地獄のくすぐりパーティー 2/7
<2> くすぐり我慢地獄
笑い疲れて動けなくなったあなたは、床の上に転がっていました。
そんなあなたを取り囲むように、6人の女性達が立っています。
「さてと、まずは何して遊ぶ?」
「この人に聞いてみましょうか?」
「どうやって遊んで欲しい?」
1人の女性があなたの頭の上にしゃがみ込んで言います。
あなたは笑い疲れて何も言えません。
「何も言えないみたいよ。」
「そう・・・じゃあ声が出るようにして上げるわね。」
逆ナンパの女性はそう言うと、あなたの首筋をくすぐってきました。
あなたはすぐさま笑い声を上げました。
他の5人の女性達は、あなたを楽しそうに遠巻きに眺めていました。
「ウフフ・・・本当に敏感なのね。」
クスクス笑いながら、彼女はあなたの首筋をくすぐってきました。
あなたは必死で身体を丸めて、首筋をガードしました。
「そうだ、いいこと思いついたわ。」
逆ナンパの女性があなたをくすぐるのを止めて立ち上がりました。
「どうするの?」
1人の女性が聞きます。
「最初に丸裸に剥いてビキニパンツをはかせるでしょ。」
「それから一定のポーズを取らせて身体中を指先でなぞるの。」
「なぞるの?くすぐるんじゃないの?」
「ただくすぐるだけじゃ、すぐに動いちゃうから面白くないじゃない。」
「なるほどね。」
「でも、それじゃ逃げちゃうんじゃない?」
「そこが面白いのよ。」
「どういうこと?」
意味が分からず、1人の女性が聞きます。
「一旦ポーズを決めたら、どこをなぞられても動いちゃいけないの。」
「それに笑うことも許されないのよ。」
「もし動いたり笑ったりしたら、ベットに磔にしてくすぐるのよ。」
「それは面白そうね。」
5人の女性達はそう言うと、楽しそうに笑いました。
「じゃあまずは丸裸に剥いちゃおうかしら。」
「さあ、いくわよ。」
その言葉を合図に、6人の女性達があなたの服を脱がせ始めました。
あなたは抵抗しようとしましたが、身体に思うように力が入らず、
彼女たちに丸裸にされてしまいました。
「ウフフ・・・これが好きなのよね。」
1人の女性がうれしそうにあなたの股間に手を伸ばしてきます。
「それは後のお楽しみよ。」
そう言いながら逆ナンパの女性が、
あなたにビキニパンツをはかせました。
「なーんだ、つまんない・・・」
あなたの股間に手を伸ばした女性が不平漏らします。
「まあまあ、後で気がすむまでさわらせてあげるから。」
「わかったわ。」
そんなやりとりが交わされている内に、
あなたは女性達に引きずられるようにして、
ベットの上に座らされていました。
「ねえねえ、どんなポーズでなぞるの?」
1人の女性がさも楽しそうに言います。
「そうね。ベットの上に跪かせて両手を頭の後ろで組むなんてどう?」
「戦争映画なんかで、捕まえた捕虜に取らせるポーズね。」
「それいいわね。それでいきましょう。」
女性達はそう言うと、あなたをベットの上で両足を開いた状態で跪かせ、
両手を頭の後ろで組むように指示しました。
「ほらほら、言うとおりにしないとベットにくくりつけちゃうわよ。」
1人の女性がうれしそうに脅してきます。
こうしてあなたは、ベットの上に開脚した状態で跪いたまま、
両手を頭の後ろで組んだポーズを取らされたのです。
「これだけじゃ面白くないから、目隠ししちゃおうか?」
「いいわね。その方が面白そうね。」
そう言うと、ガラステーブルの上にあったアイマスクで、
あなたの視界を奪ってしまったのです。
「ウフフ・・・何も見えないでしょう?」
「これで私達が何しても見えないわね。」
「さあ、もうこれから何されても動いたり笑ったりしちゃダメよ。」
「もし動いたり笑ったりしたら、磔でくすぐりまくってあげるからね。」
「ほーら動いちゃダメよ。」
そんなことを言いながら、6人の女性達があなたの周りを取り囲むと、
自分の細い指を使って、あなたの敏感な肌を指先でなぞり始めたのです。
「ちょっとみんな待って。」
逆ナンパの女性が他の女性を制しました。
「どうしたの?」
「そんないきなり皆でなぞったら、すぐに動いちゃうでしょ。」
「それもそうね・・・」
「じゃあどうするの?」
「このカードを使うのよ。」
そう言うと逆ナンパの女性は、ガラステーブルの上から、
1組のトランプを持ってきました。
「これをどうするの?」
「まず1枚ずつ引いていくでしょ。」
「それで出た数だけ、この人の身体をなぞることが出来るの。」
「私が試しにやってみるわね。」
言いながら1人の女性が、トランプを一枚引きました。
出たカードは「ダイヤの2」でした。
「「2」ね。これなら2回なぞれるわけね。」
「どこをなぞってもいいの?」
トランプを引いた女性が聞きます。
「いいわよ。好きなところをなぞるといいわ。」
「そう・・・ウフフ・・・どこをなぞってあげようかしら。」
意地悪く笑いながら、トランプを引いた女性は、
しばらくあなたの身体には触れてきませんでした。
そしていきなり、脇腹をなぞり始めたのです。
ちょうど、腋の下のあたりから、腰骨のあたりまでを、
指先でゆっくりと脇腹をなぞってきます。
あなたはアイマスクをつけられて、視界を奪われているため、
彼女の動きが見えなかったので、思わぬ彼女の攻撃に、
思わず身体をふるわせながらも、何とか耐えました。
「なかなか面白いじゃない。」
あなたの脇腹をなぞっていた女性が言いました。
「あと一回ね。ウフフ・・・どこをなぞってあげようかしら・・・」
それからしばらく間があり、いきなり今度は背筋をなぞられました。
首筋の付け根からお尻のあたりまでを、ゆっくりなぞってきます。
何も見えないあなたは、そのいやらしく意外な攻撃に、
思わず声を上げそうになりました。
「これは面白いわね。」
「あたしにもやらせて。」
女性達が我先にとトランプを引き始めました。
「私は「ハートの5」よ。」
「ほーら動いちゃダメよ・・・」
そう言いながら、あなたの身体をなぞってきます。
「あたしは「クラブの7」。」
「さあ行くわよ・・・」
こうして次々と6人の女性の手によって、
あなたは身体の至る所をなぞられたのです。
あなたの身体が女性達の指になぞられる度に、ピクリピクリと反応します。
そんなあなたの反応に女性達は喜び、
さらに過激にあなたの身体をなぞってくるのでした。
あなたは彼女たちのくすぐったい攻撃に必死に耐えていましたが、
それも限界に近づいていました。
「なかなか頑張るわね。じゃあこれはどう?」
1人の女性があなたの腋の下の窪みを、
その細い指先でくりくりと掻き回し始めたのです。
あなたはそのたまらないくすぐったさに、
声を上げて笑いながら、ベットの上で丸くなってしまいました。
「あーあ、とうとう動いちゃったわね。」
「約束どうり、ベットに磔にしてくすぐってあげるわね。」
あなたは女性達に必死に許しを乞いました。
「そんなに磔にされるのがイヤなの?」
「それなら元のポーズで頑張ってもらうわよ。」
「さあ、元のポーズに戻って!」
あなたは仕方なく、再び元のポーズをとりました。
「ねえねえ、今度はみんなで一緒になぞらない?」
1人の女性が楽しそうに言いました。
「そうね。動いたり笑ったりした罰にはちょうどいいかもね。」
「ほらほら、動いちゃダメよー。」
女性達は楽しそうにクスクス笑いながら、
あなたの身体を6人がかりでなぞり始めました。
それも一気にはなぞらず、ゆっくりと軽くなぞってきます。
あなたは目隠しされているため、どこをなぞられるのか全く予想できず、
いきなり腋の下をなぞられたり、下腹をなぞられたり、
上を向いた足の裏をなぞられたりする度に、
声にならない声を上げて、そのくすぐったさに耐えていました。
「あら?今動いたんじゃない?」
「それに笑ったような気がするんだけど。」
2人の女性が意地悪く言います。
「もうみんな意地悪なんだから。」
「だって可愛いんだもの。もっといじめたくなるでしょう。」
「そんなこと言って、さっきから腋の下ばかりなぞってるじゃない。」
そんなやり取りが、あなたの耳に入ってきます。
あなたはまた、声にならない声を上げながら、
彼女たちに身体をなぞられるくすぐったさに、必死に耐えていました。
ですが、しばらくするとどうしても耐えられなくなり、
ベットの上で丸くなってしまうのです。
あなたはアイマスクで視界を奪われているため、
あなたの身体は普段以上に敏感になっていました。
そのために少し触れられただけでも、
たまらなくくすぐったいように感じました。
あなたは彼女たちに許しを乞いますが、再び同じポーズを取らされます。
そして又、女性達があなたの身体をなぞり始めます。
そんなことを数回繰り返した後、とうとう女性達は怒り始めました。
「動いちゃダメって言ってるでしょう?」
「もう、聞き分けのない人ね。」
「仕方ないからこのポーズのまま縛ってくすぐらない?」
「そうね。その方が動けなくなるしね。」
「じゃあ、縛っちゃうわよ。」
そう言うと1人の女性がガラステーブルの上から、
2つのロープの束を持ち出し、女性全員の手によって、
あなたを縛り始めたのです。
女性達はSMの経験があるらしく、綺麗にあなたを縛っていきます。
やがてあなたは、両手は頭の後ろに回したまま縛られ、
両足はM字に開いた格好で縛られていました。
普通ならそのまま仰向けにされるのですが、
あなたの場合、ベットの上に無理矢理座らされたのです。
女性達の手が、あなたの身体を倒れないように支えています。
つまりあなたは、両手は頭の後ろに回したまま、
両足は開いた格好でベットの上に跪いたまま、
縛られて身動きできなくなっていたのです。
「どう?思うように動けないでしょう?」
「ほらほら、コチョコチョコチョ・・・」
そんな言葉と共に、女性達の細い指があなたの身体をくすぐり始めました。
あなたは何とか彼女たちのくすぐりから逃れようと身を揉みますが、
縛られているのと、彼女たちに倒れないように身体を支えられているため、
思うように動けず、ただ笑い悶えるだけでした。
「ウフフ・・・どう?苦しい?」
あなたは苦しさに何も言うことが出来ませんでした。
そんなあなたの反応を楽しむように、
女性達の細い指が、あなたの身体をくすぐり続けます。
あなたはもう、たまらなくなって彼女たちに許しを乞いました。
「ダメよ。だって私達の言うこと聞かなかったでしょう?」
「そうよ、これはその「お仕置き」よ。」
「ほらほら、もっと苦しむのよ。」
彼女達は、あなたのがら空きになっている腋の下を、
その細い指で掻き回したり、窪みの中心でコチョコチョと指を動かしたり、
脇腹をくりくりと揉んだり、ツンツンと突っついたり、
太ももの内側を指先でなぞったり、指をコチョコチョ動かしたり、
足の裏は指先で「の」の字を書いたり、土踏まずを指先で掻き回したりしながら、
あなたをくすぐり苦しめました。
あなたはそのたまらないくすぐったさに、思いっきり笑い苦しみました。
しばらくの間、このくすぐり責めは続きました。
「これくらいで少し休憩しましょうか?」
逆ナンパの女性が言いました。
この言葉に、やっとくすぐるのが止みました。
「そうね。ちょっと指が疲れてきたしね。」
「それと乾杯の準備もしなくちゃ。」
「そうね。」
口々に女性達は言うと、あなたを縛っているロープをいったん解き、
今度は両手を後ろ手に縛り、両足は足首だけを縛ったのです。
アイマスクは、まだつけられたままでした。
あなたを縛り終わると、女性達は隣のキッチンへ引き上げました。
あなたは笑い疲れていたため、縛られたままの状態で、
ぐったりとベットの上に横たわりました。
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