今回の旅行もどちらかというとかなり突然に８月中旬〜下旬に航空券を手配して行く事になった。日程を１１泊１２日としての旅行であるが，その長さ故に夏休みを取れる者でなければ同行はほぼ不可能な日程…結局，今回も一人での旅行と相成る。
誤解が無い様に書いておきたいのだが，元来，僕は一人旅が好き，という訳ではない。気楽といえば気楽であるが，それ以上に孤独で暇で寂しいし，実用的な面から言っても宿や交通費が高くつく上，荷物の見張りなども頼めないのでお手洗いに行くにも全部の荷物を持っていったりと，不便この上ない。かといって，旅行自体は好きなので，一人だからと言っていかないでいると，今度はいつまでたっても旅行は出来ないだろう。そんなジレンマの中，旅行を決意するようになった数年前より，旅行といえば写真を撮って来て知人連に見てもらう，というスタイルになったと言えよう。悪く言えば，旦那の手慰み，みたいなものか（笑）
今回の旅行の日程は，９月１４日ソウル入り〜２５日ソウルアウトとし，祭日などを有効につかっての１１泊としたが，飛行機の関係で実質は１１泊１０日みたいなものである。そのため，初日・最終日は宿と空港の間を移動するのみで，見物も撮影もしていない…さらに，最初数日は迷走した台風１４号の影響で天候も悪く，ほとんどシャッターを切らなかったり，後述する大トラブルのため（苦笑）気力をそがれたり，と散々な出足となったが，色々得たものもあったのではないかと思う。
何はともあれ，ここらで記述を開始しよう。
着陸寸前の機内アナウンスで，英語では17度と言ったように聞こえた。
機内のＰＡ装置が今一つ役割を果たして居らず，英語・韓国語（このマイクが最悪）・日本語のどれでもきちんと聞き取れなかったが，それでも母国語は強い。１７度である。３０度を超える東京を出るときには半そでに半ズボン。よーくまわりを見ると，こんな格好の人はいやしない。
今回は，なるべく安宿を泊まり歩こうと決意し，それゆえクレジットカードが使えない可能性を考慮して現金を普段より多めに持参する。空港にて１０万円を両替。100円が1000ウォン程度であり，一気に札束を受け取ってしまう…１万ウォン札で１００枚。かなりリッチな気分。
宿は，市内のインサドンにある旅館である。日本から出発直前に電話を入れて予約してあったが，空港からもう一度確認の電話を入れ，安心して５号線のチョンノ３ガ駅（鐘路３街駅）に向かう。
この駅の周りはかなり入り組んで居て，なるべく近い出口から出たつもりだったが，結局，安全策を取り，一度チョンノに出て，インサドンを歩いていくことにする。後日談となるが，結局，駅から宿への確実で早いルートを開拓したのは帰国の前日，それも駅から宿方向のみで逆は次回の課題となったことを特記しておく…
宿に到着して，ほぼ１１時近くとなるが，いかんせん空腹は押さえられず，いきなり食事に出かける。旅館までの道では雨は降らなかったので，食事後繁華街のスナップでも撮ろうとカメラをスタンバイするも，外に出たとたん雨。結局豚カルビとタバコ，ライターオイルを購入して宿に戻る。翌日は１２時に友人と約束。写真を取れないのもしゃくで，宿でカメラ・レンズの写真を，ストロボ２台使って撮影するが，いまいち接続の調子が悪く，光らないコマを量産し，くさって撮影中止。以下はそんなつまらない写真の一枚（苦笑）
写真好きの方のために機材を説明すると左上から縦に
EOS-3+PB-E2, EF35/1.4L, EF135/2L, となりの小さいレンズがSMC-P M35/2.8,
SMC-P A35/1.4, となりの白っぽい２本がSMC-P FA★85/1.4, EF100-400/4.5-5.6
L IS, 2台目のカメラがEOS-1v + PB-E2, その下がEF20-35/3.5-4.5, EF28-135/3.5-5.6
IS, 右がTAMRON 90/2.8マクロ，右端がEF2x, EF1.4x, EF100/2, EF50/1.4である。撮影カメラはペンタックスのLX,
レンズはSMC-M 50/1.4，フラッシュメータ使用。ライティングや並べ方はおいといて。よっぱらってた上にケーブルの接続が不調で光ったり光らなかったりで１５コマも使ってしまったのよ…
さて，この日まったく写真がないのもどうかと思うので，別な日の撮影からタイミングを見て，テーマを設けて写真を掲載したいと思います。掲載したら，What's Newなどに記しますので，ご覧ください。
[この日の写真・特集へ]カメラとレンズの写真では如何なものか，という声もありましたので
^_^;;特集の第一弾。「ル，ルースソックス？」です。見終わったら，ブラウザの戻るボタンを押して戻ってください。
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