大田(テジョン)にはバスターミナルが3つあり、扶余行きの物は、西ターミナルと呼ばれるところから発着。これは僕がとまっているホテルとは反対側なので、そこまでまずバスで移動(座席バスで1000ウォン)。ついてみたら、これがまたえらくひなびている・・・2階はビリヤード場みたい。
バスの所用時間はわずかに1時間20分。片道3800ウォン。とりあえず飯を食う前に半分位回って時間の様子を見る事にする。上の写真は、そのターミナルにあった案内図。ほんとうは正面から撮ろうと思ったんだが、真正面は工事中で、カメラを構えた瞬間にトラックが来て、なかなか退いてくれなかった。地図の上の方に書いてあるハングルは「百済の古都 扶余」。看板横の天幕の模様を覚えておいて。
まずは国立扶余博物館にいったんだけど、雪が降り出して大変。すっげー寒かった。(なんでも帰りのバスの中でかかっていたラジオの天気予報だと、明日はもっと寒くなるとか。方々で初雪を観測・・・)
博物館は時間をつぶす気になればもっとつぶせるけど、大田発12時のバスにのって到着したのが1:20位とあまり早い訳ではなかったので、適当に切り上げ。雪が映るかと思ってフィルムとデジカメの両方で風景を撮るがデジカメではさすがに無理。フィルムはどうか?
で、そこからは歩いて食堂街を経由して、扶蘇山(プソサン)へ。歩いていて、牛車を見かける。もうちょっと真横から撮りたかったんだけど・・・なんかのんびりしてる。ちなみにこの時も雪がちらついてた。遅い昼食はチャジャンミョン。今日のはミソがたっぷりだった・・・(2500ウォン)
以下は扶蘇山での風景。まずは紅葉・・・
で、続いて落花岩(ナクァアム)。昔、百済が、新羅(しらぎ)と唐の連合軍に破れて、この山城が落ちたときに宮女や普通の女性が3000人身を投じたとかいうところ。背景の水は白馬江(白村江の戦いの舞台、でしょ?)。ほんとは見えているさきっちょまで行って撮ろうとも思ったんだけど、ロープが張ってあって・・・
さてさて、こんな普通の観光ばかりしているのは私らしくないので、こっから先は徐々に下世話。
まず下の写真なんだけど、上で覚えておいてと書いた天幕がありましたが、その内側にて。裸電球がわびしい・・・帰りのバスにのったところで、裸電球と待っているおじさんおばさんの雰囲気がなかなか良かったのでフラッシュを焚かずにまた撮影。
そして最後は、なんとお手洗い。これは実は扶蘇山の途中の写真なんすけど。
いや、なんでこんなの載せたかというと・・・韓国も水洗便所が普及しているんですが、昔の建物など水力が弱いものがあるんですよ。で、そういう時に紙を流すとつまるもんで、紙を流さない事があるんですね。流さない紙はどうするか、というと・・・上の写真の右上に注目。韓国のトイレにはだいたいくずかごがあります。もし、トイレに入って、くずかごにきれいにたたんだ紙が積まれていたら、それは、あなたが使用した紙もきれいにたたんでそのなかに捨てなくてはならないということなんです。
この話、なかなか旅行のガイドブックにものらないので、ちょっと書いてみました。
余談ですが、この写真の前にもう一枚撮ったんすけど、完全に流れていない事を発見、一度フラッシュしてもう一度とったのが上の写真・・・あ、ちなみに僕、用を足しに入ったわけじゃなくて、撮影のためだけに入ったんですぅ。
あ、晩御飯は宿の近所で、参鶏湯とビール1本で9000ウォン。ちなみに米がめちゃくちゃ多くて、最後は汁が全然残らなかった・・・
[旅行記のトップに戻る][トップに戻る]