誕生日 | 無事に1歳を迎えました。 最近よく、乳幼児の突然死の話題を耳にします。 新聞で、1歳の誕生日を2日後にひかえて突然死したというニュースを読み、 寝ている二人を見ながら、”このまま起きなかったらどうしよう・・・” なんて考えたりしました。 でも、大きな病気もせずに1歳を迎えることが出来て良かったです。 大人にとっての1年なんて、たいして変わりはしないけれど、子供にとっては びっくりするほど成長する1年です。 1年前はただ寝ているだけで何も出来なかったのに、こんなに成長するなんて すごいなーって思います。
初めての誕生日。どんなご馳走を作ろうかと、母は頭を悩ませました。
そんなにいっぱいは食べられないし・・・何がいいかなー。
赤飯、山芋ののり巻き、タイのフライ、茹でいんげん、
いつもは母と3人で食べるけど(朝、昼のみ)、今日は父も一緒です。
そろそろ断乳するべきなのかなと思いつつ、夜泣きをすると
お乳をあげてしまいます。あげるとおとなしくなるから。
昼間は大丈夫だけど、夜になると恋しくなるのかな?
お乳を見せると、飛ぶようにしてやってきます。
〜最近嬉しかったこと〜 ’97.9.30. 記
|
結婚式 | 友達の結婚式に出席しました。 式場は鳥取だったので、父に車で送ってもらい、10時くらいに到着。 帰宅の予定は18時頃。 こんなに長い時間チビたちと別れるのは初めてです。 父とチビたちだけでのこんなに長い時間の留守番も初めてです。 式の間も披露宴の間もずーっとチビたちどうしているかなと考えていました。 とことこ歩いて、ニコーって笑っている姿とか、思い出したりしました。 泣いて父を困らせてないかなとも、考えていました。 だけど、帰ってきても全然大変じゃなかったって言われて、ちょっと気が抜けました。 チビたちも私が帰ってきても嬉しそうな顔をせず、平然としているし・・・。 でも、何事も無く終わって良かったです。 ’97.10.7. 記
|
旅行(1) | 1泊で岡山県北部東粟倉村に行きました。 お互いの両親を招待して、のんびりと旅行をしたのです。 お宿は、私達が3回も訪れるほど、お気に入りの宿です。 お気に入りなので、両親を1度連れてきたかったのが実現しました。 そこは、山の中のとても静かなところで、料理もとてもおいしいのです。 チビたちは、初めてのところで、最初は大泣きし、私達にべったりだったけど、 だんだん慣れてきて、部屋中歩き回っていました。 久しぶりに、じいちゃん、ばあちゃんに会うので、可愛い顔をいっぱい見せてあげてね。 私も、久しぶりに家事を休めてよかった。 ’97.11.8. 記
|
お正月 | お正月が終わりました。 お正月休みは、毎年、お互いの実家で過ごします。 私は、休み前に風邪をひき、ダウンしてしまいました。 しんどいのと、ストレスがたまっていたのとで、心身共に不安定な状態でした。 ほとんど家にこもりっきりで、人と話すことが無いのが原因でしょうか? 子供たちが、押し入れを開けて中のものを出したり、本棚の本を出して破ったりしているのを見る度に、 プチッときれたりしていたのです。 正月休みの間、結局じいちゃん、ばあちゃんには慣れず、よく泣いては抱っこして大変でした。 でも、休みが明けて自宅に帰って来ると、自分自身の心は落ち着いているなあと思いました。 子供たちが以前と同じような悪さをしていても、怒る感情はないのです。 ”あ−あ”っていいながら片付けているのです。 大変でも、普段と違う人に会い、気分転換になっていたのでしょう。 たまにはどちらかの実家に帰って、心を休めるべきかなと思いました。 ’98.1.20. 記
|
旅行(2) | 2月に2泊3日で鳥羽へ行きました。 鳥羽に行く途中、伊賀上野にある”モクモクファーム”に立ち寄りました。 子豚がいてショーなどをしたり、地ビールを作っていて試飲が出来たり、 作っているところの見学が出来たりします。 チビたちは、子豚を見て”ブーブー”と小さく言っているけど、 近寄れず、怖がっているみたいです。 でも、あいにく雨が降り出して、あまり遊べず残念。
次の日、的矢へかき料理を食べに行きました。
3日め、二見シーパラダイスへ行きました。 ’98.3.5. 記
|
妊娠中 | 7ヶ月位でよく、”もうすぐですか?”と言われる程、既に臨月並みのお腹の大きさでした。
自分では、自分のお腹は上からしか見られないので、そんなに大きいとは思いませんでした。
でも姿見で見て、本当に大きいんだと実感。妊娠線も、元の皮膚が分からない位出ました。 7ヶ月の頃、早産しないため入院。 ひたすら安静に、という事だけ。1ヶ月程入院しました。 お家に帰っても、出来るだけ安静にしました。 食事の仕度、洗濯などは、夫が仕事から帰ってからしてくれました。 さすがに10ヶ月くらいになると、動くのも大変。でも、よくここまでもったなあ。 お腹はすごく大きいけど、体重増加は13kgで抑えました。 妊娠中毒症のひとつ、むくみがずっと取れませんでした。 足を押さえるとへっこんだまま。おもしろい。 9月に入っても、なかなか定期的な、お腹の張りが来ませんでした。 もういつでもO.K.というくらい赤ちゃんは成長しているのに...。 そして、9/18、ついにやって来ました。とりあえず病院に電話してから出かけました。 午前3時くらいでした。でも夫は、その日に産まれないと思ったみたい。 でも無事出産しました。 |
出産 | 1996.9.19 11時35分 1児出産。6分後、2児出産。
陣痛の苦しみ。腰が恐ろしく痛かった。出そうで出ないのが苦しい。
出た瞬間すごくすっきり。もう全部出た?って思ったのに、まだもう1人いた。
ちょっと痛かったけど、すぐに出てきたのでよかった。
夫は立ち合ってくれました。落ち着いているようにみえました。 立ち合った感想は→「面白かった。」そんな事を言っては怒られます。母は大変だと実感しました。 |
育児 | 病院にいる頃から、母乳はよく出てくれました。
でも看護婦さんに”藤井さんとこの赤ちゃんは、よくミルクを飲むから、母乳だけでは足らないだろう”
と言われ不安。でも、ほとんど母乳だけで育てる事が出来ました。
最初の頃と、私が風邪をひいた時くらいだけミルクをあげました。
皆にすごいと言われます。自分でも感心します。2人分の母乳がちゃんと出るのだから。
まもなく1歳になる今も、徐々に断乳準備はしているけどよく出ます。ありがたい。 退院して3週間義母に来てもらっていました。その後、昼間赤ちゃんと私の3人の生活が始まりました。 最初は不安でした。今までは2人泣いても1人を抱っこしてもらえたからです。 それがなくなって、1人でやっていけるかな、何かあったらどうしよう、とか考えているうちに、 1日が過ぎ、夜、夫が帰ってくると「ほっ」としました。 2人とも泣いて泣き止まず、私も一緒に泣いてて”お母さんまで泣いてどうする” と夫に叱られた事もありました。 3ヶ月位までは必死でした。あまりかわいいと思えず、仕事のような気さえしました。 そのうち、だんだん余裕が出来てきました。 赤ちゃんに表情が出てきて、かわいいと思えるようになりました。 美乃里は他人に愛想が良く、皆にかわいいと言われます。 穂乃佳は男の子に間違われます。人をにらみます。 でも私達には笑顔を見せてくれる、かわいいやつです。 お互いの実家に帰ると、気はつかうけど、チビ達をずっと見ていなくてよいというのが楽です。 家だと泣くと抱かなくちゃいけないと思うけど、おばあちゃん達が競って抱いてくれるので助かります。 たまにしか会えないから、抱きたいだろうし、といいように思って抱いてもらうようにしています。 でも6ヶ月頃帰った時、人見知りをして、母じゃないと嫌ーっとばかりに、穂乃佳が大泣きしました。 私が抱くと泣き止むので、「可愛い奴」と、思いました。
3月の終わりに、家族で旅行をしました。旅行といっても、家から1時間半くらいのところですが、
身内の家以外に泊まるのは初めてです。おでかけ好きの私は、旅行できるようになれてウキウキです。
でも、夜泣いて泣いてして、宿の人や他のお客さんに、迷惑をかけたらどうしようなどと考えていました。
着いてすぐ美乃里が大泣きしました。お風呂でも美乃里は大大泣きしました。
私が久しぶりにのーんびりと1人でお風呂に浸かって帰ってくると、部屋で2人が大合唱していて、
夫に悪い事をしました。でも、夜は1度も起きずによく寝てくれました。
“ふたごぐみ“というサークルが、岡山市を本部として活動されていて、
県北支部というのがあるのを知り、チビたちが5ヶ月くらいの時に、やっと連絡できました。
(病院に入院中に知ったから)
でも、今は県北支部として活動はしていなくて、活動中に集まったメンバーでたまに集まったり、
連絡しあったりされているそうで、今度集まる事があれば、連絡しますと言ってくれました。 最近は2人でよく遊んでくれるようになり、家事もしやすくなりました。 あまり静かに遊んでいるので、心配になって見に行くと、1人ずつおもちゃで遊んでいたり、 2人でキャッキャッと笑って楽しそうにしているかと思えば、 紙を食べあったりしてびっくりすることもあります。 2人ともよく笑い、おしゃべりし、元気でとても可愛いです。 だんだんと可愛さが増してくる様に思います。 毎日いろんな事があります。それを父が帰ってきたら、お話するのも楽しいです。 確かに育児は大変です。嫌になって逃れたいと思う時もあります。 でも、2人の笑顔を見ていたら、やっぱり可愛くて抱きしめてしまいます。 ずっと一緒にいるわけじゃないけど、少しでも一緒にいたいから、当分仕事はしないと思います。 もしするとしても、お家で出来ることをするでしょう。 仕事に出ちゃうと、チビたちのいろんな顔を、見落としそうでもったいないもの。 これは母の特権だと思うから。 もうすぐ1歳のお誕生日です。今からどんなご馳走を作って、お祝いしてあげようか考え中です。 まだまだ育児は始まったばかりです。2人ともそろそろ歩き出しました。 3人でお手手つないで散歩に行けるようになるのももうすぐかな?
平成9年9月9日 母(美紀枝) |