キャラクター紹介


(CV:柴田由美子 子役:山口美沙)

 バーチャル大陸の恐竜見学にやって来た女の子。迷子の恐竜、レイの母親を探す決意をした事により、恐竜時代の冒険の旅へ。あふれんばかりの元気さと無鉄砲さ、驚異の生命力と運の良さを併せ持つ。一方、学習能力は今一で、草食竜が襲われている場面に出会うと憤慨する習性は最後まで直らなかった。ドッヂボールが得意で、すばらしい肩の力とコントロールから繰り出される投擲技は、たとえ相手がアロサウルスでも容赦ない。

 


レイ(CV:吉田理保子)

 謎の草食恐竜の子供。萌に礼儀正しくあいさつ(?)した事によりレイ(礼)と名付けられる。旺盛の好奇心と底なしの胃袋の持ち主。また、言葉を覚えたり、咄嗟の機転で萌の危機を助けたりと、萌よりよっぽど頭がいい。それもそのはず、その正体は恐竜人類フォロル族のご先祖で、その進化上のきわめて重要な一点。そのためフォロルの歴史改変を目論むギラグールにつけ狙われる。

 

(子役:清野努)

 バーチャルステーションで萌をサポートする男の子。自称恐竜オタクの彼は、本物の恐竜に出会うのが恐くて、冒険役を美沙(萌)に押しつけた。萌に気があるらしいのだが、立場的にはとことん弱く、彼女のワガママに押されっぱなしで、はっきり言って影がうすい。第二部では自らもバーチャル大陸へ入ろうとするが、ハルの妨害(笑)によりあえなく挫折。どこまでも活躍の場がない。ラーメンが好物。

 

アッケラ缶(CV:上田敏也)

 バーチャルステーションのタイムオペレーター。バーチャル・プログラムへのアクセスと恐竜解説(!)が担当だが、ウンチクをたれる割には肝心な時にオロオロしたり、壊れたりと、どうも役に立っていない上に、Rの発音が妙に正しいしゃべりがうっとおしい。萌にメロメロで努とよく同じレベルでケンカをするが、実はこのジジくさい声の持ち主は、何と萌たちと同年令なんだそうな。うひゃ〜!

 

ハル(春の最初の満月の夜に生まれた最初の息子)(CV:玄田哲章)

 ギラグールの科学者。中生代の恐竜の専門家であったが、萌と出会ったことにより哺乳類とその進化が起こった世界に大いに興味を持つ。萌を「研究素材」と称しこだわる姿は一種アヤしいが、それも研究者としての純粋さゆえんである。その純粋さは、ギラグールの「宇宙の眼」作戦への懐疑へとつながり、両恐竜人類の和解のために力をつくす。一方、萌と十年後の再会の約束を取りつけるなど、ちゃっかりした面も。本当に純粋なだけなのだろうか…?

 

フィラ・クルル・フェリロ(CV:中村大樹)

 フォロルの兵士。自分たちの祖先、レイと萌を救出するためにバーチャル世界へ派遣された部隊のパイロットで、その腕にはラプターも一目置いている。その後、「宇宙の眼」妨害作戦のチームリーダーとして萌と共に恐竜保護の旅へ。それにしても、大事な作戦において萌とドン、二匹の哺乳類のお守りを引き受けるとはなかなかいい度胸をしている。冷静で真面目な性格は、仲間の信望が厚い。

 

女司令官(雪深き冬に生まれ白き破滅を超越する強き娘)(CV:吉田理保子)

 ギラグールの指揮官。第一部ではレイの捕獲作戦、第二部では「宇宙の眼」作戦の現地指揮を行った。怜悧に任務をこなす有能な軍人で、その能力を買われて作戦の最高責任者となった。にもかかわらず、萌にしてやられてばっかしのイメージが強いのは、単に相手が悪すぎたためであろう。決してコチコチではなく、恐竜絶滅の危機を知ると、フォロルに協力するなど、合理的である。ところで…彼女…実はとても若い(!!!)のだそうだ。(しかも独身)

 

ラプター(CV:梁田清之)

 ギラグールによってヴェロキラプトルの進化種から造り出された戦闘用改造恐竜人間。その名に恥じず、戦うことと任務を遂行することにのみ己の存在意義を見出している。こういうタイプは、時として命令よりも自分の戦闘美学を優先させて周りに迷惑をかけたりするものだが、彼もまた己の狩りの存在意義を「宇宙の眼」によって汚されたと感じ、怒りを爆発。第一疾走者に死を賭けた戦いを挑む。

 


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