Current News 5 Aug,1997

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充電期間インタビューvol.1 "female"

「Dream」の公演終了も束の間、次の週から「female」に突入、さらに「female」大楽の5日後から「10&10」がスタート、という怒涛のようなスケジュールを終えた吉野さんに(書いてるだけで疲れてきた…(^^;))、この数ヶ月を振り返ってのインタビューをお願いしました。
"female" -Mira Anju First Consert-
6/18-7/11,1997 Tokyo,Asahikawa,Sapporo,Nagoya,Hiroshima,Fukuoka,Osaka
大阪「Dream」にて

−まずは安寿ミラさんのダンスコンサート「female」について。全編、大変ハードな振付でしたが…。
吉野:もう、自分を誉めてあげたいね(笑)。絶対無理だと思ったもん。 練習中も、「ダメですーもう出番減らして下さいー」って感じだった(笑)。
でもすごく勉強になりました。今までにないことをたくさんやれて、自分にとってすごく良かった。特にタンゴをやれたのが良かったよ…社交ダンスとかやってみたくなったし。

−公演を通してのご感想は?
吉野:なんかやっぱり、ヤンさん(安寿ミラ)がよかったね。ヤンさんで、よかった。 なんか人間的にも合って、話も合って。性格的にもこう、なんか似てる。
−どういうところが?
吉野:そうだねえ。結構負けず嫌いだし…なんだろうなあ、努力家だし…まあ俺は努力家じゃないかもしれないけど(笑)…なんか似てたんですよ。なんとなくこう、「影」のある人じゃないですか。そこもなんか感じが似てる。
でも普段すごく明るい、いい人なんですよ?明るいかわいい。飲んだりすると「ああ、少女だな」っていう感じ。失礼かな(笑)。

−踊りの中で、特に好きだったものはどれですか?
吉野:ビデオには入ってないと思うんだけど、"BLUES WALK"とか好きだったね。帽子かぶってた、渋めのやつ。 あとはやっぱり、そうだなあ…エビータ("OH WHAT A CIRCUS")とか好きだね。
−ビートの変わり目のところとか、楽しそうでしたね。
吉野:そうそう、パッタンパッタン。
あと…椅子のやつ。"THRU COSMIC DOORS"ってやつ、あれ好きなんだよ…だから、ちょっとモダン系やってみたいなって思うんだよね。
(あの曲は)俺ひとりだけ振りがみんなと違うから、間違ってるんじゃないかってずっと言われててさあ(笑)。間違いじゃねーんだっていつも思いながらやってた。
−あのナンバー、下は裸足でしたね。
吉野:裸足。それで、なんか久々にダンサーしたからね、稽古中、足の裏とかも凄い汗かくの。でもずっと稽古してるから、芸劇の時足の皮ベロンベロンでさあ。 テーピングぐるぐる巻いてやってて。「うわー情けない、なんだこんな足の裏」とか思ってましたね。
でも丈夫になりました。ツアー中や大阪ではもう全然平気。

−いろんな種類のダンスがありましたね。
吉野:三人、振付師がいたんだけど、三人それぞれ違ってて、 それもすごく勉強になった。振りの内容っていうか、素材が違うから。 結構、自分は、スタンダードな感じが好きなんだよね。 ジャズっぽいのとか。だから"BLUES WALK"とかさ。
−「female」全体で、何かひとこと。
吉野:勉強になったと。ここまでやれるんだなと(笑)。

初日を観た後、あまりにハードでカッコいい振付の数々に「…『Dream』の本番中にこれの稽古やってたんですか?!」と度肝を抜かれた「female」でしたが、たくさんの方から「初めて吉野さんを観たけど、ファンになりました!」という言葉を聞くことができて、本当に嬉しかったです。
次回は、「10&10」についてのお話からお伝えします。お楽しみに!


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