Current News 16 Oct,2011

CLUB & READING

2011年4月の「CLUB SEVEN 7th STAGE!」、5月の朗読劇「私の頭の中の消しゴム」についてのインタビューです。

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やしのき -「CLUB SEVEN 7th STAGE!」について。久しぶりのM1(「CLUB SEVEN」のテーマ)はいかがでしたか?
圭吾:力いっぱい踊れたんで、気持ちよくやれましたよ。
-女性二人を囲んで男性陣が踊る「バーレスク」、どういうキャラをめざしていたのでしょうか?
圭吾:あれ、ハードゲイの人。「そういうイメージだよね」ってみんなで話し合ってやってました。「しょっぱなからこれですか?」って引くぐらいの勢いを目指しました(笑)。
-湯川先生の名前は「探偵ガリレオ」からでしょうか。
圭吾:そうだと思うけど、特に意識してなかったです。脚本でああいうキャラだったから(笑)、そんなふうに作っていました。
-園長は「CLUB SEVEN 2nd」に出てきたおばあさんとは違う人ですか?
圭吾:ちがうよ(笑)。…俺も園児をやってみたいな(笑)。
-「監督シリーズ」の作務衣の二人は兄弟弟子ですか?
圭吾:そう。一番弟子と二番弟子。そういう感じが出てたでしょ?
-シスターの踊りの白いスーツの人は何者でしょうか?
圭吾:なにものなんだろうね…いや、修道女と、お互い好きあってる人(笑)。

-「妖怪」のお話を作っていく上で大事にしたところは?
圭吾:「非情」でいたかった。非情であることが普通である人を目指しました。だって、妖怪を家畜みたいにしてる男だから、それが当たり前に見えないとしょうがない。
-原さんが演じていた妖怪とはずっと同じ家に住んでたんでしょうか。
圭吾:そうそう。長く住んでました。ムチとか持ってくる時の表情が結構かわいいんですよ(笑)。ちゃんとお魚もあげるし。不思議な空間でした。
-殺陣は相当、練習されたのでは。
圭吾:しましたね。さんざんやらせてもらいました。似てるパターンがいっぱいあるから、どこの部分なのかわからなくなるんだよね。
-「妖怪」の殺陣も、踊りと同じように音にあわせて稽古するのですね。
圭吾:そうだね、いちおうカウントが決まってて。曲の中で、ひとつのパターンを好きにやるっていう方法もあるけど、今回は、カウントに当てはめていくっていうやりかたでやったから。

-大変ハードな公演だったと思うのですが、体力的なヤマといえばどのあたりでしたか?
圭吾:「ここがヤマだ」っていうところは…「妖怪」の最後の殺陣ですね。あそこが終わってしまえばもう、何も怖くない。五十音順はぜんぜん平気です。
-「五十音順ヒットメドレー」もハードだったと思いますが…。
圭吾:一番大変だったのは東山君だったけどね。ずっと出ずっぱりだから。
-始まる前の、トークのテンションの高さが凄かったですね。
圭吾:そうだよ(笑)。がんばらなきゃいけないんだもん、あそこ。だって、ジョウゲンのままいけないでしょう。「やだあのひと、あの意地悪な人だ」って思われると嫌じゃない(笑)。ぜんぜん違うキャラで行った方がいい。

-「テニスの王子様」ネタが多かったですが、鬼コーチの場面でも途中から出てきましたね。
圭吾:最初は「お前はどこの出身だ」だったんだっけ? だいたいそんな感じでやってたんだけど、途中で佐々木君が「こういう風に言ってもらえませんか?」って言ってきたの。 で、(「テニスの王子様」の白石の「エクスタシー」を)やってみてるうちに「ぶっつぶす」「めんどくせえ」って返すようになった(笑)。 相葉くんはもう、その前にテニスの王子様はやってるからいいかなと思って「お嫁さん」のままで行きました。
-大阪でシカネーダーが登場したそうですが…。
圭吾:涼風さんが振ってきた(笑)。
-そもそも脚本上、「これはこれはヴァルトシュテッテン男爵夫人」という台詞はあったのでしょうか。
圭吾:書いてないよ(笑)。部員と「コーチおはようございます」「おはよう」って挨拶して、ボールを打って「次!」「コーチお願いします!」「へたくそ!次!」「よろしくお願いします!」「へたくそ!このメス豚どもが!」って書いてあっただけ。
-「おはようボールくん」もなかったわけですね。
圭吾:うん。東山君が「『おはようボールくん』に俺はなんて答えたらいいんですか!」って(笑)。「なんでもいいんじゃない?」「ちゃんと考えてくださいよ!」「…や、なんでもいいんじゃない?」「『ボールボール』とかでいいんですか?」「いいんじゃない?」「なんか違う気がする…なんでちゃんと考えてくれないんですか一緒に!」みたいな(笑)。…そんな考えることか?
-考えた結果ああなったんですね。
圭吾:「好きです」「俺もだ」(笑)。そういうところにこだわってくる(笑)。「おまえの好きにやれよ!」

-他の人の場面で、見ていて好きなところは?
圭吾:みんなで楽しそうにやってるところがいいな、って思う。
-笑いそうになったことはありませんか?
圭吾:(監督シリーズで)涼風さんの眼鏡がこう、(半分)落ちたところで笑っちゃったことがあった。
-「CLUB SEVEN」で特によかったと思うところは?
圭吾:やっぱり、はじけられるところがいいよね。五十音の最後とか、客席に行ったりするのも楽しかったです。俺なんかに「キャー!」て言ってくれるんだ、と(笑)。
こうやって、いろんなことができる作品って、「自分の魅力ってなんだろう」とか、「人と協力しあっていこう」とか、そういうことを改めて感じる作品だなと。決して一人じゃできないし、協力しあわないといけない。そうやって一つの作品を作っていくってことは大事だな、って、あらためて思いました。
「三銃士」じゃないけど。「みんなは一人のために、ひとりはみんなのために」っていうことだなって。それを本当に、すごくリアルに突きつけられるっていうか、自分の心に問う作品だなって思った。 だって「クラブ」だもん。みんなが本当に協力しあわないとできない、成功しないものだと思うし、そこを本当に忘れちゃいけない。「クラブ」っていうことはすごく大事なことだと思う。それがないとクラブセブンじゃないんだよ。

-「私の頭の中の消しゴム」について。お話は知っていましたか?
圭吾:タイトルは知ってたけど、詳しい内容は知らなかった。だいたい、こんな話なんだろうな、っていうのはあったけど。
-後半の闘病の流れが本題ですが、前半の、浩介と薫の出会いから結ばれるまでの流れも細やかでしたね。
圭吾:前半をちゃんとやらないと、煮えきらないんだよね。彼女と激しくぶつかり合っていかないと、きっと「生まれない」んだろうなと思ったんですよ。どんどん、本気でぶつかり合っていかないと、この短い間に結婚式までにたどり着けないんだなと。それは心に、肝に命じてやっていました。
だから日が変わるごとに、パッパパッパ切り替えてかなきゃいけない。詰めて行く感じが大変っていうか、気を使うところでしたね。
病気が発覚してからは、もう勝手に心が動くから、むしろ楽なんだけど。 最初に「何に惹かれたのか」とか、「何が気になるのか」とか、そういうことをあの台詞の中に込めていくところの方が難しかったです。

-日付の流れからすると、かなり長い年月のお話のようですが、浩介も年をとっていったわけですね。
圭吾:設定では38才なんだって。そんなに上なんだ、って思った。
演出家が言ってたんだけど、日にちを読んでいくのは、日にちが消えたときのインパクトがあって欲しいからなんだって。 日にちを入れてないところで、台詞の強いニュアンスが爆発するっていう。そういうことの為に日にちを入れてると。
打ち上げのとき、俺が「日にちを読み間違えてしまいました」って言ったら「日にちなんてどうだっていいんだよ。 日にちが消えたときの、台詞の爆発が欲しいんだから。」って言われた。
-なるほど
圭吾:「そういえばそうなっているな…あぁーそこまで読めなかったな」って思いました。…悔しい(笑)。 日にちを読むことで、感情のセーブがかかる。読まないときは感情のセーブがかからない。 いつもはワンクッションおいて、なくなるとストレートにバシッと。

-動きもいろいろ工夫されていましたね。
圭吾:動線だけ決まっててあとは自由だからね。また、他の人はぜんぜん動きが違うんだろうな。
-舞台の後方で突っ伏すところが印象的でしたが…。
圭吾:せっかく立つんだから、読んでないなりの動きをしたかった。後半、あんまり「折れる」部分は書いてないじゃないですか。 「もうダメだ」みたいな言葉は書いてなくて、けっこう前向きなことが書いてある。 でもやっぱりどうしても一カ所、倒れる部分が必要だな、と思って。 後半のほうで一回「もうどうにもならない」っていうか、自分が折れてしまうところが。 「でも生きて行かなきゃいけない」って立ち上がって、次へ進む。どう映ったかは分からないけど、俺は、あれが必要だと思った。
-観る方も精神的にハードでしたが、素敵な舞台でした。
圭吾:これ、よかったね。やれてよかった。またぜひやってみたいです。紫吹さんとやれてよかったなあ。

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