[1998/10/26]

ソウル・大学路のライブハウス「Liveclub」HP

カンスージーのライブの宣伝の翻訳

[カウナさん、ファルセットの指摘と、僕の辞書に出てない単語のチェック、ありがとうございました。]

----
カン・スージーコンサート
日時:11月18日(水)〜11月22日(日)
時間:平日 - 7:30 土日 - 4時 7時
場所:ライブ劇場2館
問い合わせ:ライン企画 607-9790, 692-8790
予約:ピノス 3462-8444

玄界灘を行き来して、韓国と日本でめざましい活動を繰り広げている、魅力的ヴォイストーンの持ち主カンスージーが第9集(WISH)を発表し、これを記念するための6回目のコンサートを11月18日(水)〜11月22日(日)までライブ劇場2館で行う。

90年に「ボラビッヒャンギ(紫の香り)」で歌謡界にデビューしたカンスージーは、国内の女性歌手としては珍しく毎年1、2枚のアルバムを発表しながら、活発な活動を繰り広げてきた。また、カンスージーは国内での成功だけにとどまらず、日本市場へ本格的に進出、韓国女性歌手としては初めて日本でシングルを(訳注:「二つの会社から」が抜けている模様)2枚ずつ発表し、現地のファンからも10万枚以上売り上げるという大きな手応えを受けているということである。これを元に東京と大阪など日本一、二の都市で続けて自分のみの単独コンサートを開くなど、日本国内でも確実なスターの隊列に合流した。

今回、11ヵ月間の日本活動を締めくくり発表したカンスージーの9枚目のアルバム「WISH」は、全12曲が収録され、自分のトレードマークであるバラード6曲とミディアムテンポのダンス曲6曲が収められている。今回のアルバムには、チョー・キュチャン、パク・ヨンジュン(パギョンジュン)、パク・ソンジュ、パク・ジュヨンなど良い作曲家が多数参加しているのと同時に、カンスージー自身が全12曲中8曲を作詞するという底力を発揮してもいる。
カンスージーの今回の9枚目のアルバムのタイトル曲の「ハヌリヨ(空よ)」は、愛する者と別れ、再びあわせてくれるよう切に願いながらも、あえないのなら自分自身を空に連れていって、という哀切の歌詞を載せたマイナーキーのバラードである。特にカンスージー特有のか細い声に、訴えかけるようなファルセットで、より一層寂しく、物哀しくファンに迫る。

カンスージーは今回のコンサートを自分のファーストから9枚目までのアルバム中から1〜2曲ずつのヒット曲を選び、「ポラビッヒャンギ(紫の香り)」「フトジンナナルドゥル(散らばった日々)」「ネマウムアルゲンニ(私の気持ち、分かってくれる?)」「アルムダウンノエゲ(美しい人へ)」「フンドゥルリジマ(迷わないで)」「ピリョハンゴンシガニルップン(必要なのは時間だけ)」「フフェ(後悔)」「ハヌリヨ(空よ)」などを聞かせてくれる予定だ。
深まる秋の情緒をたっぷりと満喫できる今回のカンスージーのコンサートでは、少女の様な清純なイメージで我々の前に現れ、そしていつのまにか円熟した姿でファンに会いに来た彼女の健在ぶりを確認できる、深い意味を持つ場になるであろうことを確信している。

(以上翻訳:しばた)

[カンスージーのページに戻る][topに戻る]