<6〜10面>
これには御隠尊日顕上人猊下が御臨席あそばされ、記念局委員長の総監・八木日照御尊能化、同副委員長の重役・藤本日潤御尊能化、総本山総合整備事業委員会主任委員で大石寺執事・同主任理事の佐藤慈暢御尊師、常任委員の宗務院各部の部長・副部長、大石寺理事をはじめとする各坊有縁・代表の御尊能化・御尊師方が御出席された。
また、記念局副委員長の法華講総講頭・柳沢連合会委員長、同委員である大講頭の石毛連合会副委員長・永井藤蔵氏・渡辺定元氏(総本山総代)・大草一男氏、総本山総代の土橋昌訓氏をはじめ、総本山総合整備事業委員会委員の法華講連合会幹事、寺族をはじめ有縁・代表の信徒、さらに施工業者の代表が参列した。
8月25日午前9時半、参列の僧俗一同が蓮成坊前の塔中参道にお出迎え申し上げる中、御法主上人猊下が御機嫌麗しく御到着あそばされた。直ちに控え室において御僧侶、代表信徒、寺族・親族、施工業者が親しく御目通りを許された。
法要は9時50分より、御法主上人猊下大導師のもと、住職・田爪鏡道御尊師による御本尊御開扉、佐藤執事による献膳の儀、読経・焼香・唱題と如法に奉修された。
ここで御法主上人猊下より御言葉を賜った。その中で御法主上人猊下は、今回の塔中坊建替え工事が18力坊を計画しており、そのすべてが本年中に完成する予定であり、これは宗内僧俗の外護の赤誠と工事関係者の尽力の賜であると仰せられた。また、宗門は明年の大佳節へ向け前進しており、「地涌倍増」と「大結集」、さらに「50万総登山」の達成へ協力一致していく上に令法久住の意義から、内部の充実も大切なことであると御指南された。そして、今回の御影堂の大改修と塔中坊の建替えは、頻発する地震対策、特に東海大地震に備え登山する信徒の安全を第一に考え、また快適に過ごせるようにと計画されたものであると仰せられ、最後に、本年残り4カ月の一層の精進を願われ御言葉とされた。
引き続き式の部に移り、はじめに佐藤主任理事より経過報告として、記念局事業として総本山総合整備事業の実施が決まり「御影堂大改修工事」「塔中坊建替え工事並びに山内整備事業」を行うことが決定し、進められてきた経緯と蓮成坊の建物概要について述べられた。続いて、総監・八木記念局委員長、総講頭・柳沢記念局副委員長より祝辞が述べられた。
八木記念局委員長は、広々とした明るい立派な建物の完成を祝され、この記念事業により18力坊が新しく建築されるということは、総本山の歴史の中で未曽有のことであり、全国僧俗各位の護惜建立の思いと、広布に向かっての尊い志によると話された。また、宿坊には御戒壇様を御守護申し上げ御法主上人猊下にお給仕申し上げる大切な役目を住職・寺族そして所属する信徒すべてが持っている。さらに法華講支部の信心錬磨の道場としての意義もあり、住職のもと講頭はじめ各役員、講中の人々の力を合わせて、本日のこのような立派なすばらしい道場が出来た歓喜の心に燃えて、本年の折伏誓願目標を完遂していただきたいと述べられた。
柳沢記念局副委員長は、時の大事とその時に巡り合わせる人々の不思議な因縁を深く観じると話した。そして御命題実現に邁進している「躍進の年」は全国を4地域に分け、かつてない決起大会が行われ、今、僧俗指導会も行われており、各支部真剣に折伏誓願の完遂に取り組んでいるところである。また本年12月には第3回目の特別御供養があり、さらに大きな功徳を積んでいくことが大切だが、忘れてはならないことは魔の存在であり、「魔来たれば事は成就する」と受け止め、一人ひとりが正直な真の信心に励んでいくよう呼びかけた。
次いで、田爪住職より、御法主上人猊下及び参列の各位に対して、丁重な謝辞が述べられ終了した。最後に、大広間において記念撮影が行われ、御法主上人猊下は僧俗がお見送り申し上げる中、蓮成坊をお発ちになられ、蓮成坊新築落慶法要はとどこおりなく終了した。
同日午後2時50分よりは、南之坊新築落慶法要(住職・藁科鑑道御尊師)が、午前の法要と同じ式次第に則り奉修された。
一夜明けて、26日午前9時50分より、本住坊新築落慶法要(住職・楠美慈調御尊師)が奉修された。前日に続き、御法主上人猊下大導師のもと奉修され、新築なった堂字にまばゆいばかりの光があふれ、厳粛な中にも清々しい法要となった。
本境坊新築落慶法要(住職・藤本道淳御尊師)は、同日午後2時50分より奉修された。2日間にわたる法要をとどこおりなく終え、総本山は記念総登山等、明年多くの登山者を迎える準備が着々と調いつつあることが実感された。
塔中坊建替え工事は、建設中のすべての宿坊を年内に竣工すべく、進められている。つつがなく記念事業が運ばれるよう、第3回となる年末の御供養に励もう!
私はイギリス・ロンドンに住む、トゥルーネンと申します。現在イギリス法華講の信徒代表を務めています。生まれはフィンランドですが、人生のほとんどをイギリスで過ごしています。
入信して今年で21年になります。それまでも宗教に興味はありましたが、信じるまでには至りませんでした。
最初に日蓮正宗のことを耳にしたのはメディアを通じてでした。当時、新聞にも雑誌にも多くの記事が掲載されており、その中のある日刊紙の記事に関心を持ちました。そして、詳しい内容を知りたいと思い、手紙をNSUK(現SGI−UK=英国の創価学会組織)宛に書きました。返事は、とても興味深いものでしたが、同時に警戒心を抱かせるものでした。何故ならば池田大作を宣揚する記述ばかりで、ややもするとカルトのように感じられたからです。その後は新聞などの記事を読むこともありませんでした。
しかし、この時を境にいろいろなところで日蓮正宗に触れる機会があり、その度に、信心の種が植えられたのだと思います。そして、一連の出来事には何か意味があるのではないかと思うようになり、最後に日蓮正宗のことを話してくださった方に、信心を始める用意ができましたと伝えました。
早速その方は私の家を訪れ、お数珠とお経本をくださり、その場で勤行を教えてくれました。数日後、私はその方の家を訪れ、初めて御本尊様を拝することができました。この時、心が安らかになり、我が家に帰ったような穏やかな気持ちになれました。それ以来、一度も勤行を欠かした日はありません。
しかし、学会問題が起きる数年前からSGIに対する不安は募っていました。一方で、日蓮正宗の信心はとてもすばらしいと感じていたので、御本尊様から離れることは決してありませんでした。学会問題が起きたときは、それまでのSGI組織との関わりから、非常に困難な時期でしたり。 しかし、日蓮正宗への繋がりと御授戒をしてくださった御僧侶に対する深い思いがあり、また、有り難いことにイギリスの法華講員と連絡を取ることができました。そして前御法主日顕上人猊下の御指南を拝読したとき、即座に日蓮正宗の正しさが判り、SGIを脱会しました。
SGIを去り法華講に入ったことは、まるで、暗闇から明るい太陽の光の下へ歩み出たようでした。立派な法華講員になろうと、僧俗和合した法華講組織のお役に立てるように、力の限り挑戦してきました。法華講員のための隔月誌の作成や勉強会のお手伝いなどもさせていただき、できるだけご登山するよう努めています。
2007年に、信徒代表の任を、とのお話がありましたが、代表として自分がふさわしいかどうか自信がなく、悩んだ末に、みんなに投票で決めてもらいました。私たちの組織は規模も小さく、運営する上で様々な苦労がありますが、私が心がけていることは、班長さんと一緒になって、信徒一人ひとりに、御僧侶からの指導や情報が行き届くように、パイプ役となることです。私たちも徐々にではありますが、真の異体同心というものを理解し始めました。それを実践することによって、寺院建立・御僧侶常駐の大きな夢に向かって進むことができます。
それはとても単純明快です。勤行・唱題をしていれば自然とそうなります。生きていくために呼吸や食事が必要であるように、何があっても毎日欠かさず勤行しなければならないと思うのです。信心抜きの人生なんて考えられません。挫けそうになっても、御本尊様の御前に座るだけで新たな希望を感じられます。
信心していると素直な心になれます。そうすると他人の境界がとてもよく理解できるようになります。相手を理解すれば、仏法の話をすることはそんなに難しいことではありません。折伏は、ある人には単刀直入に、またある人には言葉を選び繊細かつ慎重に話していかなければいけません。いつも冷静でいることも大切です。私たちは、その振る舞いで他人から判断されます。もし挑戦的であったり攻撃的な振る舞いをしようものなら、大聖人様の教えを誤解されてしまうでしょう。私はいつも、私たちは大聖人様の「お使い」であると心がけると共に、自身の体験を他人と分かち合います。
ちょうど今日、「業」と「十界」について、2人の人に話ができました。2人共、この信心でなぜ境界を変えることができるのかまでは理解できたと思います。
イギリス人に仏教はあまり理解されていません。仏教で説かれる知識的な発想は好きと言う人でも、実際に信仰するとなると敬遠し、尻込みします。また、若い人は、真実の幸せを追求するより、遊びや金儲け、友達と楽しむことを大事にしているように見えます。そのような人は信心の話を聞いたとき、断る理由として「時間がないから」と言います。驚くことに、自分は信仰しないで、「私のために祈ってね」などと調子の良い事を言う人もいます。幸せにはなりたいが、修行はできないと思うようです。
また、イギリスに正宗寺院がないため、私たちが敬虔な宗教活動をしていることを理解してもらえない面もあります。例えば、信徒の自宅で会合を持つことにも違和感を感じるようです。寺院が建立されれば、容易に説明ができると思います。もちろんそのためには折伏を進めていかなければなりません。難しいところですが、お寺がないことを言い訳にしないで、折伏に励んでいます。
一番の思い出は、初めて本門戒壇の大御本尊様に御目通りできたときです。言葉では表し切れないほどのものを感じました。知人宅で初めて御本尊様を拝したとき以上に、本当の家に帰れたような感じがいたしました。
信心を通じて多くの功徳を戴きました。時には些細なことであり、時にはとても大切なこともありました。初めて母と妹と一緒に勤行したときは、とても特別なことだったと思い出されます。
最近のことでは昨年、私は関節リウマチが悪化し、ついには歩行ができなくなってしまいました。体の痛みに耐え、病院のベッドで2カ月間、ひたすら唱題をしました。指を真っすぐに伸ばせないので、お数珠もきちんとかけられない状態でしたが、何とか勤行・唱題を続けました。貧血もひどく、体重が49kgまで落ち、毎日2回の輸血をしなければいけないほどでした。しかし、仏様の御慈悲に守られているとの強い確信を持ち、その結果、今こうして普通に歩けるようになり、職場への復帰も叶いました。
しかし、御本尊様からの最も大きな功徳は、内面的な変化です。入信当初、私は自己中心的で他人からの信頼もありませんでしたが、この点が大きく変わったところだと思います。まだ多少利己的で恥ずかしがり屋で内向的な面があるかもしれませんが、御本尊様を信じていけば、どのような問題にでも立ち向かっていけると思います。
私の決意は、イギリスのメンバー皆もそうですが、布教所あるいは寺院をこのロンドンに建立することです。それは信徒のためのみならず、国内外で起こっている戦争、テロ、青年犯罪、薬物中毒等の様々な負の要素を正に変えていくためにも絶対に必要なことです。比較的恵まれた環境にあっても、数多の苦悩に苛まれます。私たち日蓮正宗信徒は、本当の不幸の原因が誤った教えにあることを教え、救っていかなければなりません。
私は、明年の登山に世界各国から信徒が集って記念法要に参加し、三宝様を礼拝し、この近代社会においても、御在世当時と同様に真実をお示しになられている『立正安国論』建白の意義をお互いに認識するときを、今から待ち遠しく感じております。
私は、日本の全法華講員が、御本仏日蓮大聖人様のお生まれになった国、大石寺のある国に生まれてきた福徳を感じていると思います。それぞれの住む地域に寺院があることに感謝していると思います。私は、日本の法華講員の皆さんが、私たちより信心の様々な経験を積んでこられた家族・親戚のように思います。様々な障害や法難に耐えた御僧侶と法華講の皆さんがいなければ、私たちは真実の仏法に巡り合えませんでした。皆さんにはとても感謝しています。
そして、私はいつも大聖人様の次の御金言に励まされています。『立正安国論』の、「汝早く信仰の寸心を 改めて速やかに実粟の一善に帰せよ。然れば則ち三界は皆仏国なり、仏国其れ衰へんや。十方は悉く宝土なり、宝土何ぞ壊れんや。国に衰微無く土に破壊無くんは身は是安全にして、心は是禅定ならん。比の詞比の言信ずべく崇むべし」(御書250ページ)です。ありがとうございました。
私は、今から27年前の19歳の時、職場のオーナーから誘われて、サークルにでも入るような安易な気分で創価学会へ入会し、同時に日蓮正宗の寺院から御本尊様を戴きました。しかし、その職場は3カ月もしないうちに倒産し、創価学会員のオーナーは私に給料も払わないまま行方をくらましてしまったのです。
それ以来、私の心には、創価学会に騙されたという気持ちが強くなって、「創価学会」と聞いただけでとても不愉快な気分になり、どうにかして創価学会との縁を切りたい、御本尊様もお返ししたい、と思っていたのですが、どうしたらよいのか判らず、そのままになってしまいました。そして、御本尊様は実家の納戸に放置していました。
話は前後しますが、私の祖母は、立正佼成会の熱心な信者でした。邪宗を信仰していてよくなるはずもなく、家の中はいつも喧嘩が絶えませんでした。父は酒乱で、包丁が飛んでくることもよくあり、私は、そんな親を恨んで、19歳の時に家出同然で家を出て一人で生活をするようになったのです。その私の姿を見ていた弟たちも次々と家を出て、結婚・離婚を繰り返すようになりました。まさに、一家離散という、邪宗の害毒そのものの姿だったのです。
さて、再就職してからの私は、心の拠り所が欲しくて、様々な宗教に関わってしまいました。しかし、当然、邪宗で幸福になれるはずもありません。仕事上では、就職しても対人関係のトラブルで辞めるということを繰り返しました。
結婚生活においては、妊娠したものの、激しいつわりに苦しんだ挙句、流産しかかって入院し、出産後も1カ月間つわりが続いて、たいへん辛い思いをしました。また、病院の誤診により、盲腸でもないのに盲腸の手術をされたり、2人目の子供を妊娠したときも、再びあの辛いつわりを味わい、また流産しかかって入退院を繰り返すという状態でした。そして、何とか産まれてきた子供たちにおいても、長女は鼠径ヘルニアで手術、長男は気管の病気とアトピー性皮膚炎を患い、まるで私を困らせるかのように泣きっ切りなのです。
そんな生活が3年以上続き、私は精神的にも肉体的にもすっかり参ってしまい、長男が泣いていない時でも耳から泣き声が離れず、完全に育児ノイローゼになってしまいました。気がつくとベランダに立っており、あわや飛び降り、ということが何度もありました。
そのような最悪の状態にあった8年前の平成12年、近所に住む妙観講の内山さんから折伏されたのです。私が、自分のどうしようもない状況を話したところ、内山さんから「それは、17年もの長い間、大切な日蓮正宗の御本尊様を粗末にし、さらに、数多くの邪宗教に関わってきたための罰である」と指摘されました。創価学会からは、そのような重大なことを何一つ教えてもらっていなかったので、驚いた私は、その場で邪宗の物をすべて処分し、これからは妙観講で正しく信心していこうと決意いたしました。
その日から勤行するようになったのですが、それに伴って、あれほどひどかった長男の夜泣きが少しずつ減っていき、何と、1ヵ月を過ぎた頃には、すっかりなくなってしまったのです。私は、この信心の利益を確信し、主人にも正しい信心を持って欲しいと思い、講中の先輩に手伝っていただいて折伏しましたが、主人は「自分には関係ない」と言い張って、入信には至りませんでした。
しかし、正しい仏法に背いてもうまくいくはずがなく、それから何ヵ月もしないうちに、10年以上も主人が経営し続けていた店が経営不能に陥り、とうとう閉店せざるを得ない状況になってしまいました。さらに、その後に借金をして始めたコンビニエンスストアもうまくいかず、開業して間もない平成13年、またしても閉店、という最悪の事態になったのです。
この時の主人の落ち込み方は尋常ではなく、私は、今こそ主人に信心についてもらうしかないと、精一杯折伏したところ、ようやく主人も入信を決意することができました。
しかし、その喜びも束の間、自分の罪障がいかに深いか、ということが思い知らされる出来事に直面してしまいました。不正出血があり、病院に行って調べてもらったところ、子宮体ガンであるとの宣告を受けたのです。私は、頭の中が真っ白になり、しばらく現実を受け入れることができず、愚痴と嘆きで一杯になってしまいました。
二度目の検査も三度目の検査も結果は同じで、今後の治療方針を決めるための検査入院をすることに決まり、私は、そのことを内山さんに報告しました。内山さんは、自分のことのように心配してくださり、「必ず治すことができるから、信心で乗り越えよう」と励ましてくださいました。そのお陰で私は、何としても御本尊様に助けて戴こうと肚を括(くく)ることができたのです。それからは、「すべて御本尊様にお任せします」との思いで真剣に唱題し、さらに入院までの間、知人や学会員を精一杯折伏させていただきました。
そして、明日から入院という日に、ぎりぎりまで功徳を積ませていただこうと思い、電話で学会員を探しては「正しい信心に戻るように」と話をし、唱題をしていましたら、突然、腰の辺りに強い衝撃を感じたのです。それは、何かとても温かいものが腰から入って、体を突き抜けていったような感覚でした。一瞬、何が起こったのか判らず、茫然としてしまったのですが、気がつくと、体がとても軽くなっていました。
さらに入院当日、またもや不思議な体験をしました。麻酔で意識はないはずなのに、御題目の声が聞こえてきたのです。大勢の方が唱える御題目の声。それは、今でもはっきりと覚えています。
そして検査の結果、医師から、何と、「ガンの数値が正常値に戻っている」と告げられたのです。いくら調べてみても、あったはずのガンが消えてしまったということで、医師も不思議がり、説明がつかない様子でした。こうして私は、入院した翌日には退院となり、本当に御本尊様に助けて戴いたのだと確信しました。
私は、御本尊様の偉大な御力を身をもって体験したことから、もう一つの問題である主人の仕事のことも絶対に解決すると確信し、勤行・唱題はもちろん、折伏、御報恩御講参詣、会合参加と、精一杯仏道修行に励んでいきました。
すると、またしても信じられないようなことが起きたのです。と言いますのは、昔の知人から、「コンビニの経営をしてくれる人を探している」との電話がかかってきました。その店舗は、立地条件が良い上に、店内も駐車場も以前とは比較にならないくらいの広さで、本当に夢のような話でした。主人も、年齢を考えた時に、経験のない仕事をするのは厳しいと言っていただけに、また同じ職に巡り合えるなんて、本当に御本尊様の御力はすごいと思いました。
また、それまでに作ってしまった借金は、閉じた店舗を売却することで何とか返済ができないかと考えましたが、この不景気の中、さらに立地条件もよくない不動産でしたので、買い手があるかどうかはかなり心配でした。ところが、ここでも御本尊様の御加護を戴き、不動産の売買手数料等を支払うこともなく、近くの事業家が買い取ってくださることになったのです。お陰で、借金を全額、返済することができました。
こうして、今の店を始めてから丸5年が経ちました。売り上げはフランチャイズの事業本部の方々も不思議がるほど順調で、開店から3年目には、何と県下で売り上げがトップとなり、表彰までされたのです。今年の2月には、店の格付けがワンランク上がり、それに伴って、家の収入が一気にそれまでの2倍になりました。
なお、折伏においては、身内や周囲の知人にはじまり、さらに学会員を探し出しては折伏するという実践を続けてきた結果、現在、30名はどの方が私の眷属として共に信心に励んでおります。その中には、昨年入信した店の従業員もおりますし、さらに今年に入ってからは、よくお店にきてくれるお客さんと、新聞配達の人を入信に導くことができました。
私は、どんなに困難な状況でも不思議な形で開けていくことを幾度も体験しました。御本尊様の御力の偉大さと、折伏の功徳の絶大さを確信せずにはいられません。この有り難い体験を忘れることなく、今後も精一杯信心に励み、一分でもお役に立てる人材へと成長していきたいと思います。ありがとうございました。
総本山総合整備事業・塔中坊建替工事の第2グループが完了
蓮成坊新築落慶法要
南之坊新築落慶法要
本住坊新築落慶法要
本境坊新築落慶法要
寺院建立・僧侶常駐を目指して
●まず、自己紹介をお願いします。
●どのような経緯や動機で入信されましたか。
●法華講員となってからの活動について聞かせてください。
●どのようにして信心修行を持続していますか。
●折伏するときに心がけていることはありますか。
●特に英国で折伏する上での困難は何ですか。
●入信後の功徳の体験を教えてください。
●今後の決意を聞かせてください。
●それでは最後に、日本の法華講員の皆さんにメッセージをお願いします。
理境坊妙観講支部 A.N.
邪宗の苦しみ
猛折伏でガン消滅!
家業が順調に再開