦場としても有名なお店で。
ここのソフトクリームが絶品、とのこと。
年末に来た時は、当然のように休業で。
でも、今日はばっちり、営業中。
 喫茶店なのに、ソフト売り場は屋外。
要は、外で食べろ、ということらしい。
呼び出しボタンを押す前に、おばちゃん、登場。
バニラ、モカ、ミックスの3つを頼む、こともなく。
ここは、ふたつの味が楽しめる、ミックスで。
 作り終えれば、売り場の窓は閉鎖。
雪降る外のベンチにて、おっさん、アイスを喰らう。
というか、これ、ひとりというのがもったいない。
こんなに面白い状況なのに、誰にも伝えられない。
もっとも、そんなことまでは思わなかったけど。
 ここのソフトの特徴は、シャーベット風な点。
食べてみれば、ざらざらっとした食感。
ミックスなのに、モカが強すぎるかな。
つか、ずいぶんと身体が冷えた気がする。
 だからといって、温泉には入らず。
路面電車で、函館駅前まで出てしまう。
次の目的は、朝市近くの星龍軒の塩らーめん。
以前、食べた時にこりゃおいしいと絶賛して。
機会があれば食べてみたい、と思っていて。
ようやくと、その時が訪れたというわけ。
 中途半端な時間なので、昼休みかなと。
心配していたら、のれんはかかっていた。
扉を開けると、従業員さんが昼食中だった。
ちょっと申し訳なく思いつつ、注文。
 出てきたらーめんは、まさに、塩。
澄んだスープが、なんとも優しく、美味しい。
塩といったら、やっぱり、あっさりだね。
 2回目にして思ったのは。
立ち位置は、鶴八みたいなのかな、と。
基本的に、地元の人向けのらーめん屋さん。
ものすごく、突出した部分もなくて。
かといって、ものすごい不満な部分もなく。
いつでも、美味しく食べられてしまう、と。
取り残される可能性は、常にあるけども。
 函館最後の寄り道は、ねばねば本舗。
名産品のがごめ昆布の専門店、だそうで。
記憶の地図だと、星龍軒の近くにあるはずで。
ぐるぐるぐるぐる回ったけれど、見つからず。
あきらめかけたその時に、反対側に看板が。
 想像よりも、小さいアンテナ店。
欲しかったのは、がごめ昆布カレーパン。
でも、取り扱いはなく、ちょっとがっかり。
お土産に昆布を買って、いよいよ荷物が増えた。
 函館駅のキオスクでも、お土産購入。
明日が最終日なので、増えても問題なし。
本当は、かばんに入る程度にしておきたいけど。
 今日、最後の移動は、青函トンネル。
津軽海峡を渡る手段としては、安いはず。
たぶん、単純な値段なら、フェリーだけど。
海が荒れていて、港が不便なことを考えると。
こちらの方が、肉体的にも安上がり、かと。
 とはいえ、特急代を払うつもりはなく。
江差行の普通列車に乗って、木古内まで。
ここで、後続の特急に乗って、海峡通過。
本州最初の駅、蟹田で降りて、普通電車と。
18きっぷ的なことを、普通の切符でやると。
なんだか、どうなんだろ、と考えてしまう。
 江差行の2両編成は、ほぼ満席。
ただ、短距離の学生利用が大半で、すぐに空席が。
木古内に着く頃には、ずいぶんとがらがらだった。
 特急ホームは、階段を上って下って。
しかも、自由席は、けっこう奥の方。
ざんざか降る雪を、避ける屋根すらついていない。
ヘッドライトが見える頃には、全身、真っ白だった。
 乗り込んだのは、5人程度。
自由に席を選べるくらいの混雑で、ひとりで4席。
撮りたかった青緑照明は、今回も逃してしまった。
 そろそろ蟹田ということで、荷物を抱え。
デッキで待っていると、車掌さんが話しかけてきた。
車内放送、鳴りましたか、というので、いや、と。
あれ、どうして鳴らないんだろう、と、首をかしげ。
しばらくすると入ったので、遅延してたんだ、と。
いやつか、遅延情報って、車掌さんは知らないの?
 蟹田は、もう、青森県の駅。
本州に戻ってきた、という感傷もなく。
むしろ、どこで列車を待とうかと悩む。
 素直に、改札をくぐればいいんだけど。
函館から、特急に乗ってこなかった証明ができず。
万が一、それでぐだぐだするのは嫌だし。
 幸い、乗る電車が来るホームにも、待合室。
細長い、まるでバスの停留所みたいな雰囲気で。
でも、橙色の電球が、なんとも温かかった。
 接続待ちをしている、三厩行の車掌さん。
電車が来るまで、こっちの列車にいたら、と。
優しい言葉をかけてくれたけど、それは断った。
うっかりしていたら、眠ってしまいそうだったし。
 遅れてやってきた、青森行の3両編成。
1車両に、2、3人を乗せて、暗闇の中を走る。
鉄道無線の声も途切れがちで、車掌さん、苦笑い。
 久しぶりの青森で、今日の移動は終了。
本州に戻ってきても、天気は、相変わらずの雪。
商店街を抜けて、今夜の宿は、ホテルアベスト。
下が結婚式場で、5階と6階がホテルという構成。
フロントの前に螺旋階段があるのが面白い。
 今日のお部屋は、6階なので、螺旋。
設計が古いのか、部屋もベッドも小さめで。
背の高い人だと、ベッドからはみ出すかもね。
 この移動、最後の夕食は、青森らーめん。
初日に食べられなかった、福、に行ってみた。
ごちゃっとした感じの、カウンターだけの店で。
ここの売りは、焼干しらーめん、とのこと。
 カウンターごしに、音もなく作り上げ。
気がつけば、目の前に置かれていた。
醤油味のスープをすすれば、なるほど、焼干しの香り。
といっても、嗅いだことはないんだけど、たぶん。
細麺は、ちょっとゆるい気もした。
でも、全体的には、あっさりしていて、よい味。
疲れていても、しっかりと食べられるのは嬉しい。
 食後、わらっせ近くの電飾祭を楽しんで。
自分のお土産を買いに、連絡通路を渡る。
青森駅の反対側って、何気に初めてなんだけど。
札幌と、規模は違えど、ごくごく普通の住宅街。
雪で夜で、ずいぶんと静かな印象だった。
 最後の雪歩きを楽しみつつ、またもやコープ。
ヨーグルトとか、おつまみとかもそうだけど。
この移動、もしかしたら最大の目的が、漬物。
あんずの梅漬けがどうしても欲しかったのよ。
これって、弘前でないとダメかもねぇ、と。
半信半疑だったけど、無事に売っていた。
しかも、ちょうど特売中なので、2箱ほど。
たぶん、東京では売ってないからねぇ。
 買うものを買って、ホテルに戻って。
ふとテレビをつけて、ああ、と思った。
北海道のテレビじゃなくなっているのね。
当たり前なんだけど、ものすごく青森だと実感した。


大通りバスセンター前*0830
(北海道バス/ニュースター号/\4200)
有珠山SA 1040-1050 八雲PA 1220-1230 湯の川温泉 1358
湯の川*1434
(函館市電/\240)
函館駅前 1506
函館*1621
(124D)
木古内 1738
1744
(4042M/SP白鳥42)
蟹田 1831
*1858
(346M)
青森 1943


120113(金)
 この移動も、いよいよ最終日。
何気に、自分との戦いなので、緊張気味。
身だしなみを整えて、0700には宿を出る。
 0500から営業しているアウガに立ち寄り。
最後のお土産を探したけれど、それはなし。
まだ場が冷えていて、そんな雰囲気でもないし。
 ただ、朝食だけはなんとかと。
カウンターの丸青食堂にて、ホタテ丼定食を。
正直、ホタテの味って、よくわからないんだけど。
大きくて、量が多くて、満腹だから満足。
少なくとも、1000円分の価値はあったと思い込む。
 今日、これから乗るのは、高速バス。
上野まで5000円と激安な、弘南バスのスカイ号。
しかも、夜行ではなくて、昼行なのが面白い。
 青森駅前のバス停に、出発時刻に入ってきて。
さすがに荷物は荷物室に置いてもらい、座席の割振り。
すると、なんか、通路側の席だと言われて卒倒。
おいおい、11時間も知らない人といっしょって。
と、いう心を読まれたのかどうかわからないけれど。
空席あるから、そっちにしていいよ、と。
イヤホント、空席があってよかったわ。
 青森から乗ったのは、10人程度。
客層は、老若男女、ばらばらすぎて特徴なし。
ただ、意外と需要があることに驚かされた。
 弘前でも客を拾うので、R7をだらだら南下。
つか、このまま日本海回りでもいいんだけど。
それだと、さすがに夕方には着かないんだろうなぁ。
 朝の車の多さにまみれて、弘前には、ぎりぎり定時。
余裕があれば、ここでもトイレ休憩みたいなんだけど。
放送だと、すぐ発車するから乗ってろ、と言われた。
 青森よりも、弘前から乗る人が多くて。
窓際の席は、これですべてが埋まった感じ。
この便に限って言えば、相席はなかったみたい。
4列だからだろうけど、これこそ、ひとり2席でしょ。
 弘前の末端から東北道に流入。
日本海回りなのに東北道は、やっぱり違和感。
岩手に入ると、それも消え、雪も減ってきた。
 最初の休憩は、紫波SA。
以前、弘前からの帰り道で寄ったはず。
その時は、ここで、じゃじゃ麺を食べた気が。
 今回も、ここで昼食休憩だそうで。
一応、30分ほど確保してくれるそうな。
とはいえ、小さい食堂で食べる気もなく。
食べなければ食べないで死んでしまうし。
 結局、地元の菓子パンでしのぐことに。
シライシパン、という会社の、ベーコンポテト。
とはいえ、味は、とても普通で平凡で。
中身が普通だと、そんなものだよね。
 30分休憩、のはずだけど。
全員が揃ったとわかると、5分前に出発。
これって、何気に嫌なやり方で。
みんなとっとと戻ってこいよ、と。
そんな圧力を感じてしまうようになるし。
まぁ、遅くならない為には仕方がないのか。
 運転手さんも交代して、先を急ぐ。
彼ら用の空間は、後部トイレの正面。
軽くカーテンで囲ってあるのが、それ。
トランクルームに、設備があると聞いたけど。
それよりは、多少、人道的な気がした。
 田畑に雪があっても、道に雪はなく。
それもあるのか、ずいぶんと飛ばす飛ばす。
遠慮なく抜いていく様は、まるで乗用車。
でも、そうでないと、遅れるだろうし。
 仙台を越え、皆の三助をきちんと拝み。
国境に入ったところで、2度目の休憩。
国見SAも、何度か寄った気がする。
 山なので、ゆるく降雪中。
これが、この移動、最後の雪かと。
感傷に浸る暇もなく、すぐトイレへ。
 が、他の団体さんも休憩時間らしく。
外れの施設に気がつかなかったらたら。
こういう点が、高速バスって怖いわ。
 萩の月を買って帰りたかったけれど。
高速道路上では、取り扱いがないらしく。
手ぶらのまま、急いでバスへと戻る。
 弘前で見た、スカイ号の宣伝。
それだと、SAめぐりはいかがですかと。
そう書いてあったのに、時間が短いよ。
ここも、3分ほど前倒しで出発した。
 福島、郡山、那須。
それはもう、すごい速さで抜けていく。
というか、これだと、速く着かないか。
そんな気がしたけれど、期待はせずに。
なにせ、夕方の首都高に突っ込むわけで。
 宇都宮までくれば、気も楽に。
ただ、お尻はやっぱり、痛くもなる。
低反発の敷物でもないと、ちと辛いか。
つか、2席使えたからよいようなもので。
隣がいたら、肉体的にも大変だったはず。
 夕方前、最後の休憩は、羽生SA。
さすがに車も多いし、嫌でも増える時間帯。
道路情報を確認すれば、赤い区間ばかり。
なんだけど、進みそうな道は、無色。
 つか、どう進むのかがさっぱり不明。
普段、首都高なんて乗ってないし見てないし。
ここから上野に出るって、どう行くんだろ。
 R122と併走区間ごろから、夕暮れで。
渋滞していない首都高を、さくさく進む。
流出したのは、扇大橋で、ここからが下道。
 なんとなく覚えのある道をなぞって。
西日暮里で、忍ばず通りへと左折していく。
つか、これって普通に詰まるじゃんかと。
西日暮里で降ろしてくれ、と言いたくなるけど。
そこはぐっと我慢して、上野まで付き合う。
 結局、松坂屋を抜け、R4を左折。
まんがの森の正面が、バス停だった。
予定が1850で、実際には、1800の到着。
50分ほど早いのは、いつものことなのか。
それとも、たまたま渋滞がなかったから?
理由はわからないけれど、これは嬉しい。
 9時間30分のバスを終え、山手線へ。
想像よりは、そこまで、疲れていない。
お顔一発ですべてが表現できないね、これは。
 相方の家に寄って、お土産を手渡して。
遅くない電車で、我が家へと戻ってきた。
ここにもお土産を買ってきたつもりだけど。
並べてみると、そんなでもなかったのね。
つか、萩の月がないのが、心底がっかり。


青森駅前*0800
(弘南バス/スカイ号/\5000)
紫波SA 1130-1155
国見SA 1400-1407
羽生SA 1630-1637
上野駅前 1850


120114(土)
 ぐったり気味で家を出て。
岩槻で、だらだらごろごろする。
なんだかんだと、疲れているのよ。
 夜、竹ノ塚のかいおーへ。
富山系の回転寿司だそうで、大人気。
受付の機械だと、85分待ちだったけど。
あきらめた人も多くて、意外と早かった。
 富山ということで、ネタは北陸系。
かっぱやくらとの違いだけでも新鮮すぎ。
皿も、105円と157円の2種類だけだし。
これはとても使いやすいお店だと思った。
これで、空いていれば文句はないのに。
 遠回りする気力もなく、家へ。
当たり前になっているのが恐ろしいわ。


120115(日)
 午前中に帰宅して、送迎をする。
まずは、戸田のコメダで昼食をば。
相変わらずの混雑は、いったいなんなの。
普通にサンドイッチを食べる姿が新鮮だった。
というか、もう、完全に子供なのね。
 戸田からなので、R17、R16で川越。
r15で抜けるつもりが、ものすごい渋滞。
なので、北側の県道から、大回りして到着。
飽きなかったみたいだし、よかったと思う。
 帰り道に、コストコでも考えたけど。
入間はいつもの渋滞で、すんなりと諦める。
待っている人がいるのに、これは無理だわ。
 夕食は、五右衛門でスパゲティ。
さらに大井のビバモールに出て、お買い物。
少しづつ、用事を済ませていく感じ。
 あとは、いつものように送っていって。
そのまま泊まって、早朝に帰宅をする、と。
ホント、いつもどおり。


120116(月)
 朝帰りと移動の疲れ。
これが原因で、ものすごく眠たい。
でも、仕事があるから、仕方なく。
 着いて早々、面倒な仕事が。
消えたデータを、作り直せ、と。
取り込んでpdfじゃあダメなのと。
聞いてみたけど、エクセルで、と。
そう言われたら、やるしかないのね。
 そんなわけで、データの打ち込み。
こんな頭の時には、ちょうどいいかも。
打ち間違いが、すごく怖いけどね。


120117(火)
 家に帰ると、荷物が届いていた。
身に覚えがないので、なにかしら、と。
見たら、カード会社からの粗品だった。
そういえば、去年の末に申し込んでたわ。
 使うとポイントが貯まるカードで。
そのポイントを景品と交換できる仕組みと。
本当は、ドコモポイントにしたかったけど。
ポイント不足で、泣く泣く、商品にしてみた。
つか、例年だと足りてたはずなのに、なぜ?
 貰ったのは、料理用のラップセット。
ちょうどなくなっていたのでよかった。
かどうかは、わからないんだけど。
つか、もうちょっと、品揃えをなんとか。


120118(水)
 移動の後始末が、ちょこちょこ。
毎度のことだけど、これが面倒なのよね。
記録という意味で、日記を書くわけだけど。
これが、驚くくらいに覚えていないわけ。
もちろん、メモや写真はあるけど。
常に疲れているんだなぁ、と実感する。
 乗継や、お金の計算もあるし。
義務ではないから、必要はないとはいえ。
あとあと、意外と役に立つからね。
適当であっても、やっておかないと。


120119(木)
 無性に髪を切りたくなって。
夕方、神保町まで出向いて、さっぱり。
というには、ちょっともっさりかも。
 つか、基本的に指名してないのに。
またまた同じお姉ちゃんで、ちと。
これって、指名しろってことかしら。
たまたまというには、なんかね。
 池袋に抜けて、合流して、カメラ館。
ジャンク品がどっさりで、ちと嬉しい。
値段も、全般的に下がっているのも。
けど、これ、というのがなくて残念。
 夕食は、七福神にて。
麺の量がはっきりと明記されていた。
350gと思っていたのは、300gだったのね。
それでも、十分に食べ応えはあるけども。
 おやつを買って、今日は、お泊り。
直したり、いじったりして、すぐに寝る。
とにかくとても眠たいんですから。


120120(金)
 雪の日だけど、積もらず。
積もったら混乱するからね。
夕方、寒いけれど、秋葉原へ。
いや、特に用事はないんだけど。
時々、ふらっと行きたくなるのよ。
 買うつもりはなかったのに。
電子メモ帳、Boogie Boradを購入。
前から欲しいなぁ、と思っていて。
2300円は高いと感じつつ、勢いで。
おもちゃにしては、割高よね。
 もうひとつは、MP3プレイヤ。
単4x1本が、とても嬉しい機種で。
しかも、液晶付というのもありがたい。
 残念なのは、外付けメモリ非対応。
内蔵の4GBでは、ちょっと少ないかも。
でも、まぁ、これもおもちゃだから。
 帰宅して、まずは、Boogie Borad。
付録のペンで文字を書き、ボタンで消す。
ところが、消去ボタンが効きやしない。
 消去だけ、電池を使っているそうで。
それが磨耗した可能性はあるんだけど。
残念なことに、電池の交換は不可。
つまりは、初期不良の交換しかできないと。
もう、なんか、人生が嫌になるわ。
 気を取り直して、MP3プレイヤ。
操作は、なんとなくでもできるモノで。
なので、説明書がなくても特には問題なし。
 が、最初は効いていた決定ボタン。
これが、だんだんと効かなくなってきて。
最終的には、まったく反応がなくなって。
まさかの、ふたつとも不良という症状に。
 寒い中、買ってきたおもちゃ。
これが、ふたつともダメってさぁ。
こういうこともあるんだろうけど。
なんだか、まったく。


120121(土)
 ふたつとも壊れたのであれば。
交換しにいくのも、諦めがつく、と。
昨日の今日で、またもや、秋葉原。
 どちらも、さっくりと交換完了。
交換品の動作確認もばっちり大丈夫。
というか、また初期不良じゃあ、笑えない。
 自分の用事も済んだので、千葉へ。
R14からR357に流れるつもりが、R14。
昼間の千葉街道なぞ、快適であるはずもなく。
穴川のジョイフルホンダまで、3時間だった。
 ここで、相方と別れて買い物。
どこの給油所でも言われた、ワイパーゴム。
これを交換してみようと、物を入手。
 小雨混じりの駐車場にて、作業開始。
なんだけど、これがねぇ、またなんとも。
車の説明書には、やり方なんて載ってなくて。
あるのは、ゴムに付録の汎用的な方法。
 読んで、見て、いじって、困って。
これをずいぶんと繰り返して繰り返して。
ようやくと、穴の意味がわかって、解決。
わかってしまえば、とっても簡単なもの。
そして、効果の絶大さに驚いてしまう。
ずいぶんと、窓が綺麗に見えるもの。
 時間調整を兼ねて、三郷まで。
あまり早いと、混雑していて嫌なのよ。
適当に県道を並べていって、R298。
そこから常磐道の側道でコストコ到着。
これでまた、2時間30分もかかって驚く。
時間の割りに、距離が進んでない気がする。
 コストコでのお買い物は、相方。
加湿器が欲しかったそうだけど、高くて。
他の、ちょっとしたモノだけを、カートへ。
これだって、単価を見ちゃうと。
 最後の寄り道は、すぐそばの、イケア。
いつものように、肉団子とパンを喰らい。
テレビ棚を買い、ほたるの光で退散。
 イケアが最後のつもりが。
最後の最後は、草加のマルエツ。
ヨーグルトを買い込んで、帰宅。
寒いけど、道が凍らなくてよかった。


120122(日)
 0630に起こされる。
駐車場を移動しなさい、とのこと。
今、停めているのが、夜間のみ上限あり。
ということは、昼間は当然、青天井。
 で、どうせだらけるだろうから。
昼間、上限ありな所に移してこい、と。
そう言われると、仕方がないのでので。
パジャマに上着を羽織って、3分ドライブ。
10分ほどで家に戻って、すぐまた寝る。
 夕方、蒲田まで車で出かけて。
ちょっと駐車場探しに苦労するかな、と。
心配していたら、20分100円があった。
しかも、Tポイント対応なのがよい感じ。
 ここまで来たのは、夜ごはん。
俺の焼肉屋、というのがよいらしく。
行ってみたかったので、来てみてやった。
人気店らしく30分待ちだったけど。
実際には、15分くらいで順番になった。
 高くなくて、そこそこに美味。
という評判に、なんとなく納得。
もうちょっと、味が濃ければいいけど。
そればかりは、個人の好み、仕方がない。
 お台場、銀座経由で帰宅して。
つか、なんか、いつもこの道ばかり。
そろそろ、新規開拓をしないと。


120123(月)
 有給が、何日、残っているのか。
HDDが飛んだので、まったくわからなくなり。
上司に確認したところ、これまた、大混乱。
 上司の手元にも、消化表が残ってなくて。
新たに作ってみたら、5日も減る計算になった。
なぜと聞いたら、社内規則を読んだから、らしい。
 いや、つか、素直に読めばよいのに。
どうして、そんな読み方をするのかしらと。
ちょっといらいらというか、頬が膨らんだ。
 最終的には、こちらの主張が通ったけど。
5日も減ると、たぶん、足りなくなるのよ。
さすがに、有給の前借なんてしたくないし。
というか、本社できちんと管理して欲しいわ。


120124(火)
 雪が残って、地面がつるつる。
あちらこちらで、人が転んでいた。
凍らなければ、どおってことないのに。
 今日はゆっくり出勤で、本社へ。
今頃の健康診断を受けて、異常なし。
血液検査の結果は、のちほど、だけど。
 帰り道、みなとやで昼食を。
と、つけそばな気持ちで行ったら。
1135だというのに、長い長い行列。
さすがに並ぶ気もせず、別のお店へ。
 少しのところにある、おぴっぴ。
微かに気にしていた讃岐うどん屋で。
セルフではなく、普通のお店の方式。
 冷たいかけうどんの大盛りで640円。
だしは透明な、たぶん、いりこな薄味。
麺は、太くもなく、固くもない、絶妙さ。
悪くはないし、あっさりさっぱりだけど。
今日の気分ではなかったなと思った。
 夕方、普通に帰宅して。
つか、電車の中では、ぐっすり。
遅起きの分、調整できたはずなのに。
血を抜かれたから、くたくたなのかしらん。


120125(水)
 2月の休みは無理とのこと。
でも、今週来週なら大丈夫、らしい。
そうなると、今週末が都合がよくて。
その旨、連絡すると、休みを取った、と。
 なので、慌てて計画を練り。
といっても、焼き直し、なんだけど。
調べてみれば、あれこれと出てくるし。
きりがないので、切符だけは確保。
あとは、現地で思い出しながら。
 つか、自分の方の休みが問題で。
無駄に取られてしまいそうで恐ろしい。
悪いことだけは、しっかり起こるし。
朝のうちに、どうにかしないと。


120126(木)
 朝礼で有給宣言を済ませ。
これで、明日からの連休が決定。
ダメだと、またキャンセルで痛いし。
いやいや、本当に確保できてよかった。
 よくないのは、身体の方で。
先週からかぜっぽかったけれど。
いよいよ、熱っぽさも出てきたかと。
こういう時にそうなるのは、体質なのかね。
移動先で、大事にさえならなければ。
一応、帰り道に薬を買っておいた。
 夜のうちに、相方の家へ。
明日の移動は、こうしないと間に合わない。
便利な所に住むというのはうらやましいわ。


120127(金)
 人生4度目の飛行機移動。
慣れていないから、とても興奮気味。
早朝の京成線に乗って、まずは、成田へ。
 無料特急は、朝から大盛況。
大きながらがらの人が、とても目立つ。
短期間の僕らは、控えめな荷物だけど。
 第2ターミナルで下車をして。
改札を抜けると、すぐに検問所。
よくよく見ると、飛行場の職員さん。
車だと警察なのに、分業制なのね。
 成田空港に入るのは初めてだけど。
ぶらぶらする時間もなく、チェックイン。
カード挿入だけで済むのは、ありがたい。
 これから乗るのは、スカイマーク861便。
旭川まで飛ぶ、3列x2という座席の小さい飛行機。
値段が安いからか、空席はそんなに目立たない。
 安さゆえの、無サービスなわけで。
乗務員さんの服装も、コストコみたい。
制服マニヤとしては、少し寂しくも感じる。
 特にどおってこともなく飛び出して。
ここはどこだと、陸地を眺めていたら、雲の上。
時折、雲が切れるけれど、どこだかわからん。
 わかったのは、津軽海峡上空からで。
函館山が見えた時には、すこし感動した。
雪原や雪山を横目に見つつ、旭山に到着。
機内の説明だと、-11度の雪、という話も。
外の温度計を見たら、-6度と、とても平凡。
むしろ、-11度を体感したかったのに。
 なにをするほどに広くない、旭川空港。
しばらくすると、旭山動物園行のバスが来た。
そんなに混まないと予想していたんだけど。
見事に外れて、観光バスなのに立ち席多数。
さすがにまずいと思ったのか、臨時便が出た。
つか、旭山動物園絡みだと、判断が早いね。
 雪道を、とことこと、動物園まで。
久しぶりに来たけれど、変化はなし。
列がなくて、開園したと判断したけど。
ただ単に、列がなかっただけのこと。
がらがらを引きずった人たちが、すぐに作った。
 にしても、この実感のなさ。
早朝に出発して、午前中の早いうちに北海道着。
自分の形にないだけに、しっくりとしない。
相方に聞くと、やっぱり北海道感は薄いらしい。
 1030に開園し、まずは、荷物をロッカーに。
大きいのに200円というのは、とても親切。
ペンギン館とアザラシ館を眺めて、お散歩タイム。
 散歩道にできる列は、さほど長くなくて。
その人たちが使う言葉は、大半が、異国語。
どうにも、好き勝手するので嫌になる。
 午前中のペンギンは、とても少数。
大きなのばかりで、なんだか寂しい。
動いているペンギンを見ればかわいいけど。
もうちょっと、わいわいしている方が好き。
 それでちょうどお昼になり。
下の売店で、ジュンドッグを購入。
これを食べるのが、相方の目的のひとつ。
ただ、前にいる異国人が、ごちゃごちゃで。
彼らの考え方は、本当によくわからない。
 休憩所にて蒸らして、開封。
今回は、ひとまず、チキンカツを食べる。
まずくはないんだけど、とても物足りない。
肉がぱさぱさなのと、味付けが薄いのよ。
 ジュンドッグに関しては、エビ。
ぷりぷり感と、ソースの味が、最適すぎる。
というか、他の種類があるなら食べてみたい。
 熊、ラスカル、狼、鹿、人型。
ぶらぶらふらふら、あちこちを眺め。
あーでもない、こーでもないと話をし。
やっぱりここは楽しい動物園だと再認識。
最後に、午後のペンギン散歩をちらりして。
へとへとになって、バス乗り場へ向かう。
 旭川までは、15分に1本程度は出ていて。
待てば座れるのが、本当にありがたい。
市街地まで、それなりに時間がかかるし。
この疲労困憊状態で、立ち席は辛いのよ。
 夕方前の旭川は、なんだか寒い。
温度計は-6度で、旭山といっしょなのに。
太陽が沈みだすと、もう、どうにもね。
 ひとまず、中央バスターミナルを確認。
掲示板を見れば、美唄と岩見沢が通行止で。
下道を走っている、との嬉しいお知らせが。
高速道路ばかりだと、つまらないからね。
 もっとも、すぐに乗るつもりはなくて。
小腹が空いた相方のために、立ち喰いそばへ。
繁華街の入口にある、名前のわからぬお店で。
天勇、らしいけれど、どこに書いてあるのよ。
 神田あたりにありそうな、そんな雰囲気で。
縦長に厨房があり、カウンターがある作り。
ここに来たのは、旭川名物の、げそ天のため。
お品書きにあるのは、げそ天丼と、げそ天そば。
なので、それぞれひとつづつ、注文してみた。
 丼は、350円とは思えぬほどの、げそ天の山。
そばは400円で、こちらも、意外と量が多い。
味に関しては、立ち喰いなので、そんなものかと。
ただ、とにかくげそ天が多くて、あごが疲れた。
げそ好きな相方は、それはもう、大満足だった。
 しょうゆのあとは、甘いもの。
なにかないかとぶらぶらして、西武の地下へ。
ふと見れば、帯広のお店がちょこちょこと。
やっぱりというか、帯広系は、全体的に安価。
柳月で、エクレアとプリンとスポンジを買い。
これで418円なのだから、恐ろしく安すぎる。
 バスターミナルに戻ると、1700ちょい前。
1700のバスに乗るつもりだったので、よい感じ。
だったはずなのに、今日に限って運休だそうで。
天候不順で、やりくりができなかったみたい。
 それでも、30分に1本の運行頻度。
1730は通常通りらしいので、待合室にて待機。
さっそく、エクレアとプリンを貪った。
これで140円の180円というのが信じられない。
ぜひとも、家の近くに出店してもらいたい。
 1720頃から、列ができたので、並ぶ。
このバスは自由席なので、それが大変。
確保したのは、前から2番目という微妙さ。
オタクとしては、最前列がよかったのに。
 通行止も解除となり、すべて上道。
だけど、美唄前後は、ものすごい大雪で。
後尾灯も薄暗いのに、よく走れるもんだと。
これが慣れだとしたら恐ろしいものだと思った。
 以前、砂川から乗った時。
札幌手前で、夜景が綺麗だったはずと。
期待して待っていたのに、そうでもなくて。
記憶って、やっぱり適当なものだと再認識した。
 ほぼ定時の札幌到着。
今夜の宿は、駅から遠くない、リッチモンド。
普段、3000円台ばかりなのに、今回は4000円台。
というか、他に適当な宿がどうしてもなくて。
安いのって、実は、正月前後だけなのかしらん。
 値段だけあって、ベッドがとにかくでかい。
部屋もそんなに狭くないし、風呂も悪くない。
カードでの、チェックイン、アウトも便利だし。
奮発しただけのことはあると思ってみた。
 荷物を放置して、夜の街歩き。
宿から近いこともあり、時計台経由で。
大通り沿いの、商業ビルへと入ってみた。
 正直、夕食は別になくてもよかったけど。
相方はそうもいかず、何を食べるか考えて。
だったら、美唄の焼き鳥屋のチェーン店でと。
提案を受け入れてくれたので、それで。
 こはれ、という名前のお店で。
雰囲気は、ちょっとこじゃれた飲み屋さん。
たぶん、美唄の方は、普通の居酒屋のはず。
札幌に出店するとなると、こうもなるのか。
って、勝手に想像しているだけだけど。
 食べてみたかったのは、塩そば。
相方は、らーめんサラダならぬ、そばサラダ。
あとは、焼き鳥などを注文してみた。
 こはれ名産らしい、塩そば。
これは、美唄地鶏だしの、温かい日本そば。
出された状態だと、表面がねぎでびっしり。
かき回して、ようやく、そばだと認識できる。
 味に関しては、なにより、油っぽい。
塩だし日本そばだし、さっぱりだろうと。
勝手に判断していたけれど、んなことはなく。
地鶏汁だと考えれば、なるほどと納得した。
 そばサラダは、意外とそばの量が多くて。
明らかに、数人が食べることを前提とした量。
食べ応えがあって、健康的で、悪くないかも。
つか、飲み屋なのにお通し、なかったなぁ。
 地下通路、セイコーマート経由で宿に戻り。
片付けだけして、適当な時間に寝てしまう。
なんだかんだと、早起きをしたわけだし。
旭山動物園だって、歩き回ったわけだし。
なにより、風邪気味なので、体力ないし。
そりゃ、疲れもするわね。


西日暮里 0538
(JR/\130)
日暮里 0540
0549
(京成電鉄/\1200)
青砥 0602
0611
空港第2ビル 0653
*0730
(スカイマーク861/\11800)
旭川空港 0915
*0950
(旭川電気軌道/\500)
旭山動物園 1015
*1500
旭川 1538
*1730
(北海道中央バス/\2000)
札幌 1950


120128(土)
 ゆっくりと起きて、準備をして。
宿を出たのが1000だから、すごくのんびり。
朝食は、近くで見つけた、スープカレー屋で。
 ピカンティ、というのは聞いた名前で。
朝カレーという、お得な商品があるので選択。
店の雰囲気は、小綺麗なセルフなカフェ。
 ここでの注文は、レジにて。
選ぶのは、カレーの種類と、具と、辛さ。
特に、2種類あるカレーは、味がわからず。
相方と別の物を注文して、味比べをすることに。
 まず、やってきたのは、薬膳カレーのチキン。
薬膳とは言うけれど、特に薬臭いことはなく。
むしろ、きちんとした、スープなカレーだった。
 大きな野菜の具に関しては、嬉しくなく。
でもまぁ、食べられなくもないので、問題なし。
柔らかすぎないチキンを含めて、よいお味。
 カレーという意味だと、シャンパラ。
相方の注文したそれは、むしろ、スパイスな味。
薬膳の方が、平凡なカレー味なのは面白い。
 食後は、セルフサービスのコーヒーで。
これで700円ならば、よいものかな、と。
慌しいのには、ちょっと向かないけどね。
 今日は、まるまる1日、札幌観光。
でも、予定しているのは、HTBのみ。
あとは、その時々で考える方向で。
 なので、向かう先は、南平岸。
と、大通から地下鉄に乗るつもりも。
HTB屋に行ってみるかと、地下街を歩く。
 相変わらず、質素で静かなお店で。
店員さんが、バイトすぎるのも変わらず。
新発売のパスケースonが、とても欲しくなり。
ついつい買ってしまったのは、仕方のないこと。
 どうでしょうグッズは、そんなに多くなく。
でも、みんなが見ているのは、どうでしょう側。
まぁ、それが健全だなぁ、とは思うんだけどさ。
 せっかくなので、地上に出て、狸小路。
専務が大好きなお店を眺め、二条市場まで。
広くない観光市場も、今日はなんだか静か。
客引きも酷くないので、うろうろしやすい。
とはいえ、特に買うつもりもないんだけどね。
 すすきの駅で、ドニチカを入手。
ただの印字券になり、なんだか寂しい。
タイヤ軌道の南北線に乗り、南平岸に出る。
ここから地上駅で、HTBも高台に見えてくる。
 高台ということは、目的地までは、坂。
凍結路を歩けるか、とても心配していたけれど。
雪が降っている状況では、なんの問題もない。
 同じ道を先行するのが、大荷物の女子3人。
たぶん、行く先は一緒だろうと、道をそれて。
最初に、公園で遊んでいくことにしてみた。
 といっても、こちらも先客はいて。
静かなりにはしゃぐ姿が、なんとも楽しい。
今年は雪が多いのか、ずいぶん積もっていて。
獣道を外すと、ずっぽり足が埋まってしまう。
 ほどほどで、本来の目的地へ進むと。
先ほどの女子組は、展示物を楽しそうに眺め。
ているのはふたりで、ひとりは、外でしらけ顔。
興味ない人には、どうでもよい場所だしね。
 前に来た時よりも、どうでしょうが減って。
onが増えたような気がするのは、気だけかしら。
雪面のとびうおだけは、覚えているんだけど。
もうちょっと、あれこれとあったような。
 相方が満足するまで、展示品を見て。
納得したようだったので、南平岸を後にする。
ここからは、なんとなく行ってみたい場所へと。
大通で乗り換えて、福住へと足を運ぶ。
 駅と、バスターミナルと、スーパーと。
これが一体型になっているのが、福住。
こういう作り方って、東京ではほとんどない。
 ちょうど、羊が丘行のバスが出るところで。
料金も確かめずに、とりあえず乗ってしまう。
外に出れば、かなりの雪が降っていて、唖然。
HTBまでは、むしろ、晴天だったのにね。
 丘、というくらいなので、上り坂。
ぐいぐいと上って、平地手前の信号で、車内放送。
それによると、次が、終点の羊が丘展望台、で。
入園料の500円は、車内で徴収するからな、と。
 まず、入園料があることに、ひとつ、驚いて。
車内で徴収というやり方に、もうひとつ。
実際、終点に着くと、お姉さんが乗り込んできて。
その辺の手続きをさっくりとやられてしまった。
この、強引な徴収方法には、ちょっと感心。
 降雪中の羊が丘は、まったく展望が効かず。
でも、見てみたかったクラークさんは、ばっちり。
少ない観光客は、だいたい、彼の真似をしていた。
 見てしまうと、あとは特にやることもなく。
休憩所を兼ねた、オーストリア館をぶらぶらする。
ジンギスカンの食堂や、売店、おみやげ屋があって。
雪遊びもできるからか、子連れの奥さんが多い。
遊ぶだけなら、南平岸の公園でもできるけどね。
 売店は、なかなか面白いものが多くて。
おやつ代わりに、ラムと鹿のソーセージを食べる。
ラムの方は、なるほど、ラムだというクセがあり。
鹿に関しては、皮の硬さの見た目の卑猥さが印象的。
味は、正直、普通のソーセージと同じかしら、と。
 適当に来たバスで福住に引き返し。
ここの観光名所、札幌ドームに行ってみる。
以前、つきさむ温泉に来た時に見てはいるけれど。
外見を眺めただけなので、せったくだから、と。
階段を上ってみれば、当然、中は閉鎖中。
東京ドームだって、入れるわけじゃないしね。
 ドームの屋根から突き出した展望台。
そこに行ってみたかったんだけど、仕方なし。
 一応、日ハムグッズ屋さんは開いていて。
とはい、選手を知らないので、感動は薄い。
誰か、応援している人でもいれば、別だろうけど。
 観光をしたようなしていないような。
そんな気分で、福住を出て、今度は宮の沢へ。
駅から10分くらい歩いて、白い恋人パークに到着。
小樽行のバスに乗ると、ここがいつも気になって。
しかも、こういう機会でもないと、来ないわけで。
 西洋風の建物と、庭のある、白い恋人直売所。
言葉にすれば、さらに、成金的な、が付くかも。
ちょっとずれれば、たぶん、こじゃれなのに。
そういう意味だと、東の人たちとの相性ばっちり。
山のように買い込んでいく姿は、ちとあこがれる。
つか、いなくなったら厳しいんだろうなぁ。
 歩きつかれたのもあり、喫茶店にて休憩。
ここのケーキバイキングに参加したかったけど。
数日前の予約が必要というは、敷居が高すぎる。
もっとも、チョコレートケーキは普通だった。
 外に出ると、電飾が始まっていて。
バスから見たのも、こんな感じだったと。
そうじゃなければ、たぶん、気がつかなかったかと。
 最後に寄りたかったのは、札幌ファクトリー。
ここもまた、機会がなくて行ってなくて。
地下鉄で、バスセンター前まで17分。
この、バスセンター前駅の入口というか、屋根。
これがすごくかわいいというか、小さくて。
一瞬、地下歩道橋の入口かと見間違うほど。
空間がなかったのか、需要が少ないからなのか。
知らなければ、素通りしそうな雰囲気だった。
 たぶん、郊外のイオンとかアリオーとか。
そういう感じだろうと予想はしていたけれど。
実際に入って歩いて見てみたら、そうだった。
観光地ではないから、問題はないんだけどね。
これは普通のショッピングセンターだわ。
 そんなこんなで、札幌観光終了。
夕食をどうしようかと、相方と相談。
何でもいいというので、候補をあげる。
と、ジンギスカン、という返答だった。
 以前、松尾を食べたことがあるだけで。
名物なのに、他には食べたことがなく。
それでもよいかということで、検索。
 マトンではなく、ラムがいいらしく。
それを含めて、ひとまず、すすきのへ。
改札を抜けて、そこで、初めて気がつく。
すすきのの地下に、ヨーカドーがあるとは。
これならずいぶん、買い物が楽じゃないよ。
 目指すお店は、駅から7分程度。
見ると、どうにも敷居が高そうに思え。
表からは値段もわからず、腰が引き気味。
それで、別のお店も探そうと、また検索。
結局は、近くにあった別のお店にした。
 繁華街の外れにあるのが、のざわ。
暖簾をくぐれば、テーブル席とカウンター。
お母さんが、ふたりならカウンターで、と。
そう言われたので、カウンターに座る。
 上着などは、入口にあるクロークへ。
扉が閉まるので、臭いは付きにくいのかも。
客は、いっしょに入った、女子3人組だけだった。
 お品書きはいたって簡素で。
ジンギスカンとごはんと野菜と飲み物と。
これだったら、注文もそんなに悩まない。
 珍しいのはエゾ鹿のステーキ。
なんでも、マタギの父ちゃんが捕ったもので。
食べたこともないので、注文してみた。
 ガスではなく、七輪の炭火焼。
最初に、さっぱりのエゾ鹿のステーキから。
ステーキといっても、ただの普通の焼肉で。
脂身がほとんどないのか、赤身っぽい。
食べてみると、これがまた、魚っぽい。
1度食べたら、もういいかな、という感じ。
 次に、ジンギスカンが登場。
こういうのは、相方の方が得意なので、任せる。
ラム肉だけど、羊が丘ほどの臭みはなくて。
薄味のつけだれで、ぱくぱくと食べられる。
感覚としては、完全に、普通の焼肉だった。
 にしても、このお店。
食べていると、お客さんが続々と。
澄んでいた店内が、ずいぶんと白く曇って。
席から立ち上がったら、ずいぶんと熱かった。
時間が遅かったら、お断りされていたかも。
 お酒も飲まず、でも、悪い顔もされず。
一見さんでも、こういうお店だと入りやすいわ。
 お腹を膨らませ、最後はヨーカドーへ。
ヨーグルトなどを買うつもりで来てみたら。
さほど広くない店内が、けっこう、混んでいた。
確かに、繁華街の駅の真横にあったら便利だよね。
 切ったリンゴの自販機でリンゴを食べて。
地下鉄で大通まで戻り、ようやくと宿へ到着。
ゆっくり出て、移動範囲も地下鉄沿線だけなのに。
なんだか、とてもとても疲れた気がする。
 というか、地味に悪寒と発熱と。
薬を飲んで、ひえピタを貼り、布団の中へ。
明日は、基本、乗っているだけだし大丈夫。
まぁ、ダメでも帰らないといけないんだけどね。


すすきの 1118
(南北線/\500)
南平岸 1126
1214
(南北線) 大通 1223
1233
(東豊線)
福住 1244
*1255
(中央バス/\200)
羊が丘 1308
*1410
(中央バス/\200)
福住 1421
*1511
(東豊線)
大通 1523
1530
(東西線)
宮の沢 1545
*1710
(東西線)
バスセンター前 1727
1816
(東西線)
大通 1818
1823
(南北線)
すすきの 1824
2051
(南北線)
大通 2052


120129(日)
 0700に起床して、身支度を整える。
悪寒はないけど、だるさはどうしても残る。
歩き続けるわけではないので、大丈夫、のはず。
 0800に宿を出て、札幌駅まで。
昨日と比べると、ずいぶんと温かい。
もちろん、氷点下なんだけど、温かい。
寒波がどこかにいってしまったのかしらん。
 帰り道は、贅沢にも、特急と新幹線。
北斗、白鳥、はやぶさと乗車券で23770円。
当然、飛行機の方が速くて安いけど。
気分的には、こちらの方が、とても楽。
 切符を買い、朝食も買っておく。
相方が、珍しく駅弁なぞを買うのに釣られ。
値段が安いこともあり、お付き合いをする。
500円ならば、コンビニとさほど差はない。
 最初の列車は、スーパー北斗。
指定席の埋まり具合は、そこそこ。
日曜日だからなのか、なのになのか。
普段、乗ったことがないとわからない。
 静かに出発し、さくさくと進む。
と思ったら、南千歳で、接続列車待ち。
帯広からの特急を、と聞いて、またか、と。
朝っぱらから、一体、何で遅れるのよ。
 10分ほどの遅れで、ようやく出発。
走り出せば、とても快適、快調な走行。
普段なら、普通列車でとことこなのに。
 落ち着いたところで、朝食。
買ってきたのは、笹助六というお寿司。
いなりと巻物と笹寿司がひとつのお弁当で。
駅弁なのに、これで500円なら納得かと。
一応、地産地消というのも魅力的。
 列車は、太平洋に沿って進む。
けど、席が山側だったので、遠目で。
普通だったら、考えずに海側を取るのに。
特急の時は、そこまで頭が回らない。
なにげに興奮していたのかもしれない。
 東室蘭手前で、車内放送。
長万部で、そば弁当とかに弁当を仕入れる、と。
欲しい人は教えてくれ、という内容だった。
で、そば弁当をひとつだけ、注文してみた。
 気がつけば、あっという間に、長万部。
いつもだと、ここでお昼前だというのにのに。
まだまだ全然、午前中というのがすごい。
特急って、本当に速いものなのね。
 駅を出て、しばらくして、弁当、到着。
そば弁当らしく、中身は、普通にざるそば。
そば同士がくっついているのが、弁当らしい。
味は、とても普通の、コンビニのざるそば。
こればっかりは、どうしようもないし。
でも、十分に美味しく食べられたけどね。
 さっくりと大沼を越え、函館に到着。
結局、13分ほど遅延してしまっていた。
すぐに乗継でないから、問題はないはず。
 駅前から、路面電車で、湯の川まで。
求めるものは、先々週に食べた、ソフトクリーム。
どうでしょう好きとしては、是非とも食べたいそうな。
 がたがた揺られて、終点で下車。
今年の函館は、雪があって歩きやすい。
いつもだと、氷ばかりで怖いのよね。
 相方にとっては、夢にまで見た、きくちのソフト。
ボクにとっては、先々週も食べた、きくちのソフト。
今日の方が温かいので、シュールさはないかな。
 がごめ昆布入りカレーパンを求めて。
目の前のダイエーに寄って、ないのを確認。
食べてみたいのに、もう、作ってないのかしらん。
 再び電停に戻り、市電を待つ。
この時、なんかちょっと危険かも、と。
ここから駅前まで、25分と思っていたら。
実は、32分ほどかかるということが判明して。
それだと、特急には微妙な感じかな、と。
 その雰囲気は、相方も察したようで。
ただ、こちらは、間に合うのが前提の、どきどき。
こればかりは、どうにもならないのが辛いところ。
 函館駅前のひとつ手前、松風町にて下車。
相方の荷物も抱えて、函館駅まで走る走る。
改札で切符を出して、これならと思ったらたら。
あー、今、出ちゃいました、と駅員さん。
でも、ホームにはいるし、と指を指すと。
ちょうど、銀色の電車が動き出してしまった。
あと1分あれば、間に合ったのになぁ。
 というか、どうにも原因がわからなくて。
往復で70分、遅延10分としても、残40分。
これだけあったのに、なしてダメだったの。
頭の中で、疑問符がぽっぽぽっぽと噴出す。
 というか、接続の北斗は10分遅延で。
だったら、白鳥も10分くらい待ちなよと。
乗ってきた北斗の時も、白鳥は待ったのにと。
そうは思っても、もう、仕方のないこと。
 帰る分には、次の白鳥でも問題なく。
ただ、青森というか、アウガに行けないのが。
特に、相方に申し訳なく、それに落ち込む。
昼食も、アウガで食べるつもりだったしね。
 結局、2時間の待ち時間ができてしまい。
それならば、と、いつものお店に行くことに。
レンガ倉庫を眺めつつ、ラッキーピエロへ。
 お昼過ぎとはいえ、混雑気味。
観光客と地元客が入り乱れているみたい。
今回は、3番人気らしい、トンカツバーガー。
わらじカツを半分に切り、それを重ねて挿入。
薄いようで、意外と量があって、美味。
やっぱり、ラッキーピエロは美味しい。
そろそろ、丼物にも挑戦してみたいところ。
 食後は、隣のハセガワストアへ。
夕食用に、やきとり弁当を買っておく。
高い駅弁を買うよりは、味も安定しているし。
冷えても食べられる、というのが大きい。
 でも、待たされると、ちょっと。
次の特急に間に合うのかと不安になる。
もちろん、大丈夫なはずなんだけども。
一度、やらかしちゃうとね。
 帰りは、路面電車で駅前まで。
切符を見せると、自由席へどうぞ、と。
指定席に乗り遅れた場合、後続の自由席に乗れると。
まったくもって、この制度があってよかった。
 自由席は、手前側の2両。
時間に余裕があるせいか、席にも余裕が。
受けの北斗からも、さほど流れてはこなくて。
ぎりぎりでも、座るには困らない程度の乗車率。
 にしても、白鳥の指定席には縁がない。
切符の制約があるにしても、自由席ばかり。
今回こそは、優雅に指定された席に座れるかと。
 自由席だと、きちんと海側を確保。
夕暮れの函館湾を眺めつつ、青函トンネル。
今度こそ、青緑を撮るつもりが、また逃し。
本州側に出てみれば、もう、ほとんど夜。
 青森駅でのスイッチバックは初体験。
新幹線の接続列車なので、意外と乗ってくる。
たった一駅だけど、やっぱり不便だよね。
 終点の新青森には、定時到着。
乗り換えの階段が狭いのが、ちと嫌。
ずっと使うんだし、もうちょっと。
 連絡通路を抜け、新幹線の改札をくぐる。
と、なんだか、ものすごい浮かれた空気感。
みんな揃って、どきどきわくわくというか。
旅行を楽しんでます、という、見知らぬ風。
 自分が、すごく場違いなような。
旅行って、こんな雰囲気なんだな、と。
その気にあてられて、ちょっとは嫉妬する。
各駅で帰ると、これ、ないもんね。
 これから乗るのは、E5のはやぶさ。
馴染めない名前なのは仕方ないとして。
みんなの写真の撮り方が、また、うきうき。
普通に、仕事な人もいるけど、なんだろ。
列車に対するあこがれって、まだ、あるのね。
 窓から覗きこんだ、グランドクラス。
グリーン車もそうだけど、いいかな、と。
だって、指定席も、かなりゆったりめな作り。
足回りの広さといったら、しらかみ並、かな。
いや、はやてもこれくらいあったのかしら。
新幹線が、とても久しぶりなので思い出せない。
 車窓を楽しむには、1814発は暗すぎて。
普段なら、逆浦島かと心配になるはずが。
自分もうきうきで、気にもならなかった。
 青森から盛岡まで、たったの1時間。
これだけでも、すごいなぁ、と思ってしまう。
1区間乗車の人も多くて、これは意外。
日曜日なのに、背広の人も、けっこう目立つ。
ダイヤからすれば、明らかに日帰り出張向けだし。
 一ノ関を過ぎたあたりで、夕ご飯。
ハセガワのやきとり弁当を取り出して、準備する。
以前、テレビでやっていた、その食べ方。
弁当のふちにある引っかけを使い、串と肉を分離。
実際にやってみたところ、冷えると難しいかなと。
熱々だったら、肉も柔らかくて、さっくりっぽい。
 なんにしても、タレの美味さに変化なし。
ふと、根室のタイエーを思い出し、悔しくもなる。
たぶん、同じような味なんだろうけどね。
 食べているうちに、仙台に到着。
ここでも、それなりの乗降があり、入れ替わる。
つか、停車駅をよく知らなくて、次はどこだろ、と。
福島、宇都宮、大宮、東京、なのかな、と。
思っていたら、次が大宮だと知り、びっくり。
 なにをするわけでもなく、なにもせず。
でも気がつけば、すぐに大宮に着いていて。
この速さってば、一体何なのかと、首をひねる。
 高度な文明を持つ世界に紛れ込んだように。
たぶん、あの列車の中でひとり、ただただ驚愕。
普通の人って、こーして旅行をしてるのか。
 青森から3時間と10分で、東京到着。
物珍しさもあって、E5はやっぱり大人気。
遅い時間だというのに、写真をぱしゃぱしゃ。
折り返しの仙台行になるために、車内清掃ちゃきちゃき。
つか、この掃除の早さこそ、はやぶさ並だった。
 先々週は、東京って暖かいって思ったけど。
今回は、そんなに気温の差がないな、と。
つか、むしろ、なんか寒いような気がした。
まぁ、たぶん、かぜをひいているからだろうけどね。
 相方の家により、あれこれと清算をして。
遅い時間の電車で、家に戻って、また片付け。
どうにも、次の日に、というのができないし。
というか、かぜ、治るとよいけれど。


札幌*0834
(5006D/SP北斗6)
函館 1153
函館駅前 1217
(函館市電/\240)
湯の川 1249
*1322
(函館市電/\240)
松風町 1350
十字街 1523
(函館市電/\200)
函館駅前 1529
函館*1555
(4040M/SP白鳥40)
新青森 1756
*1814
(6B/はやぶさ6)
東京 2124


120130(月)
 ふらふらのまま、仕事へ。
嬉しいことに、あちらは午後半休。
いなくなるだけでも、ずいぶんと違う。
おかげで、午後は、かなり楽ができた。
 なにをしたのかしていないのか。
ぼんやりしたまま、家に帰って。
P300のデータをパソコンに移す。
汚れたレンズも拭いて、ぴかぴか。
 というか、買って早々に雪国って。
外気温が低い所でも普通に使うし。
しかも、降雪中でも普通に使うし。
まったくもって、申し訳ない。
でも、そのために買ったカメラだし。
 そんなこんなで片付けも終わり。
あとは、紙芝居を作るだけ、だけど。
まだ、一昨年の夏のすら終わってない。
やる気はあるけど、身体がもたんのよ。


120131(火)
 先週からのかぜは、まだ残り。
いよいよ、のどが痛くなってきた。
北海道用のかぜ薬も、昼にはなくなり。
あとは、初期症状用の軽いものだけ。
これで治るのかどうかわからんけど。
あまりお金もかけたくないのよ。
 1月に、2回も北海道って。
交通費だけでもそれなりだし。
この安月給で、よくやるわと。
自分でも感心しちゃうほど。
 これでお金もなくなり。
しばらくは、大人しくすると。
できるかどうか、自信はないけど。





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