地獄のくすぐりパーティー 3/7
<3> 限界くすぐり地獄
どれくらい経った頃でしょうか。
女性達は入ってくると、あなたを拘束しているロープには触れずに、
あなたにつけているアイマスクを取りました。
あなたはしばらく目の前がかすんでいましたが、
少しするとはっきり周りが見えるようになりました。
女性達は皆、片手にワイングラスを持っていました。
ワイングラスの中には、赤ワインがなみなみとつがれていました。
「さあ、これから本格的に遊んであげるわよ。」
「覚悟は出来た?」
「今まで以上に楽しませてあげるからね。」
女性達がそう言うと、ワイングラスをガラステーブルに置き、
あなたを縛っていたロープをほどくと、あなたをベットに拘束し始めました。
あなたは抵抗しようとしますが、身体に力が入りません。
やがてあなたは、両手足を一杯に広げた形で、
ベットに拘束されてしまたのです。
「これで準備はいいわね。」
そう逆ナンパの女性が言うと、女性達はガラステーブルから、
ワイングラスを取り上げてあなたを取り囲みました。
ちょうどベットの両脇に、女性がお互いに向かい合うように、
3人づつ座っています。
「何かとバタバタしたけれど、やっと落ち着いたわね。」
「これから恒例の「くすぐりパーティ」を始めまーす。」
「カンパーイ!」
その声と共に、女性達はあなたの身体の上で乾杯しました。
ある程度ワインを飲むと、女性達はまたワイングラスを、
ガラステーブルの上に戻しました。
「これからどうやっていじめるの?」
1人の女性が言います。
「そうね・・・今度はくすぐったい所を一カ所づつくすぐりまくるのはどう?」
「いいわね。どこまで耐えられるかしらね。」
そんな言葉に、あなたは必死に許してくれるように、
女性達に哀願しました。
しかし、女性達から返ってきた言葉は冷たいものでした。
「何言ってるの?いまさら止めるわけないでしょう?」
「今までのは「前戯」みたいなものよ。」
「そうそう。今からが「本番」なのよね。」
「じゃあ、そろそろその「本番」を始めるわよ。」
逆ナンパの女性が自分の言葉にクスクス笑いながら言いました。
「ねえねえ、どこからくすぐって欲しい?」
1人の女性があなたに尋ねました。
あなたは答えられず、ただ頭を振るだけでした。
「答えられないなら、身体中をくすぐりまくるわよ。」
「さあ、どこからをくすぐって欲しいの?言いなさい。」
他の女性達も、楽しそうにあなたに問いかけます。
しかし、あなたは答えることが出来ません。
そんなあなたの姿に、女性達は気を悪くしたようでした。
「そう、そんなに言いたくないなら、私達が勝手に決めるわよ。」
それでもあなたは、何も言えませんでした。
「じゃあ、足の裏から始めましょう。」
1人の女性がしびれを切らしたように言いました。
「まずはカードを引いて、くすぐる数を決めないとね。」
「くすぐる数?」
「そうよ。さっきは「回数」だったけど。」
「今度は「分単位」でいくことにするわね。」
「どういうこと?」
「例えば「1」を引いたとするでしょう?」
「そしたら1分間くすぐることができるの。」
「それから引いたカードの数が少ない人からくすぐること。」
「え?なぜなの?」
「その方が後になるほど時間が長くなって、苦しめることが出来るでしょう?」
「うふふ・・みんな意地悪なんだから。」
「そうと決まったら、早くカードを引きましょう。」
そう言うと、女性達はあなたの枕元にあるカードを引き始めました。
「誰が一番少ないの?」
「わたしは5」
「あたしは7」
女性達が自分が引いたカードの数を言います。
「じゃあ、私が一番ね。」
そう言ったのは逆ナンパの女性でした。
彼女のカードは「ハートのエース」でした。
「さあ、今からたっぷりと苦しめてあげるからね。」
そう言いながら彼女はあなたの足元に座りました。
「ほーらコチョコチョコチョ・・・」
彼女は楽しそうに笑いながら、あなたの足の裏をくすぐり始めました。
彼女は左右それぞれの手を使って、
あなたの左右の足の裏を、同時にくすぐってきます。
あなたはビキニパンツ一枚で、ベットに磔にされているため、
どうすることも出来ず、ただ笑い悶えるだけでした。
「1分経ったわよ。次は私の番ね。」
「スペードの5」を引いた女性が、せかすように言いました。
「そう、じゃあ交代ね。」
逆ナンパの女性があなたの足元からどくと同時に、
先の女性があなたの足元に座り、足の裏をくすぐり始めました。
あなたは必死に彼女のくすぐりに耐えますが、
どんなに耐えてもなかなか彼女のくすぐりは止まりません。
そんなあなたをよそに、彼女は左右の足の裏を同時にくすぐったり、
片方の足首だけを、両手で集中的にくすぐったり、
色々とくすぐるパターンを変えて、あなたの足の裏をくすぐり続けました。
やがて地獄のような5分間が終わり、くすぐっていた彼女が、
あなたの足元から身を引きました。
「次は私の番ね。」
「クラブの7」を引いた女性が、そう言いながら微笑みました。
こうしてあなたは、女性達に代わる代わる足の裏をくすぐられたのです。
あなたは必死で女性達にくすぐりを止めるように訴えました。
「何言ってるの?やめるわけないでしょう?」
女性達はあなたの言葉を冷たくあしらい、
さらに足の裏をくすぐり続けてきます。
あなたはもうたまらなくなって、さらに女性達に哀願しました。
「そんなにやめてほしいの?」
「じゃあ、「脇腹をコチョコチョして下さい。」ってお願いできる?」
1人の女性が意地悪く言います。
「言えないならカードが無くなるまで足の裏をくすぐるわよ。」
そう言われて、あなたはふとそばにあるカードに目をやりました。
カードはまだ、4分の1程度しか減っていませんでした。
あなたはこれからのことを考えると恐ろしくなり、
すぐさま彼女の言った言葉を口にしました。
「まだダメよね。もっと気持ちを込めて。」
さらにあなたは、その言葉を口にしました。
「そう、そんなに脇腹が好きなら、脇腹をくすぐってあげるわね。」
クスクスと楽しそうに笑いながら、
次の番の女性が、あなたの大きく開いた足の間に座りました。
「次は脇腹を徹底的に可愛がってあげるわね。」
そう言いながら、彼女はあなたの左右の脇腹を両手でくすぐり始めました。
細い指先で、脇腹の表面をコチョコチョとくすぐったり、
肋骨を指先で洗うように、くりくりと揉んだりしてきます。
「私は「クラブの9」だからたっぷり苦しんでね。」
さらに彼女は、脇腹を指先でツンツンとつついてくるのです。
あなたはそのたまらないくすぐったさに、さらに笑い悶えました。
やっとこの女性が終わったかと思うと、次の女性がくすぐり始めます。
この時にはもう、「カードの数が少ないから人くすぐる」という決まりはなく、
いきなり10分や13分もくすぐられたりしました。
「ウフフ・・・どう?もう限界?」
あなたの脇腹をくすぐっている女性が尋ねます。
あなたは息も絶え絶えに、彼女に許しを乞いました。
「じゃあ今度は「腋の下をコチョコチョして下さい」ってお願いしなさい。」
もう限界だったあなたは、すぐさまその言葉を言いました。
「こんなこと言ってるけど・・・みんなどうする?」
「そうね。そんなにくすぐって欲しいならくすぐってあげましょうよ。」
「じゃあ、あたしから腋の下をくすぐるわね。」
その言葉と共に、次の順番の女性が、あなたの腹の上にまたがりました。
あなたのお腹には、彼女の柔らかい秘部とお尻の感触が伝わってきます。
彼女はあなたのお腹にまたがると、左右の腋の下に手を伸ばしてきました。
あなたは磔にされているため、腋の下は全くの無防備です。
そんな無防備な腋の下を、彼女の細い指がくすぐり始めました。
腋の下の窪みはもちろんのこと、二の腕から腋の下の付け根まで、
くまなく彼女の長く細い指が、コチョコチョとくすぐり続けます。
あなたは彼女の死ぬほどくすぐったい攻撃に、声を上げて笑い苦しみました。
「どう?お腹に乗られて腋の下をくすぐられるとたまらないでしょう?」
「まだまだこれからよ。ほーらコチョコチョコチョ・・・」
彼女は、笑い苦しみ、身悶えして暴れるあなたの体を、
まるで馬に乗っているような気分で楽しみながら、
あなたの腋の下をくすぐり続けました。
やがて、彼女の時間が終わり、次の女性の時間になります。
次の女性も、あなたの腹の上にまたがり、腋の下をくすぐってくるのです。
こうしてまた、あなたは女性達に代わる代わる腋の下をくすぐられたのです。
もうあなたはたまらないくすぐったさに、どうにかなりそうでした。
そしてまた、必死に女性達に許しを乞いました。
「もう許して欲しいの?」
1人の女性が優しく言います。
「許して欲しいんだって。みんなどうする?」
「そうね。今度は「身体中をコチョコチョして下さい」ってお願いさせない?」
「それいいわね。どう?お願いしてみる?イヤならべつにいいけど・・・」
そう言いながら、1人の女性がまたあなたの腋の下に手を伸ばしてきます。
あなたは反射的に、その言葉を口にしていました。
「本当にいいの?身体中って事は6人がかりでくすぐられるのよ。」
あなたは一瞬躊躇しましたが、1人の女性に腋の下を軽くくすぐられたため、
あわててもう一度、その言葉を口にしました。
「そう、それでいいのよ。」
「ウフフ・・・今度は6人がかりで身体中をくすぐりまくってあげるわね。」
「その前に一応、カードだけは引いておくわね。」
「カードの分数だけくすぐったら、1分間休憩させてあげる。」
その言葉に、あなたはそばにあったカードの山を見ました。
カードの山は、最初の4分の1にまで減っていました。
「さあ、始めるわよ。」
女性達はクスクスと楽しそうに笑いながら、あなたの体に手を伸ばしてきました。
6人の女性達の手が、あなたの全身をコチョコチョとくすぐってきます。
このくすぐり責めは、さっきまでのくすぐりとは、段違いのくすぐったさでした。
手足を拘束され、身動きできない状態で、複数の箇所をくすぐられる苦しみに、
あなたは我を忘れて笑い狂いました。
そんなあなたの反応を、6人の女性達は楽しそうに観察しながら、
あなたの敏感でくすぐったい皮膚をくすぐってくるのです。
時折、1分間の休憩が入り、又くすぐり責めが始まります。
あなたはもう、笑い疲れてへとへとになっていましたが、
終わらないくすぐり責めに、声をからして笑い続けました。
あなたは声を振り絞って、女性達に許しを乞いました。
「許して欲しいんだって。どうする?」
1人の女性が、あなたの下腹や太ももをくすぐりながら聞きます。
「今度はダメよ。何を言っても許してあげない。」
逆ナンパの女性が、腋の下をしつこくくすぐりながら楽しそうに言います。
「そうよね。今度は引くカードが無くなるまでくすぐり続けてあげるから。」
「でも心配しないで。死ぬまでには止めてあげる。」
「最も、少しおかしくなるかも知れないけどね。」
「どこまでおかしくならずに耐えられるかしらね。」
「ウフフ・・・頑張ってね。」
そんなことを言いながら、6人の女性達は、あなたをくすぐり続けました。
やがてカードが尽きると共に、女性達のくすぐり責めも止まりました。
あなたはくすぐられ、笑い疲れ過ぎて、声も出ない状態でした。
「楽しかったわね。」
「ホント、楽しかったわね。」
「何だか疲れちゃったから、少し休憩しない?」
「それがいいわね。これ以上くすぐったら、この人死んじゃうかも知れないし。」
「そうね。少し休憩させないと、これから楽しめないしね。」
そんなことを言いながら、女性達はあなたを見てクスクス笑いました。
「そうだ、ついでにお腹空いたから何か食べない?」
「それもそうね。ちょうど食べるにはいい時間ね。」
「この人にも何かごちそうしてあげたら?」
「キッチンに色々あるから、それを持ってくるわね。」
逆ナンパの女性はそう言うと、キッチンへと消えていきました。
しばらくしてから彼女は、即席の弁当とお茶を持ってきました。
「これがあなたの分よ。ゆっくり食べてね。」
そう言うと、彼女はあなたをベットの拘束から解き放ちました。
「言っておくけど逃げようなんて思わないでね。」
「まあ、その格好じゃ「変質者」としか見られないでしょうけど。」
「じゃあ、私達も食べましょう。」
女性達は、あなたの着ていた服を持って、キッチンへと消えていきました。
あなたは逃げようかとも思いましたが、笑い疲れて思うように動けない上に、
着ていた服もキッチンへ持ち去られてしまい、この格好ではどうにもならず、
又彼女たちに捕まるとどんな目に遭わされるか怖かったので、
素直に弁当を食べることにしました。
そうしてあなたは弁当を食べ、お茶を飲んだ後、
ベットの上でいつの間にかうとうと眠ってしまいました。
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