中日劇場でレベッカ観劇!!
忙しい時期なんで、月末に行く予定でしたが、販促にすっかりやられましたね(笑)
無理矢理の観劇予定入れちゃいました。
幕が開いたときの雰囲気がシックなもので、すごく好み♪
初めてのものをみる時ってすごくドキドキしますでしょぉ〜〜ってかなめちゃんが言ってましたが、
本当に・・ドキドキしました(笑)
なんというか・・・
私にとっては"わたし"が一番こわかった^^;
怖い怖いと聞いていましたダンヴァース夫人よりも女性の怖さや強さを感じて、
こういう人が一番怖いんだと実感。
サスペンス調の展開は上手く出来ていて、舞台としても面白かった。
犯人を突き止めるとかっていうものではなく、
この屋敷にある謎がひとつひとつ説明されていく。
"わたし"が真実を知る展開と時を同じくしてみている方も
謎のとりこになっているという感じでしょうか。
現代のサスペンスではないので、話の展開は読みやすく結末は突っ込みどころ満載で、
この時代ならそーよねぇ(笑)って・・・そして、それでいいんかいっと
かなめちゃんは、ひさしぶりのダークな役。
歌もパワー全開で低音な曲がほとんど。
最近、高音続きでしたんで大丈夫かなという気持ちもありましたが、
少しいっぱいいっぱい感はいなめないものの期待どおりの歌声。
時折みせる不気味な表情が良いです。
男役時代の香りをどうしてもみている方の体に思い起こさせてしまうのですが、
もっとねちこくって嫌味な歌い方(一応2枚目男役部類でしたからもちっとさわやかでしたよ)。
硬質な感じではなくしなやかさを残しながらじわじわと"わたし"を責めていたよーに感じました。
鬘は、ポスターの時とは変わっていてもう少しポイントを下に落として
いい感じです。
やはりオールバックはやんないのね(笑)
お衣装は、ご本人は1着と言ってましたが、途中マントを羽織って
お出かけシーンが(楽しいおでかけではないよ)ありまして、
マント姿の後ろ姿が、男前^^;
"わたし"と"ファベル"との絡みがほとんどですが、
個人的には"ファベル"との絡みや並びがツボ。
数ある歌の中で1幕は2人のかけあいの歌の声が好きだったな。
気になったのは、
美女丸の初演の時のような「演じている」感かな。
あの時もいいんだけど、もうひとつ上がってホシイと思いながら
帰った記憶がある。
再演の時は文句なしだったから・・やはりもう少し馴染んでくると
いいのかもしれない。
あっ、歌声だけでなく台詞の声も超低音です。しゃべると涼風節満載で
メッフィーが重なる^^;台詞も「旦那さま」とかでてくっし。
ネタばれになかもですが・・・ラスト近くかなめちゃんの
表情で泣きそうになってしまいました。展開的に非常にお気の毒でした。
余談ですが・・・
この話にでてくる女主人。姿は全くみせません。
彼女のことをいろいろな人が話すのですが・・・その台詞を聞いていると
この役が必要なら・・いつでもかなめちゃんを差し出します・・と(笑)いいたい。
ホントに似合いそうなんです。勝手に脳内変換して楽しんでました。
プログラムは1500円。
対談とかはなく、稽古場写真ありです。
○私に変化をもたらしたあの出来事○という問いに皆さんが答えてました。
かなめちゃんは、この役の為に「妖艶さ」「不気味さ」を狙って髪を切ったようですが、
「昔の女学生みたい」と言われてしまったと。
確かに・・稽古場写真を見ると納得しちゃいまして笑わせていただきましたが・・
この問いにこの答えでいいんでしょうか・・(笑)
もう一方、もっと煙に巻いたようなコメントしてる人いましたから・・許容範囲ですかねぇ^^;
そして、ハイライト・スタジオ盤のCD。
嬉しくて聞きながらこれ書いてますが、やはり舞台をみた後で
聞くと物足りなさが・・・舞台の方が何倍もよいです(CDのほが良かったら問題やけど^^;)
生の迫力には勝てないってことですね。出来ればやはりライブ盤をと
欲が出ちゃいますね。
スタジオ盤だからこそ、かなめちゃんの声が入っているわけなんで
贅沢な話ですけど・・・
次は、中日公演楽近くの予定ですっ。
もう少し体に馴染んだダンバース夫人を期待して・・・
CD聞いて待ってます
|