ツケの周辺

<ツケの周辺用語>

このあたりは、少し複雑で難しいかもしれません。

今すぐ覚えずとも慣れれば次第に憶えると思います。

軽く読み流し、わからなくなったら戻ってきましょう。

<ノビの種類>

下図の白2に付けられました。

黒A、黒B、黒Cどこへ打ってもノビです。

しかし、A,B,Cで別の呼び方があります。

黒Aと中央へ向ってノビるのが「立ち(タチ)」です。

黒Bと敵の反対へ行くのが「引き(ヒキ)」です。

黒Cの外側へ向って行くのが「下がり(サガリ)」です。



<ハネとコスミの違い>

下図の白2に付けられました。

黒Aや黒Bのように敵の斜めにツケるのがハネです。

黒C黒Dなど敵に切断される心配がなければコスミ。

斜めの時に敵が1つあればハネなければコスミです。



<切り>

下図は、白2がツケで黒3がハネ。

白4を「切り」といいます。

コスミは、斜めに打ても敵に切断される心配がない。

ハネは、1つ抱えるように隣接しています。

切りは分断すべく2つ敵が隣接してるのが違いです。



<コスミツケ>

下図、黒3をコスミツケといいます。

黒1から黒3と斜めに打ちました。

AやBに白石がないのでコスミです。

さらに白2にツケているので「コスミツケ」です。



<まとめ>

ノビには、タチ、ヒキ、サガリがある。

斜めには、コスミ、ハネ、切りがある。

コスミからツケる手をコスミツケという。