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「徹底研究」入門
日時: 2009/01/12 09:27
名前: 古都

少し、留守の間に掲示板もだいぶ様変わりしたようです。
少し なんだか敷居が高くなった感がありますね。
それはさておき・・。

ここを初めて訪れる方のために
過去スレで「これは、いいよ!」「それ、最高!」
そんなスレッドを、紹介してみてはどうだろうか?

私自身としては、苦いスレも−笑−ありますが・・・。

伝説の1000スレなども楽しかったですね。

PS、下写真は現在のHD-28の無残な姿です
素人リペア完成後、又 報告いたします。
ダブルクリックすると少し大きく表示されます。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.1 )
日時: 2009/01/12 18:18
名前: KAZZ

古都さんお帰りなさい!
もうよくなりましたか?心配してました。
しかし、すごい状態だ、
こりゃ、できあがりが楽しみですね。
リペアーマンに転職てのもだめですよ。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.2 )
日時: 2009/01/12 20:18
名前: 古都

KAZZさん
おひさ、というか?おめでとうございます。
本題の「徹底研究」入門 のスレなのですが・・・。
ページトップに「Old D-28 Room」が設置されておりました−汗−

新年早々やっちまった。
皆様、お騒がせいたしました。

ということで?
余談ですが私の28は過去スレ「ロングスロット」で書いておりますが
KAZZさんの誘惑?に負け?
ロングスロット取り外しました(ルーターの円盤で)
そんでもってフレットも指板不陸調整の為9Fまで撤去しました。
ピックガードは元が塗りこみでセルロイド製?
はがした後、かなり薄く湯煎で伸ばすと収縮しましたので
トーティスを考えたのですが実物を見るとかなり分厚い。
結果トーティスライクな薄いもの(それでもオリジナルの約倍くらいの厚さ)を見つけ塗りこみにしました。

本日 塗装の仕上げ水研ぎ#600#1000とし
コンパウンド(ユニコンFMC821-P)で仕上げました
結構良い感じです調子こいて830で磨くと
異様なほどの鏡面
穴が開くほど良く見ないとわからない仕上がりです。
明日はブリッジ接着しようと思っています。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.3 )
日時: 2009/01/12 23:33
名前: DIY

リペア前
 ↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/437484.html
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.4 )
日時: 2009/01/12 23:53
名前: ダン

古都さん、みなさんこんばんは。
古都さん、改めてお勤めお疲れ様でした。(^^
退院早々楽しそうな事に没頭してますね。
仕上がったらぜひ音源アップして聞かせてくださいね。
DIYさん、こんばんは。
カスタム画像見させていただきました。
凄く渋い風貌になってますね。
クラックもさることながら、ホール周りのストロークによる削れ具合が DIYさんとギターとの付き合いの深さを物語っていて親近感が沸きました。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.5 )
日時: 2009/01/12 23:59
名前: KAZZ

すごい
もうかなりヤバイ域に踏み込んじゃいましたね
完璧じゃーないすっか!
古都さんこれからますます辛口になり
敵を増やしますよ!笑
だって、演奏技術も高く、
リペアーテクまで高くなると、・・・
わぁ〜もう、掲示板は穏やかにいきましょね。
でもHD-28customをこんなんにしちゃうなんて、
・・・つい先日某NETSHOPで兄弟機がでていましたよ。
買いを指しましたが、手遅れでした、
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.6 )
日時: 2009/01/13 00:12
名前: 古都

いやぁ〜
写真の頃からも使い倒していますので
言葉だけでなく本当にガタガタだったのです。
音は良かったのですけどね。−笑−
そんで、Vシェーブとネックの細さで
ラグには良いのですが最近のフィンガーピックが不自由で
しばらく使っていませんでした。
そこに、今回の思い切ったリペア?改造?

なんだか、スレッドの趣旨が変わってきましたけど
まぁ、それでもいいか?
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.7 )
日時: 2009/01/13 00:27
名前: KAZZ

お元気にお帰りになって、
これだけでもとてもうれしく思っています。
スレッドにはテーマがありますが、
小生は「お帰り古都さん やっちまったな〜(マミーポコ)」です。
ゆっくりやっつけてください、
塗装は特に、
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.8 )
日時: 2009/01/13 07:33
名前: なみgこぞう

みなさまおはようございます。
DIYさま
 DIYさまの
 HD−28カスタム見せていただきました!!
 すさまじい練習とプレイが、こんな素人のこぞうでも画面から強く感じました。
 プレイヤーの勲章ですね!!
古都さん
 こぞうは新人だから、過去スレの良いのは、
 もうちょっと過去スレ全体を良く読んでから推薦させてもらいます。
 じゃ、会社行ってきま〜す。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.9 )
日時: 2009/01/13 11:05
名前: 匿名希望

あれえ?変だなあ・・・。
DIYさんが貼ってくれたリンクを辿ると、昔この
掲示板でいろいろあって結局去ってしまったKIYAMAさんのHD−28が見られます。
そのギターと上に貼られた古都さんのHD−28の
ピックガードの模様がまったく同じですね。
こんな偶然ってあるんですねえ。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.10 )
日時: 2009/01/13 11:25
名前: 古都

匿名希望さん

そうです。申し訳ありません。
ご存知ありませんでしたか?

誰だって、新規にやり直したいとき
「お前、○○だろ!」
そう言われたくなかっただけの事。
つかなくとも良い嘘をついてしまいました。

でも、現に未だに嗅ぎまわっている奴もいるし・・。
他人の家のゴミ箱あさる人もいましたし・・・。
これからも、これを良いことに出てくるんだろうなぁ。

でももう、俺が誰であろうと何と言われようと どうでもいいことなんだ・・・。
(も〜、どぉでもぉ〜いいのさぁ〜つまらぬぅ〜ことはぁ〜かんがぁえぇないでぇ〜)

今は、架空の文面だけでなく
音も、映像も掲示できる。
相変わらずバーチャルな奴もいるようだけど
本物のギター弾きもたくさん会えたし・・。
もう関心ないね。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.11 )
日時: 2009/01/13 12:22
名前: 通りすがりパート1

KIYAMAね 
納得
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.12 )
日時: 2009/01/13 12:42
名前: ダン

古都さんこんにちは。
そうか、あのすさまじく愛されたギターは古都さんの愛器だったんですね。
実は私のSヤイリ305もほぼ同じ感じでホールも削れ、クラックも全面に走り、その他ピックによる打痕、日焼け等々、良く似た風貌になっています。
ギターマニアの友人に言わせると「なんてことを・・。」と言われますが、自分的には青春を共に過ごしてきた勲章と思って誇らしくですが。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.13 )
日時: 2009/01/13 18:39
名前: 古都

本日、ボルトとサポート圧着板を使い
ブリッジ接着しました。
乾燥まで大体24時間かな(タイトボンドなのでもっと早くても良いのだけど・・・。)
ここで少しトップにテンションを加えるためブリッジセンター部を約1ミリ凹ませRを薄っすらつけました。
都度、写真を掲示できれば皆さんの参考にもなるのですが・・・。

ブリッジ底面をサンドするとき感じましたが着色黒檀でなく本物だ・・、頭ではどちらでも音がよければOK
なのですが、最近の記事を読んでいて少し嬉しい。

PS
新しい掲示板では「参照数」が掲示されますが
書き込みは大体平均して1/100ですかね。

批判的な内容でもそれなりの重さで対応しないとなぁ
ふと、感じた。

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Re: 「徹底研究」入門 ( No.14 )
日時: 2009/01/13 18:51
名前: なみgこぞう

古都さん
今、順に読みましたが、
 要するに、マイマーチン紹介の戦場帰りみたいなHD28Vカスタムは
 古都さんのですか・・・
 納得です!
 しっかし、このスレッドトップの写真・・・
 そんな戦友を・・ブリッジまではずれてますが・・・
 ホンマに元に戻せるもんなんですか。
 大事な戦友だからこそ、自分でやるってのも古都さんらしいですね。
 でひ、見事によみがえらせてやって、もう一度鳴らせてやってほしいですね。
 Vカスタムとは根本的に別物なのでしょうが、こぞうのもHD28ですよ。
 こぞうは、フィンガーピック、バラード好きなので、どんだけ練習しても、
 マイマーチン写真のようにはならんでしょうが・・・ 
 かっこいいですよね。
 ですが、トミエマ氏のメイトンは半端ではなかったですよ(笑)
 トミエマ氏の場合は、パーカッション音だしの為なのでしょうが、
 それにしてもすごいボディでした。
 でも、そこがまたメッチャかっこいいんだなぁ・・・
 なんだか変な話になりました。
 失礼!
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.15 )
日時: 2009/01/13 18:54
名前: なみgこぞう

連投失礼
 よく読んだら、 
 もう、ブリッジ付けたのですね・・・
 マイマーチンに気が行っていて・・・
 失礼!
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.16 )
日時: 2009/01/13 19:15
名前: 古都

ダンさん
そうなのですね。
あの風貌は我ながら気に入っていましたが
やはり塗装の異様なべたつきなど実質上どうか?と・・・。
今はリフィニッシュしてピッカピカですがやはり下地の木も焼けていますね。
多分、新品の着色フィニッシュと同じくらいか若干濃いかも・・。
フィンガーリング仕様でナットの玄間隔も調整の予定です。
ナットを取り外したときですが
底面に結構な量のボンドが付着しておりました。
 
なみgこぞうさん  
貴方の祖父受け売りと同じかもしれません。

>いわく
>・「職人は人がいくらええゆうても、自分の納得でけへんもんは売らんのや」
>・「ええ職人は道具を大事にするし、自分でも作れるぐらいや」

私もその系統の血があるのかも知れません

って言うか 現状復帰できるかどうかも怪しいですけどね
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.18 )
日時: 2009/01/13 19:46
名前: 古都

パートIが出たときから
想像はついたよ

私は空気や周りにとらわれない
自分を持っているからね。
一人、孤立しようとかまわない。
○○派等といって決め付ける自分を持たないものとは一線を引く。

さてパートいくつまで行くのか?
頑張れ!
私は変わらないし、貴方も変われない。
もう、相手にしないよ。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.19 )
日時: 2009/01/13 22:14
名前: 通りすがり3

本来KIYAMAで書き込んでいたのが 今度は古都ね
自分はコテハンだとよく言えたものだ
KIYAMA君
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.20 )
日時: 2009/01/13 22:55
名前: マーチン党

古都様

退院おめでとうございます。
無事のご帰還
お祝い申し上げます。

それにしてもブッタマケました。

私、クルマやバイクなら
ネジ1本、ボルト1本まで
完全にバラしたことるのですが

さすがにギターをここまでする勇気はないなぁ

今さらですが
本年もよろしくお願いいたします。

あと、私を含めたケンカ仲間とも
ほどほどに仲良くケンカいたしましょう
・・・て、意味不明な発言、失礼いたしました。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.21 )
日時: 2009/01/13 23:39
名前: KAZZ

マグロエボニーブリッジですか?
う〜ん良材ですね、
うらやましい。
なぬ、ブリッジセンターを加工してトップにテンション?
やりすぎ!です。もうルシアーねらい?
完成後のサウンドが楽しみですね、
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.22 )
日時: 2009/01/14 07:18
名前: なみgこぞう

みなさま、古都さん
 おはようございます。
 写真が増えてますね。
 写真で進捗紹介・・・なかなか興味深いです。
 ぜひ、継続的に解説付でお願いできたらなどと思ってしまいます。

あっ!でもお体にさらない程度ということで。
しばらくは、ギター復活のスレにしてしまうようなお願いですね。
すみません。
ですが、非常に興味がわいて来ます。 
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.23 )
日時: 2009/01/14 09:09
名前: oo-21

いや〜古都さんはKIYAMAさんだったのですね


ホームページ拝見致しました。
http://homepage2.nifty.com/kiyama_h_p/guitar.html

本当にギターが好きなんですね。
リペア慎重にがんばって下さい。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.24 )
日時: 2009/01/14 13:14
名前: 通りすがりパート1

oo-21さん 非常にいい情報ありがとうございました
これでご挨拶にお伺いすることが出来ます
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.25 )
日時: 2009/01/14 15:09
名前: 古都

上記写真追加しました
(今度の掲示板って修正機能がついたのですね 
誤字脱字の多い私にはありがたいですが、ヤカラも削除や修正できますので・・・。)

本来の趣旨とは異なりますが
まぁ、言い換えれば「徹底研究」には違いないかも・・。

少し長くなりますが、数回に分け
今までの工程で失敗も含め経緯を記します。
ここまでする馬鹿は私だけでしょうが参考になれば幸いです。

 長年の酷使による使用(ハードストローカー&ミディアム張りっぱなし)で
悲鳴を上げていたHD-28
症状はブリッジ浮き葉書が入るなんてものではなく10円玉の頭が入るくらい
それも6弦側のみ
最近ではフィンガーピッキングのみになってしまっていたので
弦を緩めそのままにしておいた。
ある日、彼女が恨めしそうに見ているので、軽い気持ちで
「ブリッジ再接着しようか」
最初は、ペインティングナイフとドライヤーで剥がし始めたのですがらちがあかない。
そうだ!ニカワなら蒸気で剥がしやすくなるはずだ、しかしどうしよう?
アイロンのスティームなんて使い物にならないし・・・。
悪知恵とは思いつくものです
我が家の圧力鍋、上部の錘部分をとって熱帯魚飼育のエアダクトをつなぐ。
今思えばこれが迷宮入りの始まりだった・・・・。

圧力鍋の蒸気は勢いよく出てきた「おぉ〜なかなかいいじゃん」
ブリッジも接着が柔らかくなり結構スムースに取れた

 しか〜し!

表板の塗装もブリッジ周りであるが軟化しデロデロになった。
まぁ、汗や水でも白化していたくらいだから考えれば解りそうなものだが・・・。
今思えば蒸気は良かったのだろう?しかし今同じ事をするならジュースのスティール缶の
裏面に丸穴を2箇所開けそこに水を入れ蒸気を作るだろう。
圧力鍋だと勢いと水分が多すぎた。(脱圧弁を開放すべきだった)

落胆していてもやっちまったものは しょうがない。
トップも再塗装するか?・・・と、あっさり解決させてしまった。

 ピックガードの端部がめくれていたので、引っ張り挙げると
ピリピリピリとあっさり剥がせた多分接着剤も経年変化で硬化しているのだろう。
薄い、しかもロールイカのように丸まってしまった
湯に入れ厚手の本に押し花のようにはさみ後日出してみると
収縮している、ロゼット(タ?)周りが全く合わない「あかん、使いもんになれへん。」

 ここで、過去スレのマーチンクラックの話や
今は何故塗り込みを止めたのか解る気がした。
塗装が勝つか木が勝つか当時のピックガードの質(セルロイド)とも関係する。
更には新素材での厚みによる音への影響など・・。
勝手な想像と解釈は膨らむ。

ピックガードとブリッジの無い愛器は無残。
少し、罪悪感も出たが、不安・不満材料はこの際なくし使える楽器に仕上げよう。
そう、心から感じたのです。
と、同時に なぜか?リペアショップに持ちこむ考えはありませんでした。
なぜなら「良し」とする判断は私で無いと解らないからです。
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Re: 「徹底研究」入門 ( No.26 )
日時: 2009/01/14 15:11
名前: 古都

1500文字制限で一度に送信できませんでした

で、ブリッジ浮きの症状ですが
ブリッジプレート、ボディーブリッジ部
ちょうどピンの1〜3弦部分に亀裂が入っています。
又、圧縮で6弦〜5弦ブリッジ上部にも亀裂が入っています。
先ず天板部分の補修は亀裂部分にタイトボンド圧入
更に木糞(スプルースの削りカスとタイトボンドを練り合わせたもの)で
圧を掛けパテ埋め、
そしてブリッジプレートの補強
素人作業でプレート(オリジナルはローズでなくメープル)は取り外せないと思い、手持ちのパオロッサを2ミリ厚に加工し
(何故、2ミリなのか?理由はありません、勘というか?1.5では薄いと感じた根拠の無いものです。)
プレート上からタイトボンドで貼り付けました。(ピン穴利用のボルトでの圧着です)
プラス2ミリ厚くなったわけですがピンの入りを考えパオロッサ側のピン穴はルーターで
断面形状台形にしています。(ちょうどブリッジ上部と同じですね)
24時間置いて
ブリッジをボルトで仮止めし弦を張りテストしましたが、上々です。
音も確実に影響するはずですがテスト上では若干硬質な音に感じます、これは弦鳴りかもしれません。
再びトップの腹ぼてが出るかは全弦張っていないので解りませんが悪くはなっていないでしょう。


さて、次にトップの塗装剥がしです
ネットでは薬液による剥離法もあるようですが、ここはサンドペーパーです。
結果から言えば木下地が出てくる寸前まで#60(この段階でブリッジ木糞も削り取ります)
経年変化もありトップは完全にフラットではありませんので
5oのスチレンボードに両面テープでペーパーを接着
スチレンボードはカッターでいろんな形状に加工できますし板材とは違い曲面部分もフィットします。
削れた塗装が団子状になってペーパーに付着しだすと交換です。
順次#100・#400に上げていきます。これでトップ塗装剥離完了です。
と、文では簡単ですが実質丸2日はかかりました。(まぁ、ギター弾いたりチンタラしたながら作業でしたが)

後日談ですが、木の下地処理は、かなり重要です
塗装の難しさに比重を置きそうですが、あるルールを守れば下地処理で塗装後の仕上がりの良し悪しが決まるといって
いいと思います。
そして、これも実感した事なのですが
#300・#400で研磨するときはカーワックスを塗るように小さな円を描くように研磨しました
手に伝わるのは冬目の堅い部分の抵抗
これは感覚的なもので実際にしないとわからないかもしれませんが、やはり冬目は堅い、強い。
これも ここでよく議題に上る内容ですが
私感としては、音に対する影響は図りかねますが目の詰まった材は強い、よって一般より薄く加工できる。
これがひとつの発見、推測です。

次回は、塗装関係です。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.27 )
日時: 2009/01/14 20:25
名前: なみgこぞう

みなさまこんばんは
古都さんこんばんは
 現段階までの詳細な経緯読みました。
 リペアに踏み切る前の28Vカスタムは、かなり悲惨な状態になっていたのですね。
 でも、この経緯説明は、素人のこぞうでもスンナリわかる解説でした。
 ブリッジ再接着完了後のトップへの振動伝達がやっぱり気になるところなのでしょうか。
 ボルト止め状態では、まだなんともいえないところですかね。
 
 「手持ちのパオロッサ・・」・・・「何でそんなのが手持ち?」って前なら思ったでしょうが、
 今は納得です。
 こぞうも、子供時代は望遠鏡自作などにも挑んで、大失敗したバカガキでしたので、
 ボディを磨き出すくだりなどはワクワクしましたよ。
 いや〜、車をバラバラにしたマーチン党さんといい、このサイトのみなさんはトコトンタイプですね。
 
 28Vカスタムの復活は、今が山場という感じですね。
 はやる心を抑えるのが大事な感じがいたします。
 おっと、素人が生意気いいました。
 失礼!
PS:
 これは余分かもしれんですが、古都さんの青春は若さにまかせた全力投球ですね。
 前のアップで聴いたあの歌の印象どおりです。
 酒におぼれて、Yさま相手の麻雀や、金持ちの爺様相手に見せ金だけで夜通し玉突いたり、
 やばいバーでバーテンやってたような、20代前後の僕の青春とは大違いです。
でも、ママに思いっきり心配かけたところだけは、いっしょかな(爆) 
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.28 )
日時: 2009/01/15 02:59
名前: 古都

 昨日は、お得意さん周りに 迷惑を掛けたお詫びと新年の挨拶に出かけ、
少々疲れ 早々に床に着きました。
なので、いまお目覚めです。

マーチン党さん
挨拶が遅れました。
はて?喧嘩友達だったけ?まっいいか?

何はともあれ今年もよろしくお願いいたします。
また素敵なピアノとギター演奏を聞かせてください。

なみgこぞうさん
私の青春は本当に「魂が熱くならなきゃ恥ずかしいだけ」です。

>素人が生意気いいました。
私も素人ですよ

少し話がそれますが
設計などという仕事をしていますが
やはりイメージや理論を机上で書くのと現場は違う という事は多々あり
よく、現場の職人さんと論争になります。
こっちも、出来るはずだと信念を持っていますので
「じゃぁ、いい、俺がやる」になっちゃうんですね・・・。

でも、大抵 職人さんの方が正しい(中には面倒くさがってしない人もいるが)
そんな時、大抵 汗を流し四苦八苦している私を見かね
「仕事の邪魔なんだよ、やってやるから退いてろ!」となる場合が多く
やはり、どの世界も「本気が大事」だと思っています。

私のリペアなど本当のリペアマンにかなうはずなど到底なく
目標は「見てくれは今一でも音と操作性は最高」を目指します。

進捗状況ですが、ブリッジ接着は若干ですが接着剤がはみ出た部分もあります
このままでもいいか?というレベルですが・・。
そしてフレットは入院前に打ち替え、すり合わせもしておりますので
残りはナット・サドルの調整・追い込みですね
弦は張っていませんが、大分ギターらしくなってきています。

さぁ、もう一眠り。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.29 )
日時: 2009/01/15 13:46
名前: 古都

さて、塗装について報告する前に
同時進行で進めた作業と準備内容を記します。

不慮の?事故?で再塗装となったわけですが

先ずはピックガードについてです
塗りこみにするか?塗装後貼り付けるか?
塗りこみの場合どのタイミングで貼り付けるのか?
現状のように薄いピックガードはあるのか?
等疑問がたくさん出てきました。

後、サドル・ナットの変更について、これはぜひとも試したい。
普段であればナットの交換は敷居が高く躊躇するし
ビンテージ仕様であればサドルの取り外しも問題だ。
ブリッジが取れている今、こんな加工しやすいチャンスは無い。
ここ迄来れば、指板の凹みも気になる。
となればフレットも取らなあかん。リフレットか?

・・・、どうしよう?、どこまでしよう?・・・。
そんな中 KAZZさんの アドバイスと誘惑に負け?ます。

「えぇい!ちゃぶ台返しじゃ!」とばかり全て試すことになった。

ピックガードについては初期、後貼り付けのトーティスを考え
楽器屋に実物を見に行った
「美しい」でもかなり分厚い、却下。
でもあのリアル感は捨てがたい、スクレーパーで削るか?大変だ、とりあえず購入躊躇。
サドル・ナットこれは初期から無漂白ボーンに決めていた あっさり購入。
バリエーションとしてタスクも購入。
象牙は今のところ手が出ない?
フレット取り外しのヤットコは、近所の金物工具店で入手
ペーパ、精密やすり、ルータ替え刃100円ショップで購入
カーショップでコンパウンド購入

ネットで検索すると理想的なピックガード発見、結構リアル。
しかも薄く安い、即購入。
塗りこみに決定。
 参考 べっ甲柄ピックガード
http://craftn.shop-pro.jp/?pid=2945205

他、ネットで購入したもの・・。
フレット、
 参考 フレットワイヤーの交換
http://homepage2.nifty.com/masame/fretwirechange.htm

塗料
これはすでにラッカー:シンナーを1:1で希釈しているスプレー缶
コンプレッサーなど後の手入れも必要無いので助かる。玄々科学工業
LC-22 ラッカークリヤー スプレータイプ 300ml 2本 
LS-10 ラッカーサンジングシーラー スプレータイプ 300ml 1本 
トップのみなのでウッドシーラーおよびステンは未購入
 参考 ギター塗装用の塗料
http://www.geocities.jp/kazuyo4556/page006.html

全てで1.5万くらいだろうか?

ピックガードの柄については
オリジナル重視だと「赤べっ甲」のなるのでしょうが
好みで本べっ甲ライクなピックガードを選択
イメージチェンジも兼ねてね。

あと技術的な内容はネットでググッて下調べ
塗装に関しては
 参考 塗装する(オールラッカー) 
http://woodyblues.com/b-6-4.htm
かなり勉強になりました、ありがとうございます。

品物購入も、技術的な知識もネットって本当に助かりますね。
自分の足や知識だけでは、今回のリペアは断念していたでしょう。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.30 )
日時: 2009/01/15 19:03
名前: ダン

古都さん、みなさんこんにちは。
ちょっと目を離しているうちに凄い事になってきてますね。
フレット打ち変えまで考えていたとは、徹底ぶりが古都さんらしいや。
それにしてもあのショップのべっ甲柄ピックガード、リアルでええ感じですね。
ペグも割安に思いますし。
アドレスをお気に入りにいれさせていただきます。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.31 )
日時: 2009/01/15 21:38
名前: KAZZ

まいりました、古都さん、
ご自身のHPでの人生のみちのりを拝見させていただきました、
生き様もすごい、が今回の作業もすごい!
是非お互い大阪近辺(小生鶴見区在住)
一度飲みに行きましょう!!

実は小生、とあるリペアーマンにナットの調整とバインディング上の塗膜剥離をお願いしました、
そのとき塗膜剥離修理は上手でしたが、
ナット調整は???
で自分でやってみました、
古都さんと同じでナットとサドルだけ
交換しようと思いましたが、
やはり作業を始めると、トータル調整が
必要と思うんですね、泥沼の始まりでした、
でも、時間と手間はかかりますが、
納得のいく作業でした、
そして次の手はずのイメージも広がりましたし。

リペアーマン曰く、アメリカ人は不器用だから、
スチワートマックのような、一から十まで工具を
通販してるが、日本人は器用なので、
すべての工具をそろえる必要はないですよていってました、小生はフレットをプラモ用の薄刃ニッパーで持ち上げ抜きました。笑



メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.32 )
日時: 2009/01/16 07:26
名前: なみgこぞう

みなさまおはようございます。
古都さんおはようございます。
 まさかフレットまでとは恐れ入谷の鬼子母神です!
 28Vカスタムリペアも、いよいよ大詰めですね。
 がんばってください(お体に障らないように)!
KAZZさん
 はじめまして、なみgこぞうと申します。
 何卒よろしくお願い申し上げます。
 >是非お互い大阪近辺(小生鶴見区在住)
 >一度飲みに行きましょう!!
 その折は、こぞうもまぜてください(爆)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.33 )
日時: 2009/01/16 16:23
名前: 古都

KAZZさん なみgこぞうさん
>一度飲みに行きましょう!!
ぜひとも・・。
といいたいのですが、病み明けなので実際には3〜4月くらいなら
いつでもOK
ライブハウス借りるなんてのもいいですね・・・。


昨日、とりあえず音を出せる状態にまでなりました。
弦高は未だ高いです。

音については主観が伴うのですが
私的には「いい音」になっておりました。
諸事情がありナット・サドルはタスク
諸事情というのは殆ど研磨しなくともほぼ
ジャストフィットした為です(これだけの理由)
そして、弦はミディアムで酷使して腹ぼてになった経緯もあり
ライト(フォスファー)
ピンは、ブラス
ブリッジにはテンションが掛かっている
思惑通りというか?それ以上にストレスの無い硬質なマーチンの音
面子からしてこれ以上の硬質化チューンのトリオは無いでしょう?

18系でもなく40系でもなく硬質な音と未だ鳴るか?というサスティーン。
現在は弦が新しいので40系に近く感じますが、それ程の倍音はありません。
低音のボリュームもそれ程ではありませんが「ガイィ〜ン」という感じの
芯のあるクリアな音です。
なんとなくですが以前のマーチンらしい
泥臭さというか?福与かさというか?影というか?、はかなり減りました。
そして悪く言えば28らしくない音なのかもしれません。
私の知っている楽器ではCollings D2Hに近い。

ボリュームは若干落ちたように思える
(プレートのせいかも知れない あるいは弦のせいかもしれない)


トップは薄っすらRが掛かってはいるものの 大丈夫そうだ。
いずれにせよ一晩置きトップの変化を見るために仕上げ段階の調節はこれからです。
・・・・というか、昨日は弦高調節の為 弦を何度もいじったので
1弦2本 3弦1本 切ってしまって替えがなくなった為です。
本日久しぶりに バラ弦を購入しました。

音に関してはしばらく様子を見、順次サドルをボーン、ピンを他の材にする
等、試してみたいと思います。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.34 )
日時: 2009/01/16 18:58
名前: なみgこぞう

みなさまこんばんは
古都さんこんばんは
 おお、もう弦張りまでいきましたか。
 >思惑通りというか?それ以上にストレスの無い硬質なマーチンの音
 音を文字で表現するのは難しいですが、
 このコメントから察するに、上々の仕上がりのようですね。
 最終段階のようですが、
 復活した、マーチンHD28Custom古都スペシャルで
 最初に何ひきます?
 やっぱり、アンジーですか。
PS
 >といいたいのですが、病み明けなので実際には3〜4月くらいなら
 >いつでもOK
 >ライブハウス借りるなんてのもいいですね・・・。
 KAZZさんの了解をいただけんと、いかんですが、
 もちろん全快後。
 「桜・咲くころ」・・・いいですね。
 こぞうは、風邪も治って・・今日は久しぶりの飲み会どぅえす(^^)v
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.35 )
日時: 2009/01/16 18:59
名前: KAZZ

なみgこぞう様
初めまして、いや、スレッドはずーと拝見していますので
初めましてって感じじゃあありません。
演奏いいですね、上達速度もかなり早いですね。すごい。
来阪の折りはぜひ、まぁ気取らず、焼き鳥か串カツか居酒屋程度でうだうだ飲みましょう。
古都様
フレットうち換え、直後はかなり音は硬質に感じます。
徐々に耳が慣れ、本来の音に戻ると思います。
とにかく使用材のスペックから硬い音系という先入観がありますから。
ご安心ください。でもブラスピンはちょっとひくわ〜。



メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.36 )
日時: 2009/01/17 14:44
名前: なみgこぞう

みなさま、スレ主さま、こんにちは
KAZZさん
 >来阪の折りはぜひ、まぁ気取らず、焼き鳥か串カツか居酒屋程度でうだうだ飲みましょう。
 ありがとうございます。その折は、ぜひよろしくお願いします。
 大阪名物「ソース二度漬けお断り」表示のある 串カツ屋などいいですね(笑)

ところで、スレ主様ご提示のスレッドテーマについてですが、
 こぞうが、マーチン購入検討でROMっていたころは、この徹底研究トップメニューの
 「D-28Room目次へのリンク」が役にたちました。
 とはいえ、繰り返し議論されている事項も多いので、けっこう迷いはしましたが・・・
 他には、技術的なこと以外で、「みなさまの人となり」とでも申しましょうか・・・
 例えば、おもしろエピソードなど、読みたいなどと思ったりします。
 そういうことでは、「これから参加の立場から見たニーズ的なもの」のご提案などは、
 新参者のこぞうの役目かと思ったりしています。
 また考えて書き込みさせていただきます。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.37 )
日時: 2009/01/17 19:50
名前: 古都

本日、一応の完成をいたしました。
贔屓無い採点といたしまして
塗装 80点
リフレット・指板調節 60点
サドル・ナット調整 90点
操作性(トータル調整)85点
と いったところでしょうか?。
これを、お金を出してプロにしてもらったとしたら
総合評価65点(リペア金額にもよるがあまりよくない)
しかし、自分でした納得度としては90点を出したい。
なんや よう解らん採点ですがお察し下さい。

経緯の続きです
KAZZさんは塗装のプロなので書きにくい?
というか?多分他の作業でもプロが見ているかも・・。
まぁ、素人の考えということでご容赦下さい。

塗装
これについては、上記URLの説明そのままに実行しました。
ですので、書き記すことは少ないですが気づいた点など・・。

@スプレー缶での塗装ですので湯で圧力を上げ噴出の均一化 これは重要。
A途中の塗装の研磨
これは「せっかく塗った」という気持ちからか躊躇気味
完成までの途中経過なのでしっかり不陸(フラット)する。
B湿度、ラッカーはあまり影響しないそうですがやはり湿度と天候。
C吹きつけ距離
私の場合約40cmか、それ以上
多分、塗料の2/3近くしか本体にかかっていないだろう。
Dそして、吹きつけ時間の間隔。
頭のイメージでは塗料は最上部は粒状でくっついているだけの状態
なので、あまり間隔を置きすぎると幕を作り粒と粒に空気層が出来る気がする。
現に研磨、水磨きの前の乾いたトップ状態は若干の艶はあるものの
触ると鮫肌状にざらざらです。
おそらく、この間隔はプロとしての経験の蓄積なのだと感じた。
気温だったり塗料の希釈率だったり・・・。

そして、木地の下地調整は重要だと記しましたが
私の失敗談としてトップ上部
指板周りの旧塗装の剥離が未完全(ペーパーの番上げをはしょた)
だった為、如実に塗装に差が出た。
実は濡れ雑巾でムラのチェック時も気づいていた、
「まっ、良いか」は仕上げに確実に影響する。

トップ旧塗装剥離時
同時に進めたフレット取り外し及び指板調整
そしてナットを取り外しの為ペグも取り外していました。
塗装のついでに気になったヘッドの曇り・・・。
ペーパーでさっとなで残った塗料でオーバーラッカーした。
さっと一・二度吹き付けただけです
乾燥後 仕上げ水研ぎ、コンパウンドで磨きましたが
旧塗装との境目が出てしまいました。
余程気になれば再塗装ですが、いつもの「まっ、いいか」です
つんつるてんのピッカピカです。
やはりオーバーラッカーでも5回位吹きつけが必要なようです。
(吹きつけ距離や濃度も関係しますが・・・。)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.38 )
日時: 2009/01/17 19:52
名前: 古都

続き 

今回の改造?リペアで感じたことがあります
塗装で、あるいはピックガードで、はたまたサドル・ナットで
音が変わるのか?
掲示板でも良く挙がる疑問内容です。
私なりの結論は「音は変わります」
ただ、注意していただきたいのは「良い音か?悪い音か?」
それは各々で感じ方は違うと思います。
万人に好まれる多数決の音を良い音の定義にするといっても
時代で変わるでしょうし 私にはビンテージなど語る資格と経験はありません
ただ、どの時代でも「マーチン」はギターのリーディング的な存在であることは
記録として否めません。マーチンはあくまでマーチン
響きという本来の理想、あるいは新規ルシアの設計ではピックガードなど振動を妨げる要因と考えるでしょう
しかし、その妨げた振動があるからこそ「マーチン」の音なのかもしれません。
そして、上記で挙げた変更内容は「調味料である(隠し味)」と考えます
本体であるボディー「食材選択・加工法」や製作方法(技術)「調理法」
で大半「マーチン亭」の味になっているのだと思います。
調味料も大事なのは言うまでもありませんが
それも「赤穂の塩」か「奄美の塩」か「岩塩」か などの差で
それは、料理を引立てこそすれ、台無しにもするものではなく
微妙なバランスで成り立っている言葉では著しにくいものだと感じました。
台無しといっても「マーチン亭」の味と少し違う程度ということで
個人の舌には合っているのかも知れません。

次回はフレット・サドル・ナット操作性に関する調整です。

PS
あれから14年
特に私のような仕事をしている者にとっては忘れられません。
そしてマイマーチンにもあるように このギターが豹変したのもこの時です。
完成の日をこの日に迎えられ、感慨深いものがあります。

メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.39 )
日時: 2009/01/17 20:03
名前: HD-308

古都様、皆様、こんばんは。

古都様。
以前からなんとなくLe・コルビジェやF・L・ライト、A・ガウディー等のお話の
共通点から、あの方だなぁ〜というのは判っていましたよ〜。
多少の専門知識がないとリアルタイムな応対はできませんからねぇ〜


>あれから14年
あっという間の14年ですね。
「My Martin D-28」での古都様のコメントと愛器の画像(ウェザークラック)を
見た時は本当に胸を打ちました。
あの阪神淡路大震災時に、これだけはと車のトランクの中に閉まって守り
抜いた、大切な大切な愛器の姿ですからね。
以前から「古都様のHD-28が聴きたいなぁ〜」ってお願いしていたのは
このギターのことが分かっていたからです。
古都様がHD-28を売りに出そうと考えていた時も「チョッと待ってよ〜!」って
本気で思いましたし…。
私はウェザークラックだらけのHD-28のほうが好きですが、愛器からすれば
あの嫌な時期に出来た思い出を綺麗にしてくれと古都様に訴えていた
のかもしれませんね。HD-28気持ちが古都様に伝わったのかなぁ〜。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.40 )
日時: 2009/01/17 20:56
名前: 古都

HD-308さん

今回の調整でかなり操作性は上がりました。

当時、手放そうと考えていたのは
大事なギターなのですが最近ではフィンガーがメインで使用する期間が激減していましたので。
本当に使っていただける方に使ってもらうほうが良いのでは?
と考えていた時期があった為です。

体調が落ち着いたら又、HD-28でもUPしたく思います。

ありがとうございます
先ずは お礼まで・・。

PS
最初は見当違いのスレでしたが
恐ろしいことに結構、参照されている方が多いようです。
「古都!それは違うぞ!」でも、他の方には参考になると思いますので
よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.41 )
日時: 2009/01/18 20:24
名前: なみgこぞう

古都さん
 こんばんは
 HD28Custom復活(と言ってもいいでしょう)おめでとうございます。
 いかに自分の物といえど、ここまでやれる機会は、
 それを生業とでもしないかぎり普通は無いでしょう。
 より、ギターを深く理解できる貴重な体験だったと思います。
 そして成功・・・愛器が、その心意気に答えたというふうに思いたいです。
 「大事なギターを、よりかわいがってくれる人に譲ったほうが、こいつの幸せでは?」
 という考え、とても共感します。
 自分は、とてもたくさんのギターを所有したとしたら、どうやって、いつも鳴らしてやるか・・・
 などと、持ってもいないのに考え込んでしまいますので・・・
 その機能を存分に発揮できない・・・なんて・・・
 僕は、HD28を一日でも弾かないでほっておくと、
 帰宅した時、うらめしそうに僕を見ている気がします。
 阪田三吉が言ったといわれる
 「銀が泣いている」 という言葉を、いつも思い出します。 
 しはらく、このサイトのみなさまのカキコなどを読みながら、
 ゆっくりとHD28Customを眺めてやってください。
 大手術からの生還です。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.42 )
日時: 2009/01/18 23:52
名前: 古都

一応の完成
何故一応か?
弾いてみてフレットのスライド感とか
後、ハイフレットの微妙なスリあわせとか
光をあて繁々眺めた後に気になる研磨むらとか・・。
フィーリング的なチューン

なので最初に弾いたのはトミーの「アンジェリーナ」
小指でのスライドを頻繁に使いますからね
そしてDADGADでの半音ダウン岸部さんの「Truth」
「想い出」4カポでのピッチ確認
1310さんの「陽気な日曜日」

最初は
>ある日、彼女が恨めしそうに見ているので、軽い気持ちで
>「ブリッジ再接着しようか」
本当に後先考えず軽い気持ちで始まった出来事。
そして、完成が1/17
途中、私が入院したのも何となく不思議な気持ちにさせる
「お前も身を切れ」といわんばかりか?
必然か?偶然か?
怨念なのか?呪縛からの開放なのか?

スタンドに立っている彼女を見ていると
不思議と懐かしい友と合っていいるような気になる
トップはピカピカになっているのですが
新品という感じではなく、やはり風格がある。(手前味噌でスマン)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.43 )
日時: 2009/01/19 12:47
名前: ダン

皆さんこんにちは。
古都さん、完成おめでとうございます!
以前から古都さんの書き込み内容で「職人」の匂いを感じていましたがここまでやるとは正直予想できませんでした。
また なみgこぞうさんも触れていますが、「より可愛がってくれる人に譲った方が〜」という発想、私も好きです。
若い時からよく歌わせて頂いている大滝真さんの「夜明け前」という曲の一節。

「僕の指がこれ以上、つま弾けなくなったのなら。
古いギターをこれからの 強い若者にわたそう。」
実際そうするかどうかはその時になってみないとわかりませんが、心意気だけは持っていたいです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.44 )
日時: 2009/01/19 19:23
名前: 古都

フレット・サドル・ナット操作性に関する調整なのですが
実質上、皆さんで手軽?に調整に踏み切るのはサドル・ナットだと思います
ですので、それは後日できるだけ詳細に記したく思います。

最初に塗装について失敗談として書き忘れたことを追記しておきます。
塗装時のマスキング
私の場合トップのみのリフィニッシュでしたので
サイド、バック、ネックをマスキングします。
そして、ブリッジ部(これは塗装後薬剤や鑿などで剥離する場合もあるようです)
簡単な話、塗料が掛かってはまずいところを覆うだけです。
マスキングする端部、エッジは必ずマスキング・テープを使いましょう
私は最初、図面を仮留めするドラフティング・テープを試しましたが
悪くはありませんが幅が狭いですね。
ですので100均で幅2.5センチ物を使用しました。
何を失敗したかといいますと
全てにテープを張るほど馬鹿なことはしません
もっと、馬鹿な事をしでかしました
エッジ部分のみテープを張って残りを覆うのは何でも良いのです
その、何でも良いものに「サランラップ」を使用してしまいました。
しっかり、跡が残ります。コンパウンドで消しましたが・・・。

あと、ピックガード周り
塗りこみにしましたのでピックガード端部はテーパーを掛けていますが
塗装最終段階でトップとの段差をスムースにするため
スプレーを近づけ吹き付けた。
ピックガードに気泡が5箇所位できた(研磨で2ヶ所に減ったが)

これは失敗ではありませんが、最終塗装後30分位置いて
マスキングは取り除くほうが良いでしょう
特に今回、ブリッジ部 塗装硬化の時間まで放っておくと
剥がすとき塗装エッジがささくれるかもしれません。

あぁ、ここまででも結構長くなってしまいましたので
報告は、又 後日で許してください。

お詫びに、完成写真 貼っておきます。
フラッシュ有・無です色加減はわかるでしょうか?
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.45 )
日時: 2009/01/19 20:28
名前: KAZZ

すごいですね!
いいじゃありませんか。
GOOD JOB

缶スプレーと聞いていたので、どうしてもスプレーガンと
比べると霧化時のミストの微粒化に不利かなと思っていましたが、
フラッシュなしの写真がよくトップの艶がわかります、
またフラッシュありは全体の色目がよくわかります、

トップ上の指板とのキレやサイドとのキレのバインディング上とかが難しいですね、

あと、紙テープ(私たちはラッカーテープと言います)
は3Mとかの車両用(自動車補修などでよく使用されます)は便利です、
一見フツーの紙テープですが2〜30センチひっぱりだすと
ワカメみたいになるんです、曲線に貼れますもちろん直線にも貼れます、
テープの厚みも気になるところですね、
ラップを使用しての自作養生用マスカーはGOODアイデアだったのに、塗膜を冒しましたか?

私のマーチンはロボットが塗ったと思うと
少しへこみますが・・・
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.46 )
日時: 2009/01/20 01:07
名前: マーチン党

おおっ!!!

ついに鉄人・・・じゃなかったHD28号の修復完了ですね。

もしかして、バックにジェット噴射機を増設して
空飛ぶ能力も与えられていませんか
・・・だったらスゴイ。

というバカなジョーダンはおいといて
before→afterで
たしかにキレイになってますけど
音の変化はいかがですか?



メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.47 )
日時: 2009/01/20 18:15
名前: 古都

なみgこぞうさん ダンさん
>「より可愛がってくれる人に譲った方が〜」
今でもそう思っています、私にとってはギターは道具であり
(道具というのは表現の右腕といった感じ)
弾く為にありますので弾かないのであれば
弾いてもらえる人の下に行った方が良いと考えています。
なので過去スレで「あの世へもって行きたい1本」というのがありましたが
何も死んでまで道連れにする必要は無いとも考えています。
その時は誰かに無償であげます。
ただ、その人は私が選びます。
・・・と、又 敵をつくるような発言してしまいました。

KAZZさん
ありがとうございます
実際に手にとって見るとプロのKAZZさんからは荒が見えると思います
自己満足的には合格だと思っていますが・・。
ところどころね・・・。

>私のマーチンはロボットが塗ったと思うと
どうなのでしょうかね?
ブース内で環境も安定しているし、調合や吹きつけ距離など
ベテランの職人さんの手はずをメモリーしているでしょうから
無駄なく完璧に出来そうですけど・・・・。
失礼ですが、やはり塗装も人がしたほうが良いのでしょうかね。

マーチン党さん
>空飛ぶ能力も与えられていませんか
いや!
実はサイドにCDスロットを設け
セミスピーカー内蔵で、弾かないときのオート・シーズニング機能付です。

嘘です。

>音の変化はいかがですか?
未だ解らない、と言うのが正直なところでしょうか?
塗装も未だ完璧には硬化していないでしょうし。
一番気になるボディー腹ぼて現象が出てくるかもしれません。

現在においての主観と言うところで述べますと
弦を張って数日たち弦鳴りが落ち着いてきたころですが
以前に書いた音の感想に大きな変化は無いです

サスティーンとストレスの無いくっきりとした輪郭に変化
>なんとなくですが以前のマーチンらしい
>泥臭さというか?福与かさというか?影というか?、はかなり減りました。
>そして悪く言えば28らしくない音なのかもしれません。
>私の知っている楽器ではCollings D2Hに近い。
>ボリュームは若干落ちたように思える


そして、最近感じているのが 以前は和音がボディーで混ざりボーンと
前に出ていた感じが、サスティーンのせいか?弦ピッチのチューンのせいか?
和音としての分離感の輪郭がかなり際立つ

ソロ系の私には、ありがたいことですが
多分 鼈甲ピックでブルーグラスやガンガンストロークするとうるさいかも。
ナイロン、ハード当たりが似合いそう。

「とりあえず聴いてみてください」と言いたいが
しばらく待ってね。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.48 )
日時: 2009/01/21 06:47
名前: なみgこぞう

みなさん、古都さん、おはようございます。

古都さんの書き込みからは、音も気に入っている様子が伺えます。
いい感じに安定してきたら、ぜひ音を聞かせてくださいね。

こぞうが、音のメカニズムを言うのも僭越ですが・・・
 ちゃんと音がでるのは、基本的には共鳴の産物のはずと一人思っています。
 なので、ボディ&ネックが形成された段階で、ほぼ基本性質は決定され
 ているのではないかと思っております。
 時間経過は、材の密度(固有振動数)を変化させるのだと・・・
 それにしても、このギター(特にボディ)の形状・・・よくできてるよなぁ。
 低い音から高音まで、ほんまにバランスよく共鳴させると、いつも感心します。
 しかも何ともかっこいい形・・・こぞうは、ドレッドノートの形に刷り込みがあり、
 その本家のマーチンにやっぱ憧れがあったのだと今は思っています。
 そして、後はこの基本ポテンシャルを如何に損失させないようにするか・・・
 牛骨サドルに変えたら全然ならなくなった時に、そう思いました。
 先日、K楽器の兄ちゃんと話していたら、
 牛にも骨粗しょう症みたいなのがあって、品質にバラツキありますって、
 言っておられましたが、それなりに納得しました。
 でも、真実のところは、こぞうの加工がヘボかった(特に底面)のだと今は思っています。
 そして、変な話ですが、僕がギターを弾く部屋では寝転んで弾くと、とてもええ音がします。
 サウンドホールを上に向けると部屋の共鳴が増します。
 何が言いたいかというと・・・ほんま試奏する環境で全然、印象は変わりますね。

そういう意味では、こぞうが今持ってるHD28を試奏した店の環境は最悪だったな。
雑多に物がいっぱい置かれていて、完全な吸音スタジオ状態でしたから。
そこで、「おっ」って感じる音がしたのだから・・・
僕のHD28は、良いのだと今でも思っています(てまえみそでスミマソ)。
やっぱ、お腹にドンの感覚は大事かな。
今でも、機会あるたんびに、あちこちでD28を試奏させてもらいますが、やっぱ差があります。
D28オーナーになってから平気で試奏させてって言えるようになっちゃいました(爆)
以上、脈絡のないかカキコでした。
失礼しました。
笑って読み飛ばしてください。

それから
 「死んで灰になる自分と、愛器をいっしょに焼いてどうすんの」的発言は
 古都さんの価値観を表現しているのであって、人がどうこう言うことじゃ
 ないから、いいのじゃないですか?
 でも、こぞうが思うには、古都さんがご自分の考えを述べるのに、実際の
 誰かのカキコやスレタイを比較対照とする必要は必ずしも無いと思います。
 批判が目的でなく、自分の考えを述べることが目的ですものね。
 脱線の始まりは。そこにあるように感じておりました。
 こぞうの場合は、過去の有名人発言や逸話を引きあいに使うようにしてます。
 そのほうが角が立たないし、みなさんに言いたいことが伝わりやすいと、
 感じるからです。

朝から、しょうもないこと言ってごめんさい。
とにかくHD28Custom完成おめでとうございます。
ANGELINA楽しみにしています。
ではっ

PS:こぞうも、ANGELINAだいぶマシに弾けるようになりましたよ(^^)v
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.49 )
日時: 2009/01/23 20:43
名前: 古都

なみgこぞうさん
>脱線の始まりは。そこにあるように感じておりました。
全くです。悪い蟲だな。
解っちゃいるけど・・・、気をつけます。

ギターのリペアが完成してから
燃え尽き?報告を怠っておりました。
どうやらトップの腹ボテは大丈夫なようです。

近日中に、報告いたします。
昨年、壊れたデジカメも修理から戻ってきましたので
また、UPして聞いてもらおうと思います。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.50 )
日時: 2009/01/24 11:23
名前: なみgこぞう

みなさま、古都さん
 こんにちは
 バーンアウトしてましたか・・・
 無理ないですね。
 
 ところで、先般はでしゃばった事を言いました。
 ほうっておくと、せっかくの良いスレが・・・
 と思いましたもので。
 ・・・って言っちゃちゃぁダメか!
ではっ
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.51 )
日時: 2009/01/24 22:37
名前: マーチン党

古都様

あなたのなされたことは
いうなれば「レストア」かと思います。
元の状態に忠実に再生するってやつかな。
その点、私の場合、バイクでもクルマでも
いわゆる「改造」マニアでした。
マフラー交換は当然として
ボアアップ、クロスミッション、強化サス・・・
さんざんやりまくりました。
そのおかげで、死にそうな目にあったこともありますが(恥)

今、なんとなくその悪い病気が再発してきて
愛器のサウンドホールをボアアップ(切り裂き拡大)し
なんちゃって「クラレンス」してみようかな
などという暴挙に出てしまいそうな気がムラムラなのですが
やっぱ、やめといたほうがいいかなぁ(笑)

実際に、そんなことやった方はおられますのでしょうか?
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.52 )
日時: 2009/01/25 02:25
名前: 古都

マーチン党さん

>いうなれば「レストア」かと思います。

へたった、タイヤ交換と(再塗装)
サスの強化(ブリッジプレート強化)
リミッター解除(ナット・サドル交換)
ですかね。

>やっぱ、やめといたほうがいいかなぁ(笑)

難しいですね、反対する人は多いでしょう
私の行為にしても「せっかくのカスタムを・・・。」と考えている方もいるかと思います。
要は自己責任ですね。
でも、道具を使いやすくするとか、理想の音に近づける
と言った行為は私は好きですね
クラレンス本人も転売など考えて指板交換などしなかったでしょうし・・・。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.53 )
日時: 2009/01/25 15:57
名前: マーチン党

古都様

ギター買ってみて気に入らなかったら、買い換えるというのはわかるとしても
最初から転売(だいたいそういう考えでギター買う人間の感覚が好きじゃない)
など考えていたら
ギターはむろんクルマやバイクだって
改造なんてできゃしませんよ・・・
単なる自己満足的な快楽行為なのだから
改造という行為はもちろん自己責任
やってみて、その結果しだいで
痛い目にもあうし、
また人間は、痛い目にあって学習&成長するものだと思います。
少なくとも私はそうでした。
バイクやクルマの場合は、命にかかわるケースが高いので
あまりあすすめできませんが
ギターの場合は「ああっ失敗した」くらいで済むことだと思うので
やってみたいのですけど、まだ迷ってます。
なんとなく考えているのは、
サウンドホールインレイの最内側ギリギリまで
コンパスカッターで切り取ってみるという方法ですけど・・・

このような行為に対して
反対する人の意見もお聞きしてしてみたいと思います。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.54 )
日時: 2009/01/25 19:08
名前: 28好き◆kQVXtLtv5CA

皆さん こんばんは

古都様 遅ればせながら退院おめでとうございます
そしてD-28カスタムのレストア終了(一応という事ですが)おめでとうございます。
模型作りは結構得意な私ですが、ギターを此処まで手をかける勇気は有りませんね〜
私もマーチン党様と同じくバイクや車ならエンジンまでばらして組み直した事はありますが、ギターとなるとおいそれとは・・・
機械ならばらした手順と逆に組んでいけばよいのですが、ギターとなるとそこに不確定な要素が出てきますよね

もし私が自分の持っているギターをレストアする事になったとしたら、
まずはジャンクを持ってきて有る程度の練習をしてから始めると思います

それにしても新たなる命を与えられたD-28カスタムの音を聞いてみたいです。
古都様の準備ができ次第で結構ですので時期が来ましたら音源のアップをお願い致します。

PS 以前頂いたアンジーの音源 今でも私の目標となっておりますよ〜
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.55 )
日時: 2009/01/25 19:40
名前: 太郎八

こんばんは、みなさん

マーチン党 さん
えーと、反対意見ではないんだけど、気づきをすこし。

まず、サウンドホールの径が変ると、ウルフトーンの発生ポイントが変るんじゃない
のかな。
ドレッドだと、通常GからG#付近が共鳴しやすく、ベーランがズーン、グウォーン
と量感を伴った鳴り方をすると思います。(000だとG#からAあたりかな、フィ
ンガーとかで、タイトなベースを望むと、逆にチョイと不満が出るところです)

サウンドホールを拡げると、その共鳴しやすいポイントが、おそらく上にずれてくる
んじゃないでしょうかね。
以前のスレッドでビンゴさんが次のように仰っておいででした。
「自分の口を丸く開けてほっぺたを叩いたときのポンって音、口を大きく開けるほど、
音が高くなる」と。(少し言い回しは違ったかもしれませんね、お許しを!)

そうしたことから、傾向として、大きなサウンドホールは明るめの音、小さいほうは
深めの音づくりをめざしやすい。そのように言えるのかもしれません。
とは言っても、ほかにも材質やブレイシングをはじめ、種々複雑な要素がからんでく
るんでしょうし、製作家でもリペアマンでもない自分が言っても説得力はないですけ
どね。

ただ、手もとの機種(000タイプ)で Low G# あたりのウルフ(ボンつき)対策をい
ろいろ試してみたところでは、サウンドホールをある程度塞いで小さくしたときに好
結果が得られました。これは、フィンガーピッキン時のトーン・バランスですけどね。
そういう意味で、個人的には少し小さめなサウンドホールのギターに興味があります。

クラレンスのモンスターは、ホールだけじゃなく、材や調整、そして演奏テクを含め
たトータル的なもので、あの音が出てるんだと思います。
各社から出ているラージサウンドホール・モデルも、単に穴を拡げただけじゃなくて
いろいろ工夫してると思うんですがね。どうなんでしょ、、。

と言うことで、もしボアアップ?されるのであれば、いきなり大きく拡げず、少しず
つ拡げていって、トーンの変化、ウルフ・ポイントの変化、そういったことのデータ
を是非とっていただき、且つ、実音も収録して、このBBSでレポートしていただけ
れば有り難いな、などと無責任にも思っています。

でも、どのへんで拡げるのをやめるか、それもカシムツですよね。
さしあたって、28好きさんの仰るようにジャンクもので試してみるのが無難かなぁ。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.56 )
日時: 2009/01/25 20:02
名前: マーチン党

28好き様

>まずはジャンクを持ってきて有る程度の練習をしてから始めると思います

おっしゃるとおりだと思います。
バイクの場合も、まずはポンコツのカブからでしたからね


太郎八様

なんだか、私のレベルでは追いつかない高度なご教授をありがとうございました。

>そうしたことから、傾向として、大きなサウンドホールは明るめの音、小さいほうは
深めの音づくりをめざしやすい。そのように言えるのかもしれません。

明るめになるのなら、自分の目指す方向性にあっていると思います。

>クラレンスのモンスターは、ホールだけじゃなく、材や調整、そして演奏テクを含め
たトータル的なもので、あの音が出てるんだと思います。

こうバッサリいわれちゃうと、
もはや返すことばもございません・・・
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.57 )
日時: 2009/01/25 21:48
名前: rasta

太郎八 様
マーチン党 様

サウンドホールを広げるとボディの空間(箱)の共振音が変わります。広げると上がるので多分G2#、A2あたりを目指すことになるでしょう。
ウルフトーンはトップ板自体の第一共振音に影響されます。音程はF3#からA3の間にあると予想されますが、サウンドホールを広げたことによってそれが大きく変わるとは思えません。また、6弦の2、3、4フレットで一ヶ所ボソッと聞こえるのはその倍音がトップ板の第一共振音に近いからです。6弦の14、15、16フレットを弾くとはっきりわかります。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.58 )
日時: 2009/01/25 22:54
名前: 太郎八

こんばんは

rasta さん

的確な情報とご指摘、ありがとうございます。
太郎八はこれまでのいきさつから、低音弦のボンつきもふくめ、ピークやデッドポイント
などすべてをウルフというのかと思い込んでいました。

rastaさんのおっしゃる意味からすると、たとえば過去スレにあった“3弦開放だけが鳴
りすぎる”っていう、それこそがウルフトーンってことになるわけですね。(F3#〜A3)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.59 )
日時: 2009/01/25 23:12
名前: 太郎八

連投、すんません

rasta さん

>ウルフトーンはトップ板自体の第一共振音に影響されます。

ということは、ウルフトーンはボディの容積にはあまり左右されず、
トップ板の有効振動面積とその質量にほぼ左右される。そのように
受け取っていいんでしょうかね。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.60 )
日時: 2009/01/26 15:08
名前: 古都

マーチン党さん
これは私の主観なのですが
購入時、気に入って購入したわけですので
基本的には「改造」はしたくありません
しかし、元々ある音のポテンシャルを引き出すのは好きです
簡単な例では、ナット・サドル・弦・ピン・ペグ等の交換
そして、失敗しても復帰できる安心感があります。
今回の「平成大改修」はいわば病む終えない感じでした。
意外と消極的なんですね、私は。
とはいえ、皆さんの参加しにくいスレを参加しやすく
振っていただき、ありがとうございます。
このままでは、「チラシの裏」的なスレでしたから・・。

28好きさん
申し訳ない、というのと久しぶりというのが混ざった感じですね。
HD-28の改修時、「28好きさんやったらもっと上手くするんやろうな」等と
考えたことはしばしば・・。
>まずはジャンク
ごもっとも、そして28好きさんらしい回答です。
私もブリッジ再接着のみしか頭になかったので軽はずみでした。

太郎八さん rastaさん
私はウルフトーンは、デットな部分だと思っていました
では、どうすれば軽減できるのか・・。
私には難しすぎて「カポで対応」なんて安易に考えてしまします。
話が変わりますが、12F接合ってやっぱり理にかなっているなぁと感じています
弦の振幅中心部をネック質量とボディー質量に振動を振り分ける
いわば、ミッドシップ的かな?
私のギターはFF?
FR?

あっ、
14F接合でも
2カポすれば同じか?

訳の解らないお話でした。


メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.61 )
日時: 2009/01/26 23:24
名前: マーチン党

古都様

なんだか、私の軽はずみなレスのせいで
ヘンテコリンな方向へ
振ってしまったようで
申し訳ないです。

>購入時、気に入って購入したわけですので
基本的には「改造」はしたくありません

そりゃそうなんですけど
購入時の感覚って
私の場合、けっこういい加減で
これはギターに限ったことではないんですけど
試行錯誤の中で
けっきょく自分だけしかナットクできない領域に行き着ければハッピーなことです。
とはいえ、私の場合、何事につけ
ナットクできる領域に行き着いたことは未だかつて、一度もありません
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.62 )
日時: 2009/01/26 23:54
名前: 古都

マーチン党さん
私に他人行儀な「様」はやめましょう。
くすぐったいやらありゃしない。

いくらなんでもさん
そうなのです、その程度の知識なのです
「ウルフトーン」についてと、改善対策をご教授いただければ
嬉しいです。
皆さんもきっと参考になると思いますよ。

と思ったら、退散、削除ですか?
是非、参加お願いいたします。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.63 )
日時: 2009/01/27 07:55
名前: なみgこぞう

みなさまおはようございます
マーチン党さんおはようございます。
 >購入時の感覚って
 >私の場合、けっこういい加減で
 >これはギターに限ったことではないんですけど
 >試行錯誤の中で
 >けっきょく自分だけしかナットクできない領域
 >に行き着ければハッピーなことです。
これ、よくわかります(こぞうの誤解かもしれませんが)。
僕も、何かにつけ、物を探すとき、ちょっと探して気に入るのが無いと、
すぐ「しゃ〜ないな、できるだけイメージに近い物を探して、後は加工しようっと」ってなります。
子供の時からの傾向です。
そんで、結局、たいていぶっつぶして、元も子なくなります(爆) 
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.64 )
日時: 2009/01/27 18:04
名前: 悪い店員

G音にウルフがピタッとはまった28を売る方法

少しだけチューニングを低めにしてウルフを目立たなくしてからお客様に渡す。

「やっぱり80年代の28はいいですよ〜〜」
「お客様のスタイルにぴったりですねえ〜〜」
「新品の28ではこんな枯れた音はしないですよ〜〜」
「今なら20回分割手数料無料ですよ〜〜」
「他にも迷ってるお客様がいますし、こういうのは出会いが大切ですよ〜〜」
『チャ、チャンスですねぇ、買っちゃいまーす!!!』

こうならないようチューニングはしっかり確認しましょう。
半年弦を変えないで平気なような人は特に注意です。
チューニングがずれても気にならない耳でもそこそこ色々な曲が弾けるような人はターゲットになりやすいです。

基本はしっかり勉強して悪い店員にはだまされないようにしましょう。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.65 )
日時: 2009/01/27 19:26
名前: 古都

悪い店員さん
ウルフはどのギターにも有って
チューニングを変えたとて
G(貴方の例えでは)でなくなるだけだと思いますが?
違いますか?

そして、悪い店員さんは弦を半年張り替えなくとも良い音のギターに
であったこと有りませんか?

探せば有りますよ。
弦鳴りにだまされないようにしましょう。

だまされたとて、本人が気に入れば何も問題は無いのです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.66 )
日時: 2009/01/27 21:29
名前: なみgこぞう

みなさん、古都さんこんばんは。
いや〜いろいろ勉強になります。
こぞうとしては、Dが一番好きなので、それがウネウネとかボソッは絶対嫌です。
ところで、「悪い店員」さんの解説をされているのですから、
「悪い店員」さんではない訳ですよね。
スレはずし、すみません。
読み飛ばしてくださいm(__)m
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.67 )
日時: 2009/01/27 23:45
名前: マーチン党

私は、とても「人の良い店員」さんに
ありがたい目にあったことがあります。
この「ギターの音は最高だね」と知ったかぶりの私
そしたら店員さん「でしょう、これはここで逃したら一生出会えないくらいのやつです」
「うん、そう思うけど予算オーバーだからあきらめる」と、からかい半分の私
そしたら、店員さん「いや、こっちも商売だから勉強させてもらいますよ」
・・・これ以上はいえませんけど、あの店員さんは
今までで出会った中でもイチバン「人の良い店員さん」でした。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.68 )
日時: 2009/01/28 00:13
名前: がんこ爺

まともなギターの作り手ならウルフは音階の間に入れて目立たなくするのが基本だべぇ
後で力木削ったトップ削ったで調整する事は普通しねぇべ
そういう楽器は音色が良くても敬遠するのが普通だべぇ
おみゃーはウルフが音階にもろに共鳴してコントロールしようがねえどうしようもねえ楽器さ触ったことねえだけだろ
常に問題意識さ持って楽器に接してねぇと一生わからねえぞお
楽器のバランスもわからんような人なら騙されても気づかんからそれはそれでいいじゃろう
気づいた時が買い替え時だべえ
まあ精進せぇ
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.69 )
日時: 2009/01/28 01:02
名前: 古都

がんこ爺さん
久しぶりです、きっとリペアも詳しいのではないかと感じます。

ところで、私は体感的にデットな部分は感じるのですが これは共鳴が相殺されていると言うことでしょうか?
(まぁ、耳が悪いのかもしれません。最近は目も来ています。)
と言うことは、質量の変化でペグを交換ってのも手かもしれませんね。
創る段階からウルフの位置を決定するって凄いですよね。
幸い(と言うか解らないだけかも)その様にひどいものに出会ったことはありません。

ただ、今回のリペア(もどき)で各音の調整で結構感じさせられる部分は有りました
言葉では伝えにくい部分ですけど・・。

又、顔を見せて下さい。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.70 )
日時: 2009/01/28 06:30
名前: なみgこぞう

みなさま、古都さん
 おはようございます。
がんこ爺さま
 はじめまして、こぞうと申します。
 私的にファンでございます。
 できますなら、もう少し降臨の機会と登場スレを増やしていただけると幸いでございます。 
 「常に問題意識持つ」ようにいたしますゆえ。
PS:
 「まあ精進せぇ」の決めゼリフ、特にビビっときます。

スレ主さま
スレはずし及び私的なレス失礼つかまつりましたm(__)m
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.71 )
日時: 2009/01/28 12:47
名前: ダン

古都さん、みなさんこんにちは。
なるほど・・。
私は今までウルフトーン自体気にする事無くきましたが、言われてみればサスティーンが急減速する場所や、普通に弾いているのにビョーン!と音が飛び抜けてびっくりすることはありました。
長年使ってきたヤイリから現在の28Vに変えた時に一番悩んだのがこの部分でしたね。
結局弾き方を変えてしっくりくる響きのまとまりを得るのに2週間ほどかかりました。
当初じゃじゃ馬と感じていましたが、どうやらそういうことだったようです。
がんこ爺さんがおっしゃておられる超暴れ馬的なギターは、昔のモーリスで経験したっけ。
そのギターは結局飼いならせずにおわりましたが。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.72 )
日時: 2009/01/28 18:02
名前: rasta

太郎八 さん

返事が遅くなり申し訳ありません。

>ということは、ウルフトーンはボディの容積にはあまり左右されず、
トップ板の有効振動面積とその質量にほぼ左右される。そのように
受け取っていいんでしょうかね。

いきなりサウンドホールを広げるのは勇気がいるので、ダンボールなどで半分くらいふさいでやってみてはどうでしょうか。
ブリッジをタップした音(一番低い音)は下がりますが、弦を弾いたときのボソッとした感じはあまり変わらないはずです。

古都さん、みなさん

ウルフトーンの改善策ですが、あまりにも気になるなら、Xブレイス、トーンバーを削って共振音をずらすしかないです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.73 )
日時: 2009/01/28 18:45
名前: 太郎八

rasta さん
レスありがとうございます。お手間をとらせました。
ウルフの結論はブレイシングに行き着くようですね。

みなさん
以前、デッドポイントに関し、太郎八が試みたことを書き込んだスレッドがありまして、
稚拙な文面ではありますが、よろしければお目通しいただき、お気づきの点などご指摘
願えればと思います。

【記事タイトル:デッドポイント解消法】
http://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/bbs1/188075339495303.html

あ、これ、あくまでもギター本体には手を入れず、いつでも現状復帰できることを前提
に遊んでみたものです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.74 )
日時: 2009/01/29 00:57
名前: rasta

太郎八 さん

ウルフは弦の振動自体を減衰させているようには感じませんか。6弦の14、15、16フレットを弾いてみるとわかりやすいと思います。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.75 )
日時: 2009/01/29 06:18
名前: なみgこぞう

みなさまおはようございます。
restaさま、おはようございます。
横入り失礼します。
>ウルフは弦の振動自体を減衰させているようには感じませんか。
感じます。「ボソっ」ってなる方は弦が震えさせてもらってない・・・
弦振動を支えるいナット(フレットか・・)からサドルの間がいっしょに振動して振動を殺してると感じます。
グラグラの支えでは振動しないのと同じでは?
これは、基本直しようがないのではないでしょうか?
だからピックアップ(マグネットコイル式の方)で拾っても同じではないですか?
エレキは、ガッツリ作ってあって、そういうの割とですが、あまり感じたことないですが・・・
てか、エレキはそういうところ、あまり弾かんかな。
違ったらスミマソンm(__)m
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.76 )
日時: 2009/01/29 12:21
名前: 太郎八

こんにちは

rasta さん

太郎八のトンチンカンな問いにレスいただきありがとうございます。
またしても読解力不足の太郎八でして、すみません。

>ウルフは弦の振動自体を減衰させているようには感じませんか。

えーと、これ、低音弦のデッドポイントには「ウルフ」が影響している、って意味な
んでしょうかね。(>ウルフトーンはトップ板自体の第一共振音に影響... 6弦の2、
3、4フレットで一ヶ所ボソッと聞こえるのはその倍音がトップ板の第一共振音に近
いから)
それともこの「ウルフ」は単にデッドポイントのことなんでしょうかね。

いずれにしても、たしかに6弦、ボンつきポイントのオクターブ上(倍音)のフレット、
なんとなく弦の振動が窮屈そうです。
それに引きかえ、ボディは少しウォブリング気味で、まるでスピーカーのコーンが空
振りしてる、そんな感じです。

>6弦の2、3、4フレットで一ヶ所ボソッと聞こえるのはその倍音がトップ板の第
>一共振音に近いから

読み返していて、またここでわからなくなっちゃいました。
太郎八がタオルや厚紙で試行錯誤し、ボンつくポイントが移動したのは事実ですし、
(>サウンドホールを広げるとボディの空間(箱)の共振音が変わります。広げると
上がるので多分G2#、A2あたりを目指すことになるでしょう)
ですよね。これだと、『トップ板の第一共振音』自体が変っちゃったってことになり
そうに思うんだけど、、。

こんがらがってきて、すでに太郎八のキャパを超えてます。
時間が取れたときにでも、またいろいろ試してみたいと思います。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.77 )
日時: 2009/01/29 12:45
名前: ダン

みなさんこんにちは。
私の印象でなんの根拠もありませんが、あの振動が急減速する感覚は「同一周波数」の振動同士がぶつかり合って相殺されているといった感じがしています。
弦の振動周波数とトップの振動周波数が重なってしまうのがあの急減速の原因ではないでしょうか?
そう考えると逆の理由でGの音が必要以上に伸びあがる事の説明がつくとかんがえますが・・。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.78 )
日時: 2009/01/29 13:44
名前: 古都

こんにちは。
私も感覚としてダンさんのイメージと同じかな。

つい先日、TVで絶対音感なる何か聴覚についての話を見ましたが
そんな人にギター自体(ボディー)をタッピングしてもらい。
このギターは何の音?と確認をしてもらい
例えば「ソ(G)」であったら弦のG音に正のウルフは共鳴し
負のウルフは減退する。
そんな感じかな?と、勝手な解釈ですが。
そうする仮説では、Gの音と言うのは周波数なので
音色とは関係ない、例えばバイオリンのGとギターの
Gとでは音階は同じだが音色は違う
このことは、今回でいうと音色に変化を与える為、
ヘッド質量を替えたり、ボディー容積を変えることは音色を変える行為で
ウルフ自体には、関係ない。
つまり本体自体の周波数を変えるようにしないと解決しない、と言うことでしょうか?

ますます、泥沼です。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.79 )
日時: 2009/01/29 16:02
名前: 悪い店員(今日はいい店員かも?)

ウルフはボディが持っている音程です。
そこに箱がある以上なくすことはできません。
またある程度幅を持っているので、
それがうまい場所に逃げていても多かれ少なかれ必ず影響を受けるはずです。
ウルフが高めの楽器、低めの楽器、ギターの音色を決める重要な要素の一つです。
余談ですが色々なギターをタッピングするといい楽器には
似たような傾向があるのもわかるかと思います。
トップ板の張り加減のバランスはギターの音色を決定する重要な要素であると思います。
これが自由に再現できたならば量産でも銘器の音が作り出せる事でしょう。
構造と木の厚みをコピーしても同じ音が出せないのは、
最後の作り込みが甘いからだと思います。
トップの作り込みは工作技術以上に耳が問われる部分だと思います。
工作精度が低くても良い楽器を作る人は、トップ板をチューニングするセンスが突出しているからだと考えています。
ダン様のおっしゃるとおり飼いならせればそれで良しとして
あまり気にする必要もないかと思います。
自分で弾いてどお感じるかが1番大切です。
多少の癖は個性として認める必要があると思います。
完璧なバランスの楽器が作れたとしてもそれがいい音に感じるかは疑問です。
不完全な要素があるからこそギターらしい音色が出せるのだと思います。
ギターは音程を完璧に合わせる事は不可能な楽器です。
それがまた魅力の一つではないかと思います。
マーチンギターの多くは(ハズレはあるかも)非常に高いポテンシャルがあると信じております。
難曲に挑戦するのも良いですが良いタッチでいい響きを作る事を研究するとマーチンで良かったとなるはずです。
ぜひ2本目、3本目・・・のNEWマーチンをお求めください。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.80 )
日時: 2009/01/29 18:08
名前: 太郎八

こんばんは、みなさん

悪い店員(今日はいい店員かも?)さん  (...なんか言いにくいっすね)

情報ならびにアドバイス、ありがとうございます。

>あまり気にする必要もないかと思います。
>自分で弾いてどお感じるかが1番大切です。
>良いタッチでいい響きを作る事を研究,,,

おっしゃるとおりだと思います。
ただ、自分の場合、OpenG あるいは OpenD を多用し、ほとんどカポは使わないんで、
G2 やA2 あたりの音に余計に敏感になってしまうんですよ。
ベースの基本音だし、倍音の余韻が尾を引いてるその上に、共鳴しやすいほかの音が
かぶさってくることも多いですから。

で、G2 や A2 あたりが「ボンッ、ボソッ」じゃなく、なるべく「ビィーン」って感じ
で鳴り、かつ、膨らみすぎない。そんな音をギター選びや調整(?)の基本においてます。
音を文字で表すのって、いまさらながら難しいですね。
ともあれ、そんなわけで、いろいろ手もとのギターで試してみたりしているんです。
(それこそ楽典やタッチのことは棚に上げて...)

p.s.
お店で、こんな“悪い店員”さんに出会えるとラッキーですね。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.81 )
日時: 2009/01/30 14:56
名前: 悪い店員

ギターは色々試せば試すほど疑問が出てきますね。
弾き方でも調整でも楽器選びでも終わりがない世界だと思います。

ドレッドをお持ちの方なら今度はトリプルオー、
ローズをお持ちなら今度はマホをお薦め致します。
きっと新たな発見があると思います。
勉強のために2号機3号機・・・ぜひご購入をご検討ください。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.82 )
日時: 2009/01/31 02:02
名前: マーチン党

悪い店員様

もしよければ
どちらのお店にお勤めなのか
ちょっとしたヒントでもいいですから
教えて下さい。

ズバリ店名はいえないと思うので・・・

ぜひ、お店に行って直にいろんなためにお話をうかがいたくなってしまいました。
もし、そのお店が遠方(関西方面) でも
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.83 )
日時: 2009/01/31 04:59
名前: がんこ爺

おはようごぜぇーます
爺になると朝がはぇ〜べぇ
今日は綾乃ちゃんとデートだべぇ
やっぱおなごはわけぇ〜方がいいべぇ

古都のあんさんは元気にしとるかあ〜?
おみゃーさんのプレーだとD35が合うように感じるべぇ
ノンスケロップのバランスのいいのだとおみゃーの声にも指弾きにも合うと思ったぞお
ワシの主観だから参考になるかわからんけどなあ

なみへいじゃなくてなみgさんのプレー見させてもらっただあ
石狩挽歌聞いたぞぉ〜低音が効いたええ声してるべぇ
ゲターはスケロップした音みてえだなぁ
おみゃ〜さんの声にはあってると思った
愛のロマンスはワザとテンポ揺らしとるのかわからんが心地よくはなかった・・・
後半はむんずかしいから気持ちはわかるぞお
アンジェリーナ・・・わしゃあ弾けん
フィンガーが好きならもう少しちっちぇー000とか00もええかもしれんぞぉ
キラキラ感の少ねぇマホガネーだとおんもしれえかもしれねえなあ

買い増ししたらワリイ店員さんの思う壺だなぁ
腕を磨くにはゲターもいっぺー買う事も必要だべぇ
ワシは最近ゲターより綾乃ちゃんだべぇ
人生そういう事も必要だと思う今日この頃だあ

まあ精進せぇ
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.84 )
日時: 2009/01/31 08:48
名前: 通りすがり3

悪い店員さん 面白いね いいこと言っているな
それにしても、いまだに半年弦変えなくてもいい音だなんて言っているとは、
本当にたいした耳を持っているKIYAMAだ
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.86 )
日時: 2009/01/31 10:33
名前: CHAMP

古都さんは嫌いだが・・・

通りすがり3さん、通りすがり4さん

>いまだに半年弦変えなくてもいい音・・・

古くてよく鳴っている本当にいいギターにはあるんだよ、そういうのが。
あなたが知らないだけ。 あなたこそ良いギターを持ってないんだなぁ・・・
私? 私のところにはそういうギターが 3本あるよ。 

もう掲示板も変わったんだしさ、いい加減あなたみたいな書き込みは止めようよ。

メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.87 )
日時: 2009/01/31 10:36
名前: CHAMP

追伸

古都さん、皆さん、スレ外し申し訳ありません m(__)m
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.88 )
日時: 2009/01/31 11:04
名前: なみgこぞう

みなさま、スレ主さま おはようございます。

がんこ爺様
 早々のご降臨、誠にありがとうございました。
 しかも、お言葉まで頂戴し、恭悦至極でございますm(__)m
 それにしても・・・
 こぞうが、マ−チン選びでは、一時OOO-28購入に傾いたことまで、
 まるで、お見通しのような書き込み・・・恐れ入りました。
 マホガニー・・・実は、ウクレレ愛好家の友達にもアドバイスされています。
 これについては「悪い店員」さんに、近く相談することになるやもしれません。
 そしてアップ曲にまでコメント頂戴し恐縮です。
 「愛のロマンス」・・・まことに不出来にて、お耳汚しご無礼いたしました。
 お言葉、肝に銘じ精進したく思います。
 綾乃様(だれ?)との大事な逢瀬のご仕度のさなか、
 レス、誠にありがとうございました。
 また、時々お言葉賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

PS
 がんこ爺さま
 「マホガネー」を「孫がねぇ」と最初読み違えてしまいました(笑)

PS
 「悪い店員」さま
 今後も有益な情報をたくさん賜りたく・・・できましたなら
 名前を呼び易い固定HNにしていただけると助かります。
 「悪い・・・」では、こぞうが喧嘩売っているように見えますゆえ。
 ぜひご検討くださませ。
 当方も購入の際は、お世話になりますので(大阪方面??)
 さしでがましいこと言いました。
 すみませんm(__)m

以下つぶやき(※CHAMPさんのレスの事ではありませんので、あしからず)
 きっと、ほんとは好きなんでしょう・・好きの表現もいろいろですから・・・
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.89 )
日時: 2009/01/31 12:54
名前: ダン

古都さん、みなさんこんにちは。
CHAMPさんの仰ること、私も同意見です。(弦の話ね)
今までのギターは弦の生き死にがはっきりとしていたので、比較的交換スパンも短かったのですが、今のマーティンはいつまででもそれなりに鳴っているので、変えずに済んでしまうんですよね。
ホール寄りで弾いた音と、ネック寄りで弾いた場合の音の違いも他のギターと比べると少ないし。
つまり、弦鳴りでは無く、ボディーがしっかりと鳴っている証ですね。




メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.90 )
日時: 2009/01/31 15:55
名前: 通りすがり3

ダンさん 意味わからないのですが
今のマーチンと過去のマーチンでは弦響きが
違うということなのですか?
具体的にどこがどのようにちがうのでしょうか?
自分ではきっちり作り上げられたギターほど、弦の
特製がはっきり現れるものだと思っています
弦がただなっていて、箱が鳴っていないギターは
それがわかりにくいのです
昔のマーチンはどこが違うのか理解に苦しみます
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.91 )
日時: 2009/01/31 16:03
名前: 古都

通りすがり3さん

貴方が感じれば良いことです
ついでに言いますと
昔とか今の楽器 と言う事自体ピンとはずれなのです。

弦を半年変えなくとも良い音のするギターは存在するのです。

これは、購入時にも解ることですが
何でもかんでも同じ条件で新品の弦を張り替えることを
楽器屋に要求する人には解りません
買って帰って、3週間後「あれっ?」ってな事になるはずです。
>自分ではきっちり作り上げられたギターほど、弦の
特製がはっきり現れるものだと思っています

その通りです、その通りなのですが
貴方の記述からは弦鳴り(弦自体の響き)と、ボディー自体の響きが解らないようですね。

精進しましょう。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.92 )
日時: 2009/01/31 16:08
名前: 通りすがり3

でしゃばりが出てきたな
俺はダンさんに聞いているのであって
KIYAMAに聞いているわけでないのわからないの?
第一ダンさんが今までのギターはとか 今のギターはという風に区分けしているので 聞いているまで
人の書いたのちゃんと読んでいる?
理解している?
してないだろうな〜〜君はね
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.93 )
日時: 2009/01/31 16:13
名前: 古都

人の意見を聴くより
貴方が、どう感じるかが 一番大事だと思うよ

音について、人に聞いてどうする?

しかも いっている割に読解力は無い
>今のマーチンと過去のマーチンでは弦響きが
違うということなのですか?

今まで弾いていたギターと、今弾いているマーチンと言うことが理解できないようですね。

今まで持っていたマーチンなどと どこに書いてる?

メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.94 )
日時: 2009/01/31 17:10
名前: HD-308

通りすがり3様、こんにちは。
脇からごめんなさい。

>人の意見を聴くより
>貴方が、どう感じるかが 一番大事だと思うよ
>音について、人に聞いてどうする?

これが一番大事で大切なことだと私も思いますよ。
ダン様はあくまで自分の主観をお話ししてます。
この考えが全て通りすがり3様のお考えに当てはまるかどうかは分かりません。
各自各々で判断するしかないんですから。
失礼いたしました。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.95 )
日時: 2009/01/31 18:54
名前: ダン

古都さんみなさん、こんにちは。
通りすがり3さん、古都さん、HD-308さん、私の書き方が舌っ足らずだったようですみません。
今まで弾いていたギターとはヤイリ305・シグマDR-28・ヤマハFG-151等です。
弦の生き死にがはっきりする順番は、ヤマハ→シグマ→ヤイリといった順です。
期せずして値段の順番となっていますね。
一番弦交換スパンの長かったヤイリでも 夏場1時間ものの本番を2回程使うと明らかに弦が響かなくなったと実感できる状態でした。(まだ死んだとまではいかないにせよ、交換したくなる程度に)
対して28Vは、12月のライブ前に交換して、年末の8時間耐久忘年会(音楽仲間と徹夜で歌いっぱなし)を経て現在に至るまで。
その間毎日弾いている状態でありながらまだ音が死にきっていません。
さすがに巻き弦のアタック時のシャープさは有りませんが、交換したい欲求が生じない程度に十分に心地よく響いています。
ちなみに弦は同じ弦を使っていますので、この差はギター本体の差であると書きこんだ次第です。
さすがにライブ前には見た目が悪いので交換しますが、音だけの問題ならば交換しなくともいけると思います。
そういった意味では、エリクサーを使うよりも胴鳴りするギターを買ったほうが弦交換スパンが長いかもしれませんね。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.96 )
日時: 2009/01/31 19:43
名前: 古都

追伸
私は実際に半年くらい弦を変えない機種が有りますが
やはり、ライブなどでの使用は切れては困るので事前に張替えています。
それも約3日前くらいで、そもそも弦鳴りのギラギラした音が嫌いな為も有ります。

ですので、倍音ギラギラの音が好きな人も存在するでしょうからこれも一括りに出来ません。

ただ、同じ条件ですから弦自体の劣化はしているのでしょう
しかし、交換したいと思うほど音に影響しない
つまり、弦で鳴っている響きだけではないと言うことです
それは、マーチンとか古いとか新しいとかではなく存在します。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.97 )
日時: 2009/01/31 20:22
名前: 911

横から失礼します。
私の場合です。

ごくたまにあるヴィンテージ楽器など、『コン』というふくらみを持った音の、
(口で言うと『オ』の発音をしたときのような口腔の音響のような)
板が薄いような鳴り方をする楽器は、どちらかというと(『ビーン』という)
弦のフレッシュな倍音が消えてくれてからのほうが心地よく感じられることがあると思います。
素朴な木の鳴りといいますか、ダンさまのおっしゃる『弦鳴りでなく胴鳴り』ってイメージです。

系統で言うとマホガニーやハカランダの楽器に多く、スキャロップドブレーシングに多く、
ヴィンテージに多いです。メリルの楽器やD−28HWなんかは新品でそういう鳴り方をしました。

というわけなので、私としては決して『特定の楽器では弦が劣化しにくい』ということではなく、
『劣化した弦によく合う楽器』というものがある。という認識です。

ちなみに、私の場合、D−28は週に一度弦(EJ12)を張り替えますが、
もう相当の間(少なくとも2年以上は)弦を張り替えてない楽器もあります。
DM33Hという楽器で、絶対に新品の弦・フォスファー弦のでは弾きたくない楽器です。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.98 )
日時: 2009/02/02 11:59
名前: ????

皆さん お久しぶりです。

古都さん リペアー完成おめでとさん!

しばらく覗いていなかったのですがBBSが新しくなってますね心機一転新たな気持ちで書き込みしたいです^^;

弦の話題は911さんの『劣化した弦によく合う楽器』とのご意見に賛成です。
付け加えるなら箱鳴りするギターでは弾いていて楽しくない曲もあったりして、ブルース系(全てではないですよ^^)は弦鳴り感が強くサスティーン、音量がほどほど(鳴らない?)中高域に艶があるギターをかきむしるとピッタリはまる…(私だけ?笑)
一概に箱鳴りするギターが良い音とは言い切れないところにギターの奥深さがあるようです。

倍音豊かな箱鳴りギターを弾くと良い音と感じるのは普通の感覚なのであえて否定するのも可笑しなものですが、そんなギターばかり弾いているとさっぱりした弦鳴り感がのこったギターが美しい音に感じたりして、ギター増殖病に歯止めのかからない私です(汗)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.106 )
日時: 2009/02/02 22:52
名前: 28好き◆kQVXtLtv5CA

皆さん こんばんは

古都さん やめましょうね〜
せっかく本来のあなたが出てきたのですから
つまらない煽りは無視して音楽やギターの話をしましょうよ

ま〜 いろんな輩が出てくるのは半分は古都さんの自業自得の部分も有りますけどね

それはさておき 
私のOOO-28EC 半年以上弦を張り替えておりませんが結構いい音でなっています
おそらく言うところの弦は死んでいるのかもしれませんが、ギターが鳴っていると言う感じでしょうか
ま〜 私の耳と感覚ですから当てにはなりませんがね(+_+)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.109 )
日時: 2009/02/02 23:22
名前: 古都

28好きさん KAZZさん
申し訳ありません。その通りです。
実体の無いものに意見をぶつけても無意味でした。

>その後、サウンド
本音いいますと、以前の音がどんなだったのか?
本当に2年近く弾いていなかったもので・・。
ただ、以前に録音したものを聞くと思い出しますね

音が硬い??
低音は締まってる?「ゴ〜ン」から「ゴリィ〜ン」って感じ?リペア後 感じたよりは音がでかくなった感じ。やっぱ「D」のDNAだ?
そしてレスポンスと音の分離感は上がりました。
多分、ナット・サドル交換が効いているのでしょう。
そして、出っ腹が無くなった分 弦高をぎりぎり?まで
セッティングでき、操作性と何より
オープンでチューニングして、5カポに移行しても
6弦を少しチューニングするだけでOK
でも、それと引き換えにブリッジ・プレートのせいか?
再塗装のせいか?ボリュームは落ちている感じがしますね。

今月、中ごろHD-28で
音がわかる様にテスト的数曲UPして見ます。


メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.110 )
日時: 2009/02/03 08:29
名前: 通りすがりパート1

確かにKIYAMAならば 本名も住所も電話もFAXさえさらしているのリアルだ
というか無謀としかえない
お前が読んだものを入力するアシスタント見にいけるな
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.111 )
日時: 2009/02/03 12:01
名前: 古都

>お前が読んだものを入力するアシスタント見にいけるな
26才 独身、嫁がいなければ口説いている美人(と言うか学級委員タイプ?)

>お前探している関西支部の奴らが、kiyamaとわかっって喜んでいたぞ
何も問題なく歓迎、今は後輩ばかりだ

>これでご挨拶にお伺いすることが出来ます
何の、ご挨拶?

本名も住所もTELも掲示していますので
いつでも おいで下さい。
営業や打ち合わせの為 会社には私は4時間くらいしかいない時が多いですので
事前連絡があると助かります。
お茶くらい出しますよ。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.113 )
日時: 2009/02/03 23:11
名前: なみgこぞう

みなさま、古都さんこんばんは

 >今月、中ごろHD-28で
 >音がわかる様にテスト的数曲UPして見ます。

たのしみにしてますよぉ
プレイヤ&Guitar生還記念第一弾ですね。

PS
 MSサイトの演奏もよかったですよ。
 特に「約束」、録音もいいですね。
 でも最近、YOUTUBEの音ってよくなった気がします。
 気のせいかな・・・
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.114 )
日時: 2009/02/03 23:29
名前: 28好き◆kQVXtLtv5CA

皆さん こんばんは

そういえば昔古都さんに言われた「OMー18GEはじゃじゃ馬です」という言葉を思い出しました
私には弾きこなせないとも・・・(別ハンでしたが)
う〜ん やっぱりギターが好きなんだなって思います

つまらない輩は無視が一番ですよ〜
大人の古都さんになってね

って ガキみたいな私が言っても説得力無い(爆)
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.115 )
日時: 2009/02/04 00:10
名前: 古都

なみgこぞうさん
>MSサイトの演奏

あはっ、新たな真実が謎解きのように現れてくる。
あれは、結構古いですね。
何テークしただろうか?その中でもベストに近いものです。
YOUTUBEの場合、動画と言うことで殆ど一発録ですから普段のままと言えそうですね
ステレオも対応しているようですが・・。
次回の音の確認であればプレ王のほうがいいかもです。
しかし、公開されるまで時間が要りますね。
それと、「違う借り物のギター」などというばか者も出てきそうですし・・・。どうしようか?

28好きさん
>「OMー18GEはじゃじゃ馬です」
そうなのです、又ウルフ論とも少し違うようなのですが・・・。
そうそう、以前どこかで私がOMー18GE持っているような書き込みしてしまいましたがOMー18Vの間違いです。
「気づいたのですが まっ、いいか」がでてしまいました。
今のように、気軽に訂正できませんでしたから・・。
ごめんなさい。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.116 )
日時: 2009/02/04 19:55
名前: なみgこぞう

みなさまこんばんは!

 古都さんこんばんは。
 最近トンチンカンなレスが多くてすみません。 
 
 >あはっ、新たな真実が謎解きのように現れてくる。

 こちらとしては、いろいろ楽しみが増えて結構でなことでございます。
 
 ですが前に、ご自分について「不思議人間」とおっしゃいましが、
 ほんとに、演奏によって、ぜんぜん雰囲気がかわりますね(不思議です)。
 僕は、個人的にはYOUTUBEにアップされている「Song for 1310」の、
 独特の「心に突き刺さってくるような演奏」も好きですね。
 あの感じは、まさに古都さん(一面ですが)の独特なものですね。
 あれが「抜き身のような・・・」と過去に評したところです。

 ある程度の技術が無いと演奏で自分を表現できませんが、
 「弾くのが上手かどうか」”だけ”で聴いていると解らないでしょうね・・・
余分なこと言いましたかな。
スミマソンm(__)m
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.117 )
日時: 2009/02/04 20:22
名前: 古都

なみgこぞうさん

コンピレーション・アルバム「daybreak」
http://www.5fusen.com/daybreak.html
で岸部さんが弾いている「夢の中で」と言う曲
これと、「Song for 1310」
多分、どちらも同じイサトさんに対する想いで書かれた曲
どちらも、鬼気迫る部分と悲しさ愛おしさがでていて
私は、彼が語らずとも何を伝えたいのか感じることが出来ました。
特に「Song for 1310」では、「今まで貴方に教わった手法です」と言わんばかり いろんな手法が
練りこまれております。
イサトさんに対して「礼を尽くす」そんな曲ですね。
そして彼の行く末を案じたような曲です。

言葉ではなく、私が感じた部分を感じていただいてくれることほど
嬉しいものはありません。
ありがとうございます。

楽しい曲は楽しく、悲しい曲は悲しく、語りかけるように深くやさしく
(出来ていないことばかりで、私の理想論ですが・・・。)
単なる音の集まりでなく表現できることが音楽の楽しみでは無いでしょうか?
多分、ライブや一発録音で無いと「抜き身のような・・・」(臭い部分は)
テークを客観的に聴いて除外され、もっとスマートな演奏をUPしたと思います。

まぁ、弾く側の思い込みって奴かもしれません。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.118 )
日時: 2009/02/05 01:09
名前: なみgこぞう

古都さん
 ねた?
 一升瓶・・・じゃなかったギターもって遊びに来たよ・・
 パジャマできてしまいました。
 二曲弾いて帰りまっさ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=32fSXCNSmUM&feature=channel&fmt=18
http://www.youtube.com/watch?v=mG2Gfak7yOc&feature=channel_page&fmt=18
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.119 )
日時: 2009/02/05 12:31
名前: ダン

古都さんみなさんこんにちは。
なみgこぞうさんは本当にギターが好きなんですね。
気持ちが演奏から伝わってきます。
ギターが好き過ぎてフロアーの色から建具の色までギターとコーディネイトしてますもんね。

素敵な演奏アップありがとうございます!
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.120 )
日時: 2009/02/07 01:13
名前: 古都

なみgこぞうさん
最近、皆さんのUP曲なかなか聴けていません。

それにしても、相変わらず新曲の消化が早いですね。
私の場合、同じ1曲を約1〜2ヶ月掛けて暗譜、それから弾きこみといった風なので、年に4〜7曲くらいですかね。
しかも、しばらく弾かないと忘れてしまいます。
(少し弾けば思い出しますが・・・。

スローバラードはそうも感じないのですが
ミスティーとAgain・のベース(親指)

これも、奏法は様々だと思うのですがベースのチョッパーのように
第一間接は固定して第二関節で弾いたほうがアタックがはっきりすると思います、
アタックミュートも爪の腹を上手く当てるともっとシャープになり曲全体がかなり引き締まるようです。

多分パジャマ・タイムなので気にして弾いていたのかもしれません。

最後に、すんごいきついこと書きますが
メロディーを唄わせるように心がけてみてください
これは、私の課題でもありますが なみgこぞうさん位 弾けるならなら
そろそろ その辺も意識したほうが良いかもしれません。 



同じHD-28なので今度その辺もしてみたいと思います。

PS
ひょっとしてピックガード変えました?
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.121 )
日時: 2009/02/07 06:30
名前: なみgこぞう

みなさま、おはようございます
古都さん、おはようございます
  昨日は、突然夜中におじゃましてすみませんでした。
  まずもって、丁寧且つとても的確なアドバイス誠にありがとうございます。
  お忙しく、まだ病みあがり状態なのにすみません。
  頭が下がる思いですm(__)m
 
  >それにしても、相変わらず新曲の消化が早いですね。
  >私の場合、同じ1曲を約1〜2ヶ月掛けて暗譜、それから弾きこみといった風なので、
  >年に4〜7曲くらいですかね。

  いえいえ、どれも、手をつけて1年以上やってます。
  最近は、少し早くはなりましたが、まだ一個も完成しません・・・
  それなのに次の曲に手を出します・・・弾きたくなる良い曲が多い・・・
  僕は逆に古都さんのペースに驚きます。
  でも、めげずにやっていきますよぉ(^^)v
 
  >これも、奏法は様々だと思うのですがベースのチョッパーのように
  >第一間接は固定して第二関節で弾いたほうがアタックがはっきりすると思います、
  >アタックミュートも爪の腹を上手く当てるともっとシャープになり曲全体が
  >かなり引き締まるようです。
 
   ベース/これは大変参考になります、古都さんのアンジー他のVから、イメージわきます。
    ちょっと、親指を反そりで固定して軽くたたきつける感じですね!
   アタックミュートもおっしゃるとおりです。
    自分としては、右手がグワシ(楳図 かずおのまことちゃん)のようにして、
    一指し指を独立して使い、ミュートのとき、小指でストップをかけると同時にボディで軽く
    パーカッシブル感を出す弾き方・・・これをイメージしています。
    そうするとシャープに「ちゃっ」となるかなと思っています。
    どうも、小指が立たないのが欠点かと分析してまして、普段からボディに付けて弾くように
    練習しています(パジャマモードでは適当でしたが・・・)。
  
  >最後に、すんごいきついこと書きますが
  >メロディーを唄わせるように心がけてみてください
    いえいえ大歓迎です!
    これは、どの曲にも言える一番大事なところですよね。
    このあたりが、古都さんや太郎八さんは、うまいと思うところです。
    これも、右手ひとさし指を独立して使えることがポイントかと思っています。
    そして、人から演奏を見たときは親指と薬指で挟み込むように演奏できれば・・・と思ってます。
    前に、黄金絃さんがやっていた感じですね。
    「言うは易し、行うは難し」です。
 
  どれも、ものすごく参考になる有り難いアドバイスです。
  重ね重ねお礼申しあげます。 
  
  >ひょっとしてピックガード変えました?
  いえ、前のままです。光線の具合でしょう。
  鼈甲模様自体好きなのですが、もうちょっと”プラスチックぽくない”のがいいんですが、
  全く平らでなくて、ヘリに丸みがあるような・・・
  ようするに本物の鼈甲がいいのですが、資源保護の観点と、「まだそんな腕ではない」
  の理由で、当分今のままです。
PS
  ほんとに、ありがとうございます。
  無理させた張本人が言うのもなんですが、無理されませんよう。
  やぁ〜ギター友達って、やっぱいいですね。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.122 )
日時: 2009/02/07 11:07
名前: 古都

なみgこぞうさん

あまり、隠し玉は言いたくないなぁ。
どの指をどう使おうと個人の奏法でOKなのが鉄弦の風習?だと思いますが・・、
アタックミュート?でいいのかな?
出来れば、人差し指にこだわらなくともいいと思いますよ、
私の場合は中あるいは薬指が多いですね
アタックする弦が高音寄り(4〜2)弦辺りを狙ったほうがシャープに感じるからです。
人差し指だと、メロとかぶる時も多いし どうしてもポジション的に
低音よりを弾くことになりがちです。

それと
>ベースのチョッパー・・・
前もって弦上で待機できますし、慣れると結構正確に早くアクセスできます
そして、後のテクニックとして親指の爪の背で弾き上げる奏法も可能となります。

あくまで、参考程度としてください。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.123 )
日時: 2010/04/13 20:44
名前: 古都

下の方にもぐってました・・・。
深海魚です
そいや、こうせつさんがアダマスをそう呼んでたっけ・・。
息継ぎに、上ります。

ダンさん
>サドルの件ですが、サドルの弦と接する部分、やっぱり45度程の傾斜で仕上げてますか?
このあたりが私の愛器との「エッジ」感の相違に大きく作用しているように思えまして。
28Vの場合、サドルのてっぺんはほぼ平面となっています。
面接触とでもいいますか・・。
そうすることでトップへの振動エネルギーをより多く伝えると同時に、ピンホールとの弦の立ち上がり角度をきつくして、テンションを上げることで音量をかせいでいるように感じます。
ちなみに弦のピンホールの弦ガイド溝も殆どついていません。
これもテンションがきつい大きな要因であり、大音量の立役者でもありますが。
これはこれで良いのですが、ホール上で弾いた時にエッジ感が物足らなく思えて。
弦のテンションを下げると同時に、エッジ感も得られるならば、サドルを加工しようかとも思いますが、それで音量が下がるのはちょっと・・。
などと、欲張りな事を考えています。
ゆえに、どのあたりを落とし所にするかの判断基準にさせていただきたく思います。
ご面倒ですが、ご教授いただけませんでしょうか。

なるほど。
トレードオフになりますが、落しどころの判断ですね。
私の場合サドルに関しては(ナットも)基本「点接地」の考えです
特にサドルの場合は弦楽器の宿命であるピッチの狂いを少なくするため
出来る範囲でオクターブ調整しています
なのでピンからの角度はバラバラだと思います。
そしてエッジ感に関しては経年変化でましてくるようにも感じます
油が抜けるというか?物分りがいいというか?
チューンでは材質の変更(タスクとかボーンとか)が大きく影響するように感じますね。
サドルの面接地から点接地にしてもブリッジに伝わるエネルギーは変わらないと
私は考えますのでピッチを優先しました
厳密にはRがかかっています。
そして一極集中のほうがイメージとしてエッジが聞きそうです
全く根拠はありません。

ピンホールとテンションに関しては同意見です。
サドルへの進入角を浅くするとテンションは下がります
しかし、それはエネルギーを逃がしていることにもなり結果ボリュームは下がると思います。
私は逆にその辺で全体のボリュームのバランスを考えました。
要はフィンガーピッキングに必要なバランス感で低音の存在をかなり殺しています。
ですので正直「Dである必要はない」といわれればそれまでです
長所を殺していることにもなっています。
愛器を長く使いたいだけなのですが・・・。

結論としましてはピンホールは取り返しが付かないので手を出さないのがいいと思います。
これからのギター自身の経年変化や自然的な弦の食い込みも
考えられますから・・・。これは自然に任せましょう。

しかし、サドルの取替え、加工はやってみる価値は十分にあると考えます
ビンテージシリーズだと難しいのですが、その価値はあります。
要はサドルの材質の変更と点接地でエッジ感を狙う
そしてテンションに関しては
オクターブ調整で出来た角度の差だけでも結構変わります。
厳密にはボリュームは若干下がるでしょうがこの辺りが落としどころでないでしょうか?
総合的に弦高も検討されてはどうでしょうか?
同じテンションでも使用感はかなり変えられるはずです。
これは自身のプレーにもよりますので一概には書きにくいです。
あと、ナットもセットで考えると理想的ですね
問題はナット下の接着剤の様子です。
これもクリア感を阻害する要因だと考えています。
材を変えなくともそれだけでも変わります
もし、ナットも交換するのであれば、ゼロフレットの考えで
点接地が良いと考えます。
しかし、同じくテンション(ヘッド角)を生かしたいので各ポストへの弦の導きは溝形状 扇方とし、余分なロスを
避けるようにします。
と同時に溝の深さは弦の1/3〜1/4位が溝に埋まる程度で
乗っかっていると言うか弦がずれないといった感じで良いと考えます。
ヘッドテンションに関しては弦を巻く回数で出来る範囲でタイトにします。

ボリュームとテンションはトレードオフと考えても差し支えないと思います。

これらすべては加工精度に関係するので、特にナット・サドルの底面は木部とジャストフィットしていることが
最低限の条件になります
これが、不安定だと話は全く覆ります。

以上、素人考えでした。

PS
ダンさん
もしプロのリペアマンに依頼するのでしたら
このレスをコピーし「こんなことを言う人がいるのだけど、どうか?」
と確認し、納得され依頼した方が良いと考えます。
ビンテージシリーズのサドルは接着されていますから・・。
取り外しとブリッジの精度出しは大変です。
新規取り付けは接着剤不要です、弦圧でそうずれるものではありません。ナットはヘッドよりの底面でない部分に位置ずれ防止程度に点で接着します。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.124 )
日時: 2010/04/14 13:00
名前: ダン

>古都さん、不躾な質問に丁寧に回答いただきありがとうございます。
また、適切な場所へのレスの移動等々、お手を煩わせ申し訳ありませんでした。

サドル接地面の点と面、私も根拠などありませんが、イメージ的にここが肝だと思えています。
なんか背中を押していただいたように思えますので、これを機会に頂いたご助言を参考に、再度落とし所を検討します!
ガイド溝などは、おっしゃるように 愛器はまだまだ若いので、私が還暦を迎えた以降のコンディションで判断しようと思います。(それまで生きていればですが。)

そのほか、弦巻き数による音の変化等々、認識外のご助言も参考にさせていただきます。

いろいろとありがとうございました!
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.125 )
日時: 2010/04/15 12:58
名前: ダン

>古都さん。
PS文ありがとうございます!
今の所プロの方にお任せする考えはありません。
ネットでギターリペアのオデッセイ?さんが28Vのリペアをアップしているのを発見しましたが、たぶんガンガンピックで力任せに弾く場合が多い私向けでは無い気がしました。
特に28Vの場合、今まで所有してきたギターとは弦の振動運動が違う動きをしますので、あまりテンションをいじるとバズの原因となる気がします。
(現在、12フレット2.5o強で、ネック自体は強めの順ぞりにしてありますが、これがガーンと弾いた時にバズらないぎりぎりのラインです。)

>ビンテージシリーズのサドルは接着されていますから・・。
やっぱりそうですか・・・。
一度、軽くコンコンと叩いてみましたが、外れそうな気配がなかったんですよね。
今考えているのは、サドルのオクターブ調製です。
ただ、外さずにやった事は無いので、他のギターで練習してからにしょうと思っています。
目標は、音量をできるだけ落とさず、テンションをわずかに下げつつ、エッジ感のある音質といったところでしょうか。
ノーマルの音自体は大変好きなのですが、ピアノ音等と合わせると埋もれやすい音質なのが改造を考え出した大本です。

メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.126 )
日時: 2010/04/15 17:49
名前: 古都

ダンさん

私のものは初期のサドルが「ミカルタ」という
紙?の積層圧縮材でした、すぐに黄色く変色し見かけは良かったのですが
音の密度は最低でした。
ロングサドルの取り外しはKAZZさんに教えていただき取り外ししました。
というか?破壊・除去しました。
がブリッジが外れていたこともあり比較的楽でしたが
ボディーにブリッジが乗っている状態では変にルーター等で振動を与えると
ブレーシングに影響を与えそうですね。
恐らく最近の28Vはボーンを使用していると思いますので
材自体は良いと思います

弦高2.5oですか?私のHDで2.8oですのでストロークをするには正直
きつい高さですね。
微妙なラインですので慎重に作業してください。
最悪は取り外しだけでもプロに依頼するのも手です。
材質を変えるのことと底面の不要接着剤の除去だけでも、かなりクリア感は
増すとおもいます。

追伸で書こうと思ったのですが
根拠のない想像なのでやめましたが
サドルの点接地に関しては、厳密には弦振動のエネルギーが
面に対して変わるように感じます
弦の振幅運動は最初の接触点で切れることになりますが
おっしゃるように音量だけなら面のほうが有利かもしれません
しかしエネルギーの総量は変わらないはずですので余振幅を増し
サスティーンに寄与するイメージと
後、雑味が減る(天使の分け前)ように感じます。
ナットも同様ですが弦のチューニング等の摩擦と減りを考えるなら
面接地の方が良いかもしれません。

>ギターリペアのオデッセイ?さん
みました。
みてるだけで、わくわくする作業ですね。
さすが仕事が綺麗です。
そうか!ボディーの養生にアクリル板を使っているのですね
模型用に0.3とか0.4があり、カッターでも加工できますので、良い案ですね。
そして、あんな小さいルータもあるのですね。
電動消しゴムのようです(最近使ってないなぁ)。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.127 )
日時: 2010/04/15 19:39
名前: ダン

古都さん。

>弦高2.5oですか?私のHDで2.8oですのでストロークをするには正直きつい高さですね。

そうなんです。
これがノーマルの状態なのですが、弦を交換してしばらくの間は「ガーン」と弾くと解放3弦がバズる現象に悩まされてきました。(和田さん御推奨のシルクのパンティーをボディーに放り込む作戦も、いまひとつ効果がえられませんでした。  )
不思議と数時間弾くにしたがって、その現象も収まっていくのですが。

いろいろ紆余曲折の挙句、どうせ思いっきり使えないのなら駄目にしてしまってもやむなしとの決心にいたり、ネックを故意に強めの順ぞりにしました。
結果、バズからは完全に解放され次の段階を模索しているしだいです。

ご助言いただいた様々な情報で、予想外のデメリット発生の可能性にも気づく事ができ、感謝します。
危うく物知らずの軽率な行動で、後悔が残る結果を残す所でした。
マイク撮りが主流の私にとって、大音量はハウリングマージンを稼ぐ上で大きな味方になってくれていますが、サスティーンが増すことは、逆に良くない結果になりそうです。
このあたりを再度検討してみる事にします。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.128 )
日時: 2010/04/15 21:24
名前: 古都

ダンさん
そうかもしれませんね。
確かにチューンというのは楽器本来のポテンシャルを
引き出すこともありますが
弾き手の目的にあわせたチューンというのも大事だと思います。
どこかでも書きましたがサスティーンや倍音は多ければよいというものではなく
弾き手のスタイルによっても邪魔な部分となることも十分考えられます。

自分に合うオンリーワンに仕上げてください。

PS
これは大変失礼かと思いますが
ロッドは、あまりいじらない方が良いと考えます。
他にもパズをなくす調整はあると思います。
ネックフェチの私は中古などで
反りという程度でなく、うねったネックを見る機会があるといつも残念に感じます。
長く使っていただくためには、その辺も一考していただけるとうれしいです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.129 )
日時: 2010/04/16 19:26
名前: ダン

古都さん、失礼なんてとんでもないです!

ネックの件、ご忠告ありがとうございます。
実は、以前古都さんが「安易なロッドいじり→ネックのうねり」に付いて書かれていたのも読ませていただいていました。
そのため、当初「ミディアム弦張りっぱなし」作戦でなんとか順そりを得ようと考えましたが、ネック自体に変化は無く、替わりにトップブリッジ下、6弦寄りが膨らんでしまいました。

入手した経緯上、一生手放す事無く付き合っていかなければならない事情がある愛器ですので、最悪プロの手を煩わせる事になる可能性も覚悟の上でのロッドいじりと相成ったしだいです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.130 )
日時: 2010/04/16 21:12
名前: 古都

ダンさん
ロッドをいじる覚悟に対して相当なものがあったと想像します。
なのでなおさら失礼かと・・・。

正直、最近のマーチンのネック伝説は無くなってしまったようですが
ミディアムに耐えボディーに勝っている所は、非常に状態の良いネックだと思います。
これはダンさんとの間柄でのヨイショではありません。
ネックフェチの私としてはボディーも当然ですが「竿物」の宿命というか?
基本、背骨はネックにあると信じて止まないので余計にそう感じています。
これが、良いと本当に一生物になる可能性を大きく感じます。

何とか、良い方向にチューンできますことを非力ながら祈っています。


PS
皆様、私は素の素人ですので参考までに聞いていただき
プロの方の意見を聞く手段程度とお考えいただければ幸いです。
メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.131 )
日時: 2010/04/16 21:49
名前: 古都

少し書かせてください
ネックに対しての話がありましたので・・・。

上に書いたような理由で私はネックフェチです
持った瞬間「おっ!」と感じるのもその重さの比重です。

よくビンテージにエボニーロッドとかTバーとか言いますけど
実はかなりシビアに検討されています???。
といいますか当事のネックの「剛化」ではベストだと判断したのでしょう。

しかし結果は、ネック自体も完全な「剛」ではなく「柔」のものだと考えます。
狙ったのではないと考えますが、上手い具合にバラスを保っています。
つまり弦のテンションに対しネック自体も程よくしなり
ブリッジ以外の振動の還元に寄与しているようです、というか、そう思います。
リバーブ感などもそれが起因でしょう。

その辺りの考えやバランスは「さすが!あるいは奇跡」としか言いようがありません。
これは、狙った設計に対しては不完全な要素だったかもしれません。
時代がライトからミディアム、ヘビーに還元していくさなか、
そして戦中の鉄不足等に対する策として時代ごとに耐久性に対しての答えだったのだと思います。

ネックの質量と容積的に経年変化でヘッドよりの部分は軽く移項していくはずなので
ヘッドが軽くなる傾向にあり音としては「暴れ気味」になる傾向だと思います
なので質量修正にペグなどにこだわる人も多いかと思います。
(単にギア比での操作性で選ぶ人もいますが・・・。)
その辺をも再現しようとしているグレーベンやコリングスはすごいよね。
ラリビーは基本設計が違うけどそれに準じた良い線いってると個人的に思う。

一方、ギルドの55などは比較的最近の「剛」の考えでメープル等の積層とし
強度を測っています
剛性とヘッド自体の大きさで一種異様な硬質感を持ったサウンドとなっています。
アコギとしては行き過ぎの感もありますがもっと評価されて良い機種だと
個人的には思っています。
ギルドのハイエンド機種ということでD-45と比較になるのでしょうが
それはお門違い、設計方針違いだと思うかわいそうというか残念な評価の機種です。
D-28の更なるところ、といったイメージがふさわしい機種です。
そしてボディーも若干オーバービルド気味ですので
弾きこなすのは大変でしょう。
28ですら弾きこなせないのですから、これを弾きこなすのは大変です。
実は私のプレイヤーとしての目標はこれを弾きこなすことにあります。
旧友で'78の55を「使うならやる」といってくれる人がいるのですが、まだまだ足元に及ばず断っています。

小型の12弦ギターもロッドを2本にするなど革新的なものの考え方を持っています。
そしてオベーションのネックもそうですね。
ブリッジ・ピンの通し方も当事画期的でローテンションとネックを薄くすることに
成功した例だと思います。
アプローチとしてはエレキ的な考えだとも思いますが、
プリアンプを通すという前提では新しい考えだと思います。

他にもボルト・オン・ネックとか、まだまだありますが、親父の与太話は これくらいにします。

操作性はさておき、ネックは大事ですよ!

メンテ
Re: 「徹底研究」入門 ( No.132 )
日時: 2010/04/19 19:20
名前: ダン

古都さん。
正直「ネックの構造や材質が音色や響きに関わってくる」という認識がありませんでした。
以前他のスレで「ペグの交換と音質の変化」に関連する書き込みがあった時も、自分とはかけ離れたハイレベルな話として読み流してました。
全ての構成パーツに付いてもっと勉強しないと駄目なのが なんとなくわかってきました。
一度仕切り直して、「要・不要」を検討しなおしてみます。
親身なアドバイスありがとうございます!
メンテ

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