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第2回(平成9年11月4日)
緊急特集 韓国競輪体験記(その1、基本事項の巻)
 11/ 4 1997.

いきなりだが、行ってしまった。どこへって、韓国競輪。
 その存在は知られているものの、詳しいことは日本の競輪ファンにあまり伝わっていない韓国競輪。この私もいままでその詳細については全く知らなかったのだが、急遽思い立って行ってきた。そこで、このホームページ上で数回に分けて韓国競輪ガイドをお送りしようという次第である。向こうの主催者に取材してきたというわけではないので細部まで解明はできていないのだが、観光ガイドとしては十分に機能するはず。皆さんも海外旅行を計画の際は、ソウル競輪旅行を選択肢に加えてはどうだろうか。
 まず第1回目は基本的な事柄から。

<開催日>

最初に気をつけていただきたいのは、通年開催ではないということである。なにしろ、ソウルはもんのすごく寒い土地。真冬の開催は不可能なのだ。開催は3月の後半から12月の上旬まで。ちなみに97年は3月15日から12月8日となっている。このHPを読んで張り切って行ったら冬期休業中だった、などということのないようにしていただきたい。
 開催は毎週金・土・日の3日間開催。とはいえ予選・準決・決勝のようなステップになっているわけではなく、あちらなりの番組の組み方があるようだ。このうち金曜開催については地元の人でも知らないケースがあるようだが、心配せずともちゃんと開催はしている。

<競輪場の所在地>

ソウルオリンピックの時に自転車競技をやったスタジアムが競輪場となっている(今後移転の予定もあるらしいが)。最寄り駅はチャムシル(蚕室)駅。地下鉄2号線の16番(ソウルの地下鉄は駅ごとに番号がついている)で、高級ホテルが多く建つシチョン(市庁)駅から約30分といったところだ。
 このチャムシルというのは、あの有名なロッテワールド(現近鉄の小池がロッテに指名された時「ロッテワールドをくれるといっても行かない」と言った、あのロッテワールド)と直結されている駅なので、各種ガイドブックにも掲載されている土地である。しかし、競輪場へ行くにはロッテワールドと反対側の出口を出ていただきたい。「Olympic Park」の表示が目印となる。地上に出ると、片側4車線のものごっつい道があるので、ロッテワールドに背を向ける形でその道を進む。すると、突き当たり(というかY字路の分岐点)のところでオリンピック公園の正面(写真1)に出るはずである(チャムシル駅から徒歩10分くらいか)。競輪場はこのオリンピック公園の中にある。


公園の写真

写真1

公園の写真

写真2


正門から公園内に入ると、競輪場は右奥の方向になる。正門からけっこう歩くので途中で不安になるだろうが、ちゃんと競輪場はある。あるいは正門を入らず、正門右側の壁に沿って公園の外を進むと、7分ほどで大きい駐車場の見えるところに出る。ここから競輪場へ入ることもできる。入場無料なのでモギリ等はないが、こちらの方が競輪場のメインゲート(写真2)っぽい感じだ。

というわけで、とりあえず第1回は開催日と競輪場の場所について触れてみた。次回からは私の体験記の形で韓国競輪の紹介を進めていくことにしたい。


公園の地図

公園の地図
はオリンピックパークの正門
は競輪場



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