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吉野：そうだ！写真撮り行って来ましたよ。パンフレットとチラシのやつ。いやあ、それがですねえ…もうこんなこと話しちゃっていいのかなあ。
えー…………寒かった！(笑)みんなよくがんばった！っていう、感じですね！
「俺のわがままに、付き合ってくれてありがとう」…っていう感じ。
−５月初めにみんなで撮影に行かれたんですよね。
吉野：そう。夜のね、１１時に新宿で待ち合わせして、そこから浜松にある砂丘まで行ったんだな。で、撮影開始、４時半！
−午前４時半…。
吉野：そう。そこでなんと吉野はですねえ、財布を盗まれましてね！(笑)
撮影が終わってからバーベキューやろうと思って、いろいろセット持ってったんだけど、道具を（撮影場所の）砂丘のほうに置いといたの。で、撮影終わって、あまりの寒さに一回車に引っ込んであったまって、「あ、そうだ、カバン忘れてきた！」と思って、帰ってみたらカバンがなくてですね、みんなで探してですね、で海のほうに捨ててあってですね、財布はあったんですけどね、中身、現金だけは抜かれていましてねえ。「あー良かった現金だけで」と思って。…ホントだよ(笑)。カードとか免許とか全部入ってて。で、「良かったわー現金だけでー」と思って。
−でも現金盗られて、大変でしたね。
吉野：いや。現金、全然入ってなかった(笑)。それはいいんだけど…バカだったよねえ…ちょっとバカだった！ちょっと、甘く考えてた！ちょっと海水浴気分だったっていうか…海水浴場って別に、置いとくじゃない。でも置いてあるの俺たちだけだからさ(笑)。砂漠の真ん中にぽつーん！て荷物いっぱいさ。それが大失敗だったなあ…。
(笑)まあ、そんなこともあって。
でそのあとで、みんなでバーベキューして、特製のスパゲティを作り！そんなこんなで、無事、帰ってきました。…あれさえなければねえ(笑)…楽しい一日だったんだけど。
−スタッフみんなで打合せしながら撮ったのですか？
吉野：撮る前に打合せして、で、撮りはパッパと撮って。…寒くて(笑)。もうちょっとあったかかったら別に、いいんだけど。
−綺麗に撮れていましたね。
吉野：一瞬、「わ、ハダカだよ」とか思っちった自分で(笑)「おいおいおい何だよこれ……ハダカだよ」って。
−イメージ通りに撮れましたか？
吉野：うん。カメラマンさんもね、ちゃんと話聞いてくれてね。凄い良くしてくれた。
−波打ち際での写真※がありましたが、水をかぶって寝ていた時間、かなり長かったのでは？
吉野：長い長い。長いんですよ(笑)。
わざとこう、シャッターを開けっ放しにして、ダブらせるから。で、俺は動いちゃいけないんだよ。
…それでね、結構撮ったのね。で、２回ぐらい休憩したんだけど、もう…寒くて。で、フィルム交換のときに上がって…それでね、みんながこう、包んでくれるのよ。抱きついてくれて、あっためてくれて、さすってくれたりして。もうそれがねえ、嬉しくてね！
凄くね…ちょっと「フッ」ていくと、もうぶわーって泣きそうだったんだけど(笑)、それぐらい極限状態だったから。でもここで泣くわけにいかない、まだ撮らなきゃいけないんだからと思って(笑)。
みんなには、すっごいねえ…ホントみんなのね、愛を感じた、撮影でした。
…みんなありがと！っていう感じ。