投稿者:
かとおおお @ 202.228.225.68 on 98/4/17 20:38:45
In Reply to: 「続々・スマイル娘が行くっ!!」(9話ネタばれ)
posted by かとおおお @ 202.228.225.68 on 98/4/16 22:59:16
さーて、どんどんいきましょう!!(笑)
『続々々・スマイル娘が行くっ!!』
決戦のため武蔵に向かうミカサ。
空中では降魔との死闘が繰り広げられてる。
「降魔多数飛来!! 高射砲では撃墜しきれません!!」
「米田司令!! このままではミカサの艦内に侵入されてしまいます!!」
「よし! 大神。ここは花組の出番だ。甲板上の降魔を撃滅してくれ」
「はい!! みんな出撃だ!!」
「了解!!」
「うわー、みなさん大変そうですねー。なんかお手伝いしましょうか?」
「わんわん、わんわん!」
「つ、つぼみちゃん!! ここに来ちゃ駄目じゃないの!!」
「だって犬の相手ばかりじゃ退屈で・・・・・・あっ、これミカサの舵ですよね。ちょっと触らせてください」
「ちょっと! 今戦闘中なのよ!! ジャマしないで!!」
「わんわん、わんわん!」
「あっ、こら! 計器盤の上に乗っちゃだめじゃない!!」
「こらっ!! お前ら、餓鬼の遊びじゃねえんだ!! 引っ込んでろ!!」
「さあさ、つぼみちゃん。いい子だから下に降りててね」
「なんだ。つまんないの」
「わんわん。わんわん!」
「かえでくん、なんであんなの連れて来やがったんだ?」
「だって、劇場の中にいたんですもの。ほっとくわけにはいきませんし・・・。それにずっと飼ってれば情も移りますわ」
「俺ァ、スマイル娘のことを言ってるんだが」
「あら、わたしもそうですわ」
「なんだか、つまんないな。そうだ! ミカサの中を探検してみよう」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
「うわーっ、すごい音だー。ここが機関部ってところなのかな。なんだかいろいろな部品があるなあ・・・。
このスイッチはなんだろ? 『たあぼちゃあじゃあ・非常時以外触ルベカラズ』・・・今は非常時だから大丈夫よね。えいっ!!」
パチッ・・・・・・ウィイイイイイイイイン!!
「あ〜〜っ!? なんだかすごい音がしてきた〜」
「メインエンジン出力急上昇!!」
「なんだぁ! 何が起こったんだ!?」
「何者かが機関部に侵入したようです!!」
「まさか・・・降魔!?」
「もうすぐ臨界点を突破します!! 早く推進力に変換しないと爆発してしまいます!!」
「やむをえん。ミカサ最大戦速だ!!」
「米田司令!! 甲板ではまだ花組のみなさんが戦ってます!! 今加速をしたらみんな振り落とされてしまうのでは」
「だが、メインエンジンが爆発すりゃ、どのみちオダブツだ。あいつらのことは後で考えるから、今はやるしかねえ!!」
「了解! ミカサ最大戦速!!」
ゴオオオオオオオオオッ!!
「くっ・・・・すげえ重力だぜ」
「は、花組のみなさんは!?」
「あっ・・・外を、外を見て下さい!!」
そこには空中で降魔と戦っている霊子甲胄の姿があった。
「こ、これは!? 幻の、オープニングの戦闘シーンだわ!!(爆)」
「でも、あれは脇侍と戦ってたんじゃなかったかしら」
「由里さん、こんな時に冷静なツッコミは・・・・・・」
「それにレニと織姫はアイゼンクライト・・・」
「もういいんですってば!!」
その頃スマイル娘はというと・・・・・・。
「なんだか外は騒がしいけど、この劇場の中は静かですねー。
ね、わんわん?」
「わんわん、わんわん!」
「そういえば、君の名前なんだったかなあ・・・・・・忘れちゃった。
じゃあ、あたしが付けてあげるね。『スマイル1号』なんてどう?」
「きゃう〜ん・・・」
「あっ、気に入ったのね。よし、おいで! 『スマイル1号』!!」
「きゃんきゃん、きゃいーん!!(訳:そんな名前はいやだあああああっ!!)」
悲しげに鳴いても通じるはずのない、可哀想なわんわんであった。
(完)
ううっ、わんわん可哀想すぎるうっ(T T)
というわけで「スマイル娘3部作」(4部作か?)堂々の完結です!(爆)
ではではご愛読ありがとうございましたー。(誰も見てないって!)
このメッセージへの返事
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