S.Ikeda Atelier

【イメージ】
海鳥たちが島の絶壁に
思い思いの形で巣を穿つ
そんな光景を思い浮かべました

【ポイント】
コンクリートという圧倒的な質感の中で
住まい手が、生活感を吹き込むことのできる
限られた装置としてデザイン

【材 質】
コンクリートのもつ緊張感と対比するように
土・砂といった柔らかな表情を
左官仕上で表現

色は、多少湿り気を宿した褐色に
手触りも粗めにしました



【イメージ】
音を奏でる

【ポイント】
居間と階段室の壁を、コンクリートの
彫刻的な壁で仕切りました

空間を隔てるだけの壁でなく
いろんな壁があってもいい

アート心を触発する、人と対話する壁
建築は、人の心に身近なものでありたい



【暖炉 イメージ】
冬・・・黄昏時

オレンジ色の炎が、重厚な鉄格子をゆらゆらと
抜け出し、褐色の床タイルを仄かに照らし出す
刹那、小さな一隅が空間全体を支配する
そんな光景をイメージしました

【ポイント】
空間の片隅にありながらも
壁のコンクリートや床の大判タイルに
力負けすることない力強い表現を追求

【材質】
甲板には、木の無垢板
袖壁にコンクリートのハツリ仕上げ
正面の格子は、鉄の鋳物
素材そのものをストレートに構成


琴線に触れる、五感、インスピレーション、自然観・・・
こうしたものを形にしてゆく、これが私の建築設計です。

< 住まい考 :場を設(しつら)える >

窓辺の陽だまりに身を寄せる
そよと吹く風にふと顔を上げる
木陰の清涼感や軒の深さにやすらぎを覚える
庭先が奏でる雨音に耳を傾ける
集うことに家族であることの有り難味を感じ
過去と未来に思いを馳せる
一輪の野花に住まい手の気配がうかがえる
・・・そんな住まいがいい

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一級建築士/建築家 池田真一設計室は、YAHOO登録サイト(江戸川区 建築設計事務所)です。
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