Current News 14 Jur,1999
ひーかん チェ・タンゴ99に寄せて…

「ラ・カージュ」飛天公演から2ヶ月。
ジャン・ミッシェルとは180度変わって踊りモードの「チェ・タンゴ」に臨む吉野圭吾さんにお話を伺いました。

☆ご注意☆
内容についての話題をちょっとだけ含みます。
まだご覧になっていない方で、先に内容を知るのは避けたい…という方は、観劇後にじっくりお読み下さい。

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−「チェ・タンゴ99」のみどころはどんなところでしょうか。
圭吾:初演を見た方は、また新しいものを見つけるような感じだと思う。
何曲か、前と違う部分があって、振付師に名倉さんも入って、また新たな「チェ・タンゴ」が、できたんではないかと思います。
−タンゴは、昨年のディナーショー以来ですね。
圭吾:タンゴかー…難しいねえ。笑われないようにがんばんなきゃ(笑)。
−どういうところが?
圭吾:なんか、踊りの「クセ」がついてるじゃない。
っていうのは、進むときに足の方向がまっすぐなんだ。いつも俺達は(斜めに)開いたりするからさ。そういうのとか…その、「雰囲気」?タンゴっていう、雰囲気だね。難しいね。
でも別にタンゴばっかりやらないんだ。ホントにタンゴっていうのは、1曲ぐらいしかなくって。あとは、タンゴの曲で踊る。
−いろいろなダンスがあるそうですね。
圭吾:もぉ凄いのが8曲もあるんだ8曲!(笑)
全体はもっと、多いんだよ?ナツメさんが歌ったりとかもあるから。 その中で、自分が踊るのが8曲。
−特にお気に入りの曲はありますか?
圭吾:お気に入りはね…ナツメさんが歌って俺が踊るとこがあるのね。 その曲が、こう…現代の疲れた人たちに、ひとときの「癒し」を…って感じで。 …ちょっと、電車の中でその曲を聴いてたのさ。そうしたら、なんか凄く、合うんだよね!バックの映像がその、疲れた人たちに。
その曲の内容っていうのは、彼女が、元気がないときに、彼女だけに見える「ロコ」っていう、なんていうのかなあ…へんちくりんな奴が、「いつも私を勇気づけてくれる」みたいな歌だね。そのロコを俺がやるんだけど、それがね、いいんだな!

−タンゴはやはり、正装で?
圭吾:もうね、凄い…(笑)俺、ヤクザだよ!ちょっと自分で怖かったもん。 「これでオールバックだろぉ?むちゃくちゃヤクザだ」って。
−もしやまた、劇中で刺されたり…。
圭吾:今回ねえ、死なない!(笑)全然死なない。問題ない(笑)。
…でもねえ、けっこうハードだよ! うん…ハードハード。終わったらもう、プルプルしてるもん。腿が。

−大浦みずきさんってどんな方ですか?
圭吾:さっぱりしてる、いい人だよ。…そして熱い人だね!
−ほかのメンバーも面白い方たちだそうですね。
圭吾:うん、面白い。なんかいいメンバーだね。三人三様、違ってて。みんな年も近いし。俺が一番年下だけどね。
−「チェ・タンゴ」でファンの皆さんに、伝えたいことは何でしょうか?
圭吾:楽しんで下さい!独特な…なんて言うか、「光と影の世界へ…いらっしゃい」って感じだね(笑)。その雰囲気に、ひたっていただければいいなあと。
…ゆっくりだったり、スピーディなのがあったり、 ひとつひとつ違うものが見せられたらいいよね。
ひさびさに踊りだから、楽しみだよ。どんなになるか…お楽しみに!

追伸。 出演者に佐々木くんていうのがいるんだけど、凄い、仲がいいんですよ。血を見るぐらい。

※この「追伸」は圭吾さんからどなたかに宛てたメッセージのようです。
…その方へ(^^;)。よかったらいつか、「LETTER BOX」にひとことお願いできますでしょうか?
これだけじゃ謎が深まるばかり…

インタビューの時点ではまだ始まっていなかった「チェ・タンゴ99」ですが、この記事をアップする頃には宝塚公演が終わり、東京は銀座セゾン劇場での3日間がスタートしているかと思います。
優しさの詰まった「ロコへのバラード」や「天使の死」でのはちきれそうな笑顔、思わず息を呑むフィナーレ…みなさんはもうご覧になりましたでしょうか?好きな場面、お気に入りのナンバーなどなど、ご感想をぜひ聞かせて下さいね。
そして8月1日からは「ラ・カージュ・オ・フォール」中日劇場公演が始まります。こちらもお楽しみに&ご感想お待ちしております。圭吾ファンにはまた濃く嬉しい夏を、一緒に楽しみましょう!


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