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御法主日如上人猊下の御指南により4月1日より開始された100日間の唱題行。総本山では御法主上人猊下の大導師の御もとに行われ、各寺院においても時間を決めて行われている。御住職のもとに行われる唱題行に大勢が集って、本堂の御本尊様に対し奉り「7万5千名大結集総会を大成功なさしめ給え」「我が支部のすべての誓願を成就なさしめ給え」と真剣に御祈念する中、折伏が成就した、子供たちが大結集へ参加を決意したなどと朗報が飛び交い、推進に弾みがつきつつある。
まず「一日のうち二時間は唱題の時間」と決めなければ、日々の仕事をしながら2時間の時間を生み出すことは至難である。しかし、御指南に副(そ)い奉って行う唱題行を実践することによって、必ずや我が身にも支部内にも大変革が起こり、誓願が満足していく。このことを固く信じて、全僧俗で750億遍の唱題行をやり抜こう。
満開の桜の中で御霊宝虫払大法会を終えた総本山には、相変わらず大勢が、連日記念総登山の参詣を行っている。
記念局では、大結集総会の会場となる広布の広場における舞台や客席の配置、同日に総本山に集結するには未曽有の台数となるバスの駐車場や通行経路、総本山内の登山者の移動経路等々、ありとあらゆる問題に対し、検討・準備を重ねられている。今後、決定事項について逐次、詳細な案内がなされることとなる。いよいよもって、唱題行・折伏・育成に励もう。
750億遍唱題行(4月1日)の砌
これは、平成6年に600億遍の唱題行をいたしましたが、その600億遍の唱題行にならって今回、750億遍の唱題行を実施することになったのであります。すなわち、法華講員15万人が、一人一日5千遍の唱題行を百日間行い、合計750億遍の唱題行を完遂したいと思う次第であります。
この唱題の功徳については重々御承知のことと思いますが、日顕上人猊下は、「一切を開く鍵は唱題行にある」(大日蓮・平成11年1月号5頁)と仰せであります。先程、申し上げました目標を達成するためにも、また私どもの普段の生活の上においても、この唱題行をしっかり行うことが根本であります。
御承知のとおり、三大秘法は本門の本尊と戒壇と題目でありますが、六大秘法に開けば、本門の本尊は人と法になります。そして本門の戒壇は義と事であり、本門の題目は信と行であります。この本門の題目に信と行があるということは、唱題という修行がいかに大切であるかということを示されているのではないかと思います。
つまり、信仰は観念ではなく実践であり、行動であります。したがって、百日間の唱題行を行うというところに大きな功徳があるのでありまして、このことを日顕上人は「一切を開く鍵は唱題行にある」と、このように仰せられたものと拝する次第であります。
皆様方には百日間、しっかりとお題目を唱えて、記念大法要、7万5千名大結集総会、記念総登山、そして地涌倍増を達成されますことを心からお祈りいたしまして、本日の挨拶といたします。
僧俗一致750億遍の唱題行で御命題成就の御祈念
平成21年4月1日 於総本山客殿
皆さん、おはようございます。いよいよ本日から百日間の唱題行が始まります。この唱題行は、御命題の「大結集」と「地涌倍増」達成のために行われるものであります。具体的に申し上げますると、7月15・16日の「記念大法要」、そして7月26日の「7万5千名大結集総会」、そして今、行われております「記念総登山」の達成、さらに地涌倍増の達成のためであります。