HOME/ BACK /次の涼風三昧へ

ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


4月30日「M.A〜凱旋3〜」
凱旋公演も中日になり、劇場内も様変わりしているという報告が耳に入ってきてます。
色紙に描かれたメッセージ、個性があって面白いそうです。
そして、プログラムも変わったと・・・
なにやら不思議なお菓子?も売られているそうで・・・これは買わないと思うけど(笑)
この週末に出かけるのが楽しみになってきました

前回の脳内メモより・・・つづき^_^;
蝋燭で暖をとろうとする民衆たち。蝋燭の争奪戦が行われています。
少しでも隙を見せたらとられてしまうのです。そして、それが命とりになる世界。
でも、取られてしまった蝋燭を取り返す気力はないのです(T_T)。ああって感じてあきらめてしまうの・・・
そんな中にやってくるマルグリットは、少し元気すぎるような気がしてきました。
許さないわよ!!って駆け出すマルグリットは、力強くてボロを着ていても まだいい状態だった・・ということなのでしょうか・・。
幻の黄金を求めてをカリオストロが歌う。正面からみていると、彼が動くとマルグリットが 見えて、まるでカリオストロが連れてきたようではっとする。
ここの演出はちょこちょこ手直しされていますが、凱旋になってからよりリアルになってます。 花を売ろうとしても売れなくて力尽きてしまう様は、みていてかわいそうになる。
ここは、新妻さんの方が痛々しい。
2幕、女性ばかりの行進で宮殿に乗り込んだ民衆を前にオルレアン公が 正体を現す・・・
「やっぱり貴方なのね」
女装したオルレアン公に言う言葉(オルレアン様お声がドナルドダックになっていた^_^;)。
この台詞って、やはり貴方が後ろで糸を引いていたのね・・って意味だったんですね。
普通に考えたらそうなんですけど・・私は今までこれだけみてきて何考えていたのでしょうか^_^;。 頭の中で初めてつながりましたよ(笑)。つながったというか、 不思議にも思わずに見ていたわけで・・・いきなりそうだったのかぁ〜〜と思った自分がおかしかったデス。 きっと、かなめちゃんの怒った横顔にみとれていたのでしょねぇ・・・・

新曲のイリュージョン。馴染んできたかな。
途中で中幕が開くところの音楽が、幕が開くという状況とマッチしていて好きなんです。 でも、一番最初に聞いた時にゃそこで終わる気がして・・その後がなーんか長く感じてしまったんですね。
慣れるといい曲かな♪。
その幕が上がると、子供を寝かしつけているマリーの姿が心細そうで・・たまらなかったりすんです。 シルエットに見えるのもいいのかな。
どうせならばその反対側で、ルイの処刑のシーンなんぞも映し出してみては・・とちょっと それは、絵柄的にきついかなぁ(悲しすぎるな)とか、壮大に歌う山口さんの歌の間にいろいろと考えて しまいました

そんな風に、この曲が入ったことでその前のシーンのフェルセンの嘆きから、 一旦、歴史の状態に身を寄せてしまうからでしょうか・・・フェルセンと王妃の再会にイマイチ心が 熱くならない自分がいます。
ここのシーンでうわぁ〜〜よかったぁ〜〜と高揚する気持ちが自分的に気持ちよかったんで(笑) 残念だったりする。
フェルセン様のタイプが違うから?とも思ったのですがどうやら曲の間にその前に受けた 熱い感情から一旦冷静になっちゃっているみたい。
まあ、井上くんの「愛しい人よ」という汗だくなお顔が懐かしかったりもするかな・・・
今の姿を見つめないでというマリーにそれでも、その姿こそ美しいと歌うフェルセン。
「美しい」という歌い方を聞いていると、 今さんフェルセンは、この場になってもマリーのことを崇めているような気がした。 井上君は直球でしたからもっとひとりの人間としてマリーのことを見ていたような記憶がある。 見ている時はそこまで考えてなかったのですが、人が変わり違うと思い出すもんです(笑)。
でも、面白いのが、帰りのバスの中でぼんやり思い出していると、 井上君は、顔ばかりが浮かんでくるのです。そして今さんは仕草というか、腕なんですねぇ(笑) 彼の腕はなーんか色っぽい。

最近のかなめちゃん「私のことは忘れて」という言葉が変わってきてますね。
もっと、きっぱりと強く言い放っていたのが、絶望感が伝わるような言い方になってます。
強がっている方が好きだったかもしれないなぁ〜〜。これは私の好みですね。

ラスト、マルグリットの手を押し戻すかなめちゃんのお顔。 とっても優しくて、静かな光の中にいた。
その笑顔を見ながら、どこかでみたかなめちゃんのコメントの中に 根本として「マリアテレジアの娘」であり、大きな愛情をもって育てられた人だ ということを忘れないで演じたいというようなコメントが頭をよぎった。
あの状況の中で、人をうらまないことはなかったでしょうが、心が憎しみのみに支配されなかった・・・。 それは、人の愛情を体が信じているのだからなのかなぁ〜
このお顔は最高に綺麗・・・その後の無になったところもいいですけど。 私は、マルグリットに見せる微笑が好き。こういう透明感ってなかなか出せる人いないのじゃないでしょうかぁ〜〜

予断ですが、マリーの贅沢な日々か゛なければ芸術の面で の発展というか進化は、なかったと言われていますね。
芸術なんてお金のこと考えてばかりいたら、発展しないんでしょうねぇ・・・贅沢な道楽だもの。
と、昨夜みた歌舞伎のパリ公演の番組とあわせて実感しています(笑)

4月22日「M.A〜凱旋2〜」
2週間ぶりでっす。
さすがに大阪みたいなわけにはいかないけど、2回見て帰ってくるので、 見る回数は変わらないな^_^;。
入ると、主要人物のタペストリーが2列に並んで天井からぶら下がってお出迎えしてくれた。
ここ最近のようですね。
かなめちゃんのマリーは、一番前にあるので、あまり立ち止まれずじっくりとはみれませーん。 まあ、ポスターのと同じお顔ですけどね。
裏は、トリコロールの旗がバラのような形になびいています。
あれ、売り出したらよいかも。。。

新加入のおふたりさんに気を取られた前回よりは普通に舞台に入って行くことができた。
そう思ってみているとオルレアン様は、ちょっとやりすぎな気がしてきた。
間近で見ると、あの化粧は眉はつぶしているのではなく書いていないだけで、 目の下の赤いラインと、口が裂けてるようなものに描いている様子。
歌が上手くて絶唱してくれるのは素晴らしいのですが・・行動が・・・謎。
なんでそこでいきなりひざまづいて祈るかっこで台詞をいうのか??とか、 なんでそこで座るの??とか。
舞台のセットが、きらびやかなロココの世界感たっぷりの中では鈴木さんの方が 合いそうですが、現代ちっくな雰囲気のある舞台なので・・・ちょっと高島さんが 懐かしくなってしまいました(上演前に、ロビーで彼の歌を聞いたせいもあります)

昼公演は、2階から。
ライトが綺麗に見えるので、2回見る時はいつもどちからを上からにしている。
2幕、フェルセンとの1度目の再会の時はふたりのところだけに四角くライトがあたる。 より孤独感を強く感じる。
井上フェルセンとの写真の中でここでのショットがお気に入りだったのですが(見上げる横顔が綺麗)、 今さんになって、ふたりの角度が変わってます。
フェルセンの胸ではなく腕に顔よせる姿はすごく大切なものを抱くような これを離してはいけないというようなギリギリのマリーの心情を見た気がしてこれはこれで いいなぁ〜。

♪オーストリアからの援軍で・・・
ってな歌詞のところは歌はかなめちゃんのキーも低い。 日によってものすごく響く時があってそんな時はぞくっとする。
透明感のある高い声とは違う、艶のある声。どちらもいいですねぇ・・ってそれが言いたいのか(笑)

マルグリットとボーマルシェが花を受け取るところとか、 スポットでライトが強くなる部分なんかは、上からの方が絶対綺麗で、 音楽と、ライトと役者さんの動きが一体となっているのがよく分かる。
1幕のラスト、ライトが赤くなったのは上から見ると綺麗だろなと思っていたのに、 オペラでかなめちゃんの顔ばかりみちゃっていたようで、 赤くなっていたのは、私の記憶違いだったのかしら〜〜なんて思ってしまいました(笑)

マルグリットは玲奈ちゃん。
コールで抱き合う時、かなめちゃんがお辞儀をして後ろに下がる間に玲奈ちゃんもセンターから離れて行き・・
助走つけたように走りこんでかなめちゃんとぶつかっていや抱き合っておりました。 かなめちゃんもピョンピョン飛んで(紙相撲のような感じ) 玲奈ちゃんの方にぶつかって行ってます。
体当たりだぁ〜〜
新妻さんとは普通に抱き合ってというか、彼女がちっちゃいのでかなめちゃんに抱きついている図になります。
ココ嬉しそうですねぇ・・かなめちゃん。
そーいや、コールの時も大阪では何か感極まったという感じに涙ぐんだお顔も見えたのですが、 東京に帰ってきてからは、笑顔、笑顔♪。まだ役から抜けきっていないようなマルグリット とは対照的です。

夜公演は、1階席。それもえらい前(^^♪
かなめちゃんが数回目の前にやって来てくれました。 とっても綺麗で・・・やっぱりおんなじ女性とは思えなくて。
でも、ものすごい形相で怒っているシーンもありまして・・・間近でみるそのお顔はマジで 怖かったです(笑)
胸元のキラキラも普通に見えました。ブルーのドレスの時につけているネックレスが 原因でしょうか、その後ずっと赤くなっているのが心配だなぁ〜

マルグリットは新妻さん。歌が非常にこなれたというか大変そうだなぁ〜という感じが全くしなくなった。 余裕が感じられる。すごい。
当初「♪100万のキャンドル」が「♪100万のひゃんどる」と聞こえて仕方が無かったのですが^_^;、 その辺りも明瞭に・・・
大阪の最期の方から芝居が変わってきていましたが、それが定着しているのかな。その時に感じた 声のひっかかり具合もないようでとても気持ちがよく響いてます。 やっぱりあの頃は調子あまり良くなかったのでしょうかね。
本日の「100万のキャンドル」は、彼女をみるともれなく塩田さんのお顔が隣に あるという位置でして・・・前でみる時の一番の難点は彼かもしれない。
見切れるのは、初見じゃないのでもうあきらめてますが・・・^_^;
指揮者の台高くしないと舞台からみえないのなかなぁ〜〜

逃亡が失敗して収監されてからの鬘が綺麗・・・
アップスタイルがほどけたようにしてあるのですが、カールした髪が 顔にかかるととっも色っぽくて、その姿で歌う「ながれ星のかなた」ぎゅっと強く 息子を抱きしめる表情にぐっと来ます。
しなやかな手は健在。

泣きのツボと評判の鍛冶屋になりたかったと歌うルイで涙したことはないのですが、 その後、ランバル婦人が外に出たいと言った時の表情が、 ものすごく、何もできない自分が情けないといか困ったような顔してらっしゃいまして・・・
その顔が、外出の許可が出た時にふと良かったという安堵の表情に変わる。
人の良さがにじみでるようで・・たまらない気持ちになってしまいました。
その後のシーンが息子に歌うところですから・・・ツボ入りましたぁ〜〜という感じになっちゃいました(笑)。 ここで、泣いたのたぶん2回目に見た時以来ではないでしょうか。

泣けりゃいいってもんでもありませんが、 心が動かないとそういう気持ちにはなりませんから。

泣く!!で思い出した!!
長くなるので・・・次回へ^_^;

4月8日「M.A〜凱旋1〜」
「M.A」凱旋公演開幕です!!
初日行きたいよねぇ・・・でも我慢。次の日に観劇してるのだから1日しか違わないのだけど やはり違うからね。初日とか楽とかたまには、土日にしてくれないかなぁ〜
帰って来てみたこの作品がドイツへ行くっていう会見で、山口さんが「 全然別のものになっています。すいません」とおっしゃってましたが・・・
博多、大阪と見続けてきたものにとっては別ものという感じは受けませんでした。
歌詞とか演出とか変わっているところはイロイロとありますが、そこまでいっちゃうと変に 期待する人がいるのじゃないかなぁ〜〜と。逆に心配しちゃいますが12月の公演からみてなくて 今回見た人にはそうみえるのかな?
マイナーチェンジを重ねてよくなっているのは確か。役者さんたちの役に対する深さも違うし、 全体のテンポとか滑らかさとかは違いますから・・・

なんといっても、今回の目玉は新加入のおふたりと、カリオストロの新曲ですか??
それ以外で変わったと思ったのはアニエスかな。アニエスに関しては、これまでにも 語尾がどんどんと変化してましたが、マルグリットに対しての思いがすごく見える感じなった。

新加入の方。オルレアン公の鈴木さんは、インパクト大!!
この方、私は四季時代しか知らず、李香蘭の時のイメージが強くて(あまりに似合わない少年時代が^_^;)、 その後、エビータとか良かったという記憶はあれどお顔が出てくるのが↑で^_^;。 不思議な印象を持ってましたが・・・
出てくるなり、何??って(笑)。孔雀の化身かと思いまして・・・しゃべると 鎌倉時代、天下を取りかえそうとして怒っているお公家さんを思い出す役づくりで・・・目が離せん。
歌いだすと、ロックがオペラになり・・・音響さん、男性陣の(禅ちゃん除く、心地いいから)ボリューム下げましょうってぐらいの迫力で客席に迫ってくる。
脱帽っです。

そして、フェルセンの今さん。
こちらは、直接かなめさんに絡んできますから・・・気になってました。ほとんど知らない方ですし、扮装写真みた限りでは想像できませんでした(あの写真違う人みたいじゃないにのかな?)。
包容力たっぷりのフェルセンさまでして、役としての印象が全く違うんです。
貴族だぁ〜〜と。
マリーとの絡みでももちろん感じましたが、マルグリットとの絡みでそれをものすごく感じました。
マルグリットにお金を渡している姿がものすごく不自然に感じるのですよ。
そう思えば彼にしたって、一市民の女の子に話かけることなどなかったはずなんですよね。
井上君だと、マルグリットとの並びがあまりに自然なんでその差を感じたことはなかったのです。

鈴木さんもですが、貴族であって市民たちとは違うのだという感じが強い。
タイプ的に、現代っぽくないところが役柄とマッチしたのかな。
前任のおふたりは、かっこよすぎだったのかしら(笑)
オルレアン公様は、2幕市民として活動はしているけど、決して混ざらなくて自分は違うんだ 攻勢をかけているように見えて笑えました(笑)。他にも完全に吹いちゃったとこもありましたし^_^;

2幕マリーからの手紙がラブレターでなかったというくだり。
マルグリットに「君は絶望というものをしらないのか」と話しますが、その辺りがすごく自然に見えました。
ここで、なぜマルグリットに「愛しているのね」という台詞が出るのかが不思議だったのに・・
マルグリットってそれまで、そこまで人を愛すること知らなかったのだ・・って思ったのも初めて。
そう思うと、いきなりフェルセンを牢にいれるのも不思議じゃなくなった。
フェルセンがその手紙を渡して欲しいと言ったあとの 台詞が、「渡すものですか」から「渡せないわ」(だったと思う)に変わっていたのも大きいですが。 その後の嘆きも。
これで王妃は、完全に救えない・・・そう確信しての嘆きだったのだと・・
なんて馬鹿なことをしたんだと、王妃に対しての嘆きだったのだなと。
井上くん見てると、自分よりも王妃としての立場を取ったのだという嘆きに見えていましたから、 不思議なものです。
でも、気持ち的にはそっちの方が同調できて、そのあとの「愛しい人よ」という 再会が盛り上がれたのですけど・・・そのせいじゃないかもしれませんが今回は泣けませんでしたし^_^;
「その誇りは代償に値するのか・・」の、台詞もカット。台詞としては好きでしたが、 今さんの台詞回しだと違和感あるような気がしますし、無くてもいいかな。

かなめちゃんとの絡みも良かったです。
まだ力いっぱいという感じがあり、歌声がとにかく歌っているので1幕のデュエットから、かなめちゃんも 張り上げてまして・・・その辺りは今後どう変わるかと思ってますが、この歌、 こんなに低いキーだったのだと思うぐらい低トーンでした。
それでいて、2幕の「愛したことだけは」の高いキーはクリアな感じで、 無理なく2人の言葉が入ってきて心地よかった。
そして、マリーがただこねて寝そべった後、後ろから抱きしめて耳元で「愛しています」とささやく姿に・・・ まいりましたぁ〜〜。
この図にはもともと弱いのですけど。。耳元で高ぶったマリーの感情を収めようと ささやくあたり、上手いなぁ〜〜というのが印象です。ここで、泣きそうになったのは初めて
そして、そのあと首もとをムンズとつかんで「くだらないこと」などというマリーの動きは 変わっていないのですが、相手がどーんとしてびくともしないもんで、 その動きも、襲い掛かっているようには見えず^_^;かわいらしくみえたりしちゃう辺り不思議です。
その他、ふたりの位置関係や抱き寄せ方なんぞはちょこちょこ変わってました。

おふたりを見ていると、役替りの醍醐味をみせていただいた気がします。
キャラクターの差や、年代の差でここまで違うかと。
マルグリットのふたりも、違うタイプだと面白かったかなぁ〜〜なんて思ったりもした。
新妻さんも玲奈ちゃんも、先の有望なヒロインタイプなのでどうしてもかわいいんですよね。 ダイナミック感のある玲奈ちゃんにしたって、他の方の中にはいると線が細い。それは (かなめちゃんのマリーにしても言えますけど、繊細さがどこかにありますよね)
洗濯する姿が似合うような地に足のついたドーンとしたタイプの方でマルグリットを見てみたい気がしますが、 誰がよいかと考えてみてもいませんね・・・日本人には難しいです。なので、 ドイツ公演のマルグリットもマリーもどんな方かなと楽しみ (あちらの方は、ドーンとした方が多い印象)。見に行くことはないでしょうけど(笑)。

かなめちゃんのマリーの変更点としては、
ブルーのドレスのネックレスはキラキラしていて綺麗。それに伴ってイヤリングもおっきめになったかな?
「完璧な王妃」のシーンで、ルイの退場後、自分も立ち去ろうとするマリーを 囲んで、ローズベルタン達が褒め称えるというような部分がつきました。
さすがは王妃さま・・・完璧な王妃さま・・美しい・・と。
皆に囲まれて戸惑い気味、そしてちょっと泣きそうな表情がたまりません。
でも、最期はおっきなため息・・・
う〜〜ん。ここのシーンどうしてもため息でオチつけたいのでしょうか・・・その為に またコミカルな味わいが復活してしまうのですけど・・

ロアン大司教の怒っているところの台詞の言い方など、ニュアンスが変わっていたかな。ものすごく 内から怒りに震えてる感あり。ラスト、かなめちゃんに白くライトが当たる場面の周りのライトが 赤くなっていて、更におどろしい感じが増した。
2幕の途中の鬘が変更になった?と思うが確信もてず。
裁判シーンでの歌が「なぜこれほどまでに卑劣なことを」の部分が「答えにならないことが答えです」という言葉に変更になってましね。
そして、ラストの「ありがとう」。大阪よりももっとマルグリットを近くに感じての言い方に・・
マルグリットのことをここで考えたことがあまりなかっのですが、 この一言で彼女はものすごくショックを受けたのじゃないかなと思ってしまった。その後の呆然とした 表情はこの為だったのかと・・・

最期に・・カリオストロの新曲ですが・・・
王の処刑を告知のシーンの後の歌が変更になってます。今まで、1幕で歌っていたものと同じような のが入ってましたがそのままそっくり。
がらっと変わったのはここだけです。それだけに、今のところ違和感がないというと嘘になりますが、 そりゃしゃーないでしよね。
歌の途中で、マリーが子供たちを寝かせている姿。そして後ろに目の見えない母親を連れている子供が 再登場。マリーの後姿もシルエットっぽく頼りなげでもの悲しい
。 変わってしまった世界は戻らないみたいな歌詞じゃなかったかしら。
いい曲で難しそう。山口さんのファンの方は嬉しいでしょねぇ・・・。そうでないものにとっては、 もう少しだけ短くてもいいんじゃか?と思わないでもないかも。歌っているのが嫌ではなく、 言葉が長くなるとどうしても説明っぽくなってしまうので。
これ聞いていて、不思議に懐かしい気持ちになった。
なんでかなってバスの中で考えていたのだけど、 宝塚の主題歌の使い方に似てる・・・あんな難しい歌はないでしょうが、場の盛り上げ方なのかな。

その他感じたのは・・・
客席・・・寒い(ーー;)。
なんだろ・・・このノリの悪い客席は。
博多で盛り上がって大阪に行って、その時も少し寂しい気がしたがそれでもここまじゃなかったし、当初 人は少なかったけど・・・拍手の多さは変わらなかった。
送り出し音楽の後(塩田さんもおとなしい)、出てきてくれないんじゃないかと心配しましたよ。
ドレス姿とハグが見れないんじゃないかと。ここの音楽は、新曲追加の関係か「流れ星のかなた」の部分がカットされてまして、かなめちゃんのお衣装変えも忙しいでしょうね。
2幕なんぞ、カリオストロの歌の後だけじゃなかったのかな拍手あったの。あっ「もし鍛冶屋なら」の後もありましたかね・・・
東京じゃあかんのかねぇ・・・

4月3日「開幕の前に・・・」
あと数日で凱旋公演が始まる。
昨年の11月の初日、あの場所にはいなかったけど、 世界初演とおっきな見出しがついているし、クンツェさんとリーヴァイさんのコンビに お願いしたってところもあってものすごい期待の中の初日だったのだろうなと想像する。
今回は、落ち着いた初日になるかな.
どの作品だって世界初演なんだよって思うのだけど。。。ネ

世間的にはいろいろな意見もあったようですが・・・ 私のツボにはものすごくはまる作品で・・・
行かないと決めていた博多にも行っちゃった。博多はほんとに盛り上がってた
結局2週間に1回ぐらいの綺麗なペースで(大阪は週1)見続けた。回数は考えないことにした(笑)行くたびに書いてるからバレバレだけどねぇ〜〜
マルグリットのふたりが、試行錯誤を重ねているがみえる中、 緩やかに。。緩やかに進化していたかなめちゃんのマリー。どんどんと一体化している とのコメントもありましたが・・大阪公演の最後の方は感情を抑えることなく赴くままに演じていたように感じていた。

役替りもあることだし・・・、新曲もあるようだし・・・・誰のか知らないけど お衣装の変更もあるらしいし・・・・
またまた、楽しみ♪
きっと6日は、仕事手につかないだろうなぁ〜〜。
初日の報告を受ける前に夜行バスにのりこむことになりそう・・寝れるかな(笑)

この公演が始まるまでに・・と、感想をUPした。
1ヶ月経つとけっこ忘れるもんですな^_^;。でもそのぐらいで丁度いいかもしれないぞ。
公演中だとこの倍ぐらいの量になっていたかも・・・という長いものになっちまった^_^;
自己満足♪

後援会の会員証も届いた!
かわいいぞぉ〜〜
ヘアの方は、なぜにこんな髪型しはったんだろ?ってぐらいめずらしい形の かわいらしい髪型してはります。似合ってますが・・似合っていることが不思議な髪型(みた 人にしかわからんな^_^;失礼)
いつまでも軽やかな方でございます♪。
今年も一年・・・財布の中にお守りのように入っていることでしょ。

過去の涼風三昧へ

TOP