巡視船「つがる」型 | ||||
総トン数:3221t(旧) 満載排水量:4037t | 全長:105.4m | 最大幅:14.6m | 深さ:8.0m | 船質:鋼 |
主機:ディーゼル2基、2軸 | 出力:15600馬力 | 速力:23kt | 最大搭載人員:69名 | |
兵装:40ミリ単装機銃1基、20ミリ単装機銃1基 | 航続距離:5700浬 | |||
搭載機:ベル212中型ヘリコプター1機 | ||||
解説:新海洋秩序に対応したヘリコプター搭載の大型巡視船。 タイプシップとして以前に建造された「そうや」型を採用している。しかし、氷海での砕氷能力は要求されていないので減衰装置の一つであるフィン・スタビライザーは固定式となり、船首も通常の形状をしてる。 また、1番船から現在の9番船まで20年の歳月がかかっているので、それまでに逐次小規模な改良が施されている。 7番船以降の船橋は新たにIBS(Intelligent Bridge System(高密度集約型操舵室システム))が採用され、航海、機関、航空管制情報を船橋において一括で監視が可能である。 なお、「りゅうきゅう」以後は建造に10年以上のブランクがあるために船体の線図も新たに書き直された為に別クラスと扱う例もある。 公称船型はヘリコプター1機搭載型。 |
番号 | 船名 | 竣工 | 配属先 |
PLH-02 | つがる | S54.4.17 | 函館 |
PLH-03 | おおすみ | S54.10.18 | 鹿児島 |
PLH-04 | はやと | S55.3.5 | 鹿児島 |
PLH-05 | ざおう | S57.3.19 | 宮城 |
PLH-06 | ちくぜん | S58.9.28 | 福岡 |
PLH-07 | せっつ | S59.9.27 | 神戸 |
PLH-08 | えちご | H2.2.28 | 新潟 |
PLH-09 | りゅうきゅう | H12.3.31 | 那覇 |
PLH-10 | だいせん | H13.10.1 | 舞鶴 |