現在の湯零し草庵をみる?
昔の湯零し草庵を見る?
音楽取調掛亭に戻る

《4月12日(日)》

 今日はカレーを作ってみた。
 カレーには何を入れてもそれなりの味になるのだが、現在のマイブームはやまいもである。すって入れるわけだね。
 これは結構うまいんだが、難点がある。一日置かないとなじまないんだよなー、味が。つうーわけで、今日はまだあまりおいしくないカレーを食べているのであった。
 そうそう、今回は知り合いのすすめで納豆を入れてみたんだが、これはなかなかいけますな。是非お試しあれ。

 日曜の朝にやってるアニメ「Bビーダマン爆外伝」とかいうのをなぜか結構見る。これがまた下らないんだ。かなり笑えます。マサルさんが好きな人なら楽しめること請け合い!(ホンマか?)

 本日買ったCD。女性ボーカルDAYだ(笑)。

Bjork「Telegram」
 リミックス集だけに、いいもの、そうでもないなものもあるが、全体的にはOK。
 弦主体のアレンジの曲はいいねー。
キャロル・キング「つづれおり」
 今さらといった感じの名盤ですな。なぜかジャニスとかぶってるイメージがあったのでもっとロックなのを想像していたり。でも、やっぱいいっすねえ。
《4月13日(月)》

 ラジオをつけているとソリマチの新曲が流れてきた。この兄ちゃん懲りずにまだ歌うらしい。

 そういえば誰かが「反町はソリマチというジャンルである」と言っていたが全くうなずける話である。ま、それはともかく。

 相変わらずの歌唱だ。こいつはすごい。笑い飛ばすことすらできんぜ。怒りがふつふつと・・・。これがオッケーなら、中居くんにも歌わせてやれよ(笑。
 しかしこれじゃあ、本業の方のイメージダウンにもつながるような気もするが、いいのかソリマチ?!

 つってもどうせ売れるんだろーなー。世も末だなあ・・・。はぁ。

《4月14日(火)》

 「ダディ」ってものすごい小学生級へなへな文章ですな。

 ようやく、カレーも全て終了。あー、さすがに飽きるぜ。

 今日読んだ本の感想でも書くかー。

京極夏彦『塗仏の宴(宴の支度)』
 あー、7月まで長いなー。これまでと違って短編集の体裁になっているのだが、それぞれの短編では謎は(半分くらいしか)解明されていない。残る謎は「始末」で決着が付くんだろうけど、なかなか楽しみですな。
 通奏低音のように流れる「催眠」っつうのはどうゆう展開を見せるのか? ぬっぺっぼうとは? 京極堂との対決は? うーむ、7月かぁ・・・。
広瀬正『ツィス』
やー、やっぱこの人のは面白いなー。ツィスとはCisのことで、つまりはド♯のこと。この音が首都圏に鳴り響くというパニック小説ですね(よーわからん説明だな)
 小説&音楽好きにはたまりませんな。ツィス・ハーモナイザーなんか笑えるぜ。俺も欲しいぜ。
 しかし、こんだけ「つんぼ」という言葉を連発されると、最近の無菌状態な読書環境の人間にとってはなかなか強烈ですねえ。
明石散人『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』
 この人は着想は面白いんだが文章がいまいちなんだけど、この本でもやっぱそうですね。途中で「根源の謎」と大かぶりな話が出てくるのもご愛敬。(こっちのほうが刊行は先)
 とはいえ、さすがにすげー博覧強記。強引やん、っつうとこもかなりあるんだけど、発想が面白いんでそれで許しちゃおう。
 でも「ニキータ」にチャーリーシーンはおかしい気がするぞ(^^;。
《4月15日(水)》

 あぶねーあぶねー。受講登録の締め切りを勘違いしてたべ。
 事務局の人に頼み込んで、なんとか受け付けてもらったけど、やー、やばかったのら。

 しかし、事務局の人間ってなんであんなむかつく対応をしてくれるんだろう。まー、今回はこっちが全面的に悪いんで別にいいのだが、それでもある意味普段とかわらん対応だったからなぁ。
 普段の対応がよっぽど悪いって事だな。

 まー、いいや。疲れた。

《4月16日(木)》

 彼は小銭がなかった。

 どーしても、あと数分の内に小銭が必要な状況だったのだが、財布の中には万札のみ。
 どっかに両替してくれそうな店はないか。うーむ、どうしたもんだ。

 そこで彼は近くにあるCD屋に入る。で、CDを買ってお釣りを手にしたというわけ。そんな両替のために購入されたのは次の2枚。

THE BEATLES「REVOLVER」
 そう、私はビートルズをろくに聴いたことのないロックファンだったのだ。これでビートルズをちゃんと聴くのは3枚目。
 しかし、さすがに名盤。35分間とは思えないほどみっしり詰まってますな。
JAGUAR「A VISION」
 ぐっと時代は下って、こちらは現代。「ローゼス+オアシス」なんていわれりゃ聴かざるを得ないよなぁ。
 いかにもUKロックである。でも、シーンを変えるほどの熱気はあるのかなぁ? 
《4月17日(金)》

 お昼頃に道を歩いていると、高校生の集団につかまった。
 つっても、からまれたとかってゆうことじゃない。なんかしらんが下校時刻と重なったらしく、やたらと道いっぱいに高校生が歩いているのだ。
 その昔わたしも教師に「道路いっぱいに歩かないように!」といわれたもんだが、確かにこれはめちゃくちゃ迷惑だなあ。結構太い道なのだが、ほんまにぎっしりと高校生がだらだら歩いているわけで。
 日本とはおもえん光景だぜぃ。

 表紙にも書いたけど、裏ページを作ってみました。どこかからリンクしてるんで捜してみよう!
 とはいえ裏っつっても全然くだらんページだし、見つけても何も出ません、ハイ。

《4月18日(土)》

 まぁ、土曜はだいたい毎週そうなのだが、サッカー漬けな一日だった。
 BSで14:00〜18:00まで名古屋−札幌、続いてマリノス−鹿島、その裏で川崎−セレッソ、んでもって19:00からはBSの浦和−清水と地元U局の京都−市原、で締めくくりが夜中のアメリカW杯ダイジェストである。
 やー、やっぱりサッカーのある一日は楽しいなぁ、うん。まぁ、こんだけみた試合の中でどれだけ面白いのがあったかというと疑問だけど。
 印象に残ってるのは清水のファビーニョあたりかなぁ。結果しかしらんけどゴンはきれてるなー。

 昨日も書いた裏のページでは結構画像を使ったりして普通のHPな感じなのだが、なるほどついついみんな画像使いすぎるっつうのもよくわかった。
 簡単に置けちゃうもんなあ。で、やっぱ当然重くなるんだ、これが。まあ、こっちのページは当分はテキストオンリーでいく予定なんで、多い日も安心。

 今日読んだ本。

山田風太郎『赤い蝋人形』
 短編集。この人にしてはそれほどレベルの高い出来ではないだろうけど、やっぱおもろいぜ。基本的にこの人とは合うんだなあ。
 しかし、「我が愛しの妻よ」で考えさせられた後に「痴漢H君の話」を持ってくるとは、いやはや。その他にはミステリ好きには「賭博学体系」がけっこういいかも。
 山風はまだまだ未読がたくさんあるけど、最近どんどん復刊されてるんでうれしいねえ。老後の楽しみも増えるわぁ☆
《4月19日(日)》

 雷鳴が轟く。僕はベッドに寝ている。外は雨。
 空が妖しく光る。稲光。轟音。そして雨。
 顔を上げ、窓から外を見る。
 刹那、光が走り、隣家の家屋にぶち当たる。吹き飛ぶ屋根。静寂。熱。炎。
 硝子越しの風景。雷鳴。雨。

 っつう変な夢を見たわけだ。まあ、実際昨日は雷とか鳴ってたし、そういうのがあってこんな夢を見たんだろうな。うーむ。やはり熟睡してへんのかなぁ。

 今日読んだ本。なんかだんだん感想が長くなっていくなあ:-)。

宮部みゆき『返事はいらない』
 短編集。宮部作品はそれほど読んだことないのだが、さらっとうまいこと書くよなあ。「裏切らないで」の冒頭なんて悶絶ものだね。これはちといいすぎか?(^^;)
 ミステリー色は全般的に薄いのだけど、ラスト部分、特に最後の1行がどの短編も何とも言えない情感を出してますね。いわゆるどんでん返し的ラス1行もいいんだけど、こういうのもいかにも短編小説を読みました、ってなもんでいいですな。その極みが、解説でべた褒め、僕の友人もお薦めの「ドルシネアへようこそ」ということになるんでしょうね。

 でも、個人的には「聞こえていますか」を1番に推したいぞ。幽霊騒ぎはなんか?ってな感じなんだけど、もう、このおじいさんの心境を考えると涙が・・・。っていうか老人ものには弱いんだ、わたし。
 ただ、最後の「私はついてない」はなぁ・・・。わかるんだけど、個人的趣味でいえば、何もラストに持ってこなくてもねぇ。ちょっち、読後感がよろしくなかったり。
 でもこないだの山田風太郎とかよりは全然読後感はいいんだけど(当然だろ、そりゃ。


<<<前       次>>>