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【第八章・みっちー増殖ナイト】【第九章・学園祭シーズン】

【第十章・HEY×3】【第十一章・マツモトキヨシ】

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【第八章・みっちー増殖ナイト】

9月に入り残業続きのいつもの生活にカラダは慣れていきましたが、みっちーに会えない寂しさがまたもや強く押し寄せてきました。秋の物悲しさも手伝って想いはつのるばかり。唯一の楽しみは毎週水曜日のラジオ「みっちー増殖ナイト」(ベイFM)でした。みっちーというより及川光博の声が聴ける貴重な時間。リスナー参加のコーナーとか、企画モノとかバージョンアップを含め、約1年間パーソナリティを務めたわけですが、さらなる番組復活をいまも心待ちにしているのはわたしだけではないはず。

悩み相談のコーナーではいつだって真摯に向き合って答えてくれたみっちー。わたしもみっちーには親にも友だちにも言えないようなことばかりを手紙に書いてしまっていますが、ラジオを通してたくさんの答えをもらったような気がしています。真夜中に小さなラジカセのスピーカーから流れてくるみっちーの声に耳を傾けている、そんな時間が好きでした。水曜日の夜はいまだにさびしく物足りない気分になってしまいます。

番組について今も思い出されるのは
10月24日直前の誕生日記念スペシャルの生放送。いろいろなテーマでFAXを募集したのですが「もしなんでもなれるなら何になりたいか」というような質問で読まれた答え、「フィアンセになりたい」。タイムリー過ぎて同じ名前の方からのFAXであってもおかしくないけど、わたしのだと確信してる。勝手ですね(笑)。でもそう思うだけでとってもしあわせな気持ちになれました。きっとみっちーには冗談半分に思われただろうけど、本気なんだから今だって。

もうひとつは深夜2時からだったのが番組改編で1時からになるのが発表になった日のこと。番組の最後、涙声で「今週でおしまいです」なんて!いつものごとくチャットをしながら聴いた衝撃の告白にキーボードを叩く手が固まり、ただただカラダが震えて涙が溢れ出るばかり。あの日の感覚はほんとに忘れられません。「おわりになる」ということがこんなにも自分にとってショックで重大なことだって気がついた瞬間でした。このあとすぐ、「来週からは放送時間が代わりますが続きます。驚いた?」みたいなことを。んもー!みっちーったら泣いちゃったじゃないか、バカバカバカー(泣き笑い)!!!ラジオに向かって本気で叫んでしまいました。

実際番組はほんとに終了してしまったわけですが、心にぽっかり穴が空いてしまったかのよう。時々単発でラジオ出演の機会もあるけれど、あの局のあの番組は特別な空間でした。でもリアルタイムで聴けたことだけでも、十分しあわせなことなのですよね。

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【第九章・学園祭シーズン】

12月から本格的に始まるツアーに先駆けての前哨戦、11月は学園祭ツアーのスタートです。格安価格&小規模ホールで生みっちーできるとあれば行かないわけにはいきません!11月2日の愛知学院大学8日の実践女子大学に参加しましたが、どちらもありがたいことにステージから近く、感激しきりでした!

今回初披露となる
12月10日発売の新曲「フィアンセになりたい」。ラジオで聴いて以来その詩の内容にはいろんな想いを渦巻かせていました。生で、目の前で歌うみっちーの表情をはたしてわたしは直視できるのだろうかと。アップテンポでちょっと昔の歌謡曲風なメロディとは相反するような歌の情景に、複雑な乙女心は揺れていました。あんな風にみっちーに思われていたヒト。そしてやっと芸術作品として発表できるまでに昇華した愛のカタチ。見えない過去の女性に嫉妬していたのかも。

ステージで歌うみっちーの瞳はどこか遠くを見つめ、なんだか哀しいくらいとっても遠くに見えました。そして2度ともこの曲の時は、踊ることはもちろん身動きもできずに、涙をこらえて聴いているのが精一杯という有様でした。なんでこんなにつらいんだろう。

実践女子大学の学園祭パンフレットに書かれた学長の言葉、
「求め続ける限り、人は迷う」が胸にズシリときました。愛するってどういうこと?それ以来、現在に至っても答えを求め探し続けている迷い子のわたしです。

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【第十章・HEY×3】

ツアーの直前、11月30日に幸運にもフジテレビ「HEY×3」公開録画に参加できることになりました。みっちーがいよいよ初登場するとなると思いはかなり複雑。テレビという影響力あるメディア、大衆の目に無造作にさらされてオモチャにされやしないかなんて先走った心配をしたり。ただ単に見せたくなかった、独占して(できるはずもないけど)いたかっただけなのかも。。。わたしってやなヤツ。

スタジオ内はそこそこ立派なミニライブハウスのような感じで、意外にステージまでが近くて感激。でも悲しいかなわたしは埋没してしまってて、近くにいながら切なさ100%でしたが(涙)。ザ・マングースのメンバーに続いて、いよいよみっちーの登場です。キャ〜〜〜!!!(一瞬にして猿と化すわたし・笑)みっちー開口一番、「みんなおはよー!ちょっぴり眠い(笑)」だって。そうよね、こんな午前中の時間にみっちーに会えるなんて機会、そうそうないもんねと妙に納得。

この日のみっちーは顔くらいしか見えなかったけれど細くって、白くって、キレイで、ためいきばかり。新曲「フィアンセになりたい」ワンコーラスだけでしたが、あまりのあっけなさ。そこでみっちー、「もう1曲やる?」「お水飲ませて(笑)」ストローでチュ〜っとかわいらしくひと飲み!髪の乱れもメイクさんに直してもらって再スタートです。相変わらず見えないんだけど、右に左に移動しながら熱唱するみっちーの姿を一目でも多く見ようと、思いっきり背伸び。あぁこんなにも近くにいるのに(涙)。

テイク2でOK!ほんとはNGになってもっと何度も見たかったんだけど、その時はみっちーもみんなも「やったーーー!!!」って大喜び!みっちーと一緒につくりあげたヴァーチャルライブだもんね。最後はお約束の「ラブ!」「チュ!」で締め。手を振ってみっちーは去ってゆきました。こうして収録は無事終わり、オンエアを迎えたのはツアー真っ最中の
12月15日。HEY×3への出演はみっちーを取り巻く環境を良くも悪くも変えてゆくひとつのきっかけとなりました。

 

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【第十一章・マツモトキヨシ】

この頃にはHEY×3のオンエアを待たずとも、みっちーはかなりお茶の間の知名度を上げていました。10月1日から流れ出したドラッグストアマツモトキヨシのCMに出演していたからです。

どこぞの御曹司っぽい設定のみっちーがリムジンで移動中、気まぐれで立ち寄ったとあるお店に執事を連れて視察。ビタミン剤のコーナーでばったりかち合った女性に一目惚れしてそのままゴールイン!という、ちょっとミュージカル風の女の子にとっては夢のようなシンデレラストーリーに仕上がっていました。CM枠によって15秒と30秒バージョンがあったけど、みっちーの美声が聴けるのは後者のみ。マツキヨを見つけては用もないのにうろついてみたりして(笑)。

残念ながら販促物は作成されず、CMもこのタイプのみで(正式には
プリティウーマン編)みっちーが起用されたのはこの1本だけでした。残念。とはいえ何のクレジットがあるわけでなく、「あのステキなひとは誰?」という質問がテレビガイド誌などに殺到。ミュージシャンという認識にはまだまだ遠かったけど、お茶の間ベイベのハートをぎゅっとわしづかみっていう手応えはバッチリでした。

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TO BE CONTHINUE

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