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第9回 立正安国論正義顕揚750年記念局委員会の砌
いよいよ7月26日の「7万5千名大結集総会」まで、残すところ一月余となりました。世間でも「胸突き八丁」という言葉がありますが、この7万5千名大結集総会の完全勝利を期すためには、これからが本当の戦いではないかと思うのであります。結集人数の問題についても、今まではスムーズにきたとしても、あと少しというところで、さらに尽力・努力をしていくことが大事ではないかと思います。
辞書によりますと、胸突き八丁というのは富士登山の時に使う言葉だそうでございまして、頂上まであと八丁、今で言えば約800mという意味ですか、そこが一番大事であり、一番大変なところだと、こういうことでありまして、それを乗り越えると頂上に着くわけであります。まさに今、我々はこの胸突き八丁に来ているのではないかと思います。
私は、この7万5千名大結集総会は、これからの宗門の広布の大前進にとりまして、まことに重要な意味があると思います。したがって、まず7万5千名大結集総会を完全に勝利することが大切ではないかと思います。物事というのはなんでもそうでありますが、どんなに努力をしても、負けてしまえばその努力が努力でなくなってしまうのであります。結局、我々は人間ですから、負けてしまいますと、どうしても今までの努力も何もがもが愚痴になってしまったり、言い訳になってしまうのであります。逆に勝てば、どんなについらいことも、これは喜びに変わるわけであります。
そういう意味から言いましても、何としてでも7万5千名大結集総会を達成して、そしれそこから新たな広布への大前進を開始していきたいと考えておりますので、どうぞ皆様方には、くれぐれもよく御存念あって、これからまたお帰りになりましたら布教区の方、あるいは地方部の方々にお伝えしていただきたいと思います。
本日は記念局の決算に関する会議でありますけれども、7万5千名大結集総会の件についても色々とお話しを致しますので、どうぞ漏れなくお聞き取りいただきたいと思います。また質疑等もありますれば、ひとつ活発にお願いをする次第であります。以上、簡単でありますけれども、挨拶といたします。
平成21年6月9日 於 宗務院大会議室
本日は、第9回立正安国論正義顕揚750年記念局委員会開催に当たり、各委員の方々にはお忙しいところを御参集いただきまして、まことに有り難うございます。