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商品名
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ジュニアチャンピオンコース |
出版社
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学習研究社 |
定価
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定価 450円 |
購入場所等
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多分、近所の本屋
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コメント
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「背取り屋」という商売をご存じだろうか?
いわゆるBOOK OFFとかの新古書店でマニア受けする
古本を安く買い受け、高く転売して儲ける仕事である。
言うなれば「古書専門のブローカー」と表することも出来るが
私はつい最近までそんな職業があることすら知らなかった。
きっかけは地元ローカル番組での紹介であったが、その「背取り屋」氏が”今、狙い目の高値のつく古書”として挙げられた作品の数々に私は大いに興味がそそられた。
昔の「小学X年生」というお馴染みの学年誌や(特に付録が貴重。もちろん未使用で)幻の漫画を連載していた週刊漫画誌に混じって紹介されたのが
学研の「ジュニアチャンピオンコース」。
『あっ これ知っている。確か持っていた筈だ』と探す事、約10分。
本棚の奥深くに眠っていた2冊を発掘した。
「なぞ驚異世界のなぞ世界のふしぎ」と「絵とき21世紀大予言!未来をさぐる」。
実際に手にとってページを捲ったのは実に20数年ぶりだろうか。
懐かしさで一杯になった。
そしてあらためて気づいたのだった。
「私のSF好きや超自然系の不思議なもの好き」はこの2冊の本から
始まっていたんだと言う事を...........。
ここで この本で取り上げられているエピソードを目次から
数点、列挙すると
ショッキング未来情報
2050年 うえに狂う数百万人
1982年 地球をおそう大地震
2020年 地球をおおう大氷河
2080年 空を埋め尽くす円盤の群れ!!
これが夢の未来図
1. 進め!超人間サイボーグ
2. めざせ!光子ロケット 宇宙のはてを!
3. つかまえろ! 宇宙鏡で太陽を!
以上【絵とき21世紀大予言!未来をさぐる】より
世界のなぞ・世界のふしぎ
1. 巨大怪獣現る!
2. 雪男の足あと発見!
3. アポロが見た空飛ぶ円盤??
4. ニューギニアのミイラ作り
大自然のなぞとふしぎ
1. さまよえる湖
2. 恐怖の殺人山
3. 生物を殺す北投石のふしぎ
4. セント・エルモの火
5. ブロッケン山の怪物
宇宙となぞとふしぎ
1. なぞの空飛ぶ円盤
2. 宇宙からの怪電波
科学でとけぬなぞとふしぎ
1. 消えた乗用車
2. 燃える人間
3. 七グラムのたましい
4. 指先に目をもつ少女
5. 未来をみる予言者のなぞ
以上【なぞ驚異世界のなぞ世界のふしぎ】より
私が後にTV番組「木曜スペシャル」や「あなたの知らない世界」等でおののきながら見ていた不思議エピソードの数々や、1999年までは大きな話題であった「ノストラダムスの大予言」(五島勉の『大予言シリーズ』はかなり読みました 笑)
はこれらの本で全て学習済み、いや予習済みであったということでもある。
それにしてもネットで見つけたこの古書販売サイトでの販売価格は凄い。
「なぞ驚異世界のなぞ世界のふしぎ」が52,500円
「絵とき21世紀大予言!未来をさぐる」にいたっては105,000円 !!だ。
併せて16万ほどである。「絵とき21世紀大予言!未来をさぐる」は
流通している数が少ない為、このような価値が付いているという噂だが
それでも凄い。
私が持っている「絵とき21世紀大予言!未来をさぐる」は初版本であるが
もしかして初版しか存在しないのかもしれない。そう思うと貴重である。
(だが この販売サイトでは在庫があると買い取らなかったり、2冊目以降の
買い取り金額もぐっと下がるということも一応、付け加えておく)
ところで先日、ため込んだ古雑誌の重みでアパート2階部分の床が抜け、あわや大惨事にという笑うに笑えない事故が起きたが あのゴミと化した古雑誌の中には
とんでもない値段で扱われるものもあったと思う。それを思うと
泣く泣く焼却処分にした当事者に同情も禁じ得ない。
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