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期間中、御目通り、御開扉、海外信徒2万名大結集第1回総会、丑寅勤行、唱題行などの諸行事が行われ、登山者は歓喜をもって参加した。また総本山滞在中に、立正安国論正義顕揚750年記念展の観覧、整備された総本山内の見学、思い思いに記念撮影をするなどして総本山での日々を満喫した。海外信徒総登山は、本年の『立正安国論』正義顕揚750年の大佳節に行われる記念行事として、1回約4千名・5回にわたって行われる。
総登山行事第1日目となる18日は、各宿坊での勤行から始まった。朝食の後、午前8時から客殿で行われる唱題行に参加し、御法主上人猊下のお供をして1時間の唱題をした。引き続き御目通りが行われ、御法主上人猊下より甚深の御言葉を賜った。
9時半から客殿において海外部長・漆畑行雄御尊師の挨拶、登山会の説明が行われた。その後、午前11時から奉安堂での御開扉に参加し、本門戒壇の大御本尊様への御内拝を戴いた。昼食の後、記念展の見学、翌日のリハーサルに参加するなどして、午後4時からは客殿での唱題行に参加した。各宿坊に戻り、6時からの勤行、夕食、シャワーの後、就寝となった。
翌19日は、午前2時半からの丑寅勤行に参加。明けて午前8時からは客殿での唱題行に参加。1時間の唱題行の後、御開扉に参加するあめ、各国ごとに整列して客殿から奉安堂に向かった。午前10時からの御開扉において本門戒壇の大御本尊様への御内拝を戴き、広布の決意を新たに奉安堂を退場した海外信徒は、照心庭において立正安国論正義顕揚750年記念の記念品(袱紗)を頂戴した。各宿坊へ戻って昼食を済ませた後、総会に参加するため、広布坊へ移動した。
午後1時から広布坊において、今回の主要行事の一つである海外信徒2万名大結集・第1回総会が、御法主上人猊下御臨席のもと開催された。これには、御隠尊日顕上人猊下が御臨席あそばされた、記念局委員長の総監・八木日照御尊能化、同副委員長の重役・藤本日潤御尊能化、高野日海・秋山日浄・菅野日龍の各御尊能化、佐藤慈暢大石寺主任理事、宗務院各部の部長・副部長をはじめ、山内教師、海外各国寺院・布教所・事務所の住職・責任者の各御尊師、各国担当教師など御尊師方が御出席。他に山内の所化・小僧さんも多数参加された。
また法華講総頭の柳沢委員長、大講頭の石毛副委員長・永井藤蔵氏・渡辺定元氏・石渡秀男氏・大草一男氏、総本山総代の井出光彦氏・土橋昌訓氏、千葉等北海道第一地方部長・藤野真人福岡地方部長が参加した。
両上人猊下が会場にお出ましになると大歓声と拍手が沸き上がり、さらに司会より参加各国が紹介される間中、盛大な拍手が続いた。総会は、漆畑海外部長の挨拶の後、八木総監、柳沢総講頭より祝辞があった。その後、各国代表決意表明では第1回総会に参加したうち17の国と地域から1名ずつ決意を表明し最後に決意文を御法主上人猊下に奉呈申し上げた。
次いでフランス信行寺信徒ジローさんと、大韓民国・ソウル布教所信徒の具さんから体験発表があった。少年決意発表では、男女の少年部員がかわいらしい元気な発表を披露。青年部決意発表では、女子代表のプライヤーさん(オーストラリア)、続いて男子代表の韋さん(台湾)が登壇し、力強く未来への決意を発表した。
最後に御法主上人猊下より『立正安国論』正義顕揚750年の本年、改めて大聖人の御精神を拝し、全世界の未来永劫に亘る平和実現のため一層、折伏に精進するようにとの甚深の御言葉を賜り、式の部は終了した。
御退場された両上人猊下は、1階ロビーにいる参加者のもとを訪れ、ここでも御法主上人猊下より親しく御言葉を賜った後、記念撮影を行った。さらに、広布坊2階の本堂に再び戻られた両上人猊下と共に、本堂で参加していた海外信徒全員が記念撮影を行った。
小憩の後、パフォーマンスの部では、初めに富士地方部鼓笛隊の演奏、続いて、インドネシア、スペイン、マレーシア、大韓民国、台湾、アメリカ・妙説寺の代表信徒による演奏や舞踊などが披露され、最後にパフォーマンスの部の全出演者が壇上に集まり、会場の全参加者と共に「地涌讃徳」を日本語で高らかに歌い上げ、以上で総会のすべてが終了した。
次いで、午後5時から客殿において唱題行、引き続き漆畑海外部長の導師で勤行を行い、各宿坊に戻って夕食の後、午後7時半からの一斉清掃をもって2日間の日程は終了した。
下山は20日午前2時半より順次開始。翌21日にかけて、御僧侶、サポートスタッフに見送られ、バスに乗り込み下山していった。
50万総登山の一環として19ヵ国から4,060余名が歓喜に溢れ登山
4月16日から17日にかけて、各国担当、海外派遣要員の御尊師方やサポートスタッフらが全国から続々と参集、また成田・名古屋など各国際空港に降り立った海外信徒も、出迎えの僧俗の協力により、順次、総本山に到着した。
海外信徒2万名大結集第1回総会