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ざ・涼風三昧
〜Kaname's Diary〜


 12月25日「TKOが行く モーツアルト舞台裏 大探検 」
大阪公演ももうすぐ。
舞台の宣伝番組に出演でーす。♪
テンション高くて自由人♪。たっぷり笑わせていただきましたっ

かなめちゃんも笑いっぱなしでしたねぇ。。。
TKOのお二人と、楽屋前で待ち合わせ。
いえいって・・・登場なかなめちゃん。
ピンクのカーディガンに黒いパンツ。くりんくりんのヘア。
メイクは、舞台の後って言ってましたからもしかしてそのまま?? ではないですよねぇ・・・でも、いつもよりもまつ毛パッチリでした。
まずは市村さんの楽屋、そして稽古場っぽい場所に井上くんとhiroちゃん登場。
舞台終了後なのに、かなめちゃん以外にインタビューしてる方々は 舞台化粧のまま。そのまま待ってらしたのかしらぁ〜。ごくろーさまです。
井上くんなんて、きっと化粧しなおしてるんじゃないからん(笑)。お綺麗でございましたっ
井上君に涼風さんってどんな人?と聞くふたり。
ちっちゃな声で、かわいいですよねぇとかちらっと聞こえたけど 。井上君は「つかめない人」とか言っていたけど・・・・
横で勝手に「こんな人です」「妖怪人間なんです」「魔女です」と、 井上君をしゃべらせない(笑)。
その様子見ながら、「お酒飲むとこの5倍はテンション高いです」と井上くん。
「涼風×5」ですか・・・の言葉と同時に画面にかなめちゃんが 5体(笑)。うわぁぁぁうるさそうや。
竜巻ですよねって言われてしまいましたん(・・;)
hiroちゃんはずっと笑ってましたね。舞台のコールの時も市村さん見て いつも爆笑されてますが・・ゲラですかねぇ・(まあ、あのかなめちゃんじゃ 笑うしかないケド。

後半は、舞台裏へ。
床山部屋には、かなめちゃんのピンクのかつらがぁ。
ひときわ高いものでしたっ。でも、お顔部分はちっちゃいのぉ。
市村さんのは部分鬘なんですね。あの年でふっさふさやに笑いましたっ。

かなめちゃんのお衣装部屋も。
でっかいパニエは重いんだそーです(それ着て走ってましたねぇ初日)。 ホリゾントではカニ歩きだそー。
そして、舞台の上に・・・
舞台の上からの風景はなかなかみれませんっ。
カメラアングル的に、私もなんだか舞台の上にいるよな錯覚、
あの客席に、お客さんがいっぱいになるのを 考えると、すごい光景を見ながらいつも舞台にいるのだなぁ〜〜ナンテ。

舞台の上で、発声指導するかなめちゃん。
「あ〜〜〜」って出す声がさすが舞台人というよな響き持ってて 普段は聞けないので得した気分。
その後、照明つけてアカペラで「星金」のワンフレーズ。
発声の時の声よりも高くて澄んだ声。いいなぁ〜〜
すごくしっとり歌った後は、おちゃめな姿をいっぱい。 サービス良すぎ、自由すぎなかなめちゃん。
かわいいよぉぉぉ♪(笑)

 12月19日「M! その3」
ことしラストの観劇!!
マチネは、山崎ヴォルフに坂口アマデ。
この二人みてたら、男の子って幼いなぁ〜〜と変な感想(笑)。
山崎ヴォルフは・・・みていてちょいとイライラ。
なんだろねぇ・・・なんでこの子はこーなんだって。
こんなやつヤダと(笑)。
もちろん、モーツアルトって破天荒で一般常識じゃはずれている こともあるのはそういう役なんだけど・・・
普通に、街でそこいらでたむろってる兄ちゃんみて思うような 気分になっちゃって・・・。
甘ったれで、母性本能くすぐるよなタイプなんだと思うのだけど、 私の本能は発揮してくれず・・・拒否しちゃったよ(-_-;)
山崎くんにではなくヴォルフガングになんだと思うのだけどね。
そこにプラスして坂口くんが、他のふたりのアマデに比べると断然 おぼこいもんだから・・・上記のような感想になりましたでございます。

ソワレは、井上ヴォルフと松田アマデ。この組み合わせは多いのかな?初日と同じですね。
B席だったにも関わらずかなりの集中度でみちゃいました。
アマデに関しては、無表情よりも目に表情があった方が好きなので この組み合わせ好きかも♪。ピアノとかバイオリンとか弾く様子が 悦に入っている松田アマデ。
1幕ラスト、インクが出なくなってじっとペンを見つめる目。下からぐいっと 目だけで見上げる表情が非常に恐ろしゅうございました。
井上君だと、同じことをしていてもいらっとはこない。 なんでだろねぇ。
の後半、コンスタンツェのからみが切なくってしゃーなかった。
ありのままを見てほしいヴォルフ、自分をいつもみていてほしいコンスタンツェ
全く合わない組み合わせではないけれど、どちらもが少しだけ 大人になりきれなかった。
すれ違う様がはっきり見えて、HIROコンスがとってもかわいくて心細そうなのを見ているのが つらかった。

かなめちゃんは、どちらのヴォルフだからって取り立てて変えて はいないのだろうなと思う。なのにヴォルフによって違うように 解釈してしまうのは面白い。
「大人になるということは、倒れた後も立ち上がること」
井上ヴォルフ対しては、もうわかっているはずでしょ。という言葉が聞こえてくるよーで。
山崎ヴォルフに対しては、本当の意味で早く親離れしなさいと言ってるように聞こえた。
これは、私がふたりのヴォルフに対して感じていることとリンクしてくるのだろね。

男爵夫人の歌う歌詞ってどれもこれも人生語ってる。
その歌詞を歌ってはいるのだけど、音楽的ではなく言葉として耳に入ってくるのが 素敵だなと思う。
たぶんね、そういうところがかなめちゃんの歌が好きな理由なんだろなと 漠然と思った。
星から降る金は、後半音楽が盛りあがるところでのぐわぁぁとかなめちゃんの 声も盛り上がってくるのが、癖になる。
体にしっかりと馴染んできたよーで自由に歌っているのだろう、 どんどんと動きも(笑)おっきくなっていた。
特にパパに向かって歌うところは手もぐぃっと出てきて。。。
その姿は、下半身が固定された人形のよう・・・って、 良いたとえじゃないな(笑)。

マチネは、オペラグラスなしで綺麗なかなめちゃんが目の前♪
ひさびさにドキドキしたよ。
でも、この役ってライトの当たり具合が絶妙だから、 ちょっと離れたところの方がキラキラ感は感じられるかな。
今回、歌っている時の現実味のないオーラがとっても好き!!

来月は、梅田にやってくる♪
梅田の劇場は、もう少し硬質でクリアなライトなので その中で動く姿を楽しみに・・・・大阪で待っております。

 12月5日「M! その2」
また1週間前のおはなし(-_-;)
夜行バスで日帰りで、2公演というのは久しぶり。
さすがにおしりいたかった(笑)
集中力ってことを考えると、このスケジュールは少しもったいなかったり するんですよねぇ・・
しかし、時間と財布の中身を考えるとこれはもう仕方がないかっ

マチネは、山崎ヴォルフと黒木アマデ。
黒木アマデは、最初は男の子?と思うぐらい動きが直線。
1幕ラスト、インクが出なくなってきてイライラしているのが ものすごく伝わってきて怖かった。
山崎君はよい声の持ち主だなぁ〜〜と思いながら歌を聴いていた。
低いところでも高いとこでも響く声。
話していてもよい声。ずっと歌っているようなイメージ。
ちゃらいとこなんぞは、井上君よりもずっと役のイメージに合っている ような気がするが・・音楽に対するこだわりや才能に対する こだわりが薄いようで、父親との確執の面が前面にでてくる。
アマデに「お前のせいだ・・・」と叫んだ言葉が新鮮に届いたのだけど、 ソワレで井上君の見たら、彼は言ってなかった。
錯乱状態のシーンでつぶやく言葉は、もしかしたら彼らの その時の言葉なのかな???

ソワレは、井上ヴォルフに坂口アマデ(間違ってるかも)。とりあえず、 3公演みてアマデ君3人に出会えるってよいタイミング。
ヴォルフは、マチソワすると必然的に両方に出会えます。

井上君が出てきた時、なんだかほっとした(笑)。
なんだろねぇ。。。別に彼を見に来たわけではないし、山崎君に 不満があるわけでもないのだけどほっとした。
魔笛のの作曲中にコンスタンツェが、出ていくシーン。
彼の中の葛藤に胸を締め付けられる思いがした。
彼女よりも才能を取った・・・でも、苦渋の選択だったのだろうなと。
山崎君の時にものすごく、すっきりと仕事を取ったのが気になっていたからよけいに・・

男の子のアマデは初めて、だからって差はさほど感じないけど。
なんだかこちない動きがかわいかった(特におじぎの仕方)。ほわんとした お顔で、迫力はないかな。首を一生懸命締めている必死なお顔が 笑っているようにも見えてドキっとした。

かなめちゃんは、キラキラと女神のように佇んでいた。
マチネの時に少し、声が出にくいのかな?お疲れか? 思う部分があったけどソワレは全く心配なし。
初日よりは、少し台詞が柔らかくなったかな。
星金♪では、前の時は、とにかくとーちゃんに向かって語りかけるように歌っていたが、 今年は、歌いながらナンネちゃんやヴォルフと目で会話をしている。ナンネには大丈夫だと 安心させるよーで、ヴォルフには背中を強く押すように。そして、とーちゃんに は強く諭すような・・・(とーちゃんは目合わせてくれないからね)
そして、ラストの歌い上げるところで、すべてを包み込んでいく・・。
歌声のキラキラ度と、お衣装のキラキラ度がたまらん。
2幕頭は、なんて顔すんですかいってぐらいチャーミングな笑み。
毎度、このシーンは楽しんではるなぁぁと思うのだけど、 棒(何の棒なんでしょ、キュー??)を合わせるしぐさがかわいいてしゃーない。
あの顔みると、体中の力が抜けるわ(笑)
吉野君とはなにやらお話しているよーな素振りで、 1対になっているよーでおもろい。。

謎ときゲームのシーンは、市村さん、山口さんらとのバランスがよいなぁ〜と思いながらみていた。
それぞれの存在感と舞台の上に立ってる空気感が同じ比重で(個性的だしなぁ三人とも)。

初日、すごい勢いでコールに出てきていてびっくりしたのだけど、 ちょっと落ち着いてましたね。 そのドレスでそのスピード??という感じでしたから(笑)
そーいや山口さんも走っていたよな記憶が・・・・・
ダニーの時にゃみれなかった 極上の笑顔も今回は有り。
キラキラの笑顔と歌声を聴きに・・・また来週東上でぇぇす。
幸せだ♪

 11月14日「M! 初日」
初日から既に1週間。
毎回思いますが、舞台って開けてからが早いわ。
大阪、石川公演を含めて3か月、あっという間にクリスマス超えて、正月超えて終わっちゃうの だろうなぁ。ここ数年ずっとこんなパターンで、うれしいやら 年くって困るやら(笑)

2007年だから、3年ぶりなんですかねぇ・・・
素敵な曲「星から降る金」をかなめちゃんの声で聴ける!!。そのことで 舞い上がって(笑)舞台をぼっとみてたよな記憶が・・・
あまりに短期間で、かなめちゃんの緊張がものすごく伝わってきて、 いつになく、体に力入れて聞いていた。
少し力みがなくなったな・・・ってところで公演終了てな感じで、 あっけなかったな(公演回数のわりにゃ、よーけ見せてもらったけど(^_^.))。

その後、コンサートetcで、歌ってくれているので、 聞きなれているはずなんですが・・・
なんだぁぁぁ(@_@;)
なんだか別物でしたん

冒頭の第一声から澄んだ声がビーンと張って、異星人オーラバリバリ出まくり。
クリアボイスに磨きがかかり、 まるでこの先を予言するもののよな存在感がすごかった。
キラキラとした照明の中でとてつもなく綺麗・・・で、なんだか現実感がない。

ただその分、彼をウィーンにつれて行くという話をしている姿になんだか 違和感を感じてしまったかな。彼に、皇帝の前で演奏したくない?と聞いている姿は、 ものすごい現実感があったからかも・・・
台詞回しは独特だなぁ・・・(笑)

そして、「星から降る金」
決して、この役はこの歌を歌うだけの役ではないけれど・・・ とりあえずメインなんだわ。
この間のイベントで、 「あなた方に御伽話をいたしましょう」と子供に語るように しっとりと話しかけていたタータンの口調が耳についていたからか、 かなめちゃんの硬質な声が少々冷たく耳に飛び込んでくる。
ただ、その温度差が彼らのことを離れた目で見て 未来への1本の道をすっきりと示唆しているように感じた。
ものすごくわかりやすいはっきりとした道を・・・
でもね、ナンネちゃんを見る目はものすごく優しくてキュンときた。

そしてとーちゃんに対しても諭す よりも導く感じの力強い「☆金」。
丁寧に歌ってはいるけれど、さぐるような部分が全くなくなっていて・・・ 声が歌詞が・・空から降ってきたよ(T_T)。
この完成度って何?(笑)。
何度も聞いていると、ここは気をつけないと上がりきらなかったり するんだろうなと、予防線を張っている部分をこちらも 無意識のうちに力入れて聞いているコトがある。そのひとつひとつを するりとかわしていくんだもの・・・
この歌で気持ちが高揚すると、そのあとの3人の会話が ものすごく切なくて・・・泣きたくなるん。ほんま泣いた。

この日の、ヴォルフは井上君。
4度目てっこともあるのだろうけど、危なげなくいつもの安定感で熱く 舞台が進んでいく。
あふれる才能を自分で自覚して、彼のうちからあふれるものを そのまま父親に受け入れてもらいたくて、でも、自分の定規でしか測れない父親 は、どうしてもそれを受け入れらない。
お互いがお互いのことを好きなのに、ベクトルがどうしても 噛み合わさらなくてせつなかった。
アマデは、松田亜美ちゃん。年齢のわりには小柄なのかな。
力強い目と、動きが印象的。アマデってこんなにたくましかったっけ。

ものすごく新鮮に見ることができて、ヴォルフとアマデとの関係が 変わっていくのが面白かった。
自分の中にあるはずの才能に自我が芽生えたように、 一人歩きしていく。。その変化についていけない時、人は壊れてしまうのかもしれない。
凡人には関係ないけれど(笑)、才能という項目ではなく 自分の中の核がずれてくると人はダメなんだろなとそんなことを考えてみてた。

好きだなぁ〜〜この作品(#^.^#)
次は、山崎ヴォルフにもあえるはず、また違う印象を受けるのかな。
それも楽しみに次の観劇を心待ちにぃぃぃ・・・♪

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