フェブラリーステークス

(2001年2月18日 東京競馬場 ダート1,600m)

 

(ごくごくかんたんなレースの説明)

 前身はグレード制導入元年の1984年に新設されたGVのダート重賞「フェブラリーハンデキャップ」。ダート重賞のまだまだ少ない時代ではあったが、「根岸ステークス」「ウインターステークス(現在は「東海ステークス」)」とともにGVに格づけされた。第1回の優勝馬はロバリアアモン(騎手:吉永正人)。トップハンデ(57kg)の1番人気アスコットエイトは2着に敗れた。距離1,600mは現在まで一貫して変わっておらず、第1回東京第7日開催も96年まで不変だった。
 その後、94年にGUに昇格。同時に負担重量もハンデから別定へと変更され、名称も現在の「フェブラリーステークス」に改められた。別定戦になったことでダートの実力馬たちが出走しやすくなる傾向にあり、第1回ドバイ・ワールドカップの日本代表馬となったライブリマウント、「砂の女王」と称えられたホクトベガなどがウイナーとして名を連ねている。
 97年、「中央のダートレースにもGTを」という声に押されてJRAがダートGTを新設することになり、そのときに白羽の矢が立ったのがこのレース。結果、GTに昇格となり、中央の「ダート王決定戦」として位置づけられるようになった。GT昇格後初の優勝馬はシンコウウインディ(騎手:岡部幸雄)。
 99年、中央競馬の歴史に新たな1ページが刻まれた。地方馬による中央GT初制覇。快挙を達成したのは「岩手の怪物」ことメイセイオペラ。騎手の菅原勲ともどもその実力を満天下に知らしめる結果となった。メイセイオペラは連覇を期して翌2000年にも参戦したものの、本調子になかったのか、ウイングアローの4着に敗れた。鞍上のオリヴィエ=ペリエは日本管理馬に騎乗しての初GT勝利。ウイングアローは秋のジャパンカップ・ダートも制し、名実ともに「現役最強ダート馬」となった。
 98年には、ドバイ・ワールドカップを睨んで、一時第1回東京第8日(第4週日曜)から第2日(第1週日曜)開催へと日程がシフトされていた。しかし、99年から再び第8日開催に戻されている。これによって、ダートの有力馬は、中央・地方ともに、フェブラリーステークスと、ほぼ2週前に行われる統一GT「川崎記念」との選択が可能となった。

(過去10年間の勝ち馬)

年度 優 勝 馬 性別・
年齢
重量 騎 手 人気 タイム 馬場
状態
1991 ナリタハヤブサ 牡5 56.5 横山典弘 R1.34.9
1992 ラシアンゴールド 牡5 55 蛯名正義 10 1.35.4
1993 メイショウホムラ 牡6 55 柴田政人 1.35.7
1994 チアズアトム 牡6 57 本田優 1.37.8
1995 ライブリマウント 牡5 56 石橋守 1.36.4
1996 ホクトベガ 牝7 57 横山典弘 1.36.5
1997 シンコウウインディ 牡5 56 岡部幸雄 1.36.0 不良
1998 グルメフロンティア 牡7 57 岡部幸雄 1.37.5
1999 メイセイオペラ 牡6 57 菅原勲 1.36.3
2000 ウイングアロー 牡6 57 O.ペリエ 1.35.6

   ★2000年までの馬齢表記は旧表記(数え年)を使用。
   ★93年まではGV。94〜96年はGU。
   ★タイムの「R」はレコード。

    

(Ryuの予想)

   ◎ 8.サンフォードシチー
   ○ 6.ウイングアロー
   ▲ 9.ゴールドティアラ
   △ 1.ファストフレンド
   △ 15.ノボトゥルー
   △ 14.プリエミネンス
   △ 7.アローセプテンバー
   △ 16.トゥザヴィクトリー

 当日は「ギギ杯」があったので、WINS後楽園で直接馬券購入。でも、そうなると、あれもこれも…と気になってきて、思わずこーんなにたくさん買ってしまいました。こりゃ、カスったとしても赤字必至だな(苦笑)。
 順当にいきゃウイングアローで鉄板…なんだろうけどさ、鉄砲でしょ? ドバイが最大目標でここはステップレースでしょ? 「余裕残し」だと思うんですよ。評価を下げます。
 代わりに本命に推すのはサンフォードシチー。勢いあるし、府中コースは合うみたいです。ウイングアローと違ってここが最大目標だろうし、狙ってみます。ただ…ヤネは不安だなあ、正直。
 ゴールドティアラ、ジャパンカップダートはハードラックでしたけど、それでも1番人気になったウマです。前走の根岸ステークス4着だけで見限るのはまだまだ早すぎると思います。叩き2戦目の良化を期待して、異例のスリートップで馬券購入します。
 ヒモ候補ですが、まずファストフレンド。調子がイマイチみたいで人気下げてますけど、交流GT2勝の実績は捨てがたいです。本調子だったらウイングアローにも引けを取らない実力馬。軽視は禁物です。ノボトゥルーは前走レコード勝ちの勢いと鞍上ペリエに乗りましょう。穴っぽさプンプンの差し馬プリエミネンスまで押さえます。
 …とここまで勝って終わろうとしたものの、どうしても気になるウマがもう2頭。アローセプテンバーとトゥザヴィクトリー。「なんとなく…」としか言いようがありません。ほんのちょこっとだけ押さえておくことにします。これだからWINSで馬券買うと…。まあ、ワイドだから「1−2−3着総取り」を狙えばいいんだよな。去年の天皇賞・秋は土壇場で馬連に変えてしまったがために総取りを取り損なったけどさ。

(Ryuの買い目)

   (単勝)
    8.サンフォードシチー 1,000円
   (ワイド)
    6−8 1,000円
    8−9 1,000円
    6−9 1,000円
    1−8 1,000円
    1−6 1,000円
    1−9 1,000円
    8−15 500円
    6−15 500円
    9−15 500円
    8−14 500円
    6−14 500円
    9−14 500円
    7−8 200円
    6−7 200円
    7−9 200円
    8−16 200円
    6−16 200円
    9−16 200円

   (合計) 11,200円

(レース結果)

   天候:晴 馬場状態:良 

順位 枠番 馬番 馬名 性別・
年齢
重量 騎手 人気 タイム・
着差
15 ノボトゥルー 牡5 57 O.ペリエ 1.35.6
ウイングアロー 牡6 57 岡部幸雄 1 1/4
16 トゥザヴィクトリー 牝5 55 武豊 アタマ
サンフォードシチー 牡6 57 村山明 3/4
ゴールドティアラ 牝5 55 後藤浩輝 3/4
ファストフレンド 牝7 55 蛯名正義 3/4
10 タマモストロング 牡6 57 横山典弘 12 ハナ
イーグルカフェ 牡4 57 田中勝春 1/2
ビーマイナカヤマ 牡7 57 鹿戸雄一 13 1/2
10 アローセプテンバー 牡6 57 張田京 1 1/2
11 14 プリエミネンス 牝4 55 柴田善臣 11 アタマ
12 11 ナショナルスパイ 牡7 57 佐々木竹見 15 1 1/2
13 13 ノボジャック 牡4 57 江田照男 10 クビ
14 12 ワールドクリーク 牡6 57 的場均 14
15 マンボツイスト 牡6 57 四位洋文 クビ
16 レイズスズラン 牡7 57 北村宏司 16

  

   (単勝)15.1,040円
   (複勝)15.330円 6.170円 16.280円
   (枠連)3−8 840円
   (馬連)6−15 2,130円
   (ワイド)6−15 920円 15−16 1,330円 6−16 920円

 1着ペリエ、2着岡部さん、3着ユタカ。結果として、馬の状態ウンヌンを抜きにすると「ヤネ」で決まった感のある今年のフェブラリーステークスでした、って言っちゃってもいいのかな? でも、正直なところ、なんとなくそういう気持ちでいっぱいだよな。
 ノボトゥルー、レコード勝ちの前走からさらに状態上向きだったみたいですね。しかも、ペリエが巧かった。このウマの持ち味である切れる末脚をいかんなく発揮させました。世界的一流ジョッキーの、さすがのファインプレーだったといえるでしょう。
 ウイングアロー、やっぱり底力はありますね。「余裕残し」できっちり2着を確保するところはさすがです。胸を張ってドバイに行ってください(注.後日、故障のためドバイは回避となった。無念)。
 トゥザヴィクトリーには驚きました。いや、サンデーサイレンス産駒ってダート走るってイメージなかったんだけど…初ダートでこれだけやれるんだから「両刀」なんでしょうね。考えてみれば、サンデーサイレンスは現役時代はずーっとダートで良績残してきてたウマだし、今までダート重賞で良績残す産駒が少なかったこと自体が不思議なくらいなんだよなあ。直前に少しだけでも押さえておいてよかった。
 サンフォードシチー、理由が分かりません。鞍上だけに敗因を帰するのも気の毒のような気もしないでもないんですけど…。
 馬券勝負は若干の負け越し。緒戦がこれじゃ、このシーズンも先行き不安だなあ…。

(最終収支決算)

   (支出)−11,200円 + (収入)+6,450円 = (合計)−4,750円

   <今春の合計> −4,750円(0勝1敗)

 

  

「高松宮記念」に続く

 

トップページに戻る