かくして第9回「Ryu杯」は終わりぬ

 

 いろいろありましたが、無事に(と言ってもいいよね?)終了しました。

 たいへん遅くなってしまい申し訳ありませんでしたが、このHPで大々的に宣伝して参加者を募集した以上アカウンタビリティ(説明責任)があると思うので、ここで大会について振り返ってみたいと思います。
 順不同、思いつくままに。

 

1.今さらですが…結果速報

 大会終了後に舟太宛てに送ったメールから転載します。

 第9回Ryu杯

  主催:山本剛
  開催日:2000/12/23
  開催地:渋谷区代々木八幡区民会館
  参加人数:99人
  ペーパー1位:秋田芳巳
  Winning Answer:「南京の基督」

  優 勝:秋田芳巳(東京大学OB)
  準優勝:田中伸之(東京工業大学OB)
  3 位:沼田正樹(慶応義塾大学OB)
  4 位:能勢一幸(一橋大学OB)
  5 位:塚本丈二(東京大学4年)
  6 位:春日誠治(明治大学OB)
  7 位:牟禮大造(立命館大学OB)
  8 位:樋口知彦(明治大学4年)

2.まずは総論から

 概して言えば、それなりにいいものになってくれたのはないでしょうか。もちろん「100%完璧」なんて口が裂けても言えません。細かいミスは今年もいろいろとありましたし。
 それでも、過去2回(そう、ちょうど「問題傾向が変わってきた」と言われている第7回以降で、という意味です)と比べれば、完成度は高かったと思います。そして、完成度以上に、自分自身の達成感、満足感としても。楽しかった。それが何より。終始楽しく大会を行うことができました。いろんな意味で。
 おそらく、それは出場者のみなさんにも伝わってくれたことと思います。これまでいくつか寄せられている感想(この感想の件についてはまた後ほど改めて…)のなかでも、細かい部分の問題事項の指摘はあっても、総論的には概して好意的に受け取っていただけたようです。曰く、「前2回と比べるとずっとよかった」。それは、いろんな新たな試み(「コーナーを長文系と短文系に分ける」など)がある程度成功を収めてくれたこともあるんでしょうけど、最大の理由は「Ryuサイドの気持ちの持ち方」にあったのだと思います。よかったです。
 そして、ここでお礼を言わせていただきます。

 
「こんな晴れやかな気持ちで大会を実施し、最後まで完走できたのは、参加者のみなさんがこんな僕に力を貸してくださったおかげです。本当にありがとうございました」

 本当はもっと早くお礼を言わなきゃいけませんでしたね。申し訳ないです。忙しさを理由にしちゃいけないんでしょうれけど、ホント忙しかったんですよ。カンベンしてください。

2.続いて各論…まずは「長文系」「短文系」の区分けについて

 これも結論から言えばそれなりの成果を見せてくれたのではないでしょうか。よそのオープンではやったことのない新しい試みだったのですが(市川ごめんよ、先にやらせてもらっちゃったよ)、混乱もなくスンナリと受け入れられ、終了後にも「斬新」「自分の好みの傾向を選ぶことができるのでよかった」「メリハリがついていた」と概して好意的なご意見をいただくことができました。松本裕輔のように「長文、短文両方やれたので楽しかった」なんて感想を言ってもらえたのが個人的には1番嬉しかったですね。
 他方、問題点の指摘もありました。そのなかの代表的なものが「短文系はそんなに問題文短くなかった」というもの。うーん…そうかなあ。まあ、いくつかの問題は確信犯的にフリつけたままにして出題したんだけど。やっぱり長かったかなあ。一応、字数に換算して80字以内には収めるようには気を遣ったんだけど、もっともっと短くてもよかったのかもしれません。ただ、ルール表にも書いておいたとおり「1フリぐらいある問題は随時出題されます」という路線は今後も崩したくないと思ってます。TV時代の問題だってそうだったし。
 それともう1つ。長文系についてのクレームもわずかですがいただきました。「いくら長文系でも問題文長すぎ」という指摘には「ごめんちゃい。次回は少しばかり気を遣うようにします」とお答えしますけど、「長文系は問題文冗長でテンポ悪くなる(。だから、長文系問題はやっぱりうまくない)」(注.カッコ内は、実際にはそのように直接言われたわけではなく、あくまで行間のニュアンスをRyuが感じ取ったものです)という指摘には、正直「…それは個人個人の嗜好だからなあ」としかお答えできません。今現在両方の問題傾向のクイズが現実に並存している以上、自分は、「どちらもクイズ」、そして「本当の実力があれば、どちらでも勝てるはず」というスタンスは今後も崩すつもりはありません。
 せっかくある程度うまくいったことですし、もし仮に次回、第10回がいつの日にか開催されたとしても、この「長文系」「短文系」という区分けについては踏襲していきたいと思っています。細かいところを部分修正することはあっても。

3.ここで中断…みなさんからのメールを募集します

 トップページにはこれまでひっそりと載せていたのですが、ここで大々的に募集したいと思います。
 お願いしたいのは、次の2種類。

1.純然たる大会の感想文
 既に何人かの方から感想をいただいていますが、改めて、広く感想を求めたいと思っています。
 単に「よかった」「悪かった」だけでなく、「こういうところがよかった」「こういうところは改めたほうがよい」という具体的なところにまで突っ込んでいただけるとありがたいです。今後の指針になるので。
 特に、今回初めて参加した方の感想なんて、ぜひ聞いてみたいですね。

2.問題集掲載用のミニ手記
 「久保杯」のパクリです。あれをイメージしていただければよろしいかと思います。
 今回は、秋田、ノビ、沼田の上位3人だけではなく、できるだけ多くの人のミニ手記を掲載したいと思っています。決勝進出の8人はコンプしたいし、できればペーパー通過者の60人も100%掲載できれば嬉しいです。もちろん、それ以外の人の原稿も大歓迎。
 字数の目安としては、概ね200〜400字ぐらい。上限は一応は制限なしです。ただ、上位3人は、できればたくさん書いてね。


 これらは、「1.2.いずれの内容か」を分かるような形にして、メールなり、手紙なり、直接手渡しなりでRyuまでお届けいただければ幸いです。
 ぜひよろしくお願いします。
 メールの場合は、

  ryu-san@mwb.biglobe.ne.jp

までお願いします。

(多分、つづく…と思います)

 

 

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