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パワーザウルスの広告を見るたびにトホホなわたし。前にも書きましたが、私は約一年間カラーザウルスを使っています。これは、表示がカラーなだけでなくインターネット対応で、PPP接続して電子メールもできるし、なんとWebページまで読める。使ってみると、なるほど会社のLANにつないで電子メールも読めるし、こいつは便利だ。最近は、PHSにも対応して(ソフトの改造に金をとられたけど)、ますますインターネットだぜ。と、思っていたらパワーザウルスがでた。一年でバージョンアップ。しかも、これに乗り換えるには、いまのMI-10はごみ箱に捨てるしかないらしい。 そもそも、独自ソフトで動いて、ソフトのバージョンアップのできないPDAというのは、こういう問題があるということを知っているべきだったのだ。そうねぇ、MI-10だって使えないわけではない。スケジュール管理や住所録はいい。でも、Web機能はすでに陳腐化している。動く画像なんかはどうでもよいが、フレームを使っているところが読めない。Webの機能は毎日のように進化しているので、大きなバージョンアップができないザウルスには向かないのです。多分、パワーザウルスのWeb機能も来年には陳腐化して、メガザウルス(ゴレンジャーシリーズね..笑)に席を譲ることになるでしょう。まあね、20万円のデスクトップパソコンが2年でパワー不足になる時代ですから、一年に13万円捨てるのは仕方ないという考えもありますが。でも、2年たったパソコンは、遅いかもしれないが、ソフトをバージョンアップしてメモリーを積めば、最新技術のWebを見ることが出来ます。これが、ザウルスにはできない。 モーバイルユーザーは先進的な人達ですから、つぎつぎに金を注ぎ込んでトホホな経験を積む運命にあります。だから、どのトホホ人生を選択するかが大事なんですね。下の表は、最近のモーバイル系のパソコン、というより端末です。 最新の表は小型ノートパソコン情報を参照してください
どれがベストなチョイスかなんて言えません。使い方次第ですから。仮に、本気で電源のないところで使おうというのなら、電池で8時間以上動くものでないとだめだと思う。なぜなら、モデムを使うと、電池動作時間は一桁落ちます。カラーザウルスでモデムカードを動かすと、もたもたロードしている間に電池がなくなります。だから、所詮これを使ってWebを家の外で見ようなんて現実的でないとも言える。つぎに、OSですが、Windows95を使っている人ならWindowsCEがよいかも。でも、もうすぐカラー化された次のバージョンが日本語化されるでしょうから、カラーにこだわるなら様子見ですね。かといって、カラーのカシオペアが10万円以下で買えるとも思えませんが。メモリーは、RAMディスクを兼ねていますから、多いほうが後で後悔しないかも。モデムはPC-Cardスロットが一つの場合は内蔵されていたほうが便利です。ビットレートは速いに越したことはないですが、動作時間との相談になることも頭にいれておきましょう。CPUについては、動かすソフトの重さにもよりますから、店頭でいじってみて満足すればよいと考えましょう。 個人的には、WindowsCEマシンに興味があります。使っていない分ね。ただ、ザウルスの本業であるスケジュール管理とか、電話帳管理といったところが、これらのマシンのソフトで太刀打ちできるのかどうか．．．。やっぱり使ってみないと分からないですね。
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| 1997.10.09 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その後、9月18日づけで、NEWS.COMにシャープも今年中にWindowsCEベースのH/PC(ハンドヘルドPC)を売りだすというニュースが出ていることが分かりました。詳しくは、下のリンクを読んでください。この日本語版には、アメリカ版にはない「日本国内での販売は予定していないという」という一文が入っています。 http://cnet.sphere.ne.jp/News/Item/970920-6.html
アメリカのシャープ社のニュースリリースの内容は下のリンクにあります[英語]。
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| 1997.10.13 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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