初日から既に1週間。
毎回思いますが、舞台って開けてからが早いわ。
大阪、石川公演を含めて3か月、あっという間にクリスマス超えて、正月超えて終わっちゃうの
だろうなぁ。ここ数年ずっとこんなパターンで、うれしいやら
年くって困るやら(笑)
2007年だから、3年ぶりなんですかねぇ・・・
素敵な曲「星から降る金」をかなめちゃんの声で聴ける!!。そのことで
舞い上がって(笑)舞台をぼっとみてたよな記憶が・・・
あまりに短期間で、かなめちゃんの緊張がものすごく伝わってきて、
いつになく、体に力入れて聞いていた。
少し力みがなくなったな・・・ってところで公演終了てな感じで、
あっけなかったな(公演回数のわりにゃ、よーけ見せてもらったけど(^_^.))。
その後、コンサートetcで、歌ってくれているので、
聞きなれているはずなんですが・・・
なんだぁぁぁ(@_@;)
なんだか別物でしたん
冒頭の第一声から澄んだ声がビーンと張って、異星人オーラバリバリ出まくり。
クリアボイスに磨きがかかり、
まるでこの先を予言するもののよな存在感がすごかった。
キラキラとした照明の中でとてつもなく綺麗・・・で、なんだか現実感がない。
ただその分、彼をウィーンにつれて行くという話をしている姿になんだか
違和感を感じてしまったかな。彼に、皇帝の前で演奏したくない?と聞いている姿は、
ものすごい現実感があったからかも・・・
台詞回しは独特だなぁ・・・(笑)
そして、「星から降る金」
決して、この役はこの歌を歌うだけの役ではないけれど・・・
とりあえずメインなんだわ。
この間のイベントで、
「あなた方に御伽話をいたしましょう」と子供に語るように
しっとりと話しかけていたタータンの口調が耳についていたからか、
かなめちゃんの硬質な声が少々冷たく耳に飛び込んでくる。
ただ、その温度差が彼らのことを離れた目で見て
未来への1本の道をすっきりと示唆しているように感じた。
ものすごくわかりやすいはっきりとした道を・・・
でもね、ナンネちゃんを見る目はものすごく優しくてキュンときた。
そしてとーちゃんに対しても諭す
よりも導く感じの力強い「☆金」。
丁寧に歌ってはいるけれど、さぐるような部分が全くなくなっていて・・・
声が歌詞が・・空から降ってきたよ(T_T)。
この完成度って何?(笑)。
何度も聞いていると、ここは気をつけないと上がりきらなかったり
するんだろうなと、予防線を張っている部分をこちらも
無意識のうちに力入れて聞いているコトがある。そのひとつひとつを
するりとかわしていくんだもの・・・
この歌で気持ちが高揚すると、そのあとの3人の会話が
ものすごく切なくて・・・泣きたくなるん。ほんま泣いた。
この日の、ヴォルフは井上君。
4度目てっこともあるのだろうけど、危なげなくいつもの安定感で熱く
舞台が進んでいく。
あふれる才能を自分で自覚して、彼のうちからあふれるものを
そのまま父親に受け入れてもらいたくて、でも、自分の定規でしか測れない父親
は、どうしてもそれを受け入れらない。
お互いがお互いのことを好きなのに、ベクトルがどうしても
噛み合わさらなくてせつなかった。
アマデは、松田亜美ちゃん。年齢のわりには小柄なのかな。
力強い目と、動きが印象的。アマデってこんなにたくましかったっけ。
ものすごく新鮮に見ることができて、ヴォルフとアマデとの関係が
変わっていくのが面白かった。
自分の中にあるはずの才能に自我が芽生えたように、
一人歩きしていく。。その変化についていけない時、人は壊れてしまうのかもしれない。
凡人には関係ないけれど(笑)、才能という項目ではなく
自分の中の核がずれてくると人はダメなんだろなとそんなことを考えてみてた。
好きだなぁ〜〜この作品(#^.^#)
次は、山崎ヴォルフにもあえるはず、また違う印象を受けるのかな。
それも楽しみに次の観劇を心待ちにぃぃぃ・・・♪
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