大白法

平成18年6月1日号


主な記事

<1〜5面>

<6〜8面>


back      index      next



平成18年度(第4回)法華講夏期講習会開始


総本山で、平成18年度の法華講夏期講習会第1期が5月27−28日(土日)に行われた。これより10期にわたり、全国の法華講員が参加する。

講習会1日目は、着山して午前11時までに受付を済ませ、午後1時からの御開扉に臨み、その後受講会場へ向かった。客殿をはじめ各会場で、午後3時より第1時限目の「御書要文講義」では、『上野殿御返事(別名:竜門御書)』について学び、地涌倍増、そして広宣流布に向かって「難」を恐れず正法弘通を貫くことを確認した。2時限目は、「地涌の菩薩の意義と使命」で、法華経に説かれる地涌の菩薩、地涌の上首・上行菩薩、正法受持の衆生と地涌の菩薩について教えていただき、御命題達成へ向けて、御指南のまま一人ひとりが大折伏の行動を起こすことを誓った。3時限目は「登山参詣の意義」で、先達の総本山参詣の志や苦労、さらに、総本山は仏道修行の根本道場であり三宝実在の聖域、そしてまた戒壇の大御本尊様在す霊場であることなど、登山参詣の仏道修行に整足する法義を教えていただいた。勤行、夕食の後、各宿坊で唱題行が行われ、就寝となった。

翌28日は、午前2時半から客殿での丑寅勤行に参加させていただき、明けて朝の勤行、朝食の後、山内の清掃を行って客殿に集合した。午前9時からは御法主日如上人猊下より直接、御書要文を引かれて折伏実践の大事について、甚深の御講義を約1時間にわたり賜った。引き続き指導会に移り、はじめに総講頭・柳沢委員長より激励があった。続いて本部指導教師の総監・八木日照御尊能化より御指導があり、御法主上人猊下より御指南を賜り指導会は終了した。最後に石毛副委員長より謝辞が述べられ、2日間にわたる講習会は終了し、受講者は下山の途に着いた。



地涌倍増大結集推進委員会・地方部別広布推進激励会を順次開催


5月18−19日の両日にわたり、日蓮正宗寺族同心会が、同心会総裁の御法主日如上人猊下、御隠尊日顕上人猊下の御臨席のもと、総本山大石寺において開催された。これには、総監・八木日照御尊能化、重役・藤本日潤御尊能化、寺族同心会会長・高野日海御尊能化、大村日統御尊能化、光久日康御尊能化、菅野日龍御尊能化、尾林日至御尊能化、宗会議長・細井珪道御尊師、大石寺主任理事・佐藤慈暢御尊師、並びに宗務院各部の部長・副部長をはじめ、全国各地の御僧侶方が、各寺族方を伴われて御出席された。

18日は、はじめに御法主上人猊下に御目通りを許された後、午後3時より、御法主上人猊下の大導師のもと、客殿にて満山供養が厳粛に執り行われた。翌19日は、午前9時からの御開扉、記念撮影の後、午前10時40分より、御法主上人猊下、御隠尊上人猊下の御臨席のもと、客殿において大会が行われた。

大会では、開会の辞に続いて、経過報告並びに会計報告があり、この後、御法主上人猊下より甚深の御指南を賜った。続いて、高野寺族同心会会長、八木総監より、それぞれ挨拶が述べられ、最後に、大会に当たって出品された書道と絵画の応募作品に対して、御法主上人猊下より賞状と賞品が、それぞれの代表に授与され、大会は終了した。さらにこの後、御法主上人猊下、御隠尊上人猊下の御臨席のもと客殿前広場において懇親会が行われ、2日間にわたる寺族同心会大会の一切がとどこおりなく終了した。



寺族同心会大会行われる


5月18−19日の両日にわたり、日蓮正宗寺族同心会が、同心会総裁の御法主日如上人猊下、御隠尊日顕上人猊下の御臨席のもと、総本山大石寺に紅いて開催された。これには、総監・八木日照御尊能化、重役・藤本日潤御尊能化、寺族同心会会長・高野日海御尊能化、大村日統御尊能化、光久日康御尊能化、菅野日龍御尊能化、尾林日至御尊能化、宗会議長・細井珪道御尊師、大石寺主任理事・佐藤慈暢御尊師、並びに宗務院各部の部長・副部長をはじめ、全国各地の御僧侶方が、各寺族方を伴われて御出席された。

18日は、はじめに御法主上人猊下に御目通りを許された後、午後3時より、御法主上人猊下の大導師のもと、客殿にて満山供養が厳粛に執り行われた。翌19日は、午前9時からの御開扉、記念撮影の後、午前10時40分より、御法主上人猊下、御隠尊上人猊下の御臨席のもと、客殿において大会が行われた。

大会では、開会の辞に続いて、経過報告並びに会計報告があり、この後、御法主上人猊下より甚深の御指南を賜った。続いて、高野寺族同心会会長、八木総監より、それぞれ挨拶が述べられ、最後に、大会に当たって出品された書道と絵画の応募作品に対して、御法主上人猊下より賞状と賞品が、それぞれの代表に授与され、大会は終了した。さらにこの後、御法主上人猊下、御隠尊上人猊下の御臨席のもと客殿前広場において懇親会が行われ、2日間にわたる寺族同心会大会の一切がとどこおりなく終了した。



法華講連合会理事会を開催


法華講連合会理事会が、5月13日正午より墨田区吾妻橋の法華講富士会館で行われた。これには柳沢委員長、石毛副委員長をはじめ理事である38地方部の地方部長全員が出席し、ほかに委員長の招請により法華講連合会幹事の各部長も出席した。

理事会に先立ち、委員長と共に読経・唱題を行った後、委員長より挨拶があった。この中で委員長は、平成21年の「『立正安国論』正義顕揚750年」を迎える信心について、正義顕揚とは、正法によってどのような人間が出来上がってくるかということが肝心なのであり、故に我々は、「どう顕揚するか、どう地涌倍増を実現するか」の前に、各自の信心に誤った姿勢があれば、まずそれを正すことが大切であると述べた。

その後、連合会規約に基づき、委員長が議長となって議案の審議に入った。議案は、
  一、『立正安国論正義顕揚750年』特別御供養実施要領(案)の件
  一、平成17年度一般会計収支計算報告書並びに平成17年度事務報告書の件
  一、平成18年度一般会計予算(案)の件
  一、平成17年度登山関係費収支計算報告書の件
  一、第15回少年部大会結集目標(案)の件
について順次審議され、このうち少年部大会への各地方部の参加目標人数については、各地方部で検討した結果を、連合会少年部長へ連絡することとし、全議案が承認・可決決定した。

引き続いて、その他の項目に移り、
  一、平成21年に向けて地涌倍増の実現について
  一、平成18年度第4回法華講夏期講習会担当者一覧(案)
について確認し、午後3時に終了した。




異流儀破折 創価学会
聖教新聞紙における事実無根の悪口座談会に賠償命令


「中身のない中傷」

創価学会は、連日のように、主要大幹部による座談会を聖教新聞に掲載している。これは、単に口汚く他を中傷するだけのもので、見る者の命までもが濁ってしまうような低俗な代物である。なるほど、これを読む創価学会員の命が、濁り切っているのもうなずける。こんな団体が「平和」とか「人権」などと口にするのだから、バカバカしいこと、この上ない。

かつて、聖教新聞は、「一部週刊誌を中心に、デマが平然とまかり通り、中づり広告には中身のない中傷の言葉がおどる。極めて憂慮すべき状況だ」(平成15年12月4日付)と社説で述べた。「中身のない中傷の言葉」とは、まさに聖教新聞紙上での座談会を指しているではないか。その一方で、マスコミの人権侵害を非難しているのだから、滑稽としか言いようがない。


聖教虚偽報道の事実

そんな、いわば三流週刊誌以下の聖教新聞記事が、裁判所によって断罪された事件が、妙蓮寺本妙坊住職・樽沢道広御尊師が提起した名誉毀損訴訟である。聖教新聞は、樽沢師が本妙坊檀家の葬儀に際し、戒各料として200万円も請求したなどと、およそだれもが信用しない物語を前提に、同師を罵倒する座談会を掲載した。

いつものくだらない内容に、逐一取り合う価値もないが、そもそも当時、樽沢師は本妙坊住職でなく、当該葬儀には一切かかわっていない。そこで自らの名誉を回復し、虚偽報道の実体を暴くために、樽沢師は訴訟へと踏み切った。その結果、東京地裁は、これら記事が虚偽であると認定し、創価学会本体とともに、秋谷栄之助、青木亨、原田稔、奥山義朗ら、会長以下の名だたる大幹部に対し、慰謝料の支払いを命ずる判決を下した。

ありもしないことを前提に、樽沢師を「強欲のクソ坊主」とか「卑しい」などと罵ったのであるから、当然の報いであろう。しかも創価学会側は、控訴することを諦(あきら)め、いわば虚偽の報道をした事実を認めて、この判決は確定した。


「デマ雑誌は毒虫、毛虫」

この判決が下される前日、被告の一人である青木亨(創価学会理事長・代表役員)は、次のような指導をした。曰く、「民衆は、一日も早く目ざめて、これらの毒虫、毛虫(デマ雑誌・筆者註)を除去しなければならない」(平成18年3月12日付聖教新聞)、また曰く、「民衆が目ざめ、戦うことである。社会から叩きだすことである。断固、裁判にも訴えて、厳しく罪を問うことである。それが社会を浄化し、正しく発展させていく道である」(同)と。まことに立派なものであるが、これを口にした当の本人がその「毒虫、毛虫」に加担したのであるから、全くお粗末な話である。

また、青木の言は、聖教新聞が、もはや「毒虫、毛虫」と成り果てたことも証明している。自分が断罪される前日に、このようなことを指導するとは、なんともめでたい理事長だ。青木よ、自分の発言に責任をもち、聖教新聞を「社会から叩きだ」しなさい!


ひた隠す創価学会の卑しい本性

創価学会が、自らデマを流布し、その事実が裁判所に認められた以上、率先して樽沢師に謝罪すべきは当然である。しかし、根性の腐った創価学会首脳は、そんな誠意ある行動もせず、また、期待もできない。むしろ、その事実をひた隠し、言い訳に終始しているのが実情である。この創価学会の不誠実な対応こそ、卑しい本性をむき出したものと言えよう。

創価学会員の朦霧を晴らす絶好の材料として、この虚偽報道の実体を多くの人に語り、濁った命を救おうではないか。




back      index      next