Festival International de Jazz de Montrealについて〜

 まず、このフェスティバルについて少し説明をしましょう。

 今年で22回目を迎えるこのフェスティバルは、無益の組織で運営されており、スポンサーからの提供や、チケット、お土産、そこで売られているドリンク類からの収益だけでまかなわれているそうです。

 会場整理のお兄さんやお姉さんはボランティアの参加になっているようです。

 また、アウトドアのステージで行われるライヴは、地元ミュージシャンやデヴューしたての新人、または、地方で人気のあるミュージシャンなどによって構成され、新しいミュージシャンの育成という意味もかねているそうです。

 今年は、6月28日から7月8日までの11日間で、2,000人ものアーティスト、500を超えるパフォーマンスが繰り広げられ、そのうちの350は、前述のアウトドア・ステージで行われるものです。

 参加者は例年約150万人で、北米で行われる大きなジャズフェスティバルの一つとして有名です

 

 ちょっとセクシーな表紙のパンフレットは、このフェスティバルの公式なプログラムです。

 もちろん無料です。僕はこれをジャームス・ウルマーのライヴの会場で手に入れたのですが、来た人はこれを手にして読んでまた戻していたので、てっきり売り物だと思っていたのですが、思い切ってそこの案内係のお嬢さん(この子が可愛かった・・・)に聞いてみたら、「Freeよ」と言われてほっとしてもらってきました。

 それはともかく、これにはすべてのライヴの情報、ミュージシャンの紹介、インタビューなどが掲載されています。中身はPaper backなのですが、かなりしっかりしたものです。

 このほかに、その日に配られる1日ごとのプログラムがありました。

 

 あまり良くない写真ですみません。デジカメでとったものですから・・・。

 これは今回のこのジャズフェスの全体の地図です。小さくて見にくいですが、野外のステージ(ブルーの★印)が、9カ所、そして、インドアステージ(赤い★印)が7カ所と結構いろいろなところでライヴが行われます。

 僕は、時間の都合上インドアはde GESUで行われたNew Art Jazz Quartetのステージと、アウトドアでは、Scene General Motors、Scene Radio-Canada、Scene du Maurierの3カ所を見て回りました。

 お土産物屋さんや飲み物・食べ物を売っているところ、それに、ミュージシャンが描いた絵を展示し、販売している所もありました。

 とにかく人出がすごく、動き回るのに大変でしたね。

夜は1時2時ぐらいまで、またセッションをやっているところは果てしなく続いていました。

 

さてさて、前置きはこれくらいにして、そろそろその中身についてふれていきたいと思います。

1.モントリオールの市街地

2.ジャズフェスはこんなところ

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