Fishing Report >> 異国から異国へ…かいちょのメキシコ遠征!
なんとメキシコ!EUから米大陸までトリップ! 1 >> 2 >> 3      2008年3月8日〜3月16日  Reported by Michiaki Suzuki 

■ 3月11日(釣行2日目)
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快晴。風もだいぶおさまってきた。昨日あのコンディションで6尾だから今日はかなり期待できるかな?なんて甘い期待を抱く。
と、なぜか変わらないはずのガイドが変わっている。ま、釣らせてくれればいいんだけどね。
てなわけで今日からのガイドはルイスというちょっと若いオヤジに、アシスタントはアーロン。
今日はターポンを狙えるか?と聞いたらたぶん大丈夫だと。おお、いよいよターポンか!

桟橋からボートに乗り込むと、どうやらターポンポイントにまっしぐら。
湾の反対側の岬まで行くので、軽い水しぶきを浴びながら約40分かかって到着。
と思ったらマングローブの中、しかも枝を掻き分けて入っていくような、超レアなポイントへ。


でも残念ながらターポンの姿は見えず。

次はオープンエリアのマングローブの際をチェックしていくと…いたっ!マングローブの中の狭い水道に、7〜8尾の群れが!
しかもデカイ!120センチは軽くある!
ハングオーバーした枝の下を狙って慎重にキャストするが、ターポンは無反応。
数キャストしたところで、中の数尾が水道から出てきた。チャンス!
しかしフライには目もくれず、悠々と泳ぎ去っていった…。

何回かポイントを移動し、数回に渡ってターポンのスクールに遭遇するも、ことごとく無視。関心さえ示さない。
居さえすれば必ず食ってくるとは思わないけど、ここまで厳しいのかターポンというヤツは。

ランチの後はボーン狙いに変更。このエリアは潮通しがいいため、どこも水が澄んでいてなんとなく気分がいい。
が、だからといって釣れるとは限らない。このエリアがそうなのか、今日がそういう日なのかわからないが、遭遇するボーンの数が少ない。
遭遇してもことごとくフライを無視。ガイドもしきりにフライを交換する。しかも1回あったヒットはアワセが甘くすぐバレる始末。
ちょっと遠くに単独で尾びれを出して泳いでいる魚を発見。ボーンとは色が違うしそもそもでかい。
ガイド曰く「Permit!」。スピードが速いので追いきれない。しかたなくキャストするも、フライは遥か離れたところに着水。
なのだが、それに驚いてパーミットはビューーーーーン!と消えてしまいました…。あんな神経質な魚、釣れる気がしない・・・。

ちょっと入り組んだマングローブの奥、水中はまるで忍野のちょっと開けたワンドって感じの美しいポイントでボーンの大きなスクールを発見!
テイルを見せているヤツまでいる。驚かさないように慎重にキャスト…無反応。
何回かのキャストの後、キタッ!っと思ったらガイドがスナッパーと呼ぶベラっぽい魚。しかも立て続けに4発(TT)。
うまいから、とガイドがお持ち帰りになりました。

それにしても釣れない。何かがおかしい。
魚は休日なのだろうか?そういえば途中で出会ったバラクーダも平和そうに漂っていたな。ボの字が脳裏をよぎり始めた…。
時間的に最後のポイントになるであろうところで、元気そうなスクールを発見。
数キャスト目に念願のヒット!おお!引くぞ!強いぞ!ファイトにスリルがあるぞ!楽しいぞ!
キャッチしたのは今までで最大の60センチ近い立派なボーン。
記念撮影もそこそこに、再キャスト開始。ヒット!あがったのはアベレージサイズ。


この後、群れは消え去りまた平和な時がもどってきたところで本日の釣りは終了。
釣れた数は少なかったけど、デカターポンもデカパーミットも目撃できたことだし、貴重な体験ができた一日でした。

■ 3月12日(釣行3日目)
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快晴。微風。ついに俺の日がきたか!と勘違いするくらいの好天。てか、今日がピークなんじゃないかという心配が…。
となると、こんな日でなければできない釣りをし、行けないポイントに行くべきだろう。
というわけで、1時間かけて湾の反対側、しかも湾奥のコテコテのマングローブ地帯を目指す。

到着早々、マングローブ沿いに流しながらブラインドキャストするように指示されるが、#10タックルでの連続ロングキャストはかなり堪える。
しかも無反応となるとまさに修行。1回だけガボッと出たが左手に感触が伝わることはなかった。
部活並みのキャスティング特訓をしてこのポイントは終了。

ガイドは今日の雰囲気を察したのか、次のポイントではボーンに狙いを変更。
ある魚種の活性が低いときは、全体がそうであることがよくあるように、ボーンも今日はかなりナーバス。
ラインが着水したら逃げるどころか、フォルスキャストしているだけで逃げていく始末。
相当な数のボーンを驚かせた頃、ようやく本日の初ヒット!
特別大きくはなさそうだが、それなりに引きを楽しんでいたらマングローブの芽みたいなのに回りこまれて万事休す…。
ラインブレイクでさようなら。ついていないときはこんなものだ。

ボーンを探している最中、突然ターポンのタックルにスイッチせよという指示が。何かと思えばスヌークがサスペンドしているらしい。
あそこ!って言われるが、わからねー。とりあえず指示された付近にキャスト。
もう少し遠くとか、もう少し左とか言われつつの3投目。わけもわからずヒット!
おおーっ!スヌークがエラ荒いしたー!初めて見たスヌークは、形はまんまスズキ。
ただ思っていたより白っぽいというか、透き通ったように見えるのは気のせいか。
数度のエラ荒いをいなし、ランディングの体制に入り、アシスタントがリーダーを掴んだ瞬間、フックオフ…(ToT)。
ダメなときはホントに何をやってもダメなもんだが、ここまでダメとは…。

ランチの後、風が出てきたのでロッジ方面に戻り、ボーンを狙うも不発。
何投したかわからないが、とにかく不発。

ここまでくるとなんとなくわかるでしょう。そう、ボの字!ボウズ!ツルッパゲ!Nothing!
同じくボウズの客がもう一人いたということがちょっと慰めになりました。
明日はどういう作戦でいくか、悩むな…。

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