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「はみだし弁護士巽志郎」
(土曜ワイド劇場 放送日 2005,9,17)

CAST
巽志郎 三浦友和/安達加奈子 涼風真世/二宮由美 遠藤久美子/中島篤 益岡徹

今回は、三浦友和さんのシリーズ。その三浦さん扮する巽弁護士の別れた奥さんの 安達加奈子がかなめちゃん。

いきなり競馬場。 品の良くない男にお金渡しているところを見られてしまいますっ。
シルクっぽいピンクのブラウス・・その光沢に負けないぐらいお肌つやつや(^.^)
お茶の飲もうかと言われて一旦は断る加奈子さん。しかし、車バックさせてもどってきちゃう。
そして、言うんだ・・・・なんだかいやみっぽく。
「自由に生きている貴方がうらやましいわ」(何があったの??貴方たちってば^_^;)
バックにゃピアノの曲が・・・おーいそれでなくても世界が違うヒトもっと違うところに演出で連れてってくれちゃってマス。
その次のシーンのバックミュージックは太陽がいっばい^_^;。
しかし、場所は普通のマンションの一室。脂ぎった殿方と一緒。
ブラウスのボタン留めながらため息つくのさぁ〜〜。うっとうしげな顔してるのにすっぴん化粧がよいなぁとみてる私。
手切れ金渡して別れたい・・・って言うのよ。
「今日は10月21日・・」この日何かがあった御様子。
言い争い・・叩かれて(その前にぐーで殴ってる^_^;)目の前にあった包丁握る。目は本気・・・
マジかよ・・・
ブチッ    場面が変わったぁ(*_*)

次の日の新聞にゃその男が殺されたって出ていた。
もちろん警察で取り調べ中の加奈子さんっ。ツイードのスーツ(昨年流行ってましたねぇ・・・^_^;)に身を包んで上品にお話する。
「福祉関係の本を読んでおりましたの」としごく自然に答えております。

ニュースで知って心配になった巽さん、警察に走る走る・・・・しかし、彼女は釈放された後。
なんたって、彼女の父親は高裁の判事で、いとこの中島さんは、有能な弁護士ですから。
この中島さんっ。
たとえ不利な状況になっても必ず守るから・・・
たばこ吸う加奈子さんけげんそうに見ながらそれでも、そう言うんだな・・・

どうやら、若いつばめみたいなものだったな・・・by刑事さん
若いつばめって買ってるよーには見えない加奈子さんですが、はたからみたらそー見えるんでしょね。
そして、この男ってば前科持ちっ。15年前、コンビニ強盗して一人殺していた。
ともかく巽さんは、彼女のおうちに・・・

居間なんでしょーか。彼女のお部屋なんでしょーか。表からじゃなく裏の入り口から侵入する巽さん。
訴えられまっせ・・・
しかし、そんなに険悪な雰囲気ではないのですよね。なんだか嬉しそうだし。
ただ、お酒飲んで、たばこ吸ってる。多少酔っ払い気味でございますっ。
またまた・・・ばっくにゃ音楽流れてて・・・今度は部屋の雰囲気とはばっちり。
そこにお父様登場
すぐに出て行きなさい・・と。車椅子の父上は余命いくばくもないらしい。
帰っていく姿を窓越しに眺める加奈子さんって図は、深窓の令嬢だわ(イタ!!(笑))。

加奈子さんは、有名小学校の理事長でもありまして・・・
当然のことながら問題に・・・臨時の会議が開かれております。
凛とした声で話す姿は素敵です。
つきつめられて、でも、ここでも中島さんの強い一言で皆は撃沈。
その後の二人の会話のラストの 「弟さんが東京に来たらしいのだけど君が?」中島さんのこの台詞忘れちゃならんの(^^)

校内の礼拝堂に入る加奈子さん。
そこには巽さんが座って待っていた。
佐藤という男を知っているか?と問われて、普通にうちの理事にもいると答える加奈子さん。
15年前、小笠原(殺された男)の共犯の佐藤だよと念を押す巽さんに、 強く「しらないと言っているでしょ」と・・・
加奈子さん・・・分かりやす過ぎます^_^;。正直なヒトだ・・・

15年前
巽さんは、暴力沙汰を起こして検事を辞めた年(そんな過去があったんですねぇ・・)
酒びたりになった巽さんを見ていられなくなったのか、実家に帰ることが多くなった加奈子さん。
遅くに帰ってきてふさぎ込んでいた日々があったそうな。
今思えばそれは事件のあった頃・・・
そしてふたりは離婚した。
感慨深げに話す巽さんに私とは何の関係もないと冷たく言って立ち去る加奈子さん。
「セレブに100円ライターは似合わないよ」←これも忘れちゃならんの
白いスーツ姿の加奈子さん。
そーいえばかなめちゃんにしては珍しい丈のスカートかもなんて思ってみてました。
立ち姿がちょぃと気になりましたね。なんか様になってないよなキガスル。
パンツの時とはやはり勝手が違うのかなぁ〜。

巽さんの事務所を訪ねる加奈子さん。しかし、巽さんは秋田に行って不在でした。
秋田では、佐藤さん探し・・・加奈子さんの父上が若い時に秋田にいることを知る。
かかってきた1本の電話。無言で切れた・・・
それで、加奈子さんって分かっちゃう巽さんってすごいっ。かけなおすと今度は加奈子さん素直に出た。加奈子さんはお部屋で思いつめた表情。
ぐっと引いて部屋にたたずむ図になるとなんだか、そこは舞台のようで・・・ アップもいいけれど、そういう空間の中にいる姿が様になるなと思ったわけです。

貴方が弁護を引き受けてくださるなんて・・
15年前の出来事を話始める加奈子さん。
雨の降る夜、ひとりの男がぬれながら訪ねてきた。
また会いに来てくださる?そう言った時のお顔は、とっても優しくて、きっとまだ巽さんのこと好きなんだろなと思える。
あんな事件がなかったらきっとそのまま一緒にいたのかもしれない。
加奈子さん今お家から電話が・・・・
はらりと傘を落とす・・・
この時の顔が好きです(お父様亡くなったってシーンなんですけど^_^;)。
数日後・・・
雨の降る墓地。巽さんと二人で歩いている。
横浜ですか?とっても趣があって絵になります。
静かに 加奈子さんのことだけでも話は、成立しちゃう(少なくとも私は^_^;)話ですが、もうひとつ複線がありまして、 その15年前の事件で殺されたコンビニの方の娘さんが記者になって、この事件を追いかけます。
こちらは、なんだかやるせないというか・・・
犯罪被害者の親族の思いがつづられます。刑が確率しても、15年立って時効になっても 親が検事の正真正銘のお嬢様ですっ。ちゃんと育てられたセレブな雰囲気は、とってもぴったり。 事件がきっかけで、たばこを吸うようになっちゃってますが・・・・
そのシーンだけではないでしょうがネット上で「元タカラジェンヌ涼風がイメージ一新するハードな役」という記事がでてたんですが・・・
目を覆いたくなるようなって・・・・おおげさですっ。
退団して10年・・・
割といろんな役にめぐりあってますよね。ヒトもいっぱい殺していますし・・・キレタ役もぼちぼち(笑)
その中のひとつに過ぎないと思いますが世間のイメージはオスカルさまのままなのでしょうか(一部では、剣心らしいケド)(笑)

今までの中で一番したたかな女性だったりするんですよねぇ・・
「私が罪を犯したっていうの・・・」真顔で聞く女性ですもの
法で裁ける罪は犯していませんよ。
でも「私何も頼んでないわ」と、言ったお顔は冷たかったなぁ〜〜。
そう、何も頼んではいないの・・でも、彼がどんな形にしてもこの件に関して決着をつけてくれると思っていたはず。それが殺すという形になったのは最悪の結果だった・・・だから私に罪はないと。
そう・・罪は彼に愛される女性だったというコト。
たばこのシーンは、ひさしぶりだったようですね。実際のものとは違うと集いの時にも言ってましたが、 全然減らないのが気になりましたぁ〜〜。
雨が多かったらしく本物の雨を使うことも多かったとか。15年前の嵐だけは、作り物でしょうね。なーんでああいうシーンは大抵嵐なんでしょ(笑)

土曜ワイドはちょっと久しぶりだと思っていたらオープニングが変わってましたね。
人気のシリーズの顔が出るようになっていました。こんなトコロニ出る作品にめぐり合うといいなぁ〜 ナンテ思ってしまったりもしました。

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