ツケ・ハネ・ノビ

<ツケ>

下図の白1のように隣接する打ち方をツケといいます。

ツケられたらその手に応じるのが基本です。



<ハネとノビ>

対応の基本は「ハネ」「ノビ」です。

下図の△のように斜めに打つ事を「ハネ」と言います。

また、×のように繋げて打つ事を「ノビ」と言います。



<ツケにはハネよ>

囲碁格言に「ツケにはハネよ」というのがあります。

「ツケられたら概ねハネが良い」という事です。

但し、例外が多く100%信じてはいけません。

ハネるの時は良く考えて打ちましょう。

「ハネ」は強気で「ノビ」は穏やかな姿勢なのです。

<ハネにはノビよ>

囲碁格言に「ハネにはノビよ」というのがあります。

下図、黒2がハネで白3とノビるのは普通です。

応じないと黒3と打たれて白1が取られそうです。

しかし、これも例外があり場合によりけり。

出きるだけ先を読んで決めましょう。



下図のように白3を打たなかった場合。

白2を他へ打つと白1が取られそうな感じで危険です。



<まとめ>

隣接する事をツケと言う。

ハネは、ツケに対して斜めに動きツケ返す手。

ノビは、ツケに対して自分を強くつなげる手。

敵がツケてきたらノビかハネで対応する。

またハネてきたら、考えて応じる。