《2月10日(水)》
風邪。
《2月11日(木)》
風邪。
《2月12日(金)》
風邪。
《2月13日(土)》
まぁ、ぼちぼち快方に向かってるかね。昨日の夜あたりが山だったっぽいね。
病は気から?
そうでもない。
そんなわけでぼーっとしてた今日この頃。
サザンの新シングルが3月に出るそうで。
そのタイトルは『イエローマン〜星の王子様〜』
な、なんていかすタイトルなんだ。40越えたおっさんらが「星の王子様」ですぜ。これをロックと言わずして何をロックと言おうか?
ま、それはともかくとしてもとにかく気になるのは、果たしてこれは「カレー」についての歌なのか?ということ。そう、カレーといえば、少し前に世間を賑わせた例の事件を思いおこさずにはいられない。
はたしてそういう「社会派」な歌なのか? 「イエローマン」とは日本人のことなのか? それとも「黄信号」の「イエロー」なのか? 某ポケビとかぶってないか?
などなど、「さくら」が観念的であったが故にいろんな妄想が駆けめぐる昨今ですが、こういう妄想を吹き飛ばすおバカな歌を希望。
《2月14日(日)》
健康はいいね、健康は。
「おや、熊さん。もう風邪のほうはいいのかい?」
「これはご隠居。ええ、おかげさまですっかりよくなりやして」
「そうかいそうかい。それはよかったの。しかし、そんなに急いでどこに行くんじゃ?」
「へぇ、そこのそば屋まで。こう健康になった途端、腹が減って腹が減って仕方がないんでさぁ。なぜですかねぇ」
「ふうむ。いや、それは不思議なことでも何でも無いぞ。まぁ、仕方がないことじゃな」
「へぇ、そうなんですかい?」
「うむ。むかしから言うではないか、健康になったらお腹はヘルシー」
「………」
「う、わからなかったか? つまりヘルシーと減るをかけとるんじゃが」
「………」
「な、な、なんじゃ、その冷たい視線は………」
「………」
「じゃ、これはどうじゃ。そんなにお腹が空いたなら快気祝いにお好み焼きを食えばよい。どうして? 健康だけにメリケン粉〜、なんちゃって」
「………」
「………」
「………」
「こ、これはすごいぞ。風邪をひくと母親が大変じゃ。なぜかって? 風邪をひくと悪寒が走る」
「………」
「ワハハ…ハ……」
「………」
「………」
「………」
「メ、メルシー?」
「………」
そして一陣の風。ひゅぅ〜
そんなわけで身体も喉も調子が良いし天気も上々ということで、部屋にこもって久しぶりに録音なんてものもやってみた。
しかし、やっぱあれやね。継続は力なりやね。しばらくやってないとダメだね。なにかと。
それはともかくとしても、ベースの録音なんてものに挑戦してみたりしたんだけど、これがなかなかに難しかね。
やはり楽器&こんぴゅうたぁのみでの録音は無謀なのか? いまいちうまくいかんのだね。ま、いいけどね。
WOWOWで「デラホーヤ−クォーティ戦」を見る。いやー、これが面白かったんだ。
ボクシングは日本人の世界戦くらいしかあまり見ない素人な私だけど、この試合には引き込まれたねー。めずらしく一試合通してTVにかじりついてたからねぇ。すごいっす。素人でもわかる本物同士の試合の面白さというか。
ちょっちボクシングに目覚めたかも。あ、あくまでも見るほうだけね。
《2月15日(月)》
随分暖かい一日でしたな。
「おや、熊さん。何怒ってるんじゃ?」
「これはご隠居。ああ別に怒ってるんじゃないんですって、悩んでるんです。若きエタノールの何とやらってやつです」
「………。エタノールじゃなくてウェルテルだよ。わかりにくいボケを言うもんじゃないよ。だいいちひねりがない」
「きついこと言わないで下さいよ。真剣に悩んでんですから」
「熊さんでも悩むことがあるんだねぇ」
「どういう意味ですかい?」
「気にしない気にしない。で、悩みというのは?」
「そうそう、それなんですがね。ええと………」
「なんじゃ?」
「………忘れちゃったぁ。エヘ☆」
「………」
「そ、そういやぁ、忘れるといやぁ、夢って朝になるとぜってぇ忘れちまいますよね? あれってなんでですかね?」
「なんだ熊さん。思い出したい夢でもあるのかい?」
「ええ、そりゃあもう沢山。今朝見た夢なんて思い出しただけでよだれが………ぐへへ」
「おいおい、目が飛んでるぞい。まったく平和な奴じゃのぉ。というかそれって夢を覚えてるって事じゃないかね」
「ぐふ、あ、そんなことまで………」
「………聞いてないな。まあよい。では何故夢は朝起きるとすぐに忘れるか教えてしんぜよう」
「うはは」
「夢だけに朝起きるともうドリームどせない。ドリムどせないどりもどせないとりもどせない、取り戻せない,バンザーイバンザーイ………」
「ぐへへ」
「………」
「うほー、過激だー」
「………」
「ぐふふ」
「………」
そして一陣の風。ひゅぅ
《2月16日(火)》
変に筋肉痛なんだよねぇ。
そういややっぱ昨日ここのサーバー落ちてたみたいだなー。まったくぅ。
「あ、ご隠居〜」
「………」
「お〜い、ご隠居〜」
「………」
「ご隠居ってば〜」
「………」
「おいっ、そこのっ」
「………」
「こらっ、このぼけ老人がっ。人が呼んでんだろっ!」
「………」
「…ふぅ………」
「ん? お、これは熊さんじゃないかい。どうしたんじゃ?」
「………」
「な、なんじゃ、その恨めしそうな目は?」
「さっきからずっと呼んでたんですぜ」
「おう、そうじゃったのか。すまんすまん。ほれ、音楽聴いてたもんで」
「あ、イヤホン。なぁんだ早く言って下さいよー。あやうく人間不信になるところでしたっす」
「熊さんがそんなたまかい」
「えへへ、たしかに。ところで、最近は音漏れっつうんですか? 電車とかでイヤホンから聞こえるシャカシャカいう音ってあんまり気にならなくなったと思いやせんか? 昔は色々問題になってましたよねぇ?」
「あぁ、あれかい。まぁイヤホン自体の性能が上がって音漏れしないようになったってのもあるんじゃろうが………ハイプレジャー理論というのは知ってるかの?」
「は?」
「その昔テリー・M・ロビンソンというアメリカの学者が提唱した理論なんじゃが、人はより高次の不快な刺激を受けると低次の不快な刺激には不感症になる、もしくは逆に快感に変わるという理論なんじゃ」
「はぁ」
「これが今回の場合にも当てはまるんじゃな。高次の刺激を受けたために、低次の刺激……つまり音漏れが気にならなくなったというわけじゃ」
「はぁ」
「で、高次の刺激とは何かというと、携帯電話じゃ」
「はぁ」
「呼び出し音やら大声での会話やらが、音漏れよりも人を不快にさせるってわけじゃな」
「なるほど。たしかにあれは不愉快ですな。ピロピロといちいち耳に引っかかりやがる」
「まぁ耳障りな音じゃないと呼び出し音としての役目を果たさないからのぉ」
「そういや最近は着メロってぇのがあって、呼び出し音のかわりにいろんな曲が流れるようになってるようで。けったいなことですなぁ、ケータイだけに」
「………」
「………」
「それはともかく、たしかに随分、にぎやかになったもんじゃのぉ」
「この間電車に乗ってたらSPEEDの着メロが流れてきたんすけど、この電話をとったってぇのがおっさんだったってんだから世の中わかりやせんねぇ。あのおっさんだったら、SPEEDなんて娘ぐらいの歳のはずですぜ。ロリコンかっての」
「そ、そうか?」
「だっておっさんにSPEEDはおかしいでしょう。おっさんなのに」
「………」
「あれ、どうしました?」
「………」
「そういや、さっきご隠居が聴いてた音楽って………」
「………」
「もしかして………」
「………」
「………」
ひゅぅ
《2月17日(水)》
アンディパートリッジ(XTC)の某雑誌でのお言葉。某同志(笑)から教えていただきやした。ちなみに無断転載です(おぃ。
読者へ。本なんか読んでないで、自分の音楽を作りなさい。
ファンへ。XTCのレコードを聴いている暇があったら、自分の音楽を作りなさい。自分で作ることほど面白いことはないんだから。
うーん、いいこと言うなー。ちょっと感動的ですらあるもんね。こんな風に言えるおやじは素敵だなー。
そんなわけで、今日は曲作りに励んでみました。前々からやってみたいと思ってた、リズムに太鼓を入れるってのにチャレンジ。
つってもドラムとかまともな楽器なんか当然無いし、打ち込み機材なんてものもあるわけないのだ。だから、洗面器。
これを曲にあわせて、へっぽこへっぽこ叩くのね。気分はもう教育テレビ(^^;。
色々な叩き方を試した結果、なかなかいいのが録れたので自己満足。指の皮はむけたけど。うーん、これぞDIY(違う)。
でも、そんな風にして作ってる曲ってのが某ピ○チュウの曲だってのが情けないぞ(笑。
《2月18日(木)》
うーむ、筋肉痛なのである。肩から上腕へなのである。
おかげでちょっとした物を持ち上げるのにも一苦労なのだが、もっとも辛いのは服、上着を脱ぐときである。こうぐっと上げられないのねん。
だからずっと同じ服を着たまま。
というわけにもいかず。
そんなこんなで、本日買ったCD。
- XTC「APPLE VENUS volume1」
-
さて、僕はXTCファンなのでしょうか?
で、この新譜。もう発売されてたのね。もうちょっと先かとおもってた。店頭で見かけたんで、思わず衝動買い。
秋頃に出るというVol.2はエレクトリック編ということだそうで、こっちはアコースティック編なんだってさ。
古くからのファンには色々と思うところがあるんだろうけど、僕ぁ好きだなぁこのアルバム。オケの音色がちょっち好きくないとはいえ。
前半部分なんてサイコーやね。そう思う。思う?
しかし、なかなかに豪華な推薦文で。民生の文章がいい感じ。
《2月19日(金)》
相変わらず、蝕む。おかげでやる気が失せるよね、なにかと。
でも箱詰めたり。
とゆーことで、今日読んだ本の感想。
- 竹本健治『風刃迷宮』(カッパノベルス)
- ◇あらすじ◇
"智久は、「僕はどこにでもいるんだよ」と、謎めいた台詞を口にした……"
インド古代遺跡での火災事故、六本木路上での殺人、巣鴨での質屋の女主人の失踪。まったく関連性が見えず、次々におこる事件に、若き天才囲碁棋士・牧場智久の影がちらつく。智久本人は大事な対局を控え、ほかのことを考える余裕はないはずなのに………。
智久の姉・典子をも巻き込んだ、面妖な事件の真相は何処に?
色とりどりの風車に囲まれた、長くゆるやかな坂を歩いた幼き日の記憶。それはいつしか白い壁に塗り込まれて………。新本格の鬼才、充実の最新作。堂々登場!
(カバーより)
「著者のことば」にもあるように、カッパノベルスの智久シリーズにしてはかなりの異色作なわけで。
しかし、オドロキなのはこれが女性自身に連載されていたということ。通して読んでもある種「わかりにくい」作品なのに、週間連載で読むとなるとかなり意味不明なのではないだろうか?
女性自身の読者で、この作品をどれくらいの人が読んでたんだろう?
でも、僕は従来のシリーズよりはこっちの方が好きだなー。初期のゲーム3部作に近い雰囲気がありますよね。
雰囲気。竹本健治は雰囲気の作家だと思うんです。だからストーリーや、構成が壊れていてもおっけー。そう、この作品のストーリーは壊れてます(^^;。
まぁ、雑誌掲載のせいもあるかもしれないけど、場面場面優先な感じなんだね。
『匣の中の失楽』からしてストーリーとしては壊れてるもんなぁ。
でも、いいんだ。これまでのカッパノベルスのシリーズよりほんと気にいったもん。期待してなかった分だけ、うれしかったんだね、ボクは。
で、一番何を言いたいかと言えば、闇に用いる力学の続きをはよ出せ、つうか完結してね☆ってことかな(おぃ。
《2月20日(土)》
ごーごーごー。
げほげほ、とゆーことで万博へサッカーをやりに。
病み上がり以来の激しい運動ということで、かなり体力が落ちてることを実感。いや、前からそんなに無かったけどね。
なけなしの体力も底をついたという事か。これからどうやって生きようかと悩むわたくしです。
『二重螺旋の悪魔』の上巻を読み終える。
うわー、これめちゃおもろいやん。さっそく下巻を買ってきませふ。
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