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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 10月24日「☆から降る金」
もうすぐ開幕。
しかし、来週なんだとすっかり思い込んでた私(^_^.)
もう一週間後だとがっくり。
気を取り直して、ようやくUPされた、 先日のモーツアルト開幕直前イベントの時の映像見てました♪
出演すると聞いて・・・しゃべるのか?歌うのか?といろいろ想像してましたが、 コメントもなくはなかったようですが、 Wキャストふたりの豪華なデュエットがあったよと聞いていたので、 と聞き心待ちにしてましたっ。

白いワンピースのタータンから。
女性らしいまろやかな歌声と雰囲気が 語りの部分とよく似合っていた。
宝塚時代からソフトで、女性らしい丸みのあるタイプだったから 違和感なくて・・・想像どおり。
役のイメージ的にはタータンの方がはまっているのかもだなぁ〜と思う(最初に見たのが久世さんだったしね そのイメージ強いし)。
赤い(映像でみるとオレンジに見えましたが、生でみると赤に近かったそう)ジャケットと 白いパンツのかなめちゃん。男爵夫人仕様の時はパンツスタイルなんでしょうか。
声がビーンと張りガツンと耳に響いてくる。
かなめちゃんの歌ばかり聞いている時にはあまり感じないのだけど、 この間のイベントといい、他の方の歌声の後に聞くと硬質でかなり癖あり(笑)。
表情はふわっとしているのだけど雰囲気が涼風そのものな・・・イベント仕様。若干 力みを感じながら、やっぱりこの声が好きだなと再確認しちゃう。
ドレスを着て鬘をつけて、その作品の中に入ってしまうと もう少したおやかな雰囲気になるかなめちゃんだけど、とても かっこのよいすっきりとした「星から降る金」になっていた。
曲自体が盛り上がる部分では、伴奏いらずな盛り上げ方な歌い方もらしいなぁ とニマニマちゃう。

途中からは掛け合いになり、デュエットになり・・・
タータン見て笑顔・・
なんか・・本気で笑ってませんかぁ?歌うのがうれしいぃぃぃこの時間が楽しいぞ!ってな マジ笑い(笑)と見た!
歌声のキーがきちんと重なり、違う声質なのに喧嘩しない感じがとても気持ちがよい。
ラスト近くは、ハモる形になり終了・・・
これを聞けた人はものすごく贅沢だなぁ〜〜。会場で聞くと 数割り増しで素敵に聞こえたんだそーな。


あと2週間・・・おけいこがんばってくださーい。

 10月11日「寺田瀧雄メモリアルコンサート」
寺田先生の没後10周年、「寺田瀧雄メモリアルコンサート」が、スカイステージで 放映されたのを見せていただきました。
もう10年も経つのですね。「凱旋門」の頃ですから、まだかろうじて私が宝塚の舞台を 見ていた頃でしたか・・・。
作品を知っているものも、曲だけのものもどれもこれも懐かしい曲ばかり。
オリジナルを知らなくて、ショーの中にアレンジされて知っている曲も あり、こんな曲だったのかぁ〜っていうのもありました。
その後の宝塚の曲はやはり変化していっているのでしょうかね。
まあ、宝塚って時代と共に変化するところですから・・・・良し悪しは別にして。

ベルサイユのばらの楽曲特集で始まったコンサート。
何度も再演を重ねてその都度に、いろんな曲が新しく追加されても やはり原点は・・・ここからといった曲目。初演の頃は知りませんが平成のの時には 通ってましたから、懐かしかった。
学年順に並んで、かなめちゃんがだいぶ端っこにいることを考えて。。。 かなめちゃんのお年を考えると・・・かなりな平均年齢とみえますよねぇ(笑)
濃厚なメンバーだぁ。
皆さんタイムスリップするよーで、現役のころを想像させる舞台姿!!
ドレスの方、パンツスーツの方いろいろでしたが、やはりドレスとだと ぐっと眉間にしわを寄せたり、足を踏ん張ったりするのと歌と雰囲気がミスマッチな感じ を受けることも・・・
でも、体型や雰囲気的にドレスの方が似合っちゃう方もいらっしゃいますよねぇ・・
現役の轟さんは、さすがに・・大劇場に一番マッチしていてなんか安心する感じ(笑)
シメさんも燕尾にお化粧も宝塚仕様であまりにそのままでびっくり。

そんな中かなめちゃんは、歌う時はパンツ系で、全員での時にはドレスでといういでたち。
準備の時間はいっぱいありますからねぇ・・(笑)着替えないって手はありませんっ。
でも、こういう時って難しいだろうなぁとちと思う。
あんまーり目立ちすぎてもねぇ・・・・(悪目立ちもいかんし・・・ネ)
ベルばらメドレーのラストの時は、白いドレス。
ヘアは、アップにしてくりくりってな感じでかわゆいっ。ちょい犬っぽい。
1部では「我が名はオスカル」を。
オーガンジー素材っぽいのふわふわのロングコート???(菱沼氏デザインのものだと思うけど、ホンマにこの方の着ているものは文字にしにくい)
インナーは、ひまわりっぽい花が書いてあるトップスに白いパンツ。
テーマは白っすかねぇ〜
ヘアはそのままなんで、ざ・男役っていうよりは見るからにフェアリーって感じ。
歌いだすとネ顔がキリっとすんですが、時折、ほんまに楽しそうに 満面の笑みがこぼれますっ
いつも思いますが、2番まで歌ってくれないでしょーか。

大抵の方が、トップ時代にこれだ!!って曲がある感じですね。わたる君やタータンは、自分の 持ち歌じゃなかったのはもういらっしゃらなかったんだ・・・と後で気がついた。
個人的には「愛の面影」は、タータンで聞きたかったなぁと。

2部はかなめちゃん、真央さんの飛んでアラビアンナイトから「愛のかけら」。
学年順なんで、いつもいっちゃんの後なんですが、朗々と聞かせる癒し系の声から かなめちゃんに変わると、声がボーンって攻めてきてその勢いにおおって・・ナル(笑)
色合いもぱっと明るくなる感じなのが面白かった(いっちゃんってあまり赤とか白とかこういうところで 着ませんね 紫は似合うと思う)。
後に控えるカリンチョさんは、渋くて・・・・また面白いんだけど(和ものですし)。

「愛のかけら」を歌ったと聞いた時は、どこかでかなめちゃんの声で聴いた記憶が あったのだけど探し切れず・・・この映像見た後に「宝塚青春のアルバム」で歌っていたのだ・・と思い出した。 好きだったのかな。新人公演で歌ってマス。何年前のはなしやぁぁぁ(笑)
かなめちゃんの声にはあってますねぇ・・・かなりドラマチックに歌いあげてマス。
白い時と同じようなオレンジのはおりものに、七夕とか思い出しそーな編み上げたトップス。 下は黒のパンツなんですが、間にまだ何か入れてるぅ。。。
不思議な取り合わせの重ね着で、どれもどこかで見たことはあるのですが、この組み合わせは 初めてかもです(笑)
ヘアはショート。
歌詞がわりと女っぽいんで・・・あまり女性的なかっこうだと色っぽくなりすぎそーなんで ちょうどよいんじゃないかしらん。
でも、この作品ってかなりベタなコメディだった記憶があるんですが・・ どんなシーンでこれが歌われたんでしたっけ????。「飛んで♪飛んで♪」ってな方が 主題歌だと思ってましたヨ(・・;)

ラストは、シメさん、ノルさんと長身の王子な二人の間で、ピンクのドレスにロングのヘアで なんだかより華奢に見えてかわいかった。
薄いピンクのドレスは、椿山荘でのトークショーの時にも着てましたが、 細かいシャーリングが入ってて私は好きなドレスの一つでっす。
黒髪のロングのヘアは、この前のクリエコンの時も使用していたと思うけど、 あの時はもっと妖艶な雰囲気があったのに不思議なもんです。
贅沢をいえば全員の時にもうちっとアップで映してぇぇと。

また、こゆう場所でかなめちゃんが歌うのを聞きたいもんです。
私にとっての幻の(笑)赤いドレスどこで見せてくれるのだろぉぉぉぉ

 9月12日「井上芳雄10周年記念コンサート」
かなめちゃんのbirthday♪
かなめちゃんは舞台の上でおっきな花束を頂いておりました。
昨年に続いて"集い"が開催されることもなく、ちょっと淋しい気持ちがありましたが、 あんなにでっかい花束もらって、大勢の人にハッピーバースディと歌ってもらっているのを 見れたのは嬉しかったな。
井上クンの10周年のコンサートにゲストに出演!!
彼の10年をミュージカル仕立てで綴る1幕。
これが、なかなか楽しかった。小池先生の構成ってことでらしいなぁ〜〜と 思うところもありましたね。
ミュージカル界の王子といわれるよーな役ではない役ばかり見ている 私もめずらしいか・・とか。
確かに、すっとした綺麗な役の歌は彼のボイスにあっていて魅力は倍増してましたね。
超イケメンとは言いがたいけど(失礼^^;)、スタイルはよいし、 さわやかだし・・・何よりも声がぁぁ・・・と、 ここで、ハマれたらそれはそれで幸せでしょうが・・お目当てをどこかで待ち望む私の心。
でも、1幕だけならまた見たいかな。
アカペラチックな、「影を逃れて」。トートとルドルフの2役やっちゃった (映像は綺麗だった)「闇が広がる」は、とても素敵でした。

2幕はシャンソン、ジャズ、ポップスといろんなジャンルの曲を。
ジャズは、挑戦と言ってましたがシャンソンの方が似合ってる気がした。
選曲がかなめちゃんと微妙に重なっていたり・・・かなめちゃんの声で聞きたいなぁ と思うような曲もちらほら・・・。(そう思うってことは、その歌声が気に入ったということで)
「タイムセイグッパイ」だったけな良かった。
曲の合間のトークにも人柄が出ていて、優しいなぁと。

かなめちゃんの出番は、2部の真ん中。
紹介されて、高いところから階段降りて強いライトの中からご登場。
白のドレスにクリクリアップヘア。
いきなり誕生日をお祝いされて恐縮しきり。
照れちゃって・・・テンションびょーんと上がってた。
「お祝いしに来てくれたんかされに来たのか分からないですね」って芳雄くんっ。それ、 自分でいう???(笑)
でもまぁ、そんな感じの登場でしたっ。
「人にはいえない大台になってしまいました」とかなめちゃん。
かなめさんホントに変わらないですねと言ってくれる井上くんに「変わりました」と 低い声で繰り返し返す。
井上君のお母様とは3つ違いなのかな、舞台稽古を観に来ていた お母様があまりトシは変わらないはずなのに・・・と、ショックを受けていたという。
母親のトシなのねぇ・・・
芳雄さんと呼んでましたが、普段は何て呼んでいるのでしょうね。
マリーアントワネット製作発表の時の話の時につい「ヘイ」って返事しちゃったかなめちゃん。
それをつっこまれて・・
内緒にしてねと言いながら、ジタバタする姿がおもろい^^;。
もちっと、マリーの時の話になるかと思えば、その「ヘイ」から お酒の話に横道。
そして、この間のコンサートの時に今さんと歌っているのをみて、 コンサートでは是非にって思ったという「すべては貴方に」を二人でデュエット。
いつもながらに、曲が鳴るとすっとマリーの思いつめたよーな表情と、 フェルセンが歌っている時にせつなそうな目でふと隣を見るのがツボにハマる(^^)。
綺麗にハモって終了したのに、終わったらまた妙な人に(笑)「なーんて幸せものなんでしょう」って
「皆さんお買いになりました?素敵な・・」ってプログラムの宣伝しはじめるかなめちゃん。
「頁をめくる毎に芳雄さま。。芳雄さま。。芳雄さま」に会場ウケテました。
「僕のコンサートですから」って 確かに、井上君のコンサートですから・・。
そして、コメントありがとうございましたと言った後、「一番短く完結に・・・」に私はウケた。
ホント相変わらず完結なコメントでございましたモノ。

2曲目はレベッカから「何者にも負けない」
これできたかぁ〜〜というか、よほど好きなんかぁ〜〜と(笑)。
あの少し暗い目の舞台の上で怨念が入ってそーな黒い衣装に身を包んで歌うのとは 違い、白いドレスでスポットライトバンバンに浴びて歌う「何者にも負けない」は、 さらにパワーアップしていて、迫力もん。
こんな大ナンバーですかいっ?って。
単発で歌うと、わりと喉が詰まっている感じを 受けることもあるのですが、のびのびとものすごく気持ちよく、 青山劇場の空間を楽しむように歌っている姿・・・
とても素敵だった♪
「ホントに計りしれませんあの人は、どんな人のなのか未だに分からないです。だから若いのか・・
皆さんもお試しあれ」
とは、井上君の〆コメントでした(同意(^^))。

いろんな曲を歌う井上君を見ながら、 久しぶりに「Forever Love」聞きたいって思った。

 8月22日「広島・長崎 二重被爆語られなかった真実」
NEWS23のスペシャル番組のかなめちゃんのナレーション。
関西では放映されなかったので(なんでだ?こんな番組、全国でよいだろうに)、録画を見せて いただきました。

人を殺すことを目的で原爆が投下されたのは歴史的に2度。
その2度の出来事に遭遇した方を中心に番組は進められる。
今まであまり話題になっていなかったことが不思議だ。同じ局かどうかは定かではないけど、 他の番組でも同じように取り上げられていた。
語っている方々が、今ようやく口を開いた・・・ということなのだろうか。
地獄のようだと言われる被爆直後の町。その現実をなぜ2度も見なければならなかったのか。
語り部として選ばれたと言われている映像があったが あまりにもむごすぎると思う。
びっくりしたのは、ヒロシマが被爆したその時に、長崎まで移動する手段が絶たれてなかったこと。
焼け野原の中に走る汽車の映像は衝撃があった。
再現のCG映像はとてつもなく、65年経った今の技術力で作られる原子爆弾が落とされたら 世界が滅亡するのは目に見えている。
いや・・そんなことが問題ではなく、人と人との殺し合いはなくならないといけない。

かなめちゃんは、静かに押さえてた感じにとつとつと語っていた。
言葉の入が少し硬く、突き刺さるように感じたのは、押さえきれないかなめちゃんの心情なのだろうか。
家族のことを語る時に時折、やわらかな口調になるのも・・・

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