花めぐり愛
昨年4月からスタート致しました「花日記」は、この3月をもって終わることになりました。
1年間に描いた花の絵は101枚で、ギリギリ目標に達成することが出来ました。
これは皆様のご訪問と激励のお陰だと、ここで改めて感謝する次第であります。
1年間、本当に有難うございました。
続いて4月からは、「花めぐり愛」と題して、新しいシリーズを開設致しました。
「花の絵はがき」、「花日記」と1年毎にタイトルを変えて絵を掲載して来ましたが、
今回のタイトルには、随分と悩みました。
「花詩集」 「花物語」 「花ごよみ」 「花語らい」・・・
広辞苑を引っぱり出して来て、色々と考えたのですが、いまいちピンと来ません。
そんなとき、例年より早く開花した桜の花が、ヒラヒラと風に散るのを見ました。
「今度、この花たちと出会うのは、1年先なんだなぁ〜 その頃私はどうしているのだろう?」
そんな事を思うと、ちょっと センチメンタルな気分になってしまいました。
咲く花があって、散りゆく花がある。
めぐり逢う花があって、別れていく花がある。
これは私たちと同じように、出会いと別れをくり返して行くのでしょうが、
それがこの世の全てのものたちの宿命なのでしょうが、
叶うものならば、別れたものたちにも もう一度会いたいと思う。
古びた製材所の空き地に、今年も白いバラのような花が咲きました。
昨年の4月22日に描いた花ですが、いまだに名前がわかりません。
でも、その花の咲いているのを見たとき、何故かしらホッとするものがありました。
だって3月頃には、空き地に生えていた草が、全て刈り取られていたのですから・・・
そのとき、「あぁ〜 あの白い花は、今年は咲かないだろうなぁ〜」って思ったのです。
ところが、野に咲く花の強さでしょうか、今年もまたその花に会うことができたのです。
「あぁ 良かった・・・お前たち元気だったんだね・・・」
名も知らぬ花ですが、思わず、そんな言葉をかけてあげたくなりました。
初めて出会えた喜び、再びめぐり逢えた幸せ、そして
今、私たちが生きていることに感謝しながら、花の絵を描いて行きたいと思います。
「花めぐり愛」としたものの、ちょっとキザかなぁ? とも思うのですが、
この「めぐりあい」は、漢字変換の際に、パソコンが間違って?
「めぐり愛」としてくれましたので、そのままを採用することにしました。
「花日記」では、ハガキサイズに限定して、描いて来ましたが、
ある日、「あんな小さい絵しか描けないのか?」と言われまして、
いささか気分を悪くした私でありました。
それなら畳1枚分位の絵を描いてやろうじゃないか!
負けん気の強い私は、そう思ったのですが、よくよく考えたら、この狭い部屋のどこで描く?
「自由気ままに使えるアトリエが欲しいなぁ〜」と思いつつも、
とりあえず、「花めぐり愛」では、サイズに限定せず、自由に描きたいと思います。
ところが・・・問題が発生。
大きな絵を描いても、今あるA4サイズのスキャナでは読み込みが出来ません。
デジカメで撮影するか、もっと大きなスキャナで読み込むか・・・(悩み)
という訳で、今のところ1枚の絵しかUP出来ておりません。
ここ数日の間には なんとかしたいと思います。
ハガキサイズでは描けなかった自由なレイアウトで、この1年間、
「花めぐり愛」と題して、四季折々に咲く花を描いて行きますので、
今後とも よろしくお願い致します。
(追伸) 新しいページの開設準備に追われておりまして、皆様方の激励のメールに
お返事を書く時間がありません。落ち着きましたらお礼のメールを書きますので、
少しだけ待ってくださいね。
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