傷
<斜め(ななめ)は注意が必要>
下図の黒1は、ハネで斜めに打っています。
黒地を増やし白地を減らそうという手です。
白Bと切れば黒を分断できますが今は無駄です。
下図のように白2と打つと取られてしまいます。
「アタリの方向」の所でやった復習です。
そこで下図のように白2と打つのが良いのです。
「黒石をこれ以上入れません」という手です。
このような手を「オサエ」といいます。
黒3は分断されないように繋いで守っています。
この手を「ツナグ」とか「ツグ」とか「ツギ」と言います。
3つとも同じ意味ですが良く使うので特に重要です。
下図の黒3に打つとAのような危険な所が残ります。
Aのように分断される危険がある所を傷といいます。
ハネ等斜めに打つと傷が出来やすく注意が必要です。
傷は攻撃を受ける前に守らないといけません。
下の図は白が傷に打ってた例です。
白8まで抵抗しても黒は取られてしまいます。
<まとめ>
ハネなど斜めに打つと傷が出来やすくなっています。
ハネる時は、切られても大丈夫か傷を心配しましょう。
ツナグ、ツグ、ツギは、繋いで傷などを守る手です。
これ以上地に入られないよう抑える手はオサエです。