千秋楽です。
満員の会場、昨日も満員だったと思うのですが今日は3階での観劇だったためか、
会場の拍手の音がものすごく響いてびっくりしました。ひと場面ごとの拍手の長かったこと(笑)
もちろん博多での拍手も大きかったのですが、会場の響き方とやはり大ききや人数も違うので迫力がありました。
その拍手を受けて、出演者の熱演が繰り広げられていました。
今日で最期の井上フェルセン。
気球が行ってしまいました。
1幕の庭園シーンです。
マリーをじっと見つめながら
この台詞を言っていた顔にはっとしました。
気球を見ながら言っていたように記憶しているのですが・・・確信はありません。
今日ほどこのシーンの別れがつらいと思ったことはなかったかもしれません。
ここのシーンの
まだお分かりになりませんか!!
と強く言うフェルセンに一瞬びくっとなる表情が好きだったりする。
すぐさま、気の強い負けず嫌いがもくもくとで出てくる様も。
でも、そんな表情は、フェルセンに見えていないのでしょうね。
目と目を見合って歌うことも、話すことも少ないんですよ実際(マリーがむんずと
フェルセンの襟元をつかんで近寄っている時でさえ、フェルセンは視線をすぐにずらしてしまいますし)。
「空の上で会いましょう」と歌うマリーを見るフェルセンは辛そうだなと思っていたら、
公式ブログの方にインタビューがあって話していましたが、本当につらいそーです。マリーは
あの状況で会えないと思っていた愛しい人にまた会えたことだけで満足だったのではないかと想像しますが
思い残すことはないというような表情を感じることがありますが、
かなめちゃんはどういう風に感じて演じているのかな。
客席サービス満載だったカリオストロ殿。
3階でみていたので何をしているのかは分かりませんでしたが、
1幕ラストえらく客席が沸いていましたね。日によるようですがあそこまでカリオストロに目が
行っちゃっていいのでしょうかね。あのシーン。
けっこう重要な説明しているシーンなので山路さんの声の方に頭を向けて欲しい気がするな。
ジョセフ君、歌の最後の音が絶叫に聞こえてきます。
もう一人のジョセフ君のラストの時には歌が上手くなったなぁ〜と思ってみていましたが、
この子は、歌が・・というよりはものすごく役に入り込んでいる。
一筋の涙にどきりとした。
千秋楽の挨拶は、いつものように山路さん進行。
今日は、はじめて暑くて上着を脱いでしまったという山路さん。
5月はどうなるのか怖いって・・。そんなところで四季を感じてしまいすね。
というか、長期間やっているのだなとしみじみ。
皆、この公演で役代わりになってしまう高島さん、井上君との思い出話のようなこと、
ふたりは居なくなってしまうけれど、東京公演は続くので観に来てくださいというような話をされてました。
それでも、それぞれ話す内容に個性がでるのが面白いな。
我らが王妃のかなめちゃんは、挨拶し始めて思い出したかのように、
「涼風真世でございます・・」と。
名前をちゃんと言って挨拶するのって昔からですねぇ・・・。
考えてみればわざわざ名乗る必要もない・・・かもです(笑)
丁度、今夜やっていたTVの特集で宝塚の退団の頃のディナーショーでの挨拶も映りましたが、
同じように言ってましたので思い出して笑ってしまいました。
「男役の・・・」っていう形容詞付のものでしたけど。
(この形容詞も、つける人あんまりいないんですけどね(^^))
この作品への愛の力に感謝していると。
「高島さんオルレアン公さんと、井上さんフェルセンさま」が今回で別れになるのは寂しいとおっしゃる。
ここで、客席に笑いが起きたのは、
フェルセンは様なんだぁ〜〜と客席がそう思ったのは間違いないな(笑)
前進あるのみで進んでまいりますとかなり力強く言ってましたので、
東京公演・・・楽しみにさせていただきます。
笹本玲奈ですって(笑)おんなしように名前を言って挨拶始める玲奈ちゃん。
今日はすんなりと言葉がでてると思ったら・・・高島さん、井上さんのことを
忘れていたようにあわててつけたす・・・
一生懸命落ち着いて話しているのに、慌てると素がでてよけいに。。。その姿がかわいいんだなという
雰囲気が流れます。子役の子を除けばもしかしたら最年少なんでしょうかねぇ・・・
土井さんは、話す声もクリアボイスなんですね。
高島さんにすぐによれちゃう楽屋のれんを直してもらっていたそうです。
高島さんは高島のお兄ちゃんと呼ばれてるんですねぇ・・
井上君とは、あまり絡みがなかったけれど、楽屋ですれ違った時ににこやかに笑う顔をみて、
「生きる活力と肌に艶と潤い」をもたらしてくれた・・と。これにゃ
客席だけでなく共演者の方々も爆笑でした。
確かに・・ホルモン剤打つよりもよいかも。ずっと舞台の上で
ご一緒してる王妃さまのお肌が艶々なのも・・・そのせいかも。
東京公演には遠慮なく来てくださいって(笑)意外におもろい方や・・。
遠慮なく行かせていただきますよぉ〜〜(^^♪
自ら、長いですって前置きをして話す禅サン。
確かに・・・長かったな。
フェルセンとルイの共通点を話はじめる。
唯一の女性を愛し抜いたという点、そして不幸なことに愛した女が同じ人だったコト。
それ故に・・ほとんど絡みがなかったと。
まあ、夫と愛人ですから・・と自ら(笑)。今日はちょっとうだうだ話している感があって、
お酒とか飲んだら、ずっとウンチクレクチャーしてくれそうだななんて想像しちゃった。
ルイの最期の言葉を朗読してくれた。そして家族を大切にしてくださいと。
ルイの最期の言葉、作品の中で言っているのを聞いてみたいと思った。
優しい声の優しい話し方の禅サン。役を意識しているのか、それともそういう感じの方なのか
どちらなんだろう。
丁寧な挨拶をありがとうという山路さんの絶妙な合いの手。
いつもなら最期の山口さんですが、今日はここで挨拶。
高島さんと井上くんの話が長くなるからって
あっさりと・・・終了。簡潔さでは一番。2番はふたりのMAが争ってる。
井上君。
ずっと視線がつきささって痛いですが、今はまだ実感として沸かないらしい。
4ヶ月に渡った愛人生活も・・って。
寂しいけれど舞台を見るのが楽しみなんだそうだ。思ったことを
相手役の涼風さんはと話がかなめちゃんの方に向いて、目向いてほってな顔してるかなめちゃん。
照れてる・・(笑)。何がすごいって、毎日ものすごく元気なことといわれてましたねぇ・・・
でも、井上君の話がまとまらなくなってきちゃったのに後ろで、手グーしてがんばれってかわいくエール
送っていたのであります。
高島さんは・・・
朝きたら、椅子の上にハートのものが置いてあって、
よく見ると、オルレアン公の扮装したかなめちゃん!
だから、私は今日で終わりなのかと思ったと(笑)。
オルレアンの扮装・・って・・何やってんでしょねぇ。
でそんな裏話ばらされちゃった、かなめちゃんといえば体折って笑っていた。
見たいけど・・想像できすぎて・・・コワイ(笑)
その後は、またまた介護パンツの話題に・・・(笑)お世話にならんですんだらしいけど、
なんでその話ぃ〜〜。
もしも、この作品が続いて戻って来れるならば次にやる鈴木さんと相談して(笑)
また戻ってきたいとおっしゃってました。そして、凱旋公演ではいろいろと変更があるようなコトも。
楽しみですねぇ・・・・
最期に締めてもらいましょうって山路さんの言葉に、
「ありがとうございました」って一本締めのように締めてくれました!!
一言しゃべってくれてもよかったんですけどね(笑)
その後、2回ほど出てきてくれました。最初は高島さん、井上君が真ん中でみんなで手をつないで。
2度目は、ふたりが先に出てきて・・・高島さんが井上君の手にキスを・・(笑)。
そこにふたりが入ってしまうと、高島さん、井上くん、禅さん・・・・とすごぉく、
おっきい人というか男性ばかり固まって手をつないでいる姿がなんとなーくかわいかった。
反対側は、必然的にマリーとマルグリットとテレーズ・・ですからね(笑)。景色がよろしっ。
最期まで手を振って答えてくれました。
大阪に、居なくなると思うとかなぁ〜〜り寂しいけれど、
高島さん、井上君、お疲れ様ぁ〜〜。
かなめちゃんもお疲れ様ぁ〜〜。
自分にもお疲れ様って言っておこ(笑)
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