日記
2012.12/ 4




2012. 7/ 1(日)
 迎えに来て、荷物を運びやがれ、と。
ご主人様から、そんな命令がやってきたので。
大人しく従って、埋立地の方まで車を出す。
 予定の時間を過ぎても、連絡はなく。
完全に放置されて30分、ようやくと、りんりん。
メールするのを忘れたって、なんて酷いことを。
 その後の予定は、特に考えてなくて。
気がつけば、みなとみらいから、江ノ島方面へ。
鎌倉は避けてみたものの、道はどこも混んでいた。
 夕食前だというのに、鵠沼は埜庵へ。
さすがに今日は列もなく、すんなり入場。
季節物の、生メロンを食べてみたけれどれど。
想像よりも甘くなくて、ちょっと、がっかり。
練乳に頼らない甘さを求めていたので、なんか。
もしかしたら、メロンシロップの限界なのかね。
 ここまで来たら、江ノ島に、ちょい寄り。
とびっちょで、生しらすを買い、その場で食べる。
かかっているのはポン酢だけど、しょうゆがいいのに。
というか、江ノ島でもしらすが捕れてきたのね。
 三浦半島をぶち抜いて、R16で中華街。
日曜日の20時だけれども、まだ、そこそこ。
なんとなく選んだのは、蔓珍楼、というお店。
いかにも高そうな雰囲気で、Tシャツが恥ずかしい。
横浜名物のサンマー麺は、泣くほどに味が薄い。
汁を飲んでも、どこに味があるのかわからない。
こういうものなのか、このお店だけなのか。
初体験なだけに、比較ができないのが悲しい。
ただ、高いお店なわりに、量はたっぷり。
チリソースも含めて、かなり満腹にさせられた。
 帰り道は、久々のR1。
わかってはいるけれど、信号、多すぎ。
ちょっと進むと、すぐに停められてしまう。
これをもう少し、効率よくはできんのかしら。
つか、黄点滅じゃあ、だめなのかしらん。


2012. 7/ 2(月)
 今日は研修なので、遅めの家出。
1日中かと思っていたら、午前中のみ。
こういう伝達すら、できないんだから。
 なので、午後、職場に連絡をして。
勉強するから、という理由で、直帰。
道すがらの昼食は、要町の、バッソドリキュー。
 どっかとどっかの、コラボ店だそうで。
ただ、らーめん屋のコラボって、なんだろ。
美味しくなるような利点ってあるのかしらん。
 注文したのは、つけそばクラシック。
あっさりラーメンを基礎としたつけ汁、とのこと。
食べてみると、懐かしの、つけ麺大王風かと。
いや、きちんと覚えているわけではないけど。
考え方としては、たぶん、いっしょっぽくて。
そういう意味でクラシック、なのかな、と。
今の濃厚に飽きた人には、悪くないかも。
あっさりしすぎな嫌いもあるだろうけどね。
 家に帰って、しっかりと、昼寝。
勉強しなくちゃ、とは思うんだけど。
だって、ものすごく眠たいんだもん。
勉強自体は、明日の電車でやりゃいいの。
 夜、のそのそと起きて、夕ご飯。
それから、ブラウザのお気に入りの整理。
けっこう無駄が多かったので、さっぱり。
 その合間に、とても久方ぶりのの。
車を出して、だらーっとドライブして。
いろいろと釈然としないまま、2640に帰宅。
なんだろ、いや、ホント、なんだろ。
浸透する時が来るのかしらん。


2012. 7/ 3(火)
 研修の成果発表の日。
なので、昨日以上にゆっくり出発。
でもなけりゃ、夜中に車は出せんのですよ。
そしてまだ、いろいろ引きずっているのですよ。
 変な緊張感の中、やることをやり。
たぶん、問題はないはずだと、そんな手ごたえ。
大きな失敗もあったけれど、他で補えるはず。
 昼食に、新橋ガード下の、丸山製麺。
讃岐うどんのはずだけど、ものすごく武蔵野うどん。
コシというより、固さ、なんですもの。
たまたまなのか、いつもそうなのか。
 職場に着いて、臭い仕事を済ませ。
家に帰って、シャワーシャワーのち、就寝。
変則夜更かしのせいか、やっぱり眠たい。
うん、眠たい。


2012. 7/ 4(水)
 久しぶりに、日記の更新をする。
時折、きちんとやらんとあかんなぁ、と。
そう思うんだけど、現実は、7ヶ月ぶり。
そんなに手間のかかることではないのに。
それでもやっぱり、面倒なのよね。
なにが、と言われると困るけれど。
 実際問題、他は放置だし。
サークルにしても、活動してないし。
その中で、日記だけ、更新していく。
惰性が、あまりにもばればれで困るわ。
いつまで続くのか、続けられるのか。
終わってみないと、わからないね。


2012. 7/ 5(木)
 夕食に誘ってみたら、お断り。
でも、買い物はあるので、池袋まで。
いつものように、ジャンクデジカメを漁り。
富士の、F420という正方形デジカメを買う。
動かなくても、315円ならば、頭痛が痛む程度。
 その後、池袋では初めての、msへ。
意外と女子が多くて、おっさん、きょどきょど。
そして、普通に買っていく姿がカッコいい。
ここにひとりで来られる時点ですごいけどね。
 夕食は、なんとなく豚骨気分で。
屯ちんのつけ麺でいいかなぁ、と思いつつ。
気がつけば、一風堂で博多つけ麺を注文していた。
豚骨というよりは、やたらとしょっぱい魚介系。
まずくはないけど、なんだかもったいない。
すんなりと、屯ちんにしておけば、と後悔気味。
 待ち時間に動かしてみた、F420。
起動画面が出て、日時の設定画面が出て。
撮影画面になってみたら、これが真っ黒。
明らかに、CCDがダメになっている様子。
仕方ないんだけど、なんとも悔しいわ。


2012. 7/ 6(金)
 ここ数年にしては珍しい。
邪であっても、前向きな熱量の放出。
いやつか、自然発生的なものではなく。
とても強引な、無理矢理なものだけど。
それだって、貴重な、やる気。
 ここで成果を出したいけれど。
こればかりは、相手任せな部分もあり。
どうしても、強気一辺倒にはなれない。
 消耗が先か、到達が先か。
こればかりは、やってみないと、ね。
つか、以前は、どうだったんだろ。
自分のことなのに、記憶がないわ。


2012. 7/ 7(土)
 方向性が決まらぬまま、迎えに行って。
雨の高速を1時間ほど走り、群馬サファリパーク。
 この、サファリパーク、というのは初めてで。
車中から、動物を、しかも間近で見られるのは。
子供でなくても、なかなかに興奮する体験だった。
 もうひとつ、興奮したのが、その料金。
入園料が、大人2600円というのは、大きすぎる。
JAF割で300円引きとはいえ、なかなかの威力だな、と。
 さらに、餌付けできるバスに乗ると、+1300円くらい。
そこまで払うなら、ネズミ園でもいいかな、と思った。
まぁ、あちらほど疲れない、というのが利点なのかと。
自前の車なら、乗りっぱなしでいいわけだしね。
 ぐるぐると回って、サファリパークも終了。
遅い昼食は、すぐ近くの道の駅、甘楽、かんらで。
そんな大きくはないけれど、食堂は、そこそこの広さ。
そば、うどんが中心で、気になった、大麦そばを選択。
見た目は真っ白で、うどんっぽいけれど、細さは、そば。
つるつるした食感で、のど越しを楽しむ、のかしらん。
大麦らしい味わい、というのは、特になくて。
つか、大麦の味が、よくわからんよ。
 さっくりと帰るには、まだ早すぎて。
少し下道を走ることにして、しばし県道。
すると、こんにゃく博物館、なる看板が登場。
しかも、無料バイキング、という気になる文字も。
 行ってみると、どうやらこんにゃく工場みたい。
ずいぶんと綺麗なのは、見学前提だからかしらん。
直売所も作れば、多少は、売り上げにもつながるし。
 そんな直売所の隣にあるのが、無料バイキング。
10種類くらいの、こんにゃく料理が食べ放題は立派。
サラダっぽいのから、新製品、みそおでんなどなど。
トレーとおはしも用意されていて、なかなかのもの。
これはもう、太っ腹、としか言いようがないわ。
残念なのは、甘い系統がひとつもなかった点。
 R254に出て、1車線を淡々と進んでいく。
巻き込んでいる気がして、申し訳ない気持ちも少々。
こういう時って、やっぱり、さくっと帰るべきかも。
 最後の寄り道は、花園近くの、スイートガーデン。
道の駅の隣にある、大きなアウトレットではなくて。
r81沿いにある、洋菓子工場のアウトレットの方。
 これが、想像よりも、全然、西側にあって。
妹が気がつかなければ、まったく通りすぎていた。
というか、まったくただの工場すぎていたし。
直売所自体も、6畳程度の、狭くて小さい、おまけ。
でも、行列ができているのだから、人気はあるみたい。
 プリンが150円とか、シュークリームが4個250円とか。
品数は少なかったけれど、値段はたぶん、安いはず。
早い時間に来たら、もっといろいろあったのかも。
 花園から高速に乗る案もあったものの。
結局は、最後まで、R254という流れだった。
自分としては、特別なことでもないんだけど。
人を乗せている時は、多少は自重すべきだね。


2012. 7/ 8(日)
 ゆっくりと出て、岩槻にて昼食。
ここの名物といえば、とうふラーメン。
公園のレストランが元祖らしいけれど。
駅前にある、蘭蘭、というお店に行ってみた。
 カウンター主体の、細長い店舗で。
奥にある、数少ないテーブル席を確保。
入った時には、先客はいなかったけれど。
食べ終わる頃には、そこそこに混雑していた。
 で、とうふラーメン。
別に、この地域独特、ではなくて。
いわゆる、マーボーラーメン、なのかと。
見た目とは違って、けっこう、辛いけれど。
その中にも甘みがあって、それが美味しい。
 とうふも、そこそこの分量だし。
食べ終わってみたら、けっこう、満腹。
この味付けは好きなので、次は、別の店を。
そしたら、まったく違うのかもしれないけど。
 岩槻で、久々に夜までだらけまくり。
遅めの夕食は、上尾にある、かいおうで。
日曜日の2000なのに、待ちは、たったの2組。
こういう日もあるんだな、と、思っていたら。
その後、お客さんが、続々とやって来てびびる。
たまたま、すき間だった、ということね。
 1時間ほどで食べ終わり、中山道で帰る。
大きな移動はしていないけれど、疲労困憊。
今週は、どこかで有給でも取りたいところだわ。


2012. 7/ 9(月)
 若くないのに無理をしたから。
というか、単純に、体力がないから。
早くに寝たはずなのに、すごくくたくた。
どうしようもないほどに、くたくたくた。
まったく、老いって本当に悲しいものだわ。


2012. 7/10(火)
 ものすごい勢いで収束中。
やっぱり、身体があってこそ、だわ。
それを乗り越えるだけの価値はあっても。
実際問題、体力がないとダメでもあるし。
どこかで休まないと、どうにもならんか。
 仕事というか、職場がね。
つまらないことで、削られすぎで。
純粋に、仕事だけできれば楽なのに。
痴呆症と付き合うのは、楽ではないわ。


2012. 7/11(水)
 週末から出かけるつもりで。
あれこれと調べたら、あれこれと。
夏らしく、夜の催し物が多い感じで。
それを組み込むのは悪くないんだけど。
宿がない地域なので、それをどうするかと。
ひとりなら、車中泊なんだけどね。
 あとは、3日間をどう使うか。
できれば、最終日は空けたいけれど。
がつがつと動きたい気持ちもあって。
さて、どうしたものかと考えてしまう。
まとまるのかしら、まとまらないのかしら。


2012. 7/12(木)
 本格的にへとへとなので。
有給でも貰おうかしらと。
思っていながら、普通に出勤。
ならば、午後半休、貰おうかしらと。
思っていながら、普通に最後まで。
 今日は忙しいかな、と。
そう判断したのが失敗だったわ。
いやつか、そうでなくても、かな。
言い出す勇気がなさすぎた。


2012. 7/13(金)
 県名 イベント情報。
これで調べてみたらたら。
意外と、まとめられていて驚く。
 同時に、選択肢が急に増えて。
どうすりゃいいの、という状態に。
たぶん、西に行くんだろうけれど。
それにしたって、取捨選択が難しい。
 いやつか、西、と言うけれど。
高速なのか、下道なのかも決まらず。
すべての面で、あまりにも適当すぎ。
 一番の不安は、なにより、体調。
こんなんで、夜間走行できるのかしら。
それがもう、不安で不安でたまらない。
 無理なら、明日の明け方出発。
魚を拾いながら、名古屋でもいいかと。
それならば、宿の心配も薄くなるしと。
そんなことも、漠然と考えていて。
いやまぁ、ホント、どーするんだろ。


2012. 7/14(土)
 体調の悪さはいつものことと。
少し遅めに出発し、合流し、R246へ。
西に行くにしても、急ぐ移動ではなく。
久々に、下道だけで進んでみることに。
 激しい雨の中、厚木にて給油。
その先の1車線区間は、交通量は少なめ。
でも、雨がどんどん強くなり、嫌な雰囲気。
山登りが始まれば、視界は、あってない状況。
前にトラックがいなかったら、おっかないわ。
 御殿場辺りから、視界も回復傾向となり。
山を下って沼津に出れば、ほとんど止んだ状態。
これで高速に乗っていたら、とても怖かったかも。
 富士のイオンで、ようやく休憩。
この時点で0320というのは、どうなんだろ。
久々すぎて、時間の感覚が戻ってこない。
まぁ、0900位には着くかな、とは、漠然と。
 静岡のバイパスをさくさくと抜けて。
磐田に入る頃には、いよいよ空も明るくなる。
2車線化も進んで、ここも、ずいぶんと快調。
太平洋を眺めつつ、潮見坂にて、2度目の休憩。
 なんだか、波乗りの人が多い印象。
早朝に、さくさくっと乗ってしまうのかしらん。
やったことがないから、流れがよくわからない。
 県境からは、R1と別れて、R42。
R23バイパスが伸延したそうで、右折交差点も変更。
青看板がないのが、なんとも意地悪だけれども。
道路上のタイヤ跡で、なんとなくわかってよかった。
 乗ってしまえば、豊橋まで、無停車。
その先も絶賛工事中で、意外と早そうな気配。
これは是非にとも、とっとと作って欲しいところ。
 安城の宇佐美にて、2度目の給油。
表記が134円で、実売が128円なのはありがたい。
ここで挿れておけば、しばらくは大丈夫なはず。
 高速道路化したR23からR1に出て、鶴舞で朝食。
ラディッシュのモーニングは、ピザトースト。
夜中もおにぎりを食べて、空腹ではないのに。
しっかりと食べてしまう辺り、徹夜の怖さかしらん。
 店を出ようとすると、外国人の女性が入店。
そのままカウンターに入り、食器洗いを始める。
格好といい、その流れといい、なんか、面白い。
ちなみに今日は、観光客が多めだった。
 R19、R1、R302から、R23。
R1よりはマシだと思えるR23だけど。
やはりというか、普通に、四日市手前で渋滞。
大型が多いのと、信号が多いのがダメっぽい。
 四日市を過ぎれば、渋滞も解消。
ここからはすいすい、と行きたいところだけど。
中途半端な交通量と信号で、そこそこ順調な程度。
つか、どうもこの道って、好きになれないのよね。
なんだか単調に感じてしまうから、かしらん。
 ようやくの鈴鹿で、スーパーで休憩。
さらに進んで、松阪で、ちと気になる看板が。
矢印に従っていけば、住宅街の狭い道へ。
そして、やたらと真新しい、しんや、に到着。
 ここは、たいやき屋さんだそうで。
店内で食べていくこともできる、親切なお店。
熱々のたいやきは110円で、冷たいお茶付き。
涼しみつつのたいやきに、軽く休憩した気分。
 つか、路地裏にあるわりに。
お客さんが、続々とやって来るのがすごい。
品切れ終了みたいだし、かなりの人気店なのね。
 松阪からは、R42。
市街地を抜ければ、走りやすくなる。
山間のゆるい道は、快走路で気持ちいい。
 三瀬谷辺りにあるのが、あら竹。
昔ながらのドライブイン、という風貌で。
高速が繋がった今となっては、少し寂しげ。
敷地が広く、建物がでかいだけに、特にね。
 立ち寄ってみたのは、駅弁があるから。
町おこし的なものではなく、本物の駅弁で。
松阪駅で売っている駅弁を取り扱っているらしい。
当然、松阪牛絡みの物がほとんどで、値段もそこそこ。
見るだけかと思っていたら、相方が、さっくりと購入。
1番人気の、元祖特選牛肉弁当、1260円を入手していた。
 電車ではなく、車の中で、移動しながら食べる。
肉の味付けが甘辛く、温かいご飯との相性は抜群。
もうちょっと、量があってもいいかとも思うけど。
本当の松阪牛ならば、1260円も高くないかな、と。
 紀伊大内山ICから、車が大量に流出。
現状での、高速道路の終点なので仕方ないけど。
今まで、がらがらで快適だっただけに、ちと残念。
 軽い峠道を抜けると、道の駅紀伊長島に到着。
今回の移動の目的は、ここで、マンボウを食べること。
表の屋台を眺めてみれば、串焼きとから揚げがあった。
幸い、売り切れてもいなくて、無事にありつけた。
 今年は、マンボウもなかなか捕れないそうで。
もうひとつの目玉、鮫もまた、捕まりにくいみたい。
つか、鮫の串焼きも楽しみだったのに、入荷なし。
 さっそく食べてみたマンボウは、なんだろう。
味に関しては、ほぼなくて、気になるのは、食感。
白身魚のような、鶏肉のような、不思議な感覚。
生臭さなどもなく、とても食べやすいものだった。
 この道の駅、小さいなりに、食べ物が豊富で。
海が近いこともあり、刺身なども扱っていた。
安かったマグロを食べれば、なかなかに美味しくて。
こういう道の駅が増えるといいなぁ、と思った。
 さんざんと堪能し、さて、どうするか。
当初の予定は、千枚田の虫おいを見るつもりで。
ただ、あまりにも時間が早くて、ちとどうかな、と。
有田や伊勢の花火大会も考えてはいたけれども。
これも、時間や混雑を考えると、厳しいかな、と。
なにより、宿の確保ができていないのが難点。
 結局、もう少し進んでから考えることにして。
矢ノ川峠を越えて、道の駅熊野きのくにまで進出。
ここで宿を調べると、湯川の温泉旅館が引っかかる。
というか、他に選択肢もなく、そそくさと予約。
これで、今日の目的地を決めることができた。
 熊野からは、地図としては海沿い。
けれども、防砂林があるせいで、ちと物足りない。
時間に余裕ができ、道の駅パーク七里御浜に立ち寄る。
オークワ併設の、ちょっとよろけた建物が物販所で。
これはもう、ただのオークワと言ってもいいような。
むしろ、こういう形態の道の駅は増えてもいいかも。
地元スーパーといっしょになった、道の駅なら。
 熊野川を越え、新宮からは、少し渋滞。
徐福さんに挨拶もせず、紀伊勝浦まで直進。
ここから湯川までは、峠とはいえ、5分程度。
 今回、予約したのは、温泉旅館の柳屋さん。
流れの速い峠道の、カーブの途中に入口があって。
入るのも出るのも、なかなかに勇気のいる宿だった。
 旅館、とは言うけれど、どちらかといえば、民宿。
朝食付きで6500円は、自分の中では、かなり割高。
他に宿がなかったから、仕方ないんだけどね。
目の前に、ラブホテルがあると知っていればれば。
 あてがわれたのは、奥にある和室。
ここだけ、トイレとお風呂が付いていたけど。
お風呂の方は、掃除をしてなくて、湯船に虫が。
お湯も出なかったので、使うな、ということか。
 その点、温泉だから困らない、かと思いきや。
浴室を使える時間が、2300までと、0700からと。
なんとも中途半端というか、正直、がっかり。
宿側にも理由があるだろうし、仕方ないけどね。
 チェックインを済ませたら、次は夕食。
紀伊勝浦まで車を出して、市役所の駐車場に停める。
商店街をぶらぶらしたのち、ホテル浦島への船に乗る。
日帰り入浴するわけでもなく、ただの見物だけどね。
 2度目の浦島は、やっぱりというか、でかいわ。
人がわんさかしているし、お土産屋さんも大繁盛。
つくづく、人気があるんだなぁ、と実感させられる。
つか、こういうホテルって、みんな、好きなのね。
 車に戻って、ようやくと食事。
紀伊勝浦といったら、やっぱり、マグロ。
柳屋さんでも、マグロ地図を渡されたし。
 けれども、選んだのは、たんぽぽラーメン。
いわゆる和歌山らーめんのお店で、祖は、井出商店。
昔ながらの中華料理屋、という匂いのするお店で。
出てきたらーめんは、とても普通に和歌山らーめん。
この麺の柔らかさに、特に、和歌山らーめんを感じた。
 残念だったのは、早寿司がなかった点。
こればかりは、和歌山でないと厳しいのかも。
というか、相方は、ずいぶんとがっかりしていた。
 オークワで買い物を済ませ、宿に戻り。
今日、最後の楽しみである、温泉に浸かる。
男風呂は、そこまで狭くはなかったものの。
4人くらいが適当かな、という感じの広さ。
洗い場がひとつしかないのは、かなり残念。
 掛け湯をすると、かなり熱く感じたものの。
実際には適温で、身体が火照っていたっぽい。
色のないお湯だけど、硫黄の匂いがぷんぷん。
ちょっと硬いかな、という味で、少しつるつる。
きっちりと、特徴のある温泉で、何気によかった。
 部屋に戻って、甘いものを少し食べ。
横になれば、あとは、すぅっと眠りについた。
早い時間に眠れるのは、ありがたいとも思った。


2210、出発。
2315、合流。
0110、厚木宇佐美。
0320、富士イオン。
0330、出。
0550、道の駅潮見坂。
0605、出。
0725、安城宇佐美。
0815、鶴舞ラディッシュ。
0845、出。
1055、鈴鹿ヤマナカ。
1205、松阪しんや
1220、出。
1320、三瀬谷ドライブインあら竹。
1330、出。
1410、道の駅紀伊長島。
1500、出。
1555、道の駅熊野きのくに。
1615、出。
1650、道の駅パーク七里御浜。
1710、出。
1805、湯川柳屋旅館。
1830、出。
1840、紀伊勝浦駐車場。
1945、出。
1950、紀伊勝浦たんぽぽラーメン。
2010、出。
2015、紀伊勝浦オークワ。
2030、出。
2035、湯川柳屋旅館。


2012. 7/15(日)
 朝食は、小さい食堂にて。
焼き魚が中心の、朝食らしい朝食。
これで1200円は高い、とは思うけれど。
せめて、もう少し、海物があればねぇ。
<  0900前に宿を出て、紀伊勝浦の漁港へ。
日曜日は朝市の日、だそうで、行ってみた。
想像した朝市よりは、かなりこじんまりで。
 けど、マグロの刺身やら寿司やらなにやら。
扱っているものが立派で、その落差が面白い。
意外と賑わっているのも、歩きやすくていい。
 そんな中、なぜか、めはり寿司を購入。
食べたことがない、というのが理由だそうで。
かく言う自分も未経験なので、お裾分けされる。
 酢飯に、なにか葉っぱを巻いただけ。
この葉っぱがえらく薄味で、醤油が欲しい。
というか、いったい、なんの葉っぱなんだろ。
わさびかと想像したけど、薄すぎるよね。
 紀伊勝浦を出て、進路は南へ、R42。
最初は、山に突っ込んで高野山、のつもりが。
せっかくの天気だし、海も悪くないかな、と。
紀伊半島の縁をなぞることにしてみた。
 湯川を抜けて、次の町は、太地。
ここは、くじらで有名な町みたいだけど。
気になったのは、落合博満野球記念館の方。
この町と落合とのつながりも気になるし。
どんなものか、外見だけでも見てみたいなと。
R42を反れて、海沿いの県道らしき道を進む。
 ちょっと色あせたリゾート地があり。
公園の奥にあるのは、陸揚げした捕鯨船。
くじらの博物館には、意外と車が多かった。
 けど、落合記念館は、観光の中心部にはなく。
住宅街を抜けた先の、海へと降りる道の途中にあった。
想像よりは派手ではなく、というか、普通の建物で。
そうだと言われなければ気がつかない雰囲気だった。
入場料は2000円で、これはさすがに、手が出せない。
まぁ、無料だったとしても、寄ったかどうかは微妙。
 迷いつつもR42に戻り、南下を再開。
昨日よりは海も見られて、正解だったと思う。
串本に着いて、またまたR42から離れてみる。
 ひとまず、やたらとこじゃれなAコープで休憩。
地元の人も多くて、ずいぶんな混雑っぷりだった。
この先にも、この、こじゃれAコープはちょこちょこ。
和歌山に、集中的に出店しているのかしらん。
 串本といえば、本州最南端の潮岬と、トルコ。
せっかくなので、まずは、トルコへと行ってみた。
串本大橋を渡り、島らしいうねうね道を登り下り。
駐車場に車を停めて、ここからは、徒歩移動。
炎天下なので、観光客は、もれなく日陰を歩く。
 明治時代、遭難したトルコ軍艦を助けたそうで。
トルコが親日派となった由縁の事件だったみたい。
ここにあるのは、その記念館と慰霊碑と、土産屋さん。
土産屋さんのトルコ人は、なかなかにかっこいい男。
けど、つかまったら、なかなか逃がしてくれなそう。
 慰霊碑の奥に、樫野崎の小さい灯台が、ぽつん。
階段を登れば、なかなかに綺麗な水平線が見られた。
全般的に、大味な観光地かな、とは思った。
 帰り道、やたらと車の停まっている家があり。
近づいてみたら、パン屋さんだったことが判明。
串本のAコープ以上にこじゃれているのは、nagi。
小さいお店ながら、喫茶店もやっているようで。
こじゃれな人たちが、優雅な時間を過ごしていた。
わざわざレンタカーで来ている人もいたみたいで。
それなりに人気があるお店っぽいので、パンを買う。
食べてみたら、まぁ、とても普通に美味しかった。
 もうひとつの観光地は、潮岬。
県道をくるっと回る途中に広がる、展望タワー。
その正面にあるのが、本州最南端の碑と、休憩室。
草刈をしているおっちゃんの合間を抜けて、海へ。
見えるものは、樫野崎となんら変わらないんだけどね。
こっちの方が、まだ、観光地観光地している感じ。
 紀伊半島も、串本が真ん中な感じで。
ここからは、じんわりと北へと登っていく。
山と海に囲まれた、狭い土地をくねくねうねうね。
まったくもって、よいドライブコースだと思った。
 お昼が終わる頃に、道の駅イノブータンランド着。
ここの名物といえば、つまりは、周参見名物、イノブタ。
当然、なにか食べられると想像していたら、食堂はなし。
 その代わり、イノブータン王国の王室があって。
国王、王妃といっしょに写真は撮れるけど、違うだろ。
王国の人口が減るのは悲しいかもしれないけれど。
イノブタがどこで食べられるかの案内くらいあっても。
 結局、携帯で検索し、周参見の町まで移動。
駅前にある、やまにし食堂で昼食にすることにした。
相方がイノブタ丼を注文したので、こちらは、ざるそば。
ところが、この選択が大失敗で、ただただ後悔。
見た目は美味しそうだったけれど、ふにゃふにゃしすぎ。
もう関西圏だし、素直にうどんにすべきだったか。
つかたぶん、うどんでも、似たようなものだろうけど。
 イノブタ丼の方は、けっこう甘い、親子丼風。
イノブタの肉は、食べてしまえば、ただの豚肉。
そこまで強烈な特徴もなく、まぁ、食べやすい。
正直、こっちが正解だったかと、激烈に反省する。
 にしても、どこで育てているんだろ。
平地じゃなくても、斜面でも育つのかしらん。
 悲しい昼食を終え、またまた海沿いへ。
自分も遅いことは、百も承知しているけれど。
どうも、今回の移動では、さらに遅い車に詰まりがち。
制限速度で走ってくれれば文句もないんだけども。
 白浜への左折で、ようやくと別れるかと。
ほっとしたら、やっぱり左折で、しばらくお付き合い。
慣れたつもりなんだけど、地味にいらいらしていた。
 気がつけば重石も外れ、白浜の海岸へ。
夏場らしく、人がわんさか、水着もわんさか。
相方が写真を撮っていたけど、大丈夫なのかしらん。
 海岸を抜けて、とれとれ市場にて休憩。
信じられないほどの車の量に、圧倒されるし。
入口では、取っ組み合いの夫婦喧嘩に、圧倒される。
あまりの暑さに、みんな、いらいらしているのね。
 毎度のことながら、さんざんっぱら試食をして。
でも、今回は買い物はせず、無銭飲食で逃走。
ソフトクリームくらい、とは思ったけど、列が。
 r33で田辺に進むつもりが、絶賛大渋滞中。
なので、白浜駅に戻ってから、R42に抜けてみた。
こちらはさくさくすいすいで、選択、成功、と。
ただ、さくさくすぎて、田辺での給油を忘れる。
バイパスを降りた所に、給油所があったのに。
まぁ、まだ走れるから大丈夫と判断して進む。
 田辺を過ぎると、少し雰囲気が変わる。
多少、土地に余裕があるような気がしてくる。
もちろん、実際のところはわからないけれど。
 次の休憩地点は、御坊のローソン。
久しぶりに立ち寄った、紀州鉄道の廃線跡。
踏み切りごとに、立派な柵が設置されていたけど。
地元の人は、普通に菜園として使っていた。
末端の駅の部分も、特に大きな変化はなかった。
ふと、来たくなる不思議な廃線跡。
 御坊を過ぎると、交通量も少し増えた。
ここからは山越えで、海からは縁遠くなる。
夕方にもなり、今日、どうするかも考えないと。
 湯浅、有田と通過して、海南へ。
ここで、和歌山名物を食べたくなり、R42離脱。
市役所の駐車場に停めて、近くのグリーンコーナーへ。
 ここは、お茶屋さんの経営する、軽喫茶コーナー。
くらいの気持ちでいたら、普通にファーストフード店。
お茶やソフトといっしょに、らーめんが豊富で驚く。
 最近、改装したのか、店内はずいぶんと綺麗で。
椅子が名札が緑色なのが、とてもグリーンコーナー。
で、グリーンソフトと、グリーンティを注文してみた。
名物というのは、グリーンソフトで、要は抹茶ソフト。
想像していたほどに濃くはなく、それが少し残念。
 グリーンティは、最初から、シロップ投入済み。
グリーンソフトの口直しにと思っていたのに、残念。
シロップ抜きといったら、してくれるのかしらん。
 余裕がなかったので食べなかったけど。
らーめんも、次は挑戦してみたい、と思った。
つかまぁ、普通の味、なんだろうけどね。
 海南まで来れば、和歌山はすぐそこ。
だけど、今回は、和歌山には行かないことにする。
というか、明日が最終日なので、帰路も考えてみると。
さすがに、和歌山からだと、ちょっと遠いかな、と。
できれば、名古屋辺りまで進出しておきたいところ。
それが無理ならば、奈良には入っておきたい、と。
 なので、まだ走ったことのない、R24を目指す。
普段ならば、国道をなぞるだけで、誘導は不要だけど。
今回は、相方にすべてを任せて走ってみることにした。
 で、選んだ道が、r9。
こちらは誘導されるだけなので、方角もわからず。
ただ、やたらと狭い道だなぁ、というのはわかった。
それも古い住宅街だけで、出てしまえば、普通に2車線。
 問題は、r136との重複部分から。
青看板を見ると、r9の文字は消え、r136が優先に。
この場合、若い番号の方が優先されるはずなのに。
ずいぶんと、不憫な県道なんだなぁ、と思った。
 狭い住宅街を進むと、さらに狭い道へと誘導する。
どう考えても、これはただの生活道路だろ、と。
けれども、地図上だと、これがr9だと言い張るので。
明らかに、軽トラ規格の生活道路に突っ込んで行く。
 こすりそうな交点を左折すると、いよいよ狭い。
道端でおしゃべりをするばあさんたちを蹴散らして。
あぜ道を散歩するじいさんを、そこのけそこのけして。<
ふと、脇に立つ碑を見れば、熊野古道と書いてあった。
 しばし迷うと、さっきのじいさんが、一言。
この先は、あんたの車じゃあ、抜けられんぜよ、と。
現状だってぴりぴりなのに、この言葉は重たかった。
熊野古道だとしたら、そりゃ、徒歩道なわけで。
すんなりと迂回を決めることができた。
 結局、r136に戻って、淡々と北上することに。
あとで調べると、車両通行困難区間だったみたい。
一桁県道なのに、和歌山って恐ろしい場所だわね。
 途中のエクスプレスにて給油を済ませ。
なんとかR24に出てしまえば、あとは快適。
予想外の2車線バイパスに、少し戸惑い気味。
これも続かないだろ、と思っていたら、意外と続いて。
ここまでのよい道が、和歌山にあるとは。
熊野古道との落差が、ものすごく激しすぎる。
 交通量が減る頃に、1車線となり。
外もさすがに暗くなり、景色も楽しめない。
行くつもりだった高野山も、どこだかわからず。
無料高速のR24BPに乗ってしまえば、走るのみ。
 が、ここでも前がつかえて、後ろは大行列。
インターごとに、追い越し車線があればなぁ、と。
時間を稼ぎたかったのに、こればかりは仕方がない。
にしても、この道は、できたらさぞかし快適だろうね。
 峠の手前で、無料高速は終わり、現道で御所へ。
続きのバイパスまでは、県道経由らしいので、県道で。
その途中、左側で花火らしき炸裂を発見する。
近くはないけれど、遠くもない場所での花火大会。
こういう偶発的な遭遇は、いつあっても楽しいもの。
 ちょっと道を反れ、邪魔でない場所に車を停める。
花火は終わりかけのようで、ずいぶんと派手だった。
音が届くのが遅いのは、やはり、距離があるからか。
最後の、連続炸裂を見届けて、ゆるゆると動き出す。
ちなみに、葛城納涼花火大会、だったっぽい。
 そんなこんなで、橿原のイオン到着が2105。
遅い時間だというのに、出入りの車がとにかく多い。
大きなイオンなので、全然、動く時間なのかしらん。
 ここまで来て、ようやくと、宿の検索を始める。
奈良には空室がなく、橿原付近だと、2軒ほど空きあり。
朝食もないのに5500円は高いけれど、仕方がないかと。
ビジネスホテル河合、というところを確保してみた。
 夕食は、宿で食べればいいとのことで。
イオンにて買出しをして、大和八木駅へと向かう。
案内に書かれていたとおり、旧道っぽい住宅街の中。
これこそ、ひっそりと佇む和風ホテル、という感じ。
 駐車場が空いていなくて、フロントに確認。
すると、駐車場どころか、部屋が空いていない、と。
手違いがあって採れていなかったので、電話したよ、と。
なので、近くの宿を案内するような素振りはなくて。
ただただ、手違いが、電話が、を繰り返すだけ。
 なんにしても、ここは無理なので、即退散。
相方に伝えると、引き返したことに文句がありげ。
素直すぎるかもしれないけれど、そういう性格なのよ。
 急に宿無しになってしまえば、次なる手段。
緊張感が薄いのは、イオンまでに、いくつかあって。
金額を考えなければ、確保できる自信があったから。
 迷い込んだ古い町並みなぞを車窓から楽しみつつ。
ぶらぶらふらふらしていたら、派手でない宿を発見。
ポニーテールは風に揺れて、という名前は昭和だけど。
見た目は改装されていて、ずいぶんと今風なホテル。
2100からチェックインで、6900円と、お得で素敵。
つか、正直、河合が埋まっていてよかったわ。
 部屋も綺麗で、なにより、いろいろ合理的で面白い。
片付けを考えると、そういう形になった、のかしらん。
ただ、テレビがかなり高い位置にあるのが、ちとね。
寝て見るにはいいけれど、起きて見るには辛いかも。
つか、なんだか場外馬券売り場な気分になった。
 遅くなった夕食をぱくつき、すぐに寝る。
明日、なんとしても帰らないといけないわけで。
きっちりと、体力をつけておかないと。


0600、起。
0845、出。
0850、紀伊勝浦朝市。
0900、出。
1010、串本Aコープ。
1035、出。
1050、樫野埼。
1115、出。
1125、串本nagi。
1130、出。
1145、潮岬。
1205、出。
1245、道の駅イノブータン着。
1250、出。
1310、周参見やまにし食堂。
1335、出。
1430、白浜とれとれ市場。
1500、出。
1615、御坊コンビニ。
1635、出。
1750、海南グリーンコーナー。
1815、出。
1845、和歌山エクスプレス。
1850、出。
2105、橿原イオン。
2200、出。
2235、橿原ポニーテールは風にゆれて。


2012. 7/16(月)
 目覚めが早くて、しごく残念。
もう少し、しっかり寝たかったのに。
疲れているのに、なにしてるんだか。
 0750に宿を出て、最初の寄り道。
おふさ観音、というのに行ってみるかと。
看板頼りに行ってみたら、まぁ、狭い道。
完全な生活道路で、両側には、側溝まで。
朝っぱらだから、車も少なかったけれど。
時間帯によっては、大変なことになりそう。
 おふさ観音の名物は、ばらと風鈴。
広くない境内の、いたるところに、風鈴鈴。
風鈴祭りの真っ最中なので、こういう状態なの?
風が弱いせいか、全部が鳴るようなことはなく。
程よい、ちりんちりんは、なんだか涼しげだった。
 いわゆる、風鈴形の風鈴だけではなく。
ガチャピンとかあひるとかせんとくんとか。
ガラス細工の展示市みたいにもなっていた。
それを直売しているのも、ちょっと面白い。
 バラも、多少、残っていて、色とりどり。
朝から、写真屋さんが、かしゃかしゃしゃ。
昼にもなれば、普通の観光客で賑わうのかしらん。
 奈良からの帰り道となると、R25で。
天理まで北上して、すんなり乗ればいいけど。
それだとちょっとつまらないので、東へ、R165。
昔ながらの街道で、なんだかよくある国道。
 桜井で、朝食を買うために、駅へと向かう。
駅前にあったのが、マルツベーカリー。
桜井人なら、なじみのあるらしいパン屋さんで。
パピロ、アンフライ、ちくわパンが名物だそう。
ちくわパンは店頭になく、他のふたつを買う。
相方は、サンドイッチなど、無難なところを選択。
 まず、名前からだとわからない、パピロ。
パサパサのパンに、クリームが挿入されているパンで。
スティック状の菓子パンと、形が違うだけのもの。
 もうひとつのアンフライ。
あんこ入り食パンを、しっかりと油あげしていて。
この油っこさったるや、おっさんには、かなり厳しい。
一口だけで、残りは、翌日の昼食にしてしまった。
これは、いかにも若い子向きなパンだったわ。
 桜井を過ぎると、ゆるゆると山間の道に。
途中、針はこっち、の青看板を見つけて従う。
すると、それは、長谷寺の参道で、まぁ狭い。
いや、狭くはないけれど、ごちゃごちゃしすぎ。
 慌てて調べると、確かに針には行くけど。
さほど整備されていなさそうなので、やめておく。
長谷寺へと続く階段と、お土産屋さんを車窓から。
あの階段は、なかなかに登り応えがありそうだわ。
 R369に左折をし、山道をぐいぐいと登り下り。
しばらくも走ると、道の駅針に到着した。
R25のSAともいえるだけに、駐車場は広々。
それなのに、その埋まりっぷりが素晴らしい。
 お土産を買うならここかな、と。
赤福やらチョコやら野菜やらを買い込む。
つか、この先、道の駅などなさそうだしね。
 30分ほど遊んで、久々の名阪国道。
相変わらず、制限速度60kmとは思えぬ流れ。
実態に合わせて、80kmにしてもよさそうなのに。
そうすると、稼ぎが減るから嫌なのかしらん。
 ちょこちょこあるドライブインは魅力的。
けど、寄っていく余裕もなく、亀山まで走りぬく。
R1への分岐が、カーブのすぐ先で、ちと慌てる。
前からこうだったのか、記憶がすごく曖昧。
 亀山バイパスも、あまり好きでない道。
のどかというより、単調な気がしてならない。
なんだろうね、三重が嫌いなわけでもないのに。
 鈴鹿に入って、オークワで小休止。
コーヒーなどを買い込んで、これが最後。
昼食は、相方の希望もあり、四日市とんてき。
 ということで、近鉄四日市駅に出て。
ちょっと古臭い、地下駐車場に車を停める。
雰囲気は、池袋とか新宿とかと似た感じ。
昔っから営業している駐車場なのかしらん。
 駅前のちゃんは、意外と狭くて。
でも、人の流動は激しく、すぐに席を確保。
ランチメニューの、コマ丼セット、920円をば。
相方は、普通のとんてきにライスを注文。
 コマ丼とは、細切れとんてき丼の略、かな。
ちょっと肉が硬いけど、濃い味付けは丼向き。
とんこつ風のらーめんと、ちょうどいい感じ。
 つか、相方の肉は、けっこう柔らかく。
ランチメニューとは違うのかしら、と。
値段の差が、そのまま肉の差なのかしら、と。
そんなことを、思い知らされてくれた。
 しっかりと昼を食べ、いよいよ高速。
みえ川越ICから、伊勢湾岸道で東へ東へ。
岡崎で渋滞という、嫌な情報もあったけれど。
東名に合流してみても、特に流れは悪くなく。
でも、ここはとっとと新東名を作ってほしい。
いびつな3車線は、走っていて、ちと怖いし。
 静岡に入って、新旧の選択に悩むけど。
休憩に難儀するかもしれないけれど、新にする。
考えてみれば、明るい時に走るのは、これが初めて。
ついでに、乗用車が多い時間帯に走るのも初めて。
 相変わらず、SAPAは混雑しまくり。
でも、休まないわけにもいかず、遠州森町PAに寄る。
ここも混雑表記だけど、奥に行けば、がらがらだった。
 新東名の場合、SAもPAも、そこまで差がないのか。
こじんまり感でいえば、似たり寄ったりな気がする。
名物はとろろそばで、冷たいのがあったので食べてみた。
 これが、意外としっかりとしていて。
とろろのつるつる感もあり、さらりと完食。
これなら、移動途中に寄って食べてもいいかな、と。
諏訪上りのざるそばには負けるけど、まずくはないし。
 東京が近づくにつれて、渋滞情報も出てくる。
最初は、秦野から、15kmくらいの渋滞だったのに。
御殿場から20kmくらいの渋滞も加わり、40kmくらいに。
 それに突っ込む気持ちは、さすがになくて。
御殿場で下りて乙女峠か、沼津で下りて箱根経由か。
しばらくうだうだ悩んだ結果が、沼津から箱根。
 伊豆縦貫道のおかげで、R1まではさくさく。
箱根峠まで登ってみたら、外気温が20度と、寒いほど。
和歌山は、標高が高くても暑かったのに、この差は。
冷房を消して、窓を開けて、現道を下って芦ノ湖へ。
 このままR1だと、湯元の渋滞に引っかかるなと。
旧東海道を選択したのは、間違いではないはずで。
ただ、ブレーキが焦げ臭くなったのは、とても誤算。
神社で停めて見てみれば、煙まで出ていたし。
 R299の時もなったけれど、理由がよくわからず。
いや、フットブレーキを使いすぎなのはわかるけど。
そこまで、という気持ちもあって、釈然としない。
 どちらも、かなりの急坂で、2速でも加速しまくり。
かつ、直線が短くて、カーブがきつい、ということ。
少し冷やせば、特に不都合はないんだけど、けど。
期せずして、峠に突っ込む場合もあるし、困った。
 ひとまず、湯元渋滞は回避して、しばらくR1。
渋滞、というほどではなく、流れてはいたものの。
横浜が近づくにつれて、渋滞しそうで嫌だな、と。
r63を上って、R271側道経由、厚木にしてみた。
 自分なりに考えた、裏道ではあるけど。
厚木でR246に出るのに渋滞して、ちと失敗。
さらに、厚木を抜けるのにも渋滞して、大失敗。
 意味不明の渋滞は、R467の立体手前から。
合流が原因っぽいけれど、かなりじりじり。
わけのわからない渋滞は、気持ち悪くて仕方がない。
 ようやくの休憩は、つきみ野のイオンにて。
フードコートで食べた冷やし中華は、とても平凡。
それで問題はあるわけでもなく、むしろいいんだけど。
冷やし中華って、結局は、タレの問題になるのかね。
 時間のずれたR246は、混雑も多少は緩和。
渋滞らしい渋滞もなくなり、いつもの流れに。
到着したのが2200で、悪くはないと思うけど。
これだったら、東名に突っ込んだ方が速かった?
御殿場から東京まで、3時間とはなっていたけど。
比較対象車がいてくれれば、もやもやしないのに。


0430、起。
0750、出。
0805、橿原おふさ観音。
0820、出。
0835、桜井マルツベーカリー。
0845、出。
0850、桜井コンビニ。
0930、道の駅針。
1000、出。
1105、鈴鹿オークワ。
1115、出。
1140、四日市ちゃん。
1240、出。
1305、みえ川越IC。
1430、遠州森町PA。
1450、出。
1600、長泉沼津IC。
1525、箱根峠。
1950、つきみ野イオン。
2020、出。
2200、着。


2012. 7/17(火)
 強烈な眠気に、午後半休を考えていたら。
明日、全休が取れることがわかり、ふんばる。
最低限のことだけやって、ゆるゆると帰宅して。
食事をしたら、あとはもう、ぐっすり寝る。
 といっても、夜がまた、暑くて。
今年、初めて、冷房を付けて寝る羽目に。
でもまぁ、なかったら、寝苦しいわけで。
そうしたら、せっかくの休みも無駄なわけで。
などと、言い訳をしつつ、ゆるゆると。


2012. 7/18(水)
 そんなわけで、お休み。
外に出る気もなく、ごろごろだらだら。
日中は、さすがに暑いけど、非冷房で。
窓を開けて、扇風機で、なんとかしのぐ。
つか、それでも眠れるって恐ろしいのね。
 夕方、幸楽苑まで車を出して。
さっさと食べて、さっさと帰宅して。
夜は夜で、だらだらして、眠る。
有意義なのか、無駄なのか。
よくわからないけれど、まぁ、うん。
多少は回復できたから、いいとするかね。


2012. 7/19(木)
 痴呆性の老人とふたりきり。
介護なら、そういう仕事なら、仕方ないけど。
そうでないのに、この状況は、まったく。
 負担ばかりが、とにかく大きくて。
利点はないし、給料もいっしょだし。
つくづく、適当な仕事だなぁ、とは思う。
まぁ、だからこそ、自分でも勤まるのかも。


2012. 7/20(金)
 小さいながらも波はあるなと。
そう実感できる事象ではあるんだけど。
できれば、ばらけて欲しかったなぁ、と。
 とはいえ、仕方がないので。
それなりに考えて、選択したものの。
やっぱり、あっちの水が甘そうだったと。
あれこれ、後悔もするわけですよすよ。
まぁ、実際のところはわからないけどね。
 字面としては、絶対に、あちら。
ただ、冒険要素が強すぎるのが難点で。
そこで、置きにいくのが性格なのかと。
いや、選択肢がなければ行ったけどね。
 ひとまずは、動けてきているし。
もう少し、よい条件もきっとあるはず。
今はただ、前に前に進んでいくしかない。
でもなぁ、もったいなかったかなぁ。


2012. 7/22(土)
 夜中から走り出し、途中で挫折。
厚木で朝マクドののち、高井戸まで。
 彼のために、トトロシューを買うかと。
人見街道を走って、お店を探してみる。
が、これがなかなか見つかりゃしない。
閉店したわけでもなく、匂いもするのに。
どこだどこだと、うろうろざわざわ。
 ようやくと発見したのは、30分経過後。
想像よりも小さくて、あまりにも隠れ家すぎ。
結果、店の前を4、5往復していたのにね。
 それでも買えれば文句もないのに。
今日の分は予約が必要で、引き取りは1830以降。
さすがに、1500の段階でそう言われると、うん。
次に来る時は、きちんと予約しようと思った。
 混雑する環八で帰宅して、仮眠して。
夕方、駐車場を空けるため、相方の家に行く。
なんとも効率が悪いけれど、まぁ、慣れたもの。
 合流して、少し離れた駐車場に停めて。
パソコンをいじりながら、適当に眠る。
人の家に行ってもパソコンなんだよね。
いやまぁ、やることあったからなんだけどさ。


2012. 7/22(日)
 誕生日に光物が欲しいというので。
まぁ、それはそれでいいんだけども。
ネットで調べて、これがいい、と言われると。
大人しく、それを申し込むしかできないわけで。
 なんだろうね、この違和感。
結局、こちらとしては、お金を払っただけで。
渡す、という行為すらしてないのが、変な感じ。
 もちろん、通販の方が安いし。
そういう部分で、気を使っているのもわかるし。
それでいいと言うのだから、言いんだろうけど。
一緒に見に行ってどうこう、という過程がね。
あった方がすっきりする性格なんだと、知った。
 夕方になって、車を出して。
松戸にある、楽山坦坦面、というお店に行く。
なかなかに人気のあるらしい、坦坦麺屋さんで。
ものすごく、中華っぽい色使いの、明るいお店。
 人気があるのは、当然、坦坦麺だけど。
期間限定の、五目冷やし坦坦麺とやらが気になり。
ついついそれを注文しちゃうのは、仕方がない。
相方は、エビと野菜めん、という塩らーめん。
いっしょに、エビチリと、よだれ鶏も頼んでみた。
 四川料理ということで、全体的に辛い。
辛いけど、苦しい辛さでないから、食べやすい。
中心料理の冷やし坦坦麺も、そこまで辛くなくて。
ただ、坦坦麺らしく、表の味が薄いのが難点かと。
温かい坦坦麺だったら、また、違う評価かしらん。
一発目は、人気の品を食べるべきかしらん。
 ちなみに、エビと野菜めんは、普通の塩味。
四川のお店とはいえ、こういうのがあるから。
たぶん、じいちゃんばあちゃんも来るのかと。
いやまぁ、普通に坦坦麺を食べるんだろうけどね。
 帰り道はR6も、スカイツリーが見えてこない。
近づいて近づいて、ようやくと、ぼんやりと。
どうも、今日はもやもやとしているらしい。
 足元に着いたのが、2000頃で、なぜか駐車場へ。
そのまま、ぷらぷらとソラマチ探索をしてみた。
飲食関係を外せば、まぁ、どこにでもあるイオン。
いやつか、外さなくても、イオンなんだけども。
多少、高そうなお店が入っているのが嫌らしいわ。
 気になったというか、大騒ぎしてしまったのが。
三省堂書店の一角に、なぜか、onちゃんコーナーが。
HTBコーナーでもなく、どうでしょうコーナーでもなく。
どうしてonなのかは、本当によくわからないけれど。
いやまさか、都内でグッズを買えるようになるとは。
売り上げ次第では、すぐに引き上げるだろうけど。
これはもう、地味に嬉しくて仕方がなかった。
 スカイツリー入口に行くと、当日券販売中。
さすがに、日曜日のもやもやした夜だものね。
だったら、登ってみてもいいかな、と思ったものの。
金額を考えると、まともな日の方がいいんでね、と。
そう言われてしまうと、そんな気がしたので回避。
 ぶらぶらしても1時間程度かなぁ、と。
そんな気持ちのソラマチも、結局は、2時間ほど。
けっこう、さくさく飛ばしたのに、かかるのね。
まぁ、次に来る時は、今日の分だけ、早いはずだけど。


2012. 7/23(月)
 いつものことで申し訳ないけれど。
ものすごく眠たいので、ものすごく辛い。
こんな日に限って、また、ふたりきり。
近くにいられるだけで、ホント、嫌な気分。
独り言とため息って、ものすごい武器だな、と。
神経質すぎる自分がいけないんだけどもさ。


2012. 7/24(火)
 何年ぶりだか、わからないけれど。
誘われてくれたのは、すごく嬉しい。
けど、どうすりゃいいのかが難しい。
お任せ、と言われてしまうと、余計に。
 新宿辺りにすれば解決するけど。
出てきてもらうのも悪いので、車かと。
となると、近場の町も大きくないので。
選択肢が、ものすごく狭まるわけで。
 いやつかね、その選択がね。
もう、どうすりゃいいのかわからない。
高いの安いの和洋中ジャンクファスト。
この中から、いくつか用意をしておけば。
と思うんだけど、その用意がもうもうもう。
久しぶりだわ、こーゆー感覚って。
最終的には、適当になるんだろうけど。


2012. 7/25(水)
 東横線と副都心線の直通運転は、来年春から。
決まってしまうと、なんとも不安にさせられて。
なにせ、今、通勤に使っている電車だからね。
 直通はいいとして、問題は、その運行形態で。
要は、渋谷始発がどれだけ残るの、ということ。
やっぱり、座って帰れるかどうかは重要なので。
 こればかりは、決まってみないとわからず。
それゆえに、春までずっと、もやもやもやもや。
まぁ、仕事がどうなるかもわからないんだけど。
 その裏で、日比谷線直通は廃止だそうで。
これはこれで、がっかりな人も多いのかしらん。
直通目当てで住処を買った人には、酷い仕打ち。
つか、直通運転が廃止になることもあるのね。
それがなにより、衝撃的な事実。
世の中、なんでもありだね。


2012. 7/26(木)
 今日は、本社にて研修会。
知識を要求されそうで、どぎまぎ。
も、意外と素人向けの内容だった。
 つか、むしろ、わかりやすくて。
人に教えるのも技術、だと再認識。
こういう内容で、基礎講習があれば。
ずいぶんと、需要はあるのにね。
 ほぼ定時まで座学しまくり。
普段、頭を使っていないので。
脳みそが沸騰したような気分。
明日もあるけど、がんばるかね。


2012. 7/27(金)
 今日も会社の研修。
本社で集合して、みんなで他現場へ。
小学生じゃないんだから、と思った。
 わらわらと行動するのも嫌だけど。
現地集合の方が、朝、ゆっくりなのよ。
しかも、現場に行ったら行ったで、時間調整。
まったくもって、無駄な時間が多すぎる。
 とはいえ、1600には終わって。
いつもよりも、1時間も早く、帰宅。
さりとて、特にやることはないんだよね。
いやまぁ、やることはやってたんだけど。
ダメな時はダメだわ。


2012. 7/28(土)
 久しぶりの土曜日出勤。
初めての仕事だったので、どきどき。
少なからず、不具合はあったけれど。
まぁ、やることはやった、と思いたい。
 夕方、誘ったもののふられて。
ひとり寂しく、新宿、渋谷、明治神宮。
特に、明治神宮はライトアップ中で。
なんでも、100周年記念だったっぽい。
 なら燈花会が協賛みたいな参道と。
青LEDで、鈍く不気味に照らされる正門と。
絶賛屋外上映中の、古そうな映画と。
なんだか、知らない土地の祭りっぽくて。
ひとりぼっちもあり、旅のようだった。
 夕食は、あれこれと考えて。
和光にある、塩らーめんの樹真で。
前は、つけめんを食べてしまったので。
今回は、普通のあっさり塩らーめん。
 全体的に甘い味付けは好みだけど。
大盛りだと単調すぎて、正直、飽きる。
酢でもあれば、調整できたんだけど。
柚子こしょうと魚粉だけだと、ちと。
ここは、足りないくらいでいいみたい。
次は、濃厚のを食べてみるかね。


2012. 7/29(日)
 なぜか会津に行きたいけれど。
出発が遅いので、さすがにやめる。
いつものように合流し、けど、R4。
多少の未練は残っているけれど。
小山の花火大会を想定しつつの北上。
 とはいえ、1100では早すぎて。
昼食をどうするかと、作戦会議。
あまりの暑さに、さらりと食べるかと。
以前にも行った、佐野の大根そばにする。
 それなりにわかりにくい場所にあり。
2度目とはいえ、やはりというか、迷う。
南側からの道が、あすこしかないとは。
 1300に着いて、駐車場はほぼ満車。
3組ほど並んでいて、15分ほど待った。
もう少し、遅らせてもよかったのかも。
 前回と同じく、大根そばの大盛り。
その量に、苦戦した記憶がよみがえる。
つか、注文時点で思い出してほしかった。
 食感は楽しいけれど、量も多くて。
なんとか食べ終わると、完全に、満腹。
これぞ大根そば、なんだろうけどね。
 外に出て、ふと気がつく看板。
歩いても1分以内の距離に、かき氷、と。
菊水苑、というかき氷屋さんだそうで。
なんとなく、気になったので行ってみた。
 プレハブよりは、少し立派な建物と。
そこを抜けると、川岸に降りられる構造で。
当然のように、夏休みのちびっ子で大盛況。
ものすごく、親に優しい設備だと思った。
 天然氷と自家製汁のかき氷は500円。
みかんを注文し、空いていた東屋で待機する。
かき氷なんて、さくさくできるだろう、と。
思っていたら、これがまぁ、ものすごく甘く。
手元に来るまでに、20分くらい、かかった。
この暑さと、この人手では仕方がないのかも。
 肝心のかき氷は、これがまぁ、美味しい。
湘南のと比べると、氷が長くて薄くて。
それに乗る、みかん汁が、控えめでいい感じ。
完全に好みの問題だけど、佐野派だわ。
 なんとなく、小山の花火は遠くなり。
北に上がって、R293で西へと進んでみる。
途中、足利で思い出し、ココファームワイナリーへ。
山の入口にある、斜面を利用したぶどう畑。
それが、日本っぽくないと、相方は言うけれど。
まぁ、そう言われたらそうなのかもしれない。
 こじゃれた売店と、こじゃれたカフェと。
ここまで来て、ああ、桐生と間違えていたねと。
気がついたので、そそくさと退散することに。
いやまぁ、特になにもなかったし。
 R293からr67は、少し前にも通った道。
のんびり県道で桐生に出ると、祭りの準備中。
というか、来週なのに、舞台の用意をしていて。
しかも、片側交互にしちゃっているのが力技っぽい。
気が早いというか、文句、こないのかしらん。
 街中にあるのが、レンガ、というパン屋さん。
ぎざぎざ屋根の、古い工場を改装した店舗で。
横浜辺りにあったら、大人気っぽい雰囲気。
桐生にあるので、がらがらで居心地はよかった。
 コーヒーとケーキでおやつにして、だらだら。
こじゃれ店なのに、敵地感がないって素敵。
地元の人の日常使いのお店なのもいいと思った。
 考えてみたら、桐生ってR50の外側で。
普通に帰ると3時間だなぁ、と、今頃。
別に用事があるわけではないんだけれども。
当たり前に100kmを走りすぎたなぁ、とね。
 帰り道は、R122ではなく、県道で。
悩み迷いつつのr68から、r78で太田へ。
途中、洗車場があったので、ふらりと寄り道。
自動洗車機が3台、並んでいて、値段が違う。
差はあるんだろうけれど、一番安い、400円。
 ところが、これが、どうも相性が悪いようで。
半往復した時点で、安全センサー作動、と騒ぐ。
リセットすると、1からやり直してくれるけれどれど。
結局は、半往復な時点で、センサー作動。
一応、1往復してもらったので、よいかな、と。
車は出したけれど、びちょびちょのまま。
自分だけ、雨の中を走ってきたみたい。
 太田からは、r38で南下の予定が。
見逃したらしく、r20で代用的に左折。
途中、ジョイフル本田があったので、給油。
会員でもないのに、\129/lはありがたいわ。
 そのすぐ先にあったのが、利根川。
これを渡る橋への取り付け部が力技で。
曲がりも斜度も、なかなかの急角度っぷり。
大型だったら、ずいぶんと気を使いそう。
 r308、r77、r32で鴻巣の免許センター前。
最終的には、旧中山道に合流して、冒険終了。
遅くなった夕食は、北本にあった、くら寿司。
 久しぶりだけど、なんというか。
ずいぶんと、小さくなった気がする。
これが安さの秘訣と言われたそれまでだけど。
100円とはいえ、ここまで小さくなくても、と。
なんか、ちょっと、残念な気分だった。


2012. 7/30(月)
 久しぶりの人と会う。
この緊張っぷりたるや、立派なもの。
まぁ、誰に会うのもこんな感じだけど。
つくづく、交流能力が足りてないわ。
 会ってしまえば、多少は落ち着き。
南大沢まで出て、肉と茶で埋める。
お互いの知らない時間を、少し大げさに。
なんて、久しぶりに歌詞を書いてみた。
 夕方になり、遠回りで帰路。
R16の福生は、2車線になって初めて?
道のことで記憶が曖昧なのが悲しい。
 青梅街道で小平に出て、うどん。
遅い夕食を終えて、無事に送り返す。
 変化があったようで、変化はなくて。
気持ちの揺れも、まったくなくて。
だから、帰り道も、淡々と戻れた。
達成はできなかったけれど。
次があれば、どうにかなりそう。
いやたぶん、ないだろうなぁ。
面倒は、嫌だわ。


2012. 7/31(火)
 ある意味、重大な出来事で。
それも終われば、燃え尽きる、と。
つか、単純に寝不足気味なだけで。
これはもう、いつものことだけどね。
 にしても、なんだろうね。
結局、本質的なところはどうでもよく。
表現が好きなのではなく、表現者が好きで。
そういうのが、どうにも受け入れ難いのよ。
純粋さを求めはしないけれど。
なんか違わないか、と。
違わないんだろうなぁ。
まぁ、人事だから。





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