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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 5月31日「〜君が代♪〜国歌斉唱」
キリンカップにて・・・
数年前にもありましたね、その時もキリンカップ♪
どなたが選んでいるのか分かりませんが、感謝です。
大勢のサポーターの見守る中、あの大きな会場で歌うのはとても気持ちがいいだろうなぁ〜〜っと。
前回、会場に足を運ばれた方の話によると、 実際は皆の合唱のがあるので、TV中継のようにはかなめちゃんの声は聞こえないらしい。

今回もお着物姿のかなめちゃん。
わりと、高いキーで入ったのでどうなるのかなって聞いていたら、 とてもまろやかな歌声♪。空から音が降ってくる・・・そんな歌い方。
神国・・日本って雰囲気でしょうか。
後で、映像を見直すと前回はもう少し低いキー設定で押すような声で歌っていた。
お顔をもう少しみたかったけど・・・コレはサッカーの試合だからネ。

悔しいのは、録画を失敗しちゃったコト。
私が、時間に気がついて、テレビをつけた時にはかなめちゃんが歌う直前!!
良いタイミング!!と思ったが、録画という文字がピカピカしてる。
これって、録画直前準備状態???
今って録画する時に番組表を選ぶ。何も考えずにキリンカップねって 予約したんだけど・・・ あれって、試合中継の前の部分は別録画設定になっているのよねぇ・・・^_^;
でも、1分ぐらい前から録画入るので、途中からは聞けますんで歌だけは 死守って感じでしょうか。
なんかどっか抜けてるよなぁ(T_T)。

 5月9日「朗読劇 田辺聖子の世界」
久しぶりのかなめちゃん。今回は朗読劇。
兵庫県立芸術文化ホールってどこ???と思ってましたら、西宮北口でとぉっても 近くてラッキー♪
昔、何度かチケットの並びしたっけ・・・その時の様子とはえらく違ってまして、 月日を感じる・・・
関西でそれも一日だけってもったいないなぁ〜〜
と思っていたら、東京でもやってらした様子・・かなめちゃんの所は萬田さんだったらしい。

朗読劇ってイメージ的にはものすごく地味なイメージでした。
淡々と読んでいるといったよーな。
何が普通かは知らないけれど、ライトとか音楽とか音響で細かい演出があって、 それも新鮮でした。
しかし、少し暗すぎるような気が・・
最初はほとんど顔も見えない状態で、どーなるだ?と不安に。
いや。。。あんまり暗すぎると寝そうな^_^;
読むときになるとピンスポットが当たるので表情も楽しめた。

2部形式で、それぞれ2つずつの話。
最初は、「よかった、会えて」
田辺さんらしさが一番感じられたのはこの話だったかなぁ〜〜
結婚式当日に新婦を待つ新郎。
彼は41歳。で若い娘を妻にするという。
その妻がやってこない。
待つ間に、その妻との出会いやら最後のやりとりやら・・・彼の女性の好みやらが 語られる。彼は、その若い妻とは別に長年つきあっていた女性がいたよう。
こちらは大人な関係で・・彼の理想的な女性・・・
のはずが・・最後はどんでんがえしがありまして(笑)。
オチもちゃんとついて落語のようで。ところどころくすくすと笑いが 入るような話。いっけいさんの素朴な味わいがよいエッセンスになっていた。
かなめちゃんは・・その理想的な女性の役。
タイトなアップスタイルにパンツスーツでかっこよかった。
少しいつも冷めた感じで・・・低音な声が少し色っぽい。 自称「古風が好きなじょせい」と私は名づけた(笑)。
最後はふたりの女性が対決しちゃったりするシチュエーションになる わけですが・・・かなめちゃんの迫力はさすがでしたかねぇ・・・
意外に女性の真のコワサがハマっちゃいますねぇ・・(^^)
そして、いっけいさんがその女性を褒めている時には、 にこにことそれを聞いているお顔がとぉってもかわいかった♪

2つ目は、「言い寄る」
こちらは、ちょいと切なかったかな。
友人の美々が振られて、その男に妊娠したといってお金を出させるところから始まる。
ふわふわとした友人に比べて、かなめちゃんの役の乃里子は出来る女性といったところか。
嘘の妊娠話が本当になり・・・産む為に乃里子の好きな五郎という男性の戸籍を ちょぃと貸してほしいってところに話が展開していく。
この乃里子さん、わりと男性にもてはるようでして・・それなりに遊んでも 居るようですが、本命の五郎にはなかなか色っぽいところに もっていけない感じ。
まあ、五郎って男もかなりな朴念仁で・・・天然系。
最後は、この美々と五郎がうまくいっちゃって・・・天然系なふたりの 悪意ない行動にキズつきながらも責めることもできないところで、 幕。
すっと、かなめちゃんの声のテンションが落ちるところがあって、 なんかね、涙しそうになった。
スマートに上手く生きているように見える乃里子の方が 我慢しているところが多いってのも不思議だけど、美々みたいな1個目の話とは違うところで 甘え上手な女性の怖さをみたよな気が・・・
こんな天然系な人は悪意なく人を傷つけてることに全く 気がつかずに幸せに生きているのだろなぁ〜となんだか、 えらく腹が立ってくるのはなんでなんだろ(笑)。別に似たよな経験が あるわけではないけどねぇ・・

15分の休憩を挟んで3つめは「ジョゼと虎と魚たち」。
これは、若い男女のお話。
映画にもなってる話。ワンシーンしかみたことないけど・・映画とはちょっと違う印象。
だいぶ脚色されていたのでしょうね。
こっちは、かなり省略もされているだろうし。
最後の終わり方が消化できなかったので映画ちゃんとみてみたくなった。
水彩画みたいな話で 田辺さんのエッセンスは薄めな気がしたかな。
ただ、どの話も女性が強いのが共通点か(笑)

最後は「うすうす知っていた」
妹に先に結婚されてしまった、姉のお話。
この話は、今のわたしらの感覚からするとズレがあって 見ていて共感しにくかったかなぁ。
かなめちゃんは、男性に免疫のないような結婚を夢見て、 でも、このままずっと夢見て時が過ぎていくのだろうな・・ということを 「うすうす知っていた」女性。
年のわりには幼い感じをだそうとか、ちょいと高い目の声でかわいかった。

田辺さんの小説は、「新源氏物語」ぐらい。あれはオリジナルではないけど、 言葉じりなんかのテンポは、田辺調だったのだなぁって感じた。
意外に性描写が多いんだよねぇ・・
関西弁が今とは少し違うのかな?というよな気も。
イントネーションもだけど、「あなた」って言葉今の関西人あまり使わないよな気がするんですが・・
あと、ひさしぶり耳にしたってな言葉もあって、 言葉というものは変わって行くものなんだなと変なことしみじみしたりした。
あと「若い娘」と書かれているのを「わかいこ」と読むと今風なんだろかと 妙に「若いむすめ」と読んでいるのが気になったりも・・・(笑)

2幕はかなめちゃん、ふわふわのウィッグつけて登場デシタ。
芝居とは違う朗読劇だけど、ラジオなんかの声だけとはちがって、 顔や姿も入るので・・・かなめちゃんの容姿は田辺さんの世界にしては ちょいとスマート過ぎる気もしたかなぁ(笑)
2回公演で、やはり2回目の公演の方がかなめちゃんといっけいさんのテンポが よくて、ふたりのやりとりが活き活きして作品がはずんだ気がした。
何度か噛んでいたのはご愛嬌ですかねぇ・・^_^;
ところどころ言葉が強調される部分がかなめちゃんらしくて内輪ウケ(笑)
言葉が聞き取りやすいのは今更ですね。
全編登場な石井さんも自然な口調で関西弁も自然で 役柄にも似合っていて上手いなぁと感じていたのですけど・・ 若い2人だけの作品を見た時に、やはり一日の長というか話自体の締りみたいな ものが物足りなく感じたのは、見えない部分の深みというのがベテランにゃ あるのだろうなぁ。
ずって見すぎて、今更過ぎてあたりまえのように見てるかなめちゃんの語りですが、 あのメリハリの利き方って素晴らしいよねぇ。

最後のコールでは、手を振るかなめちゃんと森本くん(かなりお綺麗なお顔だったな) それを横目でみながらちょっとだけ手を振ってみたいっけいさんがかわいかった(笑)。
かなめちゃんのにっこにこな笑顔に満足して、会場をあとにしましたっ。

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