マイルチャンピオンシップ

(2001年11月18日 京都競馬場 芝1,600m)

 

(ごくごくかんたんなレースの説明)

 グレード制導入元年の1984年に新設された、秋のマイル王決定戦。第1回の優勝馬は「元祖スプリンター」のニホンピロウイナー(騎手:河内洋)。続く第2回も連覇したニホンピロウイナーは、3年連続JRA最優秀スプリンターを獲得している。
 「マイルチャンピオン」の名の通り、歴代優勝馬には、ニッポーテイオー、オグリキャップ、ダイタクヘリオス、シンコウラブリイ、ノースフライト、トロットサンダー、タイキシャトル、エアジハードなど、時代時代を代表する短距離ランナーたちが名を連ねている。
 マイル戦だけに、1,600mの実績馬が圧倒的に強いのが特徴。また、牝馬の優勝が、タカラスチール(86年)、パッシングショット(90年)、シンコウラブリイ(93年)、ノースフライト(94年)の4回と比較的多いことも特徴。2着も含めれば、計8回の連対を果たしている。 また、このレースはGTの中では特に「カタい、荒れないレース」として知られ、1番人気馬が連を外したのはわずかに2回という、類を見ないほど高い連対率を誇っている。が、そのわずか2回のうちの1回である95年では、4番人気トロットサンダーの2着に16番人気のメイショウテゾロが突っ込んできて、なんと104,390円という10万馬券となった。
 昨年、1番人気となったのは、春のクラシックで皐月賞2着の実績を残したダイタクリーヴァ。主戦の高橋亮が直前のレースで落馬負傷し、急遽公営笠松の安藤勝己に乗り替わったのも人気に拍車をかける材料となった。しかし、勝利を収めたのは、同じ4歳馬(旧馬齢表記)でも伏兵的な存在だった13番人気のアグネスデジタル。交流重賞や武蔵野ステークスなどダート戦では重賞3勝の成績を残していた同馬ではあったが、芝の重賞ではこれまで3着が最高(2000年クリスタルカップ、ニュージーランドトロフィー4歳ステークス)だったため、ダートのほうがいい馬と目されていた。しかし、フタを明けてみると、後方からの一気の差し切り勝ちで、タイムは1分32秒6のレコード。マイル前後なら芝でも実力を発揮できることを証明した。鞍上の的場均は、翌春に調教師転身を控えており、これが最後のGT制覇となった。1番人気のダイタクリーヴァは2着に入ったものの、馬連は18,050円の高配当となった。

(過去10年間の勝ち馬)

年度 優 勝 馬 性別・
年齢
重量 騎 手 人気 タイム 馬場
状態
1991 ダイタクヘリオス 牡5 57 岸滋彦 1.34.8
1992 ダイタクヘリオス 牡6 57 岸滋彦 R1.33.3
1993 シンコウラブリイ 牝5 55 岡部幸雄 1.35.7 不良
1994 ノースフライト 牝5 55 角田晃一 R1.33.0
1995 トロットサンダー 牡7 57 横山典弘 1.33.7
1996 ジェニュイン 牡5 57 岡部幸雄 1.33.8
1997 タイキシャトル 牡4 55 横山典弘 1.33.3
1998 タイキシャトル 牡5 57 岡部幸雄 1.33.3
1999 エアジハード 牡5 57 蛯名正義 1.32.8
2000 アグネスデジタル 牡4 55 的場均 13 R1.32.6

   ★2000年までの馬齢表記は旧表記(数え年)を使用。
   ★タイムの「R」はレコード

    

(Ryuの予想)

   ◎ 13.ダイタクリーヴァ
   ○ 9.エイシンプレストン
   ▲ 14.ゼンノエルシド
   △ 17.トロットスター
   △ 7.ロサード
   △ 18.ジョウテンブレーヴ
   △ 12.クリスザブレイヴ
   △ 8.タイキトレジャー
   △ 2.メイショウオウドウ

 昨年のチャンピオンであるアグネスデジタルは、このレースの連覇を捨てて国際GT「香港カップ」に向かうそうです。まあ、天皇賞・秋の勝ちっぷりからしたら、そのほうがいいでしょうな。頑張ってもらいたいもんです。
 となると、ここはダイタクリーヴァに逆らう手はなし。昨年も2着、ローテーションも昨年同様に叩き2戦目で良化が望めるとあって、万全だと思います。前走富士ステークスは…まあ、あんなもんでしょ、休養明け緒戦としては。上出来だと思います。
 で、ここはダイタクリーヴァから手広く流していきたいと思います。ただしワイドで(笑)。
 まず、○はエイシンプレストン。天皇賞・秋を除外されたのは結果論としてプラスだったのではないでしょうか。ここ1本に目標を絞って調整できたわけだし。一頃のスランプからは完全に脱出した様子です。
 ▲はゼンノエルシド。前走はいくらなんでもちょっと負け過ぎ…って気もしなくはないものの、中山のマイル戦で31秒台叩き出した力は素直に評価したいと思います。もしかしたら、前走は距離が短すぎて、本当はマイルが1番いいウマなのかもしれないし。
 さてトロットスター。マイルもこなせるとは思うんだけど…。ゼンノエルシドとは対照的に、本質的には1,200mがベストなのかもしれません。もっとも、このクラスのウマだと実力だけでカヴァーしてしまう可能性もなきにしもなので、一応押さえます。
 あとのウマは…本当になんとなく。久々にWINSで買ったもんだから、どんどん手を広げちゃいました(笑)。ジョウテンブレーヴはマイル実績を買って。クリスザブレイヴも同様。あと、長ーい休養の末に難病を克服したことに敬意を表して。タイキトレジャー、メイショウオウドウは3着候補。特に、昨年も3着したメイショウオウドウは、展開1つで再現もあるかもしれません。
 最後に、悩みに悩んだ末に消したのは…ダンツフレーム。春先から僕が言い続けていたように、このウマも本質的にはマイル〜2,000mが1番いいウマだと思います。本来は「ここでこそ狙い」なんでしょうけど…状態面見る限りは買えないですねえ。いくらヤネがユタカでも、今回だけは見送っておくのがテと見ました。

(Ryuの買い目)

   (単勝)
    13.ダイタクリーヴァ 1,000円
   (ワイド)
    9−13 1,000円
    13−14 1,000円
    13−17 1,000円
    7−13 1,000円
    13−18 1,000円
    12−13 1,000円
    8−13 1,000円
    2−13 1,000円

   (合計) 9,000円

(レース結果)

   天候:晴 馬場状態:良 

順位 枠番 馬番 馬名 性別・
年齢
重量 騎手 人気 タイム・
着差
14 ゼンノエルシド 牡4 57 O.ペリエ 1.33.2
エイシンプレストン 牡4 57 福永祐一 3/4
タイキトレジャー 牡5 57 横山典弘 10 3/4
ビハインドザマスク 牝5 55 松永幹夫 1 1/2
ダンツフレーム 牡3 56 武豊 ハナ
ダービーレグノ 牡3 56 幸英明 18 ハナ
ロサード 牡5 57 吉田稔 13 クビ
12 クリスザブレイヴ 牡7 57 吉田豊 アタマ
13 ダイタクリーヴァ 牡4 57 河内洋 アタマ
10 イーグルカフェ 牡4 57 田中勝春 クビ
11 18 ジョウテンブレーヴ 牡4 57 藤田伸二 クビ
12 17 トロットスター 牡5 57 蛯名正義 ハナ
13 10 ゴッドオブチャンス 牡3 56 後藤浩輝 12 ハナ
14 メイショウオウドウ 牡6 57 飯田祐史 11 3/4
15 15 リキアイタイカン 牡3 56 武幸四郎 17 1 1/2
16 コンタクト 牡5 57 和田竜二 16 クビ
17 16 ムーンライトタンゴ 牝3 54 四位洋文 14 1 1/4
18 11 ゴールドティアラ 牝5 55 池添謙一 15 3/4

  

   (単勝)14.780円
   (複勝)14.310円 9.240円 8.780円
   (枠連)5−7 590円
   (馬連)9−14 2,610円
   (ワイド)9−14 1,110円 8−14 3,720円 8−9 2,600円

 …タテ目。語るべき言葉もなし。狙いとしては決して悪くなかったと思うんだけどなあ。
 ゼンノエルシドはやっぱりいい脚持ってました。京成杯オータムハンデのレコード勝ちはやっぱり伊達ではありませんでした。距離もこれぐらいがいいのかもしれませんね。
 エイシンプレストンも状態よかったみたいです。結果としては2着に終わりましたが、かつての3歳(旧馬齢表記)チャンピオン。復調すればこれぐらいのレースはできる器だったのかもしれません。
 それにしても、ダイタクリーヴァ大敗の原因が全く分かりません。次走ボケでしょうか?
 短いんですけど、こんなもんで。気が向いたら若干追加するかもしれません。そうそう、ジャパンカップ・ダートから阪神ジュベナイルフィリーズまでの3戦、洋行のために馬券勝負はお休みとなります。

(最終収支決算)

   (支出)−9,000円 + (収入)0円 = (合計)−9,000円

   <今秋の合計> −15,100円(2勝4敗)

 

  

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